JP4089452B2 - 樹脂タンク及びその設置構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、便器のロータンクに好適な樹脂タンクとその設置構造に係り、特に側面から張出片が突設されている樹脂タンク及びその設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
便器のロータンクを合成樹脂製とした場合、該ロータンクをタンク受承部材に固定するために、ロータンク側面に張出片を設け、この張出片を上方から下方に貫くビスによって該ロータンクを該タンク受承部材にビス留め固定する構造が公知である(特許第3042303号)。
【0003】
第3図は同号の構成を示す分解斜視図(同号の図2)である。
【0004】
同号の構成においては、洋風便器の後部上面に設置されるベースプレート100上にタンク受承部材102が設置され、このタンク受承部材102上にロータンク104が載置される。
【0005】
該タンク受承部材102は無蓋箱状のものであり、上面が開口102aとなっている。この上面開口102aから該タンク受承部材102内にロータンク104の底部が嵌入可能となっている。該開口102aの周縁部からは、外方に向ってフランジ102bが突設されている。このタンク受承部材102の底面がベースプレート100上に重ねられ、ビス留めによって固定されている。符号100aはこのビス留め用のビスをベースプレート100に螺合させるためのビス孔を示している。
【0006】
ロータンク104の側面からは、該フランジ102bの上面に重なるように側方に張出片104aが張り出している。この張出片104aには、ビス106が該張出片104aを上方から下方に貫くように挿通されるビス挿通孔104bが設けられている。該フランジ102bには、このビス挿通孔104bを介してビス106が螺合するビス孔102cが設けられている。
【0007】
このロータンク104は、その底部が開口102aを介して上方からタンク受承部材102内に嵌入されると共に、張出片104aがこのタンク受承部材102のフランジ102bの上面に重ね合わされ、次いで、ビス挿通孔104bを介して該張出片104aを上方から下方に貫くようにビス106が該フランジ102bのビス孔102cにねじ込まれることにより、タンク受承部材102に留め付けられる。
【0008】
なお、ベースプレート100には、このロータンク104内に貯留された水を便器洗浄水として便器内に導入するための開口100bが設けられている。また、タンク受承部材102の底面及びロータンク104の底面にも、それぞれ、これと同様の開口が設けられている。このロータンク104の底面開口には、フロート弁装置が装着される。
【0009】
このロータンク104を内包するようにベースプレート100上にロータンクカバーが取り付けられる。このロータンクカバーの上部には、ロータンク104内に水を供給するためのボールタップと、該フロート弁装置のフロート弁を引き上げ操作するためのフロート弁引き上げ装置とが設けられている。このフロート弁引き上げ装置を操作することにより、フロート弁装置が開弁され、ロータンク104内の貯留水が前記開口100b等を介して便器内に放出される。
【0010】
ところで、この種の樹脂タンクを射出成形する場合、成形品を金型から脱型し易くするために、上方ほど拡大する抜き勾配を設けている。
【0011】
第4図は、この抜き勾配を有したロータンクの模式的な縦断面図であり、このロータンク110は、略方形の底面110aと、該底面110aから立ち上がる側面110bと、該側面110bから張り出す張出片110cとを有している。図示の通り、このロータンク110の各側面110bは、いずれも底面110aとの挟角が鈍角となるように上方側が外方に傾斜している。
【0012】
このロータンク110も、タンク受承部材112上に載置され、該張出片110cを上方から下方に貫くようにしてビス114が該タンク受承部材112に螺合することにより、該タンク受承部材112に固定される。なお、符号112aは該ビス114が螺合するボス部を示している。このボス部112aの上端面は、下方から該張出片110cの下面に当接している。
【0013】
【特許文献1】
特許第3042303号
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
第4図のロータンク110を受承部材112にビス留めする場合、側面110bの上部が側方に迫り出しているため、ドライバ116等の工具や作業者の手が該側面110bに触れ易く、ビス留めしにくい。
【0015】
本発明は、かかる不便を解消し、タンク受承部材への留め付け作業を容易に行うことができる樹脂タンクと、その設置構造を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の樹脂タンクは、底面及び該底面から立ち上がる側面を有したタンク本体と、該タンク本体から側方に張り出す張出片とを備えており、該タンク本体及び張出片は合成樹脂の一体成形品よりなり、該タンク本体には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成されている樹脂タンクにおいて、該タンク本体の少なくとも1つの側面は、タンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっており、前記張出片は、この逆傾斜の側面から突設されている樹脂タンクであって、該樹脂タンクは便器のロータンクであり、該底面と該張出片が突設された側面との挟角が85°以下であることを特徴とするものである。
