JP4080909B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、可変表示装置を備えたパチンコ機、特に、可変表示装置の図柄変動に基づくリーチ状態の発生確率を変化させ得るパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の可変表示装置を備えたパチンコ機としては、遊技球が始動入賞口(始動入賞装置)へ入賞することによって、可変表示装置に表示されている数字あるいは絵柄(以下、これらを図柄という)が変動表示を開始して、予め定められた特定の図柄等が停止表示すると大入賞口が開放状態(大当たり状態)となり、短時間で多くの賞球を得ることができ、遊技者にとって有利な遊技状態が発生するといったものが一般的である。従って、遊技者にとっては、まず遊技球が始動入賞口へ入賞して図柄の変動表示が開始されることが、大当たり状態への期待を高める一つの要因となる。また、可変表示装置の図柄変動においては、この大当たり状態が発生する前段階で、3つの変動図柄の内、2つが同じ図柄で停止表示された、いわゆるリーチ状態が発生する。このリーチ状態は、遊技者にとって、大当たり状態が発生するという期待を大きく高める遊技状態であり、リーチ状態の発生は、遊技者の遊技意欲を左右する一つの要因となっている。
【0003】
リーチ状態が発生した場合に、3つ目の変動図柄(可変表示装置の最終停止図柄)の停止表示態様に変化を持たせて、遊技者に期待感を与え、その遊技内容を楽しませるといったパチンコ機が提案されている。これは、始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて図柄の変動表示が開始され、変動表示する3つの図柄の内、2つが同じ図柄で停止表示された、いわゆるリーチ状態が発生した後、3つ目の図柄が異なる図柄で停止表示されてはずれとなった場合に、一度はずれが決定された図柄を、再度、変動表示させ、大当たり発生の期待感をもう一度付与するというものである(特開平9−122314号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような機能を有するパチンコ機にあっては、リーチ状態が発生したにもかかわらず、はずれとなって瞬時の内に期待感を消滅した遊技者が、再度の変動表示の開始により、大当たり発生の複数回の期待感を持つことができるといった点においては、リーチ状態を楽しむための有効な手段であった。しかしながら、この再度の図柄変動表示は、リーチ状態が発生したときに必ず発生するものではなく、また、遊技者には発生するか否かの判別ができないために、遊技者の期待感は必ずしも満たされるというものではなかった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、リーチ状態が発生した場合に、一つの表示領域を複数の表示領域に分割し、同時に複数のリーチ状態を発生させることにより、一度に複数回のリーチ状態を楽しむことができるとともに、その発生を容易に認識することができるパチンコ機の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係るパチンコ機の発明は、複数の図柄を独立して変動表示する3つの表示部を含む表示領域を有し、始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記表示領域の表示状態が変化可能な可変表示装置を備えたパチンコ機において、前記始動入賞装置への遊技球の1回の入賞に基づいて開始する図柄変動が当りとなるか、はずれとなるかの決定を行なう決定手段(80)と、この決定手段での決定結果が、前記3つの表示部の図柄の内2つが同じ図柄で停止表示されたリーチ状態となる表示演出を含むものである場合に前記可変表示装置の分割画面数を選択する分割画面数選択手段(82)と、この分割画面数選択手段で選択された数に対応する数の画面に前記可変表示装置の表示領域を分割し、これらの表示領域の内の1つの表示領域に前記始動入賞装置への遊技球の入賞に基づく前記決定手段による決定に対応する図柄を選択して表示し、前記1つの表示領域以外の他の表示領域には全ての場合において停止図柄がはずれとなる図柄を表示して、前記各分割された表示領域ごとにリーチ状態の図柄を表示させてそれぞれ独立して制御することによりその図柄の変動表示及び停止表示を行ない、前記決定手段により決定された図柄変動の当否が当りの場合には、前記表示領域の分割数にかかわらず分割された表示領域の内の前記1つの表示領域のみで当り図柄が停止表示され、分割された他の表示領域には全てはずれの図柄が表示されるよう制御する表示処理手段(74)(92)と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
