JP4084669B2 - 複合化繊維の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとからなる複合化繊維の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとは、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオキシド等の共通溶剤に溶解することが可能であり、酢酸セルロースとアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとが溶解した混合溶液(例えばポリマー濃度20重量%)は、比較的原液安定性に優れ、相当長時間相分離しない安定な状態が保持される。この点を利用し、従来よりアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースを共通溶剤に混合溶解した原液を繊維状に賦形する試みがなされ、得られたアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースからなる複合化繊維は、涼感並びに吸湿性等の優れた性能を有するものとして知られている。
【0003】
しかしながら、アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとの混合溶液を400倍程度の光学顕微鏡にて微視的に観察すると、ポリマー相が分離しており、必ずしも相溶性の良いものではない。このような混合溶液を紡糸原液として用い湿式紡糸を行う場合、アクリロニトリル系ポリマーのみを用いる通常のアクリル繊維の場合と比較して、延伸性が低い傾向にあり、また得られた複合化繊維の糸物性も通常のアクリル繊維に比較して低下する傾向にある。一般に、繊維強度を向上させるために紡糸工程での延伸倍率を高める手段がとられるが、複合化繊維の場合、延伸性が悪いためこのような手段をとることが困難であり、結果として高強度の複合化繊維を得ることが困難であった。
【0004】
かかる問題を解決する手段として、アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースの双方に親和性のあるセグメントを有するA−B型ブロック共重合体をアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとの混合溶液に添加することにより、両ポリマーの相溶性を高め、複合化繊維の機械物性を改善する試みが提案されている(特許文献1参照)。しかし、このA−B型ブロック共重合体添加による方法は、延伸性を向上させる効果はなく、機械的物性を若干改善する傾向にはあるものの、高強度の複合化繊維を得るには十分なものではない。
【0005】
【特許文献1】
特開昭55−62953号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースからなる複合化繊維を得る際の紡糸工程での延伸性を著しく向上させることにより、高強度及び細繊度のアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとの複合化繊維を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとを用い、湿式又は乾湿式紡糸して複合化繊維を製造するに際し、紡糸工程でのゲル膨潤状態の糸条に酢酸セルロースに対し可塑化能力を有する可塑剤を付与した後、乾熱延伸を施すことを特徴とする複合化繊維の製造方法にある。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において用いられアクリロニトリル(以下ANという)系ポリマーは、ANとANと共重合可能なビニルモノマーとから構成され、ANが50重量%以上含まれるポリマーである。
【0009】
ANと共重合可能なビニルモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸或いはこれらのアルキルエステル、酢酸ビニル、アクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、グリシジルメタクリレート、グリシジルアクリレート、アリルスルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリウム等が挙げられ、単独で或いは2種以上組み合わされていてもよく、品質、コストの面から特に酢酸ビニル、アクリル酸メチルが好ましく用いられる。
【0010】
また、酢酸セルロースとしては、好ましくは酢化度45〜62%、より好ましくは酢化度52〜58%の酢酸セルロースが用いられる。
【0011】
本発明においては、これらAN系ポリマーと酢酸セルロースとを用い、湿式又は乾湿式紡糸して複合化繊維を製造するが、紡糸に当たっては予めAN系ポリマーと酢酸セルロースとをこれらの共通溶剤に溶解した混合溶液を紡糸原液とする。紡糸原液におけるAN系ポリマーと酢酸セルロースとの比(重量)は5:5〜8:2、好ましくは6:4〜7:3とすることが望ましい。また紡糸原液のポリマー濃度は15〜25重量、好ましくは20重量%前後とする。
【0012】
共通溶剤としては、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホオキシド等の有機溶剤が好ましく用いられる。紡糸原液はノズルより直接凝固浴に吐出され或いは一旦空気に吐出した後凝固浴に導かれ、凝固しゲル膨潤状態の糸条が形成される。凝固浴としては共通溶剤の水溶液が用いられる。
【0013】
本発明においては、紡糸されたゲル膨潤状態の糸条に酢酸セルロースに対し可塑化能力を有する可塑剤を付与することが必須である。可塑剤としては、酢酸セルロースに対し可塑化能力を有するものであればよいが、リン酸トリフェニル、トリアセチン、フタル酸ジメチル、ジシクロヘキシルフタル酸、ブチルフタリルブチルグリコレート、ポリエチレングリコール、ビスフェノールA等が好ましく用いられ、これらは単独或いは2種以上組み合わされていてもよい。
【0014】
可塑剤は、酢酸セルロースに対し0.2〜50重量%、好ましくは0.5〜40重量%付着させる。0.2重量%より少ない場合は、可塑化効果は小さく、50重量%以上の場合は、逆に紡糸性が低下する。
【0015】
