JP4078829B2 - 撮像装置、画像印刷枚数の設定方法及び画像印刷枚数設定プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に、撮影画像の画像印刷枚数の設定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラで撮影した画像は内部メモリ又はコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ(以下、CFメモリと記す)のような着脱可能な保存記憶メモリに保存記憶され、表示画面上に再生表示したり、外部プリンタ装置を用いて印刷出力(プリントアウト)することができる。
【0003】
撮影画像の印刷出力方法として、従来、▲1▼デジタルカメラから画像をパソコン上に読み込み、印刷出力する方法、▲2▼デジタルカメラとプリンタを直接接続して印刷出力する方法、▲3▼CFメモリ等のメモリカードを着脱可能に構成されたデジタルカメラで、プリントベンダ等にデジタルカメラから取り外したメモリカードを装着して記憶されている撮影画像を印刷出力する方法がある。
【0004】
所望の撮影画像を所望の枚数分複製する際、上記▲1▼の方法では、パソコン側で読み込んだ撮影画像のサムネイル画像をマルチ表示し、ユーザが印刷したい画像を選択して印刷枚数を指定している。上記▲2▼の方法では、デジタルカメラ側でユーザが所定の操作を行なって撮影画像やサムネイル画像を液晶画像に表示させ、印刷したい撮影画像の選択及び印刷枚数の指定を行なっている。また、上記▲3▼の方法では、ユーザがプリントベンダにメモリカードを装着してから所定の操作を行なって撮影画像やサムネイル画像を液晶画像に表示させ、印刷したい撮影画像の選択及び印刷枚数の指定を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記▲1▼の方法ではユーザはパソコン上で所定の操作を行なって撮影画像又はサムネイル画像を再生表示させ、印刷する撮影画像の選択及び印刷枚数の選択を行なう必要があり、パソコンの操作に不慣れなユーザにとっては操作が煩わしいといった問題点があった。
【0006】
また、上記▲2▼の方法では、印刷の都度、プリンタとカメラを接続してからデジタルカメラ上で所定の操作を行なって撮影画像又はサムネイル画像を再生表示させ、印刷する撮影画像の選択及び印刷枚数の選択を行なう必要があり、操作が煩わしいといった問題点があった。
【0007】
また、上記▲3▼の方法でも、プリントベンダにメモリカードを装着してから所定の操作を行なって印刷する撮影画像の選択及び印刷枚数の選択を行なう必要があり、▲1▼、▲2▼の場合と同様の問題点があった。
【0008】
更に、上記▲1▼、▲2▼、▲3▼の方法では、撮影後、時間を経てから操作を行なうので、集合写真では印刷枚数を確認するために再生画像またはサムネイル画像に写っている人数を数える必要があった。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、撮影画像の印刷時に撮影枚数の指定操作なしに所望の撮影画像を所望の枚数分だけ印刷する撮像装置、画像印刷枚数の設定方法及び画像印刷枚数設定プログラムの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1の発明の撮像装置は、被写体像を撮像してその画像データを得る撮像手段と、前記撮像手段で得た複数の画像データを格納する格納手段と、予め前記格納手段に対して複製枚数を設定する第1設定手段と、前記格納手段に前記第1設定手段により設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成手段と、前記第1設定手段によって設定された複製枚数に基づいて前記格納手段に格納されている前記複数の画像データを一括して複製する複製手段と、前記複製手段により複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
第2の発明は、上記第1の発明の撮像装置において、格納手段に格納されている複数の画像データの各々に対して複製を行うか否か設定する第2設定手段を更に備え、複製手段は、第2設定手段によって複製を行うよう設定された画像データを、第1設定手段により設定された設定内容に基づいて複製することを特徴とする。
【0012】
第3の発明は、上記第1又は第2の発明の撮像装置において、前記格納手段には複数のフォルダが形成されるとともに、前記複数の画像データはこれら複数のフォルダに格納され、前記第1設定手段は、前記複数のフォルダごとに複製枚数を設定することを特徴とする。
【0013】
