JP4087774B2 - 分散型エネルギーシステム運転計画作成装置および作成方法 - Google Patents

分散型エネルギーシステム運転計画作成装置および作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、1つまたは複数のエネルギー発生装置とエネルギー蓄積装置を有し、電力系統とエネルギー負荷に接続された分散エネルギーシステムに関する。
現在、このような制御を行うシステムとしては特許文献1に記載されている電力需要供給制御システムがある。これは所定地域(コミュニティ)内の分散電源を備えた電力需要家を含む複数の電力需要家への配電とこれらの需要家間の電力需給を行う際に、所定地域内において低コストな発電を行う需要家の発電装置のような分散電源とエネルギーを貯蔵するエネルギー貯蔵設備を最大限に利用することによって例えば電気事業者からの高価な購入電力量を抑制し、需給制御を行うことによってコスト低減を図るものである。
特開平2002−010506号公報
ここでエネルギー蓄積装置としては充電装置や水素タンク、貯湯槽等があるが、エネルギーのバランスを取らないでランニングコストを最小にする運転計画を作成すると、エネルギー蓄積装置のエネルギーを全て使い果たした方がランニングコストが下がるため、運転計画の最後の時間帯にはエネルギー蓄積装置にはエネルギーが残らない計画が作成される。この状態で次の運転計画を作成しようとすると、初期の時間帯に多くのエネルギー需要があったとしても、エネルギー蓄積装置にはエネルギーが蓄積されていないため、系統電力コストが割高な時間帯の場合でも系統電力を購入しなければならないという問題が生じる。
また、所定地域内における電力系統が突然停電し、発電装置が停止していた場合、エネルギー蓄積装置がある一定の容量を確保していなければ、後述する重要負荷に電力を供給できない場合が存在する。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、電力系統に分散エネルギーシステムを連系して運転制御する際に、エネルギーの蓄積や放出のバランスや停電を考慮してランニングコストを最小化する分散エネルギーシステム運転計画作成装置および作成方法を提供することにある。
本発明のエネルギーシステム運転計画作成装置は、過去の運転データを用いて初期運転計画を作成する初期運転計画作成手段と、初期運転計画を、ランニングコストを最小にするように修正し、修正された初期運転計画を最適運転計画として出力する運転計画修正手段を有している。
運転計画修正手段は、具体的には初期運転計画作成手段で作成された初期運転計画を、組合せ最適化問題を解く手法を用いて、全ての時間帯においてエネルギー発生装置およびエネルギー蓄積装置と電力系統からのエネルギー供給量が前記エネルギー負荷のエネルギー需要量を満足しながらエネルギー発生装置がエネルギーを発生させる際にかかる費用である燃料コストと、電力系統の電力価格で売買した金額の積算値である系統電力コストとの和であるランニングコストを最小化するように修正し、さらに一定期間内のエネルギー蓄積装置のエネルギーの蓄積量と放出量が等しくなるように修正し、なおかつエネルギー蓄積装置はある一定値以上のエネルギー蓄積装置容量を常に確保するように修正して、最適運転計画を作成する。
したがって、ランニングコストを最小化する最適運転計画が作成される。
ここで、一定期間内のエネルギーの放出量が蓄積量よりも多い運転計画が作成された場合には、エネルギー蓄積装置の容量範囲内で蓄積量を増加させていくことによって、一定期間内のエネルギー蓄積装置のエネルギーの蓄積量と放出量が等しくなるように初期運転計画を修正しながら、最適運転計画を作成していく。エネルギーの蓄積量を増加させていく過程において、エネルギー蓄積装置として蓄電池を用いた場合には、系統電力コストが最小となるようにするため、電力価格が最も安い時間帯から順次、蓄電池制約条件を満足しながら、充電電力量を増加させていくように初期運転計画を更新しながら最適運転計画を作成していく。
一定期間内のエネルギーの蓄積量が放出量よりも多い運転計画が作成された場合には、エネルギー蓄積装置容量範囲内で放出量を増加させていくことによって、一定期間内のエネルギー蓄積装置の蓄積量と放出量が等しくなるように初期運転計画を修正しながら、最適運転計画を作成していく。放出量を増加させていく過程において、エネルギー蓄積装置として蓄電池を用いた場合には、系統電力コストが最小となるようにするため、電力価格が最も高い時間帯から順次、蓄電池制約条件を満足しながら、放電電力量を増加させていくように初期運転計画を更新しながら最適運転計画を作成していく。
