JP4089867B2 - 製品在庫監視システム - Google Patents

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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、製品の在庫の過不足を防ぐための製品在庫監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
製品在庫監視システムは、生産・出荷計画などから製品の将来の在庫数をシミュレーションしている。在庫監視者は、在庫の過不足を防止するために、定期的に在庫数のシミュレーションを行い、生産・出荷計画を見直している。
【0003】
このように在庫の過不足防止を目的とした製品在庫監視システムは、現在までに様々提案されている。
【0004】
例えば、「経営工学シリーズ13生産管理(秋庭雅夫編 日本規格協会)」に記載されている在庫数の算出方法を利用した従来システムは、需要変動が小さい製品について、過去の出荷実績と、所定の在庫数を下回ってから製品が生産され納品されるまでの期間を示すリードタイムと、ある一定のサービス率とに基づいて在庫が過剰となったり、在庫が不足したりする恐れの少ない適正な在庫数を算出することで、在庫過剰や在庫不足を防止している。
【0005】
また、特開2000−172768号公報に記載されている従来システムは、需要変動が大きい製品について、過去の出荷実績とリードタイム中の出荷数とに基づいて、過去の所定期間における最大および最小出荷数と1日の平均出荷数とを算出し、それらを基に適正な在庫数を算出することで、在庫過剰や在庫不足を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の製品在庫監視システムは以上のように、需要変動の小さい製品を対象にすると、需要変動の大きい製品は、担当者の経験から適正な在庫数を設定していた。したがって、担当者によってバラツキがあったり、在庫不足を防ぐために在庫数を多めに設定することで在庫過剰を招いたりするという問題点があった。
【0007】
また、従来の製品在庫監視システムは、過去の出荷実績などから在庫数を設定するので、設定条件に需要見込みや販売強化施策などの生産・出荷計画時の条件が考慮されていない。このような生産・出荷計画時の条件によって需要変動が変わると、過去の出荷実績などからでは対応できずに在庫過剰や在庫不足を招くという問題点があった。
【0008】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、担当者の経験度による在庫数のバラツキを無くし、さらに生産・出荷計画時の条件による需要変動の変化に対応した確度の高い適正な在庫数を算出することのできる製品在庫監視システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る製品在庫監視システムは、製品の在庫数を管理する製品在庫監視システムにおいて、過去の出荷実績を記憶する出荷データ記憶手段と、生産・出荷計画の策定から納品までのリードタイム情報を設定するリードタイムマスタ設定手段と、季節変動のある製品の季節変動情報を設定するシーズン期間設定手段と、生産・出荷計画で決定した出荷計画数を記録する生産・出荷計画・在庫データ記憶手段と、出荷実績、リードタイム情報および季節変動情報に基づいて、出荷実績の出荷統計を算出する出荷統計計算手段と、出荷統計、リードタイム情報および季節変動情報に基づいて、生産・出荷計画における基準在庫数を算出する基準在庫数計算手段と、出荷統計における基準在庫数の占める比率を算出する基準在庫比率計算手段と、出荷計画数に比率を加えた適正在庫数を算出する適正在庫数計算手段と、適正在庫数の許容値を設定する在庫許容台数設定手段と、許容値から適正在庫数の許容範囲を算出する上限・下限適正在庫数計算手段とを備え、基準在庫数計算手段は、生産・出荷計画を策定する周期での在庫数に対応する生産サイクル在庫数を算出する生産サイクル在庫数計算手段と、生産・出荷計画から出荷までの出荷変動数に対応する変動在庫数を算出する変動在庫数計算手段と、出荷から納品までの期間