第4の発明は、上記第1乃至第3の発明の撮像装置において、格納手段に第1設定手段により設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成手段と、複製手段により複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御手段とを更に備えたことを特徴とする。
【0014】
第4の発明の画像印刷枚数の設定方法は、被写体像が撮像された複数の画像データを格納する格納部に対し予め複製枚数を設定する第1設定ステップと、前記格納部に前記第1設定ステップにより設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成ステップと、前記第1設定ステップにて設定された複製枚数に基づいて前記格納部に格納された前記複数の画像データを一括して複製する複製ステップと、前記複製ステップにより複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
第5の発明の画像印刷枚数設定プログラムは、被写体像が撮像された複数の画像データを格納しておく格納部を備えたデジタルカメラが具備するコンピュータを、予め前記格納部に対して複製枚数を設定する第1設定手段、前記格納部に前記第1設定手段により設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成手段、前記第1設定手段によって設定された複製枚数に基づいて前記複数の画像データを一括して複製する複製手段、前記複製手段により複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御手段、として機能させることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の撮像装置の一実施例の外観(後方からの外観)を示す図であり、撮像装置としてデジタルカメラを例としている。
図1で、デジタルカメラ100は、カメラ上面にシャッターキー11を備え、背面中央に液晶表示部12、背面上部中央に光学ファインダ13、背面右側上部にパワースイッチ14、背面左側に上から順にメニュー切換キー15、十字キー16及びセットキー17が設けられ、側部(向かって右側部)にはメモリカード(例えば、CFメモリ)等の交換可能な保存記憶メモリを着脱する保存記憶メモリ着脱部18が設けられている。
また、図示されていない前面には撮像レンズ部、光学ファインダ窓等が設けられ、図示されていない底面にはバッテリー収納部が設けられている。
【0018】
図2は、図1に示したデジタルカメラ100の回路構成の一実施例を示すブロック図であり、デジタルカメラ100は、処理部20及び周辺部からなり、処理部20はCPU21、プログラム格納メモリ22、画像プロセッサ23、JPEG圧縮部24、メモリコントローラ25及びエンコーダ26を備え、周辺部は操作部31、撮像部32、ワークメモリ33、保存記憶メモリ34、LCDドライバ35、外部インターフェイス36及び液晶表示部(LCD)12を備えている。また、操作案内や警告を出力する音声出力装置37を備えるようにしてもよい。また、音声出力装置37に換えて警告用の点灯ランプ(図示せず)を設けるようにしてもよい。
【0019】
CPU21はデジタルカメラ100全体の動作を制御すると共にプログラム格納メモリ22に格納されている制御プログラム及び各種アプリケーションプログラムにより、ユーザによる選択に基き、本発明の印刷枚数設定機能を含む各種機能を実行する。
【0020】
プログラム格納メモリ22はROM等のメモリからなり、制御プログラムや本発明の印刷枚数設定機能を実現する印刷枚数設定プログラムのほか、デジタルカメラ100が備えている各種機能に対応するプログラムや初期設定値、各種画面のフォーマットデータ等を格納している。なお、保存記憶メモリ34にプログラムを格納するように構成した場合はプログラム格納メモリ22には制御プログラムのみ又は制御プログラムと基本的なアプリケーションプログラムが格納される。
【0021】
画像プロセッサ23は撮像部32からの信号を処理して画像データを取得し、ワークメモリ33に書き込む。また、JPEG圧縮部24は画像プロセッサ23で得た1フレーム分の画像データをワークメモリから読み出してJPEG圧縮する。JPEG圧縮部24は画像再生時にはメモリコントローラ25によって保存記憶メモリ34から読み出された圧縮画像を伸張し、画像データを復元する。
【0022】
メモリコントローラ25はJPEG圧縮部24でJPEG圧縮された圧縮画像(圧縮画像データ)を保存記憶メモリ34に書きこむ。また、画像再生時には保存記憶メモリ34から圧縮画像を読み出す。
【0023】
エンコーダ26は撮像時にワークメモリに取りこまれた画像データや、再生時にJPEG圧縮部24により伸張された画像データをビットマップ展開、つまり、イメージデータに変換する。