常時エネルギー供給を必要とする重要負荷のエネルギー需要をエネルギー蓄積装置からの供給エネルギーのみで必要なバックアップ時間以上満足できるように、あらかじめその前記重要負荷のエネルギー量分のエネルギー蓄積容量を計算しておき、どの時間帯においてもそのエネルギー蓄積容量を確保するように最適運転計画を作成する。
このように、重要エネルギー負荷分を常に確保しておくことで停電のような非常時にも対応できる。
以上説明したように本発明は、エネルギーのバランスを考慮してランニングコストを最小化してエネルギーを蓄積した状態を保つことができ、その蓄積したエネルギー利用することにより、次の運転計画を立てる際に、様々な状況に対してコスト低減を図ることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下の実施形態では、最適化問題を解く手法として、遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithm 以下GAと称す)を用いるが、タブサーチやシミュレーティッド・アニーソング等、他の手法を用いてもよい。
図1は本発明の一実施形態の分散エネルギーシステム運転計画作成装置を含む分散エネルギーシステムの構成を示している。
この分散エネルギーシステム1は、エネルギー発生装置としての発電装置11および熱発生装置12と、エネルギー蓄積装置13(熱用)と、エネルギー蓄積装置14(電力用)と、電力変換装置15と、サーバ16と、分散エネルギーシステム運転計画作成装置17と、制御装置18を有している。
エネルギー蓄積装置14(電力用)に例えば蓄電池を用いた場合、放電時には発電装置11とエネルギー蓄積装置14(電力用)からの直流を電力変換装置15によって交流に変換し、電力系統3と連系してエネルギー負荷2に電力が供給される。また、充電時には発電装置11からの電力と電力系統3からの交流を電力変換装置15によって直流に変換してできる電力によってエネルギー蓄積装置14(電力用)へ充電される。ここで発電装置11としては燃料電池の他、ガスタービン等を用いてもよく、エネルギー蓄積装置14(電力用)としては鉛蓄電池やニッケル水素電池等を用いるとよい。電力のエネルギー負荷2としては照明や空調、ホームサーバ等がある。また、発電装置の排熱を有効利用するために、エネルギー蓄積装置13(熱用)として貯湯槽等が設けられている。その貯湯槽で蓄積された熱を熱のエネルギー負荷2である風呂などで利用するものとする。制御装置18は上記の制御を行い、その制御値は、サーバ16から需要予測データや前日の運転データ等を、ランニングコストの最小化を行う運転計画を作成する分散エネルギーシステム運転計画作成装置17に取り込み、そこで作成された最適運転計画値によって決定される。サーバ16は需要予測データや前日の運転データ等の保存を行なう。
図2は分散エネルギーシステム運転計画作成装置17の構成例を示すブロック図である。この分散エネルギーシステム運転計画作成装置17は初期運転計画作成部21と設備データ記憶部22と運転計画修正部23で構成されている。
設備データ記憶部22は機器の定格出力、効率等の設備データを記憶している。初期運転計画作成部21は前日の運転計画を元に初期運転計画を作成する。運転計画修正部23は当日のエネルギー負荷の需要電力量を予測する需要予測装置4から需要予測データを取り込み、その需用電力量を満足するように初期運転計画を修正し、さらに設備データ記憶部22の設備データによってエネルギー蓄積装置制約条件(エネルギー蓄積装置の容量が下限値に達した時にエネルギー放出しないなどといった条件)を満たしながら初期運転計画をランニングコストを最小にするように修正し、修正された初期運転計画を最適運転計画として制御装置18に出力する。
運転計画を例えば1時間単位で行なうとすると、図6のように24個の運転指令値の組合せが考えられる。この指令値を電力価格とか、負荷電力を満たすようにするにはどうすれば一番安い組合せになるのかということを考える時、その組合せは膨大な数になるため、ある程度良さそうな解を効率よく探していかなければならない。メタヒューリスティクスとは、その組合せをそれぞれの手法がもつアルゴリズムでうまく探していく方法であり、例えばGAでは、運転計画を遺伝子配列に例える。図6が遺伝子配列であるが、自然界ではいい個体(運転計画)が生き残り、悪いものは淘汰される(自然淘汰)。同じ世代には異なる個体がいくつか存在し、自然淘汰によっていい個体を選び出す。そのいい固体を次の世代に残し、次はそのいい個体を参考に新しい個体を生み出したり(交叉、図7)、突然変異によっていい個体が生まれる(図8)といった遺伝的なアルゴリズムで最適解を求める。