そして、分割された表示領域ごとに表示制御を行い、予め用意されている複数種の図柄をそれぞれの表示領域に独立して変動表示させることにより、複数回分のリーチ状態の図柄変動を一つの表示領域内に一回で同時に表示させる。表示領域の分割数は、遊技球の入賞に基づいて、図柄の変動表示動作が開始されるごとに行われ、遊技者の大当たりに対する期待度を変化させる。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記分割された表示領域ごとに表示されるリーチ状態の図柄は、それぞれ相違した図柄であることを特徴とするものである。分割表示領域にはそれぞれ異なる図柄のリーチ状態を表示することにより、表示図柄に基づいた分割表示領域ごとの大当たりを期待させる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の発明において、複数の図柄を独立して変動表示する表示領域を有し、始動入賞装置(9)への遊技球の入賞に基づいて前記表示領域の表示状態が変化可能な可変表示装置(5)を備えたパチンコ機において、前記始動入賞装置への遊技球の1回の入賞に基づいて開始する図柄変動が当りとなるか、はずれとなるかの決定を行なう決定手段(80)と、この決定手段での決定結果に対応する停止図柄を選択する停止図柄選択手段(81)と、この停止図柄選択手段により選択された停止図柄が3つの図柄の内2つが同じ図柄で停止表示するリーチ状態を表示する図柄である場合に表示する1つの表示領域とこの停止図柄選択手段で選択された停止図柄以外の図柄で停止図柄を停止表示する他の表示領域とに前記可変表示装置の表示領域を分割する分割処理手段(74)(92)とを備え、前記分割処理手段は、分割した前記各表示領域ごとにリーチ状態を発生させてそれぞれ独立して図柄の変動表示及び停止表示を行い、前記決定手段により決定された図柄変動の当否が当りの場合には、前記表示領域の分割数にかかわらず分割された表示領域の内の前記1つの表示領域のみで当たり図柄が停止表示され、前記他の表示領域に表示される図柄は全てはずれの図柄が停止表示されるよう制御することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項3に記載の発明において、前記分割処理手段で分割された前記可変表示装置の表示領域をその後、分割されていない画面に戻す手段(101)を更に有することを特徴とする。
請求項係るパチンコ機の発明は、複数の図柄を独立して変動表示する3つの表示部を含む表示領域を有し、始動入賞装置への1回の遊技球の入賞に基づいて前記表示領域の表示状態を変化させる可変表示装置と、この可変表示装置に表示される前記図柄が当りとなるか、はずれとなるかの決定を、前記始動入賞装置への1回の遊技球の入賞に基づいて行なう決定手段(80,81)と、この決定手段での決定結果が、前記3つの表示部で変動表示される図柄の内2つが同じ図柄で停止表示される状態となるリーチ状態となる表示演出を含むものである場合に前記可変表示装置の分割画面数を選択する分割画面数選択手段(82)と、この分割画面数選択手段(82)によって選択された数の前記可変表示装置の表示領域の画面の分割を、前記決定手段での決定結果に従って表示状態を変化させた前記可変表示装置の前記図柄の表示態様が前記リーチ状態となったことに基づいて実行し、これらの表示領域の内の1つの表示領域に前記始動入賞装置への遊技球の入賞に基づく前記決定手段による決定に対応した図柄を表示し、前記1つの表示領域以外の他の表示領域には全ての場合において停止図柄がはずれとなる図柄を表示して、各分割された表示領域ごとにリーチ状態の図柄を表示させてそれぞれ独立して制御することによりその図柄の変動表示及び停止表示を行ない、前記決定手段により決定された図柄の当否が当りの場合には、前記表示領域の分割数にかかわらず分割された表示領域の内の前記1つの表示領域のみで当たり図柄が停止表示され、他の表示領域には全てはずれの図柄が停止表示されるよう制御する表示処理手段(74)(92)と、を備えたことを特徴とする。
請求項の発明では、リーチ状態が発生した場合に、一つの表示領域を複数の表示領域に分割し、同時に複数のリーチ状態を発生させることにより、一度に複数回のリーチ状態を楽しむことができるとともに、その発生を容易に認識することができる。