【0024】
また、操作部31は図1で示した各種キー(パワースイッチ14、メニュー切換キー15、十字キー16及びセットキー17)等を備え、ユーザがそれらのキーを操作するとその操作結果を電気信号(コード或いは状態信号等)に変換してCPU21に送出する。また、十字キー16は十字の上下左右をUPキー、DOWNキー、REVキー、FFキーとし、処理モード毎に所定の機能が割り当てられている。
【0025】
撮像部32は撮像レンズ、CDS、CCD等から構成され、被写体像を取り込んで電気信号に変換し、所定のタイミングで画像プロセッサ23に与える。また、ワークメモリ33は画像プロセッサ23により処理された画像データの一時記憶や、JPEG圧縮/伸張時の作業領域等に用いられる。
【0026】
保存記憶メモリ34はメモリカード等の着脱可能なメモリからなり、例えば、図3に示すようなファイル構成で、JPEG圧縮された圧縮画像や圧縮画像に対応付けられたサムネイル画像(縮小画像)等を保存記憶する。なお、保存記憶メモリ34に画像データと共にプログラムを保存記憶するようにしてもよい。また、保存記憶メモリ34として本実施例では着脱可能に構成されたメモリカードを用いているが保存記憶メモリ34は着脱可能なメモリに限定されない。
【0027】
外部インターフェイス36はデジタルカメラ100と外部装置とのデータの送受信を行なうデータインターフェイスであり、ケーブル接続によるデータ送受信、赤外線通信やブルートゥース等の近距離通信又は無線通信によるデータ送受信等、データ送受信の方式に応じたものが備えられている。
【0028】
図3は保存記憶メモリ34(以下、メモリカードを例とし、メモリカード34と記す)に記憶されるファイル構成の一実施例を示す図であり、メモリカード34に保存記憶される各ファイルはディレクトリ構造を成している。
つまり、図3で、ファイルディレクトリ340の最上位(レベル0)のフォルダはQV01であり、その下(レベル1)のフォルダとしてFolderA、・・・D、FolderE、・・が設定されている。また、その下位レベル(レベル2)にコピーフォルダ(Copy1、・・・、Copy5、・・)と圧縮画像ファイルが記憶され、更に、各コピーフォルダの下位レベル(レベル3)に、後述するコピー設定操作によって指定された画像(レベル2の圧縮画像ファイル)をコピーしたコピー画像ファイルがそれぞれ関係付けられて記憶されている。
【0029】
図3の例で、FolderAにはコピーフォルダ(Copy1、・・・、Copy5、・・)と保存記憶された各画像(99101001.jpg、・・・、99101008.jpg、・・)ファイルが関係付けられており、更に、コピーフォルダCopy1には画像ファイル99101001.jpg、・・・、99101006.jpgが、コピーフォルダCopy2には画像ファイル99101001.jpg、・・・、99101004.jpgが、コピーフォルダCopy3には画像ファイル99101001.jpg、99101002.jpg、99101003.jpgが、コピーフォルダCopy4には画像ファイル99101001.jpg、99101002.jpgが、コピーフォルダCopy5には画像ファイル99101001.jpgが関係付けられて記憶されている。
【0030】
以下、上述したデジタルカメラ100を用いた画像印刷枚数の設定方法(印刷枚数設定モード)の実施例について説明する。なお、下記の各実施例において、GUI(ジー・ユー・アイ又はグイ(Graphical User Interfaceの略))はユーザインターフェイスのうち、視覚的な要素を用い、マウスやカーソルキー等のポインティングデバイスで操作を行なう方式の総称である。下記の各実施例では十字キー16がポインティングデバイスとして用いられ、シャッターキー11がOKキー(確認キー)として用いられ、メニュー切換キー15が終了キーとして用いられているがこれらに限定されない。
【0031】
また、下記の各実施例では十字キー16はコピー機能メニュー選択時にはカーソル移動ボタンとして機能し、UPキー、DOWNキー、REVキー、FFキーはそれぞれ上方向、下方向、左方向、右方向へのカーソル移動キーを意味する。また、画像選択時には十字キー16のREVキー、FFキーは通常のPLYモードと同様、画像戻りキー、画像送りキーに相当する。また、コピー枚数設定時には十字キー16のUPキーを1回押す毎にコピー枚数カウンタに1が加算され、DOWNキーを1回押す毎にコピー枚数カウンタから1が差し引かれる。
【0032】
<第1の実施例>:個別枚数設定
図4及び図5は印刷枚数設定モードにおけるGUIの一実施例を示す図である。