中に存在する在庫数に対応する輸送期間在庫数を算出する輸送期間在庫数計算手段とを有し、出荷統計計算手段は、繁忙期および閑散期の生産月における一月分の平均出荷数と標準偏差とを算出し、リードタイムマスタ設定手段は、生産・出荷計画を立てる周期を生産サイクル、計画を立ててから実際に生産されるまでの期間を生産・出荷計画確定期間、出荷から納品までの期間を輸送期間として設定し、生産サイクル在庫数計算手段は、平均出荷数と生産サイクルとを互いに乗算して生産サイクル在庫数を算出し、変動在庫数計算手段は、標準偏差と生産・出荷計画確定期間とを互いに乗算して変動在庫数を算出し、輸送期間在庫数計算手段は、平均出荷数と輸送期間とを互いに乗算して輸送期間在庫数を算出し、基準在庫数計算手段は、生産サイクル在庫数、変動在庫数および輸送期間在庫数を互いに加算して基準在庫数を算出するものである。
【0011】
また、この発明に係る製品在庫監視システムは、許容範囲に該当しない製品の適正在庫数を自動出力する在庫過不足計算出力手段を備えたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【0013】
図1において、製品在庫監視システムは、過去の出荷実績を記録する出荷データ記憶手段1と、生産・出荷計画の策定から納品までの期間を示すリードタイム中の情報(リードタイム情報)を設定するリードタイムマスタ設定手段2と、シーズン性のある製品の需要変動を考慮して繁忙期と閑散期との生産開始月および終了月を設定するシーズン期間設定手段3とを備えている。
【0014】
また、生産・出荷計画で決定した生産計画数や出荷計画数および現在の在庫数を記録する生産・出荷計画・在庫データ記憶手段4と、適正な在庫数(適正在庫数)の上限および下限値を設定する在庫許容台数設定手段5とを備えている。
【0015】
また、過去の出荷実績などから繁忙期と閑散期との統計値を算出する出荷統計計算手段6と、生産・出荷計画での条件をまとめた基準在庫数を算出する基準在庫数計算手段7と、統計値において基準在庫数の占める比率を算出する基準在庫比率計算手段8とを備えている。
【0016】
また、生産・出荷計画で決定した出荷計画数に基準在庫数の比率を加えた適正在庫数を算出する適正在庫数計算手段9と、上限値と下限値とに基づいて、適正在庫数の許容範囲を算出する上限・下限適正在庫数計算手段10とを備えている。
【0017】
さらに、適正在庫数の許容範囲外となる在庫過剰または在庫不足の製品を判定して、該当する製品を自動表示する在庫過不足計算出力手段11とを備えている。
【0018】
また、基準在庫数計算手段7は、生産サイクル在庫数計算手段71と、変動在庫数計算手段72と、輸送期間在庫数計算手段73とを有しており、生産・出荷計画においての条件を在庫数(基準在庫数)に換算した値を算出する。
【0019】
次に、図1とともに、図2を参照しながら、この発明の実施の形態1による動作について説明する。
【0020】
製品の生産・出荷計画を立てるときには、生産・出荷計画を立てる(見直す)周期と、計画を立てて生産されるまでの期間と、出荷から納品までの期間との3つの期間(周期)を考慮し、各期間中に必要な在庫数を算出する。
【0021】
図2において、生産・出荷計画を立てる周期を生産サイクル、計画を立ててから実際に生産されるまでの期間を生産・出荷計画確定期間、出荷から納品までの期間を輸送期間と呼んでいる。
【0022】
例えば、生産サイクルを1週間、生産・出荷計画確定期間を3週間、輸送期間を3日とすると、N月の第2週に立てられた生産・出荷計画に基づいた製品は、N+1月の第1週の週始めから3日後に各代理店に納品されることとなる。この生産プロセスは、1週間おきに行われ、各代理店などへ製品が随時納品される。
【0023】
このような日々の出荷データは、製品別に出荷データ記憶手段1に毎日蓄積され、さらに、週単位および月単位に換算して蓄積される。なお、蓄積された出荷データはユーザが任意に検索することができる。
【0024】
リードタイムマスタ設定手段2は、製品別に生産サイクルと生産・出荷計画確定期間と輸送期間とを設定する。
【0025】
