JP4089138B2 - 画像形成装置と画像形成システム、及び外部プリント指示端末並びに画像形成装置の選択方法 - Google Patents

画像形成装置と画像形成システム、及び外部プリント指示端末並びに画像形成装置の選択方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置と画像形成システム、及び外部プリント指示端末並びに画像形成装置の選択方法に係わり、特に、ネットワークに接続された複数の画像形成装置に対する用紙種類の選択操作の容易化を図る技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ネットワークに接続可能な画像形成装置において、ネットワーク上の各画像形成装置に関する用紙種類等の情報に基づいて、各プリントジョブで使用する画像形成装置を決定するものがある。この種の装置において、1つのプリントジョブのプリントを複数の画像形成装置により分散して行う場合に、各画像形成装置の用紙種類等の情報に加えて各画像形成装置の設置位置の情報を考慮して、各分割ジョブで使用する画像形成装置を自動選択するものがある(例えば、特開平9−218764号公報参照)。また、1つのプリントジョブでページ毎に異なる用紙や色を使用する場合に、用紙の種類や色毎にプリントジョブを分割して、各分割ジョブ毎に最適な画像形成装置を自動的に選択するものがある(例えば、特開平10−198540号公報参照)。さらにまた、ネットワーク上の複数の画像形成装置から構成されるプリンタグループ内の各画像形成装置毎に用紙種類に関する属性情報を持たせて、この属性情報に基づいて各プリントジョブで使用する画像形成装置を自動選択するものがある(例えば、特開平5−303475号公報参照)。また、ネットワーク上の他の画像形成装置で使用可能な用紙サイズを各装置毎に一覧表示して、この一覧表示に基づきユーザが各プリントジョブで使用する画像形成装置を任意に選択することができるようにしたものがある(例えば、特開平9−83696号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の各画像形成装置では、1つのプリントジョブのプリントを複数の画像形成装置により分散して行う分散プリントの際に、各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合でも、各分割ジョブで使用する用紙の種類をまとめて選択入力することができない。このため、各分割ジョブに使用する画像形成装置の決定の元になる用紙種類情報の選択入力操作が煩雑になるという問題があった。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、分散プリント時に、各分割ジョブに使用する画像形成装置の選択決定の元になる用紙種類情報の選択入力操作を容易にすることが可能な画像形成装置と画像形成システム、及び外部プリント指示端末並びに画像形成装置の選択方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、ネットワークに接続可能な画像形成装置において、ネットワークに接続されている当該画像形成装置(以下、自装置という)以外の画像形成装置(以下、他装置という)で使用可能な用紙種類の情報を受信する受信手段と、1つのプリントジョブのプリントを前記ネットワークに接続されている2以上の画像形成装置により分散して行う分散プリントを実行する場合に、当該分散プリントを行う2以上の画像形成装置で使用する共通の用紙種類を複数表示すると共に、いずれかの用紙種類の入力を受け付ける入力手段と、受信手段により受信した用紙種類の情報を各画像形成装置ごとに表示する表示手段と、受信手段により受信した他装置で使用可能な用紙種類の情報と自装置で使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、表示手段上に表示された各画像形成装置の用紙種類のうち、入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うよう表示手段を制御すると共に、自装置及び他装置の中から入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する種類の用紙を有する2以上の装置を、分散プリントを行う画像形成装置として、自動的に選択する選択手段とを備えたものである。
【0006】
