JP4096815B2 - 廃プラスチック減容固形化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は廃プラスチック減容固形化装置に関し、特に、加熱炉にて加熱軟化させた廃プラスチック片を後段の減容固形化プレス装置へ搬送するのに適した廃プラスチック減容固形化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場や家庭から排出される廃プラスチックを電気炉の熱源や炭素源として有効利用することが試みられており、この場合、ポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性廃プラスチックを50mm角程度の小片に破砕して加熱炉で加熱軟化させ、軟化した廃プラスチック片を減容固形化プレス装置の金型へ供給して、所定の大きさの固形化物としている。なお、特許文献1には、加熱炉のドラム内に廃プラスチック片とともに無機質微粒子を投入して、溶融した廃プラスチック片がドラム内壁等に付着するのを防止するものが開示されている。
【特許文献1】
特開平10−264159
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、加熱炉で加熱軟化されたプラスチック片は「もち」状を呈して付着し易く搬送が困難であった。これを解決するためにプラスチック片に鉄粉等の付着防止材を混ぜて加熱炉で加熱軟化させていたが、ベルトコンベア等の一般的な搬送装置では、付着等の問題が解決されていなかった。そのため、従来は、加熱炉の排出口の直下に減容固形化プレス装置の受入れバケットや金型を置いている。しかし、スペース上の制約等により加熱炉と減容固形化プレス装置を接近して設けられない場合があり、軟化プラスチック片の付着の問題を解決する加熱炉から減容固形化プレス装置への搬送手段が求められていた。
【0004】
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、加熱炉で加熱軟化させた廃プラスチック片を後段の減容固形化プレス装置へ好適に搬送することができる廃プラスチック減容固形化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本第1発明では、廃プラスチック片を加熱軟化させる加熱炉(1)と、加熱炉(1)から排出される軟化プラスチック片を載置して搬送する振動式コンベア装置(3)と、振動式コンベア装置(3)の後段に設けられた減容固形化プレス装置(2)とを具備している。
【0006】
本第1発明においては、加熱炉内で加熱軟化させられた軟化プラスチック片は、周期的に振動する振動式コンベアのトラフ上でその幅方向へ広がるとともに、トラフの振動に伴って減容固形化プレス装置に向けて搬送される。この搬送時に、周期的に上方へ跳ね上げられることにより、「もち」状となった軟化プラスチック片がトラフ内面に付着することは防止され、良好に搬送される。この場合、周期的に振動させられるトラフ上で軟化プラスチック片はトラの幅方向へ広げられるから、トラフの下流端にその幅方向へ減容固形化プレス装置の受入れバケットや金型を複数列配置して、これらに同時かつ効率的に軟化プラスチック片を供給することができる。
【0007】
本第2発明では、軟化プラスチック片が排出される位置よりも上流側で、振動式コンベア装置(3)に付着防止材を供給する供給装置(4)を設ける。付着防止材としては鉄粉ないし微粉砕されたシュレッダダストが好適である。本第2発明においては、軟化プラスチック片は周期的に上方へ跳ね上げられつつその表面が付着防止材でまぶされるから、振動式コンベアのトラフ内面への軟化プラスチック片の付着がさらに良好に防止される。付着防止材として鉄粉および/または微粉砕されたシュレッダダストを使用すれば、電気炉において軟化プラスチック片と共に金属廃棄物等の処理も可能となる。
【0009】
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1には廃プラスチック減容固形化装置の要部側面図を示す。図1において、前段に設けられた加熱炉としてのロータリキルン1と、後段に設けられた減容固形化プレス装置2との間に振動式コンベア装置3が設けられている。振動式コンベア装置3は架台31上にバネ体32で略水平に支持されたトラフ33を備えている。トラフ33は上方へ開放する一定幅の略U字断面に成形された金属製の長尺体で、開放部は一部を除いて蓋体で覆ってある。トラフ33の下面には下方へ突出する略三角形のヨク板34が設けられて、当該ヨク板34に固定された振動モータ35によってトラフ33が周期的に前上方(図1の右上方)へ振動させられる。
