JP4085197B2 - 遠隔通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、延在する内部空間を有する構造物の内部との間で行なわれる遠隔通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンネルなどのように延在する内部空間を有する構造物の点検は、例えば作業員が点検車に乗って構造物内を移動しつつ行なうのが一般的である。
しかしながら、このような構造物においては、ガス、落盤、漏水などが発生するおそれがあるため、カメラやガス検知装置を備えた点検車や点検ロボットを遠隔制御して点検を行なうことが要請されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、遠隔制御を行なう際に用いられる無線通信の通信距離は最大でも1km程度であり、トンネルなどの構造物内ではさらにこの通信距離が短くなってしまうことが予想され、数km以上の長さを有するトンネルなどの構造物では、点検車や点検ロボットを用いた遠隔制御が困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は構造物の内部空間の延在方向の長さによらず点検車や点検ロボットの遠隔制御が可能な遠隔通信システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の遠隔通信システムは、上記目的を達成するために、延在する内部空間を有する構造物の内部に配置され受信した制御情報に基づいて移動するとともに、前記内部を撮影して得た画像情報と、前記内部の状況を検知して得た検知情報とを送信する移動装置と、前記構造物の外部または内部に設けられ、前記制御情報を送信するとともに、前記画像情報と検知情報を受信する制御装置と、前記移動装置と制御装置の間で前記制御情報、画像情報および検知情報の通信を行なう通信装置とを備えた遠隔通信システムであって、前記移動装置は、前記制御情報、画像情報および検知情報の無線通信を行なう移動装置側通信手段を有し、前記制御装置は、前記制御情報、画像情報および検知情報の有線通信を行なう制御装置側通信手段を有し、前記通信装置は、前記移動装置側通信手段との間で前記無線通信を行なう無線通信手段と、前記制御装置との間で前記有線通信を行なう有線通信手段と、前記無線通信手段と有線通信手段の間で前記制御情報、画像情報および検知情報の授受を司るインターフェース手段とを有し、前記無線通信手段と前記インターフェース手段によって中継手段が構成され、前記中継手段が前記構造物の内部空間の延在方向に沿って間隔をおいて複数設置され、前記移動装置に該移動装置の前記構造物の内部における位置を検出する位置検出手段を設け、前記位置検出手段によって検出された位置情報に基づいて選択された前記1つの中継手段の無線通信手段のみその無線通信動作を実行し、かつ、選択されない他の中継手段の無線通信手段の無線通信動作を停止するように構成されていることを特徴とする。
【0006】
本発明のシステムによれば、前記制御装置と通信装置の間の通信を有線で行なうとともに、前記通信装置と移動装置の間の通信を無線で行なうことにより、前記構造物の内部空間の延在方向の長さによらず前記制御装置と移動装置との間の通信を行なうことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の遠隔通信システムについて図面を参照して説明する。
図1は本発明の遠隔通信システムの第1の実施の形態における全体構成図である。
本実施の形態の遠隔通信システム100は、移動装置10と、制御装置20と、通信装置30とを備えて構成されている。
前記移動装置10は、トンネルや管のように延在する内部空間を有する構造物1の内部を制御情報に基づいて移動するとともに、前記内部を撮影して得た画像情報と、前記内部の状況を検知して得た検知情報とを送信するように構成されている。
前記制御装置20は、前記構造物1の外部に設置された操作室2に設けられ、前記制御情報を送信するとともに、前記画像情報と検知情報を受信するように構成されている。なお、前記制御装置20は構造物1の外部または内部の何れに設けられていてもかまわない。
前記通信装置30は、前記移動装置10と制御装置20との間に設けられ、これら移動装置と制御装置の間で前記制御情報、画像情報および検知情報の通信を行なうように構成されている。
【0008】
図2は第1の実施の形態における移動装置の構成を示すブロック図である。
前記移動装置10は、車体に設けられた車輪を駆動手段で回転させることにより走行する走行ロボットとして構成されており、前記駆動手段を制御することにより前進、後退、進行方向の切替などを行なう車両制御装置1002を備えている。
また、移動装置10は、CCDカメラ1004、1006、1008、映像合成切替装置1010、カメラ制御装置1012、受信ユニット1013、メタンガス検知器1014、一酸化炭素検知器1016、酸素検知器1018、移動距離計1020、計測車輪1022、センサユニット1024、第1無線機1026、第2無線機1028、第3無線機1030を備えて構成されている。