上記構成においては、例えば1つのプリントジョブのプリントを複数の画像形成装置により分散して行う分散プリント時に、各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、各分割ジョブで使用する共通の用紙の種類を入力手段で入力するだけの簡単な操作を行うことにより、選択手段が、受信手段により受信した他装置で使用可能な用紙種類の情報と自装置で使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、表示手段上に表示された各画像形成装置の用紙種類のうち、入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うよう表示手段を制御すると共に、自装置及び他装置の中から入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する種類の用紙を有する以上の装置を各分割ジョブに使用する装置として自動的に選択する。これにより、分散プリント時に、各分割ジョブに使用する装置の選択決定の元になる用紙種類情報の選択入力操作を容易なものとすることができる。
【0008】
また、上記選択手段とは別に、ネットワークに接続されている各画像形成装置の中から所望の種類の用紙を有する装置を手動で選択する手動選択手段をさらに備えたものとすることにより、分散プリントの実行時に各分割ジョブで使用する用紙の種類が異なる場合には、各分割ジョブ毎に別の種類の用紙を有する装置を手動選択手段により選択することができる。
【0010】
また、請求項の発明は、ネットワークに接続された複数の画像形成装置と、これら各画像形成装置に対してプリント指示を行う外部プリント指示端末とを有する画像形成システムにおいて、各画像形成装置は、ネットワークに接続されている当該画像形成装置(以下、自装置という)以外の画像形成装置(以下、他装置という)との間で相互に使用可能な用紙種類の情報を送受信する送受信手段と、1つのプリントジョブのプリントを複数の画像形成装置のうちの2以上の画像形成装置により分散して行う分散プリントを実行する場合に、当該分散プリントを行う2以上の画像形成装置で使用する共通の用紙種類を複数表示すると共に、いずれかの用紙種類の入力を受け付ける入力手段と、送受信手段により受信した用紙種類の情報を各画像形成装置ごとに表示する表示手段と、送受信手段により受信した他装置で使用可能な用紙種類の情報と自装置で使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、表示手段上に表示された各画像形成装置の用紙種類のうち、入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うよう表示手段を制御すると共に、自装置及び他装置の中から入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する種類の用紙を有する2以上の装置を、分散プリントを行う画像形成装置として、自動的に選択する選択手段とを備えたものである。
【0011】
この構成においては、分散プリントの実行時に各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、ネットワークに接続された各画像形成装置から、各分割ジョブで使用する共通した種類の用紙を入力手段により簡単に入力することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態によるネットワーク接続可能な画像形成装置について図面を参照して説明する。図1に本実施形態によるプリンタ(画像形成装置)を適用した画像形成システムの構成を示す。この画像形成システムは、外部プリント指示端末1と、ビルの各階等にそれぞれ配設された複数のプリンタA,B,…,Nとから構成される。外部プリント指示端末1は、コンピュータ本体10、ディスプレイ11、キーボード12、及びNIC(ネットワークインタフェースカード)14とよりなる。一方、プリンタA,B,…,Nは、それぞれプリンタ本体20とNIC(ネットワークインタフェースカード)21(請求項1乃至における受信手段又は送受信手段)とより構成され、各NIC21と通信回線3とNIC14とを介して上記外部プリント指示端末1とネットワークで接続されている。また、各プリンタA,B,…,Nは、各NIC21と通信回線3とを介して相互に接続されており、プリントジョブの対象となる画像データと用紙選択に関する情報とをネットワーク経由で相互に送受信できるようになっている。プリンタAが請求項1における自装置であるとすると、ネットワーク上のプリンタA以外のプリンタB,…,Nは、請求項1における他装置に相当する。
【0017】
