JP4089530B2 - 透析装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は人工透析を行う透析装置に関し、詳しくはピストンポンプを備えた透析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、人工透析装置には透析液を送液する除水ポンプとして、シリンダ内でピストンを往復動させて送液するピストンポンプが使用されている。(特許文献1)
透析液をピストンポンプで送液した場合、透析液から生じる析出物によりシリンダとピストンの固着を誘発することが知られている。これに関して特許文献1には、個人用透析装置であれば透析液原液と水とを混合して透析液を調製するために、透析液原液を希釈するための水の供給ラインが設けられているので、個人用透析装置の除水ポンプに洗浄ポートを設けてこのポートに水の供給ラインを接続し、流入側のポートから水を流入させて流出側のポートから排出することで、透析中であってもシリンダとピストンを固着させる析出物を洗浄できることが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特許登録第3395872号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されるように、単にピストンポンプの洗浄ポートに水の供給ラインを接続して水を流入させるようにした場合には、水の供給源から供給ラインヘの給水圧が、常時ピストンポンプのシリンダとピストンの間に作用することになり、流入した水がシリンダ内の透析液を吸入する計量室や外部に漏れ出すという問題があった。
さらには、このようなピストンポンプを透析液の原液を定量送液する原液ポンプに用いた場合には、計量室に漏れ出る水により送液する原液が希釈されてしまうおそれがあった。
以上の問題に鑑み、本発明は上記ピストンポンプのピストンとシリンダとの摺動部分の摺動性の悪化を防止するとともに、給水圧によって摺動部より水の漏れ出ることのない透析装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明による透析装置は、透析器に供給通路を介して新たな透析液を供給する供給液室と、透析器から回収通路を介して使用済透析液を回収する回収液室と、上記供給液室に浄水を供給する給水通路と、上記回収液室から使用済透析液を排出する廃液通路と、シリンダ内でピストンを往復動させて送液するピストンポンプとを備えた透析装置において、
上記給水通路と廃液通路とを連通して上記浄水を流通させる洗浄通路と、該洗浄通路を開閉する開閉弁とを設けるとともに、上記ピストンポンプは、原液供給源から透析液の原液を吸入するとともに吸入した原液を上記供給液室に供給する原液ポンプと、上記回収通路から使用済透析液を吸入するとともに吸入した使用済透析液を上記廃液通路に排出する除水ポンプの少なくともいずれか一方であって、
該ピストンポンプのシリンダに、シリンダ内面とピストン外面の間隙に液体を流入させる流入口と、該間隙から液体を流出させる流出口とを形成するとともに、当該流入口と流出口とを上記洗浄通路の途中に接続し、
上記供給液室及び回収液室はそれぞれ2組設けられて、これら2組の供給液室及び回収液室は、一方の組の供給液室に浄水と原液とを供給して新たな透析液を作成する際に当該組の回収液室から使用済透析液を排出させるようになっており、またこの間に、他方の組の供給液室から透析器に新たな透析液を供給するとともに該透析器からの使用済透析液を当該組の回収液室に回収するようになっており、
上記一方の組の供給液室で新たな透析液が作成された後、当該組の供給液室から透析器に新たな透析液の供給を開始するまでの間に、上記開閉弁を開放することで、給水通路の浄水をシリンダ内面とピストン外面の間隙に流通させることを特徴としている。
【0006】
上記発明によれば、ピストンとシリンダとの間隙に給水通路からの浄水を流通させることで、ピストンポンプが除水ポンプである場合にはピストンとシリンダとの間隙に流入した使用済透析液を洗浄し、またピストンポンプが原液ポンプである場合にはピストンとシリンダとの間隙に流入した透析液の原液が乾燥してしまうのを防止してピストンとシリンダとの摺動性が悪化するのを防止できる。
