JPH0591556A - 移動ロボツトの制御システム - Google Patents
移動ロボツトの制御システムInfo
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- JPH0591556A JPH0591556A JP3045210A JP4521091A JPH0591556A JP H0591556 A JPH0591556 A JP H0591556A JP 3045210 A JP3045210 A JP 3045210A JP 4521091 A JP4521091 A JP 4521091A JP H0591556 A JPH0591556 A JP H0591556A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、移動ロボットの近くに常に操作者が
いなくても移動ロボットを制御可能にして作業動作範囲
を広げるようにしたことにある。 【構成】広範囲に渡って作業を行なう移動ロボットに搭
載され移動ロボットの動作等を制御する制御装置1と、
この制御装置1に移動ロボットを制御する指令を与える
と共に制御手段で制御された移動ロボットの状態を表示
する機能を備えた操作装置14と、前記移動ロボットに
搭載され、且つ前記操作装置と通信回線ネットワーク1
2および電話回線16を介して接続され前記制御装置1
との間でデータを交換する無線による移動電話7とを具
備したことを特徴としている。
いなくても移動ロボットを制御可能にして作業動作範囲
を広げるようにしたことにある。 【構成】広範囲に渡って作業を行なう移動ロボットに搭
載され移動ロボットの動作等を制御する制御装置1と、
この制御装置1に移動ロボットを制御する指令を与える
と共に制御手段で制御された移動ロボットの状態を表示
する機能を備えた操作装置14と、前記移動ロボットに
搭載され、且つ前記操作装置と通信回線ネットワーク1
2および電話回線16を介して接続され前記制御装置1
との間でデータを交換する無線による移動電話7とを具
備したことを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広範囲に渡って作業を行
なう移動ロボットを遠隔制御可能な制御システムに関す
る。
なう移動ロボットを遠隔制御可能な制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高圧送電線等の高架線は、落雷等に晒さ
れ易く、これらに起因して高架線に損傷が生ずると使用
不可能な状態に陥ることが多々ある。従って、高架線を
常に健全な状態に維持するには、高架線の定期的な点検
により高架線に生じる損傷を早期発見して保守を行なう
必要がある。
れ易く、これらに起因して高架線に損傷が生ずると使用
不可能な状態に陥ることが多々ある。従って、高架線を
常に健全な状態に維持するには、高架線の定期的な点検
により高架線に生じる損傷を早期発見して保守を行なう
必要がある。
【0003】従来、このような保守点検には例えばロー
プウェイやスキーリストに見られるように高架線に沿っ
て別途鋼索を張設すると共に、鋼索に支持ブラケットを
介して移動かごを取付け、この移動かごに作業員が乗込
んで高架線の点検対象位置となる部位まで鋼索を牽引し
ながら移動し、作業を行なう方法がある。
プウェイやスキーリストに見られるように高架線に沿っ
て別途鋼索を張設すると共に、鋼索に支持ブラケットを
介して移動かごを取付け、この移動かごに作業員が乗込
んで高架線の点検対象位置となる部位まで鋼索を牽引し
ながら移動し、作業を行なう方法がある。
【0004】しかし、移動かごに作業員が直接乗込んで
高架線の保守点検を行なうには、実際に作業が地上数十
メートルの高さで作業が行なわれる場合、大変な危険を
伴う虞がある。
高架線の保守点検を行なうには、実際に作業が地上数十
メートルの高さで作業が行なわれる場合、大変な危険を
伴う虞がある。
【0005】そこで、最近ではこのような危険な作業か
ら作業者を解放する目的で、操作装置を操作してケーブ
ルや無線により遠隔制御を可能にし、架空線の保守点検
を自動的に実施できるようにした移動ロボットが考えら
れている。しかし、ケーブルを使用した移動ロボットで
は操作装置を操作する操作者と移動ロボットとの距離を
大きくとれないため、作業範囲が著しく制限されてしま
う。また、無線を使用した移動ロボットでは使用できる
電波(微弱電波等)の関係から、操作者により操作装置
を操作する場合、移動ロボットが見通せる範囲でしか使
用することができない。
