JP4094576B2 - オシレータ回路 - Google Patents

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Description

本発明は、オシレータ回路に関し、更に詳しくは、周囲温度に基づいて、生成する信号の周期を変化させるオシレータ回路に関する。
近年、ノートパソコン等の携帯機器では、記憶容量の増加に対応するために、容量の大きなDRAM(Dynamic Random Access Memory)が用いられている。DRAMでは、各メモリセルが保持するデータが時間経過と共に失われていくため、保持するデータが失われる前に、リフレッシュ動作を実行する必要がある。
DRAMでは、リフレッシュ動作の際の動作電流により、電源を構成するバッテリを消耗する。一般に、メモリセルのデータ保持特性は、温度依存性を有しており、チップ温度が低いほどデータの保持時間が長くデータ保存特性が良い。また、DRAMのチップ温度は、自身の動作状態に応じて変化し、DRAMの通常動作中には高温となり、データリテンション中には低温となる。このため、データリテンション中などのチップ温度が低いときには、リフレッシュ動作を実行してから、次のリフレッシュ動作を行うまでの間の間隔(リフレッシュ周期)を長くして、一定時間内に行われるリフレッシュ動作の回数を削減し、リフレッシュ動作による消費電力を削減したいという要求がある。特に、DRAMを搭載した携帯機器には、低消費電力性能が強く要求されるため、DRAMのリフレッシュ動作による消費電力を削減したいという要求も強い。
リフレッシュ周期を温度に依存して変化させる技術としては、例えば特許文献1に記載された技術がある。一般に、温度に依存して周期が変化するリフレッシュ周期の生成には、オシレータ回路が用いられる。オシレータ回路を用いて、リフレッシュ周期を可変とする方式としては、一定周期の信号を出力するオシレータ回路の出力信号を分周する分周回路を設けて、その分周回路の分周数を、周囲温度に基づいて変更するデジタル方式と、オシレータ回路の出力信号の周期そのものを温度に依存してアナログ的に制御するアナログ方式とがある。
図13(a)は、デジタル方式のリフレッシュ周期生成回路の構成を示している。また、同図(b)は、そのリフレッシュ周期生成回路の出力信号の周期と温度との関係を示しており、グラフ(A)は、要求されるリフレッシュ周期特性(リフレッシュ周期実力)を示し、グラフ(B)は、デジタル方式のリフレッシュ周期生成回路が生成するリフレッシュ周期を示している。オシレータ202は、温度依存性を有しない電流源201が発生する電流に基づいて、温度変化に依存せずに一定の周期(基本周期)で発振する。分周回路203は、オシレータ202の出力信号を、温度センサ204が検出する周囲温度(チップ温度)に基づいて決定した分周数で分周して、リフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
DRAMで要求されるリフレッシュ周期は、図13(b)中にグラフ(A)で示すように、温度に対して反比例する。リフレッシュ周期生成回路200は、グラフ(B)で示すように、温度センサ204が検出したチップ温度が105℃から85℃の範囲にあるときには、分周回路203は、分周数を「1」(分周なし)にセットして、基本周期で発振するオシレータ202の出力信号を、リフレッシュ周期信号としてそのまま出力する。分周回路203は、検出されたチップ温度が低くなるにつれて分周数を増加させ、分周数を「2」、「4」、・・・とすることで、基本周期の2倍、4倍、・・・の周期を持つリフレッシュ周期信号を出力する。このデジタル方式のリフレッシュ周期生成回路では、オシレータ202の基本周期に対して大きな倍率のリフレッシュ周期信号を得ることができ、要求されるリフレッシュ周期に近い周期のリフレッシュ周期信号を得ることができる。
図14(a)は、アナログ方式のリフレッシュ周期生成回路の構成を示し、同図(b)は、そのリフレッシュ周期生成回路の出力信号の周期と温度との関係を示している。電流源201aは、出力する電流値が、温度に依存して増減させることができるように構成される。オシレータ202aは、温度依存性を有する電流源201aが発生する電流に基づいて、温度変化に依存した周期で発振する。分周回路203aは、オシレータ202aの出力信号を、一定の分周数で分周してリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。このような構成を採用することにより、アナログ方式のリフレッシュ周期生成回路200aは、同図(b)にグラフ(B)で示すように、温度の減少に対して1次関数的に増加するリフレッシュ周期信号を出力する。
特開2003−100074号公報
