JP4093004B2 - コネクタの挿入装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、検査装置等へのコネクタの挿入方法及び装置に係り、より特別には電子回路等の製品の特性検査を行う際に、検査コネクタに製品コネクタを挿入するコネクタの挿入方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気及び電子機器の入出力端子部分としてコネクタが必ず具備される。近年、種々の電気・電子機器が大量に生産されており、それらと共に使用されるコネクタも大量に生産されている。コネクタは数多くの端子を有しており、大量生産に伴いコネクタに関する不具合の発生も数多く見られる。またコネクタの不具合は、電子機器の故障に直結する。コネクタに関する不具合の原因として、はんだ付け不良、端子部の製作不良、組み立て作業不良等の種々の原因が考えられる。従って、電子機器等においてコネクタの検査は、必ず実施されると共に、電子機器の検査において重要な工程である。
【0003】
一方、電子機器、付属品等自体に関しても、大量生産、低価格、安全性、環境問題等の種々の要因から、材料、構造等のその設計に関して常に改善され、変更されている。従って、コネクタも常にその設計が変更され、その検査方法もコネクタの設計変更に対応することが必要である。
【0004】
従来のコネクタは基板にはんだ付けされており、さらにその基板はアルミダイキャスト製のケースに位置決めされてねじ止めされている。このような製品における検査は、設備コネクタを製品コネクタに挿入して行われる。従来このような製品の検査においては、製品のケース外周を位置決めすると同時に、挿入面に面取りを設けた設備(検査)コネクタをフローティング可能に保持し、設備コネクタの面取りを利用して挿入していた。しかし、近年製品のコストダウンのため、基板のケースが樹脂製になり、ケースに対して、製品コネクタの位置が決まらない製品が登場してきた。このような製品においては、従来のようにケースを正確に位置決めしても製品コネクタは位置決めされず設備コネクタに挿入できない結合ミスが発生するという問題があった。
【0005】
図3を参照して、従来のコネクタの検査装置の設備(検査)コネクタへの製品コネクタの挿入方法の実施例について説明する。一般的に製品コネクタは、機器のケースに取り付けられた後に、製品コネクタの取り付けられた機器を位置決めプレート(保持装置)によりしっかり保持して位置決め固定し、それに検査装置の設備(検査)コネクタを装着して、種々の性能検査が実施される。この際、設備コネクタは、可動な保持具により保持されて、製品コネクタの位置に合わせて精確に位置決めされ、製品コネクタに嵌合するように動かされる。この場合、上記のごとく、製品コネクタが精確に位置決めされることが基本的に必要である。
【0006】
図4に、近年使用されているコネクタの例を示しており、図4(A)にその正面図、図4(B)にその側断面図を示す。図4(B)を見ると、このコネクタデバイスは、プリント基板に製品コネクタが取り付けられており、製品コネクタとプリント基板が組み合わされたものを、製品カバーで囲む形態になっている。製品カバー及びコネクタカバーは、図3に示す金属製のケースとは異なり、比較的柔軟性のある樹脂製である。また、プリント基板は、製品カバーに固定されるのではなく、図4(A)に示すように製品カバー部との間にガタ(間隔)のある状態で設置されている。この様な場合には、図3に示す従来のコネクタ挿入装置による挿入方法では、製品コネクタは精確に位置決めされることは困難であるので、設備(検査)コネクタに対して製品コネクタを位置決めすることも困難であり、挿入結合の不具合を生じる可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の一般的なコネクタの挿入方法においては上述したように、機器のケースが樹脂製であるような場合において、ケース及びそのコネクタを精確に位置決めすることが困難な場合が出てきた。この様な場合従来の方法では限界があり、新規なコネクタの挿入方法の開発が必要であった。本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、コネクタデバイスにおいて、コネクタカバーに対し位置決め固定されていない端子であっても確率よく挿入でき、かつ、挿入ミスを確実に検出しコネクタを破損することのないコネクタの挿入方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明のこれとは別の目的は、低コストのコネクタ挿入装置及びコネクタの挿入方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の形態では上述した目的を達成するために、被検査物である製品コネクタを検査する検査装置に製品コネクタの挿入結合を行うコネクタの挿入方法が、提供される。