請求項に係る発明は、請求項に記載の発明において、前記表示処理手段で分割された前記可変表示装置の表示領域をその後分割されていない画面に戻す手段(101)を更に有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ機の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、パチンコ機の遊技盤1の一形態を示す正面図である。このパチンコ機の基本的な動作は、遊技球が所定の入賞口(入賞装置)へ入賞することに基づいて、表示装置の表示領域に表示されている図柄(数字や絵柄等)が所定時間変動表示を開始し、特定の図柄で停止表示すると大入賞口が開放して、短時間で多くの賞球を得ることができ、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり状態)が発生するという遊技内容のものである。
【0010】
図に示すように、遊技盤1には、ハンドル(図示省略)操作によって打出された遊技球を誘導する略円弧状の外レール2a及び内レール2bが設けられ、この2つのレール2aと2bによって囲まれた部分が遊技領域3を形成している。遊技盤1(遊技領域3)のほぼ中央には可変表示装置5が設けられ、該可変表示装置5には、図柄の変動表示が行われる可変表示器6が設けられている。可変表示器6の表示領域には、左、中、右の3つの表示部が設けられ、それらの表示部には、複数の図柄が独立して変動表示、および停止表示される。図柄の変動表示動作が開始され、3つの表示部の図柄の内、先に停止表示された2つの図柄が同じ状態、いわゆるリーチ状態の発生に基づいて、可変表示器6の表示領域は複数の表示領域(図1では4つの表示領域)に分割して表示され、それぞれの表示領域に独立して図柄の変動表示が行われる(後述する)。
【0011】
また、可変表示装置5の上部には、LED15(4個)が設けられ、このLED15の点灯によって、可変表示器6が変動表示を行う保留回数を表示している。可変表示装置5の下側には始動入賞口(始動入賞装置)9が設けられ、始動入賞口9の下側には、可変表示器6に特定の図柄が停止表示したときに継続して開放状態となる大入賞口10が設けられている。また、大入賞口10の内部には、V入賞ゾーン16が設けられており、大当たり発生中に大入賞口10に入賞した遊技球がこのV入賞ゾーン16を通過すると、一端、開放状態が終了し閉状態となった大入賞口10が再度開放状態となる。大入賞口10の左右両側には、一般入賞口11が設けられ、大入賞口10の下側には、はずれ球を回収するアウト口12が設けられている。また、可変表示装置5の左右両側には、接触することで遊技球の方向及び速度を変化させる風車13が設けられている。
【0012】
尚、この実施例に示すパチンコ機においては、可変表示器6のそれぞれの表示領域に停止表示された3つの図柄の組合せが、特定の組合せの場合(例えば、同一の図柄が3つ揃って停止表示する場合)に、大当たり状態となって大入賞口10が開放し、遊技者に有利な遊技状態が発生する場合について示しているが、この形態のパチンコ機に限定されるものではなく、その他、遊技者にとって有利な遊技状態を発生させる形態として、所定条件に基づいて大当たり状態の発生する確率が上昇する確率変動機能、あるいは可変表示器6とは別個に図柄の変動表示動作を実行する、例えば普通図柄表示器を備え時間短縮機能等を有するパチンコ機であってもよい。
【0013】
次に、本発明に係るパチンコ機の制御装置について、図2に示すブロック図を基に説明する。本パチンコ機の遊技の制御は、ROM21、RAM22等を含む中央処理装置(CPU)20によって実行される。ROM21にはCPU20の制御情報が保持され、また、RAM22はCPU20の制御情報の書込み/消去作業をする領域として使用されている。CPU20には、リセット回路30と、電源回路31が接続され、電源投入時にリセット回路23からCPU20へリセット信号が送信され、CPU20は初期状態から動作を開始する。また、CPU20には、図柄始動スイッチ23と、カウントスイッチ24と、継続スイッチ25が入力ポート33を介して接続されている。図柄始動スイッチ23は、始動入賞口9内に設けられ、始動入賞口9ヘの遊技球の入賞を検出し、図柄の変動開始信号を発生する。カウントスイッチ24は、大当たり状態が発生して大入賞口10が開放状態となったときに、大入賞口10に入賞した遊技球の数を検出して、その検出信号を発生する。継続スイッチ25は、大入賞口10に入賞した遊技球が、大入賞口10の開放状態を継続するためのV入賞ゾーン16を通過したか否かを検出し、その検出信号を発生する。そして、それぞれのスイッチで発生された信号がCPU20に入力される。
【0014】