さらに、上記一方の組の供給液室で新たな透析液が作成された後、当該組の供給液室から透析器に新たな透析液の供給を開始するまでの間に、上記開閉弁を開放するようになっているので、流入口から流入した浄水がピストンポンプの計量室に漏れ出してしまうのを防止して透析液や原液の送液量の精度を高く保つことが出来、また浄水が外部に漏れ出てしまうことも防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図示実施例について説明すると、図1は本実施例における透析装置1の回路図を示し、この透析装置1は透析器2と、透析器2に接続されて透析液を流通させる透析液回路3と血液を流通させる血液回路5とを有し、この透析装置1は図示しない制御手段によって制御されるようになっている。
透析器2の内部には束ねられた多数の中空糸4が設けられ、この中空糸4の内側を血液が流れるようになっている。図1では模式的に透析器2内に1本の中空糸4を示し、この中空糸4の内側を血液室2A、外側を透析液室2Bとしている。
そして血液室2Aには、人体に接続されて血液室2に血液を送る血液通路5aと、人体に血液を返す血液通路5bが接続されており、血液は血液室2A内を図示左から右に流れるようになっている。
【0008】
次に、透析液回路3には透析器2へ供給する新たな透析液の供給量と、透析器2から回収する使用済透析液の回収量とを制御する透析液給排手段11が設けられている。
この透析液給排手段11には透析液室2Bに新たな透析液を供給させる供給通路12と、透析液室2Bから使用済透析液を排出させる回収通路13とが接続されており、また透析液給排手段11には図示しない給水源から供給される浄水を流通させる給水通路15が接続されている。
そして回収通路13の使用済透析液は回収通路13に設けられた回収ポンプ14によって送液され、給水通路15の浄水は当該給水通路15に設けられた給水ポンプ16によって透析液給排手段11に送液されるようになっている。
さらに透析液給排手段11には図示しない廃液タンクに透析液給排手段11からの使用済透析液を排出する廃液通路17が接続され、当該廃液通路17には使用済透析液内の血液を検出する漏血検出手段18が設けられている。
そして本実施例における透析装置1は上記給水通路15を流通する浄水に透析液の原液を混合して透析液を作成する個人用透析装置となっており、透析液回路3には透析液の原液である塩化ナトリウム(NaCl)および炭酸水素ナトリウム(NaHCO)を貯留する2つの原液供給源19が備えられ、これらはそれぞれ原液供給通路20を介して上記給水通路15に接続されるとともに、原液供給通路20にはそれぞれピストンポンプ(図2参照)が原液ポンプ21として設けられている。
また、本実施例においては、上記漏血検出手段18及び原液ポンプ21の洗浄を目的として、上記給水通路15の給水ポンプ16の上流側から分岐して、廃液通路17における漏血検出手段18近傍の上流位置に接続される洗浄通路26を設け、この洗浄通路26には上記原液ポンプ21の上流側に、制御手段によって開閉される開閉弁27が備えられている。
【0009】
上記透析液給排手段11は同形の第1チャンバ31Aと第2チャンバ31Bとを備え、第1チャンバ31Aと第2チャンバ31Bにはそれぞれシリコーンオイルポンプ32A,32Bが設けられている。
第1,第2チャンバ31A,31Bにはそれぞれ2枚ずつダイアフラム33が設けられていて、回収液室34a、34bと、供給液室35a,35bに区画されると共に、これらの間には可変容積室36a,36bが区画されている。
そして上記回収通路13および廃液通路17はそれぞれ分岐して回収液室34a、34bに第1、第2三方弁37A,37Bを介して接続され、一方供給通路12および給水通路15もそれぞれ分岐して供給液室35a,35bに第1〜第4電磁弁38A〜38Dを介して接続されている。
また、各可変容積室36a,36b内にはシリコーンオイルが封入され、このシリコーンオイルの量を上記シリコーンオイルポンプ32A,32Bによって増減させることで、可変容積室36a、36bの容積を変化させることが可能となっている。
【0010】
次に上記原液ポンプ21に用いられるピストンポンプ40ついて説明すると、図2に示すようにピストンポンプ40はシリンダ41と、当該シリンダ41内を回転しながら往復動するピストン42と、当該ピストン42を駆動させるモータ43とを備え、ピストン42とモータ43は継手機構44により連結されている。
当該継手機構44はモータ43の回転軸に固定された円筒部材44aと、円筒部材44aの内壁に設けた球面軸受44bとから構成され、ピストン42はシリンダ41より突出した端部に設けられたピン42bを球面軸受44bの球体部材に貫通させることで連結されている。
上記シリンダ41の先端側には、原液供給通路20を介して原液供給源19に連通させた吸入ポート41Aと、原液供給通路20を介して給水通路15に連通させた排出ポート41Bとが設けられている。