図2に上記プリンタ本体20の詳細構成を示す。プリンタ本体20は、内部に装置全体の制御を行う制御部22(請求項1乃至における選択手段)、各種情報の表示と用紙種類の選択指示等の各種指示操作を行うための操作パネル23、プリントジョブの対象となる画像データや用紙選択に関する情報等を記憶する記憶部24、及び記憶部24に記憶された画像データに基づいて用紙に画像形成を行う印字部25を備えている。また、プリンタ本体20は、原稿の読み取りを行うスキャナ部26、3段の用紙カセット27a〜27c、印字部25でプリントされた用紙を分類するソータ28、及びソータ28で分類された用紙の排出先である排紙ビン29を有する。
【0018】
図3に図1中の各プリンタA,B,…,Nに対する用紙種類の選択指示操作に用いる用紙選択画面を操作パネル23上に表示した様子を示す。図に示されるように、操作パネル23上の用紙選択画面には複数のプリンタで共通して用紙選択を行う際に使用する共通用紙選択キー31乃至34、各プリンタで個別に用紙選択を行う際に使用する個別用紙選択キー35乃至37、及び用紙選択処理を終了する際に使用する設定終了キー44が表示される。個別用紙選択キー35乃至37内には、NIC21で受信した他のプリンタで使用可能な用紙種類の情報が自プリンタで使用可能な用紙種類の情報と共にプリンタ単位で一覧表示される。例えばプリンタAの用紙選択画面には、他のプリンタB,C,…,Nで使用可能な用紙種類の情報と共に自プリンタAで使用可能な用紙種類の情報が個別用紙選択キー35乃至37として一覧表示される。この用紙選択画面は、各プリンタの操作パネル23でプリントジョブを選択した際には操作パネル23上に表示され、また、外部プリント指示端末1からプリントジョブを起動した際にはディスプレイ11上に表示される。
【0019】
本実施形態では用紙選択モードとして共通用紙選択モード(共通用紙選択キー31乃至34に対応)と個別用紙選択モード(個別用紙選択キー35乃至37に対応)の2種類のモードの選択が可能である。共通用紙選択モードとは、1つのプリントジョブのプリントを複数のプリンタにより分散して行う場合に、各プリンタで使用する用紙として共通の種類の用紙を選択入力するモードである。共通用紙選択モードには自動選択(APS:共通用紙選択キー31に対応)と任意選択(共通用紙選択キー32乃至34に対応)の2つのモードがある。APSのモードが選択された場合には、図2に示される制御部22は、プリントジョブの先頭で所定の優先順位に従って自動で用紙種類の選択を行い、そのジョブが終了するまでその用紙種類を継承する。この場合、制御部22は、選択した種類の用紙がセットされたプリンタの中から、そのジョブに使用する1又は2以上のプリンタを自動的に選択する。
【0020】
これに対して、任意選択のモードが選択された場合には、制御部22は、指定された用紙種類の範囲(普通紙、両面不可紙(片面のみ印刷可能な用紙)、普通紙と両面不可紙両方)でそのジョブに使用するプリンタを自動的に選択する。例えば、図3に示されるように、共通用紙選択キー32が押されて、普通紙が選択された場合には、制御部22は、NIC21で受信した他のプリンタで使用可能な用紙種類の情報と自プリンタで使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、各プリンタに対応した個別用紙選択キー35乃至37中の普通用紙に相当するキーのみを点灯させて、点灯したキーに対応したカセットを有するプリンタの中からプリントジョブで使用するプリンタを自動的に選択する。これにより、例えば1つのプリントジョブのプリントを複数のプリンタにより分散して行う分散プリント時に、各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、ユーザは、各分割ジョブで使用する共通の用紙の種類を共通用紙選択キー32乃至34により選択するだけの簡単な操作で、各分割ジョブに使用する1又は2以上のプリンタを決定することができる。任意選択モード時に使用する共通用紙選択キー32乃至34は、請求項1乃至における入力手段に相当する。
【0021】
また、個別用紙選択モードとは、各プリントジョブ毎に使用するプリンタと用紙種類を選択するモードである。ユーザは、個別用紙選択モード時における各プリントジョブに使用するプリンタと用紙種類の選択をネットワーク上の各プリンタに対応した個別用紙選択キー35乃至37により行う。ユーザは、これらの個別用紙選択キー35乃至37を用いてプリンタと用紙種類の選択を行うことにより、分散プリントの実行時に各分割ジョブで使用する用紙の種類が異なる場合でも、各分割ジョブ毎に別の種類の用紙を有するプリンタを手動で選択することができる。これらの個別用紙選択キー35乃至37が、請求項における手動選択手段に相当する。
【0022】