ところで、デジタル方式のリフレッシュ周期生成回路では、分周回路203の分周数の切り替え温度付近で、温度センサ204が検出したチップ温度にばらつきが生じると、分周回路203が出力するリフレッシュ周期信号の周期に生じるばらつきが大きいという問題がある。このため、温度センサ204には、高精度な温度検出が要求される。
例えば、実際にはチップ温度が50℃のとき、温度センサ204が、チップ温度が45℃以下と認識すると、リフレッシュ周期は基本周期T0の8倍の周期となり、図13(b)中に点線で示したように、グラフ(A)とグラフ(B)との差が小さくなって、要求されるリフレッシュ周期に対するマージンが少なくなるという問題が発生する。また、逆に、チップ温度が実際には45℃であるのに、温度センサ204がチップ温度を50℃と検出すると、リフレッシュ周期は基本周期T0の4倍の周期となり、不必要にリフレッシュ周期が短くなって、消費電力が増加するという問題が発生する。
アナログ方式では、リフレッシュ周期を電流源201aの電流値の増減に従ってアナログ的に変化させるため、検出温度がばらついても、デジタル方式のように、リフレッシュ周期が大きくばらつくことはない。しかし、アナログ方式において、リフレッシュ周期を大きく変化させたいときには、電流源201aの電流値を大きく変化させる必要がある。この場合、高温時のオシレータ202aの消費電流を抑制するために、高温時の電流値を低く設定すると、低温時では、電流量が減少し過ぎてオシレータ202の動作が不安定となる。また、逆に低温時の動作を保証するために、低温時の電流値を高く設定すると、高温時の消費電流が増加するという問題が生じる。このため、アナログ方式では、実際には、リフレッシュ周期を大きく変化させることはできず、通常、アナログ方式のリフレッシュ周期の変化量は数倍程度に抑えられる。従って、アナログ方式では、チップ温度が低い範囲では、要求されるリフレッシュ周期(図14(b)のグラフ(A))と、分周回路203aが出力するリフレッシュ周期信号SigREFの周期(グラフ(B))との間には大きな差が生じるという問題が発生する。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、検出温度に依存した周期の信号を生成するオシレータ回路であって、検出温度のばらつきに対してリフレッシュ周期のばらつきが少なく、かつ、高温時に生成する周期と、低温時に生成する周期との間の差を大きくできるオシレータ回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のオシレータ回路は、周囲温度に依存した周期で発振する発振部と、周囲温度を検出する温度検出器と、複数のうちから選択された分周数で、前記発信部の出力周期を分周する分周回路とを備え、前記分周回路の分周数は、前記温度検出器で検出された周囲温度が高いほど小さな値が選択されることを特徴とする。
本発明のオシレータ回路では、温度が高くなるほど出力信号の周期が短くなるように、分周回路の分周数を、温度検出器が検出した周囲温度が高いほど小さな値とするため、出力信号の周期を、周囲温度の変化に合わせて、大きな範囲で変動させることができる。また、発振部の発振周期が周囲温度の変化に依存して変化するため、温度検出器の検出温度がばらついたときでも、発振部が温度に依存して周期を変化させない場合に比して、出力信号の周期のばらつきを小さくできる。
本発明のオシレータ回路では、前記発振部が、周囲温度の上昇に依存して増加する電流を生成する電流源と、それぞれが前記電流源で生成される電流に依存した周期で発振し、周囲温度と発振周期との関係が相互に異なる複数のオシレータと、前記温度検出器で検出された周囲温度に依存して前記複数のオシレータから1つを選択するオシレータ選択部とを備える構成とすることができる。この場合、複数のオシレータをオシレータ選択部の選択によって切り替えて使用することで、発振部から出力する信号の周期と、周囲温度との関係を、所望の関係に制御できる。
また、前記分周回路における分周数の選択と、前記オシレータ選択部におけるオシレータの選択とを、前記温度検出器によって検出された周囲温度が予め設定された複数の温度区分の何れに属するかによって制御するように構成できる。この場合、分周回路の分周数の選択と、オシレータ選択部によるオシレータの選択とを、温度区分に応じて、連動して制御することで、オシレータ回路の出力信号の周期を所望の値とすることができる。
本発明のオシレータ回路では、前記発振部が、それぞれが周囲温度の上昇に依存して増加する電流を生成し、周囲温度と電流値との関係が相互に異なる複数の電流源と、前記温度検出器で検出された周囲温度に依存して前記複数の電流源から1つを選択する電流源選択部とを備え、該電流源選択部で選択された電流源の電流に依存した周期で発振するオシレータとを備える構成とすることができる。この場合、電流源選択部の選択によって、オシレータに電流を入力する電流源を切り替えて使用することで、発振周期と周囲温度との関係が相互に異なる複数のオシレータを設けなくても、発振部から出力する信号の周期と、周囲温度との関係を、所望の関係に制御できる。
