JP4087092B2 - 太陽電池モジュールおよびその組み立て方法ならびに太陽電池モジュール用キット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池モジュールおよびその組み立て方法ならびに太陽電池モジュール用キットに関し、特に、使用する太陽電池の長さ(面積)を変えて発電する電力を調整することが可能なフレキシブル太陽電池を使用したモジュールおよびその組み立て方法ならびにキットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、特定の固定型電子機器に代わって移動型電子機器が広く普及するようになった。しかし、移動型電子機器には、屋外使用時の一次電池または二次電池の消耗による電力不足の問題が常につきまとっている。電力不足に対処する主な方法は追加の電池を携帯することである。
【0003】
しかし、屋外での電子機器の使用において、追加の電池による電力不足の解消は、一時凌ぎにしか過ぎない。この場合、もし、恒久的に電力不足を解消したいならば、太陽電池などにより自然界から電力を補うことが必要になる。
【0004】
実開平1−165663号公報は、基板がフレキシブルで、その裏面に粘着テープを配したアモルファス太陽電池を提案する。このアモルファス太陽電池の基板は、粘着テープにより任意の場所に付着させ設置することができる。しかし、同公報に開示される太陽電池は、金属またはガラス上に形成された太陽電池の代わりに特定の場所に固定すべきものである。同公報は、移動型電子機器に対応したフレキシブル太陽電池の使用形態を何ら開示も示唆もしない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、移動型電子機器に適した電力供給源を提供することにある。
【0006】
本発明のさらなる目的は、移動型電子機器に適したフレキシブル太陽電池モジュールおよびその製造方法ならびにキットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
一態様において、本発明による太陽電池モジュールは、他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与されたフレキシブルな太陽電池と、該太陽電池に付着させられている電気接続テープとを備える。該モジュールにおいて、該太陽電池は、その電極を露出させた部分を有する。該電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および該端子に電気的に接続された導電体を有するものである。該電気接続テープの該導電体は、該太陽電池の電極が露出した部分において、当該電極に接触している。
【0008】
もう一つの態様において、本発明による太陽電池モジュールは、他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与された複数のフレキシブルな太陽電池と、該太陽電池に付着させられている第1および第2の電気接続テープとを備える。該モジュールにおいて、複数の太陽電池の各々は、その電極を露出させた部分を有する。該第1の電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および該端子に電気的に接続された導電体を有するものである。該第1の電気接続テープの導電体は、該太陽電池の電極が露出した部分において、当該電極に接触している。該第2の電気接続テープは、導電体を有するものである。該第2の電気接続テープの導電体は、複数の太陽電池を直列または並列に接続するように、該太陽電池の電極が露出した部分において当該電極に接触している。
【0009】
本発明において、太陽電池は、円筒形状に巻くことができる程度にフレキシブルであることが好ましく、また、切断して使用できるものであることが好ましい。
【0010】
本発明において、電極を露出させた太陽電池の部分は、太陽電池の厚み方向に平行ではなく傾斜している面を形成することが好ましい。
【0011】
他の態様において、本発明により、太陽電池モジュールの組み立て方法が提供され、当該方法は、(1)他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与されかつ円筒形状に巻かれたフレキシブルな太陽電池を、切断面が該太陽電池の厚み方向に対して傾斜するよう切断して必要な長さにする工程、および(2)該切断面に、外部負荷に接続されるべき端子および該端子に電気的に接続された導電体を有する電気接続テープを付着させて、該切断面に露出した該太陽電池の電極を該電気接続テープの該導電体に接触させる工程とを備える。