該コネクタの挿入方法において使用される検査装置に前記製品コネクタを挿入結合するコネクタ挿入装置は、該コネクタ挿入装置の基礎構造を形成していて該コネクタ挿入装置を基礎に固定させる台部と、前記製品コネクタを最初に保持すると共に、前記製品コネクタを移動可能な搬送具と、前記搬送具により位置決めされた前記製品コネクタを、押圧しながら移動して前記検査装置の設備コネクタに挿入するための押圧部と、前記押圧部を支持するバネと、前記バネを支持する本体と、前記本体を前記台部に対して移動可能に連結する可動部と、前記台部に固定されていて、前記可動部と前記本体と前記ばねを介して前記押圧部を移動させると共に押圧力を発揮させる、駆動部と、更に前記製品コネクタが前記設備コネクタに正常に挿入されたことを確認可能なセンサとを具備する。該コネクタの挿入方法は、製品コネクタのコネクタカバーを搬送具で移動可能に保持する手順と、製品コネクタを計測位置に移動し、製品コネクタのコネクタカバーの一つの角の位置の計測値を計測器で計測する手順と、製品コネクタのコネクタカバーを検査装置に対する挿入位置に移動し、一方計測値に基づいてコネクタカバーの停止位置および回転角度を補正して製品コネクタを位置決めする手順と、製品コネクタを押圧部で押すと同時に搬送具の保持を開放し、製品コネクタのコネクタの先端が検査装置の設備コネクタのガイド部に挿入されたときに、製品コネクタの挿入を一旦停止する手順と、センサで製品コネクタが設備コネクタに正常にガイドされたことを確認する手順と、最終端まで製品コネクタを設備コネクタに挿入し、正常に挿入されたことをセンサで確認する手順とを具備する。
【0010】
この様に構成することにより、被検査物である製品コネクタを検査装置の設備コネクタに対して、製品コネクタがそれ自体のコネクタカバーに対して位置決め固定されていない端子を備えていても、確率良く挿入でき、且つ挿入ミスを確実に検出し製品コネクタ及び/又は設備コネクタを破損することのない低コストなコネクタの挿入方法を提供する。
【0011】
本発明の請求項2の形態のコネクタ挿入装置では、上記請求項1の形態において、前記センサは前記バネの変位を計測して、前記製品コネクタが前記設備コネクタに正常に挿入されたことを確認することを特徴とする。
本形態によれば、製品コネクタの前記設備コネクタへの正常な挿入の確認方法がより具体化される。
【0012】
本発明の請求項3の形態では、上記請求項1又は2のいずれかの形態において、前記駆動部は、サーボモータと、ボールネジとを具備することを特徴とする。
本形態によれば、駆動部がより具体化される。
【0013】
本発明の請求項4の形態では、上記請求項1から3の形態のいずれか一項において、前記搬送具はロボットハンドを具備することを特徴とする。
本形態によれば、搬送具がより具体化される。
【0016】
本発明の請求項5の形態のコネクタの挿入方法では、上記請求項1から4のいずれか一項の形態において、前記押圧部を元の位置に移動する手順と、前記製品コネクタを取り外す手順とを更に具備することを特徴とする。
本形態によれば、製品コネクタを検査装置の設備コネクタから取り外す手順がより具体化される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一つの実施の形態の装置及び方法を詳細に説明する。図1は、本発明に係るコネクタ挿入装置の一つの実施の形態を図解的に示しており、図2は、図1のコネクタ挿入装置によるコネクタの挿入方法の工程を図解的に示す。
【0018】
図1を参照すると、本発明のコネクタの挿入方法を実施可能なコネクタ挿入装置1の一つの実施の形態が示されており、該コネクタ挿入装置1を含むコネクタ検査装置30は、検査コネクタ部20と、製品コネクタ3を計測するための計測器(視覚装置)11とを更に具備する。本実施の形態においては、コネクタ挿入装置1は、製品コネクタ3を取り扱うためのロボットハンド4を具備する。
検査コネクタ部20は、検査(設備)コネクタ2と、検査コネクタ2を保持するコネクタ段取りボックス13とを具備しており、検査コネクタ部20は、種々のコネクタの検査を実施する検査部(図示されない)に接続する。
【0019】
コネクタ挿入装置1は、製品コネクタ3を検査コネクタ2に挿入させるが、そのために、ロボットハンド4により搬入された製品コネクタ3を検査コネクタ部20に対して移動又は押圧する押圧部5と、押圧部5を支持するバネ6と、コネクタ挿入装置1の主要な構造を形成していてバネ6を支持する挿入装置本体8と、コネクタ挿入装置1の全体を支えると共に床等の基礎に設置される台部14と、挿入装置本体8更には押圧部5を台部14に沿って移動させる駆動部9と、台部14と挿入装置本体8とを連結していて台部14に移動可能に係合する可動部7と、バネ6の変位を計測するセンサ10とを具備する。
本実施の形態においては、駆動部9はサーボモータ16及びボールネジ15を具備しており、可動部7を直線運動させて、更に押圧部5を上下両方向に精度良く直線運動させると共に位置決めすることが可能である。駆動部9はサーボモータ16とボールネジ15の組み合わせ以外の、直線運動が可能な既知の駆動機構であっても良い。