シーズン期間設定手段3は、例えば、エアコンのように季節性(シーズン性)が高い製品変動を考慮することができる繁忙期および閑散期の生産開始月および終了月を製品別に設定する。
【0026】
生産・出荷計画・在庫データ記憶手段4は、外部の記憶装置から転送され、前もって計画された生産計画数および出荷計画数と現在の在庫数とを製品別に記憶する。
【0027】
在庫許容台数設定手段5は、繁忙期および閑散期の各月における適正な在庫数(適正在庫数)の上限および下限許容値を製品別に設定する。または、適正在庫数の割合(上限および下限許容割合値)で設定する。
なお、本システムでは、生産サイクル在庫数の1/2に相当する比率(デフォルト値)として、生産サイクル在庫数(後述する)および基準在庫数を使用し、「生産サイクル在庫数÷基準在庫数÷2」の値を、各々上限許容値割合、下限許容値割合に設定する。
【0028】
出荷統計計算手段6は、製品出荷データ記憶手段1からの過去の出荷データ(出荷実績)から、繁忙期および閑散期の生産月における一月分の出荷数の平均値(一月分の平均出荷数)と、標準偏差とを算出する。
【0029】
基準在庫数計算手段7内の生産サイクル在庫数計算手段71は、(1)式によって、平均出荷数から繁忙期および閑散期における生産サイクル分の出荷数(生産サイクル在庫数)を算出する。
【0030】
生産サイクル在庫数=平均出荷数×生産サイクル ・・・ (1)
【0031】
変動在庫数計算手段72は、(2)式によって、標準偏差から繁忙期および閑散期における生産・出荷計画確定期間中の出荷変動に対応する在庫数(変動在庫数)を算出する。
【0032】
変動在庫数=標準偏差×生産・出荷計画確定期間 ・・・ (2)
【0033】
輸送期間在庫数計算手段73は、(3)式によって、平均出荷数から繁忙期および閑散期における工場から代理店までの輸送期間中に存在する在庫数(輸送期間在庫数)を算出する。
【0034】
輸送期間在庫数=平均出荷数×輸送期間 ・・・ (3)
【0035】
最後に、生産サイクル在庫数と変動在庫数と輸送期間在庫数との総和により、生産・出荷計画の条件を在庫数に換算した繁忙期および閑散期における基準在庫数を算出する。
【0036】
基準在庫数=生産サイクル在庫数+変動在庫数+輸送期間在庫数
・・・ (4)
【0037】
基準在庫比率計算手段8は、(5)式によって、基準在庫数および平均出荷数から、平均出荷数における基準在庫数の比率(基準在庫比率)を算出する。
【0038】
基準在庫比率=基準在庫数÷平均出荷数 ・・・ (5)
【0039】
適正在庫数計算手段9は、(6)式によって、基準在庫比率および出荷計画数から、出荷計画数に基準在庫比率を加味した繁忙期および閑散期の各月における適正在庫数を算出する。なお、(6)式中の出荷計画数は、生産・出荷計画・在庫データ記憶手段4に記録されている値とする。
【0040】
適正在庫数=基準在庫比率×出荷計画数 ・・・ (6)
【0041】
上限・下限適正在庫数計算手段10は、(7)式および(8)式によって、適正在庫数と上限または下限許容値とから、上限値と下限値とを算出し、繁忙期および閑散期の各月における適正在庫数の許容範囲を決定する。
【0042】
上限適性在庫数=適正在庫数+上限許容値 ・・・ (7)
下限適性在庫数=適正在庫数−下限許容値 ・・・ (8)
【0043】
在庫過不足計算・出力手段11は、(9)式によって、生産計画数と出荷計画数と現在の在庫数とから、一定期間における生産サイクル毎の予測在庫数(在庫推移)を算出する。
【0044】
予測在庫数k=予測在庫数k-1+生産計画数k−出荷計画数k ・・・ (9)
(k=日、週、月などの生産サイクル、予測在庫数0=現在の在庫数)
【0045】
なお、予測在庫数の算出期間(一定期間)は、生産・出荷計画策定期間としてもよいし、半期の期間としてもよい。
【0046】
また、予測在庫数の算出サイクルは、各製品の最短の生産サイクルに合わせて算出される。
【0047】
例えば、生産サイクルを1週間とし、N月の第k週の予測在庫数を算出する場合、N月の第k週の生産計画数と出荷計画数との差に、第k−1週(前週)の在庫数(予測在庫数または現在の在庫数)を加えたものである。
【0048】
続いて、生産サイクル毎に算出された予測在庫数が、適正在庫数の許容範囲内であることを確認する。
