JP4082784B2 - 六面体密封容器 - Google Patents

六面体密封容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4082784B2
JP4082784B2 JP13970098A JP13970098A JP4082784B2 JP 4082784 B2 JP4082784 B2 JP 4082784B2 JP 13970098 A JP13970098 A JP 13970098A JP 13970098 A JP13970098 A JP 13970098A JP 4082784 B2 JP4082784 B2 JP 4082784B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blank
tray
crease
peripheral edge
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13970098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11321844A (ja
Inventor
治郎 藤原
徹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP13970098A priority Critical patent/JP4082784B2/ja
Publication of JPH11321844A publication Critical patent/JPH11321844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4082784B2 publication Critical patent/JP4082784B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する容器分野】
本発明は、スナック菓子等を収容した状態で販売される密封容器に関し、特に、トレー状の容器本体と食時に破断されて大きく開口する蓋部分とを密封接着してなる六面体密封容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実公昭58-49958号公報や実公昭58-52214号公報等に示されたもの等、湿気等をきらう菓子等を包装した状態で販売される紙箱製の容器が従来より多数知られている。これらの紙箱製容器はいずれも外箱と内袋を備えており、主として内袋が菓子等の内容物を湿気等から保護する役目を果たしている。
【0003】
これらの外箱と内袋を備える紙箱製容器にあっては、その製造にあたって、内袋への内容物の充填、外箱への内袋の挿入、外箱の閉箱等の多数の工程が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明が解決すべき技術的課題は、内袋を備えることなく、湿気をきらう菓子等を密封することができる販売用の容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
本発明は、上記課題を有効に解決するために創案されたものであって、以下の特徴を備える六面体密封容器を提供するものである。
【0006】
すなわち、本発明の容器は、「紙層」と「湿気および空気を遮断するバリア層」とからなる密封性基層の両面に熱接着性樹脂層を設けてなる1枚のブランクを組み立てて構成される。そして、上記ブランクは、容器のトレー部を構成する略矩形のトレーブランク部と、容器の蓋部を構成する略矩形の蓋ブランク部と、が互いの一辺を共有して連接してなる。
【0007】
トレーブランク部は、「その中央部にトレー底壁を規定する矩形の折罫」と「該矩形折罫の4隅とそれらにそれぞれ対応するトレーブランク部の4隅とを結んで延在する4本の隅部折罫」と「各隅部折罫に対してその両側に1本づつ(計2本)形成されており、矩形折罫の4隅からトレーブランク部外周縁まで隅部折罫に対して所定角度で延びる両側折罫」とを備えている。
これらの折罫により、トレー底壁の周囲には、「側壁ブランク部」および「折畳みブランク部」が区画されることとなる。すなわち、上記矩形折罫を介してトレー底壁に側壁ブランク部が連設されるとともに、各隅部折罫とその両側折罫とによって隣接する2つの折畳みブランク部が区画される。当該折畳みブランク部は両側折罫を介して上記側壁ブランク部に連設されている。
側壁ブランク部および折畳みブランク部は、その外周に接着代となるブランク外周縁部を有していて、これにより、トレーブランク部には、上記一辺を除く全周に渡って途切れることなく連続的にブランク外周縁部が形成されることとなる。
この結果、トレーブランク部の各折罫を折り曲げてトレー部を構成したときに、各隅部折罫とその両側折罫とで区画される隣接する2つの折畳みブランク部がそのブランク外周縁部を重ね合わせた状態で互いに折り畳まれるとともに、当該重ね合わせ部を含めたトレーブランク部の外周縁部がすべてトレー部の上端周縁部分に位置することとなる。そして、トレー部の該上端周縁部分とそこに重なる蓋ブランク部の外周縁部とが上記熱接着性樹脂層を熱融着(ヒートシール)させることによって密封されている。
【0008】
また、蓋ブランク部には、トレーブランク部に連接する上記一辺と該一辺に対向する端縁との間に延びる2本の開封用切込みを密封性基層の紙層の部分に形成するとともに、端縁の両切込み間の部分に開封用タブを設け、これにより蓋部を破断開封可能としている。