次に、図4のフローチャートを参照して上記用紙選択画面を用いた用紙選択処理について説明する。図2に示されるプリンタ本体20の制御部22は、各プリンタの操作パネル23でプリントジョブが選択された際に、ネットワークに接続された他のプリンタから各NIC21と通信回線3とを介して各プリンタ毎の用紙情報(各プリンタに装着されている用紙のサイズと種類の情報)を取得して(S00)、記憶部24に記憶すると共に、図3に示されるように、取得した用紙情報をプリンタ毎に個別用紙選択キー35乃至37として一覧表示する(S02)。この際に、制御部22は自プリンタの用紙情報も個別用紙選択キー35乃至37として一覧表示する。そして、ユーザにより共通用紙選択キー31乃至34のいずれかが押された場合には(S04でYES)、制御部22は、用紙選択モードを共通用紙選択モードに設定して、個別用紙選択モードを解除する(S06)。
【0023】
また、制御部22は、ユーザにより個別用紙選択キー35乃至37のいずれかが押された場合には(S08でYES)、共通用紙選択モードを解除した上で用紙選択モードを個別用紙選択モードに設定して、押された個別用紙選択キー35乃至37に対応した種類の用紙を各プリンタで使用する用紙として登録する(S10)。次に、制御部22は、設定終了キー44が押されたか否かを判定し(S12)、設定終了キー44が押されていない場合には(S12でNO)、上記S04乃至S10の処理を繰り返し、設定終了キー44が押された時点で(S12でYES)、当処理を終了する。
【0024】
次に、各プリンタ本体20においてプリントジョブの起動時に行われるプリンタ選択処理について図5のフローチャートを参照して説明する。このプリンタ選択処理は、上記図4で設定された用紙選択モードと用紙種類とに応じて行われる。図2に示されるプリンタ本体20の制御部22は、プリント起動ジョブが存在するか否かを常時チェックして、プリント起動ジョブが存在する場合には(S20でYES)、記憶部24内からプリント開始すべきページの用紙サイズ情報を読み出す(S22)。そして、上記図4の処理で設定された用紙選択モードと用紙種類とに応じて、現在処理の行われているプリンタ本体20(自装置)に適合する種類の用紙が存在するか否かをチェックする(S24)。次に、制御部22は、プリント開始すべきページがジョブの先頭ページであるか否かを判断して(S26)、ジョブの先頭であれば(S26でYES)、記憶部24に登録された選択プリンタリストから図4の処理で設定された用紙選択モードと用紙種類とに応じて適合する種類の用紙がセットされたプリンタの有無をチェックすると共に(S32)、切り替えの対象となるプリンタを決定する。適合する種類の用紙が複数のプリンタに存在する場合に関しては、予め設定された優先順位に従って切り替えの対象となるプリンタを決定する。
【0025】
これに対して、上記S26の判定の結果、ジョブの先頭ページでない場合には(S26でNO)、制御部22は、S24のチェック結果を元に現在使用中のプリンタに最適用紙があるか否かを判断して、最適用紙がなければ(S28でYES)、選択プリンタリスト中のプリンタから同一ジョブ内で既に使用したプリンタを除外した上で(S30)、上記S32の処理を行う。
【0026】
上記のように同一ジョブ内で既に使用したプリンタを対象から除外することにより、ジョブの途中でプリンタを切り替える必要が生じた場合でも、排出された用紙の順番が入れ代わることを防ぐことができる。以下に、その理由について説明する。一般に1つのジョブでプリントすべき用紙の種類が3以上である場合に、2つ以上のプリンタを使用してこのジョブを実行すると、排出された用紙の順番が入れ代わることが起こりうる。例えば、プリンタAにはA4サイズ、B4サイズ、プリンタBにはA3サイズの用紙が装着されている場合に、1〜3ページがA4サイズ、4〜5ページがA3サイズ、6ページ以降がB4サイズの用紙を使用するプリントジョブを実行するケースを考えると、プリンタAでA4サイズ用紙を3枚出力し、プリンタBでA3サイズ用紙を2枚出力した後、再度プリンタAに切り替えれば6ページ以降のB4サイズ用紙を出力可能である。しかし、再度プリンタAに切り替えて6ページ以降を出力した場合には、1〜3ページのA4サイズ用紙の次に6ページ以降のB4サイズ用紙がきてしまうため、プリンタAで出力された用紙とプリンタBで出力された用紙をこの順番に重ねると、プリンタAで出力された6ページ以降のB4サイズ用紙の後に4〜5ページのA3サイズ用紙がくることになってしまい、用紙の順番が入れ代わってしまう。
【0027】
上記のプリンタ本体20では、かかる場合に選択プリンタリスト中のプリンタから同一ジョブ内で既に使用したプリンタAを除外した上で、除外後のプリンタから6ページ以降のプリントに使用するB4サイズ用紙がセットされたプリンタの選択を行う。これにより、上記のように、プリンタAに1〜3ページのA4サイズ用紙の次に、ページを飛ばして6ページ以降のB4サイズ用紙が排出されることがなくなるので、排出された用紙の順番が入れ代わることを防ぐことができる。