本実施の形態において、コネクタ挿入装置1は上下方向に直線運動するが、検査コネクタ部20とコネクタ挿入装置1が水平方向に整列されて、コネクタ挿入装置1が、水平方向に直線運動する形態であっても良い。
【0020】
次に、コネクタの検査において、上記のコネクタ挿入装置1による製品コネクタ3の挿入方法の工程について図2を参照して説明する。
まず工程1(S1)において製品コネクタ3をロボットハンド4で保持し、計測器11によりロボットハンド4に保持された製品コネクタ3の一つの角部の位置と角度を計測する。これによりロボットハンド4と製品コネクタ3の相対位置関係(計測値)が測定される。特に、コネクタカバーの一つの角部の位置を計測器11で計測することから、低コストの計測器11で計測できる。
【0021】
次に工程2(S2)において、S1で計測された前記計測値でロボットハンド4の検査コネクタ2に対する位置を補正して、ロボットハンド4により製品コネクタ3を押圧部5の上の所定位置に位置決めする。本実施の形態において製品コネクタ3は、直方体形状であり、その形状・寸法は既に計測されているので、前記の製品コネクタ3の押圧部5に対する位置決めと同時に、製品コネクタ3は検査コネクタ2に対しても位置決めされる。また、検査コネクタ2に対する押圧部5の位置は、調整可能であり、製品コネクタ3の形状を考慮して適切に設定されている。本実施の形態において、製品コネクタ3の形状は直方体以外であっても良い。
【0022】
次に工程3(S3)において、駆動部9を作動させて可動部7を所定量移動させて、押圧部5を移動させることにより、製品コネクタ3の先端を検査コネクタ2のガイド部に、例えば1〜2mm仮挿入して、一旦停止する。この場合において、押圧部5による製品コネクタ3の押圧は、ロボットハンド4による製品コネクタ3の保持の開放と同時に実施される。この際、製品コネクタ3のコンタクトピンは未挿入の状態である。また、製品コネクタ3の先端が検査装置30の検査コネクタ2のガイド部に挿入したときに、製品コネクタ3の移動を一旦停止することにより、挿入および停止時の振動により、コネクタカバーに固定されていない端子は揺動して、端子に設けられたガイドに倣って製品端子は設備(検査コネクタ2の)端子に導かれて、更に挿入することにより製品コネクタ3は検査コネクタ2に確率良く挿入されるようになる。
【0023】
製品コネクタ3が正常に仮挿入されたかどうかは、センサ10により押圧部5の位置、即ちバネ6の撓み(変位)を計測する。この際、製品コネクタ3が検査コネクタ2に正常に挿入されていなければ、製品コネクタ3と検査コネクタ2はそれぞれ複雑な形状を有しており、それらが嵌合していない限り衝突している状態にあるので、製品コネクタ3はそれ以上移動しない、その一方でバネ6は押圧部5により押し続けられるので、バネ6が撓む。バネ6の撓みは、押圧部5の下端部12の、本体8即ちセンサ10に対する相対的な変位(移動)として示されることにより、この変位をセンサ10により計測するので、バネ6の撓みが計測可能であり、製品コネクタ3の異常位置は計測可能である。
【0024】
上記S3の仮挿入において、センサ10により計測した押圧部5の位置が正常範囲であれば、工程4(S4)において、駆動部9を更に作動して、押圧部5を最終位置まで移動し、押圧部5で製品コネクタ3を押圧して検査コネクタ2に挿入して停止する。この際の最終挿入が正常範囲内にあるかどうかは、センサ10によりバネ6の撓み、即ち押圧部5の位置を計測して行う。この場合においても、正常範囲外にあれば製品コネクタ3は移動できず、異常状態はバネ6の変位を生じ、センサ10により計測可能である。
挿入完了時においてバネ6は圧縮されている。ここでバネ6のバネ定数は製品コネクタ3及び検査コネクタ2を損傷しない程度の力を生じるように選択される。
【0025】
最終挿入が正常範囲内にあれば、製品コネクタ3の検査が実施される。
コネクタの挿入工程において、上記のS3における仮挿入の結果、又はS4における最終位置までの挿入の結果、押圧部5の位置が正常範囲外にある場合は、製品コネクタ3は押圧部5を下げて取り外されて、不良品として次の検査工程に送られる。
【0026】
工程4(S4)において、製品コネクタ3が正常に挿入され、必要な検査が実施された後に、工程5(S5)において、駆動部9を作動させて、可動部7と押圧部5を元の位置に戻す。
この後、例えばロボットハンド4等からなるノックアウト機構により、製品コネクタ3を検査コネクタ2から取り外す。ノックアウト機構は、ロボットハンド4とは別の機構であっても良い。またノックアウト機構は、押圧部5と連動して製品コネクタ3を検査コネクタ2から取り外しても良い。
【0027】
次に上記実施の形態の効果及び作用について説明する。
本発明の一つの実施の形態のコネクタ挿入装置により以下の効果が期待できる。
・ 被検査物である製品コネクタを検査装置の設備コネクタに対して、製品コネクタがそれ自体のコネクタカバーに対して位置決め固定されていない端子を有していても、確率良く挿入でき、且つ挿入ミスを確実に検出し製品コネク