図4は枚数設定モード選択画面でのモード選択の一実施例を示す。枚数設定モード選択画面120にはコピー(複製)する画像枚数(=印刷画像枚数)を個々の画像毎に指定する「1.画像コピー(個別)」メニューとコピーする画像枚数を撮影画像についてまとめて指定する「2.画像コピー(一律)」メニュー及びカーソル121が表示されている。
ユーザは十字キー16のUPキー又はDOWNキーを押すことによりカーソル121を上下に移動させて所望のメニューを指定することができる。図示の例はカーソル121で「1.画像コピー(個別)」メニューを指定した例であり、ユーザがシャッターキー11を操作すると、「1.画像コピー(個別)」メニューが選択される。
【0033】
図5は図4で個別枚数設定モードが選択された場合に表示部12に表示される画像選択/枚数設定画面の一実施例を示す。画像選択/枚数設定画面130には再生画像表示欄131、画像番号表示欄132、コピー枚数設定欄133及び操作案内134が表示される。
【0034】
画像選択/枚数設定画面130が表示されると今回撮影した最初の画像及び画像番号が画像表示欄131及び画像番号表示欄132に表示される。ユーザは十字キー16のREVキー又はFFキーを押すことにより画像表示欄131に再生表示される画像の戻し/送りを行なうことができる。従って、ある画像のコピー枚数設定を終え、次の画像のコピー指定を行なう際は所望の画像が表示されるまでFFキーを押せば不用の画像はスキップされるので所望の画像の選択を行なうことができる。また、ユーザは十字キー16のUPキー又はDOWNキーを押すことにより、画像表示欄131に表示されている画像のコピー枚数を指定することができる。コピー枚数の指定終了後にユーザがシャッターキー11を押すと後述(図6)するように選択された画像がメモリカード34に指定された枚数分コピーされる。なお、図5で画像番号を表示するようにしたが画像番号を表示しないようにしてもよい。
【0035】
(個別枚数設定モード時のデジタルカメラの動作例)
図6は印刷枚数設定モード時にデジタルカメラの画像選択/枚数設定動作の一実施例を示すフローチャートであり、ステップS3以下の動作は個別枚数設定モードが選択された場合の動作例である。
【0036】
ユーザはデジタルカメラ100で被写体を撮影した直後又は所望の時期にデジタルカメラ100で印刷枚数設定モードを選択すると印刷枚数設定プログラムが起動される。CPU21はプログラム格納メモリ22から前述した図4の枚数設定モード選択画面120のフォーマットデータを取り出し、表示部12に枚数設定モード選択画面120を表示させる(ステップS1)。
【0037】
ユーザが十字キー16のUPキー又はDOWNキーを操作してカーソル121を上下に移動させて「1.画像コピー(個別)」メニューを指定し、シャッターキー11を操作すると「1.画像コピー(個別)」メニューが選択され、操作部31は「1.画像コピー(個別)」メニューの選択信号をCPU21に送出する。なお、ユーザが「2.画像コピー(一律)」メニューを選択した場合は後述する一律枚数設定モードの動作(第2の実施例:図11)に遷移し、メニュー切換キー15を押すと画像印刷枚数設定モードを終了する(ステップS2)。
【0038】
CPU21は操作部31から「1.画像コピー(個別)」メニュー選択信号を受け取ると、プログラム格納メモリ22から前述した図5の画像選択/枚数設定画面130のフォーマットデータを取り出し、表示部12に画像選択/枚数設定画面130を上書き表示させると共に、メモリカード34から今回撮影した最初の撮影画像(圧縮画像データ)及び画像番号を取り出し、圧縮画像データについてJPEG圧縮部24で伸張処理を施させ、画像データを再生してエンコーダ26に送り、表示部12の画像表示欄131に再生画像を表示させる。また、この際、画像番号表示欄132に画像番号を表示させる(ステップS3)。
【0039】
画像表示欄131に表示されている画像をコピー画像として選択しない場合、つまり、表示画像が所望の画像でない場合は、ユーザは十字キー16のREVキー又はFFキーを操作して画像表示欄131に再生画像の戻し/送りを行なう。CPU21はメモリカード34からREVキー又はFFキーの操作に対応する順序で画像ファイルから圧縮画像データ及び画像番号を取り出し、圧縮画像データを伸張させて画像データを再生し、エンコーダ26を介して表示部12の画像表示欄131に再生画像を表示させると共に画像番号及びコピー枚数の表示を行なう(ステップS4)。
【0040】
また、画像表示欄131に表示された画像をコピー画像として選択した場合はユーザは十字キー16のUPキー又はDOWNキーを操作して画像表示欄131に表示されている画像のコピー枚数を設定する。十字キー16のUPキーが操作されるとCPU21はコピー枚数カウンタに1を加え、DOWNキーが操作されるとコピー枚数カウンタから1を差し引く。また、CPU21はコピー枚数カウンタの内容(値)を表示部12に送って画像選択/枚数設定画面130のコピー枚数設定欄133に表示させる。ユーザはコピー枚数設定欄133に表示されるコピー枚数を見て、所望の枚数であればシャッターキー11を押す。操作部31はシャッターキー11が押されるとシャッター操作信号をCPU21に送出し、CPU21はシャッター操作信号を受け取るとステップS6に遷移する(ステップS5)。
