JP4089765B2 - 攪拌機の攪拌翼軸装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、製菓に用いる練りあん等の内材,あるいは一般食品であるクリーム,ソースあるいはルウなどの食材調理において食材を加熱釜で加熱しながら攪拌する場合に用いる攪拌機に係り、特に攪拌機の攪拌翼軸装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記のような攪拌機における攪拌翼軸装置としての攪拌翼軸として、例えば、本願出願人の考案に係る実公昭37―13989号がすでに提案されている。
すなわち、図10〜図11に示すように、駆動軸1の先端にラジアルベアリング2、2を前記駆動軸1に対して直交させた軸3の左,右端部の突出部にそれぞれ枢着させることで一体となし、これらが丁度嵌合する断面を有する中空部5aを一端に持つ攪拌翼軸5の他端に攪拌翼6,6を軸7にて枢着し、攪拌翼6,6は軸7を中心として揺動自在となっている。
また、駆動軸1の回転力は、前記ラジアルベアリング2,2を介して攪拌翼軸5へ伝達されるが駆動軸1と攪拌翼軸5との間にはスプリング8が介在されており、前記攪拌翼6,6を常時下方の加熱釜9の内面9aに押し付けている。
さらに、前記攪拌翼6,6の下面の曲率は前記加熱釜9の内面9aの曲率とほぼ合わせてあり、攪拌翼6,6は加熱釜9の内面9aに摺動しながら回転するようになっている。
【0003】
このような従来の攪拌機における攪拌翼軸装置の攪拌翼軸5の構成では、攪拌翼軸5の上下摺動が相当にはげしくとも駆動軸1と攪拌翼軸5との摩擦面にそれぞれラジアルベアリング2,2を介在させた構成であるため摩擦のため摺動困難となることがなく、微弱な変化に対してもスプリング8の力によって、攪拌翼6,6を常に加熱釜9内面9aに押し付けて摺動回転し食材を攪拌する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の攪拌機における攪拌翼軸装置の攪拌翼軸において、駆動軸1と一体となって攪拌翼軸5の中空部5a内面に形成された摩擦面を摺動するように介在させたラジアルベアリング2,2は、本来軸受の中心軸に垂直に交わる方向に働く荷重を受ける機能を目的とする軸受であり、上下方向の摺動を助ける軸受としてはその機能を充分発揮できない問題点があった。
特に、駆動軸1と攪拌翼軸5との間の回動力の伝達にも使用されているため、力の伝達に際してラジアルベアリング2の外周面2dであるアウターレースと攪拌翼軸5の中空部5a内面の摩擦面に線接触されると共に、アウターレースの側面に当接して前記回転力を伝達しているために前記ラジアルベアリング2が破損し易く、部品交換などの保守作業が短期間に頻繁に要求さるなどの問題点を有し、さらに、攪拌翼軸5内に嵌合摺動する駆動軸1の摺動面に傷が付き易く、かつラジアルベアリング2,2の部品価格が高価であるため攪拌機全体の価格を高くするという問題点がある。
【0005】
この発明は、前述した問題点を解決して、 動力源からの回転運動を直接または間接的に伝達する駆動軸または上部攪拌翼軸の下部に回転可能に車輪を枢着し、前記車輪を攪拌翼軸内の案内面に沿って転動させる構成とすることで、前記駆動軸または上攪拌軸と攪拌翼軸との上下方向の移動をスムースに嵌合移動させると共に、安価な部品でありながら長期の使用に耐えて破損しにくい耐久性の優れた攪拌機の攪拌翼軸装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、動力源からの回転運動を直接または間接的に伝達する駆動軸または上部攪拌翼軸と、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の下端部に軸を介して回転可能に枢着された車輪と、上部に前記車輪が上下方向に転動可能に当接する案内面を有し、かつ下部に食材を攪拌する攪拌翼を備え、前記車輪の軸と前記車輪を介して前記駆動軸または上部攪拌翼軸の回転駆動力が伝達されることによって、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の回転と共に連動する攪拌翼軸と、前記駆動軸または上部攪拌翼軸と前記攪拌翼軸との間に配設され