次に、初期運転計画作成部21における初期運転計画作成のフローチャートを図3に示す。この例では、前日の運転パターンをサーバ16から読み込み(ステップ101)、初期遺伝子を作成して(ステップ102)、初期運転計画を作成するものであるが、前日の運転パターンの他に過去一週間、一ヶ月間の平均値や過去の曜日ごとの平均値等を用いてもよい。
また、図2の運転計画修正部23における運転計画更新のフローチャートを図4に示す。この例では前日の運転データを元に初期運転計画作成部21において得られた初期遺伝子作成データから当日のエネルギー負荷の予測である予測需用電力量を満たすように、遺伝子を交叉や突然変異によって操作し(ステップ201)、この操作によって一定期間内の充放電電力量(充電電力量をマイナス、放電電力量をプラスとする)の積算値が0になっていなかった場合、0になるようにする(ステップ202)(これを充放電のバランスを取ると言い、このバランス取りの具体例については後述する)。充放電のバランスを取った後、各遺伝子の適合度を計算し(ステップ203)、その適合度に応じて自然淘汰していく(ステップ204)。ここで適合度は例えば(1)式のように定義する。
適合度=1/ランニングコスト (1)
また、ランニングコストは例えば(2)式のように定義する。なお、Σは一日にかかるランニングコストを積算することを意味し、発電電力や充放電電力は効率を考慮して出力されたものとし、売買電単価の例は図10、11に示す。
ランニングコスト=Σ[(負荷電力−発電電力−充放電電力)×売買電単価+電力と熱を発生するための燃料費] (2)
これらの操作を行った後、収束判定(ステップ205)において一定世代において最小ランニングコストである解が更新されなかったり、一定時間が経過するとそれらは収束したものとし、得られた解の中で最もランニングコストが安い運転計画を最適運転計画として選定する(ステップ206)。
ここで、図4におけるエネルギーのバランス取り(ステップ202)について説明する。その一例として蓄電池における充放電のバランス取りの処理フローについて図5に示す。交叉や突然変異などの遺伝子操作を行った後は、一定期間内の充放電のバランスが崩れていることがある。ステップ301において、放電電力量が多い場合には系統電力の最も価格の安い時間帯から順次、充電電力量を増加させ、さらに電力系統が停電した場合に重要負荷電力に供給できるように最低負荷電力容量を確保し(後述する図13において説明)、一定期間内の充放電バランスが取れるように充放電電力量を計算する(ステップ302〜304)。充放電バランスが取れれば、蓄電池容量と照らし合わせ、過充電や過放電が起こらないようにする。過充電や過放電が起こっていれば、充放電量が蓄電池容量範囲内に収まるように充放電電力量を再計算し(ステップ308〜310)、起こっていなければ、収束判定(ステップ205)に移るものとする。放電電力量が少ない場合にも同様に系統電力の最も価格の高い時間帯から順次、放電電力量を増加させ、最低負荷容量、充放電バランス、過充電や過放電を考慮しながら収束判定に移るものとする(ステップ305〜310)。ここで、充放電電力量とは1時間単位の蓄電池からの出力を示し、充放電量とは充放電電力量の24時間分の積算値を示す。
次に、運転計画を遺伝子配列にする方法の一例について説明する。図6は発電装置11として燃料電池の出力を1〜6として6段階、蓄電池14の出力を充電−1〜−8、放電1〜8、充放電なしを0と出力して17段階としたときの例である。このように一日を24等分し、各時間帯ごとに発電装置11、蓄電池14の運転計画を出力するものとする。
次に、交叉の一例について説明する。例えば図7は図6の運転計画を0〜12時、12〜24時の二つに分けたものである。0〜12時の運転計画がA、12〜24時の運転計画がBのものを個体1、0〜12時の運転計画がC、12〜24時の運転計画がDのものを個体2とする。ここで個体1のB、個体2のDを入れ替えてできたものを新たな個体3、個体4とする。このようにして交叉を行うものとする。
次に、突然変異の一例について説明する。例えば図8は図6の燃料電池の運転計画であり、この中から出力を変える時間帯をランダムにひとつ選び、ランダムに出力を増減する。図8では0時から1時の出力を6から4にした。ここで突然変異させた結果、燃料電池の出力範囲内に収まらない運転計画値が作成された場合、削除するものとする。
これらの交叉や突然変異で出力を変えただけでは、燃料電池は問題ないが、蓄電池において一定期間内の充放電バランスが取れていない。そこで、放電の出力を+(プラス)、充電の出力を−(マイナス)として一定期間内の充放電の積算値が0(ゼロ)になるように修正する。例えば修正された例である図9では0〜12時の運転計画が出力1、12〜24時の運転計画が−1とした。これらエネルギー蓄積装置14の各時間帯ごとの出力値を合計すると0になる。
