JP4096470B2 - バッテリ−バックアップ付き電源回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、直流出力を生成するDC/DCコンバ−タの入力となる高調波電流抑制回路の正常/異常を判別し、直流出力が保持できなくなる時点でバッテリ−バックアップによる駆動へ切り替え直流出力を保持するバッテリ−バックアップ付き電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリ−バックアップ付き電源回路は、直流出力を生成するDC/DCコンバ−タの入力となる高調波電流抑制回路を交流電源に接続し、高調波電流抑制回路の出力電圧を監視して、出力電圧が所定の電圧より低下した場合にはバッテリ−入力による駆動へ切り替えてバッテリ−から電力を供給し、出力電圧が所定の電圧に達した場合にはAC入力による駆動に切り替えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のバッテリ−バックアップ付き電源回路にあっては、バッテリ−入力による駆動へ切り替わると、たとえ高調波電流抑制回路が異常であっても、電源回路の直流出力は保持され、装置は正常動作し続けるので、使用者は電源回路内の高調波電流抑制回路が異常を生じていることが全くわからず、更に装置が正常動作しているので、一度装置を正常オフさせその後、装置を再度立ち上げると、異常を生じた高調波電流抑制回路に起動動作を行わせるとこととなり、高調波電流抑制回路の異常状態をより進めてしまい、発煙・発火などの危険性が更に増加させてしまうという問題点があった。
【0004】
また、正常時のバッテリ−入力によるバックアップ動作を保証するために、発煙・発火の恐れがある状態にも関わらず、使用者にアラームを通知することができないという問題点もあった。
【0005】
本発明は高調波電流抑制回路が正常で出力電圧が低下した場合はバッテリ−入力による駆動へ切り替えを行い、高調波電流抑制回路が異常で出力電圧が低下した場合は電源回路をアラーム動作とし装置動作を停止させ、使用者に電源回路の異常を通知することができるバッテリ−バックアップ付き電源回路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のバッテリ−バックアップ付き電源回路においては、高調波電流抑制回路のAC入力電圧を監視する入力電圧監視手段と、入力電圧監視手段の出力と高調波電流抑制回路の出力電圧監視手段の出力とを入力し、高調波電流抑制回路が異常な場合には高調波電流抑制回路の制御を停止させる制御手段とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
図1はバッテリ−バックアップ付き電源回路のブロック図である。電源回路1は、直流出力を生成するDC/DCコンバ−タ2と、コネクタ3により交流電源に接続されてDC/DCコンバ−タ2の入力となる高調波電流抑制回路4と、バッテリ−5に接続されて高電圧を出力する昇圧回路6と、昇圧回路6の出力をDC/DCコンバ−タ2の入力への切り替えを行うバッテリ−入力スイッチ7と、制御回路8とを有する。
【0008】
制御回路8は、高調波電流抑制回路4の入力であるAC入力ラインの電圧を監視する入力電圧監視回路9の出力信号AC−LOWと高調波電流抑制回路4の出力電圧を監視する出力電圧監視回路10の出力信号PF−LOWとを入力し、バッテリ−入力スイッチ7を切り替えるON/OFF信号及び高調波電流抑制回路4の制御部11を制御するPF−ON信号を出力する。
【0009】
制御回路8は、高調波電流抑制回路4の出力電圧を出力電圧監視回路10により監視し、DC/DCコンバ−タ2の動作可能な電圧であるかどうかをPF−LOW信号により判別している。
【0010】