【0012】
さらなる態様において、本発明による太陽電池モジュールのためのキットが提供される。当該キットは、他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与されたフレキシブルな太陽電池と、該太陽電池に付着させるための単数種または複数種の電気接続テープとを備える。該電気接続テープが単数種の場合、該電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および該端子に電気的に接続された導電体を有するものである。該電気接続テープが複数種の場合、該複数種の電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および前記端子に電気的に接続された導電体を有する第1の電気接続テープと、端子を有さず導電体を有する第2の電気接続テープとを含む。
【0013】
本発明によるキットにおいて、該フレキシブルな太陽電池は、円筒形状に巻かれていることが好ましく、また、必要な長さに切断して使用できるものであることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明において、フレキシブルな構造のため、アモルファス系または有機系の太陽電池が好ましく使用される。たとえば、本発明で使用されるフレキシブルな太陽電池は、フレキシブルな基板にアモルファス薄膜太陽電池素子あるいは有機系太陽電池素子を形成したもの、アモルファス薄膜太陽電池素子あるいは有機系太陽電池素子がシート状の樹脂中に封止されたもの等の形態をとることができる。フレキシブルな太陽電池は、任意の場所で切断できる構造を有することが好ましい。任意の場所で切断できる構造としたい場合、固体あるいはゲル状等の半固体の太陽電池が好ましく、液体を含む太陽電池は適当ではない。
【0015】
本発明において、フレキシブルな太陽電池の表面には、他の部材に付着させるための粘着材料が付与されている。通常、粘着材料は太陽電池の裏側の面(光が入射する面と反対側の面)に付与される。粘着材料には、種々のものを使用することができ、その材質および性質は特に限定されるものではない。粘着材料として、任意の回数貼って剥がせるタイプのものを使用してもよいし、一度だけ使用可能なタイプのものを使用してもよい。粘着材料として、典型的には、感圧接着剤を含む一般的な接着剤を使用することができる。また、粘着材料として、そのような接着剤が塗布された粘着テープを太陽電池に付与してもよい。
【0016】
粘着材料が付与されたフレキシブルな太陽電池は、任意の位置において適当な長さに切断して使用できる長尺のものが好ましい。そのような長尺のフレキシブル太陽電池は、典型的にテープ状である。そのような長尺のフレキシブル太陽電池は、円筒形状(ロール状)に巻いたものとして取り扱うことができる。長尺のフレキシブル太陽電池を円筒形状に巻く場合、太陽電池に付与された粘着材料がそれに接触する太陽電池の表面(通常、光が入射する面)に固着して剥がれなくなるのを防ぐため、当該表面を粘着材料が固着しない保護層で覆うことが望ましい。また、長尺のフレキシブル太陽電池をそのまま取り扱ってもよい。そのような場合、太陽電池に付与された粘着材料を裏打ちシートで覆って保護し、使用時に裏打ちシートを剥がすことができる。そのような裏打ちシートも、当該粘着材料が固着しない材料からなる。
【0017】
本発明は、固定式を前提とした従来の太陽電池の形態を、アクティブでフレキシブルな形態に変えるものである。粘着材料が付与されたフレキシブルな太陽電池に電気接続テープを組み合わせることにより、以下に示すように、移動型電子機器等に対し、シンプルで便利な電力供給源を提供することができる。以下、図面を参照して本発明の具体例を示すが、本発明は、それらの具体例に限定されるものではない。
【0018】
本発明の好ましい形態において、図1に示すようなロール状に巻かれたフレキシブル太陽電池を使用する。ロール状にされたフレキシブル太陽電池はコンパクトであり持ち運びに便利である。図1に示す粘着テープ付フレキシブル太陽電池1は、図2に拡大して示すような構造を有する。すなわち、テープ状のフレキシブル太陽電池1は、内部に太陽電池素子構造4を有するとともに、素子構造4から電力を取り出すための電極5aおよび5bを有する。電極5aおよび5bはフレキシブル太陽電池1の長手方向に伸びている。フレキシブル太陽電池1の裏側面には、他の材料に付着させるための接着剤3が塗布されている。ロール状にすることで、未使用時、接着剤3は太陽電池の表側面によって覆われ、保護される。
【0019】