、前記攪拌翼を常に加熱釜の内面に付勢させる弾性部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、前記駆動軸または上部攪拌翼軸は、動力源からの回転運動を伝達する太陽歯車の外周に噛合う遊星歯車の中心に位置していることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、前記車輪は、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の前記下部の側面と対応する前記車輪側面とを互いに離間させる突出座を有することを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、前記駆動軸または上部攪拌翼軸が嵌合する前記攪拌翼軸の上端開口部には、中央に前記駆動軸または上部攪拌翼軸が摺動可能に貫通する貫通孔を備えたブッシュを設け、前記開口部を閉塞したことを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、前記車輪は、形状がほぼ円筒状であり、錫青銅,燐青銅,ステンレスまたは無給油の潤滑素材からなる材質によって形成したものであることを特徴とする。
【0012】
以下、この発明の攪拌機の攪拌翼軸装置の第1実施形態につき、図1〜図2を参照して説明する。
図1はこの発明の第1実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置の要部縦断面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図である。
【0013】
図1において、10は駆動軸であって、図示しない電動機などの動力源からの回転運動を伝達する太陽歯車の外周に噛合う遊星歯車の軸中心に位置させることによって直接または間接的に駆動力が伝達され、前記駆動力を軸15と車輪14を介して攪拌翼軸11に伝達し、該攪拌翼軸11の下部に枢支軸12を介して枢着した攪拌翼13,13とを共に回転駆動する。
【0014】
前記駆動軸10の下端部10aは軸中心部10bを残し左右両端を切欠いて形成した突出部10cを有し、該突出部10cの水平方向中心部には左右に貫通する軸孔10dを設けたものである。14,14は錫青銅,燐青銅,ステンレスまたは無給油の潤滑素材等の材質よって一体的に形成したほぼ円筒状の車輪で、前記車輪14,14は、前記駆動軸10の下端突出部10cの両側面10e,10fに突出させて前記軸孔10dに貫通した軸15の両端部15a、15bにそれぞれ回転可能に枢着されている。
【0015】
この場合、前記車輪14,14が回転するのであれば、車輪14と軸15の間または軸15と前記駆動軸10の間の少なくとも1個所が回転するようになっていると良い。
また前記車輪14,14のそれぞれの内側面14a,14aには、前記突出部10cに対応する両側面10e,10fとを互いに離間させる隙間を形成するために突出座14b,14bが形成されている。この隙間は、0.5〜2mmの範囲離間させることが好ましい。
【0016】
前記攪拌翼軸11は、食材を攪拌する攪拌翼13,13を装着した下部に小径部11aと段差11bを持って連続する上部に大径部11eを形成し、その大径部11eには上端に開口部11cを有し横断面が矩形状で底に下スプリング支持座である底部11vを有する中空部11dが形成され、前記中空部11dには、前記駆動軸10の下方の一部と前記軸15および前記車輪14,14とが一体となって嵌合される。そして、前記車輪14,14の外周面14d,14dが前記中空部11dの案内面11kである内壁面に摺接して上下方向に転動可能となっている。
即ち、前記中空部11dには、車輪14,14の案内面11kが形成され、前記案内面11kは、前記中空部11dの内壁面を横断面で矩形状に形成して構成されると共に、前記車輪14,14が上下方向である直線方向に転動可能に移動できるようになっている。尚前記車輪14,14が当接する案内面11kには、前記車輪14,14の材質より固い材料を配設することも可能である。
【0017】