【0009】
上記構成を有する本発明の六面体密封容器においては、容器を構成するブランク自体が湿気および空気を遮断するバリア層を含んでおり、しかも、このブランクが1枚のシートで構成され、かつ、ブランクの接合部分が密封接着されている。したがって、容器内部は外部の湿気および空気から遮断されることとなり、したがって、内容物を湿気や空気から保護する内袋等を別途設ける必要がなくなる。
【0010】
また、容器の蓋部を構成する蓋ブランク部には開封用の切込みおよびタブが設けられ、密封保護された内容物の取出しの便宜を図っている。そして、開封用の切込みは密封性基層にのみ形成している、すなわち、熱接着性樹脂層には切込みが形成されていないので、この切込みによってブランクの密封性が損なわれることはない。
【0011】
さらに、1枚もののトレーブランク部の外周縁部がすべて組立後のトレー部の上端周縁部分に位置し、この部分においてのみ、ブランクの密封接着が行われる。すなわち、トレー底壁の4隅角部は、そには接着部(接合部)が存在せず、すべて一体的に連続するブランク部分を折り畳んで角ばらせることで構成される。ブランクを折り曲げて構成する容器においては一般的に容器角部において破損が生じ易く、したがって、かかる角部に接着部が存在しない本発明の容器、すなわち、各角部が「本来的には密封性のない端縁を重ねて、これを接着によって密封する」という構成をとっていない本発明の容器は、密封性の向上という点において極めて有利である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明に係る密封紙箱1の全体を示す斜視図である。紙箱1は、トレー部3と、このトレー部3を上側から覆う天坂状の蓋部2と、を備えている。この紙箱1は、図2に示す1枚もののブランク10から組み立てられる。ブランク10は、組立後に蓋部2を構成することとなる略矩形の蓋ブランク部20と、組立後にトレー部分3を構成することとなる略矩形のトレーブランク部30と、で構成されている。図2に示したように、蓋ブランク部20とトレーブランク部30とは、互いの一辺21を共有して連続して構成されている。この一辺は、折罫21とされている。
【0013】
図3には、ブランク10の断面図を示した。ブランク10は、図中上から順に熱接着性樹脂層11、バリア層12、紙層13、熱接着性樹脂層14の4層構造になっている。バリア層12は、湿気および空気が通過することのできないアルミニウム、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物等に酸化ケイ素、酸化アルミを蒸着したフィルム等で構成される。熱接着性樹脂層11、14は、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン-アクリル酸メチル共重合体等で構成される。熱接着性樹脂層11、14は、後に説明するように、紙箱組立時にブランクの重ね合わせ部を密封接着するのに利用されるものである。熱接着性樹脂層11、14は、ブランク10の全面にわたって設けられているが、実際にはブランク外周縁部近傍に存在する部分のみが融着(ヒートシール)に利用される。ブランク組立後においては、バリア層12の上側に積層された熱接着性樹脂層11が箱内面側に位置し、紙層13の下側に積層された熱接着性樹脂層14が箱外面側に位置する。
【0014】
トレーブランク部30には多数の折罫が設けられているが、主な折罫は、「矩形折罫31」と「隅部折罫32、33、34、35」と「両側折罫321、322、331、332、341、342、351、352」とである。
【0015】
矩形折罫31は、トレーブランク部30の中央部に形成されており、組立後におけるトレー3の底壁31bを規定する。矩形折罫31の4隅に相当する位置31aのそれぞれからは、各位置31aに対応するトレーブランク部30の隅まで延在する4本の隅部折罫32、33、34、35が形成されている。さらに、各隅部折罫32、33、34、35に対してその両側に両側折罫321、322、331、332、341、342、351、352が1本づつ形成されている。すなわち、1本の両側折罫に対してそれぞれ2本の両側折罫が存在し、4本の両側折罫に対しては総計8本の両側折罫が存在する。各両側折罫は、矩形折罫31の4隅に相当する位置31aから(すなわち、各隅部折罫と同じ位置から)トレーブランク部外周縁まで隅部折罫に対して所定角度をもって延びている。
【0016】
図2に示したように、隅部折罫32とその両側折罫321および322とによって2つの三角形状の折畳みブランク部32aおよび32bが区画される。隅部折罫32の両側に隣接して並ぶこれらの折畳みブランク部32aおよび32bは、後述するように、箱組立時に互いに重なるよう折り畳まれる。他の3本の隅部折罫33、34、35についても同様に、それらの両側にそれぞれ2つの折畳みブランク部33a、33b、34a、34b、35a、35bが区画され、箱組立時には互いに重ね合わされる。
【0017】
また、両側折罫321と351との間、両側折罫322と331との間、両側折罫332と342との間、両側折罫341と352との間には、それぞれ、組立後においてトレー部3の側壁を構成する側壁ブランク部31c、31d、31e、31fが区画される。
【0018】