【0049】
ある生産サイクルにおいて、予測在庫数が適正在庫数の許容範囲外となった場合には、その製品の生産計画または出荷計画の見直しが必要と判断される。計画の見直しが必要な製品は、見直し検討の材料として、繁忙期および閑散期での出荷計画数と生産計画数と予測在庫数とを所定の格納場所に出力する。
【0050】
次に、図3から図9を参照しながら、具体的な事例を挙げて、この発明の実施の形態1による動作について説明する。図3から図9は、この発明の実施の形態1に係るデータを示す説明図である。
【0051】
例えば、製品Aの在庫数を監視する場合、まず、リードタイムマスタ設定手段2に生産サイクル、生産・出荷計画確定期間、輸送期間を設定する。例えば、生産サイクルを週1回(換言すると月4回)、生産・出荷計画確定期間を3週間、輸送期間を3日間とする。
【0052】
各期間は、月数に換算して設定するので、一月を「1」、一月を4週とすると、図3のように、週1回は「0.25」、3週間は「0.75」に換算して設定する。さらに、3日間は、月の実動日数を21日とすると、「0.15(3÷21=0.15)」に換算して設定する。
【0053】
シーズン期間設定手段3は、季節によって需要変動の高い製品を考慮できるように、1年を繁忙期と閑散期とに分けて、それぞれの生産開始月と生産終了月とを設定する。
【0054】
例えば、図4において、繁忙期の生産開始月を4月、生産終了月を7月と設定する。また、閑散期については、生産開始月を8月、生産終了月を3月というように設定する。なお、ここでは、繁忙期についてのみ説明を行い、閑散期については説明を省略する。
【0055】
在庫許容台数設定手段5は、生産・出荷計画見直しの判断基準となる適正在庫数の上限・下限許容値を設定する。上限・下限許容値は、製品の台数をそのまま設定するか、図5のように適正在庫数を基準にした割合(%、上限・下限許容割合値)で設定することもできる。例えば、適正在庫数が小さい場合には、台数をそのまま設定するとよい。
なお、本システムでは、生産サイクル在庫数の1/2に相当する比率(デフォルト値)として、「生産サイクル在庫数÷基準在庫数÷2」の値を、各々上限許容値割合、下限許容値割合に設定する。
【0056】
ここでは、適正在庫数に15%加えた値を上限とし、適正在庫数から20%引いた値を下限とする。
【0057】
以上の設定内容と、出荷データ記憶手段1に記憶された過去の出荷データと、生産・出荷計画・在庫データ記憶手段4に記憶された計画内容および現在の在庫数とに基づいて、製品別の在庫予測と在庫過不足との判定とを行う。
【0058】
まず、出荷統計計算手段6は、製品Aの過去の4月から7月までにおける一月当りの平均出荷数と標準偏差とを算出する。ここでは、平均出荷数を「121」、標準偏差を「41」とする。
【0059】
基準在庫数計算手段7は、製品Aの生産サイクル在庫数と変動在庫数と輸送在庫数とを算出し、在庫数の総和から基準在庫数を算出する。
【0060】
まず、生産サイクル在庫計算手段71は、出荷統計計算手段6で算出した平均出荷数と、リードタイムマスタ設定手段2で設定した生産サイクルとを(1)式に代入し、(10)式のように生産サイクル在庫数を算出する。なお、小数点以下は切り上げる。
【0061】
121×0.25 ≒ 31 ・・・(10)
【0062】
次に、変動在庫数計算手段72は、出荷統計計算手段6で算出した標準偏差と、リードタイムマスタ設定手段2で設定した生産・出荷計画確定期間とを(2)式に代入し、(11)式のように変動在庫数を算出する。なお、小数点以下は切り上げる。
【0063】
41×0.75 ≒ 31 ・・・(11)
【0064】
次に、輸送期間在庫数計算手段73は、出荷統計計算手段6で算出した平均出荷数と、リードタイムマスタ設定手段2で設定した輸送期間とを(3)式に各値を代入すると、(12)式のように輸送期間在庫数を算出する。なお、小数点以下は切り上げる。
【0065】
121×0.15 ≒ 19 ・・・(12)
【0066】
以上の3種の在庫数を足して、基準在庫数を算出する。(13)式のように、製品Aの繁忙期における基準在庫数は、「81」となる。
【0067】