価格帯を考慮した蓄電池の充放電について説明する。例えば、電力系統3から買い取る価格である買電単価が図10、逆潮流させて電力を売る価格である売電単価が図11のような場合、どちらも15時付近に最大値がきているので、15時付近にはなるべく系統電力を買わず、燃料電池や蓄電池から出力することによってランニングコストは低下する。また、深夜3時付近に最小値がきているので燃料電池や蓄電池から出力せず、系統電力を買い、エネルギー負荷2に供給するかあるいは蓄電池に充電することによってランニングコストは低下する。このときに、過放電のような制約範囲外の運転計画は除外し、制約範囲内でランニングコストが最小になるものを最適運転計画として選択するものとする。また、図10、11は例として正弦波のような価格設定になっているが、どのような価格設定でもよい。
図12にこれらを元に計算した結果例である燃料電池と蓄電池の運転計画を示す。上段は燃料電池の運転計画であり、下段はエネルギー蓄積装置14の運転計画である。縦軸は各出力電力値を示し、横軸は時間軸を示す。なお、エネルギー蓄積装置14の充放電電力のプラスは放電電力量を示し、マイナスは充電電力量を示す。この例では電力需要の多い昼間は発電装置11、エネルギー蓄積装置14から共に発電し、電力需要の少ない深夜では発電装置11からは発電せず、エネルギー蓄積装置14に充電するようになっている。
図5における電力系統が停電した場合に重要負荷電力に供給できるように最低負荷電力容量を確保する方法について説明する。図13にその系統電力の停電が発生した場合の制御フローチャートを示す。一部の照明やホームサーバといった常時給電しなければならない重要負荷に供給する重要負荷電力量をあらかじめ入力する(ステップ401)。その重要負荷電力量というのは停電してから発電装置が起動するまでの時間(バックアップ時間)において、蓄電池14のみで重要負荷の電力量をまかなえる電力量であり、蓄電池14はこの電力量を常に確保しておくように計算する。これにより停電が発生後、発電装置11が起動していれば発電装置11から重要負荷に電力を供給する(ステップ402〜404)ので問題ないが、起動していない場合にも蓄電池14より重要負荷に電力を供給することができ(ステップ402,403,405)、発電装置11の起動後(ステップ406)、発電装置11から重要負荷へ電力を供給する(ステップ407)ことによって重要負荷には常時給電ができる。停電復旧後は通常通り、電力系統3、発電装置11、蓄電池14から負荷に供給する。このとき停電時の発電装置11や蓄電池14からの電力供給先である重要負荷はあらかじめ設定しておくものとする。
本発明の一実施形態の分散エネルギーシステム運転計画作成装置を有する分散エネルギーシステムの構成図である。 図1中の分散エネルギーシステム運転計画作成装置17の構成を示すブロック図である。 図2中の初期運転計画作成部21の処理を示すフローチャートである。 図2中の運転計画修正部23の処理を示すフローチャートである。 図4中におけるエネルギーのバランス取りの詳細を示すフローチャートである。 燃料電池、蓄電池の運転計画を遺伝子配列にした例を示す。 交叉の一例を示す図である。 図7の燃料電池の運転計画の一部を突然変異させた例を示す。 一定期間内の充放電の積算値を0にした例を示す。 買電単価の例を時系列ごとに示す。 売電単価の例を時系列ごとに示す。 燃料電池と蓄電池の運転計画を計算した結果例を示す。 図5における電力系統が停電した場合に重要負荷電力に供給できるように最低負荷電力容量を確保する処理のフローチャートである。
符号の説明
1 分散エネルギーシステム
2 エネルギー負荷
3 電力系統
4 需要予測装置
11 発電装置
12 熱発生装置
13 エネルギー蓄積装置(熱用)
14 エネルギー蓄積装置(電力用)
15 電力変換装置
16 サーバ
17 分散エネルギーシステム運転計画作成装置
18 制御装置
21 初期運転計画作成部
22 設備データ記憶部
23 運転計画修正部
101〜102,201〜207,301〜310,401〜407 ステップ

Claims (8)

  1. 1つまたは複数のエネルギー発生装置とエネルギー蓄積装置を有し、電力系統とエネルギー負荷に接続された分散エネルギーシステムにおいて、
    初期運転計画を過去の運転データを用いて作成する初期運転計画作成手段と、
    前記初期運転計画を修正して最適運転計画を作成する運転計画修正手段とを備え、