図2は高調波電流抑制回路のブロック図である。AC入力端子a、bは全波整流を行う整流用ダイオ−ド12の入力端子c、dに接続されている。整流用ダイオ−ド12の一方の出力端子eに接続される一次側の+ライン13には、チョ−クコイル14、平滑用ダイオ−ド15が直列に接続され、平滑用ダイオ−ド15を挟んで整流用ダイオ−ド12の他方の出力端子fに接続される一次側の0Vライン16との間にスイッチング素子17、平滑用コンデンサ18が接続されている。
【0011】
スイッチング素子17のベ−ス端子には制御部11が接続されている。平滑用コンデンサ18の両端部は、高調波電流抑制回路4の出力端子g、hに接続されている。
【0012】
高調波電流抑制回路は、整流用ダイオ−ド12により全波整流されてチョ−クコイル14に供給される電流をスイッチング素子17のオンオフ制御を行うことにより、高調波パルスにして平滑用ダイオ−ド15、平滑用コンデンサ18からなる平滑回路に供給し、出力端子g、hから電圧eを出力している。
【0013】
図3は出力電圧監視回路の詳細図である。入力端子iは一次側の+ライン13に接続され、入力端子iには電気抵抗(以後抵抗と記す)R1 、R2 が直列に接続され、抵抗R2 の他端が接地されている。コンパレ−タ19の反転入力端子は基準電圧20に接続され、非反転入力端子は抵抗R2 の一端とノイズ対策用コンデンサC1 の一端と抵抗R3 の一端とに接続されている。ノイズ対策用コンデンサの他端は接地されており、抵抗R3 の他端はダイオ−ドD1 の一端に接続されている。
【0014】
ダイオ−ドD1 の他端はコンパレ−タ19の出力端子とプルアップ用抵抗R4 の一端ととともに出力電圧監視回路の出力端子jに接続されている。抵抗R4 の他端は電源端子Vccに接続されている。出力端子jは制御回路8に接続されている。
【0015】
基準電圧20はDC/DCコンバ−タ2が直流出力電圧を保証できる最低入力電圧e0 の分圧に基づいて決められている。
【0016】
コンパレ−タ19は非反転入力端子に印加する電圧が基準電圧20を上回るときにPF−LOW信号「H」を制御回路8に出力し、基準電圧20を下回るときにPF−LOW信号「L」を制御回路8に出力する。
【0017】
高調波電流抑制回路4の出力端子g、hから電圧eが出力され、コンパレ−タ19の出力が「L」のときは抵抗R2 とR3 とを並列に接続させた合成抵抗による分圧e×R2 R3 /{R1 (R2 +R3 )+R2 R3 }がコンパレ−タ19の非反転入力端子に印加され、コンパレ−タ19の出力が「H」のときは、分圧e×R2 /(R1 +R2 )がコンパレ−タ19の非反転入力端子に印加される。
【0018】
従って、入力端子iに印加される高調波電流抑制回路4の出力電圧eが同じならば、抵抗R2 とR3 とを並列に接続させた合成抵抗による分圧e×R2 R3 /{R1 (R2 +R3 )+R2 R3 }は抵抗R2 のみによる分圧e×R2 /(R1 +R2 )よりも小さいので、コンパレ−タ19の出力が「L」から「H」に切り替わるときの入力端子iに印加される電圧eは、コンパレ−タ19の出力が「H」から「L」に切り替わるときの入力端子iに印加される電圧eよりも高くなければならない。
【0019】
言い換えれば、コンパレ−タ19の出力が「H」から「L」に切り替わるときの入力端子iに印加される電圧eは、コンパレ−タ19の出力が「L」から「H」に切り替わるときの入力端子iに印加される電圧eより確実に低くなってから切り替わり、ノイズ程度の外乱で容易にバッテリ−入力による駆動へは切り替わらないようになっている。
【0020】