【0009】
前記CCDカメラ1004、1006は、前記車体に取着されそれぞれ前記構造物1の内部を撮影して画像情報を生成するように構成されている。
前記CCDカメラ1008は、前記車体に雲台1008Aを介して取着されており、前記雲台1008Aにより撮影方向を任意に切り替えた状態で撮影を行ない画像情報を生成するように構成されている。
前記カメラ制御装置1012は、前記CCDカメラ1004、1006、1008のズーム動作、ピント合わせ動作や前記雲台1008Aによる前記CCDカメラ1008の撮影方向の切替動作を制御するように構成されている。
【0010】
映像合成切替装置1010は、前記CCDカメラ1004、1006、1008から出力される画像情報を合成、あるいは画像情報を切り替えて前記第1無線機1026に供給するように構成されている。
前記受信ユニット1013は、前記第2無線機1028から供給される制御情報に基づいて前記カメラ制御装置1012、映像合成切替装置1010、車両制御装置1002を制御するように構成されている。
【0011】
前記メタンガス検知器1014は、前記構造物1の内部のメタンガスの濃度を検知してその検知結果を検知情報として出力するものである。
前記一酸化炭素検知器1016は、前記構造物1の内部の一酸化炭素の濃度を検知してその検知結果を検知情報として出力するものである。
前記酸素検知器1018は、前記構造物1の内部の酸素の濃度を検知してその検知結果を検知情報として出力するものである。
前記計測車輪1022は、前記車体に設けられ該車体の走行に連動して回転するものである。
前記移動距離計1020は、前記計測車輪1022の回転に基づいて前記車両の走行距離を計測することにより、前記移動装置10の前記構造物1内部における位置情報を検知情報として生成して出力するものである。本実施の形態では前記移動距離計1020によって特許請求の範囲の位置検出手段が構成されている。
【0012】
前記センサユニット1024は、これらメタンガス検知器1014、一酸化炭素検知器1016、酸素検知器1018、移動距離計1020から出力された検知情報を前記第3無線機1030に供給するように構成されている。
前記第1無線機1026、第2無線機1028、第3無線機1030は、前記通信装置30と無線通信を行なうものであり、本実施の形態では、高速なデータ通信に適した2.4GHz帯SS無線機によって構成されている。
前記第1無線機1026は、前記映像合成切替装置1010から供給される画像情報を無線信号S1によって前記通信装置30に送信するように構成されている。
前記第2無線機1028は、前記通信装置30から送信される制御情報を示す無線信号S2を受信するように構成されている。
前記第3無線機1030は、前記センサーユニット1024から供給された検知情報を無線信号S3によって前記通信装置30に送信するように構成されている。
前記第1、第2、第3無線機1026、1028、1030はそれぞれ異なるチャンネル、つまり異なる無線周波数の電波で無線通信を行なうように設定されている。
【0013】
図3は第1の実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図である。
前記制御装置20は、カメラ操作機2002、ロボット操作機2004、送信ユニット2006、光モデム2008、映像モニター2010、データ収集表示装置2012、伝送多重装置2014、切替制御手段2016を備えて構成されている。
前記カメラ操作機2002は、前記移動装置10のCCDカメラ1004、1006、1008および雲台1008Aの操作を行なうためのものであって、作業者がこのカメラ操作機2002を操作することにより、前記各カメラおよび雲台を制御するための制御情報が生成されるように構成されている。
前記ロボット操作機2004は、前記移動装置の車両制御装置1002の操作を行なうためのものであって、作業者がこのロボット操作機2004を操作することにより、前記車両制御装置1002を制御するための制御情報が生成されるように構成されている。
【0014】
前記送信ユニット2006は、前記カメラ操作機2002およびロボット操作機2004のそれぞれから供給される前記制御情報を所定の形式(例えばRS−232C)の信号に変換して前記光モデム2008に入力するように構成されている。
前記光モデム2008は、前記送信ユニット2006から入力される前記信号を光信号に変換して送信用光ファイバー3002を介して前記通信装置30に送信するように構成されている。本実施の形態では、前記送信用光ファイバー3002は1芯で構成されている。
【0015】
前記伝送多重装置2014は、前記通信装置30から受信用光ファイバー3004を介して供給される光信号としての前記画像情報および検知情報を所定の形式(例えばRS−232C)の信号に変換して前記映像モニター2010およびデータ収集表示装置2012に入力するように構成されている。本実施の形態では、前記受信用光ファイバー3004も1芯で構成されている。