また、CPU20には、表示灯制御装置26と、音声制御装置27と、大入賞口用ソレノイド28と、賞球払出制御装置29と、図柄表示制御装置40が出力ポート35を介して接続され、CPU20からそれぞれの制御信号が送信されている。表示灯制御装置26へは、遊技盤1上に設けられている表示灯、例えば、大当たり状態の発生を報知するための表示灯、図柄の変動表示が発生していることを報知するための表示灯等を制御する信号が送信される。音声制御装置27へは、遊技中の効果音を出力するスピーカを制御するための信号が送信される。大入賞口用ソレノイド28へは、大当たり状態が発生したときに大入賞口10の開閉を制御する信号が送信される。賞球払出制御装置29へは、遊技球がどの入賞口へ入賞したかを区別する信号、即ち、遊技者に払出される賞球数を制御する信号が送信される。そして、図柄表示制御装置40へは、可変表示装置5の図柄の変動表示を制御するために設けられている、CPU41を制御する信号が送信される。CPU41はROM42、RAM43を備え、ROM42には可変表示装置5の可変表示器6に分割して変動表示される、それぞれの表示領域の図柄情報(表示領域A〜Dの図柄情報)42が保持され、また、RAM43は可変表示器6に分割して変動表示されるそれぞれの表示領域の図柄情報を書込み/消去作業する領域(図柄A〜D表示領域の変動作業領域)として使用されている。
【0015】
次に、本発明に係るパチンコ機の遊技の処理動作を図3から図8に示すフローチャートに従って説明する。図3は、遊技の処理動作を示すメインフローチャートである。まずステップ50において、パチンコ機の遊技動作が電源投入時であるか否かの判別が行われる。電源投入時である場合には、ステップ51で電源投入時の初期設定の処理が行われ、ステップ60に進んでリターン処理され電源投入時の処理動作が終了する。一方、電源投入時でない場合には、ステップ52で遊技のエラー検出処理が行われた後に、ステップ53でエラーが発生しているか否かの判別が行われる。ステップ53の判別でエラーが発生していない場合には、ステップ54において、始動入賞口9に設けられた検出スイッチによって遊技球の検出が行われているか否のスイッチ検出処理が行われ、ステップ55において、可変表示装置5の図柄変動処理が行われる(サブフローチャートで後述する)。一方、エラーが発生している場合には、ステップ54、55の処理を行わずにステップ56に進む。
【0016】
ステップ56では、各入賞口へ入賞した入賞球に基づく賞球制御処理が行われる他、大当たり状態が発生した場合の賞球処理、および大入賞口10の開放動作処理も行われる。ステップ57では、遊技盤1上に設けられている、大当たり状態の発生を報知するための表示灯、あるいは図柄の変動表示が発生していることを報知するための表示灯等の処理が行われる。ステップ58では、図柄の変動表示動作が行われていることを報知する音、あるいは大当たり状態の発生を報知する音等の、遊技中の効果音の処理が行われる。そして、ステップ59で、CPU20またはCPU41に接続されている各装置等を制御するための信号を各ポートに出力処理した後に、ステップ60においてリターン処理が行われ、一回のメインフローチャートの動作処理が終了する。
【0017】
図4は、ステップ54のスイッチ検出処理動作を示すサブフローチャートである。ステップ65で、遊技球が図柄始動スイッチを通過したか否か、即ち、始動入賞口9への遊技球の入賞があったか否かの判別が行われ、遊技球の入賞があった場合には、ステップ65へ進む。一方、入賞がなかった場合にはステップ68へ進みスイッチ検出の処理動作を終了する。ステップ65では、メモリに記憶されている可変表示器6の変動表示を行う保留回数が、4以上であるか否かの判別が行われる。保留回数は前述したようにLED15(4個)の点灯によって表示され、メモリに記憶された保留回数が4以上の場合、即ち、LED15が全て点灯している場合には、ステップ68へ進みスイッチ検出の処理動作を終了する。この場合には、遊技球が図柄始動スイッチを通過したことにより付与される図柄変動の回数分は無効とされる。一方、保留回数が4以上でない場合には、ステップ67で、メモリに記憶された保留回数が1加算され、ステップ68に進んでスイッチ検出の処理動作を終了する。
【0018】
図5は、ステップ55の図柄変動処理動作を示すサブフローチャートである。ステップ70では、現在、図柄の変動表示が行われているか否かの判別が行われ、変動中でない場合には、ステップ71へ進み、メモリに記憶された図柄変動の保留回数が残っているか否かの判別が行われる。保留回数が残っている場合には、ステップ72で、メモリの保留回数を1減算して、ステップ73において図柄の変動表示の開始処理(図6に基づいて後述する)が行われた後、ステップ77に進み図柄変動処理動作を終了する。一方、ステップ71で保留回数が残っていない場合には、ステップ77に進み図柄変動処理動作は終了する。
【0019】
また、ステップ70において図柄が変動中の場合には、ステップ74で、リーチ状態発生時に、可変表示器6に分割して表示される各図柄の変動処理動作が行われる(図7に基づいて後述する)。ステップ75では、分割して表示された全図柄の変動表示が終了しているか否かの判別が行われ、終了している場合には、ステップ76で、停止表示された図柄の表示結果に基づく図柄停止時の処理動作が行われた後、ステップ77に進み図柄変動処理動作を終了する。一方、ステップ75で変動表示が終了していない場合には、ステップ77に進み図柄変動処理動作を終了する。