図4は入力電圧監視回路の詳細図である。入力端子k,mは、図2に示したAC入力端子a、bに接続されている。入力端子k,mにはダイオ−ドD2 、D3 の入力端子が接続され、ダイオ−ドD2 、D3 の出力端子は抵抗R5 の一端に接続されている。抵抗R5 の他端は抵抗R6 ,R7 、ノイズ対策用コンデンサC2 の一端と、コンパレ−タ21の反転入力端子に接続されている。抵抗R6 、ノイズ対策用コンデンサC2 の他端は接地されている。コンパレ−タ21の非反転入力端子には基準電圧22及びコンパレ−タ23の非反転入力端子に接続されている。ダイオ−ドD4 の一端は抵抗R7 の他端に接続され、ダイオ−ドD4 の他端は抵抗R8 の一端、コンパレ−タ23の出力端子とともに入力電圧監視回路の出力端子nに接続されている。
【0021】
コンパレ−タ21の出力端子には抵抗R9 及びコンデンサC3 の一端と、コンパレ−タ23の反転入力端子とに接続されている。抵抗R8 、R9 の他端は電源端子Vccに接続されている。
【0022】
入力電圧監視回路9は、AC電圧をダイオ−ドD2 、D3 により全波整流した後、その変換された脈動電圧を抵抗R7 とコンデンサC2において蓄電する。前段のコンパレータ21は脈動電圧が基準電圧22を上回るとき信号「L」を出力する。
【0023】
前段のコンパレータ21が信号「L」を出力するとき、後段のコンパレータ23は信号「H」を出力する。コンパレータ23の出力信号がAC−LOW信号である。
【0024】
前段のコンパレータ21の出力が「H」から「L」になったとき、後段のコンパレータ23の反転入力に抵抗R9及びコンデンサC3のCR回路を通じて基準電圧22を上回るようにコンデンサC3の蓄積電圧の放電を行い、これをコンパレータ22により検出することでAC電圧が予め決められた入力電圧範囲外にあるか否かを判断している。
【0025】
制御回路8は、AC−LOW信号とPF−LOW信号とPF−ON信号とを組み合わせたテ−ブルを有し、AC−LOW信号、PF−LOW信号を受け、テ−ブルを参照して高調波電流抑制回路4を駆動するPF−ON信号を生成している。 ここで、AC−LOW信号とPF−LOW信号とPF−ON信号の組み合わせにより、制御回路8は下記の様に電源内部動作を認識し、動作させる。
【0026】
(1)高調波電流抑制回路4の動作中に以下の状況となった場合(PF−ON信号:オン)
1.AC−LOW信号:H,PF−LOW信号:H
→ 入力正常,出力正常 =電源正常。動作継続
2.AC−LOW信号:H,PF−LOW信号:L
→ 入力正常,出力低下 =電源異常。アラーム動作へ
3.AC−LOW信号:L,PF−LOW信号:H
→ 入力範囲外,出力正常 =電源正常。動作継続
4.AC−LOW信号:L,PF−LOW信号:L
→ 入力範囲外,出力低下 =電源正常。バッテリ−駆動に切り替え
(2)高調波電流抑制回路4の停止中に以下の状況となった場合(PF−ON信号:オフ)
1.AC−LOW信号:H,PF−LOW信号:L
→ 入力正常,出力低下 =動作停止(電源起動 可能)
2.AC−LOW信号:L,PF−LOW信号:L
→ 入力範囲外,出力低下 =動作停止(電源起動 不可)
3.AC−LOW信号:H,PF−LOW信号:H
→ 入力正常,出力正常 =動作停止(電源起動 可能)
4.AC−LOW信号:H,PF−LOW信号:H
→ 入力正常,出力正常 =動作停止(電源起動 不可)
このようにして、高調波電流抑制回路4が正常か異常かを判別しつつ、バッテリ−入力による駆動も行うことができる。また異常時には、電源回路をアラーム動作に移行し、電源回路を停止するとともに、使用者へ電源回路が異常となったことを、図示せぬLEDなどの表示素子により伝えることも可能となる。
【0027】
尚、バッテリ−入力による駆動への切り替えはPF−LOW信号が「L」になるまで行わないので、電源回路の瞬断能力の限界まで、バッテリ−入力に頼らずに動作することが可能となっている。
【0028】