前記映像モニター2010は、前記伝送多重装置2014を介して入力される前記CCDカメラCCDカメラ1004、1006、1008からの画像情報を表示するものである。
【0016】
前記データ収集表示装置2012は、前記伝送多重装置2014を介して入力される前記メタンガス検知機1014、一酸化炭素検知器1016、酸素検知器1018、前記移動距離計1020のそれぞれで生成された検知情報を入力するとともに、処理して数値、あるいはグラフなどの形式で表示する機能を有している。前記データ収集表示装置2012は、本実施の形態では、パーソナルコンピュータが該パーソナルコンピュータにインストールされたプログラムを実行することにより、前記機能を実現している。
前記切替制御手段2016は、前記伝送多重装置2014を介して入力される前記移動距離計1020の検知情報によって示される前記移動装置10の位置情報に基づいて前記通信装置30を構成する各中継手段32の動作に必要な切替情報を生成しこの切替情報を前記制御情報に含めて前記送信ユニット2006および前記光モデム2008を介して前記送信装置30に送信するように構成されている。前記切替情報については後述する。
【0017】
図4は、第1の実施の形態における通信装置の構成を示すブロック図である。前記通信装置30は、前記構造物1の内部に該構造物1の延在方向に沿って配置された前記送信用光ファイバー3002および受信用光ファイバー3004と、前記送信用光ファイバー3002および受信用光ファイバー3004に共通接続された複数の中継手段32から構成されている。
前記各中継手段32は、伝送多重装置3006、光モデム3008、第1中継用無線機3010、第2中継用無線機3012、第3中継用無線機3014を備えて構成されている。
【0018】
前記第1中継用無線機3010は、前記第1無線機1026から送信される前記画像情報を示す無線信号S1を受信して電気信号に変換して前記伝送多重装置3006に供給するように構成されている。
前記第2中継用無線機3012は、前記光モデム3008から供給される前記制御情報を示す電気信号を前記無線信号S2として前記第2無線機1028に送信するように構成されている。
前記第3中継用無線機3014は、前記第3無線機1030から送信される前記検知情報を示す無線信号S3を受信して電気信号に変換して前記伝送多重装置3006に供給するように構成されている。
【0019】
前記伝送多重装置3006は、前記第1中継用無線機3010から供給される前記画像情報を示す電気信号と、前記第3中継用無線機3014から供給される前記検知情報を示す電気信号とのそれぞれを光信号に変換して多重化し、これらの光信号を光合成ユニット3016を介して前記受信用光ファイバー3002に送出するように構成されている。前記光合成ユニット3016は、前記伝送多重装置3006と前記受信用光ファイバー3004とを結合して前記光信号の伝送多重装置3006から受信用光ファイバー3004への送出を行なうためのものである。
また、前記伝送多重装置3006は、前記第1、第3中継用無線機3010、3014による電波信号の送信動作の動作、非動作を切替制御するように構成され、前記動作、非動作の切替動作は前記光モデム3008から出力される制御情報S4に基づいてなされるように構成されている。
【0020】
前記光モデム3008は、前記送信用光ファイバー3002から光分岐ユニット3018を介して光信号の形態で供給される制御情報を前記電気信号に変換して前記第2中継無線機3012に供給するように構成されている。前記光分岐ユニット3018は、前記送信用光ファイバー3002と前記光モデムとを結合して前記送信用光ファイバー3002から前記光モデム3008への光信号の受信を行なうものである。
【0021】
なお、前記送信用光ファイバー3002および受信用光ファイバー3004の先端(終端)に位置する中継手段32においては、前記光モデム3008と送信用光ファイバー3002の結合に光分岐ユニット3018が不要であり、かつ、前記伝送多重装置3006と受信用光ファイバー3004の結合に光合成ユニット3016が不要であるため、これら光分岐ユニット3018と光合成ユニット3016が設けられていない。
【0022】
また、前記光モデム3008は、前記制御装置20から送信される制御情報に含まれる前記切替情報に基づいて前記制御情報S4を生成して伝送多重装置3006に供給するように構成されている。
ここで、前記切替情報について説明する。
互いに隣接する前記中継手段32の間隔は、前記移動装置10の第1、第2、第3無線機1026、1028、1030と、前記通信装置30の第1、第2、第3中継用無線機3010、3012、3014との間でなされる通信が常に可能となるように設定される。前記無線通信が2.4GHz帯SS無線でなされ、かつ、前記構造物1がトンネルであった場合、前記間隔は例えば最大2km程度となる。
この際、前記移動装置10が隣り合う2つの中継手段32の中間位置に位置することにより、前記移動装置10の第1、第2、第3無線機1026、1028、1030が2つの中継手段32のいずれとも通信可能となった場合、前記2つの中継手段32の各第1中継用無線機3010が同じ電波信号S1を受信し、同様に前記各第3中継用無線機3014が同じ電波信号S3を受信することになる。
【0023】
すると、一方の中継手段32の伝送多重装置3016から前記受信用光ファイバー3004に電波信号S1、S3に対応する光信号がそれぞれ供給され、これと同時に他方の中継手段32の伝送多重装置3016からも前記受信用光ファイバー3004に電波信号S1、S3に対応する光信号がそれぞれ供給される。
すなわち、前記受信用光ファイバー3004に2つの電波信号S1に対応する2つの光信号が供給されるとともに、2つの電波信号S3に対応する2つの光信号が供給されることになる。この結果、2つの電波信号S1に対応する2つの光信号が互いに混じりあうため光信号が正常に機能せず、情報が壊れてしまうことになる。また、同様に2つの電波信号S3に対応する2つの光信号が互いに混じりあうため光信号が正常に機能せず、情報が壊れてしまうことになる。
【0024】
このような不都合を回避するためは、常に前記各中継手段32のうち選択された1つの中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014のみが動作し、かつ、選択されない他の中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014が動作を停止するように制御することが有効である。
したがって、前記制御装置20の切替制御手段2016は以下のように動作するように構成されている。
前記切替制御手段2016は、予め前記移動装置10の前記構造物1の内部空間における位置と、該位置に対応して動作すべき中継手段32とを関連付けてデータテーブルとして記憶している。
【0025】
図5はこのようなデータテーブルの一例を示す説明図である。
前記データテーブルDTは、例えば構造物1の入口からの距離Lによって位置を表した場合、L1、L2、L3、L4(0<L1<L2<L3<L4)を格納し、それぞれの位置に対応して動作すべき中継手段32の識別情報N(N1、N2、N3、N4)を関連付けて格納している。
前記切替制御手段2016は、前記通信装置30から送信される前記検知情報に含まれる前記移動装置10の位置情報を常時前記データテーブルDTに基づいて比較し、前記位置情報が示す位置(距離L)に対応する中継手段32の識別情報Nを判定する。
【0026】
そして、前記切替制御手段2016は、前記判定結果に基づいて選択された中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014のみを動作状態とし、他の中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014を非動作状態とする旨を示す切替情報を生成し、この切替情報を前記制御情報として送信ユニット2006に供給する。これにより、前記制御情報は、光モデム2008で光信号に変換され、送信用光ファイバー3002を介して各中継手段32の光モデム3008に供給される。
前記各中継手段32の光モデム3008は、前記切替情報を含む前記制御情報S4を生成して伝送多重装置3006に供給する。
このため、選択された中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014のみが動作を実行し、かつ、選択されない他の中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014の動作が停止する状態となり、これにより前記光信号が混じることで情報が壊れることを回避できることになる。
【0027】
また、本実施の形態では、前記第1、第2、第3無線機1026、1028、1030によって特許請求の範囲の移動装置側通信手段が構成されている。また、前記光モデム2008、伝送多重装置2014によって特許請求の範囲の制御装置側通信手段が構成されている。また、前記第1、第2、第3中継用無線機3010、3012、3014によって特許請求の範囲の無線通信手段が構成されている。また、前記光モデム3008、伝送多重装置3006によって特許請求の範囲の有線通信手段およびインターフェース手段が構成されている。
また、前記光分岐ユニット3018、光合成ユニット3016によって特許請求の範囲のインターフェース手段が構成されている。
【0028】
次に上述のように構成された遠隔通信システム100の動作について図6のフローチャートを参照して説明する。
初期状態において、前記移動装置10が前記構造物1の所定位置、例えばトンネルの入口箇所などの初期位置に位置しているものとする。また、前記切替制御手段2016による中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014の切替動作は常時実行されているものとする。
【0029】
まず、操作者が前記制御装置20のロボット操作機2004を操作することにより出力された前記制御情報が送信ユニット2006を介して光モデム2008に入力され、光信号に変換された後、前記送信用光ファイバー3002を介して前記通信装置30に供給される。これにより、前記制御情報は、第2無線機3012から電波信号S2として前記移動装置10の第2中継用無線機1028へ送信される。前記第2中継用無線機1028で受信された前記電波信号S2は、前記受信ユニット1013から車両制御装置1002に供給され、これにより前記移動装置10が構造物1内部で前方に移動する(ステップS10)。
【0030】
前記移動装置10のCCDカメラ1004、1006、1008で撮影された画像情報は、前記映像合成切替装置1010、前記第1無線機1026を介して電波信号S1として送信され、この電波信号S1は前記通信装置30の中継手段32の第1中継無線機3010で受信され、前記伝送多重装置3006によって光信号に変換され光合成ユニット3016を介して受信用光ファイバー3004に送出される。そして、前記制御装置20の伝送多重装置2014によって電気信号に変換され前記映像モニター2010によって表示される(ステップS12)。
これにより、操作者は前記映像モニター2010を視認しながら前記ロボット操作機2004を操作することにより前記移動装置10を前進または後退させて点検すべき箇所に停止させる。
また、操作者は前記カメラ操作機2002を操作することにより、前記CCDカメラ1004、1006、1008、雲台1008Aを制御し、これによりズーム比や撮影方向を任意に変えることで必要な画像情報が前記映像モニター2010に表示されるように制御することができる。
【0031】
また、前記移動装置10のメタンガス検知器1014、一酸化炭素検知器1016、酸素検知器1018、移動距離計1020から出力された検知情報はセンサユニット1024を介して前記第3無線機1030から電波信号S3として前記通信装置30に送信され、この電波信号S3は前記通信装置30の中継手段32の第3中継無線機3014で受信され、前記伝送多重装置3006によって光信号に変換され光合成ユニット3016を介して受信用光ファイバー3004に送出される。そして、前記制御装置20の伝送多重装置2014によって電気信号に変換され前記データ収集表示装置2012によって処理され表示される(ステップS14)。
【0032】
操作者は、前記移動装置10を点検すべき位置に停止させた上で、前記映像モニター2010に表示される前記構造物1の画像情報、前記データ収集表示装置2012に表示される前記移動装置10の位置情報および検知情報を見ながら前記構造物1の点検作業を行なう(ステップS16)。
そして、次の点検位置に移動する必要があるか否かを判定し(ステップS18)、この判定結果が肯定(“Y”)である場合にはステップS10に移行し同様の動作を繰り返す。
また、前記判定結果が否定(“N”)、すなわち構造物1の点検作業が終了した場合には、操作者が前記制御装置20のロボット操作機2004を操作することにより前記移動装置10を前記初期位置まで移動させ、一連の動作を終了する(ステップS20)。
【0033】
以上説明したように第1の実施の形態によれば、前記制御装置20と通信装置30の間の通信を有線で行なうとともに、前記通信装置30と移動装置10の間の通信を無線で行なうことにより、前記構造物1の内部空間の延在方向の長さによらず前記制御装置20と移動装置10との間の通信を行なうことができ、これにより移動装置10の遠隔制御を可能とすることができる。
また、前記移動装置10の位置に応じて切替制御手段2016によって選択された中継手段32の第1、第3中継用無線機3010、3014のみが動作状態となるので、各中継手段32から受信用光ファイバー3004に複数の光信号が送出されることが防止されるため、各光信号が混じることで情報が壊れることを回避することができる。
【0034】
なお、前記伝送多重装置3006による第1、第3中継用無線機3010、3014の動作状態と非動作状態の切替は、第1、第3中継用無線機3010、3014の電源をオン、オフすることによって行なうことができる。
また、前記伝送多重装置3006による第1、第3中継用無線機3010、3014の動作状態と非動作状態の切替は、前記第1、第3中継用無線機3010、3014に設けられた通信用アンテナの導通をオン、オフすることによって行なうこともできる。この場合は第1、第3中継用無線機3010、3014の電源を常時オン状態にしておく。
前記第1、第3中継用無線機3010、3014の電源のオン、オフを行なう場合は、第1、第3中継用無線機3010、3014がオンしてからその受信動作が安定するまでに時間が必要となるが、前記第1、第3中継用無線機3010、3014に設けられた通信用アンテナの導通をオン、オフする場合には、第1、第3中継用無線機3010、3014の電源が常時オン状態であるため、前記のような無駄な時間を削減することができる利点がある。
【0035】
次に第2の実施の形態について説明する。
図7は第2の実施の形態の遠隔通信システムの移動装置の構成を示すブロック図、図8は第2の実施の形態の遠隔通信システムの制御装置および通信装置の構成を示すブロック図である。以下では、第1の実施の形態と同様の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、移動装置10Aは第1無線機1026と第2無線機1032を有して構成されている。
前記第2無線機1032は、前記通信装置30から送信される制御情報を示す無線信号S2を受信するとともに、前記センサーユニット1024から供給された検知情報を無線信号S3によって前記通信装置30に送信するように構成されている。すなわち、第1の実施の形態とは、第2、第3無線機を1つの無線機で兼用する構成となっている点が異なり、それ以外の構成は同じである。
【0036】
図8に示すように、前記制御装置20Aは、パーソナルコンピュータ2020、合成切替器2022、多重光モデム2024、映像モニター2010、ビデオデッキ2026、光映像装置伝送装置2028、映像切替装置2030を備えて構成されている。
前記パーソナルコンピュータ2020は、第1の実施の形態におけるカメラ操作機と同様に、前記移動装置10AのCCDカメラ1004、1006、1008および雲台1008Aの操作を行なうためのものであって、作業者がこのパーソナルコンピュータ2020の入力装置、例えばキーボードやポインティングデバイスを操作することにより、前記各カメラおよび雲台を制御するための制御情報が生成されるように構成されている。
また、前記パーソナルコンピュータ2020は、第1の実施の形態におけるロボット操作機と同様に、前記移動装置10Aの車両制御装置1002の操作を行なうためのものであって、作業者がこの作業者がこのパーソナルコンピュータ2020の入力装置、例えばキーボードやポインティングデバイスを操作することにより、前記車両制御装置1002を制御するための制御情報が生成されるように構成されている。
【0037】
また、前記パーソナルコンピュータ2020は、第1の実施の形態におけるデータ収集表示装置と同様に、前記光多重モデム2024と合成切替器2022を介して入力される前記メタンガス検知機1014、一酸化炭素検知器1016、酸素検知器1018、前記移動距離計1020のそれぞれで生成された検知情報を入力するとともに、処理して数値、あるいはグラフなどの形式で表示する機能を有している。本実施の形態では、このパーソナルコンピュータ2020がこれにインストールされたプログラムを実行することにより、前記機能を実現している。
前記合成切替装置2022は、前記パーソナルコンピュータ2020から所定の形式(例えばRS−232C)で供給される前記制御情報を示す信号を前記光多重モデム2024に供給するとともに、前記光多重モデム2024から供給される検知情報を示す信号を前記パーソナルコンピュータ2020に対して前記所定の形式で供給するように構成されている。また、合成切替装置2022は前記パーソナルコンピュータ2020の制御によって前記光多重モデム2024から供給される信号を切り替えて入力するとともに、前記光多重モデム2024に供給する信号を切り替えて出力するように構成されている。
【0038】
前記光多重モデム2024は、前記送信ユニット2006から入力される前記信号を光信号に変換して前記光多重化モデム2024から光ファイバー3003を介して前記通信装置30に送信するように構成されている。本実施の形態では、前記光ファイバー3003は前記通信手段30Aを構成する中継手段34毎に独立して設けられており、各光ファイバー3003は送信と受信の通信経路が独立した2芯で構成されている。
前記ビデオデッキ2026は、前記映像モニター2010に供給される画像情報の信号を入力することにより該画像情報の記録および再生を行なうように構成されている。
【0039】
前記光映像装置伝送装置2028は、前記通信装置30Aから光ファイバー3005を介して供給される光信号としての前記画像情報を前記映像モニター2010で表示可能な所定の形式の信号に変換して前記映像切替装置2030に入力するように構成されている。本実施の形態では、前記光ファイバー3005は前記通信手段30Aを構成する中継手段34毎に独立して設けられており、各光ファイバー3005は1芯で構成されている。
前記映像切替装置2030は、前記光映像装置伝送装置2028から供給される前記画像情報の信号を切り替えて前記映像モニター2010に供給するように構成されている。前記映像切替装置2030による前記画像情報の信号の切り替え動作は前記パーソナルコンピュータ2020から与えられる制御情報に基づいて行なわれるように構成されている。
【0040】
前記通信装置30Aは、前記構造物1の内部に該構造物1の延在方向に沿って配置された前記光ファイバー3003、3005と、これら光ファイバー3003、3005に接続された前記複数の中継手段34とから構成されている。
