JP4091952B2 - 信号の波形分析方法とそのプログラム及び信号の波形分析方法を使用した車両運転特性の解析方法とそのプログラム - Google Patents

信号の波形分析方法とそのプログラム及び信号の波形分析方法を使用した車両運転特性の解析方法とそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、振動的な成分と非振動的成分を有する信号の波形分析方法と、その分析を実行するプログラム、及びこの信号波形分析方法を使用した車両運転特性の解析方法とその解析を実行するプログラムに関するものである。
振動的な成分と非振動的成分(機械の加速、減速時における加速度成分で、以下単にトレンド成分という)の両者を有する測定信号において、振動成分の周期を分析したい場合がある。その場合、信号全体の平均値、若しくは1次回帰成分のみを除去してフーリエ解析、又は測定信号を直接ウェーブレット解析し、振動成分の周期を求めている。図27は振動成分とトレンド成分を有する信号の例で、このような信号は例えば、車両の加速時等で発生し、この振動成分はドライバビリティに影響を及ぼすことから、加速度評価のための波形分析が行われる。
車両の運転性能を検出するものとしては、特許文献1のようなものが公知となっている。この文献のものは、加速度検出手段によって検出された車両加速度の振動ピーク値を計測し、加速が行われたときの、その前後にわたって計測したピーク値に基づいて加速前の振動中心と加速後の振動中心までの変動幅を求める。そして、各振動中心のレベル差及びピーク値変動幅に基づいてピーク値変動幅比率を算出した後、回帰線から比率のばらつきを求めて評価するものである。
特許第2579646号公報
図27で示すような振動成分とトレンド成分の両者を有する信号をフーリエ解析した場合、トレンド成分による影響を受けて所望とする振動的な成分の周波数を正確に求めることができない場合が多い。また、ウェーブレット解析した場合には、トレンド成分が含んでいる低周波成分の影響を受けて解析結果の強度から振動的な成分を抽出することが困難となっている。
図28は、ステップ状のトレンド成分と振動成分の両者を持つ測定信号の例を示したもので、縦軸に信号の大きさを、横軸に時間をとったものである。トレンド成分信号を1次回帰で除去した後にフーリエ解析したものが図29である。図28の時刻0.6〜1.0秒付近の振動周期は約0.1秒(約10Hz)であり、振動発生から振動収斂近辺までを分析したいにも拘わらず、それをフーリエ解析した結果の図29では、1Hz成分が最も強く現れていて所望とする時刻0.6〜1.0秒付近の周波数10Hzは僅かに検出されている程度である。
図30は、図28の信号を1次回帰によりトレンド成分を除去した後にウェーブレット解析した結果である。図30における横軸は図28と同じ時刻を示し、縦軸が当該時刻における主振動成分の周期で色によりその振動成分の強さを示している。青が最も弱く、赤が最も強い振動である。すなわち、ウェーブレット解析した結果の図30においても、最も強い振動成分は時刻0.5秒付近の振動周期0.2秒(5Hz)となって検出され、図29に示す10Hzの振動成分を正確に検出することは困難となっている。
車両における加速度を検出してドライバビリティを評価するためには、10Hz近辺の振動成分を正確に検出する必要があるが、上記したように各解析手法を使用しても簡単には検出することができない。そこで従来は、測定信号の振動周期、振動幅などを求めるにあたって、作業者が目測により振動の極値(振動の上下の各頂点)を求め、各極値の時間間隔から振動の周期を、また、極値点の変化量から振動幅を求めている。さらに、振動幅がある値以下になる時間を求めるには、各極値点間を適切な物差しで補間し、補間線の幅を求めている。したがって、これら振動極値の決定や極値間の補間は作業者による手作業で行われているため、評価基準が一定でなく、また、各種特性値算出に時間がかかるという問題を有している。
なお、特許文献1は、作業者による手作業評価をコンピュータ等よりなる演算手段によって評価を行うことは記載されているが、上述した10Hz近辺の振動成分を正確に検出する技術については開示されていない。
そこで本発明が目的とするところは、振動成分とトレンド成分を有する信号より振動成分を精度よく検出するための信号周波数分析方法と、この分析方法を用いた車両の運転特性解析方法と、それらの各プログラムを提供することにある。
本発明の第1は、トレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号に対して、零位相フィルタを使用してトレンド成分を求め、そのトレンド成分を除去して得られる振動成分に対してウェーブレット解析を実行し、得られたスカログラムの最大値を求めることにより解析対象信号の振動周期を抽出することを特徴としたものである。
本発明の第2は、トレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号に対して、解析対象信号を指数関数近似することによりトレンド成分を求め、そのトレンド成分を除去して得られる振動成分に対してウェーブレット解析を実行し、得られたスカログラムの最大値を求めることにより解析対象信号の振動周期を抽出することを特徴としたものである。