図5はAC−LOW信号:L,PF−LOW信号:Lの場合の動作を示す制御回路のフロ−チャ−ト(1)、図6はAC−LOW信号:H,PF−LOW信号:Lの場合の動作を示す制御回路のフロ−チャ−ト(2)である。両図とも(A)〜(G)は、AC入力電圧、高調波電流抑制回路4の出力電圧e、PF−LOW信号、AC−LOW信号、高調波電流抑制回路4の制御部11を制御するPF−ON信号、バッテリ−入力スイッチ7を切り替えるON/OFF信号、DC/DCコンバ−タ2の入力電圧を示す。
【0029】
次に動作について図5、6を参照して説明する。先ず、高調波電流抑制回路4の動作中に「停電」等が発生した場合について、図5に基づいて説明する。
【0030】
時刻t1 で「停電」等が発生し、AC入力電圧が0ボルトになると、図4に示した高調波電流抑制回路4の出力電圧e及びDC/DCコンバ−タ2の入力電圧は、(B)、(G)に示すように降下し始める。
【0031】
時刻t2 で入力電圧監視回路9の出力であるAC−LOW信号が、(D)に示すように、「H」から「L」に反転する。
【0032】
高調波電流抑制回路4の出力電圧eがさらに降下し、時刻t3 でDC/DCコンバ−タ2が直流出力電圧を保証できる最低入力電圧e0 に達すると、出力電圧監視回路10の出力であるPF−LOW信号が、(C)に示すように、「H」から「L」に反転する。
【0033】
AC−LOW信号、PF−LOW信号が「L」に反転したことにより、制御回路8は、高調波電流抑制回路4の制御部11を制御するPF−ON信号を「H」から「L」に反転してオフにし、バッテリ−入力スイッチ7を切り替えるON/OFF信号を「L」から「H」に反転してバッテリ−駆動に切り替える。DC/DCコンバ−タ2の入力電圧はバッテリ−駆動により上昇し始め、時刻t4 で正常状態に戻る。
【0034】
次に、高調波電流抑制回路4の動作中に高調波電流抑制回路4に異常が発生した場合について、図6に基づいて説明する。
【0035】
高調波電流抑制回路4の動作中に、時刻t1 で高調波電流抑制回路4に異常が発生すると、高調波電流抑制回路4の出力電圧e及びDC/DCコンバ−タ2の入力電圧は、(B)、(G)に示すように降下し始める。
【0036】
高調波電流抑制回路4の出力電圧eがさらに降下し、時刻t2 でDC/DCコンバ−タ2が直流出力電圧を保証できる最低入力電圧e0 に達すると、出力電圧監視回路10の出力であるPF−LOW信号が、(C)に示すように、「H」から「L」に反転する。入力電圧監視回路9の出力であるAC−LOW信号は、AC入力電圧が正常なので、(D)に示すように、「H」のままである。
【0037】
AC−LOW信号、PF−LOW信号が「H」、「L」になったことにより、制御回路8は、高調波電流抑制回路4の制御部11を制御するPF−ON信号を「H」から「L」に反転してオフにして高調波電流抑制回路4を停止させ、バッテリ−入力スイッチ7を切り替えるON/OFF信号を「L」のままにする。
【0038】
また、制御回路8は、電源回路が異常となったことを、図示せぬLEDなどの表示素子により使用者へ伝える。
【0039】
DC/DCコンバ−タ2の入力電圧は高調波電流抑制回路4が停止し、バッテリ−駆動にも切り替えられないことにより時刻t3 で急降下し、時刻t4 で出力が0ボルトとなって、図示せぬ装置は停止する。
【0040】
尚、本実施の形態ではバッテリ−入力を昇圧回路を用いて高圧化してDC/DCコンバ−タに入力したが、図7に示すように、DC/DCコンバ−タを2段にし、高調波電流抑制回路4の出力電圧を前段のDC/DCコンバ−タ30に入力し、前段のDC/DCコンバ−タ30の出力とバッテリ−5の出力とそれぞれダイオ−ド32、33を介して後段のDC/DCコンバ−タ31に入力し、後段のDC/DCコンバ−タ31で昇圧するようにすれば、バッテリ−入力を昇圧しない回路構成にも本発明を適用することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏する。