    前記運転計画修正手段は、前記初期運転計画を、組合せ最適化問題を解く手法を用いて、全ての時間帯において前記エネルギー発生装置およびエネルギー蓄積装置と電力系統からのエネルギー供給量が前記エネルギー負荷のエネルギー需要量を満足しながら、前記エネルギー発生装置燃料コストと、系統電力コストとの和であるランニングコストを最小化する運転計画の探索過程において、前記初期運転計画を、一定期間内のエネルギーの放出量が蓄積量よりも多い運転計画が作成された場合には、前記エネルギー蓄積装置の容量範囲内で前記蓄積量を増加させ、また、一定期間内のエネルギーの蓄積量が放出量よりも多い運転計画が作成された場合には、前記エネルギー蓄積装置の容量範囲内で放出量を増加させることによって、一定期間内の前記エネルギー蓄積装置のエネルギーの蓄積量と放出量が等しくなるように修正し、なおかつ前記エネルギー蓄積装置はある一定値以上のエネルギー蓄積装置容量を常に確保するように修正して、最適運転計画を作成することを特徴とする分散エネルギーシステム運転計画作成装置。
  2. 前記運転計画修正手段は、エネルギーの蓄積量を増加させていく過程において、エネルギー蓄積装置として蓄電池を用いた場合には、前記電力価格が最も安い時間帯から順次、蓄電池制約条件を満足しながら、充電電力量を増加させていくように前記初期運転計画を更新しながら最適運転計画を作成していく、請求項に記載の分散エネルギーシステム運転計画作成装置。
  3. 前記運転計画修正手段は、前記放出量を増加させていく過程において、エネルギー蓄積装置として蓄電池を用いた場合には、前記電力価格が最も高い時間帯から順次、蓄電池制約条件を満足しながら、放電電力量を増加させていくように前記初期運転計画を更新しながら最適運転計画を作成していく、請求項に記載の分散エネルギーシステム運転計画作成装置。
  4. 前記運転計画修正手段は、前記ランニングコストを最小化する運転計画の探索過程において、重要負荷電力量分のエネルギー蓄積容量を計算しておき、どの時間帯においても前記重要負荷電力量を確保するように最適運転計画を作成する、請求項1に記載の分散エネルギーシステム運転計画作成装置。
  5. 1つまたは複数のエネルギー発生装置とエネルギー蓄積装置を有し、電力系統とエネルギー負荷に接続された分散エネルギーシステムにおいて、
    初期運転計画を過去の運転データを用いて作成する初期運転計画作成段階と、
    前記初期運転計画を修正して最適運転計画を作成する運転計画修正段階とを有し、
    前記運転計画修正段階は、前記初期運転計画を、組合せ最適化問題を解く手法を用いて、全ての時間帯において前記エネルギー発生装置およびエネルギー蓄積装置と電力系統からのエネルギー供給量が前記エネルギー負荷のエネルギー需要量を満足しながら、前記エネルギー発生装置燃料コストと系統電力コストとの和であるランニングコストを最小化する運転計画の探索過程において、前記初期運転計画を、一定期間内のエネルギーの放出量が蓄積量よりも多い運転計画が作成された場合には、前記エネルギー蓄積装置の容量範囲内で前記蓄積量を増加させ、また、一定期間内のエネルギーの蓄積量が放出量よりも多い運転計画が作成された場合には、前記エネルギー蓄積装置の容量範囲内で放出量を増加させることによって一定期間内の前記エネルギー蓄積装置のエネルギーの蓄積量と放出量が等しくなるように修正し、なおかつ前記エネルギー蓄積装置はある一定値以上のエネルギー蓄積装置容量を常に確保するように修正して、最適運転計画を作成することを特徴とする分散エネルギーシステム運転計画作成方法。
  6. 前記運転計画修正段階は、エネルギーの蓄積量を増加させていく過程において、エネルギー蓄積装置として蓄電池を用いた場合には、前記電力価格が最も安い時間帯から順次、蓄電池制約条件を満足しながら、充電電力量を増加させていくように前記初期運転計画を更新しながら最適運転計画を作成していく、請求項に記載の分散エネルギーシステム運転計画作成方法。
  7. 前記運転計画修正段階は、前記放出量を増加させていく過程において、エネルギー蓄積装置として蓄電池を用いた場合には、前記電力価格が最も高い時間帯から順次、蓄電池制約条件を満足しながら、放電電力量を増加させていくように前記初期運転計画を更新しながら最適運転計画を作成していく、請求項に記載の分散エネルギーシステム運転計画作成方法。
  8. 前記運転計画修正段階は、前記ランニングコストを最小化する運転計画の探索過程において、重要負荷電力量分のエネルギー蓄積容量を計算しておき、どの時間帯においても前記重要負荷電力量を確保するように最適運転計画を作成する、請求項に記載の分散エネルギーシステム運転計画作成方法。
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