また上記ピストン42の先端部分には切欠き42aが設けられ、ピストン42が上死点に達する直前までは、吸入ポート41Aが切欠き42aによってシリンダ41内に形成される計量室41Eと連通し、逆にピストン42が下死点に達する直前までは、排出ポート41Bが計量室41Eと連通するようになっている。
従って、ピストン42が上死点に到達するまでは吸入ポート41Aから原液が吸入され、その後ピストン42が下死点に到達するまでは、吸入された原液が排出ポート41Bから排出されるようになっている。
これにより、モータ43の回転数を設定することで、必要量の送液を正確に行うことが出来る。なお、図2では説明上継手機構44の部分ではピストン42が下死点にある場合を示し、ピストン42の先端側では、下死点と上死点の間の状態を示している。
また上記シリンダ41のモータ43側にはピストン42を囲繞するシール部材45と、当該シール部材45をシリンダ41に固定するキャップ部材46とが設けられている。
【0011】
さらに、本実施例においては原液ポンプ21に用いたピストンポンプ40のシリンダ41の内面とピストン42の外面との間隙に上記洗浄通路26を流通する浄水を流入させ、また当該浄水を流出させるように構成している。
すなわち、上記シリンダ41の内周面にピストン42を囲繞する溝41aが形成され、この溝41aに連通させて流入口としての流入ポート41Cと流出口としての流出ポート41Dとが形成されている。そして洗浄通路26の途中に、流入ポート41Cを上流側に、流出ポート41Dを下流側として接続し、ピストンポンプ40を配置している。
従って、上記開閉弁27を開くことにより、給水通路15からの浄水が流入ポート41C、溝41a、流出ポート41Dの順に経由して廃液通路17へと流通され、さらにピストン42が回転しながら往復動することで、溝42aを介してシリンダ41の内面とピストン42の外面の間隙に、浄水が流入され、またこの間隙から流出される。
なお、本実施例では図1のように原液ポンプ21は2台設けられ、洗浄通路26の上流となる原液ポンプ21の流出ポート41Dと下流側となる原液ポンプ21の流入ポート41Cとを洗浄通路26で連通させることで、2台のピストンポンプ40が直列に接続されている。
【0012】
次に、廃液通路17に設けられた漏血検出手段18は、図3に示すような全体で円筒形をしたハウジング51の周面に上記廃液通路17に接続される廃液吸入ポート51A、廃液排出ポート51Bが形成され、使用済透析液は図示右方側の廃液吸入ポート51Aより流入し、左方側の廃液排出ポート51Bより排出されるようになっている。
そしてハウジング51内には上記廃液吸入ポート51Aと廃液排出ポート51Bとを連通させる流路51Cが形成され、この流路51Cの一端に発光素子52が、他端には受光素子53が備えられている。
上記受光素子53は上記制御手段に受光信号を送信するよう接続されるとともに、上記発光素子52及び受光素子53はそれぞれガラス若しくは樹脂製の透明板54によって流路51Cから隔離され、使用済透析液に直接触れないようにされている。
そして、上記流路51C内を使用済透析液が流通する間に、上記発光素子52が光を照射すると、この使用済透析液を透過した光が受光素子53により受光され、この受光信号が制御手段に送信される。
このとき、使用済透析液に血液が混入すると、光の透過度が変化して受光素子53に受光される受光量が減少するので、制御手段はこの受光量の減少から使用済透析液に血液が混入したものと判断する。
【0013】
以上のような構成を有する透析装置1の透析動作について説明する。
まず透析液給排手段11において、例えば第1三方弁37Aにより回収通路13と第1チャンバ31Aの回収液室34aとを連通させ、第2三方弁37Bにより第2チャンバ31Bの回収液室34bと廃液通路17とを連通させた状態とするとともに、第1電磁弁38Aおよび第4電磁弁38Dを閉鎖し、第2開閉弁38Bを開放して第1チャンバ31Aの供給液室35aと供給通路12とを連通させ、第3開閉弁38Cを開放して給水通路15と第2チャンバ31Bの供給液室35bとを連通させた状態とする。
この状態では、上記給水ポンプ16および原液ポンプ21の作動によって浄水及び各原液が給水通路15を介して供給液室35bに流入し、供給液室35b内で新たな透析液が作成される。
そして浄水及び各原液が供給液室35b内に流入することで、ダイアフラム33が図示左方端まで移動し(図1の状態)、これに伴って回収液室34bからは収容されている使用済透析液が排出され、この透析液は廃液通路17を介して廃液口より廃液される。