【0011】
ロータリキルン1の排出口11がトラフ33の開放された後半部上方に位置しており、ロータリキルン1内で加熱軟化させられた廃プラスチックがトラフ33内に落下排出される。架台31の後端には電磁フィーダ4が設けられており、その排出樋41の先端がトラフ33の後端部上に位置している。これにより、電磁フィーダ4のホッパ42に供給された付着防止材としての鉄粉ないし微粉砕されたシュレッダダストが排出樋41の先端からトラフ33の最上流位置である後端部へ供給される。
【0012】
トラフ33の前端下方には減容固形化プレス装置2の受入れバケット21A,21Bが前後二列で左右(紙面垂直方向)各一対の4個配設されている。各4個の受入れバケット21A,21Bが回転台22上の対称位置に180度離れて設けられて、交互にトラフ33の前端下方位置へ移動させられるようになっている。トラフ33の前端下方位置から離れて前方へ回転移動させられた各受入れバケット21A,21Bの直下には、ローラコンベア23に載置された基板24上に、受入れバケット21A,21Bに対応させて角筒状の4個の雌型25が配置されている。
【0013】
振動式コンベア装置3の架台31には下面の前後位置に車輪36が設けられてレール37上を前後へ移動可能となっており、図略の駆動シリンダによって図示の後退位置と鎖線で示す前進位置へ移動させられるようになっている。後退位置ではトラフ33の前端は後方回転位置にある後側受入れバケット21Bの直上に位置し、前進位置ではトラフ33の前端は前側受入れバケット21Aの直上に位置するようになっている。
【0014】
このような構造の廃プラスチック減容固形化装置において、電磁フィーダ4からトラフ33の後端部へ供給された鉄粉等は、トラフ33の周期的振動に伴ってトラフ33の幅方向へ広がりつつ薄い層となってトラフ33底面を長手方向の前方へ搬送される。ロータリキルン1内で加熱軟化させられた廃プラスチック片(軟化プラスチック片)は薄い層となった上記鉄粉等の上に排出落下させられ、周期的に振動させられるトラフ33上でその幅方向へ広がるとともに、トラフ33の振動に伴って長手方向の前方へ搬送される。この搬送時に、周期的に上方へ跳ね上げられることによって、「もち」状となった軟化プラスチック片がトラフ33内面に付着することは防止される。特に本実施形態では、軟化プラスチック片は周期的に上方へ跳ね上げられつつその表面が鉄粉等でまぶされるから、トラフ33内面への付着がさらに良好に防止される。
【0015】
トラフ33上を搬送された軟化プラスチック片は、振動コンベア装置3が後退位置にある時には、トラフ幅方向に位置する一対の後側受入れバケット21B内にそれぞれ落下投入され、振動コンベア装置が前進位置にある時には、トラフ幅方向に位置する一対の前側受入れバケット21A内にそれぞれ落下投入される。投入された軟化プラスチック片は、180度前方へ回転移動させられた受入れバケット21A,21Bから雌型25内へ落下投入される。軟化プラスチック片が投入された雌型25はローラコンベア23で移送され、移送された雌型25内に雄型(図示略)が進入させられて、軟化プラスチック片が圧縮され減容固形化される。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明の廃プラスチック減容固形化装置によれば、加熱炉で軟化させた廃プラスチック片を付着等を生じさせることなく後段の減容固形化プレス装置へ好適に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】廃プラスチック減容固形化装置の要部側面図である。
【符号の説明】
1…ロータリキルン、2…減容固形化プレス装置、21A,21B…受入れホッパ、22…回転台、25…雌型、3…振動式コンベア装置、4…電磁フィーダ。

Claims (3)

  1. 廃プラスチック片を加熱軟化させる加熱炉と、加熱炉から排出される軟化プラスチック片を載置して搬送する振動式コンベア装置と、振動式コンベア装置の後段に設けられた減容固形化プレス装置とを具備する廃プラスチック減容固形化装置。
  2. 前記軟化プラスチック片が排出される位置よりも上流側で、前記振動式コンベア装置に付着防止材を供給する供給装置を設けた請求項1に記載の廃プラスチック減容固形化装置。
  3. 鉄粉および/または微粉砕されたシュレッダダストを前記付着防止材として供給する請求項2に記載の廃プラスチック減容固形化装置。
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