【0020】
図6は、ステップ73の変動開始処理動作を示すサブフローチャートである。ステップ80(決定手段)では、開始される図柄変動が大当たりとなるか否かの決定が行われる。この決定は、予め用意されている乱数表の中から数字を抽出し、その数字が特定の数字である場合に大当たり状態が発生することとなる。そして、ステップ81(決定手段)で、可変表示器6に停止表示される図柄の選択が行われる。ここで、ステップ80において、大当たりと決定された場合には、変動表示される3列の図柄の内、左側の停止図柄のみが予め用意された図柄(例えば、15種類)の中から選択される。大当たりの発生する場合であることから、3列の図柄の内、残りの2列の図柄(中央の図柄と右側の図柄)は、左側の停止図柄として選択された図柄と同じ図柄が停止表示される。また、ステップ80において、はずれと決定された場合には、変動表示される3列の図柄が、それぞれ15種類の図柄の中から選択され、それぞれの停止図柄として停止表示される。
【0021】
ステップ82(分割画面数選択手段)では、リーチ状態が発生したときに、分割表示される可変表示器6の分割画面数の選択が行われる。この分割された画面のそれぞれの表示領域には、リーチ状態の図柄が表示される。即ち、リーチ状態の発生に基づいて、可変表示器6の表示領域には、選択された画面数分のリーチ図柄が表示されることになる。この分割画面数は、1画面〜4画面の4種類の中から選択され、選択は図柄の変動表示が開始されるごとに行われる。但し、上述したように、リーチ状態が発生したときにとあることから、実際に選択された画面数に表示領域が分割されて表示されるのは、リーチ状態が発生した場合に限られる。また、分割画面数の選択は図柄の変動表示が開始されるごとに行われているため、リーチ状態が発生して可変表示器6に変動表示される分割画面数は、リーチ状態の発生ごとに変化する(但し、同じ画面数が連続して選択されることもある)。尚、この実施の形態においては、分割される画面数を4種類としているが、これに限定されるものではなく、他の分割画面数あるいは分割種類数であってもよい。ステップ82で分割画面数が選択されると、ステップ83ヘ進み、変動開始処理動作を終了する。
【0022】
図7は、ステップ74(表示処理手段、分割処理手段)の各図柄変動処理動作を示すサブフローチャートである。本発明に係るパチンコ機の、通常時の図柄の変動表示動作は、従来のパチンコ機の変動表示動作と同様であり、遊技球の始動入賞口への入賞に基づいて図柄の変動表示動作が開始され、その変動表示動作は、可変表示器6の表示領域全体を1つの表示領域として図柄の変動が行われる。ステップ84では、図柄変動表示がリーチ状態であるか否かの判別が行われる。そして、リーチ状態でない場合には、ステップ93へ進み、各図柄変動処理の動作を終了する。即ち、本発明はリーチ状態の発生していることが条件であり、リーチ状態が発生していない場合には、遊技者にとっては通常のパチンコ機と同じ遊技内容となる。
【0023】
一方、ステップ84において、リーチ状態である場合には、以下のような処理が行われる。リーチ図柄の処理領域として、図柄表示制御装置40に設けられたCPUのRAM43に図柄A〜D表示領域の変動作業領域が設けられている(図2参照)。リーチ状態が発生すると、この領域が使用されリーチ図柄の処理が行われる。このRAMの領域を可変表示器6上に模式的に表示したものを図9に示す。可変表示器6は、図柄A表示領域6a(以下、図柄表示領域6aともいう)から図柄D表示領域6d(以下、図柄表示領域6dともいう)までの4つの表示領域に分割されており、それぞれの図柄A〜D表示領域6a〜6d(以下、図柄表示領域6a〜6dともいう)には、選択された分割画面数に応じてリーチ図柄が設定される。
【0024】
ステップ84においてリーチ状態であると判別されるのは、ステップ81(図6)において選択された停止図柄がリーチ図柄の場合である。そして、この選択されたリーチ図柄が、ステップ85において、図柄A表示領域6aに変動表示されるリーチ図柄として設定処理される。そして、ステップ86において、ステップ82(図6)で選択された分割画面数が1以下であるか否かの判別が行われ、1以下である場合には、ステップ92(表示処理手段、分割処理手段)へ進み各表示領域ごとの表示部の制御処理が行われる(図8に基づいて後述する)。この場合、選択された分割画面数は1であり、可変表示器6には図柄A表示領域6aに変動表示されるように設定されたリーチ図柄が、可変表示器6いっぱいに(4つの図柄表示領域6a〜6dを合わせた領域に)変動表示されるように設定されている。