本発明の第3は、前記スカログラムの最大値は時間毎に求めることを特徴としたものである。
本発明の第4は、トレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号に対してコンピュータを介して信号波形を分析するものであって、
前記解析対象信号のトレンド成分を抽出する手段と、このトレンド成分を除去して得られた振動成分に対しウェーブレット解析を実行してスカログラムを得る手段と、このスカログラム最大値となる振動周期を求める手段とをコンピュータにて実行させるものである。
本発明の第5は、前記解析対象信号のトレンド成分を抽出する手段は、零位相フィルタを通過させてトレンド成分を求めるか、若しくは解析対象信号を指数関数近似することによりトレンド成分を求めるかの何れかであることを特徴としたものである。
本発明の第6は、スカログラム最大値の振動周期を求める手段は、時間毎に最大値となる振動周期を求めることを特徴としたものである。
本発明の第7は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号を分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムから各時刻での最大強度となるスケールパラメータより解析対象信号の最大値を求め、得られる各時刻の主振動成分周期区間内での最大値、最小値を求めて主振動成分の極大値、極小値とすることを特徴としたものである。
本発明の第8は、前記波形解析手段は、零位相フィルタを通過させてトレンド成分を求めるか、若しくは解析対象信号を指数関数近似することでトレンド成分を抽出するトレンド成分抽出手段と、ウェーブレット解析手段を有することを特徴としたものである。
本発明の第9は、前記解析対象信号は、零位相フィルタを介して波形解析手段に出力することを特徴とした請求項7又は8記載の車両運動特性の解析方法。
本発明の第10は、前記スカログラムに対し、スケールパラメータの帯域を制限してウェーブレット逆変換し、取り出された実数部によって主振動成分周期区間内での最大値、最小値を求めることを特徴としたものである。
本発明の第11は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号を分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムに対しスケールパラメータの帯域を制限してウェーブレット逆変換し、得られた複素数の絶対値を求めることによって振動波形の包絡線を求めることを特徴としたものである。
本発明の第12は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号を分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムに対して時刻毎の周波数−ゲイン特性を持つフィルタリング処理を行った後にウェーブレット逆変換し、得られた複素数の絶対値を求めて前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分の大きさを求めることを特徴としたものである。
本発明の第13は、前記ウェーブレット逆変換して得られた複素数の実数部を求め、前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分から構成される振動波形を抽出することを特徴とした請求項12記載の車両運動特性の解析方法。
本発明の第14は、車両の運動特性評価のためにトリガー信号と解析対象信号とを有する信号を分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムを利用してトリガー時刻での振動周期を求め、求めた振動周期から解析対象信号の平均値を算出することを特徴としたものである。
本発明の第15は、前記求められたトリガー時刻での振動周期から解析対象信号の平均値と標準偏差を算出し、この平均値と標準偏差から解析対象信号の変化前の平均値を求めることを特徴としたものである。
本発明の第16は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得る手段と、この手段によって得られたスカログラムから各時刻での最大強度となるスケールパラメータを求める手段と、各時刻での最大強度となるスケールパラメータより解析対象信号の最大値を求める手段と、求められた最大値となる時刻以降での各時刻で前記スケールパラメータ区間内での最大値、最小値を求める手段とをコンピュータに実行させることを特徴としたものである。
本発明の第17は、前記波形解析手段は、零位相フィルタを通過させてトレンド成分を求めるか、若しくは解析対象信号を指数関数近似することでトレンド成分を抽出するトレンド成分抽出手段と、ウェーブレット解析手段を実行することを特徴としたものである。
本発明の第18は、前記解析対象信号は、零位相フィルタを介して波形解析手段への出力を実行すること特徴としたものである。
本発明の第19は、前記スカログラムに対し、スケールパラメータの帯域を制限する帯域制限手段と、この手段により制限された帯域のスカログラムをウェーブレット逆変換する手段と、逆変換された信号に含有する実数部を抽出する手段と、取り出された実数部によって主振動成分周期区間内での最大値、最小値を求める手段とを実行することを特徴としたものである。