使用時、ロール状に巻いたフレキシブル太陽電池1を、必要な電力出力に応じて適当な長さだけ引出し、切断して必要な長さのものを得る。テープ状のフレキシブル太陽電池を任意の位置で切断するため、ハサミあるいはカッターを使用することができる。切断面を斜めにするため、たとえば、ハサミの刃にあたる一方でフレキシブル太陽電池を固定し、もう一方で固定した端を切り落とすことができるような構造を有する専用のハサミを使用することができる。しかしながら、太陽電池1の厚み方向または長手方向に対して傾斜した切断面を形成するため、他のハサミまたは他の手段を使用してもよい。発生する電力は、切り出す長さによって調整できる。たとえば、採用する太陽電池素子構造に応じて、長さ1mで電力0.1mW、長さ2mで電力0.2mWのように出力が決まってくる。
【0020】
図3に示すように、切り出されたフレキシブル太陽電池1の切断面30は、太陽電池1の厚み方向に対し傾斜していることが好ましい。すなわち、切断面30と厚み方向とがなす角度θは、0°ではなく、0°より大きく90°より小さい。たとえば、角度θは10°〜70°、好ましくは20°〜60°である。切断面30には、太陽電池素子構造4に接続された電極5aおよび5bが露出している。切断に際しては、保護膜6(太陽電池素子構造4を保護するとともに接着剤3の固着を防止する膜)より接着剤3の部分が長めになるよう切断が行なわれる。なお、フレキシブル太陽電池1において、接着剤3は絶縁膜7を介して設けられている。切断面30は、フレキシブル太陽電池1の側面31にはほぼ垂直であり、一般に長方形の形状である。切断面30を傾斜させることにより、そこに露出する電極5aおよび5bの面積を広くし、より確実な電気的接続を達成することができる。切り出したフレキシブル太陽電池1は、適当な場所に貼りつけて使用することができる。
【0021】
切り出したフレキシブル太陽電池を使用して、図4に示す太陽電池モジュールが組み立てられる。図4(a)、(b)および(c)に示すとおり、太陽電池モジュール40において、切り出された粘着テープ付フレキシブル太陽電池1の切断面30には、電気接続テープ12が貼り付けられている。電気接続テープ12は、フレキシブル太陽電池1からの電力をアダプター16(図4(d)参照)に送るためのものである。電気接続テープ12は、典型的には樹脂からなる絶縁体シート14の裏面に典型的には金属箔からなる線状の導電体13aおよび13bが貼りつけられた構造を有する。絶縁体シートの裏面において、導電体13aおよび13bの端部にはそれぞれ電気接続用端子15aおよび15bが設けられている。端子15aおよび15bはそれぞれ導電体13aおよび13bに電気的に接続されている。なお、端子15aおよび15b同士の間は電気的に絶縁されている。絶縁体シート14の接着面14a(裏面)には、一般的に接着剤が塗布されており、この接着剤を介して接着面14aはフレキシブル太陽電池1の切断面30に固定される。固定された状態において、電気接続テープ12の導電体13aおよび13bはそれぞれ、切断面30に露出した電極5aおよび5bに接触する。したがって、フレキシブル太陽電池1からの電力は、電極5aおよび5bから、電気接続テープ12の導電体13aおよび13b、ならびに端子15aおよび15bを介して取り出すことができる。電気接続テープ12は、このように電力を取り出す構造を提供するとともに、切断面を保護する。
【0022】
図4(d)に示すように、電気接続用端子15aおよび15bには、ケーブル17が接続される。ケーブル17はアダプター16に接続される。アダプター16は外部負荷としてのバッテリー19と接続することができ、バッテリー(蓄電池)19にフレキシブル太陽電池1からの電力を蓄えることができる。またアダプター16は、コンセント18を備える。後述するように、アダプター16には、外部負荷としてのPDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などの移動型電子機器を接続することができ、フレキシブル太陽電池1から電気接続テープ12、ケーブル17、およびアダプター16を介して電力を移動型電子機器に供給することができる。図4(d)に示すケーブル端子15aおよび15bはメス型であり、ケーブル17はこれに適合するオス型の端子を有する。このようなミニピンジャック形状は、好ましい接続の形態である。しかし、本発明において、電気接続テープの端子の形態は、これに限定されるものではなく、他のものとしてもよい。なお、電気接続テープの端子は、電気接続テープの配置を邪魔しない形状および大きさにとどめておくことが望ましい。
【0023】