さらに前記横断面が矩形状の中空部11dには、上部が前記駆動軸10の突出部10cの下端面に形成した上スプリング支持座10vに当接し、下部が前記攪拌翼軸11の中空部11dの底部の下スプリング支持座11vに係止された弾性部材としてのコイルスプリング16とを備え、このスプリング16は前記攪拌翼13,13の下端面を加熱釜17の内面17aに常時圧接するように付勢する。
【0018】
18は前記攪拌翼軸11の上端開口部11cを塞ぐように螺合,ビス止めなどの固定手段によって配設された金属製あるいは合成樹脂製、例えばナイロンなどで形成されたブッシュで、その中央部には前記駆動軸10が摺動可能に貫通する貫通孔18aが設けられると共に、前記貫通孔18aに沿って下方に延びる円筒状のガイド18bが設けられ、前記中空部11d内に嵌合配設された前記各車輪14,14へ供給される潤滑油が飛散したり、外部から異物が入り込むのを防止する。
【0019】
19a,19aは、前記前記車輪14,14にグリスなどの潤滑油を供給するために、また回転運動の伝達に際して車輪14,14が変形した場合、攪拌翼軸11に接触しないように前記各車輪14,14の外側面14c,14cとそれぞれ対応する前記攪拌翼軸11の中空部11dの内壁面との間に設けた隙間である。
但し、前記車輪14,14の素材として前記無給油の潤滑素材を使用した場合には、当然給油の必要がないことは勿論である。
【0020】
以上のように構成された第1実施形態の攪拌機の攪拌翼軸装置の動作について説明する。
加熱釜17内に加熱攪拌しようとする餡などの食材を投入し、ガス等の加熱手段によって加熱釜17を加熱しつつ、攪拌機の図示しない電動機を駆動させ、その駆動力を回転機構を介して駆動軸10に伝達する。前記駆動軸10に伝達された駆動力は、攪拌翼軸11に形成された矩形状中空部11dに嵌合された駆動軸10、車輪14,14の外周面14dを介して攪拌翼軸11に伝達され、攪拌翼軸11の下部小径部11aの下端に枢着された攪拌翼13,13を加熱釜17の内面17aに常時圧接するように付勢しながら内面17aに沿って回転し、前記加熱釜17内の食材などの被攪拌物を加熱しながら攪拌混合する。
この際、前記車輪14,14は、攪拌翼軸11の中空部11dの案内面11kに沿って上下方向に転動可能となっている。
また、駆動軸10の回転運動は、図2の矢印X方向に示すように、車輪14,14の外周面14dや外側面14cから攪拌翼軸11に伝えられる。
【0021】
上記食材の攪拌混合時においては、攪拌翼軸11の下部に装着された攪拌翼13,13は回転移動に伴って食材を乗り越えて攪拌される場合があり、この時攪拌翼13,13が上方へ持ち上がりこれに装着された攪拌翼軸11が上昇移動させられるが、この上方への移動は前記駆動軸10の下端部に配設した軸15に回転可能に取付けた車輪14,14が攪拌翼軸11の中空部11dの案内面11kを転動することで、前記上昇移動量を吸収すると共に、コイルスプリング16によって、攪拌翼軸11を再度下方に付勢して攪拌翼13,13の下端面を加熱釜17の内面17aに圧接させ食材を加熱釜17の内面17aに焦げ付かせることなく、確実に攪拌混合できる。
また、前記加熱釜17の内面形状と攪拌翼13の当接面形状が異なることにより、攪拌回転中に両者間に隙間が発生しようとする場合には、攪拌翼13を加熱釜17の内面17a側に常に付勢しているため、上記不具合が解消される。
【0022】
図3〜図4はこの発明の攪拌機の攪拌翼軸装置に係る第2の実施形態を示すものである。
図中20は、図示しない動力源からの回転運動を伝達する太陽歯車の外周に噛合う遊星歯車の軸中心に位置する駆動軸10Aの下端部に固着された連結部材で、該連結部材20は前記駆動軸10Aの外径より大きく形成した放射状の桟材あるいは円形板から構成されてなり、前記連結部材20の上面中央部が前記駆動軸10Aと直交して固着され、かつ下面外周縁部には前記駆動軸10Aの軸心に対して各々所定角度α又はβ傾斜させた状態で左右一対の上部攪拌翼軸21が連結されている。前記上部攪拌翼軸21は前記駆動軸10Aの回転移動と共に連動する構成としたものである。
【0023】
ここで、連結部材20と上部攪拌翼軸21の関係としては、図3に示した構成に替えて、1本又は複数本の上部攪拌翼軸21を連結部材20と固着した構成とすることも可能であり、また前記連結部材20は、固着する上部攪拌翼軸21に合わせて1本または複数本の放射状の桟材であったり、三角形,正方形,長方形,ひし形の四角形などの多角形状や楕円形状等の平板が考えられる。