また、前記分周回路における分周数の選択と、前記電流源選択部における電流源の選択とを、記温度検出器によって検出された周囲温度が予め設定された複数の温度区分の何れに属するかによって制御するように構成できる。この場合、分周回路の分周数の選択と、電流源選択部による電流源の選択とを、温度区分に応じて、連動して制御することで、オシレータ回路の出力信号の周期を所望の値とすることができる。
各温度区分における発振部の周期の変化比率をNとすると、前記各温度区分に対応して選択される分周数を、当該温度区分の直近下位の温度区分に対応して選択される分周数の1/Nとすることができる。例えば、各温度区分において、温度区分内の最高温度での発振部の出力信号の周期をT0(基本周期)として、温度区分内の最低温度での発振部の出力信号の周期が2×T0であるとき(周期の変化比率は「2」)、ある温度区分での分周数が「4」であれば、その直近下位の温度区分での分周数を「8」、直近上位の温度区分での分周数を「2」とすれば、温度区分の切り替わり温度において、オシレータ回路の出力信号の周期に段差を生じさせないようにすることができる。
本発明のオシレータ回路では、温度に依存して発振周期が変化する発振部の発振周期を、分周回路により、温度検出器が検出した周囲温度に依存した分周数で分周する。このため、オシレータ回路の出力信号の周期を、周囲温度が低温のときの出力信号の周期と、周囲温度が高温のときの出力信号の周期との間に大きな差をつけることができ、また、温度検出器の検出温度がばらついたときでも、発振部が温度に依存して周期を変化させない場合に比して、出力信号の周期のばらつきを小さくできる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態例のオシレータ回路の構成を示している。同図に示すように、オシレータ回路100は、電流源101、オシレータ102(0)〜(3)、周期切替回路(オシレータ選択部)103、分周回路104、及び、温度センサ105を備える。電流源101、オシレータ102(0)〜(3)、及び、周期切替回路103は、発振部を構成する。オシレータ回路100は、例えば、DRAMメモリセルと共に、汎用DRAM装置、擬似SRAM装置、又は、システムLSIと同じチップに搭載される。
電流源101は、温度に依存した電流値の電流を出力する。より詳細には、電流源101は、温度が低いほど、低い電流値の電流を出力する。各オシレータ102は、それぞれ、温度に依存して電流値を変化させる電流源101の電流値に従って、温度が低下するにつれて周期が単調に増加する信号を出力する。各オシレータ102の発振周期と、周囲温度との関係は、オシレータ相互間で異なるように設定されている。温度センサ105は、周囲温度(チップ温度)を検出する。周囲温度は、複数の温度区分に区分されており、オシレータ102は、温度センサ105が検出する周囲温度に基き、温度区分に従って、複数のうちの何れかが起動するように制御される。
周期切替回路103は、温度センサ105が検出する周囲温度に基づいて、複数のオシレータ102のうちで起動したオシレータ102を選択し、その選択したオシレータ102の出力信号を、信号S1として出力する。分周回路(倍周カウンタ)104は、周期切替回路103の出力信号S1を、温度センサ105が検出した周囲温度に基づいた分周数で分周し、信号S1の周期を分周数倍した周期を有するリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
図2(a)は、オシレータ回路100内の各種回路で使用されるバイアス回路の構成を示し、同図(b)は、基準電圧発生回路・レベル変換回路の構成を示している。また、図3は、温度センサの構成を示し、図4は、電流源、オシレータ回路、及び周期切替回路の構成を示している。図2(a)に示すバイアス回路107は、電流源101、温度センサ105、及び、基準電圧発生・レベル変換回路108で使用する電圧VBIAS0およびVBIAS1を生成する。基準電圧発生・レベル変換回路108は、電流源101及び温度センサ105で使用する電圧VT0〜VT3を生成する。
図3に示すように、温度センサ105は、第1温度レベル検出部151、第2温度レベル検出部152、及び、第3温度レベル検出部153を備える。第1温度レベル検出部151は、周囲温度が85℃を超えるとHレベルとなり、85℃以下ではLレベルとなる検出信号ST0を出力する。第2温度レベル検出部152は、周囲温度が65℃を超えるとHレベルとなり、65℃以下ではLレベルとなる検出信号ST1を出力する。第3温度レベル検出部153は、周囲温度が45℃を超えるとHレベルとなり、45℃以下ではLレベルとなる検出信号ST2を出力する。