本発明の第20は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムに対しスケールパラメータの帯域を制限する帯域制限手段と、制限された帯域をウェーブレット逆変換する手段と、この手段によって得られた複素数の絶対値を求める手段と、複素数の絶対値を用いて振動波形の包絡線を求める手段とをコンピュータにて実行することを特徴としたものである。
本発明の第21は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムに対して時刻毎の周波数−ゲイン特性を持つフィルタリング処理を行う手段と、この手段よりの信号をウェーブレット逆変換する手段と、この手段により得られた複素数の絶対値を求め、前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分の大きさを求める手段とをコンピュータにて実行することを特徴としたものである。
本発明の第22は、車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムに対して時刻毎の周波数−ゲイン特性を持つフィルタリング処理を行う手段と、この手段よりの信号をウェーブレット逆変換する手段と、この手段によって得られた複素数の実数部を求める手段と、前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分から構成される振動波形を抽出する手段とをコンピュータにて実行することを特徴としたものである。
本発明の第23は、車両の運動特性評価のためにトリガー信号と解析対象信号とを有する信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムを利用してトリガー時刻での振動周期を求める手段と、求めた振動周期から解析対象信号の平均値を算出する手段とをコンピュータにて実行することを特徴としたものである。
本発明の第24は、前記求められたトリガー時刻での振動周期から解析対象信号の平均値と標準偏差を算出する手段と、この平均値と標準偏差から解析対象信号の変化前の平均値を求める手段とをコンピュータにて実行することを特徴としたものである。
以上のとおり、本発明によれば、振動成分とトレンド成分を有する測定信号において、低周波成分に影響されず所望する振動成分のみの抽出が可能となるものである。また、この抽出方法を用いることによって、車両の運動特性がコンピュータによって解析可能となることにより、作業者による評価基準の揺らぎが防止できるものである。
本発明は、測定信号(解析対象信号)をウェーブレット解析によって正確に振動成分を抽出するものであるが、その際、後述するような種々の前処理や後処理を施すことにより所望の振動成分を抽出し、且つ車両の運転性能を評価するものである。また、本発明における測定信号は、ダイナモメータシステムに搭載され、試験中の車両より得られた信号をコンピュータよりなる分析装置に導入してオンラインにて直接分析してもよく、予め記録された測定信号を分析装置により分析するようにしてもよく、適宜選択される。
図1は、本発明の第1の実施例を示すアルゴリズムである。ステップS1で得られたデータレコーダ等の記録媒体に記録された測定信号は、ステップS2においてトレンド成分抽出手段によってトレンド成分が抽出される。トレンド成分抽出手段として、ここでは零位相フィルタが使用され、この零位相フィルタを通すことにより位相遅れのないトレンド成分の抽出を行う。ステップS3では、トレンド成分の除去された振動成分のみを抽出し、この振動成分に対してウェーブレット解析手段によるウェーブレット解析が実行され、S4においてウェーブレット解析のスカログラムが求められる。S5では、振動周期検出手段によってスカログラムの最大値となる振動周期を求める。
図2は、S2でトレンド成分抽出手段によってトレンド成分の抽出された状態を示したもので、実線Aが測定信号で、このような測定信号はMT車のシフトアップ時などに発生する波形である。Bで示す点線は零位相フィルタによって抽出されたトレンド成分、線Cがトレンド成分除去後の振動成分で、時刻0.6〜1.0秒の範囲では振動が明確となっている。図2では、測定信号の立ち上がり波形、例えば、MT車のシフトアップ時の加速度等で表示しているが、シフトダウン時のような減速時における立ち下がり波形時の場合も同様にして分析できることは勿論である。
図3はトレンド成分除去後の振動成分、すなわち、図2の線Cのウェーブレット解析結果のスカログラムである。赤色が振動の最も強い範囲で、主振動0.1s近辺で、且つ時刻0.6〜0.8で最も強くなっており、所望の振動成分のみが忠実に取り出されていることが判る。
したがって、この実施例によれば、低周波成分の影響を除去して振動成分のみを抽出することが可能となるので、MT車等の加減速時の振動波形分析が正確に把握でき、ドライビリティ評価等には好適なものである。