前記各中継手段34は、第1中継用無線機3010、第2中継用無線機3018、光映像伝送装置3020、光多重モデム3022を備えて構成されている。前記第1中継用無線機3010は、前記第1無線機1026から送信される前記画像情報を示す無線信号S1を受信して電気信号に変換して前記光映像伝送装置3020に供給するように構成されている。
前記第2中継用無線機3018は、前記光多重モデム3022から供給される前記制御情報を示す電気信号を前記無線信号S2として前記第2無線機1032に送信するとともに、前記第2無線機1032から送信される前記検知情報を示す無線信号S3を受信して電気信号に変換して前記光多重モデム3022に供給するように構成されている。
【0041】
前記光多重モデム3022は、前記第2中継用無線機3018から供給される前記検知情報を示す電気信号を光信号に変換して前記光ファイバー3003に送出するとともに、前記光ファイバー3003を介して前記制御装置10Aから供給される前記制御情報を示す光信号を電気信号に変換して前記第2中継用無線機3018に供給するように構成されている。
前記光映像伝送装置3020は、前記第1中継用無線機3010から供給される前記画像情報を示す電気信号を光信号に変換して前記光ファイバー3005を介して前記制御装置20Aに供給するように構成されている。
【0042】
第2の実施の形態においても、互いに隣接する前記中継手段34の間隔は、前記移動装置10Aの第1、第2無線機1026、1032と、前記通信装置30Aの第1、第2中継用無線機3010、3018との間でなされる通信が常に可能となるように設定される。前記無線通信が2.4GHz帯SS無線でなされ、かつ、前記構造物1がトンネルであった場合、前記間隔は例えば最大2km程度となる。
この際、前記移動装置10Aが隣り合う2つの中継手段34の中間位置に位置することにより、前記移動装置10Aの第1、第2無線機1026、1032が2つの中継手段34のいずれとも通信可能となった場合、前記2つの中継手段32の各第1中継用無線機3010が同じ電波信号S1を受信し、同様に前記各第2中継用無線機3018が同じ電波信号S3を受信することになる。
【0043】
すると、前記制御装置20Aの光映像伝送装置2028に一方の中継装置30Aから電波信号S1、S3に対応する光信号がそれぞれ供給され、これと同時に他方の中継手段34からも前記電波信号S1、S3に対応する光信号がそれぞれ供給される。
この場合には、光ファイバー3003、3005が中継装置30毎に独立して設けられているので、第1の実施の形態と違って光信号が互いに混じりあって情報が壊れることはないものの、電波信号S1、S3の電波強度がより強い方の光信号を選択することが前記画像情報および検知情報の品質を確保する上で有利である。したがって、第1の実施の形態の場合と同様に、前記移動装置10Aの位置情報に基づいて前記合成切替器2022と映像切替装置2030の切り替え動作を制御するように構成すれば良い。
【0044】
なお、前記合成切替器2022と映像切替装置2030の切り替え動作の制御は次のように行なうこともできる。
すなわち、前記各中継手段30Aの第1、第2中継用無線機3010、3018における受信電波強度を常時検出し、その検出結果を前記検知情報に含めて前記パーソナルコンピュータ2020で監視する。そして、該受信電波強度が最も強いと判定された第1、第2中継用無線機3010、3018に対応して前記合成切替器2022と映像切替装置2030の切り替え動作を行なう。
この場合も、電波信号S1、S3の電波強度がより強い方の光信号を選択することにより前記画像情報および検知情報の品質を確保する上で有利となる。
【0045】
また、本実施の形態では、前記第1、第2無線機1026、1032によって特許請求の範囲の移動装置側通信手段が構成されている。また、前記光多重モデム2024、光映像伝送装置2028によって特許請求の範囲の制御装置側通信手段が構成されている。また、前記第1、第2中継用無線機3010、3018によって特許請求の範囲の無線通信手段が構成されている。また、前記光多重モデム3022、光映像伝送装置3020によって特許請求の範囲の有線通信手段およびインターフェース手段が構成されている。
上述のように構成された遠隔通信システムにおいても、第1の実施の形態と同様の手順で構造物1の点検動作を行なうことができることはもちろんである。
【0046】
以上説明したように第2の実施の形態によれば、前記制御装置20Aと通信装置30Aの間の通信を有線で行なうとともに、前記通信装置30Aと移動装置10Aの間の通信を無線で行なうことにより、前記構造物1の内部空間の延在方向の長さに制約されることなく前記制御装置20Aと移動装置10Aとの間の通信を行なうことができ、これにより移動装置10Aの遠隔制御を可能とすることができる。
【0047】
なお、第1、第2の実施の形態では、前記移動装置と通信装置との間でなされる無線通信が2.4GHz帯SS無線でなされるものとして説明したが、前記無線通信の帯域や形式は任意である。