温度センサ105が出力する温度区分信号STT0〜STT3は、検出信号ST0〜ST2に基づいて、その何れかが活性化されるように構成されている。NAND1は、検出信号ST0、ST1、及び、ST2を入力しその否定論理積を出力する。NAND1は、検出信号ST0〜ST2が全てHレベルのとき、つまり、周囲温度>85℃のとき、温度区分信号STT0をHレベルに活性化させる。NAND2は、検出信号ST0がLレベルで、かつ、検出信号ST1及びST2がHレベルのとき、つまり、65℃<周囲温度≦85℃のとき、温度区分信号STT1をHレベルに活性化させる。
NAND3は、検出信号ST0及びST1がLレベルで、かつ、検出信号ST2がHレベルのとき、つまり、45℃<周囲温度≦65℃のとき、温度区分信号STT2をHレベルに活性化させる。NAND4は、検出信号ST0〜ST2が全てLレベルのとき、つまり、周囲温度≦45℃のとき、温度区分信号STT4をHレベルに活性化させる。オシレータ102(0)〜(3)は、対応する温度区分信号STT0〜STT3がHレベルに活性化されると発振を開始する。
図5は、オシレータ回路100の出力信号の周期と温度との関係を示している。同図において、グラフ(A)は、DRAMに要求されるリフレッシュ周期と周囲温度との関係を示している。また、グラフ(C)〜(F)は、それぞれオシレータ102(0)〜(3)の出力信号の周期と周囲温度との関係を示している。オシレータ102(0)〜(3)は、それぞれ、温度105℃、温度85℃、温度65℃、温度45℃のとき、基本周期T0で発振するように構成される。また、オシレータ102(0)〜(3)は、それぞれ、温度85℃、温度65℃、温度45℃、温度25℃のとき、基本周期T0の2倍の周期で発振するように構成される。
周囲温度が85℃を超え、温度区分信号STT0が活性化されると、周期切替回路103(図4)は、オシレータ102(0)の出力を選択する。周期切替回路103によって選択されたオシレータ102(0)の出力信号は、分周回路104に入力される。分周回路104は、活性化された温度区分信号STT0に基づいて分周数を「1」にセットし、オシレータ102(0)の出力信号の周期と同じ周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
周囲温度が65℃〜85℃の範囲にあり、温度区分信号STT1が活性化されると、周期切替回路103は、オシレータ102(1)の出力を選択する。分周回路104は、活性化された温度区分信号STT1に基づいて分周数を「2」にセットし、オシレータ102(1)の出力信号の周期を2倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。また、周囲温度が45℃〜65℃の範囲にあり、温度区分信号STT2が活性化されると、周期切替回路103は、オシレータ102(2)の出力を選択する。分周回路104は、活性化された温度区分信号STT2に基づいて分周数を「4」にセットし、オシレータ102(2)の出力信号の周期を4倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
周囲温度が45℃以下であり、温度区分信号STT3が活性化されると、周期切替回路103は、オシレータ102(3)の出力を選択する。分周回路104は、活性化された温度区分信号STT3に基づいて分周数を「8」にセットし、オシレータ102(3)の出力信号の周期を8倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。このような動作により、オシレータ回路100が出力するリフレッシュ周期信号SigREFは、周囲温度の変化に対して、周期が図5のグラフ(B)に示すように変化する。
本実施形態例では、周期切替回路103による複数のオシレータ102の選択の切替温度で、リフレッシュ周期信号SigREFが滑らかに変化するように、切替前後のオシレータ102の出力周期を設定し、かつ、分周回路104の分周数を設定することで、リフレッシュ周期信号SigREFの周期の変化の段差をなくしている。このため、図13に示す従来のデジタル方式のリフレッシュ周期生成回路200とは異なり、切替温度付近で温度センサ105が検出する温度がばらついたときでも、リフレッシュ周期信号SigREFの周期のばらつきを小さくできる。