【0025】
ステップ86で分割画面数が1以下でない場合には、ステップ87で、図柄B表示領域6bに変動表示されるリーチ図柄の設定処理が行われる。ここで、図柄B表示領域6bに設定処理されるリーチ図柄の種類は、特に限定されるものではなく、図柄A表示領域6aに設定処理されたリーチ図柄と同一のものでも、あるいは異なるリーチ図柄であってもよい。そして、ステップ88において、ステップ82(図6)で選択された分割画面数が2以下であるか否かの判別が行われ、2以下であると判別された場合には、ステップ92へ進み各表示領域ごとの表示部の制御処理が行われる(図8に基づいて後述する)。この場合、選択された分割画面数は2であり、可変表示器6には、図柄A表示領域6aに変動表示されるように設定処理されていたリーチ図柄が、2つの図柄表示領域6aと6bを足し合わせた領域に変動表示され、図柄B表示領域6bに変動表示されるように設定処理されたリーチ図柄が、2つの図柄表示領域6cと6dを足し合わせた領域に変動表示されるように設定されている。
【0026】
図10、図11に、2つの画面に分割された可変表示器6のリーチ図柄を示す。分割された表示領域6a、6bは、それぞれ表示部6a1〜6a3の3つの表示部を有し、表示部6a1と6a2に同一の図柄を停止表示させ、表示部6a3に図柄を変動表示させている。そして、図10では、2つの表示領域6aと6bに同じリーチ図柄を停止表示させ、図11では、異なるリーチ図柄を停止表示させている。異なるリーチ図柄を停止表示させた場合、例えば、一方のリーチ図柄がいわゆる確率変動を発生させる図柄であるとき、遊技者は、一回のリーチ状態の発生において期待感の異なる2つのリーチ内容を楽しむことができる。また、表示部6a3の変動図柄を、2つの表示領域6aと6bとで同時に停止させる場合であっても、あるいは、相違するタイミングで停止させる場合であっても、それぞれ変化に富んだリーチ態様を楽しむことができる。更に、いわゆるスーパーリーチが発生した場合にも、そのスーパーリーチ画面を複数(例えば、ここでは2つ)表示させることによって、遊技者の興味をさらに高めることができる。
【0027】
ステップ88で分割画面数が2以下でない場合には、ステップ89で、図柄C表示領域6cに変動表示されるリーチ図柄の設定処理が行われる。そして、ステップ90において、ステップ82(図6)で選択された分割画面数が3以下であるか否かの判別が行われ、3以下であると判別された場合には、ステップ92へ進み各表示領域ごとの表示部の制御処理が行われる(図8に基づいて後述する)。この場合、選択された分割画面数は3であり、可変表示器6は、例えば、上下3つの図柄表示領域に分割され(図示省略)、図柄A〜C表示領域6a〜6cに変動表示されるように設定処理されていたリーチ図柄が、分割されたそれぞれの表示領域に変動表示されるように設定されている。
【0028】
更に、ステップ90で分割画面数が3以下でない場合には、ステップ91で、図柄D表示領域6dに変動表示されるリーチ図柄の設定処理が行われた後、ステップ92へ進み各表示領域ごとの表示部の制御処理が行われる(図8に基づいて後述する)。この場合、選択された分割画面数は4であり、可変表示器6は、例えば、図12に示すような図柄表示領域6a〜6dに分割され、図柄A〜D表示領域6a〜6dに変動表示されるように設定処理されていた図柄が、分割されたそれぞれの表示領域に変動表示されるように設定されている。ステップ92で各表示領域ごとの表示部の制御処理が完了するとステップ93ヘ進み、各図柄変動処理の動作を終了する。
【0029】
図8は、ステップ92の表示領域制御処理動作を示すサブフローチャートである。ステップ95において、選択された分割画面数の判別が行われる。可変表示器6には、選択された画面数に応じて上述したようにリーチ図柄が設定される。ステップ96〜99では、選択されたそれぞれの画面数の場合における各表示部の画面制御が行われる。以下、選択された画面数が4の場合(ステップ99)について図12に基づき説明する。可変表示器6は、4つの図柄表示領域6a〜6dに分割され、各図柄表示領域6a〜6dは独立して制御されている。また、各図柄表示領域は左、中、右に分割される3つの表示部(例えば、6b1、6b2、6b3)を有し、右表示部(例えば、6b3)には複数の図柄(例えば、15種類の図柄)が変動表示されている(図12)。所定の時間が経過すると、それぞれの図柄表示領域6a〜6dの右表示部が停止表示される。また、ステップ81(停止図柄選択手段)で選択される停止図柄の「当り/はずれ」は、ステップ80において決定されるが、その他の3つの図柄表示領域に停止表示される図柄の「当り/はずれ」の決定は行われることはなく、全ての場合において「はずれ」の図柄が停止表示される。即ち、その他の3つの図柄表示領域の図柄変動は、リーチ状態は発生するもののデモンストレーション的な変動であり、4つの図柄表示領域の内、2つ以上の図柄表示領域で当り図柄が同時に停止表示されることはない。尚、ステップ81で選択された停止図柄が表示制御される図柄表示領域は毎回ランダムに選択される。