31+31+19 = 81 ・・・(13)
【0068】
基準在庫比率計算手段8は、基準在庫数計算手段6で算出された基準在庫数と、出荷統計計算手段6で算出された平均出荷数とを(5)式に代入し、(14)式のように基準在庫比率を算出する。なお、小数点第2位以下は四捨五入する。
【0069】
81÷121 ≒ 0.67 ・・・(14)
【0070】
以上の出荷統計計算手段4と、基準在庫数計算手段5と、基準在庫比率計算手段6とで算出された各種データを図6に示す。
【0071】
続いて、適正在庫数計算手段9は、生産・出荷計画・在庫データ記憶手段4に記憶された各月の出荷計画数と、基準在庫比率計算手段6で算出された基準在庫比率とを(6)式に代入し、繁忙期における各月の適正在庫数を算出する。4月から7月の繁忙期における適正在庫数は、(15)式から(18)式のように算出される。なお、小数点以下は切り上げる。
【0072】
1000×0.67 = 670 ・・・(15)
1200×0.67 = 804 ・・・(16)
1500×0.67 = 1005 ・・・(17)
800×0.67 = 536 ・・・(18)
【0073】
図7に、製品Aの繁忙期における各月の出荷計画数と適正在庫数とを示す。
【0074】
上限・下限適正在庫数計算手段10は、適正在庫数計算手段9で算出された適正在庫数と、在庫許容台数設定手段5で設定された上限および下限許容割合値とに基づいて、適正在庫数の許容範囲を決定する。
【0075】
図5のように、在庫許容台数設定手段5では、上限許容割合値および下限許容割合値(パーセント)で設定したので、例えば、4月の適正在庫数における上限および下限許容値は、(19)式、(20)式のように、適正在庫数に上限許容割合値または下限許容割合値をそれぞれ乗じた値とする。なお、小数点以下は切り上げる。
【0076】
670×0.15 ≒ 101 ・・・(19)
670×0.20 = 134 ・・・(20)
【0077】
そして、適正在庫数に上限許容値を加えて、適正在庫数の上限値(上限適正在庫数)を算出する。また、適正在庫数から下限許容値を引いて、適正在庫数の下限値(下限適正在庫数)を算出する。
【0078】
670+101 = 771 ・・・(21)
670−134 = 536 ・・・(22)
【0079】
このような方法で、残りの5月から7月についても上限適正在庫と下限適正在庫とを算出し、繁忙期における各月の適正在庫数の許容範囲を決定する。図8に、繁忙期における各月の上限適正在庫数と下限適正在庫数とを示す。
【0080】
在庫過不足計算出力手段11は、生産・出荷計画・在庫データ記憶手段4に格納されている繁忙期における各月の生産計画数、出荷計画数、現在の在庫数に基づいて、一定期間における生産サイクル毎の在庫予測(予測在庫数)を算出する。
【0081】
続いて、予測在庫数が適正在庫数の許容範囲の範囲内であることを確認し、範囲外の製品については、繁忙期直前の在庫数および、繁忙期の生産サイクルにおける生産計画数と出荷計画数と在庫予測とを所定の格納場所に出力する。
【0082】
例えば、4月第1週の予測在庫数は、(23)式のように、4月第1週の生産計画数および出荷計画数の差分を、3月末の在庫数に加えた値である。
【0083】
730+(300−260) = 770 ・・・(23)
【0084】
同様に、4月第2週の在庫予測は、(24)式のように、4月第1週の在庫予測に、4月第2週の生産計画数および出荷計画数の差分を加えた値である。
【0085】
770+(200−240) = 730 ・・・(24)
【0086】
このように、繁忙期の生産サイクルにおける予測在庫数を算出する。図9に、製品Aの4月の生産・出荷確定期間における生産サイクル毎の在庫予測(予測在庫数)を示す。
【0087】
次に、各予測在庫数と、各月の適正在庫数の許容範囲とを比較して、許容範囲内に収まっているかどうか確認する。
【0088】
例えば、4月第1週の予測在庫数と適正在庫数の許容範囲とを比較すると、予測在庫数は「770」、上限適正在庫数は「771」、下限適正在庫は「536」であり、予測在庫数は範囲内であることがわかる。
【0089】
4月第3週の予測在庫数と適正在庫数の許容範囲とを比較すると、予測在庫数は「830」、上限適正在庫数は「771」、下限適正在庫は「536」であり、在庫予測は範囲外であることがわかる。上限適正在庫数を上回っていることから、在庫過剰製品であると判定される。
【0090】
つまり、製品Aの4月第3週の生産計画および出荷計画は見直すべきと判定される。また、逆に、下限適正在庫数を下回っている場合には、在庫不足製品と判定される。
【0091】
このように、在庫過剰または在庫不足と判定された製品の各データは、所定の格納場所に出力され、製品の過不足であることが判別できるように一覧表(図示せず)などに自動出力される。この一覧表などは、計画見直しのための材料とされる。
【0092】
この実施の形態1では、製品Aを例にとって説明したが、このような算出方法をすべての製品について適用すれば、製品毎の過去の出荷実績や傾向と生産・出荷計画の内容に基づいて、適正な在庫数を算出することができる。
【0093】
また、在庫過剰製品や在庫不足製品を自動的に出力するので、生産・出荷計画を見直すべき製品を安易に特定することができる。
【0094】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、製品の在庫数を管理する製品在庫監視システムにおいて、過去の出荷実績を記憶する出荷データ記憶手段と、生産・出荷計画の策定から納品までのリードタイム情報を設定するリードタイムマスタ設定手段と、季節変動のある製品の季節変動情報を設定するシーズン期間設定手段と、生産・出荷計画で決定した出荷計画数を記録する生産・出荷計画・在庫データ記憶手段と、出荷実績、リードタイム情報および季節変動情報に基づいて、出荷実績の出荷統計を算出する出荷統計計算手段と、出荷統計、リードタイム情報および季節変動情報に基づいて、生産・出荷計画における基準在庫数を算出する基準在庫数計算手段と、出荷統計における基準在庫数の占める比率を算出する基準在庫比率計算手段と、出荷計画数に比率を加えた適正在庫数を算出する適正在庫数計算手段と、適正在庫数の許容値を設定する在庫許容台数設定手段と、許容値から適正在庫数の許容範囲を算出する上限・下限適正在庫数計算手段とを備えたので、在庫過不足を発生させない適正な在庫数を自動計算することのできる製品在庫監視システムが得られる効果がある。
また、この発明によれば、基準在庫数計算手段は、生産・出荷計画を策定する周期での在庫数に対応する生産サイクル在庫数を算出する生産サイクル在庫数計算手段と、生産・出荷計画から出荷までの出荷変動数に対応する変動在庫数を算出する変動在庫数計算手段と、出荷から納品までの期間中に存在する在庫数に対応する輸送期間在庫数を算出する輸送期間在庫数計算手段とを有し、出荷統計計算手段は、繁忙期および閑散期の生産月における一月分の平均出荷数と標準偏差とを算出し、リードタイムマスタ設定手段は、生産・出荷計画を立てる周期を生産サイクル、計画を立ててから実際に生産されるまでの期間を生産・出荷計画確定期間、出荷から納品までの期間を輸送期間として設定し、生産サイクル在庫数計算手段は、平均出荷数と生産サイクルとを互いに乗算して生産サイクル在庫数を算出し、変動在庫数計算手段は、標準偏差と生産・出荷計画確定期間とを互いに乗算して変動在庫数を算出し、輸送期間在庫数計算手段は、平均出荷数と輸送期間とを互いに乗算して輸送期間在庫数を算出し、基準在庫数計算手段は、生産サイクル在庫数、変動在庫数および輸送期間在庫数を互いに加算して基準在庫数を算出するので、生産・出荷計画時の条件を加味した適正な在庫数を自動計算することのできる製品在庫監視システムが得られる効果がある。
【0096】