図6は、実際の温度よりも検出温度が低めにシフトした際のオシレータ回路100の出力信号の周期と温度との関係を示している。例えば、周囲温度が実際には50℃のときに、温度センサ105が45℃以下の温度を検出する場合について考える。この場合、周囲温度が50℃となると、温度センサ105が出力する温度区分信号に基づいて、周期切替回路103が選択するオシレータ102が、オシレータ102(2)とオシレータ102(3)との間で切り替わる。周囲温度50℃では、オシレータ102(3)(グラフ(F))の出力信号の周期は、基本周期T0よりも短い周期であり、それを分周回路104で8倍した周期は、図6に示すように、同じ温度におけるオシレータ102(2)の出力信号の周期を4倍した周期よりは短くなるが、要求されるリフレッシュ周期に対して大幅に短くなることはない。
図7は、実際の温度よりも検出温度が高めにシフトした際のオシレータ回路100の出力信号の周期と温度との関係を示している。上記とは逆に、周囲温度が実際には40℃となったときに、温度センサ105が45℃以下の温度を検出する場合について考える。この場合、周囲温度が40℃となると、周期切替回路103が選択するオシレータ102が、オシレータ102(2)とオシレータ102(3)との間で切り替わる。温度40℃では、オシレータ102(2)(グラフ(E))の出力信号の周期は、基本周期T0の2倍よりも長い周期であり、それを分周回路104で4倍した周期は、図6に示すように、同じ温度におけるオシレータ102(3)の出力信号の周期を8倍した周期よりは短くなるが、要求されるリフレッシュ周期に対して大幅に短くなることはない。
上記のように、本実施形態例では、検出温度が低めにシフトしたとしても、生成するリフレッシュ周期信号SigREFの周期が短くなるため、要求されるリフレッシュ周期に対するマージンは狭くならない。また、検出温度が高めにシフトしたとしても、リフレッシュ周期が短くなりすぎることはないため、消費電力が大幅に増加することもない。このため、本実施形態例のオシレータ回路100では、温度センサ105の検出温度のばらつきの影響が小さく、従って、温度センサ105に、高精度な温度検出が要求されない。
また、本実施形態例では、温度に依存して出力信号の周期が変化するオシレータ102の出力信号を分周する分周回路104の分周数を、周囲温度に応じて変化させている。このため、オシレータ102の出力周期自体を大きく変化させなくても、分周回路104の分周数を大きくすることで、リフレッシュ周期信号SiGREFの周期を大きく変化させることができる。従って、本実施形態例のオシレータ回路100は、従来のアナログ方式のリフレッシュ周期生成回路200a(図14)とは異なり、消費電力を増大させずに、かつ、低温時の動作を不安定とさせずに、リフレッシュ周期信号SigREFの周期を、一桁を超えるような広い範囲で変化させることができる。
図8は、本発明の第2実施形態例のオシレータ回路100aの構成を示している。本実施形態例では、複数の電流源101a(0)〜(3)と、1つのオシレータ102とを使用して、周囲温度に応じて周期が変化するリフレッシュ周期信号SigREFを生成する点で第1実施形態例と相違する。
電流源101a(0)〜(3)、周期切替回路103a、及び、オシレータ102は、発振部を構成する。各電流源101aは、それぞれ、温度に依存した電流値の電流を出力する。周期切替回路(電流源選択部)103aは、温度センサ105が検出する周囲温度に基き、温度区分に従って、複数の電流源101aの何れかを選択し、選択した電流源101aが生成する電流を、オシレータ102に入力する。各電流源101aの電流値と周囲温度との関係は、電流源101aごとに異なっており、オシレータ102は、周期切替回路103aを介して入力する電流に基づいた周期で発振する。分周回路104は、オシレータ102の出力周期を、温度センサ105が検出した周囲温度に基づく分周数で分周し、リフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
電流源101a(0)は、温度が105℃から85℃の範囲において、オシレータ102の出力周期が、基本周期T0から基本周期T0の2倍の周期までの間で変化するような電流を生成する。同様に、電流源101a(1)〜(3)は、それぞれ、各温度区分において、オシレータ102の出力周期が基本周期T0から基本周期T0の2倍の周期の間で変化するような電流を生成する。これにより、オシレータ102は、各温度区分において、図5中にグラフ(C)〜(F)に示すような周期で発振する。
図9は、本実施形態例の電流源、周期切替回路、及びオシレータの具体的構成を回路図で示している。図8に示す電流源101a(0)〜(3)、及び、周期切替回路103aは、図9に示すような回路構成を有する定電流部111及び周期切替部112で構成できる。定電流部111は、温度変化に依存して、電流値が変化する電流源として構成される。周期切替部112は、トランジスタTr0〜Tr3を有する。周期切替部112は、定電流部111が生成する電流を入力し、温度センサ105(図3)から入力する検出信号ST0〜ST3に基づいて、オシレータ102に入力する電流の値を変化させる。