【0041】
上記ステップS5でシャッターキー11が操作されコピー枚数が確定されると、CPU21は指定枚数、つまり、コピー枚数カウンタの値に対応する数だけコピーフォルダを生成し、各コピーフォルダに選択された画像、つまり、再生表示される画像データと同じサイズで画像(圧縮画像データ)を順次コピーして保存記憶する。具体的には、例えば、今回撮影した画像を前述した図3のディレクトリ340のFolderAに記憶されている画像「99101001.jpg」〜「99101008.jpg」としたとき、上記ステップS4でユーザが画像「99101001.jpg」を選択し、ステップS5でコピー枚数として「5」を指定すると、ディレクトリ340のレベル2にコピーフォルダ1〜5が生成される。また、レベル3、つまり、メモリカード34のコピー画像格納領域に保存記憶されている画像「99101001.jpg」〜「99101008.jpg」がコピーフォルダ1〜5に関連付けられてコピー設定された枚数分コピーされる。なお、新たな画像のコピー枚数が指定された場合で、コピー枚数が現在のコピーフォルダ数より少ない場合は現在のコピーフォルダに関連付けて新たな画像がコピーされ、コピー枚数が現在のコピーフォルダ数より多い場合は現在のコピーフォルダ数を超える分だけ新たなコピーフォルダが生成され、各コピーフォルダに関連付けて新たな画像がコピーされる。また、既にコピー枚数設定済みの画像のコピー枚数が再度指定された場合は更新(コピー画像の削除又は追加)が行なわれる(ステップS6)。
【0042】
コピーが終了すると図5にコピー終了メッセージ、例えば、「この画像の枚数設定は終了しました」が表示(図示略)されるので、ユーザが所定時間(例えば10秒以内)にメニュー切換キー15を押すとステップS1に戻り、そうでない場合は次の画像選択のためにステップS4に戻る(ステップS7)。
【0043】
上記図6のフローチャートに示した動作により、各コピーフォルダに通常のJPEG圧縮データを同一名でコピーするので、印刷装置側ではデジタルカメラの機種やメーカによって異なるコピー枚数の指定方法や印刷用出力データの形式等に対応して印刷装置側で用いる印刷ソフト(又は印刷コントローラ)を用意する必要がない。
【0044】
つまり、予めコピー(焼き増し)したい画像とコピー枚数が決まっているのでデジタルカメラの機種やメーカによって異なる各種フォーマットに関係なく、プリンタやプリントベンダに保存記憶メモリの内容を読み込ませ、フォルダ名を指定するだけで指定された枚数の画像が印刷される。従って、従来のように印刷時に画像を選択したりコピー枚数を設定するという煩わしさがない。また、保存記憶メモリがメモリカード等の着脱可能なメモリの場合はデジタルカメラから取り外したメモリカードをプリンタやプリントベンダにセットし、フォルダ名を指定するだけでよい。
【0045】
また、上記ステップS6で最大コピー枚数分のコピーフォルダを生成し、指定枚数に応じて順次選択された画像をコピーフォルダに関連付けてコピーしているので、印刷時には、図3の例で、コピーフォルダCopy1の画像99101001.jpg、・・・、99101006.jpgが印刷され、次にコピーフォルダCopy2の画像99101001.jpg、・・・、99101004.jpgが印刷され、順次コピーフォルダCopy5の画像99101001.jpgが印刷されるので、印刷された画像(=写真)を友人等に配る際の分類整理の手間が省かれる。
【0046】
なお、上記図6のフローチャートではステップS1で枚数設定選択画面120(図4)を表示し、ステップS2でメニューを選択するように構成したが、ステップS1、S2を省略し、印刷枚数設定モードを選択すると上記ステップS3で前述した図5の画像選択/枚数設定画面130を表示するように構成してもよい。つまり、デジタルカメラ100の印刷枚数設定モードで個別枚数設定のみを行なうように構成してもよい。
【0047】
また、上記ステップS6で最大コピー枚数分のコピーフォルダを生成し、指定枚数に応じて順次選択された画像をコピーフォルダに関連付けてコピーしたが、画像のコピー方法はこれに限定されない。例えば、選択された画像毎にコピーフォルダを生成し、指定された枚数分の画像をそのフォルダにコピーするようにしてもよい。つまり、指定された画像のコピーフォルダに指定された枚数だけ同一画像をコピーするようにしてもよい。このように構成した場合は、印刷時には選択された各画像毎に指定された枚数分の画像が順次印刷される。