さらに、この発明によれば、許容範囲に該当しない製品の適正在庫数を自動出力する在庫過不足計算出力手段を備えたので、顧客へのサービスレベルを維持しながら、在庫回転率を向上させることのできる製品在庫監視システムが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を説明する説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による設定値を示す説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による設定値を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による設定値を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による算出値を示す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による算出値を示す説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1による算出値を示す説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による算出値を示す説明図である。
【符号の説明】
1 出荷データ記憶手段、2 リードタイムマスタ設定手段、3 シーズン期間設定手段、4 生産・出荷計画・在庫データ記憶手段、5 在庫許容台数設定手段、6 出荷統計計算手段、7 基準在庫数計算手段、8 基準在庫比率計算手段、9 適正在庫数計算手段、10 上限・下限適正在庫数計算手段、11 在庫過不足計算出力手段、71 生産サイクル在庫数計算手段、72 変動在庫数計算手段、73 輸送期間在庫数計算手段。

Claims (2)

  1. 製品の在庫数を管理する製品在庫監視システムにおいて、
    過去の出荷実績を記憶する出荷データ記憶手段と、
    生産・出荷計画の策定から納品までのリードタイム情報を設定するリードタイムマスタ設定手段と、
    季節変動のある製品の季節変動情報を設定するシーズン期間設定手段と、
    前記生産・出荷計画で決定した出荷計画数を記録する生産・出荷計画・在庫データ記憶手段と、
    前記出荷実績、前記リードタイム情報および前記季節変動情報に基づいて、前記出荷実績の出荷統計を算出する出荷統計計算手段と、
    前記出荷統計、前記リードタイム情報および前記季節変動情報に基づいて、前記生産・出荷計画における基準在庫数を算出する基準在庫数計算手段と、
    前記出荷統計における前記基準在庫数の占める比率を算出する基準在庫比率計算手段と、
    前記出荷計画数に前記比率を加えた適正在庫数を算出する適正在庫数計算手段と、
    前記適正在庫数の許容値を設定する在庫許容台数設定手段と、
    前記許容値から前記適正在庫数の許容範囲を算出する上限・下限適正在庫数計算手段と
    を備え
    前記基準在庫数計算手段は、
    前記生産・出荷計画を策定する周期での在庫数に対応する生産サイクル在庫数を算出する生産サイクル在庫数計算手段と、
    前記生産・出荷計画から出荷までの出荷変動数に対応する変動在庫数を算出する変動在庫数計算手段と、
    出荷から納品までの期間中に存在する在庫数に対応する輸送期間在庫数を算出する輸送期間在庫数計算手段とを有し、
    前記出荷統計計算手段は、繁忙期および閑散期の生産月における一月分の平均出荷数と標準偏差とを算出し、
    前記リードタイムマスタ設定手段は、前記生産・出荷計画を立てる周期を生産サイクル、計画を立ててから実際に生産されるまでの期間を生産・出荷計画確定期間、出荷から納品までの期間を輸送期間として設定し、
    前記生産サイクル在庫数計算手段は、前記平均出荷数と前記生産サイクルとを互いに乗算して前記生産サイクル在庫数を算出し、
    前記変動在庫数計算手段は、前記標準偏差と前記生産・出荷計画確定期間とを互いに乗算して前記変動在庫数を算出し、
    前記輸送期間在庫数計算手段は、前記平均出荷数と前記輸送期間とを互いに乗算して前記輸送期間在庫数を算出し、
    前記基準在庫数計算手段は、前記生産サイクル在庫数、前記変動在庫数および前記輸送期間在庫数を互いに加算して前記基準在庫数を算出することを特徴とする製品在庫監視システム。
  2. 前記許容範囲に該当しない製品の前記適正在庫数を自動出力する在庫過不足計算出力手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の製品在庫監視システム。
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