高調波電流抑制回路のAC入力電圧を監視する入力電圧監視手段と、入力電圧監視手段の出力と出力電圧監視手段の出力とを入力し、入力正常で出力低下の場合には電源異常として高調波電流抑制回路の制御を停止させるようにしたことにより、発煙、発火等の危険を防止できる。
【0042】
また、LEDなどの表示素子により使用者に電源回路が異常であることを報知できる。
【0043】
また、入力電圧監視手段は第1のコンパレ−タと第2のコンパレ−タとCR回路とを有し、第1のコンパレ−タによりAC入力電圧が予め決められた電圧を下回る「断」状態を検出すると、AC入力電圧周波数1ヘルツ以上、第2のコンパレ−タの基準電圧を上回るようにCR回路から放電を行い、第2のコンパレ−タの出力が反転したときAC入力電圧が入力電圧範囲外にあると判定するようにしたことにより、停電のときには、電源回路の瞬断能力の限界までバッテリ−入力を使用せずに動作可能となるので、バッテリ−の放電回数を低減できる。
【0044】
さらに、チョ−クコイルを小型化することができるので、電源外形の小型化と軽量、低価格化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バッテリ−バックアップ付き電源回路のブロック図である。
【図2】高調波電流抑制回路のブロック図である。
【図3】出力電圧監視回路の詳細図である。
【図4】入力電圧監視回路の詳細図である。
【図5】電源回路のフロ−チャ−ト(1)である。
【図6】電源回路のフロ−チャ−ト(2)である。
【図7】他の実施の形態によるバッテリ−バックアップ付き電源回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 電源回路
4 高調波電流抑制回路
7 バッテリ−入力スイッチ
9 入力電圧監視回路
10 出力電圧監視回路
14 チョ−クコイル
17 スイッチング素子
Claims (1)
- 直流出力を生成するDC/DCコンバ−タの入力となる高調波電流抑制回路を交流電源に接続し、出力電圧監視手段により高調波電流抑制回路の出力電圧を監視して、出力電圧が所定の電圧より低下した場合にはバッテリ−バックアップに切り替える制御手段を備えるバッテリ−バックアップ付き電源回路において、
第1のコンパレ−タと第2のコンパレ−タとCR回路とからなり、前記第1のコンパレータの反転入力端子に前記AC入力電圧が入力され、前記第1のコンパレータの出力端子は前記CR回路と前記第2のコンパレータの反転入力端子に接続することにより前記高調波電流抑制回路のAC入力電圧を監視する入力電圧監視手段と、
前記高調波電流抑制回路の出力電圧を監視する第3のコンパレ−タからなる出力電圧監視手段とを設け、
前記制御手段は前記入力電圧監視手段及び前記出力電圧監視手段の出力の組合せを記録したテーブルを有し、
前記入力電圧監視手段は、第1のコンパレ−タにより前記AC入力電圧が所定の電圧を下回る電圧が検出されると前記CR回路に蓄積電圧が充電され、
第1のコンパレ−タにより前記AC入力電圧が所定の電圧を上回る電圧が検出されると前記CR回路に前記蓄積電圧の放電を行い、前記放電により第2のコンパレ−タの出力が反転して入力電圧信号をHIGHとして出力し
前記出力電圧監視手段は、第3のコンパレ−タにより前記出力電圧が所定の電圧を下回る電圧として検出されると、出力電圧信号をLOWとして出力し、
前記制御手段は前記テーブルを参照して入力電圧信号がHIGHで出力電圧信号がLOWの場合にONの電源制御信号の出力し、該信号出力により電源異常として高調波電流抑制回路の制御を停止させることを特徴としたバッテリ−バックアップ付き電源回路。
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