図5は、本発明により、複数の太陽電池を接続したモジュールを示している。図1に示すようにロール状に巻かれたフレキシブル太陽電池を切り出して、複数枚の切片を得る。枚数は任意であり、必要な電力に応じて設定することができる。図5は、2枚の切り出したフレキシブル太陽電池を接続した構造を示す。複数のフレキシブル太陽電池を並列または直列に繋げて使用することにより、所定の長さの範囲で、構造をコンパクトにし、必要な電力をもたらすことができる。発生させる電力は、並列または直列の接続法を選択することにより調整することができる。
【0024】
図5に示す太陽電池モジュール50において、2枚のフレキシブル太陽電池1aおよび1bのそれぞれ両端は、切断面であり、太陽電池の電極が露出している(図示せず)。切断面の一方には、図4に示すような導電体と端子を有する電気接続テープ12が貼り付けられている。電気接続テープ12の導電体は、太陽電池1aおよび/または1bの露出させられた電極に接触する。太陽電池1aおよび1bからの電力は、電気接続テープ12の導電体および端子を介して取り出される。図4に示すと同様に、電気接続テープ12にはケーブル17が接続され、ケーブル17はアダプター16に接続される。太陽電池1aおよび1bからの電力は、アダプター16を介して、外部負荷としてのPDA51、携帯電話52等の移動型電子機器、あるいは乾電池などの充電器53に供給される。
【0025】
図5に示す太陽電池モジュール50において、太陽電池1aおよび1bの切断面の他方には、図6に示すように、電気接続テープ8aおよび8bならびに保護テープ11が貼り付けられる。図6(a)および(b)に示すように、電気接続テープ8aおよび8bは、傾斜した各切断面30に露出する電極5aおよび5bを覆い隠すように、各切断面30に貼り付けられる。図6(c)に示すように、電気接続テープ8aおよび8bは、典型的には樹脂からなる絶縁体シート64の裏面に典型的には金属箔からなる線状の導電体63が貼りつけられた構造を有する。絶縁体シート64の接着面64a(裏面)には、一般的に接着剤が塗布されており、この接着剤を介して接着面64aはフレキシブル太陽電池1aおよび1bの切断面に固定される。固定された状態において、電気接続テープ8aおよび8bの導電体63は、切断面に露出した電極5aおよび5bに接触する。かくして、2枚のフレキシブル太陽電池1aおよび1bの間で、電極同士は電気接続テープ8aおよび8bの導電体63により接続され、したがって、太陽電池1aと1bとは電気的に接続される。なお、電気接続テープ8aおよび8bの表側は絶縁体であるため、2つの電気接続テープ8aおよび8bを交差させて接触させても短絡の問題はない。このようにして2枚のフレキシブル太陽電池1aおよび1bを繋いだ後、図6(d)に示すように、切断面および電気接続テープ8aおよび8bを覆うよう保護テープ11を貼りつける。保護テープ11は、典型的に樹脂からなり、絶縁機能を有し、電気接続テープ8aおよび8bが切断面から剥離するのを防止する。さらに保護テープ11は防水機能および劣化防止機能を有する。
【0026】
図5に示すモジュールは、2枚のフレキシブル太陽電池を使用しているが、使用する太陽電池は、3枚以上でもよい。太陽電池の枚数に応じて、電気接続テープを必要な本数、準備すればよい。図5に示すモジュールでは、同じ長さのフレキシブル太陽電池を複数枚使用しているが、太陽電池の長さは任意であり、長さの互いに異なる複数の太陽電池を接続してもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上示すように、本発明により、屋外で使用する機器に電力を供給できる太陽電池モジュールが提供される。本発明によれば、従来必要であった交換用バッテリーや乾電池、あるいは自家用発電機が不要になる。また、本発明によるモジュールはフレキシブルであるため、使用時以外は折りたたむなどして収納することも可能である。本発明によれば、移動型電子機器に適した電力供給源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用される円筒形状に巻かれたフレキシブル太陽電池を示す斜視図である。
【図2】 図1のフレキシブル太陽電池の一部を拡大して模式的に示す斜視図である。
【図3】 フレキシブル太陽電池の切断面を拡大して模式的に示す斜視図である。
【図4】 (a)本発明による太陽電池モジュールを示す平面図、(b)使用される電気接続テープの裏側を示す平面図、(c)電気接続テープが太陽電池の切断面に貼り付けられた様子を示す概略断面図、および(d)電気接続テープの端子に外部負荷が接続される様子を示す模式図である。
【図5】 複数のフレキシブル太陽電池を使用した本発明による太陽電池モジュールを示す模式図である。