周囲温度が85℃を超えるとき、図3に示す温度センサ105では、第1温度レベル検出部151、第2温度レベル検出部152、及び、第3温度レベル検出部153は、それぞれ、Hレベルの検出信号ST0〜ST2を出力する。周期切替部112では、トランジスタTr0〜Tr3のうち、ゲートが接地されるトランジスタTr3のみがオンとなって、オシレータ102には、トランジスタTr3を流れる電流I3に応じた電流値の電流が入力される。定電流部111が生成する電流値は、周囲温度の低下するに従って低下するため、電流I3も温度低下に従って低下し、オシレータ102の発振周期は、周囲温度の低下と共に長くなっていく。
周囲温度が低下し、周囲温度が、65℃<周囲温度≦85℃の範囲となると、検出信号ST0がHレベルからLレベルに変化する。周期切替部112では、トランジスタTr3に加えて、ゲートに検出信号ST0が入力されるトランジスタTr0がオンとなり、オシレータ102には、トランジスタTr0及びTr3を流れる電流(I0+I3)に応じた電流値の電流が入力される。オシレータ102に入力される電流が、電流I0に応じた電流だけ増加することで、オシレータ102は、周囲温度が85℃を少し超える温度のときの発振周期に比して、短い周期で発振する。
周囲温度が、45℃<周囲温度≦65℃の範囲まで低下すると、検出信号ST1もHレベルからLレベルに変化し、周期切替部112では、トランジスタTr0及びTr3に加えて、ゲートに検出信号ST1が入力されるトランジスタTr1もオンとなる。これにより、オシレータ102には、トランジスタTr0及びTr1とトランジスタTr3を流れる電流(I0+I1+I3)に応じた電流値の電流が入力される。従って、オシレータ102は、周囲温度が65℃を少し超える温度のときの発振周期に比して、短い周期で発振する。
周囲温度が更に低下し、周囲温度が45℃以下となると、検出信号ST2もHレベルからLレベルに変化し、周期切替部112では、4つのトランジスタTr0〜3の全てがオンとなる。これにより、オシレータ102には、トランジスタTr0〜Tr3を流れる電流(I0+I1+I2+I3)に応じた電流値の電流が入力される。このため、オシレータ102は、周囲温度が45℃を少し超える温度のときの発振周期に比して、短い周期で発振する。
本実施形態例では、1つのオシレータ102と、複数の電流源101aとを使用することにより、リフレッシュ周期信号SiGREFを生成する。このような構成を採用する場合でも、第1実施形態例と同様な温度依存性を有するリフレッシュ周期信号SigREFを生成することができる。本実施形態例では、複数のオシレータ102を使用する必要がないため、第1実施形態例に比して、回路構成を簡素にすることができる。その他の効果については、第1実施形態例と同様である。
図10は、本発明の第3実施形態例のオシレータ回路の構成を示している。本実施形態例では、温度依存性を有する1つの電流源101と、1つのオシレータ102とを使用して、周囲温度に応じて周期が変化するリフレッシュ周期信号SigREFを生成する。第1実施形態例では、分周回路104は、温度センサ105が検出した周囲温度に基づいて、分周数を、「1」、「2」、「4」、・・・と変化させるが、本実施形態例では、分周回路104bは、温度センサ105が検出した周囲温度に基づいて、分周数を、「1」、「2」、「3」、・・・と変化させる。
図11は、図10に示すオシレータ回路100bが生成するリフレッシュ周期信号SigREFの周期と温度との関係を示している。オシレータ102は、温度依存性を有する電流源101の電流値に応じて、例えば周囲温度が105℃のとき、基本周期T0で発振し、5℃のとき、基本周期T0の約3倍の周期で発振する。分周回路104bは、温度センサ105が周囲温度が85℃を超えていることを検出すると、分周数を「1」にセットして、オシレータ102の出力周期と同じ周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
分周回路104bは、温度センサ105が周囲温度が65℃〜85℃の範囲にあると検出すると、分周数を「2」にセットして、オシレータ102の出力周期を2倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。温度センサ105が周囲温度が45℃〜65℃の範囲にあると検出すると、分周数を「3」にセットして、オシレータ102の出力周期を3倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。