図4は、本発明の第2の実施例を示すアルゴリズムである。図1の第1の実施例との相違する点は、ステップS2でのトレンド成分抽出手段が、指数関数近似の手法により実行することである。例えば、AT車の場合には、自動変速機等の影響により加速度波形が図5(b)のようになる場合がある。すなわち、時刻t0で開度信号が発生したとすると、被解析波形は或る遅れ時間後のt1でG1近辺で振動した後、時刻t2よりG2にまで立ち上がるような態様を示す。このような波形の場合、第1実施例のように零位相フィルタを通すと、波形の立ち上がりの傾きが寝てしまって振動波形の忠実な抽出が不可能となる。第2の実施例はAT車のような測定波形に好適な分析方法を示したものである。
図4において、S2ではS1の測定信号に対して指数関数近似を行うことによりトレンド成分を求め、S3で測定信号からトレンド成分を除去して振動成分のみを取り出し、その振動成分に対してウェーブレット解析を行う。S4でウェーブレット解析のスカログラムを求めることにより振動成分を正確に抽出することができる。指数関数近似は、a(1−e-bt)を演算するもので、a,は図5(a)での線A,Bのトレンド成分変化前の値と応答収束後の値の差であり、bは予めプログラムによって設定され、例えば0.1〜20の間で任意のきざみで検索される。すなわち、予め設定した範囲内での減衰係数を持つ指数関数と測定信号との差分を求め、その差分の自乗和が最小となる減衰係数を持つ指数関数をトレンド成分とする。
図5(a)は、S2で指数関数近似を行うことによりトレンド成分抽出処理を実施した状態を示したものである。線aが測定信号、線bが指数関数近似の処理によって抽出されたトレンド成分、線cがトレンド成分除去後の振動成分で、この場合も時刻0.6〜1.0秒の範囲では振動が明確となっている。
ウェーブレット解析結果のスカログラムについては図3と同様となり、所望の振動成分のみが忠実に取り出されていることが確認された。
したがって、この実施例によれば、第1の実施例と同様な効果を有すると共に、更にAT車のように加速度が二段状に発生するような波形分析に好適なものである。
図6は第3の実施例を示すアルゴリズムである。この実施例は、図1で示す第1の実施例におけるステップS5に対応するS5aのみが相違するもので、他は同じであるのである。すなわち、ステップS1で、データレコータ等の記録媒体に記録された測定信号は、ステップS2においてトレンド成分抽出手段によってトレンド成分が抽出される。測定信号はトレンド成分抽出手段としての零位相フィルタを通過することにより位相遅れのないトレンド成分の抽出を行う。ステップS3では、測定信号からトレンド成分の除去された振動成分のみを抽出し、この振動成分に対してウェーブレット解析手段によるウェーブレット解析が実行され、S4においてウェーブレット解析のスカログラムが求められる。S5aでは、振動周期検出手段によってスカログラムの最大値となる振動周期を求めるが、その際、各時刻毎にスカログラム最大値となる振動周期を求める。この振動周期は極大値、極小値を求めるときに使用される。
この実施例によれば、測定信号が複数の振動成分を持ち、それぞれの振動成分の大きさが時間的に変化する場合においても、トレンド成分を除去した振動成分のみのウェーブレット解析を行うことにより、各時刻での主要な振動成分を抽出することが可能となるものである。
図7は第4の実施例を示したものである。この実施例は、図4で示す第2の実施例におけるステップS5に対応するS5bのみが相違するもので、他は同じである。すなわち、測定信号に対して指数関数近似を行うことによりトレンド成分を求め、S3で測定信号からトレンド成分を除去して振動成分のみを取り出し、その振動成分に対してウェーブレット解析を行う。指数関数近似では、予め設定した範囲内での減衰係数を持つ指数関数と測定信号との差分を求め、その差分の自乗和が最小となる減衰係数を持つ指数関数をトレンド成分とする。
S4でウェーブレット解析のスカログラムを求めることにより振動成分を正確に抽出することができる。S5bでは、振動周期検出手段によってスカログラムの最大値となる振動周期を求めるが、その際、各時刻毎にスカログラム最大値となる振動周期を求める。
この実施例においても、実施例4と同様に測定信号が複数の振動成分を持ち、それぞれの振動成分の大きさが時間的に変化する場合においても、トレンド成分を除去した振動成分のみのウェーブレット解析を行うことにより、各時刻での主要な振動成分を抽出することが可能となるものである。
図8は第5の実施例に基づくアルゴリズムを示したものである。この実施例5以降は前述した波形処理方法を車両の運動特性の解析に利用したものである。
車両の加減速制御時には、振動成分の重畳されたステップ状の信号の立ち上がり、若しくは立下り信号により車両に振動現象が発生する。この現象時における振動の極値を検出するものである。
ステップS1で、データレコータ等の記録媒体に記録された測定信号はS10において波形解析が実行される。波形解析10は、実施例1〜4のステップS2,S3の手段を備えたもので、トレンド成分抽出手段及びウェーブレット解析手段を使用してトレンド成分を抽出する。例えば、トレンド成分抽出手段として零位相フィルタが使用された場合には、測定信号がこの零位相フィルタを通すことにより位相遅れのないトレンド成分の抽出を行ない、トレンド成分の除去された振動成分のみを抽出してウェーブレット解析手段によるウェーブレット解析が実行される。そして、S11においてウェーブレット解析のスカログラムが求められる。