【図6】 (a)図5に示す2枚のフレキシブル太陽電池が電気接続テープで繋がれる様子を示す平面図、(b)太陽電池の切断面に電気接続テープが貼り付けられる様子を示す斜視図、(c)電気接続テープの構造を示す平面図、および(d)電気接続テープおよび切断面が保護テープで覆われた太陽電池モジュールを示す平面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b フレキシブル太陽電池、3 接着剤、4 太陽電池素子構造、5a,5b 電極、6 保護膜、7 絶縁膜、8a,8b 電気接続テープ、11 保護テープ、12 電気接続テープ、13a,13b 導電体、14 絶縁体シート、14a 接着面、15a,15b 電気接続用端子、16 アダプター、17 ケーブル、18 コンセント、19 バッテリー、30 切断面、40,50 太陽電池モジュール、63 導電体、64 絶縁体シート、64a接着面。
Claims (6)
- 他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与されたフレキシブルな太陽電池と、
前記太陽電池に付着させられている電気接続テープとを備え、
前記太陽電池は、その電極を露出させた部分を有し、
前記電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および前記端子に電気的に接続された導電体を有するものであり、
前記電気接続テープの前記導電体は、前記部分において前記太陽電池の前記露出された前記電極に接触しており、かつ
前記電極を露出させた前記太陽電池の前記部分は、前記太陽電池の厚み方向に平行ではなく傾斜している面を形成する、太陽電池モジュール。 - 他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与された複数のフレキシブルな太陽電池と、
前記太陽電池に付着させられている第1および第2の電気接続テープとを備え、
前記複数の太陽電池の各々は、その電極を露出させた部分を有し、
前記第1の電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および前記端子に電気的に接続された導電体を有するものであり、
前記第1の電気接続テープの前記導電体は、前記部分において前記太陽電池の前記露出された前記電極に接触しており、
前記第2の電気接続テープは、導電体を有するものであり、
前記第2の電気接続テープの前記導電体は、前記複数の太陽電池を直列または並列に接続するように、前記部分において前記太陽電池の前記露出された前記電極に接触しており、かつ
前記電極を露出させた前記太陽電池の前記部分は、前記太陽電池の厚み方向に平行ではなく傾斜している面を形成する、太陽電池モジュール。 - 前記太陽電池は、円筒形状に巻くことができる程度にフレキシブルであり、かつ切断して使用できるものである、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
- 他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与されかつ円筒形状に巻かれたフレキシブルな太陽電池を、切断面が前記太陽電池の厚み方向に対して傾斜するよう切断して必要な長さにする工程と、
前記切断面に、外部負荷に接続されるべき端子および前記端子に電気的に接続された導電体を有する電気接続テープを付着させて、前記切断面に露出した前記太陽電池の電極を前記電気接続テープの前記導電体に接触させる工程とを備える、太陽電池モジュールの組み立て方法。 - 請求項1または2に記載の太陽電池モジュールのためのキットであって、
他の部材に付着させるための粘着材料が表面に付与されたフレキシブルな太陽電池と、
前記太陽電池に付着させるための単数種または複数種の電気接続テープとを備え、
前記電気接続テープが単数種の場合、前記電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および前記端子に電気的に接続された導電体を有するものであり、
前記電気接続テープが複数種の場合、前記複数種の電気接続テープは、外部負荷に接続されるべき端子および前記端子に電気的に接続された導電体を有する第1の電気接続テープと、前記端子を有さず導電体を有する第2の電気接続テープとを含む、太陽電池モジュール用キット。 - 前記フレキシブルな太陽電池は、円筒形状に巻かれており、かつ必要な長さに切断して使用できるものである、請求項5に記載の太陽電池モジュール用キット。
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