【0014】
一方、回収ポンプ14の作動によって、透析器2の透析液室2Bから使用済透析液が回収通路13を介して回収液室34aに流入すると、ダイアフラム33が図示右方端まで移動し(図1の状態)、これに伴って供給液室35aからは収容されている新たな透析液が排出され、この透析液は供給通路12を介して透析液室2Bに供給される。
このとき、使用済透析液が回収されている第1チャンバ31Aのシリコーンオイルポンプ32Aを作動させて、可変容積室36aの容積を所定量減少させることで、回収液室34aの容積を増加し、その増加量に応じた除水が行われる。
そして図1の状態となったら、制御手段は第1,第2三方弁37A、37Bおよび第1〜第4電磁弁38A〜38Dを制御して、今度は回収液室34aと廃液通路17、供給液室35aと給水通路15、回収液室34bと回収通路13、供給液室35bと供給通路12をそれぞれ連通させて第1チャンバ31Aと第2チャンバ32Bの接続状態を切り換え、連続的に透析器2に新たな透析液を供給するとともに、使用済透析液を回収するよう動作される。
【0015】
そして上述したような透析動作中には、原液ポンプ21において以下のような問題が生じる。
すなわち、原液ポンプ21(ピストンポンプ40)ではピストン42の往復動によって原液の定量送液を行うが、この際原液がシリンダ41の内面とピストン42の外面の摺動部分の間隙に微量ながら流入する。
こうして流入した原液はシリンダ41とピストン42の間隙で乾燥すると結晶化してしまい、シリンダ41とピストン42の摺動性が悪化してしまう。
そこで、本実施例では洗浄通路26を介してシリンダ41とピストン42の摺動部分に給水通路15からの浄水を流入させ、原液の乾燥を防止して原液の結晶化を防止している。
【0016】
またこの開閉弁27の開閉される時期について説明すると、本実施例では上記給水ポンプ16による浄水の供給液室35a、35bへの送液流量が上記回収ポンプ14による回収液室34a、34bへの使用済透析液の送液流量よりも多くなるよう設定している。
これにより、給水通路15の接続された一方の組のチャンバの供給液室に所定量の透析液が作成されてから所定時間後に、回収通路13の接続された他方の組のチャンバの回収液室に所定量の使用済透析液が回収される。
その後、上記電磁弁38A〜38Dにより接続状態が切り換えられ、上記一方の組の供給液室と供給通路12とが連通して透析器2に新たな透析液が供給されるようになる。
そして本実施例ではこの間、すなわち上記給水通路15の接続された一方の組の供給液室で新たな透析液を作成した後、当該一方の組の供給液室の接続が供給通路に切り換えられて、透析器2に新たな透析液の供給が開始されるまでの間に、上記開閉弁27が開放されるようになっている。
従って、この開閉弁27は透析動作中において、間欠的に、また定期的に開放されることとなる。
【0017】
本実施例のような個人用透析装置のように浄水と原液を供給液室35a、35bに供給して新たな透析液を作成する場合には、これらを単に定量ずつ供給するばかりでなく、浄水を一定の流量で流入させて供給液室35a、35b内で均一に撹拌する必要性がある。
このような透析液の作成中に開閉弁27を開放すると、浄水が給水通路15より洗浄通路26へと分岐してしまうので、給水通路15での浄水の供給流量が減少し、供給液室35a、35b内での撹拌作用が低下してしまう。
このため本実施例では上記した間隔で開閉弁27を開放することにより、供給液室での透析液の作成を阻害することなく、洗浄通路26に浄水を供給することができる。また、透析液の作成中、つまり、原液ポンプ21の動作中にシリンダ41内面とピストン42外面の間隙に給水源からの給水圧力が連続して作用しないので、流入した浄水がシリンダ41内の計量室41Eに漏れ出して原液を希釈させることもない。
なお、開閉弁27を閉鎖した状態では、洗浄通路26およびシリンダ41内の溝41aから浄水は排出されずに貯留された状態となるので、透析動作中におけるピストンポンプ40の動作においては、ピストン42を囲繞して形成されている溝41aの部分をピストン42が回転しながら往復動して、貯留されている浄水がピストン42の外面に付着されるので、シリンダ41とピストン42の摺動部分は乾燥されることがない。
【0018】
次に、漏血検出手段18では使用済透析液に含まれるたんぱく質等の成分が漏血検出手段18の透明板54に付着して経時的に堆積し、流路51Cへの発光素子52の発光量および受光素子53での受光量が低下され、検出精度が低下するという問題があった。
