JP4084313B2 - 挿着構造及び該挿通構造に用いられるプラグコネクタ - Google Patents
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Description
図1乃至図3にプラグハウジング1を示す。プラグハウジング1は、絶縁樹脂材からなる略直方体形状を有し、その上面側及び下面側には後述するメス端子を収容保持する長溝状の端子収容室2が、プラグハウジング1の前面3から後面4に亘り、側壁1aにより区画されることにより横方向に所定の間隔で複数並設され、上下2列(段)にハニカム状に配置されている。端子収容室2は、上方が開放される(上方開放部2a)とともに、後方が開放されている(後方開放部2b)。プラグハウジング1(端子収容室2)の前壁(前面)3には、これを貫通し、端子収容室2の前端に連結して繋がる挿入孔5が、各端子収容室2に対応して複数上下2列に設けられている。この挿入孔5は、メス端子に接続されるオス端子の接続部を挿入するためのものである。
次に、上述したプラグハウジング1の端子収容室2内に収容保持されるメス端子の構造について説明する。図4にメス端子20の概観形状を、また図5にメス端子20の接続部30の内部を説明するために、その一部を切り欠いた斜視図を示す。メス端子20は、前部には、電気接続される相手方であるオス端子の棒状(細線板状)の接続部を収容して接続する、前後両方向に開放する略角筒状の接続部30が設けられ、後部には、電線の端部を圧着して接続する圧着部40が設けられており、接続部30と圧着部40とは、第1の連結部39で連結されている。
図8乃至図11にプラグハウジング1にメス端子20を組み付ける方法を説明するための図を示す。なお、ここでは、プラグハウジング1の下面側に形成された端子収容室2に電線70が接続されたメス端子20を組み付ける場合について説明する。まず、図8に示すように、電線70を接続したメス端子20を、プラグハウジング2の下面側に形成された端子収容室2に対応する数を、端子収容室2に対向させて、水平方向に先端及び後端を揃えるように整列させて配置する。このとき、端子収容室2の上方において、メス端子20の上壁部31及びその先端の係止片31aが下側になるように、メス端子20の圧着部40を適当な整列冶具を用い、メス端子20の下方から(図8では、上方から)把持して配置すればよい。このように、メス端子20の圧着部40を把持することにより先端の接続部30がぶれることなく固定でき、特に整列冶具によりメス端子20の第1の圧着部41及び/又は第2の連結部42の部分を把持するようにするのが好ましく、このようにすることにより、第1の圧着部41及び/又は第2の連結部42が把持により多少変形しても、第1の圧着部41及び第2の連結部42は、端子収容室2に収容したときにプラグハウジング1に対して直接係止される部位ではなく、それによりメス端子20が端子収容室2内において正しい姿勢で収容されることを妨げる影響を及ぼし難い部位だからである。
図13に上記プラグコネクタ80を挿着する相手側のキャップコネクタ101の例を示す。キャップコネクタ101は、前方が開口された略直方体の箱型形状のキャップハウジング102及びこのキャップハウジング102の後壁を貫通して保持される細線棒状のオス端子103を有する。
次に、上述したプラグハウジング1及びこれを用いたプラグコネクタ80の変形例としての実施例2のプラグハウジング及びプラグコネクタについて説明する。図15にプラグハウジング100を示す。なお、上述のプラグハウジング1と同じ構成については、同一の符号を用いて示す。
上述のプラグハウジング100の端子収容室120内に収容保持されるメス端子の構造について説明する。図16にメス端子200の概観形状を示す。なお、図14では、メス端子200を下向きに示す。また、上述のメス端子20と同じ構成については、同一の符号を用いるとともに、その説明を省略する。
図17に、プラグハウジング100の端子収容室120内にメス端子200を収容した状態を示す。端子収容室120内に収容された電線70を接続したメス端子200は、その接続部300の先端部がひさし部160と端子収容室120の底面120cとの間に挿入されて位置して、メス端子200の先端部の上下方向の動きが規制され、メス端子200が端子収容室120の上方開放部120aから上方向に脱落するのを防止する。また、メス端子200の圧着部400から引き出された電線70は、端子収容室120の後端部の係止爪170により底面120cとの間に電線70が挿入されることにより、メス端子20は、端子収容室2内での上下方向の動きを規制され、メス端子200が端子収容室120の上方開放部2aから上方向に脱落するのを防止する。
2,120 端子収容室