ステップS12では、各時刻における各最大強度となるスケールパラメータを 通過中心振動周期検出手段により求める。求められたスケールパラメータから、S13では測定信号の最大値を最大値検出手段により求め、更に、S14で最大最小検出手段による最大値、最小値が求められる。これは、最大値となる時刻以降の各時刻においてステップS12で求めたスケールパラメータ区間内での最大値、最小値であり、求められた結果に基づいてS15において振動極大値、極小値として求められる。
図9はステップ11で求めたウェーブレット解析によるスカログラムである。横軸が測定信号(図28)と同期した時間軸で、縦軸が測定信号に含まれる各時刻の周波数成分を示したものである。スカログラムの色は各周波数成分の大きさを示し、青から赤になるに従い対応する成分が大きくなっていることを示している。また、図9の白線部分がステップS12における処理結果で、スカログラムの各時刻で最も成分が大きいスケールパラメータを示している。
図10はステップ14の処理内容の概念図で、図9の白線で示すスケールパラメータに基づいて最大値、最小値を求める。すなわち、横矢印線は各時刻での 図9に対応する白線部分のスケールパラメータの大きさを示し、振動の最大値、最小値はこの矢印線の区間幅内で求め、最初の●点部が矢印線Aの幅内におけるステップS14で求めた最大値であり、次の●点部が最初の矢印線Aの幅内における最小値となる。以下同様にして3番目の●点部が次の矢印線Bの幅内におけるステップS14で求めた最大値であり、4番目の●点部が矢印線Bの幅内における最小値となる。これを繰り返すことにより図11で示すように主振動成分の1周期毎に最大値、最小値を得ることができる。
したがって、この実施例によれば、従来、車両の運転性能評価のために作業者が手作業で処理していたものが、処理全てをコンピュータで可能となり、しかも作業者による評価基準の揺らぎが排除された極値探索が可能となる。また、測定信号に主振動成分以外に振幅の小さい雑音的な振動成分が重畳している場合でも、ウェーブレット解析による主振動周期区間で最大値、最小値を探索することにより、微小振動にかかわらず主振動成分1周期区間内での最大値(=極大値)及び、主振動成分1周期区間内での最小値(=極小値)の探索が容易に可能となるものである。
図12は第6の実施例によるアルゴリズムを示したものである。図8で示す第5の実施例とは、ステップS1aにおいて測定信号を零位相フィルタに通すことのみが相違する。測定信号に含まれる雑音成分は、この零位相フィルタを通過することにより位相変化なしに除去される。図13はその概念を示したもので、細線が雑音成分の含まれた主振動成分の1周期である。零位相フィルタを通過することにより、太線で示す雑音成分の除去された主振動成分となる。この主振動成分をステップS10以下の各処理を実行することにより、●点で示すように主振動成分の1周期内の最大値探索によって極大値が得られる。したがって、この実施例によれば、雑音成分の除去された主振動成分の極値を得ることができる。
図14は第6の実施例によるアルゴリズムを示したものである。この実施例で第5の実施例と相違するところは、ステップS11aとS12a及びS12bを追加したことで他は同じである。ステップS11aのスケールパラメータの帯域制限とは、例えば、図9で示したスカログラムにおいて、通過中心振動周期(スケールパラメータ)の帯域幅を例えば0.2〜0.4の幅で制限を加え、この帯域以外の領域を零と置き換えたり、または、スカログラムの大きさがある値以下(図9では青の部分)の部分を零と置き換える等、測定信号のウェーブレット解析結果で得られたスカログラムに対して、主要振動成分以外の成分を零と置き換える処理をいう。制限処理されたデータは、ステップS4で最大強度となるスケールパラメータが求められると共に、ウェーブレット逆変換手段によって逆変換される(S12a)。逆変換されることにより図10で示すような振動波形となり、S12bでは実数部抽出手段による虚数部除去が行われ、取り出された実数部はS13で当該時刻でのスケールパラメータ区間での最大値が求められる。つまり、
S13以降における最大値、極大値、極小値の探索は、ステップS12bで取り出された実数部のデータをもとに実行される。
したがって、この実施例においても、実施例6と同様に、雑音成分の除去された主振動成分の極値を得ることができる。
図15は第8の実施例を示したアルゴリズムで、振動波形の包絡線を探索せんとするものである。図14を含む他の実施例との同一部分、若しくは相当部分に同一ステップ符号を付している。この実施例は、ステップS11で得られたスカログラムが、測定信号の各時刻において、周波数、位相、及び振幅情報を持つことを利用して、S11aにおいてスケールパラメータに対する帯域制限処理が実行される。例えば、図9で示す青色に近い領域を0と置き換えることにより、測定信号を構成する主な周波数成分を各時刻毎に求め、ステップS12aでウェーブレット逆変換し、S12cにおいてウェーブレット逆変換した結果でえられたる複素数の大きさを計算することにより、測定信号を構成する主な周波数成分から振動の大きさ(包絡線)をS16で求める。
図16が求められた包絡線を示したものである。包絡線を求めることにより、振動の大きさを定量的に解析することが可能となり、例えば、振動の大きさがある大きさW以下にまで低下する時間t1を求めることが可能になる。