【0028】
上記S32のチェック後の処理について続いて説明する。S32のチェックの結果、適合する種類の用紙がセットされたプリンタが存在する場合には(S34でYES)、制御部22は、使用するプリンタを適合する種類の用紙がセットされたプリンタに切り替える(具体的にはそのジョブの画像データをNIC21により切り替えるべきプリンタに一括転送する)(S36)。これに対して、適合する種類の用紙がセットされたプリンタが存在しない場合には(S34でNO)、図2に示される操作パネル23上にその旨の警告を表示する(S38)。
【0029】
また、上記S28の判定の結果、現在使用中のプリンタに最適用紙が存在する場合には(S28でNO)、制御部22は、現在使用中のプリンタでプリントを継続する(S40)。次に、制御部22は、現在処理中のジョブのプリントが終了したかどうかを判断して(S42)、終了していなければ(S42でNO)、次のページをプリントすべきタイミングかどうかを判断する(S44)。そして、プリントすべきタイミングになれば(S44でYES)、上記S20に戻って上記S22乃至S44の処理を繰り返す。上記S42で現在処理中のジョブが終了した場合には(S42でYES)、直ちにS20に戻って、次の新たな起動ジョブがあるかどうかの判断を行い、新たな起動ジョブがある場合には、上記S22乃至S44の処理を繰り返す。
【0030】
上述したように、本実施形態による画像形成装置によれば、1つのプリントジョブのプリントを複数のプリンタにより分散して行う分散プリント時に、各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、各分割ジョブで使用する共通の用紙の種類を共通用紙選択キー32乃至34で選択するだけの簡単な操作で、各分割ジョブに使用する1又は2以上のプリンタを選択決定することができる。これにより、各分割ジョブに使用するプリンタの選択決定の元になる用紙種類情報の選択入力操作を容易なものとすることができる。
【0031】
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では、ネットワーク上の任意のプリンタから各プリントジョブで使用する用紙種類の選択入力操作を行う場合の処理を示したが、ネットワークに接続された外部プリント指示端末から各プリントジョブで使用する用紙種類の選択入力操作を行うようにしてもよい。また、上記実施形態では、本発明を外部プリント指示端末1と複数のプリンタA,B,…,Nとから構成される画像形成システムに適用した例を示したが、本発明の適用対象となる画像形成システムはこれに限らず、例えば複数のプリンタのみから構成されるものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、1つのプリントジョブのプリントを複数の画像形成装置により分散して行う分散プリント時に、各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、各分割ジョブで使用する共通の用紙の種類を入力するだけの簡単な操作を行うことで、表示手段上に表示された各画像形成装置の用紙種類のうち、入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うことができると共に、各分割ジョブに使用する2以上の装置を選択決定することができ、従って、各分割ジョブに使用する装置の選択決定の元になる用紙種類の選択入力操作を容易なものとすることができる。
【0034】
また、ネットワークに接続されている各画像形成装置の中から所望の種類の用紙を有する装置を手動で選択する機能をさらに備えたものとすることにより、分散プリントの実行時に各分割ジョブで使用する用紙の種類が異なる場合でも、各分割ジョブ毎に別の種類の用紙を有する装置を手動で選択することができる。
【0036】
また、請求項の発明によれば、ネットワークに接続された各画像形成装置を、各プリントジョブで使用する共通の用紙の種類を入力するだけの簡単な操作を行うことで、入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うと共に、ネットワークに接続されている各画像形成装置の中から入力された用紙種類と一致する種類の用紙を有する2以上の装置を各プリントジョブに使用する装置として自動的に選択するものとしたことにより、分散プリントの実行時に各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、ネットワークに接続された各画像形成装置から、各分割ジョブで使用する共通した種類の用紙を簡単に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による画像形成装置を適用した画像形成システムの構成図。