本発明(請求項2)の樹脂タンクは、底面及び該底面から立ち上がる側面を有したタンク本体と、該タンク本体から側方に張り出す張出片とを備えており、該タンク本体及び張出片は合成樹脂の一体成形品よりなり、該タンク本体には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成されている樹脂タンクにおいて、該タンク本体の少なくとも1つの側面は、底面に対し略垂直であるか又はタンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっており、前記張出片は、この略垂直又は逆傾斜の側面から突設されている樹脂タンクであって、前記略垂直又は逆傾斜となっている側面と反対側の側面は、タンク本体の外方に傾斜する正傾斜となっており、この正傾斜の側面からは、タンク受承部材の係止部に係合する突部が突設されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項3)の樹脂タンクは、底面及び該底面から立ち上がる側面を有したタンク本体と、該タンク本体から側方に張り出す張出片とを備えており、該タンク本体及び張出片は合成樹脂の一体成形品よりなり、該タンク本体には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成されている樹脂タンクにおいて、該タンク本体の少なくとも1つの側面は、タンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっており、前記張出片は、この逆傾斜の側面から突設されている樹脂タンクであって、該樹脂タンクは便器のロータンクであり、該底面と該張出片が突設された側面との挟角が85°以下であり、前記略垂直又は逆傾斜となっている側面と反対側の側面は、タンク本体の外方に傾斜する正傾斜となっており、この正傾斜の側面からは、タンク受承部材の係止部に係合する突部が突設されていることを特徴とするものである。
【0017】
本発明(請求項4)の樹脂タンクの設置構造は、請求項2又は3に記載の樹脂タンクがタンク受承部材上に載置され、該張出片を上方から下方に貫くビス又はボルトが該タンク受承部材に螺合し、これにより樹脂タンクが固定されている樹脂タンクの設置構造であって、前記タンク受承部材には前記突部が係合した係止部が設けられていることを特徴とするものである。
【0018】
かかる本発明(請求項1〜4)の樹脂タンク及びその設置構造にあっては、タンク本体底面に対し略垂直であるか又はタンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっている側面からタンク固定用の張出片が突設されており、該張出片の上側においてタンク本体側面が側方に迫り出していないので、この張出片を上方から下方に貫くようにしてタンク受承部材にビス又はボルトを螺合させるに際し、ドライバ等の工具や作業者の手が該タンク本体に触れにくい。このため、樹脂タンクのタンク受承部材への留め付け作業を容易に行うことができる。
【0019】
本発明(請求項1,3)では、この張出片が設けられるタンク本体側面をタンク本体の内側に傾斜する逆傾斜とし、且つこの側面とタンク本体底面との挟角を85°以下とする。これにより、張出片の上側に十分なスペースが確保され、ビスやボルトをドライバ等の工具でタンク受承部材に螺合させる作業を極めて容易に行うことができるようになる。
【0020】
なお、本発明の樹脂タンクを射出成形する場合、成形品を金型から脱型し易くするために、張出片が設けられるタンク本体側面と反対側の側面をタンク外方に傾斜する正傾斜とし、これらの側面同士の間に、上方に向って拡大する抜き勾配を形成する。
【0021】
請求項4の場合、正傾斜のタンク本体側面から、タンク受承部材へのタンク係止用の突部が突設されており、該タンク受承部材には、この突部が係合可能な係止部が設けられている構成とする。
【0022】
このように構成することにより、タンク本体の張出片が設けられた側と反対側をタンク受承部材に係止するに当っては、該突部をタンク受承部材の係止部に係合させるだけでよく、該正傾斜の側面に工具や手をぶつけながらビスやボルト等をタンク受承部材に螺合させる作業が不要となるため、極めて簡単に樹脂タンクをタンク受承部材に係止することができるようになる。また、このように構成することにより、樹脂タンクをタンク受承部材に固定するのに必要となるビスやボルトの本数を削減することができ、経済的である。
【0023】
本発明の樹脂タンク及びその設置構造は、例えば、洋風便器に取り付けられるロータンク及びその設置構造に好適に適用される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係る樹脂タンク及びその設置構造を示す分解斜視図であり、第2図はこの樹脂タンク及びその設置構造の模式的な縦断面図である。
【0025】
第1図に示すように、洋風便器(図示略)の後部上面に設置されるベースプレート10上にタンク受承部材12が設けられ、このタンク受承部材12上に樹脂タンクとしてのロータンク14が載置されている。この実施の形態では、該タンク受承部材12は、ベースプレート10と一体に形成されている。