【0048】
<第2の実施例>:一律枚数設定
図7〜図9は印刷枚数設定モードにおけるGUIの一実施例を示す図である。図7は前述した枚数設定モード選択画面120(図4)での一律枚数設定モード選択をした例である。一律枚数設定モードではレベル1のフォルダ(図3)単位でコピー枚数を指定できる。また、フォルダ内の画像について印刷するか、しないかを設定できる。
【0049】
図8は一律枚数設定モードが選択された場合に表示部12に表示される枚数設定画面の一実施例を示し、枚数設定画面140にはフォルダ指定欄141、コピー枚数設定欄142及びカーソル143が表示されている。
【0050】
フォルダ指定欄141にはメモリカード34にディレクトリ340のフォルダ名が表示される。ユーザが十字キー16のUPキー又はDOWNキーを押すことによりカーソル143を上下に移動させて所望のフォルダを指定することができる。図示の例はカーソル143でFolderAを指定した例である。カーソル143でフォルダを指定した後、セットキー17を押すと図9の枚数設定画面150(後述)が表示される。
また、コピー枚数設定欄142にはフォルダ指定欄141の各行に対応する枚数設定行が設けられており、初期値(一律コピー枚数設定前)として「0」が設定されている。ユーザは、フォルダ指定欄141でカーソル指定されたフォルダ内の画像のうち図9の枚数設定画面150でON設定された画像の一律コピー枚数を設定できる。ユーザは十字キー16のUPキー又はDOWNキーを押すことによりコピー枚数を指定し、シャッターキー11を押すことによりコピー枚数を設定することができる。
【0051】
なお、フォルダ数がフォルダ指定欄141の行数より多い場合はカーソル143を最下行に移動させるとフォルダ指定欄141に表示されるフォルダ名称とコピー枚数設定欄142の設定値が上方に1行ずつスクロール表示される。また、カーソル143を一行目に移動させるとフォルダ指定欄141に表示されるフォルダ名称とコピー枚数設定欄142の設定値が下方に1行ずつスクロール表示される。
【0052】
図9は画像選択画面の一実施例を示す図であり、図8でフォルダが選択されると画像選択画面150が表示される。画像選択画面150には再生画像表示欄151、画像番号表示欄152、コピー設定欄153及び操作案内154が表示される。
【0053】
画像選択画面150が表示されると、図8の枚数設定画面140で指定されたフォルダの画像及び画像番号が画像表示欄151及び画像番号表示欄152に表示される。ユーザは十字キー16のREVキー又はFFキーを押すことにより画像表示欄151に再生表示される画像の戻し/送りを行なうことができる。従って、ある画像の選択を終え、次の画像の選択を行なう際は所望の画像が表示されるまでFFキーを押せば不用の画像はスキップされる。
【0054】
ユーザがセットキー17を押すとコピー設定欄153に図示のように「on」表示がなされ、画像表示欄151に表示されている画像がコピーする画像として設定される。なお、画像選択時に、同じ画像に対してもう一度セットキー17を押すとその画像のコピー設定を取り消すことができるが、図8の枚数設定画面140で一律コピー枚数を設定し、コピーフォルダが生成及び画像コピーが行なわれた後に画像選択画面150で画像を再生表示した際には画像のコピー設定を取り消すことはできない。なお、図9で画像番号を表示するようにしたが、画像番号表示を行なわないようにしてもよい。
【0055】
(一律枚数設定モード時のデジタルカメラの動作例)
図10は一律枚数設定モードでワークメモリ33に生成されるコピー情報テーブルの一実施例を示す図であり、コピー情報テーブル110の各テーブルレコードはレベル1のフォルダ毎に生成され、フォルダ名を記憶するフォルダ名欄111、画像コピー済み(値=1)かそうでないか(値=0)を区別する画像コピー済フラグ欄112、設定されたコピー枚数を記憶するコピー枚数欄113からなる。また、コピー枚数欄113は少なくとも当該フォルダに属する画像の個数分だけ細分された細分領域113−1〜113−nには初期値として「0」(フラグオフ)が設定されている。また、コピー情報テーブル110はメモリカード34のコピー情報テーブル格納領域に記憶される。
【0056】
図11は印刷枚数設定モード時に一律枚数設定モードが選択された場合のデジタルカメラの画像選択/枚数設定動作の一実施例を示すフローチャートである。
【0057】