これに対し、本実施例では、上記洗浄通路26を漏血検出手段18に近づけた上流位置に接続して、透析動作中に定期的に浄水を流して透明板54を洗浄するので、たんぱく質が堆積することを防止できる。
【0019】
次に本発明に係る第2の実施例について説明する。図4は本実施例における透析装置101の回路図を示しており、前記第1の実施例と同一の要素については同一の符号を用いて示し、その詳細な説明は省略する。
この透析装置101も前記第1実施例の透析装置1と同様に、個人用透析装置であって、透析器2と、透析器2に接続されて透析液を流通させる透析液回路3と血液を流通させる血液回路5とを有し、図示しない制御手段によって制御されるようになっている。
そして、本実施例の透析装置101では透析液回路3における透析液給排手段111の構成が、第1実施例における透析液給排手段11と異なっており、主にその相違点に関して以下に説明する。
透析液給排手段111は同形の第1チャンバ131Aと第2チャンバ131Bを有しており、第1,第2チャンバ131A,131Bにはそれぞれ1枚ずつダイアフラム133が設けられていて、回収液室134a、134bと、供給液室135a,135bが区画されている。
また回収通路13および廃液通路17はそれぞれ分岐して回収液室134a、134bに第1〜第4電磁弁137A〜137Dを介して接続され、一方供給通路12および給水通路15もそれぞれ分岐して供給液室135a,135bに第5〜第8電磁弁138A〜138Dを介して接続されている。
【0020】
そして、本実施例では、回収通路13の回収ポンプ14よりも下流側であって、第1電磁弁137Aと第3電磁弁137Cへの分岐点の上流側に除水通路126の一端を接続し、さらに他端を排液通路17の第2電磁弁137Bと第4電磁弁137Dからの合流点よりも下流側に接続しており、この除水通路126の途中に除水ポンプ121を設けて、回収通路13から廃液通路17へと使用済透析液を送液できるようにしている。
この除水ポンプ121には原液ポンプ21と同様、図2で示すピストンポンプ40を用いており、吸入ポート41Aに除水通路126の回収通路13側を、排出ポート41Bに廃液通路17側をそれぞれ接続している。
さらに本実施例では、この除水ポンプ121を洗浄通路26の途中であって、2台の原液ポンプ21、21よりも洗浄通路26における下流側に接続しており、除水ポンプ121の流入口としての流入ポート41Cと下流側の原液ポンプ21の流出ポート41Dを連通させ、流出口としての流出ポート41Dを漏血検出手段18の上流側となる廃液通路17に連通させている。
これによって、開閉弁27を開放することで下流側の原液ポンプ21の流出ポート41Dから排出された浄水が、除水ポンプ121の流入ポート41C、シリンダ41内部の溝41a、流出ポート41Dの順に経由して廃液通路17へ排出されるようになっている。
【0021】
以上のように構成される第2の実施例にかかる透析装置101は、回収通路13および廃液通路17に対する回収液室134a、134bの接続の切り換えに、第1〜第4電磁弁137A〜137Bを用いていること、および、除水操作を除水ポンプ121で行っていることで、前記第1実施例の透析装置1とは相違しているが、基本的な透析動作は共通しているのでその詳細な説明は省略する。
なお、除水ポンプ121により除水操作を行う場合には、回収液室34a、34bの何れかが使用済透析液を回収している間に、除水ポンプ121としているピストンポンプ40のモータ43を所定量回転させて、回収通路13を流通している使用済透析液を、所定量だけ回収液室34a、34bを介さずに廃液通路17へ排出して行う。
【0022】
そして透析装置101のように除水ポンプ121としてピストンポンプ40を用いた場合には次のような問題が生じる。
すなわち、透析動作中に除水ポンプ121で使用済透析液を送液した場合には、原液ポンプ21で原液の送液を行った場合と同様に送液している使用済透析液が、シリンダ41の内面とピストン42の外面の摺動部分の間隙に微量ながら流入する。
この流入した使用済透析液からは摺動による摩擦により炭酸カルシウムが析出され、シリンダ41とピストン42の摺動性を悪化させ、さらには両者を固着してしまうおそれがある。
そこで、本実施例では原液ポンプ21ばかりではなく、これと同様に除水ポンプ121のピストンポンプ40についても、前述した第1実施例による場合と同様のタイミングで開閉弁27を開放させて、シリンダ41内面とピストン42外面の間隙に流入ポート41Cから浄水を流入させ、さらに、この浄水を流出ポート41Dから排出させて析出される炭酸カルシウムを洗浄するようにしている。したがって析出された炭酸カルシウムが堆積されることはなくシリンダ41とピストン42の摺動性が悪化することが防止される。