略矩形のトレーブランク部30の折罫21を除く各辺(外周縁部)は、後で説明するように、紙箱組立工程において熱融着を施すための接着代とされる。トレーブランク部30の外周近傍の位置には、これらの接着代325a、326a、326b、326c、335a、336a、345a、346a、346b、346c、355aを確保するための外周折罫325、326、335、336、345、346、355が設けられている。
【0019】
図2は、組立後に紙箱の内側に位置する側から見たブランク10を示しており、トレー部3を構成するために、矩形折罫31および両側折罫321、322、331、332、341、342、351、352は谷折りと、隅部折罫32、33、34、35は山折りと、される。なお、これらの谷折りと山折りとの関係を逆にしても、トレー部を構成することは可能である。
【0020】
ブランク10を組み立てて紙箱とする工程を以下に説明する。以下には組立手順のみを説明するが、実際には公知の組立装置を用いたライン中で各紙箱が組み立てられる。
【0021】
まず、図2中にA、B、C、Dで示した各線上に位置する折罫部分を折り曲げて、蓋ブランク部20の図2中の上端縁22、25(開封用タブでもある)と、トレーブランク部30の外周折罫336の外側に確保される接着代336aと、を重ね合わせる。そしてこの部分を加熱すると、前述の熱接着性樹脂層11、14によるヒートシールで該接合部が密封接着され、図4に示したような筒体が構成される。
【0022】
次に図4の状態で存在する両側の開口の一方を図5に示す如く閉止する。箱の内側から見ると、前述のように、隅部折罫32、33が山折りに、矩形折罫31および両側折罫321、322、331、332が谷折りに、それぞれ折り曲げられていることが分かる。図5の状態をさらにすすめて当該開口を完全に閉じると、上述した隣接する折畳みブランク部32aと32bとが互いに重なるように折り畳まれ、それぞれの接着代(ブランク外周縁部)325aと326aとが重なり合う。同様に、折畳みブランク部33aおよび33bも互いに重なるように折り畳まれ、それぞれの接着代(ブランク外周縁部)326cと335aとが重なり合う。そして、これらの重ね合わせ部をそれぞれ、蓋ブランク部20の側端縁23と接着代326bとの間に挟み込み、さらにこの部分を加熱すると、前述の熱接着性樹脂層11、14によるヒートシールで該接合部が密封接着される。
【0023】
以上のようにして、一方の開口のみを閉じて密封接着した後、残る一方の開口からスナック菓子等の内容物を充填する。この後、残された開口を上記と同様にして密封接着すると、図1に示した本発明の密封紙箱が完成する。
【0024】
蓋ブランク部20には、開封用のタブ25および切込み26が形成されているが、これについて説明する。上記折罫21とこれに対向する端縁22との間には、間隔をおいて延在する2本の開封用切込み26が形成される。図示の例においては、両切込み26は直線的に形成されており、折罫21から端縁22に向かうにつれて両者の間隔が狭くなっているが、開封用切込みをいかなる形状で設けるかは、本発明において特に限定されるものではない。蓋ブランク部20の端縁22においては両切込み26の間の部分が僅かに突出しており、この部分が開封用タブ25を構成している。
【0025】
なお、開封用切込み26は、一般に知られている通常のものであって、カット部が間欠的に連続するものである。この切込み26は、4層構造(図3参照)のブランク10中において紙層13および熱接着性樹脂層14にのみ形成しているため、湿気および空気に対するブランク10の密封性を損なうことはない。このような密封性という観点からは、切込み26は、バリア層12には設けるべきでないが、必ずしも紙層13および熱接着性樹脂層14の両方に設けなければならないものでもなく、例えば、紙層13にのみ切込み26を設けてもよい。
【0026】
図6は、組立後における本発明の紙箱を開封した状態を示している。ただし、内容物であるスナック菓子の図示は省略している。本発明の紙箱は、箱を構成するブランク自体が湿気および空気を遮断するバリア層12を含んでおり、しかも、このブランクが1枚のシートで構成され、かつ、ブランクの接合部分が密封接着されている。したがって、紙箱の内部は外部の湿気および空気から遮断されることとなり、したがって、内容物を湿気や空気から保護する内袋等を別途設ける必要がなくなる。一方、紙箱の開封時には、蓋部2に設けた開封用タブ25を引っ張ると、紙層13および熱接着性樹脂層14に形成した開封用切込み26が裂けて、これによって切込みの設けられていない熱接着性樹脂層11およびバリア層12も同時に裂けることとなり、その結果として、紙箱の密封を解いて該箱を開封することができる。
【0027】
また、図7は、組立後におけるトレー部3の構成を説明するために、図1の状態から蓋部2の全体を開けた状態を示している。ただし、ここまでの説明からも分かるように、組立工程において図7のような状態は存在せず、また、販売後においても図7のような使用状態は意図されていない。図7は、単に組立後のトレー部3の構成を説明するための模式図である。
【0028】