分周回路104bは、周囲温度が45℃〜25℃の範囲であると検出すると、分周数を「4」にセットして、オシレータ102の出力周期を4倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力し、温度センサ105が周囲温度が5℃〜25℃の範囲にあると検出すると、分周数を「5」にセットして、オシレータ102の出力周期を5倍した周期のリフレッシュ周期信号SigREFを出力する。このような動作により、周囲温度の変化に対して、周期がグラフ(B)に示すように変化するリフレッシュ周期信号SigREFが得られる。
本実施形態例では、温度に依存して電流値が変化する電流源101を使用しているため、従来のデジタル方式のリフレッシュ周期生成回路200(図13)に比して、分周回路104bの分周数を変化させる際のリフレッシュ周期信号SigREFの周期の段差を小さくできる。また、温度センサの検出温度が高めにシフトした場合でも、要求される周期に対するマージンを広くとることができる。本実施形態例では、温度センサ105の検出温度が低くなるに従って、分周回路104bの分周数を大きくする。このため、従来のアナログ方式のリフレッシュ周期生成回路200a(図14)とは異なり、温度変化に対する電流源101の電流値の変化自体を低く抑えしつつも、リフレッシュ周期信号SigREFの周期を、一桁を超えるような広い範囲で変化させることができる。
なお、第1実施形態例では、各温度区分において、オシレータ102の出力周期が、基本周期T0から基本周期T0の2倍の間で変化する例について示したが、これには限定されない。分周回路104の分周数を、各温度区分におけるオシレータの周期の変化比率(温度が最も低いときの発振周期と温度が最も高いときの発振周期との比)をNとするとき、角温度区分における分周数を、その温度区分の直近下位の温度区分における分周回路の分周数の1/N倍とすることで、温度区分の切り替わり温度で、リフレッシュ周期信号の周期に段差を生じさせないようにすることができる。
図12は、各温度区分でオシレータ102の出力周期が基本周期T0から基本周期T0の3倍の周期の間で変化する例について示している。この場合には、同図に示すように、分周回路104の分周数を、温度が高い方の温度区分から順に、「1」、「3」、「9」と変化させることにより、温度区分の切り替わり時に、リフレッシュ周期信号SigREF(グラフ(B))の周期の変化に段差を生じさせないようにすることができる。
上記実施形態例では、オシレータ102の発振周期を、分周回路104で分周する例について示したが、分周回路104の前段に、オシレータ102の発振周期を所定数倍する別の分周回路(周期逓倍回路)を設けることもできる。例えば、図1において、周期切替回路103と分周回路104との間に、分周回路104に入力する信号の周期を粗調する周期逓倍回路を設け、分周回路104に、周期切替回路103から出力される信号の周期を2倍、3倍した信号を入力する構成とすることもできる。
以上、本発明をその好適な実施形態例に基づいて説明したが、本発明のオシレータ回路は、上記実施形態例にのみ限定されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1実施形態例のオシレータ回路の構成を示すブロック図。 (a)は、オシレータ回路内の各種回路で使用されるバイアス回路の構成を示す回路図、(b)は、基準電圧発生回路・レベル変換回路の構成を示す回路図。 温度センサの構成を示す回路図。 電流源、オシレータ回路、及び周期切替回路の構成を示す回路図。 オシレータ回路の出力信号の周期と温度との関係を示すグラフ。 実際の温度よりも検出温度が低めにシフトした際のオシレータ回路の出力信号の周期と温度との関係を示すグラフ。 実際の温度よりも検出温度が高めにシフトした際のオシレータ回路の出力信号の周期と温度との関係を示すグラフ。 本発明の第2実施形態例のオシレータ回路の構成を示すブロック図。 本実施形態例の電流源、周期切替回路、及びオシレータの具体的構成を示す回路図。 本発明の第3実施形態例のオシレータ回路の構成を示すブロック図。 図10に示すオシレータ回路が生成するリフレッシュ周期信号SigREFの周期と温度との関係を示すグラフ。 各温度区分でオシレータの出力周期が基本周期T0から基本周期T0の3倍の周期の間で変化する例について示すグラフ。 (a)は、従来のデジタル方式のリフレッシュ周期生成回路の構成を示すブロック図、(b)は、そのリフレッシュ周期生成回路の出力信号の周期と温度との関係を示すグラフ。 (a)は、従来のアナログ方式のリフレッシュ周期生成回路の構成を示すブロック図、(b)は、そのリフレッシュ周期生成回路の出力信号の周期と温度との関係を示すグラフ。
符号の説明
100:オシレータ回路
101:電流源
102:オシレータ
103:周期切替回路
104:分周回路
105:温度センサ
107:バイアス回路
108:基準電圧発生・レベル変換回路
111:定電流部
112:周期切替部
151〜153:温度レベル検出部

Claims (15)

  1. 周囲温度に依存して、温度が高くなるほど短い周期で発振する発振部と、周囲温度を検出する温度検出器と、複数のうちから選択された分周数で、前記発振部の出力周期を分周する分周回路とを備え、
    前記分周回路の分周数は、前記温度検出器で検出された周囲温度が高いほど小さな値が選択されることを特徴とするオシレータ回路。
  2. 前記発振部は、周囲温度に依存して出力電流が変化する電流源を有し、該電流源の出力電流に依存して発振周期が変化する、請求項1に記載のオシレータ回路。
  3. 前記電流源の出力電流が、前記周囲温度の低下に依存して低下する、請求項2に記載のオシレータ回路。
  4. 前記発振部は、前記電流源の出力電流の低下に依存して、発振周期が短くなる、請求項3に記載のオシレータ回路。
  5. 周囲温度に依存して出力電流が変化する電流源を有し、該電流源の出力電流に依存して発振周期が変化するオシレータを備えた発振部と、
    周囲温度を検出する温度検出器と、
    前記発振部の出力信号を分周する分周回路とを備え、
    前記温度検出器が検出した温度の温度区分に基づいて前記分周回路の分周数が決定されることを特徴とするオシレータ回路。
  6. 前記発振部が、前記周囲温度と前記発振周期との関係が相互に異なる複数のオシレータと、前記温度検出器が検出した温度の温度区分に基づいて前記複数のオシレータから1つを選択するオシレータ選択部とを備える、請求項5に記載のオシレータ回路。
  7. 前記発振部が、前記周囲温度と前記出力電流との関係が相互に異なる複数の前記電流源と、前記温度検出器が検出した温度の温度区分に基づいて複数の前記電流源から1つを選択する電流源選択部と、該電流源選択部で選択された前記電流源の出力電流に依存した周期で発振するオシレータとを備える、請求項5に記載のオシレータ回路。
  8. 前記電流源の出力電流が、前記周囲温度の低下に依存して低下する、請求項5〜7の何れか一に記載のオシレータ回路。
  9. 前記発振部の発振周期が、前記電流源の出力電流の低下に依存して増加する、請求項5〜8の何れか一に記載のオシレータ回路。
  10. 前記分周回路の分周数は、前記周囲温度の低下に依存して増加するように設定される、請求項に記載のオシレータ回路。
  11. 周囲温度に依存した周期で発振する発振部と、周囲温度を検出する温度検出器と、複数のうちから選択された分周数で、前記発振部の出力周期を分周する分周回路とを備え、
    前記分周回路の分周数は、前記温度検出器で検出された周囲温度が高いほど小さな値が選択され、
    前記発振部は、周囲温度の上昇に依存して増加する電流を生成する電流源と、それぞれが前記電流源で生成される電流に依存した周期で発振し、周囲温度と発振周期との関係が相互に異なる複数のオシレータと、前記温度検出器で検出された周囲温度に依存して前記複数のオシレータから1つを選択するオシレータ選択部とを備えることを特徴とするオシレータ回路。
  12. 前記分周回路における分周数の選択と、前記オシレータ選択部におけるオシレータの選択とが、前記温度検出器によって検出された周囲温度が予め設定された複数の温度区分の何れに属するかによって制御される、請求項11に記載のオシレータ回路。
  13. 周囲温度に依存した周期で発振する発振部と、周囲温度を検出する温度検出器と、複数のうちから選択された分周数で、前記発振部の出力周期を分周する分周回路とを備え、
    前記分周回路の分周数は、前記温度検出器で検出された周囲温度が高いほど小さな値が選択され、
    前記発振部は、それぞれが周囲温度の上昇に依存して増加する電流を生成し、周囲温度と電流値との関係が相互に異なる複数の電流源と、前記温度検出器で検出された周囲温度に依存して前記複数の電流源から1つを選択する電流源選択部と、該電流源選択部で選択された電流源の電流に依存した周期で発振するオシレータとを備えることを特徴とするオシレータ回路。
  14. 前記分周回路における分周数の選択と、前記電流源選択部における電流源の選択とが、前記温度検出器によって検出された周囲温度が、予め設定された複数の温度区分の何れに属するかによって制御される、請求項13に記載のオシレータ回路。
  15. 各温度区分における前記発振部の出力周期の変化比率をNとすると、前記各温度区分に対応して選択される分周数は、当該温度区分の直近下位の温度区分に対応して選択される分周数の1/Nである、請求項12又は14に記載のオシレータ回路。
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