2a,120a 上方開放部
2b,120b 後方開放部
3,130 前壁
4,140 後壁
5 挿入口
6 係止溝
7,170 係止爪
8,180 係止突起部
9,190 区画壁
20,200 メス端子
30,300 接続部
31a 係止片
40,400 圧着部
600 ひさし部
900 窪み部
Claims (6)
- 相手のオス端子における接続部が挿入されることにより接続される筒状の接続部と芯線及び該芯線を被覆する樹脂製の外部被覆チューブを有する電線を接続する電線接続部とを有する複数のメス端子がプラグハウジングに収容されたプラグコネクタと、複数のオス端子がキャップハウジングに保持されたキャップコネクタとからなる挿着構造であって、
上記プラグハウジングは、
上記複数のメス端子それぞれを収容配置する複数の端子収容室であってそれぞれにおける上方及び後方が開放された長溝状である複数の端子収容室と、
上記プラグハウジングの前壁に該前壁を貫通して上記複数の端子収容室それぞれに繋がる上記オス端子の接続部を挿入するための複数の挿入孔と、
上記複数の端子収容室それぞれにおける前端部に該プラグハウジングに一体的に設けられ、該複数の端子収容室それぞれに上記複数のメス端子それぞれを収容したときに、該複数のメス端子それぞれにおける接続部の先端が上方向に脱落するのを防止する先端係止手段と、
上記複数の端子収容室それぞれにおける後端部に該プラグハウジングに一体的に設けられ、該複数の端子収容室それぞれに上記複数のメス端子それぞれを収容したときに、該複数のメス端子それぞれに接続された電線が上方向に脱落するのを防止する後端係止手段と、を備え、
上記キャップハウジングは、上記複数のオス端子を保護する外壁と、を備え、
上記複数の端子収容室それぞれにおける開放された上方が上記キャップハウジングにおける上記外壁により覆われた状態で上記プラグコネクタが上記キャップコネクタにプラグインされている
挿着構造。 - 複数のメス端子と上記複数のメス端子それぞれを収容配置する複数の端子収容室であってそれぞれにおける上方及び後方が開放された長溝状である複数の端子収容室を有するプラグハウジングとを備えるプラグコネクタが、複数のオス端子と該複数のオス端子を収容すると共に該複数のオス端子を保護する外壁を有するキャップハウジングとを備えるキャップコネクタにプラグインされた挿着構造であって、上記プラグコネクタにおける上記複数の端子収容室それぞれにおける開放された上方が上記キャップハウジングにおける上記外壁により覆われた状態である挿着構造に用いられるプラグコネクタであって、
上記複数の端子収容室それぞれに収容配置され、上記複数のオス端子それぞれにおける接続部が挿入されることにより接続される筒状の接続部と芯線及び該芯線を被覆する樹脂製の外部被覆チューブを有する電線を接続する電線接続部とを有する複数のメス端子と、
上記プラグハウジングの前壁に該前壁を貫通して上記複数の端子収容室それぞれに繋がる上記オス端子の接続部を挿入するための複数の挿入孔と、
上記複数の端子収容室それぞれにおける前端部に該プラグハウジングに一体的に設けられ、該複数の端子収容室それぞれに上記複数のメス端子それぞれを収容したときに、該複数のメス端子それぞれにおける接続部の先端が上方向に脱落するのを防止する先端係止手段と、
上記複数の端子収容室それぞれにおける後端部に該プラグハウジングに一体的に設けられ、該複数の端子収容室それぞれに上記複数のメス端子それぞれを収容したときに、該複数のメス端子それぞれに接続された電線が上方向に脱落するのを防止する後端係止手段と、を備えるプラグコネクタ。 - 上記先端係止手段が、上記プラグハウジングの前壁の上記挿入孔の下方に設けられ、上記端子収容室と連続する係止溝であることを特徴とする請求項2に記載のプラグコネクタ。
- 上記後端係止手段が、上記端子収容室の両側壁のそれぞれの上部から突出して対向するように設けられた、一対の係止爪であることを特徴とする請求項2又は3に記載のプラグコネクタ。
- 上記端子収容室の底面に、その中途部から突出し、上記メス端子の接続部を上記プラグハウジングの前壁との間に係止することにより、上記メス端子が後方向へ脱落するのを防止する係止突起部が設けられていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のプラグコネクタ。
- 上記プラグハウジングが略直方体形状を有し、上記端子収容室が、上記プラグハウジングの上面側及び下面側の上下2列に並設されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載のプラグコネクタ。
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