【0030】
ステップ100では、右表示部の図柄の変動が停止したか、即ち、リーチ状態が終了したか否かの判別が行われる。そして、リーチ状態が終了している場合には、ステップ101(分割されていない画面に戻す手段)で、分割表示されている可変表示器6の画面を通常の画面(分割されていない画面)に設定し直し、ステップ102で表示領域制御処理動作を終了する。一方、リーチ状態が終了していない場合には、そのままステップ102へ進み表示領域制御処理動作を終了する。
【0031】
尚、上述の実施の形態においては、可変表示器6の変動表示画面数が4つに分割されたとき、1つの停止図柄について「当り/はずれ」の決定が行われ、その他の3つの停止図柄の「当り/はずれ」については決定が行われることなく、全て「はずれ」となる場合について記載したが、この形態に限定されるものではなく、例えば、ステップ80(図6)においての「当り/はずれ」の決定で、「当り」と決定された場合には、その他の3つの図柄表示領域に停止表示される図柄が、それぞれ15種類の図柄の中から選択され、図柄表示領域のそれぞれの表示部に、同じ図柄が3つ揃う形態を表示してもよい。
【0032】
また、4つに分割された図柄表示領域の図柄変動は、全て(各図柄表示領域の右表示部)を同時に停止表示させる場合、あるいはそれぞれの変動時間を変化させて図柄の停止表示するタイミングを相違させる場合であってもよい。更に、4つの図柄表示領域の停止表示するタイミングを相違させた場合には、最初に停止表示した図柄が「はずれ」の図柄であるとき、その図柄表示領域の図柄を消去して、3つに分割した表示画面の変動表示に変更し、継続して図柄の変動表示が行われている他の図柄表示領域を大きく表示する形態であってもよい。これにより、遊技者に対して変化に富んだ図柄の変動表示を提供することができ、遊技に対する遊技者の興味を向上させることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明に係るパチンコ機によれば、可変表示器の表示領域は、リーチ状態が発生したときに分割されて、分割された表示領域ごとに独立して制御され、表示領域ごとのリーチ図柄の変動表示が行われるので、その変動表示は変化に富んだものとなり、遊技者の遊技に対する興味を向上させることができる。また、分割される表示領域の数は、図柄の変動表示動作が開始されるごとに選択されているので、リーチ状態発生時に可変表示器に表示される分割画面数も毎回変化し、遊技者は変化に富んだ図柄変動を楽しむことができるとともに、一回のリーチ状態の発生で複数回分のリーチ状態を楽しむことができる。また、分割画面による表示により、そのリーチ態様を容易に認識することができる。更に、分割された画面ごとに異なる図柄(リーチ態様)を表示することにより、期待感の異なる複数のリーチ態様を同時に楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、パチンコ機の遊技盤の一形態を示す正面図である。
【図2】本発明に係る、パチンコ機の制御装置を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る、パチンコ機の遊技の処理動作を示すフローチャートである。
【図9】RAMの領域を可変表示器上に模式的に表示した図である。
【図10】分割された可変表示器の各図柄表示領域の変動図柄を示す図である。
【図11】分割された可変表示器の各図柄表示領域の変動図柄を示す図である。
【図12】分割された可変表示器の各図柄表示領域の変動図柄を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
5 可変表示装置
6 可変表示器
9 始動入賞口(始動入賞装置)
10 大入賞口
16 V入賞ゾーン
6a 図柄A表示領域
6b 図柄B表示領域
6c 図柄C表示領域
6d 図柄D表示領域
6a1,6a2,6a3 表示部
6b1,6b2,6b3 表示部

Claims (6)

  1. 複数の図柄を独立して変動表示する3つの表示部を含む表示領域を有し、始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記表示領域の表示状態が変化可能な可変表示装置を備えたパチンコ機において、
    前記始動入賞装置への遊技球の1回の入賞に基づいて開始する図柄変動が当りとなるか、はずれとなるかの決定を行なう決定手段と、