タ及び/又は設備コネクタを破損することがない。
・ 該コネクタ挿入装置は低コストである。
【0028】
本発明の一つの実施の形態のコネクタ挿入方法により以下の効果が期待できる。
・ 製品コネクタがそれ自体のコネクタカバーに対して位置決め固定されていない端子を有していても、被検査物である製品コネクタを検査装置の設備コネクタに対して確率良く挿入でき、且つ挿入ミスを確実に検出し製品コネクタ
及び/又は設備コネクタを破損することがない。
・ 該コネクタ挿入方法は低コストである。
【0029】
また、上記の実施の形態では本発明のコネクタ挿入装置は、コネクタ検査装置に適用された例を示したが、それ以外の用途に適用されても良く、本発明の適用対象はコネクタ検査装置に限定するものではない。
ロボットハンド4は別の既知の搬送装置であっても良い。センサ10として、上記実施の形態において記載したようにバネ6の撓みを計測可能な種々の既知のセンサが使用可能である。
【0030】
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は、該実施の形態により制限されるものではなく、請求項に記載される事項によってのみ規定されており、上記以外の実施の形態も実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一つの実施の形態のコネクタ挿入装置を図解的に示す。
【図2】図2は、図1の装置を使用した本発明の一つの実施の形態のコネクタ挿入方法の工程を手順S1(A)〜S5(E)を説明する図解図である。
【図3】図3は、従来の製品コネクタの図解的側面図である。
【図4】図4は、本発明が対象とする近年使用される製品コネクタの一つの実施例を図解的に示す正面図(A)と側面図(B)である。
【符号の説明】
1…コネクタ挿入装置
2…検査コネクタ
3…製品コネクタ
4…ロボットハンド
5…押圧部
6…バネ
7…可動部
8…(挿入装置)本体
9…駆動部
11…計測器
14…台部
20…検査コネクタ部
30…コネクタ検査装置
Claims (5)
- 製品コネクタを検査する検査装置に前記製品コネクタの挿入結合を行うコネクタの挿入方法において、
前記検査装置に前記製品コネクタを挿入結合するコネクタ挿入装置が使用されており、
前記コネクタ挿入装置は、
該コネクタ挿入装置の基礎構造を形成していて該コネクタ挿入装置を基礎に固定させる台部と、
前記製品コネクタを最初に保持すると共に、前記製品コネクタを移動可能な搬送具と、
前記搬送具により位置決めされた前記製品コネクタを、押圧しながら移動して前記検査装置の設備コネクタに挿入するための押圧部と、
前記押圧部を支持するバネと、
前記バネを支持する本体と、
前記本体を前記台部に対して移動可能に連結する可動部と、
前記台部に固定されていて、前記可動部と前記本体と前記ばねを介して前記押圧部を移動させると共に押圧力を発揮させる、駆動部と、更に
前記製品コネクタが前記設備コネクタに正常に挿入されたことを確認可能なセンサと、を具備しており、
該コネクタの挿入方法が、
前記製品コネクタのコネクタカバーを前記搬送具で移動可能に保持する手順と、
前記製品コネクタを計測位置に移動し、前記製品コネクタのコネクタカバーの一つの角の位置の計測値を計測器で計測する手順と、
前記製品コネクタのコネクタカバーを前記検査装置に対する挿入位置に移動し、一方前記計測値に基づいて前記コネクタカバーの停止位置および回転角度を補正して前記製品コネクタを位置決めする手順と、
前記製品コネクタを前記押圧部で押すと同時に前記搬送具の保持を開放し、前記製品コネクタのコネクタの先端が前記検査装置の設備コネクタのガイド部に挿入されたときに、前記製品コネクタの挿入を一旦停止する手順と、
前記センサで前記製品コネクタが前記設備コネクタに正常にガイドされたことを確認する手順と、
最終端まで前記製品コネクタを前記設備コネクタに挿入し、正常に挿入されたことを前記センサで確認する手順と、
を具備することを特徴とするコネクタの挿入方法。 - 前記センサは前記バネの変位を計測して、前記製品コネクタが前記設備コネクタに正常に挿入されたことを確認することを特徴とする請求項1に記載のコネクタの挿入方法。
- 前記駆動部は、サーボモータと、ボールネジと、を具備することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のコネクタの挿入方法。
- 前記搬送具は、ロボットハンドを具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタの挿入方法。
- 前記押圧部を元の位置に移動する手順と、
前記製品コネクタを取り外す手順と、
を更に具備することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のコネクタの挿入方法。
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