図7から分かるように、トレーブランク部の各折罫を折り曲げてトレー部3を構成したときに、トレーブランク部の外周縁に存在する接着代325a、326a、326b、326c、335a、336a、345a、346a、346b、346c、355aは、そのすべてがトレー部3の上端周縁部分に位置することとなる。このとき、既に説明したように、隣接する各折畳みブランク部の外周縁部(接着代)の各組325aと326a、326cと335a、345aと346c、346aと355a、のそれぞれは互いに重なり合った状態で、接着代326bまたは346bの上に重なる(すなわち、トレー部3の上端周縁部分に位置する)。そして、この上端周縁部分と、ここに重なる蓋ブランク部20の外周縁部とが、前記熱接着性樹脂層11、14を利用したヒートシールによって密封接着される。
【0029】
このように、紙箱の密封性を保持するための密封接着は、トレー部3の上端周縁部分(角部ではなく、辺上の部分)においてのみ行われることとなる。そして、トレー底壁31bの4つの角部130は、トレーブランク部30の外周縁部よりも内方の一体的に連続するブランク部分(すなわち、矩形折罫31の4隅の部分31a)を折り畳んで角ばらせることで構成される。つまり、各角部130は、「本来的には密封性のない端縁を重ねて、これを接着によって密封する」という構成はとっていない。ブランクを折り曲げて構成する容器においては一般的に容器角部において破損が生じ易く、したがって、この部分に接着部が存在しない本発明の容器は、密封性の向上という点において極めて有利である。ただ、本発明の紙箱のトレー部の具体的形状が図6に示したものに限定されるものではない。
【0030】
なお、図示の例においては重ね合わせられた折畳みブランク部がトレー部3の4隅において内側に折り込まれているが、同折畳みブランク部をトレー部3の外側に折り出して、これをいずれかのトレー側壁に沿わせるように構成することも考えらえる。その場合には、両側折罫と隅部折罫との「山折り」と「谷折り」の関係を逆にすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 組立後における本発明の密封紙箱を示す斜視図である。
【図2】 図1の紙箱を展開したブランクを示す平面図である。
【図3】 図2のブランクの断面図である。
【図4】 図1の紙箱の製造手順を示す説明図である。
【図5】 図1の紙箱の製造手順を示す説明図である。
【図6】 図1の紙箱を開封状態で示す斜視図である。
【図7】 図1の紙箱のトレー部を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 密封紙箱
2 蓋部
3 トレー部
10 ブランク
11 熱接着性樹脂層
12 バリア層
13 紙層
14 熱接着性樹脂層
20 蓋ブランク部
21 折罫
22 側端縁
25 開封用タブ
26 開封用切込み
30 トレーブランク部
31 矩形折罫
31a 矩形折罫の4隅
31b トレー底壁
31c、31d、31e、31f 側壁ブランク部
32a、32b、33a、33b、34a、34b、35a、35b 折畳みブランク部
32、33、34、35 隅部折罫
130 トレー底壁の角部
321、322、331、332、341、342、351、352 両側折罫
325、326、335、336、345、346、355 外周折罫
325a、326a、326b、326c、335a、336a、345a、346a、346b、346c、355a 接着代(ブランク部外周縁部)

Claims (1)

  1. 紙層(13)と湿気および空気を遮断するバリア層(12)とからなる密封性基層の両面に熱接着性樹脂層(11、14)を設けてなる1枚のブランク(10)を組み立てて構成される密封六面体容器であって、上記ブランク(10)は、容器のトレー部(3)を構成する略矩形のトレーブランク部(30)と、容器の蓋部(2)を構成する略矩形の蓋ブランク部(20)と、が互いの一辺(21)を共有して連接してなり、
    トレーブランク部(30)は、その中央部にトレー底壁(31b)を規定する矩形の折罫(31)と、
    該矩形折罫の4隅とそれらにそれぞれ対応するトレーブランク部の4隅とを結んで延在する4本の隅部折罫(32、33、34、35)と、
    各隅部折罫に対してその両側に1本づつ形成されており、矩形折罫の4隅からトレーブランク部外周縁まで隅部折罫に対して所定角度で延びる両側折罫(321、322、331、332、341、342、351、352)と、を備えており、
    上記矩形折罫 (31) を介してトレー底壁 (31 ) に側壁ブランク部 (31c 31d 31e 31f) が連設されるとともに、各隅部折罫とその両側折罫とによって隣接する2つの折畳みブランク部 (32 a、 32 b; 33 a、 33 b; 34 a、 34 b; 35 a、 35 ) が区画され、当該折畳みブランク部は両側折罫を介して上記側壁ブランク部に連設されていて、
    側壁ブランク部 (31c 31d 31e 31f) および折畳みブランク部 (32 a、 32 b; 33 a、 33 b; 34 a、 34 b; 35 a、 35 ) は、その外周に接着代となるブランク外周縁部 (325 a、 326 a、 326 b、 326 c、 335 a、 336 a、 345 a、 346 a、 346 b、 346 c、 355 ) を有していて、これにより、トレーブランク部 (30) には、上記一辺 (21) を除く全周に渡って途切れることなく連続的にブランク外周縁部が形成されており、