【0026】
ロータンク14は、タンク本体16と、該タンク本体16の側面から側方に張り出すタンク固定用の張出片18とを備えている。この張出片18には、該張出片18を上下方向に貫通するようにビス挿通孔18aが穿設されている。これらのタンク本体16と張出片18とは合成樹脂の一体成形品よりなるものであり、このロータンク14は射出成形により成形されている。
【0027】
該タンク本体16は、略方形の底面16aと、該底面16aの四辺から立ち上がる側面16b,16c,16d,16eとを有した略直方体形状のものである。このタンク本体16の上面は開口16fとなっている。
【0028】
第2図に示すように、このタンク本体16の側面16b〜16eのうち、側面16bは、底面16aに対し略垂直であるか又は該タンク本体16の内側に傾斜する逆傾斜となっている。なお、本発明(請求項1,3)では、この側面16bを逆傾斜とし、且つ底面16aと該側面16bとの挟角は85°以下である。この側面16bから張出片18が側方に張り出している。
【0029】
この実施の形態では、第2図の通り、該側面16bと対向する側面16dは、タンク本体16の外方に傾斜する正傾斜となっている。これにより、該タンク本体16には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成され、ロータンク14を射出成形する際の脱型の容易化が図られている。なお、これらの側面16b,16dと隣り合う側面16c,16eも、底面16aに対し略垂直であるか又はタンク本体16の外方に傾斜する正傾斜となっている。
【0030】
この正傾斜の側面16dからは、第2図に示すように、後述するタンク受承部材12の係止部12dに係合可能な突部20が突設されている。
【0031】
タンク受承部材12は、第1図に示すように、該タンク本体16の底面16aと略相似形状の底面12aと、該底面12aを取り囲むように立ち上がる囲枠状部12bとを有する無蓋箱状のものであり、ロータンク14は、その底部が上方から該囲枠状部12b内に嵌入されるようにして該底面12a上に載置される。
【0032】
該囲枠状部12bには、該タンク本体16の側面16bから張り出した張出片18の下面に下方から当接するボス部12cと、該側面12bと反対側の側面12dから側方に突き出した突部20が係合可能な係止部12dとが設けられている。該ボス部12cには、張出片18のビス挿通孔18aを介してビス22が螺合するビス孔(図示略)が設けられている。
【0033】
ロータンク14をこのタンク受承部材12に固定設置するに際しては、まず、突部20を係止部12dに係合させつつタンク本体16の底部を上方から囲枠状部12b内に嵌入させ、該タンク本体16をタンク受承部材12の底面12a上に載置する。次いで、ビス挿通孔18aを介し、張出片18を上方から下方に貫くようにして、ドライバ24を用いてビス22をボス部12cに螺合させる。
【0034】
なお、この実施の形態でも、タンク受承部材12の底面12aには、該ロータンク14内に貯留された水を便器洗浄水として便器内に供給するための開口12eが設けられている。この開口12eはベースプレート10をも貫通している。また、タンク本体16の底面16aにも、これと同様の開口(図示略)が設けられている。このタンク本体16の底面開口には、フロート弁装置(図示略)が装着される。
【0035】
また、図示はしないが、このロータンク14を内包するようにベースプレート10上にロータンクカバーが取り付けられる。このロータンクカバーの上部には、ロータンク14内に水を供給するためのボールタップと、該フロート弁装置のフロート弁を引き上げ操作するためのフロート弁引き上げ装置とが設けられている。このフロート弁引き上げ装置を操作することにより、フロート弁装置が開弁され、ロータンク14内の貯留水が前記開口12e等を介して便器内に放出される。該ボールタップからは、タンク本体16の上面開口16fを介して該タンク本体16内に水が供給される。
【0036】
このように構成されたロータンク14及びその設置構造にあっては、タンク本体16の底面16aに対し略垂直であるか又はタンク本体16の内側に傾斜する逆傾斜となっている側面16bからタンク固定用の張出片18が突設されており、該張出片18の上側において該側面16bが側方に迫り出していないので、この張出片18を上方から下方に貫くようにしてビス22をタンク受承部材12のボス部12cに螺合させるに際し、ドライバ24や作業者の手が該タンク本体16に触れにくい。このため、ロータンク14のタンク受承部材12への留め付け作業を容易に行うことができる。
【0037】
なお、この張出片18が設けられた側面16bと底面16aとの挟角が85°以下となるように該側面16bをタンク本体16の内側に逆傾斜させることにより、張出片18の上側に十分なスペースが確保され、ドライバ24でビス22を該ボス部12cに螺合させる作業を極めて容易に行うことができるようになる。
【0038】
この実施の形態では、ロータンク14を射出成形するに際して成形品を金型から脱型し易くするために、張出片18が設けられた略垂直又は逆傾斜の側面16bに対向する側面16dをタンク外方に傾斜する正傾斜としている。
【0039】