【図2】 上記画像形成装置の本体の内部構成図。
【図3】 図1中の各画像形成装置に対する用紙種類の選択指示操作に使用する画面を操作パネル上に表示した様子を示す図。
【図4】 図3の用紙選択画面を用いた用紙選択処理を示すフローチャート。
【図5】 上記画像形成装置のプリンタ選択処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 外部プリント指示端末
10 コンピュータ本体(選択手段)
12 キーボード(入力手段)
14,21 NIC(受信手段、送受信手段)
20 プリンタ本体
22 制御部(選択手段)
23 操作パネル
32〜34 共通用紙選択キー(入力手段)
35〜37 個別用紙選択キー(手動選択手段)
A,B,N プリンタ(画像形成装置)

Claims (3)

  1. ネットワークに接続可能な画像形成装置において、
    前記ネットワークに接続されている当該画像形成装置(以下、自装置という)以外の画像形成装置(以下、他装置という)で使用可能な用紙種類の情報を受信する受信手段と、
    1つのプリントジョブのプリントを前記ネットワークに接続されている2以上の画像形成装置により分散して行う分散プリントを実行する場合に、当該分散プリントを行う2以上の画像形成装置で使用する共通の用紙種類を複数表示すると共に、いずれかの用紙種類の入力を受け付ける入力手段と、
    前記受信手段により受信した用紙種類の情報を各画像形成装置ごとに表示する表示手段と、
    前記受信手段により受信した前記他装置で使用可能な用紙種類の情報と前記自装置で使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、前記表示手段上に表示された各画像形成装置の用紙種類のうち、前記入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うよう前記表示手段を制御すると共に、前記自装置及び他装置の中から前記入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する種類の用紙を有する2以上の装置を、前記分散プリントを行う画像形成装置として、自動的に選択する選択手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段とは別に、前記ネットワークに接続されている各画像形成装置の中から所望の種類の用紙を有する装置を手動で選択する手動選択手段をさらに備えたことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. ネットワークに接続された複数の画像形成装置と、これら各画像形成装置に対してプリント指示を行う外部プリント指示端末とを有する画像形成システムにおいて、
    前記各画像形成装置は、
    前記ネットワークに接続されている当該画像形成装置(以下、自装置という)以外の画像形成装置(以下、他装置という)との間で相互に使用可能な用紙種類の情報を送受信する送受信手段と、
    1つのプリントジョブのプリントを前記複数の画像形成装置のうちの2以上の画像形成装置により分散して行う分散プリントを実行する場合に、当該分散プリントを行う2以上の画像形成装置で使用する共通の用紙種類を複数表示すると共に、いずれかの用紙種類の入力を受け付ける入力手段と、
    前記送受信手段により受信した用紙種類の情報を各画像形成装置ごとに表示する表示手段と、
    前記送受信手段により受信した前記他装置で使用可能な用紙種類の情報と前記自装置で使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、前記表示手段上に表示された各画像形成装置の用紙種類のうち、前記入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する用紙種類を特定する表示を行うよう前記表示手段を制御すると共に、前記自装置及び他装置の中から前記入力手段により入力を受け付けた用紙種類と一致する種類の用紙を有する2以上の装置を、前記分散プリントを行う画像形成装置として、自動的に選択する選択手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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