可塑剤をゲル膨潤状態の糸条に付与する形態としては、可塑剤が液体の場合は、可塑剤単独で付与することもできるが、糸条への付着斑を極力抑えるためには、可塑剤の水溶液或いは水系乳化分散液として付与することが好ましい。水溶液或いは分散液中の可塑剤濃度は特に限定はない。また、その付与手法も特に限定はなく、代表的な手法としては、ディップ−ニップに代表される浸漬法やスプレー噴霧法等がある。糸条へ可塑剤を付与する手法として紡糸原液への添加があるが、本発明のゲル膨潤状態の糸条に付与する場合と比較し、紡糸原液の溶剤への可溶性が必要であり、凝固浴や洗浄漕での脱落が懸念される等の問題があり好ましくない。
【0016】
ゲル膨潤状態の糸条への可塑剤の付与は、凝固浴で凝固し、洗浄槽で洗浄すると共に延伸するに至るいわゆる紡糸工程でのゲル膨潤状態の凝固糸条に可塑剤を付与する。また、本発明においては、可塑剤の付与されたゲル膨潤状態の糸条を、必要に応じ乾燥した後、乾熱延伸することが必須である。本発明は、可塑剤のゲル膨潤状態の糸条への付与により、糸条を構成する酢酸セルロースの延伸性、特に乾熱雰囲気下での延伸性を向上させるものである。
【0017】
また、乾熱延伸は、通常蒸気又は電熱にて加熱されたロール間で乾熱延伸されるが、乾熱温度は150℃〜200℃であることが好ましい。温度が150℃未満の場合は、延伸性が劣る傾向にあり、また200℃以上の場合は、繊維の着色が著しくなる傾向にある。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
【0019】
(実施例1)
アクリロニトリル/酢酸ビニル=93/7(重量比)のアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロース(ダイセル(株)製MIフレーク)とを、重量比で7:3となるように混合しジメチルアセトアミドを共通溶剤として溶解してポリマー濃度20重量%の紡糸原液を調製した。この紡糸原液を孔径60μm、孔数1000のノズルを用い、浴温40℃、ジメチルアセトアミド40%水溶液の凝固浴中に吐出させ、その凝固糸を洗浄、表1に示す倍率に湿熱延伸した後、更にゲル膨潤状態の凝固糸を可塑剤であるポリエチレングリコールの20重量%水溶液に浸漬し、搾液して酢酸セルロースに対しポリエチレングリコールを7重量%付着させて乾燥し、加熱ロール間で乾熱170℃で表1に示す最大倍率の0.6倍に乾熱延伸して複合化繊維を得た。その製造過程での延伸性について測定した結果を表1に示した。また、繊維物性も表1に示した。
【0020】
(実施例2)
実施例1において、ポリエチレングリコールの20重量%水溶液をトリアセチンの20重量%水系分散液に代えた以外は、実施例1と同様にして複合化繊維を得た。その製造過程での延伸性について測定した結果を表1に示した。また、繊維物性も表1に示した。
【0021】
(実施例3)
アクリロニトリル/酢酸ビニル=93/7(重量比)のアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロース(ダイセル(株)製MIフレーク)とを、重量比で6:4となるように混合しジメチルアセトアミドを共通溶剤として溶解してポリマー濃度20重量%の紡糸原液を調製した。この紡糸原液を孔径60μm、孔数1000のノズルを用い、浴温40℃、ジメチルアセトアミド40重量%水溶液の凝固浴中に吐出させ、その凝固糸を洗浄、表1に示す倍率に湿熱延伸した後、更にゲル膨潤状態の凝固糸を可塑剤であるポリエチレングリコールの20重量%水溶液に浸漬し、搾液して乾燥し、加熱ロール間で乾熱170℃で表1に示す最大倍率の0.6倍に乾熱延伸して複合化繊維を得た。その製造過程での延伸性について測定した結果を表1に示した。また、繊維物性も表1に示した。
【0022】
(実施例4)
実施例3において、ポリエチレングリコールの20重量%水溶液をトリアセチンの20重量%水系分散液に代えた以外は、実施例3と同様にして単繊維繊度 デニールの複合化繊維を得た。その製造過程での延伸性について測定した結果を表12に示した。また、繊維物性も表1に示した。
【0023】
(比較例1)
実施例1において、ポリエチレングリコールの20重量%水溶液を付与しない以外は、実施例3と同様にして複合化繊維を得た。その製造過程での延伸性について測定した結果を表1に示した。また、繊維物性も表1に示した。 デニールであった。
【0024】
(比較例2)
実施例3において、ポリエチレングリコールの20重量%水溶液を付与しない以外は、実施例3と同様にして複合化繊維を得た。その製造過程での延伸性について測定した結果を表1に示した。また、繊維物性も表1に示した。
【0025】
【表1】
【0026】
表1によれば、実施例1〜4は、比較例1〜2に比べ、その湿熱延伸が同じ倍率であっても、乾熱延伸性が著しく向上しており、高強度、細繊度の複合化繊維を得られることが判る。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、涼感並びに吸湿性等の優れた性能を有するアクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースからなる複合化繊維であって、従来達成できなかった高強度、細繊度の複合化繊維を安定に得ることができ、本発明の工業的意義は極めて大である。
Claims (3)
- アクリロニトリル系ポリマーと酢酸セルロースとを用い、湿式又は乾湿式紡糸して複合化繊維を製造するに際し、紡糸工程でのゲル膨潤状態の糸条に酢酸セルロースに対し可塑化能力を有する可塑剤を付与した後、乾熱延伸を施すことを特徴とする複合化繊維の製造方法。
- 酢酸セルロースに対し可塑化能力を有する可塑剤を水溶液或いは水系乳化分散液として用いる請求項1記載の複合化繊維の製造方法。
- 酢酸セルロースに対し可塑化能力を有する可塑剤として、リン酸トリフェニル、トリアセチン、フタル酸ジメチル、ジシクロヘキシルフタル酸、ブチルフタリルブチルグリコレート、ポリエチレングリコール、ビスフェノールAからなる群から選ばれる少なくとも一つを用いる請求項1又は2記載の複合化繊維の製造方法。
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CN103981635A (zh) * | 2014-05-09 | 2014-08-13 | 浙江省纺织测试研究院 | 一种多孔纤维无纺布制备方法 |
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2003
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