しかしながら、この正傾斜の側面16dから突部20を突設すると共に、タンク受承部材12にはこの突部20が係合可能な係止部12dを設けたことにより、タンク本体16の該正傾斜の側面16d側をタンク受承部材12に係止するに当っては、該突部20と係止部12dとを係合させるだけでよく、この正傾斜の側面16dにドライバ24や手をぶつけながらビス22を回し締めする作業が不要となり、極めて簡単にロータンク14をタンク受承部材12に留め付けることが可能である。また、ロータンク14をタンク受承部材12に固定するのに必要なビス22の本数も少なくて済み、経済的である。
【0040】
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態ではタンク本体16の略垂直又は逆傾斜の側面16bから1個だけ張出片18が張り出しているが、2個以上の張出片18が該側面16bから張り出す構成としてもよい。張出片18は更に他の側面にも設けられてもよい。
【0041】
上記の実施の形態では樹脂タンクを略直方体形状のロータンク14としているが、樹脂タンクはこれ以外の形状とされてもよい。
【0042】
上記実施の形態は便器に設置されるロータンク及びその設置構造への本発明の適用例を示しているが、本発明は、これ以外の種々の樹脂タンク及びその設置構造にも適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、ドライバ等の工具や作業者の手などがタンク側面に触れてビスやボルト等のタンク受承部材への螺合作業がしにくいという従来の不便が解消され、樹脂タンクのタンク受承部材への留め付け作業を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る樹脂タンク及びその設置構造の分解斜視図である。
【図2】 図1の樹脂タンク及びその設置構造の模式的な縦断面図である。
【図3】 従来例に係る樹脂タンク及びその設置構造を示す図である。
【図4】 従来例に係る樹脂タンク及びその設置構造の模式的な縦断面図である。
【符号の説明】
10 ベースプレート
12 タンク受承部材
12a 底面
12b 囲枠状部
12c ボス部
12d 係止部
14 ロータンク
16 タンク本体
16a 底面
16b,16c,16d,16e 側面
18 張出片
18a ビス挿通孔
20 突部
22 ビス

Claims (4)

  1. 底面及び該底面から立ち上がる側面を有したタンク本体と、該タンク本体から側方に張り出す張出片とを備えており、
    該タンク本体及び張出片は合成樹脂の一体成形品よりなり、該タンク本体には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成されている樹脂タンクにおいて、
    該タンク本体の少なくとも1つの側面は、タンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっており、
    前記張出片は、この逆傾斜の側面から突設されている樹脂タンクであって、
    該樹脂タンクは便器のロータンクであり、該底面と該張出片が突設された側面との挟角が85°以下であることを特徴とする樹脂タンク。
  2. 底面及び該底面から立ち上がる側面を有したタンク本体と、該タンク本体から側方に張り出す張出片とを備えており、
    該タンク本体及び張出片は合成樹脂の一体成形品よりなり、該タンク本体には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成されている樹脂タンクにおいて、
    該タンク本体の少なくとも1つの側面は、底面に対し略垂直であるか又はタンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっており、
    前記張出片は、この略垂直又は逆傾斜の側面から突設されている樹脂タンクであって、
    前記略垂直又は逆傾斜となっている側面と反対側の側面は、タンク本体の外方に傾斜する正傾斜となっており、
    この正傾斜の側面からは、タンク受承部材の係止部に係合する突部が突設されていることを特徴とする樹脂タンク。
  3. 底面及び該底面から立ち上がる側面を有したタンク本体と、該タンク本体から側方に張り出す張出片とを備えており、
    該タンク本体及び張出片は合成樹脂の一体成形品よりなり、該タンク本体には、上方に向って拡大する抜き勾配が形成されている樹脂タンクにおいて、
    該タンク本体の少なくとも1つの側面は、タンク本体の内側に傾斜する逆傾斜となっており、
    前記張出片は、この逆傾斜の側面から突設されている樹脂タンクであって、
    該樹脂タンクは便器のロータンクであり、該底面と該張出片が突設された側面との挟角が85°以下であり、
    前記逆傾斜となっている側面と反対側の側面は、タンク本体の外方に傾斜する正傾斜となっており、
    この正傾斜の側面からは、タンク受承部材の係止部に係合する突部が突設されていることを特徴とする樹脂タンク。
  4. 請求項2又は3に記載の樹脂タンクがタンク受承部材上に載置され、該張出片を上方から下方に貫くビス又はボルトが該タンク受承部材に螺合し、これにより樹脂タンクが固定されている樹脂タンクの設置構造であって、
    前記タンク受承部材には前記突部が係合した係止部が設けられていることを特徴とする樹脂タンクの設置構造。
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