なお、開閉弁27を閉鎖した状態では、洗浄通路26およびシリンダ41内の溝41aから浄水は排出されずに貯留された状態となり、透析動作中におけるピストンポンプ40の動作においては、ピストン42を囲繞して形成されている溝41aの部分をピストン42が回転しながら往復動して、析出された炭酸カルシウムが溝41aに掻き出される。
次に開閉弁27が開放された際には、流入ポート41Cから流入する浄水が、シリンダ41内面とピストン42外面の間隙に流入して洗い流すとともに、溝41aに貯留されている浄水を流出ポート41Dから流出させるので、シリンダ41とピストン42の摺動部分に炭酸カルシウムが堆積することが防止される。
【0023】
なお、上記第2実施例においては除水ポンプ121を洗浄通路26における原液ポンプ21の下流側に接続するよう配置したが、上流側であっても良く、また、除水ポンプ121と原液ポンプ21について、それぞれ別個の洗浄通路26に接続させるようにしても良いし、何れかだけを洗浄通路26に接続させるようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】
上記発明によれば、ピストンポンプにおけるピストンとシリンダとの間隙に給水通路からの浄水を流通させることで、ピストンとシリンダとの摺動性が悪化するのが防止され、さらに上記一方の組の供給液室で新たな透析液が作成された後、当該組の供給液室から透析器に新たな透析液の供給を開始するまでの間に、上記開閉弁を開放するようになっているので、流入口から流入した浄水がピストンポンプの計量室に漏れ出してしまうのを防止して透析液や原液の送液量の精度を高く保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る透析装置の回路図。
【図2】ピストンポンプについての断面図。
【図3】漏血検出手段についての断面図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る透析装置の回路図。
【符号の説明】
1 透析装置 2 透析器
12 供給通路 13 回収通路
15 給水通路 17 廃液通路
19 原液供給源 21 原液ポンプ
26 洗浄通路 27 開閉弁
34a,34b 回収液室 35a,35b 供給液室
40 ピストンポンプ 41 シリンダ
41C 流入ポート 41D 流出ポート
42 ピストン 121 除水ポンプ

Claims (2)

  1. 透析器に供給通路を介して新たな透析液を供給する供給液室と、透析器から回収通路を介して使用済透析液を回収する回収液室と、上記供給液室に浄水を供給する給水通路と、上記回収液室から使用済透析液を排出する廃液通路と、シリンダ内でピストンを往復動させて送液するピストンポンプとを備えた透析装置において、
    上記給水通路と廃液通路とを連通して上記浄水を流通させる洗浄通路と、該洗浄通路を開閉する開閉弁とを設けるとともに、上記ピストンポンプは、原液供給源から透析液の原液を吸入するとともに吸入した原液を上記供給液室に供給する原液ポンプと、上記回収通路から使用済透析液を吸入するとともに吸入した使用済透析液を上記廃液通路に排出する除水ポンプの少なくともいずれか一方であって、
    該ピストンポンプのシリンダに、シリンダ内面とピストン外面の間隙に液体を流入させる流入口と、該間隙から液体を流出させる流出口とを形成するとともに、当該流入口と流出口とを上記洗浄通路の途中に接続し、
    上記供給液室及び回収液室はそれぞれ2組設けられて、これら2組の供給液室及び回収液室は、一方の組の供給液室に浄水と原液とを供給して新たな透析液を作成する際に当該組の回収液室から使用済透析液を排出させるようになっており、またこの間に、他方の組の供給液室から透析器に新たな透析液を供給するとともに該透析器からの使用済透析液を当該組の回収液室に回収するようになっており、
    上記一方の組の供給液室で新たな透析液が作成された後、当該組の供給液室から透析器に新たな透析液の供給を開始するまでの間に、上記開閉弁を開放することで、給水通路の浄水をシリンダ内面とピストン外面の間隙に流通させることを特徴とする透析装置。
  2. 上記洗浄通路は複数のピストンポンプを直列に連通させていることを特徴とする請求項1に記載の透析装置。
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