    この決定手段での決定結果が、前記3つの表示部の図柄の内2つが同じ図柄で停止表示されたリーチ状態となる表示演出を含むものである場合に前記可変表示装置の分割画面数を選択する分割画面数選択手段と、
    この分割画面数選択手段で選択された数に対応する数の画面に前記可変表示装置の表示領域を分割し、これらの表示領域の内の1つの表示領域に前記始動入賞装置への遊技球の入賞に基づく前記決定手段による決定に対応する図柄を選択して表示し、前記1つの表示領域以外の他の表示領域には全ての場合において停止図柄がはずれとなる図柄を表示して、前記各分割された表示領域ごとにリーチ状態の図柄を表示させてそれぞれ独立して制御することによりその図柄の変動表示及び停止表示を行ない、前記決定手段により決定された図柄変動の当否が当りの場合には、前記表示領域の分割数にかかわらず分割された表示領域の内の前記1つの表示領域のみで当り図柄が停止表示され、分割された他の表示領域には全てはずれの図柄が表示されるよう制御する表示処理手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記分割された表示領域ごとに表示されるリーチ状態の図柄は、それぞれ相違した図柄であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 複数の図柄を独立して変動表示する表示領域を有し、始動入賞装置への遊技球の入賞に基づいて前記表示領域の表示状態が変化可能な可変表示装置を備えたパチンコ機において、
    前記始動入賞装置への遊技球の1回の入賞に基づいて開始する図柄変動が当りとなるか、はずれとなるかの決定を行なう決定手段と、
    この決定手段での決定結果に対応する停止図柄を選択する停止図柄選択手段と、
    この停止図柄選択手段により選択された停止図柄が3つの図柄の内2つが同じ図柄で停止表示するリーチ状態を表示する図柄である場合に表示する1つの表示領域とこの停止図柄選択手段で選択された停止図柄以外の図柄で停止図柄を停止表示する他の表示領域とに前記可変表示装置の表示領域を分割する分割処理手段とを備え、
    前記分割処理手段は、分割した前記各表示領域ごとにリーチ状態を発生させてそれぞれ独立して図柄の変動表示及び停止表示を行い、前記決定手段により決定された図柄変動の当否が当りの場合には、前記表示領域の分割数にかかわらず分割された表示領域の内の前記1つの表示領域のみで当たり図柄が停止表示され、前記他の表示領域に表示される図柄は全てはずれの図柄が停止表示されるよう制御することを特徴とするパチンコ機。
  4. 前記分割処理手段で分割された前記可変表示装置の表示領域を、その後分割されていない画面に戻す手段を更に有することを特徴とする請求項記載のパチンコ機。
  5. 複数の図柄を独立して変動表示する3つの表示部を含む表示領域を有し、始動入賞装置への遊技球の1回の入賞に基づいて前記表示領域の表示状態を変化させる可変表示装置と、
    この可変表示装置に表示される前記図柄が当りとなるか、はずれとなるかの決定を、前記始動入賞装置への遊技球の1回の入賞に基づいて行なう決定手段と、
    この決定手段での決定結果が、前記3つの表示部で変動表示される図柄の内2つが同じ図柄で停止表示される状態となるリーチ状態となる表示演出を含むものである場合に前記可変表示装置の分割画面数を選択する分割画面数選択手段と、
    この分割画面数選択手段によって選択された数の前記可変表示装置の表示領域の画面の分割を、前記決定手段での決定結果に従って表示状態を変化させた前記可変表示装置の前記図柄の表示態様が前記リーチ状態となったことに基づいて実行し、これらの表示領域の 内の1つの表示領域に前記始動入賞装置への遊技球の入賞に基づく前記決定手段による決定に対応した図柄を表示し、前記1つの表示領域以外の他の表示領域には全ての場合において停止図柄がはずれとなる図柄を表示して、各分割された表示領域ごとにリーチ状態の図柄を表示させてそれぞれ独立して制御することによりその図柄の変動表示及び停止表示を行ない、前記決定手段により決定された図柄の当否が当りの場合には、前記表示領域の分割数にかかわらず分割された表示領域の内の前記1つの表示領域のみで当たり図柄が停止表示され、他の表示領域には全てはずれの図柄が停止表示されるよう制御する表示処理手段と、を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  6. 前記表示処理手段で分割された前記可変表示装置の表示領域をその後分割されていない画面に戻す手段を更に有することを特徴とする請求項記載のパチンコ機。
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