また、この実施例によれば、ステップS12aでの帯域制限において、スケールパラメータの高域対応領域を零化処理することにより、振動波形に雑音が重畳している場合でも、その雑音成分を除去した主振動成分の包絡線を求めることが可能となるものである。
図17は第9の実施例を示したアルゴリズムで、振動波形の包絡線を探索
せんとするものである。図15と相違する部分は、S11aにおけるスケールパラメータに対する帯域制限処理に代えて、この実施例では任意に設定された周波数−ゲイン特性のフィルタ処理をS11bにおいて実施したもので、その他は同じである。S11において測定信号のウェーブレット解析結果で得られたスカログラムに対して、S11bでは設定した周波数−ゲイン特性のみを持つフィルタで振動波形を処理し、強調したい周波数帯域成分の大きさを求める。これをS12aでウェーブレット逆変換し、S12cにおいてウェーブレット逆変換して複素数の絶対値大を算出し、S16で測定信号を構成する主な周波数成分から振動の大きさ(包絡線)を求める。
図18はS11〜S12aによる処理概念図である。「イ」で示すスカログラムの、例えば、紫色の線部分で切り出されたスケールパラメータにおける或る大きさを有する「ホ」のスカログラムと、「ハ」で示す周波数−ゲイン特性曲線で設定された信号とで「ニ」の乗算器にて掛け算されて「ホ」の信号となる。すなわち、「ロ」の紫色の信号が「ホ」の信号に置き換えられる。この一連の処理を各時刻で実行して特定帯域が強調されたスカログラムとなり、この信号がS12aにおいてウェーブレット逆変換される。
図19はその結果を示したもので、S11bにおいて例えば低域ゲインを1のままとし、高域ゲインを小さくした特性を持つフィルタを設定することにより、測定信号に対して、フィルタで強調した帯域成分の大きさとして直接得ることが可能となる。
図20は第10の実施例を示したアルゴリズムで、振動波形の所望する周波数帯域成分から構成される振動波形を抽出する場合である。同図において、図17と相違する部分は、ステップS12bで複素数の実数部を求める手段のみが相違する。この複素数の実数部を求める手段は、図14で示した手段と同様のものが使用される。S11で得られたスカログラムの各時刻における周波数−振幅グラフを、S11bにおいて、解析対象として所望する周波数帯域を強調する特性を持つフィルタに通すことによって、新たに得られるスカログラムをS12aでウェーブレット逆変換する。これによって、S1での測定信号からS11bによる所望した周波数帯域成分のみから構成された信号成分を抽出する。ウェーブレット逆変換による処理信号は複素数であり、S12bではこの複素数の実数部を求めることによって、S11bによる所望した周波数帯域成分のみから構成された信号成分を抽出することが可能となる。
したがって、この実施例においても、実施例9と同様にフィルタで強調した帯域成分の大きさとして直接得ることが可能となる。
図21は、第11の実施例によるトリガー前平均値算出のためのアルゴリズムを示し、トリガー信号発生前の測定信号の平均値を算出するものである。
図22はその説明図で、線Aがトリガー信号、線Bが解析対象信号で、信号の変化幅を求めることを目的としてトリガーの立ち下がり点直前の平均値を求めようとするものである。S1で解析対象信号を前述した波形解析手段による波形解析がS10で実行された後に、スカログラム処理が行われる(S11)。このスカログラムをS11cでトリガー時刻で最大強度を持つ振動周波数成分を求め、S17においてその振動周期分だけの解析対象信号を抽出してその平均値を求めて解析対象信号のトリカー直前の平均値とする。
この実施例は、図23の(a)で示すように、振動周期分でない区間での平均値を求めると全体的な平均値とは異なる値になる問題点を有するが、この実施例によれば、同図(b)で示すように、ウェーブレット解析されたことにより振動1周期分が抽出できるので、振動成分に影響されることなくその間での単純平均で全体的な平均値が略求まるものである。
図24は、第12の実施例によるアルゴリズムを示したもので、トリガー信号を有する振動的な測定信号の変化前の平均値を算出する場合である。図25で示すように、測定信号にはトリガー信号Aと解析対象信号Bの両者を有する場合があり、解析対象信号Bは車両の動作遅れ等によりトリガー信号の立ち下がりよりも遅れて立ち下がる。その際、幅W近辺の平均値を求めようとするものである。
ステップS1,S10,S11及びS11cまでは図21と同様である。S19では、S11cにおいてトリガー時刻から求められた周期分だけ遡った解析対象信号の平均値と標準偏差とを、平均値・標準偏差算出手段によって算出する。ステップS20では、S19で求めたトリガー前の平均値と標準偏差を使用して±N×標準偏差の範囲内に入る解析対象信号の平均値を求める。ここでのNの大きさは使用者が任意に設定できる正の値である。
図26はその結果図で、ステップS19において幅W内に入る信号の平均値を求めることによって太線で示す変化前の範囲での平均値が求まるものである。
本発明の第1の実施例を示すアルゴリズム。 ウェーブレット解析の説明図。 ウェーブレット解析によるスカログラム。 本発明の第2の実施例を示すアルゴリズム。 ウェーブレット解析の説明図で、(a)加速度が1段に立ち上がった場合、(b)は加速度が2段に立ち上がる場合の説明図。 本発明の第3の実施例を示すアルゴリズム。 本発明の第4の実施例を示すアルゴリズム。 本発明の第5の実施例を示すアルゴリズム。 ウェーブレット解析によるスカログラム。 最大・最小処理手段による概念図。 主振動成分1周期区間内での最大値探索説明図。 本発明の第6の実施例を示すアルゴリズム。 主振動成分1周期区間内での最大値探索説明図。 本発明の第7の実施例を示すアルゴリズム。 本発明の第8の実施例を示すアルゴリズム。 振動波形の包絡線探索の説明図。 本発明の第9の実施例を示すアルゴリズム。 第9実施例の処理概念図。 周波数−ゲイン特性フィルタによる処理説明図。 本発明の第10の実施例を示すアルゴリズム。 本発明の第11の実施例を示すアルゴリズム。 測定波形トリガー前の平均値算出の説明図。 振動波形の平均値算出説明図。 本発明の第12の実施例を示すアルゴリズム。 測定波形の変化前平均値算出の説明図。 変化前平均値算出の結果図。 計測信号(解析対象信号)の波形図。 トレンド成分と振動成分を有する波形図。 フーリエ解析結果図。 ウェーブレット解析結果図。
符号の説明
S1…測定信号(解析対象信号)
S2…トレンド成分抽出手段
S3…ウェーブレット解析手段
S4…スカログラム
S5…振動周期抽出手段
S10…波形解析手段
S12…通過中心振動周期検出手段
S13…最大値検出手段
S14…最大最小検出手段
S15…振動極大極小検出手段

Claims (24)

  1. トレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号に対して、零位相フィルタを使用してトレンド成分を求め、そのトレンド成分を除去して得られる振動成分に対してウェーブレット解析を実行し、得られたスカログラムの最大値を求めることにより解析対象信号の振動周期を抽出することを特徴とした信号波形の分析方法。
  2. トレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号に対して、解析対象信号を指数関数近似することによりトレンド成分を求め、そのトレンド成分を除去して得られる振動成分に対してウェーブレット解析を実行し、得られたスカログラムの最大値を求めることにより解析対象信号の振動周期を抽出することを特徴とした信号波形の分析方法。
  3. 前記スカログラムの最大値は時間毎に求めることを特徴とした請求項1又は2記載の信号波形の分析方法。
  4. トレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号に対してコンピュータを介して信号波形を分析するものであって、
    前記解析対象信号のトレンド成分を抽出する手段と、このトレンド成分を除去して得られた振動成分に対しウェーブレット解析を実行してスカログラムを得る手段と、このスカログラム最大値となる振動周期を求める手段とをコンピュータにて実行させるための信号波形分析用のプログラム。
  5. 前記解析対象信号のトレンド成分を抽出する手段は、零位相フィルタを通過させてトレンド成分を求めるか、若しくは解析対象信号を指数関数近似することによりトレンド成分を求めるかの何れかを実行することを特徴とした請求項4記載の信号波形分析用のプログラム。
  6. スカログラム最大値の振動周期を求める手段は、時間毎に最大値となる振動周期を求めることを特徴とした請求項4又は5記載のプログラム。
  7. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号を分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムから各時刻での最大強度となるスケールパラメータより解析対象信号の最大値を求め、得られる各時刻の主振動成分周期区間内での最大値、最小値を求めて主振動成分の極大値、極小値とすることを特徴とした車両運動特性の解析方法。
  8. 前記波形解析手段は、零位相フィルタを通過させてトレンド成分を求めるか、若しくは解析対象信号を指数関数近似することでトレンド成分を抽出するトレンド成分抽出手段と、ウェーブレット解析手段を有することを特徴とした請求項7記載の車両運動特性の解析方法。
  9. 前記解析対象信号は、零位相フィルタを介して波形解析手段に出力することを特徴とした請求項7又は8記載の車両運動特性の解析方法。
  10. 前記スカログラムに対し、スケールパラメータの帯域を制限して
    ウェーブレット逆変換し、取り出された実数部によって主振動成分周期区間内での最大値、最小値を求めることを特徴とした請求項7乃至9記載の車両運動特性の解析方法。
  11. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号を分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムに対しスケールパラメータの帯域を制限してウェーブレット逆変換し、得られた複素数の絶対値を求めることによって振動波形の包絡線を求めることを特徴とした車両運動特性の解析方法。
  12. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号を分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムに対して時刻毎の周波数−ゲイン特性を持つフィルタリング処理を行った後にウェーブレット逆変換し、得られた複素数の絶対値を求めて前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分の大きさを求めることを特徴とした車両運動特性の解析方法。
  13. 前記ウェーブレット逆変換して得られた複素数の実数部を求め、前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分から構成される振動波形を抽出することを特徴とした請求項12記載の車両運動特性の解析方法。
  14. 車両の運動特性評価のためにトリガー信号と解析対象信号とを有する信号を分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得、このスカログラムを利用してトリガー時刻での振動周期を求め、求めた振動周期から解析対象信号の平均値を算出することを特徴とした車両運動特性の解析方法。
  15. 前記求められたトリガー時刻での振動周期から解析対象信号の平均値と標準偏差を算出し、この平均値と標準偏差から解析対象信号の変化前の平均値を求めることを特徴とした請求項14記載の車両運動特性の解析方法。
  16. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分の除去された振動成分のウェーブレット解析を行う波形解析手段にてスカログラムを得る手段と、この手段によって得られたスカログラムから各時刻での最大強度となるスケールパラメータを求める手段と、各時刻での最大強度となるスケールパラメータより解析対象信号の最大値を求める手段と、求められた最大値となる時刻以降での各時刻で前記スケールパラメータ区間内での最大値、最小値を求める手段とをコンピュータに実行させることを特徴とした車両運動特性の解析用プログラム。
  17. 前記波形解析手段は、零位相フィルタを通過させてトレンド成分を求めるか、若しくは解析対象信号を指数関数近似することでトレンド成分を抽出するトレンド成分抽出手段と、ウェーブレット解析手段を実行することを特徴とした請求項16記載の車両運動特性の解析プログラム。
  18. 前記解析対象信号は、零位相フィルタを介して波形解析手段への出力を実行すること特徴とした請求項16又は17記載の車両運動特性の解析用プログラム。
  19. 前記スカログラムに対し、スケールパラメータの帯域を制限する帯域制限手段と、この手段により制限された帯域のスカログラムをウェーブレット逆変換する手段と、逆変換された信号に含有する実数部を抽出する手段と、取り出された実数部によって主振動成分周期区間内での最大値、最小値を求める手段とを実行することを特徴とした請求項16乃至18記載の車両運動特性の解析用プログラム。
  20. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムに対しスケールパラメータの帯域を制限する帯域制限手段と、制限された帯域をウェーブレット逆変換する手段と、この手段によって得られた複素数の絶対値を求める手段と、複素数の絶対値を用いて振動波形の包絡線を求める手段とをコンピュータにて実行することを特徴とした車両運動特性の解析用プログラム。
  21. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムに対して時刻毎の周波数−ゲイン特性を持つフィルタリング処理を行う手段と、この手段よりの信号をウェーブレット逆変換する手段と、この手段により得られた複素数の絶対値を求め、前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分の大きさを求める手段とをコンピュータにて実行することを特徴とした車両運動特性の解析用プログラム。
  22. 車両の運動特性評価のためにトレンド成分と振動成分を持つ解析対象信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムに対して時刻毎の周波数−ゲイン特性を持つフィルタリング処理を行う手段と、この手段よりの信号をウェーブレット逆変換する手段と、この手段によって得られた複素数の実数部を求める手段と、前記フィルタリング処理で強調された周波数帯域成分から構成される振動波形を抽出する手段とをコンピュータにて実行することを特徴とした車両運動特性の解析用プログラム。
  23. 車両の運動特性評価のためにトリガー信号と解析対象信号とを有する信号をコンピュータにて分析するものにおいて、
    前記解析対象信号に対して、トレンド成分を除去するトレンド成分抽出手段と、トレンド成分の除去された振動成分をウェーブレット解析してスカログラムを得る手段と、このスカログラムを利用してトリガー時刻での振動周期を求める手段と、求めた振動周期から解析対象信号の平均値を算出する手段とをコンピュータにて実行することを特徴とした車両運動特性の解析用プログラム。
  24. 前記求められたトリガー時刻での振動周期から解析対象信号の平均値と標準偏差を算出する手段と、この平均値と標準偏差から解析対象信号の変化前の平均値を求める手段とをコンピュータにて実行することを特徴とした請求項23記載の車両運動特性の解析用プログラム。
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