【0024】
さらに前記連結部材20は、必ずしも前記駆動軸10Aの中央位置に合わせて固着する必要がなく偏倚させたり、傾斜させた状態で取り付けてもよく、前記上部攪拌翼軸21が複数の場合は回転半径を変更させてもよい。
前記それぞれの上部攪拌翼軸21,21の下部21aには、前述の第1実施形態におけると同構成の車輪14,14が取り付けられ、攪拌翼軸11の大径部11eに形成した横断面矩形状の中空部11d内に前記上部攪拌翼軸21と前記軸15に装着された車輪14,14とが一体となって嵌合される。そして、前記車輪14,14の外周面14dが上下方向に転動可能な横断面矩形状の中空部11d内壁面の案内面11kを転動する。
【0025】
そして、前記攪拌翼軸11の下部小径部11aには、食材を攪拌する攪拌翼13,13が装着されると共に、前記上部攪拌翼軸21の下部21aの上スプリング支持座21vと前記攪拌翼軸11の中空部11dの底部の下スプリング支持座11vとの間にコイルスプリング16を介在させることで、前記攪拌翼13,13の下端を常時加熱釜17の内面17aに付勢させるようにしたもである。
なお、前述した以外の構成は、上述した第1実施形態と同様なので、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0026】
以上のように構成された第2実施形態の攪拌機の攪拌翼軸装置の動作について説明する。
この第2実施形態において、第1実施形態と大きく異なる点は、第2実施形態では、上部攪拌翼軸21は駆動軸10Aを中心とした円運動をするが、上部攪拌翼軸21を中心とする回転運動はしないことである。
特に、上部攪拌翼軸21は、加熱釜17の内面17aに対する垂直線に対し、常に所定角度α又はβを保ちながら、かつ攪拌翼13を常時加熱釜17の内面側に付勢しながら回転運動を行なうようになっている。
また、上部攪拌翼軸21の駆動力は、図4の矢印Y方向に示すように、車輪14の外周面14dから攪拌翼軸11に伝達される。
【0027】
図5〜図7はこの発明の攪拌機の攪拌翼軸装置に係る第3の実施形態を示すものである。
図中、21Aは上部攪拌翼軸で、図示しない電動機などの動力源からの回転運動を伝達する太陽歯車の外周に噛合う遊星歯車を備えた重力方向の垂直線に対して所定の傾斜角度をもつ遊星軸と軸の中心を一致させて、図示しない部材を介して間接的に連結されており、前記上部攪拌翼軸21Aの下部21Aaには、直交させた軸15が取り付けられ、前記軸15の両端部には、回転可能に枢着された車輪14,14が配設されている。
【0028】
11Aは前記上部攪拌翼軸21Aおよび前記車輪14,14が一体的に嵌合される円筒状の攪拌翼軸で、この攪拌翼軸11Aの内部には、図6に良く見られるように前記車輪14,14が上下方向に転動可能に当接する案内面11Lである左右に前後一対の鉤状レール11L1,11L2が固着されている。
また、前記攪拌翼軸11Aの下部11Cには、枢支軸22によって回動可能に支持腕23が取り付けられており、前記支持腕23の左,右両先端部23a,23bには、図5(A)に良く見られるように、耐熱性の優れたプラスチック製の攪拌翼13A,13Aが取付金具24によってそれぞれ固定されている。
【0029】
前記支持腕23は、その長手方向左,右両先端部23a,23bをそれぞれ前後方向に相互逆向きに折曲し、さらに下方側に向けて垂直に折り曲げて形成して折曲端部23c,23dが形成されている。そして、前記各折曲端部23c,23dには、図7に示すように、前記支持腕23の長手方向の軸線に対し所定角度θ、例えば5〜45度の範囲の取付け角度、好ましくは25〜35度傾斜させた角度の同方向(平行)に向けて、それぞれの攪拌翼13A,13Aが位置決め固定されている。
【0030】
また、図5(B)に示すように、前記攪拌翼13A,13Aは、回転移動方向に対して互いに食材当接面が逆向きにそれぞれ前記攪拌翼軸11Aの中心に対して角度θ1、好ましくは15〜25度ほど傾斜させた状態(攪拌翼13A,13Aの食材当接面が加熱釜底内面に近接する方向)に固定されている。
【0031】