また、前記制御装置と通信装置との間でなされる有線通信は光ファイバーを用いた光通信に限定されるものではなく、電線を用いて電気信号を伝送することによって情報の授受を行なう形態の有線通信であってもかまわない。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、前記制御装置と通信装置の間の通信を有線で行なうとともに、前記通信装置と移動装置の間の通信を無線で行なうことにより、前記構造物の内部空間の延在方向の長さによらず前記制御装置と移動装置との間の通信を行なうことができ、これにより移動装置の遠隔制御を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔通信システムの第1の実施の形態における全体構成図である。
【図2】第1の実施の形態における移動装置の構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における制御装置の構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態における通信装置の構成を示すブロック図である。
【図5】データテーブルの一例を示す説明図である。
【図6】本実施の形態の遠隔通信システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態の遠隔通信システムの移動装置の構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態の遠隔通信システムの制御装置および通信装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 遠隔通信システム
10、10A 移動装置
20、20A 制御装置
30、30A 通信装置
Claims (5)
- 延在する内部空間を有する構造物の内部に配置され受信した制御情報に基づいて移動するとともに、前記内部を撮影して得た画像情報と、前記内部の状況を検知して得た検知情報とを送信する移動装置と、
前記構造物の外部または内部に設けられ、前記制御情報を送信するとともに、前記画像情報と検知情報を受信する制御装置と、
前記移動装置と制御装置の間で前記制御情報、画像情報および検知情報の通信を行なう通信装置とを備えた遠隔通信システムであって、
前記移動装置は、前記制御情報、画像情報および検知情報の無線通信を行なう移動装置側通信手段を有し、
前記制御装置は、前記制御情報、画像情報および検知情報の有線通信を行なう制御装置側通信手段を有し、
前記通信装置は、前記移動装置側通信手段との間で前記無線通信を行なう無線通信手段と、前記制御装置との間で前記有線通信を行なう有線通信手段と、前記無線通信手段と有線通信手段の間で前記制御情報、画像情報および検知情報の授受を司るインターフェース手段とを有し、
前記無線通信手段と前記インターフェース手段によって中継手段が構成され、
前記中継手段が前記構造物の内部空間の延在方向に沿って間隔をおいて複数設置され、
前記移動装置に該移動装置の前記構造物の内部における位置を検出する位置検出手段を設け、
前記位置検出手段によって検出された位置情報に基づいて選択された前記1つの中継手段の無線通信手段のみその無線通信動作を実行し、かつ、選択されない他の中継手段の無線通信手段の無線通信動作を停止するように構成されている、
ことを特徴とする遠隔通信システム。 - 前記有線通信手段は、前記制御装置側通信手段に接続され前記構造物の内部空間の延在方向に沿って配設された送信用光ファイバーおよび受信用光ファイバーとを有し、前記制御装置側通信手段は、前記制御情報の送信を前記送信用光ファイバーを介して行なうとともに、前記画像情報および検知情報の受信を前記受信用光ファイバーを介して行なうように構成され、前記インターフェース手段は、前記制御情報の受信を前記送信用光ファイバーを介して行なうとともに、前記画像情報および検知情報の送信を前記受信用光ファイバーを介して行なうように構成されていることを特徴とする請求項1記載の遠隔通信システム。
- 前記有線通信手段は、前記制御装置側通信手段に接続され前記構造物の内部空間の延在方向に沿って配設された光ファイバーを有し、前記制御装置側通信手段は、前記制御情報の送信と前記画像情報の受信と前記検知情報の受信とを前記光ファイバーを介して行なうように構成され、前記インターフェース手段は、前記制御情報の受信と前記画像情報の送信と前記検知情報の送信とを前記光ファイバーを介して行なうように構成されていることを特徴とする請求項1記載の遠隔通信システム。
- 前記中継手段が前記構造物の内部空間の延在方向に沿って間隔をおいて複数設置され、前記光ファイバーは前記中継手段毎に設けられていることを特徴とする請求項3記載の遠隔通信システム。
- 前記間隔は、前記無線通信手段と前記移動装置側通信手段との間で行なわれる無線通信の可能な距離に応じて決められることを特徴とする請求項1乃至4に何れか1項記載の遠隔通信システム。
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