前述した図6のフローチャートのステップS2で、ユーザが図7に示すように「2.画像コピー(一律)」メニューを選択すると、操作部31から「2.画像コピー(一律)」メニューの選択信号がCPU21に送出される。CPU21は操作部31から「1.画像コピー(一律)」メニュー選択信号を受け取ると、プログラム格納メモリ22から前述した図8の枚数設定画面140のフォーマットデータを取り出して表示部12に送って枚数設定画面140(初期画面、枚数設定値「0」)を上書き表示させ、フォルダの指定を促すメッセージ(例えば、「新たにコピー枚数を設定するフォルダを指定してください)を重畳表示してユーザにフォルダの指定を促す。なお、この際、既にコピーフォルダに画像をコピー済みのフォルダ(つまり、コピー情報テーブル110のコピー済フラグ欄112のフラグ値が「1」のフォルダ)についてはメモリカード34のコピー情報テーブル格納領域に記憶されているコピー情報テーブル110からコピー枚数設定値(コピー枚数欄113の値)を取り出して各フォルダの対応行に表示させる(ステップT1)。
【0058】
ユーザが十字キー16のUPキー又はDOWNキーを操作してカーソル143を移動させてコピー枚数が設定されていないフォルダを指定し、セットキー17を押すと指定されたフォルダが選択される(ステップT2)。
【0059】
CPU21はプログラム格納メモリ22から前述した図9の画像選択画面150のフォーマットデータを取り出して表示部12に送り、画像選択画面150を上書き表示させる。また、メモリカード34から上記ステップT2で選択されたフォルダの先頭画像(圧縮画像データ)及び画像番号を取り出し、圧縮画像データについてJPEG圧縮部24で伸張処理を施させ、画像データを再生してエンコーダ26に送り、画像表示欄151に再生画像を表示させ、ユーザによる画像の選択操作を促す。また、この際、画像番号表示欄152に画像番号を表示させる(ステップT3)。
【0060】
画像表示欄151に表示されている画像をコピー画像として選択する場合はステップT5に遷移する。また、コピー画像として選択しない場合、つまり、表示画像が所望の画像でない場合は、ユーザは十字キー16のREVキー又はFFキーを操作して画像表示欄151に再生画像の戻し/送りを行なう。CPU21はメモリカード34からREVキー又はFFキーの操作に対応する撮影順の撮影画像(圧縮画像データ)及び画像番号を取り出し、圧縮画像データを伸張させて画像データを再生し、エンコーダ26を介して画像表示欄151に再生画像を表示させると共に表示部12に画像番号を表示させる(ステップT4)。
【0061】
画像表示欄151に表示された画像をコピー画像として選択する場合は、ユーザがセットキー17を操作するとCPU21はコピー情報テーブル110中のコピー枚数欄113のうちレベル2の画像(圧縮画像データ)に対応する細分領域にコピーオンを意味する値(例えば「−1」)を書きこみ、表示部12に「コピーオン」を意味する文字コードを送ってコピー設定欄153に表示させる(ステップT5)。
【0062】
ユーザは指定されたフォルダ内の画像の選択操作を終えた場合にはメニュー切換えキー15を操作し、そうでない場合は十字キー16のREVキー又はFFキーを操作する。CPU21は操作部31から送られる信号を調べ、メニュー切換えキー15が操作された場合にはこのフォルダのコピー情報テーブル110をメモリカード34のコピー情報テーブル格納領域に書き込んでからステップT7に遷移し、十字キー16が操作された場合にはステップT4に戻る(ステップT6)。
【0063】
CPU21はプログラム格納メモリ22から枚数設定画面140のフォーマットデータを取り出し、表示部12に枚数設定画面140を上書き表示させ、一律コピー枚数の設定を促すメッセージ(例えば、「このフォルダの一律コピー枚数を設定してください」)を重畳表示してユーザにフォルダの指定を促す。なお、この際、既にコピー枚数が設定済みのフォルダについてメモリカード34のコピー情報テーブル格納領域のコピー情報テーブル110のコピー枚数欄113から設定値を取り出して、コピー枚数設定欄142の対応行に表示させる(ステップT7)。
【0064】
ユーザは十字キー16のUPキー又はDOWNキーを操作して一律コピー枚数を指定する。十字キー16のUPキーが操作されるとCPU21はコピー枚数カウンタに1を加え、DOWNキーが操作されるとコピー枚数カウンタから1を差し引く。また、CPU21はコピー枚数カウンタの内容(値)を表示部12に送って枚数設定画面140のコピー枚数設定欄142に表示させる。ユーザはコピー枚数設定欄142に表示されるコピー枚数を見て、所望の枚数であればシャッターキー11を押す。操作部31はシャッターキー11が押されるとシャッター操作信号をCPU21に送出し、CPU21はシャッター操作信号を受け取ると、コピー情報テーブル110のうち当該フォルダのコピー枚数欄113の細分領域113−1〜113−nのうち、コピーオンとされている細分領域(つまり、値=「−1」の細分領域)に一律設定値を書き込む。図8の例ではFolderAについて図9でコピーオンとした画像に対応する細分領域に図10に示すように一律指定枚数として図8で設定された「6」が書き込まれている(ステップT8)。