24は前記攪拌翼軸11Aの上端開口部分に設けた蛇腹であって、潤滑油などの飛散を防止するためのものである。また、16は弾性部材であるスプリングで、前記上部攪拌翼軸21Aに設けた上スプリング支持座21vと案内面11L,11Lであるレール11L1,11L2の上部に形成した下スプリング支持座11Avとの間にそれぞれ支持され、前記上部攪拌翼軸21Aに巻装されたものである。
【0032】
また、前述した以外の構成は、上述した第1〜第2実施形態と同様なので、同一部分には同一符号を付して、その説明は省略する。なお、上部攪拌翼軸21Aと攪拌翼軸11Aは対となって、第1実施形態の駆動軸10と攪拌翼軸11,第2実施形態の上部攪拌翼軸21と攪拌翼軸11とに替えてそれぞれ使用が可能である。
【0033】
以上のように構成された第3実施形態の攪拌機の攪拌翼軸装置の動作について説明する。
前記第3実施形態によれば、上記食材の攪拌混合時おいては、攪拌翼軸11Aの下部に装着された攪拌翼13A,13Aは、前記攪拌翼軸11Aの下部11Cに前記加熱釜17の内面17aに沿って回動自在に枢着された支持腕23の左,右両先端部23a,23bの長手方向左,右先端部をそれぞれ前後方向に相互逆向きに折曲した折曲端部23c,23dに、図7に示すように、前記支持腕23の長手方向の軸線に対し所定角度θ、例えば5〜45度の範囲の取付角度、好ましくは25〜35度傾斜させた取付け角度と同方向に平行に向けて取り付けられているので、攪拌翼13A,13Aの回転移動に伴って、食材が攪拌翼13A,13Aの食材当接面を外方に滑りながら移動するため、食材が加熱釜の中心部分に集まることが解消される。
【0034】
また、前記支持腕23に装着された前記攪拌翼13A,13Aは、図5(B)に示すように、回転移動方向に対して互いに逆向きにそれぞれ前記攪拌翼軸11Aの軸心に対し角度θ1、好ましくは15〜25度程度傾斜させた状態で前記支持腕23の左右両端に固定されているので、個々に独自の動きが可能であり、加熱釜17の内面形状が円の一部である円弧状以外の曲面を有する特殊な形状に対しても適応できると共に、前記傾斜させた攪拌翼13A,13Aの加熱釜17底内面17aに対する相対運動は加熱釜17の中心とする円弧状を回転移動することで、一方の攪拌翼13Aが重力の方向に対して最も傾いた状態から180度回転する間に次第に起き上がり、重力方向に垂直に近い状態となった時には、他方の攪拌翼13Aは、前記攪拌翼13Aとは逆に起き上がった状態から最も傾いた状態となって回転するので、加熱釜17の内面17aにおける被攪拌物が集中する中心部では、各攪拌翼13A,13Aのいずれかの攪拌翼が被攪拌物との当接面を重力方向に対し高く増加するため、攪拌翼の上縁を乗り越えて逸脱させる量を極力少なくして被攪拌物を攪拌翼の上縁に向けてすくい上げながら攪拌させることができる。
【0035】
さらに前記上部攪拌翼軸21Aに取付けた弾性部材であるコイルスプリング16によって、攪拌翼13A,13Aの下端面が常時加熱釜17の内面17aに密着させることができ、食材を釜内面に焦げ付かせることなく、確実に攪拌混合できる。
また、前記車輪14,14の案内面11L,11Lを横断面L字状のレール11L1,11L2とすることで、前記車輪14,14が確実に案内面11L,llLに案内されると共に、前記攪拌翼軸11Aの製作が安価にかつ容易となる。図8はこの発明の攪拌機の攪拌翼軸装置に係る第4の実施形態を示すものである。
【0036】
第4の実施形態においては、攪拌翼軸11B内に嵌合挿入される上部攪拌翼軸21Bの下端部21Ba中央部に車輪14Aを挿入する下端解放の凹部25を形成し、該凹部25に直交して配設した軸26に1個の車輪14Aを回転可能に取り付けた構成としたものであって、攪拌翼軸11B内には前記車輪14Aの外周面が当接する案内面11M,11Mである水平断面コ字状の一対のレール11M1、11M2を固着したものである。
【0037】
また、前記車輪14Aの両面には、上部攪拌翼軸21Bの下部の側面21Be,21Bfと対応する車輪14Aの側面とを互いに離間させる突出座14Abを有している。
さらにまた、前記以外の構成は、上述の第3実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。なお、上部攪拌翼軸21Bと攪拌翼軸11Bは対となって、第1実施形態の駆動軸10と攪拌翼軸11,第2実施形態の上部攪拌翼軸21と攪拌翼軸11に替えて使用可能である。