    トレーブランク部の各折罫を折り曲げてトレー部(3)を構成したときに、上記隣接する2つの折畳みブランク部(32a、32b;33a、33b;34a、34b;35a、35b)がそのブランク外周縁部(325a、326a;326c、335a;345a、346c;346a、355a)を重ね合わせた状態で互いに折り畳まれるとともに、当該重ね合わせ部を含めたトレーブランク部の外周縁部(325a、326a、326b、326c、335a、336a、345a、346a、346b、346c、355a)がすべてトレー部(3)の上端周縁部分に位置し、
    トレー部の該上端周縁部分とそこに重なる蓋ブランク部の外周縁部とが上記熱接着性樹脂層(11、14)を熱融着させることによって密封されており、
    蓋ブランク部(20)には、トレーブランク部に連接する上記一辺(21)と該一辺に対向する端縁(22)との間に延びる2本の開封用切込み(26)を上記密封性基層の紙層(13)の部分に形成するとともに、端縁の両切込み間の部分に開封用タブ(25)を設け、これにより蓋部(2)を破断開封可能としていることを特徴とする、六面体密封容器。
JP13970098A 1998-05-21 1998-05-21 六面体密封容器 Expired - Fee Related JP4082784B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13970098A JP4082784B2 (ja) 1998-05-21 1998-05-21 六面体密封容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13970098A JP4082784B2 (ja) 1998-05-21 1998-05-21 六面体密封容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11321844A JPH11321844A (ja) 1999-11-24
JP4082784B2 true JP4082784B2 (ja) 2008-04-30

Family

ID=15251394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13970098A Expired - Fee Related JP4082784B2 (ja) 1998-05-21 1998-05-21 六面体密封容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4082784B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5217159A (en) * 1992-07-01 1993-06-08 Westvaco Corporation Heat sealed paperboard carton having polymer coating on one side only
JPH0948426A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Dainippon Printing Co Ltd 易開封性密封カートン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11321844A (ja) 1999-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4673126A (en) Moisture barrier carton with reclosable cover
EP0197614B1 (en) Bottom design of packing containers
RU2583911C2 (ru) Контейнер и заготовка
US20210107730A1 (en) Re-sealable cigarette pack
JPH02296643A (ja) 折畳み箱
US4776461A (en) Pack for cigarettes or the like
JP4912560B2 (ja) 折り重ね底付厚紙容器
JP3843510B2 (ja) 液体包装用紙容器
JP4082784B2 (ja) 六面体密封容器
JP5998668B2 (ja) 外箱および内袋を備える複合容器、紙製の容器および当該容器を作製するためのブランク板
WO2018235618A1 (ja) スパウト付包装袋及びその製造方法、並びに内容物入りスパウト付包装袋
US3077709A (en) Filling and sealing method
JP4549574B2 (ja) 包装容器
US5476219A (en) Packing paper box
JP3908517B2 (ja) 袋入り包装箱
JP2002104435A (ja) 六角底バルブ袋
JP7314587B2 (ja) 包装容器
JPH05246445A (ja) 易開封テープ貼り密封袋
CN219488190U (zh) 一种包装袋
JP2000229662A (ja) 包装用容器
JP2000142724A (ja) 易開封性袋状包装体
JP2022114611A (ja) 蓋材及びそれを用いた容器
JP2024097625A (ja) 箱体及び包装体
JPS629240Y2 (ja)
US3163346A (en) Hermetically sealed carton

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees