JP4090854B2 - 臓器スライス装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、凍結された例えばブタの卵巣などの臓器の固まりを薄くスライスさせる臓器スライス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
長年にわたり臓器としての例えばブタの卵子の表面を覆っている透明帯を構築する糖タンパク質の構造と機能の研究が続けられている。これまでに糖タンパク質に付いているN結合型糖鎖の全容が明らかになってきた。また、受精に際してブタの精子はこれらの糖鎖の末端に結合することも示したが、糖鎖をタンパク質から切り離すと、精子結合活性がきわめて弱くなり、活性発現にはタンパク質の立体的な高次結合が重要であることがわかってきた。
【0003】
最近、透明帯タンパク質にアミノ酸配列が似た糖タンパク質が続々と見つかり注目されている。これらのタンパク質は立体構造も似ていると考えられるため、透明帯タンパク質の立体構造の決定は他のタンパク質の機能の解明にも寄与するので立体構造を決定することにした。
【0004】
ポストゲノム時代を迎えタンパク質の立体構造解析が盛んに行われており、cDNAを用いて大腸菌やより高等な細胞に発現させた組み換え体タンパク質を解析する場合も多い。しかしながら、組み換え体タンパク質は必ずしもネイティブなタンパク質と同じ立体構造をしているとは限らないので、ネイティブなタンパク質を調製することが望ましい。また、X線回折で立体構造を決めるためには数十mgの精製されたタンパク質が必要で大量調製法の開発が必須となる。
【0005】
透明帯タンパク質を高収量で調製するとき、最も重要なステップは凍結した臓器としての例えばブタの卵巣の固まりを薄くスライスことである。
【0006】
従来、生体物質を調製するため、回転させた刃で凍結された臓器を切断するのに一般に市販されているワーリングブレンダー(商標名)が使用されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−165711号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のワーリングブレンダー(商標名)で凍結した臓器としての例えばブタの卵巣の固まりを薄くスライスすると、組織が刃に絡み付いたり、高速回転させるため酵素によっては失活する場合もあり、問題があった。
【0009】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、凍結した臓器をスライスする際、温和な条件でスライスでき、効率良く、しかも自動で、凍結した臓器をスライスできるようにした臓器スライス装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項によるこの発明の臓器スライス装置は、立設されたベッド上に凍結された臓器の固まりが収容される収容容器を設けると共にこの収容容器の底における一部の径方向に設けた穴に突出したスライス用刃を設け、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まりを一定の押圧力で押さえる押さえ部材を備えたホルダを設け、このホルダを往復動せしめる往復動用駆動手段を設けると共に前記ホルダを回転せしめる回転用駆動手段を設け、前記ベッドの下方にスライスされた臓器片を受ける受け容器を設けており、
前記収容容器及び受け容器の外周に、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まり及び受け容器に受け入れられたスライスされた臓器片の凍結を維持すべく冷却ジャケットを設け、この冷却ジャケット内に冷却媒体が収納されることを特徴とするものである。
【0013】
したがって、立設されたベッド上に設けられた収容容器に凍結された臓器の固まりが収容される。そして、往復動用駆動手段によりホルダに設けられた押さえ部材で凍結された臓器の固まりが押さえられる。この状態で、往復動用駆動手段により一定の押圧力でホルダを介して凍結された臓器の固まりが押圧されると共に回転用駆動手段によりホルダを介して凍結された臓器の固まりが回転されることでスライスされてベッドの下方に設けられた受け容器内ににスライスされた臓器片が受けられて収容される。
【0014】
その結果、温和な条件でスライスでき、スライス状態にバラツキがなく、また、凍結された臓器の固まりが効率良く、しかも自動で大量調製が可能になる。また、前記収容容器及び受け容器の外周に、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まり及び受け容器に受け入れられたスライスされた臓器片の凍結を維持すべく冷却ジャケットが設けられ、この冷却ジャケット内に冷却媒体が収納されているから、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まり及び受け容器に受け入れられたスライスされた臓器片の凍結が溶けることなく、維持されるため、室温でのスライスが可能になり、取り扱いが容易となる。
【0019】
請求項によるこの発明の臓器スライス装置は、請求項1記載の臓器スライス装置において、前記収容容器が冷却ジャケットに対して、前記スライス用刃がベッドに取り付けられた取付けブロックに対して、及び押さえ部材がホルダに対して着脱可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0020】
したがって、前記収容容器が冷却ジャケットに対して、前記スライス用刃がベッドに取り付けられた取付けブロックに対して、及び押さえ部材がホルダに対して着脱可能に設けられているから、前記収容容器、スライス用刃および押さえ部材が取り外しができ、それぞれの洗浄、滅菌が可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1および図2を参照するに、臓器スライス装置1としては複数の脚3を介して下部フレーム5が例えば床上に据えられている。この下部フレーム5上には複数のポール7を介してベッドとしての上部フレーム9が立設されている。この上部フレーム9上の2カ所には上方へ向けてピン11が取り付けられている。このピン11には、図3および図4により詳細に示された円形状のプレート13の左右に突出した突出部13L、13Rに設けられた穴15が挿入されてプレート13が位置決め固定される。このプレート13には上方を開口した中空形状の冷却ジャケット17が一体化されている。この冷却ジャケット17内のほぼ中心部には上方を開口した例えば100mmφ、高さ60mmからなる中空形状の収容容器19が複数のボルト21で着脱可能に取り付けられている。前記収容容器19の外周の冷却ジャケット17内には冷却媒体としての例えば氷り23が収納される。前記収容容器19の底における一部には図4に示されているように、中心から径方向へ矩形状の穴25が形成されている。前記収容容器19内には例えばブタの卵巣などの0℃以下例えば−20℃で凍結した臓器27(試料)が収納される。
【0023】
前記収容容器19の穴25と同位置における冷却ジャケット17およびプレート13には図3に示されているように、矩形状の穴29,31が形成されている。また、前記上部フレーム9には図1および図2に示されているように穴33が形成されている。この穴33には径方向へ取付けブロックとしての梁35が掛け渡されている。この梁35には前記穴31、29、25を通して上方へ突出したスライス用刃37が上下動可能に取り付けられている。より詳細には、図5に示されているように、前記梁33には上下方向へ長穴39が形成されており、この長穴39に前記スライス用刃37がボルト41によって上下方向へ調整可能にかつ、着脱可能に取り付けられている。したがって、穴25により上方へ突出したスライス用刃37の突出量tが調製されることになる。この突出量tは例えば0〜3mmに設定でき、通常1.5mm程度が使用される。
【0024】
前記上部フレーム9の下方における前記下部フレーム5上にはスライスされた臓器片43を受ける上方を開口した中空形状の受け容器45がほぼ中心部に設けられ、上方を開口した中空円錐形状の冷却ジャケット47が取り出し可能に載置されている。前記受け容器45の外周の冷却ジャケット47内には冷却媒体としての例えば氷り23が収納される。冷却ジャケット47内の受け容器45は弾性体からなる複数の押さえ部材49により着脱される。
【0025】
前記下部フレーム5上の図2において右側には上下方向へ延伸した例えば角形状の支柱51がL字形状の複数のブラケット53を介して複数のボルト55で固定されている。また、前記支柱51は前記上部フレーム9にL字形状の複数のブラケット57を介して複数のボルト59で固定されている。前記支柱51には上下方向へ延伸した複数のガイド溝61が形成されている。このガイド溝61にはまり込んで上下方向に摺動するスライダ63が設けられ、クランプレバー65によりクランプまたはアンクランプされる。図2の状態がクランプ状態を示している。そして、図2においてクランプレバー65を反時計方向回りに回動させることでアンクランプ状態になる。
【0026】
前記スライダ63には制御盤67が取り付けられている。この制御盤67の下部にはレギュレータ69が取り付けられている。また、制御盤67には図1に示されているように、電源スイッチ71、ONスイッチ73、OFFスイッチ75および圧力メータ77が備えられている。
【0027】
前記スライダ63には取付けブロック79が複数のボルト81で取り付けられている。そして、前記取付けブロック79の下部にはベースフレーム83が一体化されている。しかも、このベースフレーム83には図示省略の取っ手が設けられている。前記ベースフレーム83上には回転用駆動手段としての例えば回転用モータ85と往復動用駆動手段としての例えば定圧ユニット87が取り付けられている。前記回転用モータ85の出力軸89には前記ベースフレーム83内に組み込まれたギャ91が装着されていると共にこのギャ91には別のギャ93が噛合されている。このギャ93は複数のベアリング95、97により回転自在に支承されている。
【0028】
また、前記ベースフレーム83上には円筒部材99が複数のボルト101で取り付けられている。前記ギャ93には上下方向に延伸されたスプライン構造をしたシャフト103が装着されていると共にこのシャフト103の上部は円筒部材99内に設けられたベアリング105で回転自在に支承されている。前記円筒部材99上にはエアシリンダ107が設けられている。このエアシリンダ107のピストンロッドの下部には前記回転シャフト103の上端を押圧せしめる押圧部材109が設けられている。従って、前記シャフト103は回転されると共に上下動されるようになっている。
【0029】
前記ベースフレーム83の下部には円筒部材111が複数のボルト113で取り付けられていると共にこの円筒部材111内には前記シャフト103が装通されている。前記円筒部材111の下部には断面が逆U字形状のカバー115が取り付けられている。このカバー115の中心部に前記シャフト103が装通されている。そして、回転シャフト103の下端にはホルダ117が取り付けられていて、このホルダ117には図6も併せて参照するに、凍結された臓器27を押さえる押圧部材としての例えば複数の固定針119が着脱可能に設けられている。
【0030】
上記構成により、凍結された臓器27をスライスする動作を説明すると、図1および図2において、電源スイッチ71を入れ、クランプレバー65を反時計方向回りに回動させることでアンクランプ状態にし、作業者が取っ手を持ってスライダ63を上方へ上げることで、ホルダ117とカバー115が上方へ持ち上げられて収容容器19の上方が開放された状態で一旦クランプレバー65をクランプせしめる。この状態で収容容器19内に凍結された臓器27を収納せしめた後、クランプレバー65を反時計方向回りに回動させて作業者が取っ手を持ってスライダ63を下降させるとホルダ117とカバー115が下降しホルダ117に備えられた複数の固定針119で凍結された臓器27が押さえられる。
【0031】
この状態で、ONスイッチ73をONにすると回転用モータ85とエアシリンダ107が作動する。すなわち、回転用モータ85が回転すると、出力軸89を介してギャ91が回転されるから、別のギャ93を介してシャフト103が例えば60r、p、mで回転される。また、エアシリンダ107が例えば0.15メガパスカルの圧力で作動すると、ピストンロッドが下降し、押圧部材109を介してシャフト103が例えば5kgfの一定の押圧力で下降される。
【0032】
その結果、凍結された臓器27が収容容器19の底に突出されたスライス用刃37でスライスされる。スライスされた凍結状態の臓器片43は穴25、29、31を通って落下し、受け容器45に溜められる。そして、凍結された臓器27がすべてスライスされると、OFFスイッチ75をONせしめることで臓器スライス装置1が停止されることになる。なお、ONスイッチ73をONしてから凍結された臓器27がすべてスライスされ、OFFスイッチ75をONにするまでは3〜5分で自動でスライスされる。そして、受け容器45が押さえ部材49より外されて他の場所に運ばれることになる。その後、上記動作の要領で動作させることで次の凍結された臓器27が順々にスライスされることになる。
【0033】
したがって、温和な条件でスライスでき、スライス状態にバラツキをなくすることができ、また、凍結された臓器の固まりを効率良く、しかも自動で大量調製を可能にすることができる。
【0034】
前記スライス用刃37の突出量を調整すべく、前記スライス用刃37が長穴39内を上下方向に移動可能に設けられているから、ホルト41をゆるめてスライス用刃37を長穴39内で上下方向へ調製することにより、スライス用刃37の突出量を希望の厚さt例えば0〜3mmの範囲にスライスすることができる。
【0035】
また、前記収容容器19及び受け容器45の外周に、前記収容容器19に収容された凍結された臓器27の固まり及び受け容器45に受け入れられたスライスされた臓器片43の凍結を維持すべく冷却ジャケット17、47がそれぞれ設けられ、この冷却ジャケット17,47内に冷却媒体としての例えば氷り23が収納されているから、前記収容容器19に収容された凍結された臓器27の固まり及び受け容器45に溜められ、スライスされた臓器片43の凍結が溶けることなく、維持されるため、室温でのスライスを可能にすることができ、取り扱いを容易にすることができる。
【0036】
さらに、前記収容容器19が冷却ジャケット17に対して、前記スライス用刃37がベッドとしての上部フレーム9に取り付けられた取付けブロックとしての梁35に対して、及び複数の固定針119がホルダ113に対して着脱可能に設けられているから、前記収容容器19、スライス用刃37および複数の固定針119がそれぞれ取り外しができので、それぞれの洗浄、滅菌を可能にすることができる。
【0037】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0039】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項の発明の臓器スライス装置によれば、立設されたベッド上に設けられた収容容器に凍結された臓器の固まりが収容される。そして、往復動用駆動手段によりホルダに設けられた押さえ部材で凍結された臓器の固まりが押さえられる。この状態で、往復動用駆動手段により一定の押圧力でホルダを介して凍結された臓器の固まりが押圧されると共に回転用駆動手段によりホルダを介して凍結された臓器の固まりが回転されることでスライスされてベッドの下方に設けられた受け容器内にスライスされた臓器片が受けられて収容される。
【0040】
その結果、温和な条件でスライスでき、スライス状態にバラツキをなくすることができ、また、凍結された臓器の固まりを効率良く、しかも自動で大量調製を可能にすることができる。また、前記収容容器及び受け容器の外周に、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まり及び受け容器に受け入れられたスライスされた臓器片の凍結を維持すべく冷却ジャケットが設けられ、この冷却ジャケット内に冷却媒体が収納されているから、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まり及び受け容器に受け入れられたスライスされた臓器片の凍結が溶けることなく、維持されるため、室温でのスライスを可能にすることができ、取り扱いを容易にすることができる。
【0043】
請求項の発明の臓器スライス装置によれば、前記収容容器が冷却ジャケットに対して、前記スライス用刃がベッドに取り付けられた取付けブロックに対して、及び押さえ部材がホルダに対して着脱可能に設けられているから、前記収容容器、スライス用刃および押さえ部材が取り外しができ、それぞれの洗浄、滅菌を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の臓器スライス装置の正面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】上部フレームに取り付けられる冷却ジャケットおよび収容容器の拡大正面図である。
【図4】図3における平面図である。
【図5】スライス用刃が梁に取り付けられ、かつ上下動し突出量を調整するための説明図である。
【図6】ホルダの拡大底面図である。
【符号の説明】
1…臓器スライス装置
5…下部フレーム
7…ポール
9…上部フレーム(ベッド)
11…ピン
13…プレート
15…穴
13…プレート
17…冷却ジャケット
19…収容容器
25…穴
19…収容容器
27…臓器
29,31、33…穴
35…梁
37…スライス用刃
39…長穴
43…臓器片
45…容器
47…冷却ジャケット
49…押さえ部材
51…支柱
61…ガイド溝
63…スライダ
65…クランプレバー
67…制御盤
69…レギュレータ
71…電源スイッチ
73…ONスイッチ
75…OFFスイッチ
77…圧力メータ
63…スライダ
79…ブロック
83…ベースフレーム
85…回転用モータ
87…定圧ユニット
91…ギャ
93…ギャ
95…ベアリング
99…円筒部材
103…シャフト
105…ベアリング
107…エアシリンダ
109…押圧部材
111…円筒部材
115…カバー
117…ホルダ
119…固定針(押さえ部材)
t…突出量

Claims (2)

  1. 立設されたベッド上に凍結された臓器の固まりが収容される収容容器を設けると共にこの収容容器の底における一部の径方向に設けた穴に突出したスライス用刃を設け、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まりを一定の押圧力で押さえる押さえ部材を備えたホルダを設け、このホルダを往復動せしめる往復動用駆動手段を設けると共に前記ホルダを回転せしめる回転用駆動手段を設け、前記ベッドの下方にスライスされた臓器片を受ける受け容器を設けており、
    前記収容容器及び受け容器の外周に、前記収容容器に収容された凍結された臓器の固まり及び受け容器に受け入れられたスライスされた臓器片の凍結を維持すべく冷却ジャケットを設け、この冷却ジャケット内に冷却媒体が収納されることを特徴とする臓器スライス装置。
  2. 前記収容容器が冷却ジャケットに対して、前記スライス用刃がベッドに取り付けられた取付けブロックに対して、及び押さえ部材がホルダに対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項記載の臓器スライス装置。
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