【0038】
前記実施形態によれば、上述の第3実施形態と比較して車輪14Aの数を1個にでき、前記車輪14Aの案内面11M,11Mを横断面コ字状のレール11M1,11M2とすることで、前記車輪14Aが確実に案内面11M,llMに案内されると共に、前記攪拌翼軸11Aの構成が簡単となり安価に製作できる。
【0039】
上述の前記第1及び第2実施形態においては、攪拌翼軸11の下端に回動自在に枢着された攪拌翼13,13を直接攪拌翼軸11の下端に枢着したものを示し第3,第4の実施形態においては、攪拌翼軸11A,11Bの下端に水平方向に延びる支持腕23を枢着し、この支持腕23の両端に攪拌翼13A,13Aをそれぞれ回動可能に取付けたものを示し、それぞれ攪拌翼13,13及び13A,13Aを左右一対として対称に配設した実施形態について説明したが、前記支持腕23をいずれか一方のみに配設してもよく、一方の支持腕23にのみ攪拌翼13,13Aを取付けた構成としても食材を充分攪拌できることは勿論であり、第1〜第4実施形態において、攪拌翼13,13Aを相互にどちらの実施形態に使用してもかまわない。
【0040】
さらにまた、攪拌翼軸11,11A,11Bの下端に回動自在に枢着された同形状の大きさの2枚の攪拌翼13,13及び13A,13Aの形状を互いに異なった大きさのものとすることも可能であり、ほぼ同様の攪拌動作が期待できることは勿論である。
【0041】
さらにまた、前記実施形態では駆動軸10,10Aを加熱釜17の内面17aに対して垂直にまたは傾斜させて更に連結部材20を配設したものについて説明したが、これに限定されることなく、電動機からの駆動力を図示しない太陽歯車の外周に噛合した遊星歯車を有する駆動軸10,10Aを傾斜させた状態で加熱釜17内部に挿入する構成とすることで、前記駆動軸10を垂直にして公転と自転または自転させて回転駆動し、攪拌翼軸11,11A,11Bの下部に装着した攪拌翼13,13を公転と自転、または自転させながら移動させ、更に、前記駆動軸10を傾斜させ、または前記駆動軸10Aを垂直にして、公転および自転、または自転させて回転運動し、攪拌翼軸11,11A,11Bの下部に装着した攪拌翼13,13、13A,13Aを、公転と自転、あるいは自転または公転させながら移動させ、加熱釜17内の食材を加熱しながら攪拌混合する機構の攪拌機に適用もできる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る攪拌機の攪拌翼軸装置は、動力源からの回転運動を直接または間接的に伝達する駆動軸または上部攪拌翼軸と、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の下端部に軸を介して回転可能に枢着された車輪と、上部に前記車輪が上下方向に転動可能に当接する案内面を有し、かつ下部に食材を攪拌する攪拌翼を備え、前記車輪の軸と前記車輪を介して前記駆動軸または上部攪拌翼軸の回転駆動力が伝達されることによって、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の回転と共に連動する攪拌翼軸と、前記駆動軸または上部攪拌翼軸と前記攪拌翼軸との間に配設され、前記攪拌翼を常に加熱釜の内面に付勢させる弾性部材とを備えた構成としたので、以下のような効果がある。
【0043】
すなわち、攪拌翼の回転移動に伴って駆動軸または攪拌翼軸の下部に枢着した車輪を介して前記攪拌翼軸の案内面を上下方向に滑りながら転がり移動するため、攪拌翼軸の上下方向の移動が極めてスムースであり、加熱釜内の食材を確実に攪拌混合できると共に、従来のラジアルベアリングと異なって破損などの不具合を解消できることで、耐久性の優れた保守点検が容易でかつ安価な攪拌機の攪拌翼軸装置を提供できる効果がある。
【0044】
また、駆動軸または上部攪拌翼軸の下部に取付けた車輪に突出座を設けた構成とすることで、駆動軸または上部攪拌翼軸に対する攪拌翼軸の上下方向の移動が安定し、過剰な摩擦が解消できると共に、攪拌翼軸の上端開口部にブッシュを配設したことで、駆動軸または上部攪拌翼軸の外周面に形成される損傷をなくすことができ、さらに前記車輪に供給された潤滑油の飛散を防止することができ食品加工においては極めて衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置の要部縦断面図。