ら作業者を解放する目的で、操作装置を操作してケーブ
ルや無線により遠隔制御を可能にし、架空線の保守点検
を自動的に実施できるようにした移動ロボットが考えら
れている。しかし、ケーブルを使用した移動ロボットで
は操作装置を操作する操作者と移動ロボットとの距離を
大きくとれないため、作業範囲が著しく制限されてしま
う。また、無線を使用した移動ロボットでは使用できる
電波(微弱電波等)の関係から、操作者により操作装置
を操作する場合、移動ロボットが見通せる範囲でしか使
用することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにケーブルや
無線による移動ロボットの制御では、移動ロボットに動
作内容を指示したり、移動ロボットの状態を知るには、
常時移動ロボットを見通せる範囲に操作者がいなければ
ならず、また移動ロボットが広範囲に移動すると移動ロ
ボットの操作装置も移動させる必要がある等の問題があ
った。
無線による移動ロボットの制御では、移動ロボットに動
作内容を指示したり、移動ロボットの状態を知るには、
常時移動ロボットを見通せる範囲に操作者がいなければ
ならず、また移動ロボットが広範囲に移動すると移動ロ
ボットの操作装置も移動させる必要がある等の問題があ
った。
【0007】本発明は移動ロボットが操作者から遠く離
れても移動ロボットと操作者との間で情報の交換を可能
にすることにより、移動ロボットの近くに常に操作者が
いなくても移動ロボットの動作範囲を広げることができ
る移動ロボットの制御システムを提供することを目的と
する。
れても移動ロボットと操作者との間で情報の交換を可能
にすることにより、移動ロボットの近くに常に操作者が
いなくても移動ロボットの動作範囲を広げることができ
る移動ロボットの制御システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、広範囲に渡って作業を行なう移動ロボット
に搭載され移動ロボットの動作等を制御する制御手段
と、この制御手段に移動ロボットの動作指令を与えると
共に制御手段により制御された移動ロボットの状態を表
示する機能を備えた操作手段と、前記移動ロボットに搭
載され、且つ前記操作手段と通信回線ネットワークおよ
び電話回線を介して接続され前記制御手段との間でデー
タを交換する無線による移動電話方式の通信手段とを具
備する構成としたものである。
成するため、広範囲に渡って作業を行なう移動ロボット
に搭載され移動ロボットの動作等を制御する制御手段
と、この制御手段に移動ロボットの動作指令を与えると
共に制御手段により制御された移動ロボットの状態を表
示する機能を備えた操作手段と、前記移動ロボットに搭
載され、且つ前記操作手段と通信回線ネットワークおよ
び電話回線を介して接続され前記制御手段との間でデー
タを交換する無線による移動電話方式の通信手段とを具
備する構成としたものである。
【0009】
【作用】このような構成の移動ロボットの制御システム
にあっては、広範囲で作業を行なう移動ロボットの制御
手段が移動ロボットの動作状態を移動電話を介して移動
ロボットの操作手段に伝送されるので、操作手段に移動
ロボットの動作状態を表示することができる。また、移
動ロボットの操作手段へ移動ロボットに対する動作指令
を入力すると操作手段はその指令を移動電話を介して移
動ロボットの制御手段へ伝送するので、制御手段は操作
手段へ入力した指令に応じて移動ロボットを制御するこ
とができる。
にあっては、広範囲で作業を行なう移動ロボットの制御
手段が移動ロボットの動作状態を移動電話を介して移動
ロボットの操作手段に伝送されるので、操作手段に移動
ロボットの動作状態を表示することができる。また、移
動ロボットの操作手段へ移動ロボットに対する動作指令
を入力すると操作手段はその指令を移動電話を介して移
動ロボットの制御手段へ伝送するので、制御手段は操作
手段へ入力した指令に応じて移動ロボットを制御するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0011】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。図1において、1は図示しない移動ロボッ
トの制御装置で、この制御装置1はバッテリ等の移動ロ
ボットの動力源2から制御電源を受けている。また、制
御装置1には移動ロボットの駆動装置3、移動ロボット
の状態や移動ロボットの回りの状態を検知する各種セン
サ4および移動ロボットの回りの画像を得るカメラ5が
それぞれ接続されている。6は電話等の音声をディジタ
ル信号に変換したり、ディジタル信号を音声信号に変換
したりするモデムまたは音響カプラ等の変復調装置、7
は無線を利用した自動車電話等の移動電話、8は移動電
話7のアンテナである。これら制御装置1、動力源2、
駆動装置3、センサ4、カメラ5、変復調装置6、移動
電話7およびアンテナ8は移動ロボットに搭載されてい
る。
成図である。図1において、1は図示しない移動ロボッ
トの制御装置で、この制御装置1はバッテリ等の移動ロ
ボットの動力源2から制御電源を受けている。また、制
御装置1には移動ロボットの駆動装置3、移動ロボット
の状態や移動ロボットの回りの状態を検知する各種セン
サ4および移動ロボットの回りの画像を得るカメラ5が
それぞれ接続されている。6は電話等の音声をディジタ
ル信号に変換したり、ディジタル信号を音声信号に変換
したりするモデムまたは音響カプラ等の変復調装置、7
は無線を利用した自動車電話等の移動電話、8は移動電
話7のアンテナである。これら制御装置1、動力源2、
駆動装置3、センサ4、カメラ5、変復調装置6、移動
電話7およびアンテナ8は移動ロボットに搭載されてい
る。
【0012】一方、9は移動電話7と通信インターフェ
ース10を介して交信および管理する移動電話局の子
局、11はこの移動電話局の子局9と通信回線ネットワ
ーク12により接続され、移動電話局の子局9との交信
や移動電話局の子局9での無線管理等を行なう移動電話
局の親局である。この移動電話局の親局11は通信回線
ネットワーク12により電話局13に接続されている。
ース10を介して交信および管理する移動電話局の子
局、11はこの移動電話局の子局9と通信回線ネットワ
ーク12により接続され、移動電話局の子局9との交信
や移動電話局の子局9での無線管理等を行なう移動電話
局の親局である。この移動電話局の親局11は通信回線
ネットワーク12により電話局13に接続されている。
【0013】また、14は移動ロボットの状態を表示し
たり、移動ロボットへの動作指令を入力したりする移動
ロボットの操作装置、15はこの操作装置14から出力
されるディジタル信号を音声信号に変換したり、音声信
号をディジタル信号に変換して操作装置14に入力する
変復調装置で、この変復調装置15は電話回線16を介
して電話局13に接続され、変復調装置15から入出力
される音声信号が伝達可能になっている。
たり、移動ロボットへの動作指令を入力したりする移動
ロボットの操作装置、15はこの操作装置14から出力
されるディジタル信号を音声信号に変換したり、音声信
号をディジタル信号に変換して操作装置14に入力する
変復調装置で、この変復調装置15は電話回線16を介
して電話局13に接続され、変復調装置15から入出力
される音声信号が伝達可能になっている。
【0014】次に上記のように構成された移動ロボット
の制御システムの作用について述べる。自動車電話等の
移動電話システムは、図2に示すように広範囲の電話交
信エリアを小エリア17a〜17fに分け、各小エリア
毎に移動電話局の子局9a〜9fを設置し、小エリア内
の移動電話は小エリアを管理している移動電話局の子局
と交信するようになっている。
の制御システムの作用について述べる。自動車電話等の
移動電話システムは、図2に示すように広範囲の電話交
信エリアを小エリア17a〜17fに分け、各小エリア
毎に移動電話局の子局9a〜9fを設置し、小エリア内
の移動電話は小エリアを管理している移動電話局の子局
と交信するようになっている。
【0015】また、各移動電話局の子局9a〜9fを通
信回線ネットワーク12a〜12fにより接続した移動
電話局の親局11は、移動電話の無線周波数の管理や移
動電話の移動に伴なうエリア変化による移動電話への移
動電話局の子局の割当てや移動電話局の子局との情報交
換を行なっている。例えば移動電話18aが小エリア1
7eにあると、その小エリア17eを管理する移動電話
局の子局9eと無線で交信し、その情報は移動電話局の
子局9eから通信回線ネットワーク12eを介して移動
電話局の親局11に伝えられ、通信回線ネットワーク1
2a〜12gを介して交信しようとする電話に音声が伝
達されるようになっている。また、移動電話18aが小
エリア17eにあり、移動電話局の子局9eと交信して
いるときは移動電話18aを管理している移動電話局の
子局が9eから9cに自動的に変り、移動電話18aが
移動しても常に交信できるようになっている。
信回線ネットワーク12a〜12fにより接続した移動
電話局の親局11は、移動電話の無線周波数の管理や移
動電話の移動に伴なうエリア変化による移動電話への移
動電話局の子局の割当てや移動電話局の子局との情報交
換を行なっている。例えば移動電話18aが小エリア1
7eにあると、その小エリア17eを管理する移動電話
局の子局9eと無線で交信し、その情報は移動電話局の
子局9eから通信回線ネットワーク12eを介して移動
電話局の親局11に伝えられ、通信回線ネットワーク1
2a〜12gを介して交信しようとする電話に音声が伝
達されるようになっている。また、移動電話18aが小
エリア17eにあり、移動電話局の子局9eと交信して
いるときは移動電話18aを管理している移動電話局の
子局が9eから9cに自動的に変り、移動電話18aが
移動しても常に交信できるようになっている。
【0016】次に移動ロボットの操作装置14へ入力し
た動作指令を移動ロボットへ伝送する手順について述べ
る。移動ロボットに対する動作指令を操作装置14に入
力すると、操作装置14はその指令を変復調装置15に
ディジタル信号として与える。変復調装置15ではこの
ディジタル信号を音声信号に変換し、電話回線16を介
して電話局13に伝送する。そして、この音声信号は電
話局13より通信回線ネットワーク12を介して移動電
話局の親局11へ伝送され、さらにこの移動電話局の親
局11より移動ロボットが存在する小エリアを管理して
いる移動電話局の子局9へ伝送される。移動電話局の子
局9は移動ロボットに搭載されている移動電話7へ通信
インターフェース10を介して伝送する。移動電話7に
より音声信号が受信されると、この音声信号は変復調装
置6に入力され、ここでディジタル信号に変換され、移
動ロボットの制御装置1に与えられる。
た動作指令を移動ロボットへ伝送する手順について述べ
る。移動ロボットに対する動作指令を操作装置14に入
力すると、操作装置14はその指令を変復調装置15に
ディジタル信号として与える。変復調装置15ではこの
ディジタル信号を音声信号に変換し、電話回線16を介
して電話局13に伝送する。そして、この音声信号は電
話局13より通信回線ネットワーク12を介して移動電
話局の親局11へ伝送され、さらにこの移動電話局の親
局11より移動ロボットが存在する小エリアを管理して
いる移動電話局の子局9へ伝送される。移動電話局の子
局9は移動ロボットに搭載されている移動電話7へ通信
インターフェース10を介して伝送する。移動電話7に
より音声信号が受信されると、この音声信号は変復調装
置6に入力され、ここでディジタル信号に変換され、移
動ロボットの制御装置1に与えられる。
【0017】このように操作装置14からの指令を移動
ロボットの制御装置1へ伝送することにより、制御装置
1は入力指令の内容に応じて移動ロボットの駆動装置
3、センサ4およびカメラ5等を利用して処理を行な
う。
ロボットの制御装置1へ伝送することにより、制御装置
1は入力指令の内容に応じて移動ロボットの駆動装置
3、センサ4およびカメラ5等を利用して処理を行な
う。
【0018】一方、制御装置1で処理された結果は操作
装置14へ以下の手順で伝送される。制御装置1より処
理結果を変復調装置6へディジタル信号として出力する
と、変復調装置6では受信したディジタル信号を音声信
号に変換し、この音声信号を移動電話7に出力する。こ
の移動電話7では音声信号を移動電話局の子局9へ通信
インターフェース10を介して伝送し、また移動電話局
の子局9は受信信号を移動電話局の親局11に伝送し、
さらに移動電話局の親局11は通信回線ネットワーク1
2を利用して操作装置14に接続された電話回線16を
管理している電話局13へ伝送する。電話局13に伝送
された信号は電話回線16を介して変復調装置15に伝
達され、この変復調装置15では受信した音声信号をデ
ィジタル信号に変換して操作装置14に与える。この操
作装置14にディジタル信号が入力されると、操作装置
14に移動ロボットでの処理結果が表示される。したが
って、移動ロボットへの指令に対する移動ロボットでの
処理結果を移動ロボットと遠く離れた操作装置14で知
ることが可能となる。
装置14へ以下の手順で伝送される。制御装置1より処
理結果を変復調装置6へディジタル信号として出力する
と、変復調装置6では受信したディジタル信号を音声信
号に変換し、この音声信号を移動電話7に出力する。こ
の移動電話7では音声信号を移動電話局の子局9へ通信
インターフェース10を介して伝送し、また移動電話局
の子局9は受信信号を移動電話局の親局11に伝送し、
さらに移動電話局の親局11は通信回線ネットワーク1
2を利用して操作装置14に接続された電話回線16を
管理している電話局13へ伝送する。電話局13に伝送
された信号は電話回線16を介して変復調装置15に伝
達され、この変復調装置15では受信した音声信号をデ
ィジタル信号に変換して操作装置14に与える。この操
作装置14にディジタル信号が入力されると、操作装置
14に移動ロボットでの処理結果が表示される。したが
って、移動ロボットへの指令に対する移動ロボットでの
処理結果を移動ロボットと遠く離れた操作装置14で知
ることが可能となる。
【0019】このように上記実施例では、移動電話7を
移動ロボットに搭載して、操作装置14に通信回線ネッ
トワークおよび電話回線を介して接続される無線による
移動電話方式の通信手段を用いることにより、移動ロボ
ットが操作装置から遠く離れても移動ロボットと操作装
置14との間で情報交換を行なうことが可能となり、移
動ロボットで作業できる動作範囲を広げることができ
る。
移動ロボットに搭載して、操作装置14に通信回線ネッ
トワークおよび電話回線を介して接続される無線による
移動電話方式の通信手段を用いることにより、移動ロボ
ットが操作装置から遠く離れても移動ロボットと操作装
置14との間で情報交換を行なうことが可能となり、移
動ロボットで作業できる動作範囲を広げることができ
る。
【0020】次に図3により本発明の他の実施例を説明
する。図3に示すように送電線は鉄塔20、電力を送る
電力線22と電力線を雷から守るための架空地線21等
により構成されている。本実施例ではこの架空地線21
の中に電話やデータ通信に利用する情報伝達用の光ファ
イバー23を埋設し、送電線のネットワークを利用して
情報通信ネットワークを構成する。また、送電線の鉄塔
20に移動電話局の子局24を設け、架空地線21の光
ファイバー23に接続する。さらに、鉄塔20に設けら
れた移動電話局の子局24を管理する移動電話局の親局
25を設け、架空地線21の光ファイバー23に接続す
る。そして、移動電話局の親局25に通信回線ネットワ
ーク12を接続する。
する。図3に示すように送電線は鉄塔20、電力を送る
電力線22と電力線を雷から守るための架空地線21等
により構成されている。本実施例ではこの架空地線21
の中に電話やデータ通信に利用する情報伝達用の光ファ
イバー23を埋設し、送電線のネットワークを利用して
情報通信ネットワークを構成する。また、送電線の鉄塔
20に移動電話局の子局24を設け、架空地線21の光
ファイバー23に接続する。さらに、鉄塔20に設けら
れた移動電話局の子局24を管理する移動電話局の親局
25を設け、架空地線21の光ファイバー23に接続す
る。そして、移動電話局の親局25に通信回線ネットワ
ーク12を接続する。
【0021】このような構成の移動ロボットの制御シス
テムにおいて、送電線の電力線22や架空地線21の損
傷を点検するには、図示しない移動ロボットを電力線2
2や架空地線21上を走行させて探傷作業を行なう。そ
のときの探傷情報や探傷画像等の点検情報を移動ロボッ
トに搭載した移動電話の親局25へ伝送することによ
り、通信回線ネットワーク12を介して図示しない移動
ロボットの操作装置に点検情報を送ることができる。
テムにおいて、送電線の電力線22や架空地線21の損
傷を点検するには、図示しない移動ロボットを電力線2
2や架空地線21上を走行させて探傷作業を行なう。そ
のときの探傷情報や探傷画像等の点検情報を移動ロボッ
トに搭載した移動電話の親局25へ伝送することによ
り、通信回線ネットワーク12を介して図示しない移動
ロボットの操作装置に点検情報を送ることができる。
【0022】このような構成とすれば、送電線上の架空
地線21を利用した情報通信ネットワークに移動電話の
機能を付加することにより、移動電話だけでなく、移動
ロボットによる通信回線の点検情報も送ることが可能な
ので、移動ロボットの作業動作範囲を広げることができ
る。
地線21を利用した情報通信ネットワークに移動電話の
機能を付加することにより、移動電話だけでなく、移動
ロボットによる通信回線の点検情報も送ることが可能な
ので、移動ロボットの作業動作範囲を広げることができ
る。
【0023】なお、上記実施例において、移動ロボット
の操作装置を変復調装置を介して移動電話に接続するよ
うにしてもよい。このようにすれば、操作装置の移動場
所を自由に移動することができ、操作装置を広範囲に移
動しても移動ロボットとのデータ交換を行なうことが可
能となり、操作装置の使用できる範囲を広げることが可
能となる。
の操作装置を変復調装置を介して移動電話に接続するよ
うにしてもよい。このようにすれば、操作装置の移動場
所を自由に移動することができ、操作装置を広範囲に移
動しても移動ロボットとのデータ交換を行なうことが可
能となり、操作装置の使用できる範囲を広げることが可
能となる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、移動
ロボットに移動電話を搭載し、移動電話を介して移動ロ
ボットと操作装置との間で情報交換を行なうようにした
ので、移動ロボットが操作装置から遠く離れても操作装
置により移動ロボットを制御することができ、また移動
ロボットの作業できる動作範囲を広げることが可能にな
ると共に、操作装置を使用する操作者の移動がなくな
り、移動ロボットの操作に対する手間を減らすことがで
きる移動ロボットの制御システムを提供できる。
ロボットに移動電話を搭載し、移動電話を介して移動ロ
ボットと操作装置との間で情報交換を行なうようにした
ので、移動ロボットが操作装置から遠く離れても操作装
置により移動ロボットを制御することができ、また移動
ロボットの作業できる動作範囲を広げることが可能にな
ると共に、操作装置を使用する操作者の移動がなくな
り、移動ロボットの操作に対する手間を減らすことがで
きる移動ロボットの制御システムを提供できる。
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック
図。
図。
【図2】同実施例における移動電話システムの作用説明
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例を示すシステム構成図。
1……制御装置、2……動力源、3……駆動装置、4…
…センサ、5……カメラ、6,15……変復調装置、7
……移動電話、8……アンテナ、9……移動電話局の子
局、10……通信インターフェース、11……移動電話
局の親局、12……通信回線ネットワーク、13……電
話局、14……操作装置、16……電話回線。
…センサ、5……カメラ、6,15……変復調装置、7
……移動電話、8……アンテナ、9……移動電話局の子
局、10……通信インターフェース、11……移動電話
局の親局、12……通信回線ネットワーク、13……電
話局、14……操作装置、16……電話回線。
Claims (1)
- 【請求項1】 広範囲に渡って作業を行なう移動ロボッ
トに搭載され移動ロボットの動作等を制御する制御手段
と、この制御手段に移動ロボットの動作指令を与えると
共に制御手段で制御された移動ロボットの状態を表示す
る機能を備えた操作手段と、前記移動ロボットに搭載さ
れ、且つ前記操作手段と通信回線ネットワークおよび電
話回線を介して接続され前記制御手段との間でデータを
交換する無線による移動電話方式の通信手段とを具備し
たことを特徴とする移動ロボットの制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3045210A JPH0591556A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 移動ロボツトの制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3045210A JPH0591556A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 移動ロボツトの制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591556A true JPH0591556A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=12712907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3045210A Pending JPH0591556A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 移動ロボツトの制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591556A (ja) |
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- 1991-03-11 JP JP3045210A patent/JPH0591556A/ja active Pending
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