【図2】図1のA−A線横断面図。
【図3】この発明の第2実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置の要部縦断面図。
【図4】図3のB−B線横断面図。
【図5】 (A)及び(B)は、この発明の第3実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置の要部縦断正面図及び側面図。
【図6】この発明の第3実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置のC−C線に沿う要部横断面図。
【図7】この発明の第3実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置における攪拌翼の概略平面図。
【図8】この発明の第4実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置の要部縦断面図。
【図9】この発明の第4実施形態に係る攪拌機の攪拌翼軸装置のD−D線に沿う要部横断面図。
【図10】従来の攪拌機の攪拌翼軸に係る要部縦断面図。
【図11】図10のE−E線横断面図。
【符号の説明】
10,10A 駆動軸
10a 下端部
10c 突出部
10d 軸孔
10e,10f 側面
10v 上スプリング支持座
11,11A 攪拌翼軸
11a 小径部
11c 開口部
11d 中空部
11e 大径部
11k,11L,11M 案内面
11v, 底部 (下スプリング支持座 )
12 枢支軸
13,13A 攪拌翼
14,14,14A 車輪
14a,14a 内側面
14b,14b 突出座
14c,14c 外側面
15,26 軸
16 コイルスプリング(弾性部材)
17 加熱釜
18 ブッシュ
20 連結部材
21,21A,21B 上部攪拌翼軸
21v 上スプリング支持座

Claims (5)

  1. 動力源からの回転運動を直接または間接的に伝達する駆動軸または上部攪拌翼軸と、
    前記駆動軸または上部攪拌翼軸の下端部に軸を介して回転可能に枢着された車輪と、
    上部に前記車輪が上下方向に転動可能に当接する案内面を有し、かつ下部に食材を攪拌する攪拌翼を備え、前記車輪の軸と前記車輪を介して前記駆動軸または上部攪拌翼軸の回転駆動力が伝達されることによって、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の回転と共に連動する攪拌翼軸と、
    前記駆動軸または上部攪拌翼軸と前記攪拌翼軸との間に配設され、前記攪拌翼を常に加熱釜の内面に付勢させる弾性部材と
    を備えたことを特徴とする攪拌機の攪拌翼軸装置。
  2. 前記駆動軸または上部攪拌翼軸は、動力源からの回転運動を伝達する太陽歯車の外周に噛合う遊星歯車の中心に位置していることを特徴とする請求項1に記載の攪拌機の攪拌翼軸装置。
  3. 前記車輪は、前記駆動軸または上部攪拌翼軸の前記下部の側面と対応する前記車輪側面とを互いに離間させる突出座を有することを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の攪拌機の攪拌翼軸装置。
  4. 前記駆動軸または上部攪拌翼軸が嵌合する前記攪拌翼軸の上端開口部には、中央に前記駆動軸または上部攪拌翼軸が摺動可能に貫通する貫通孔を備えたブッシュを設け、前記開口部を閉塞したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の攪拌機の攪拌翼軸装置。
  5. 前記車輪は、形状がほぼ円筒状であり、錫青銅,燐青銅,ステンレスまたは無給油の潤滑素材からなる材質によって形成したものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の攪拌機の攪拌翼軸装置。
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