【0065】
次に、新たに一律コピー枚数を設定するフォルダがあるか否かを問うメッセージ(例えば、「コピー枚数を設定する場合はフォルダを指定してください。また、印刷枚数設定モードを終了する場合はセットキーを押してください」)を表示(図示略)してユーザの操作を促す。CPU21は、また、操作部31から送られる信号を調べ、セットキー17が操作された場合にはステップT10に遷移し、十字キー16が操作された場合にはステップT2に戻る(ステップT9)。
【0066】
上記ステップT9でセットキー17が操作されると、CPU21はコピー情報テーブル110を検索して、上記ステップT2からT9の動作で新たにコピー枚数が設定されたフォルダ(つまり、画像コピー済フラグ欄112のフラグ=0のフォルダ)毎にコピー枚数欄113に記憶されているコピー枚数の最大値に対応する数だけコピーフォルダを生成し、選択された画像(圧縮画像データ)、つまり、コピー枚数欄113の細分領域113−1〜113−nのうちでコピー枚数が設定されている画像ファイルを設定枚数分のコピーフォルダに関連付けてコピー画像記憶領域に順次コピーして保存記憶する。また、そのフォルダについてコピーが終了すると画像コピー済フラグの値をオン(=「1」)とする(ステップT10)。
【0067】
コピー枚数が設定された各フォルダについてコピーフォルダの生成及び画像コピーが終了すると図6のステップS1に遷移する(ステップT11)。
【0068】
上記図11のフローチャートに示した動作により、各フォルダ内の画像のコピー枚数を確認することができる。また、フォルダ内の画像のうちコピー(焼き増し)したい画像を指定すれば一律に同じ数のコピー枚数が設定されるので、コピー指定操作が簡単である。
【0069】
また、第1の実施例(図6)と同様に圧縮データを同一名でコピーするので、印刷装置側ではデジタルカメラの機種やメーカによって異なるコピー枚数の指定方法や印刷用出力データの形式等に対応して印刷装置側で用いる印刷ソフト(又は印刷コントローラ)を用意する必要がなく、従来のように印刷時に画像を選択してコピー枚数を指定するという煩わしさがない。
【0070】
また、上記ステップT10で最大コピー枚数分のコピーフォルダを生成し、指定枚数に応じて順次選択された画像をコピーフォルダに関連付けてコピーしているので、印刷された画像(=写真)を友人等に配る際の分類整理の手間が省かれる。
【0071】
なお、上記図11のフローチャートでは図6のステップS1で枚数設定モード選択画面120(図4)を表示し、ステップS2でメニューを選択するように構成したが、第1の実施例と同様、ステップS1、S2を省略し、印刷枚数設定モードを選択すると上記ステップT1で図8の枚数設定画面140を表示するように構成してもよい。つまり、デジタルカメラ100の印刷枚数設定モードで一律数設定のみを行なうように構成してもよい。
【0072】
また、上記ステップT10で最大コピー枚数分のコピーフォルダを生成し、指定枚数に応じて順次選択された画像をコピーフォルダに関連付けてコピーしたが、第1の実施例と同様に、選択された画像毎にコピーフォルダを生成し、指定された枚数分の画像をそのフォルダにコピーするようにしてもよい。
【0073】
<第3の実施例>:メモリオーバー時の動作
上記第1及び第2の実施例では選択された画像を生成されたコピーフォルダに関連付けてコピー設定枚数だけメモリカード34のコピー画像領域にそのままコピーするので、メモリカードの記憶容量によってはメモリオーバー状態が発生する可能性がある。本実施例では、メモリオーバーが生じた場合にはコピー未完の画像についてコピー未完情報テーブルを生成してコピー未完画像のコピー枚数情報をメモリカードに記憶し、印刷時にメモリ容量が空いた時、このコピー未完情報テーブルを用いて選択済みの画像ファイルをコピーする。
【0074】
図12はコピー未完情報テーブルの一実施例を示す図であり、実施例ではコピー未完情報テーブル190は図10に示したコピー情報テーブルと同一構造をなしているがこれに限定されない。図12で、コピー未完情報テーブル190は未コピー画像を含むフォルダの名称を記憶したフォルダ名欄191、コピー済みか否かを区別するコピー済フラグ欄192及び未完コピー枚数を記憶した未完コピー枚数欄193からなり、未完コピー枚数欄193は当該フォルダの画像と1対1に対応付けられた細分領域191−1〜191−nからなり、コピー済み画像及びコピー対象として選択されなかった画像については値「0」が記憶され、コピー未完画像については図6のフローチャートのステップS5又は図11のフローチャートのステップT8で設定されたコピー枚数が記憶される。また、生成されたコピー未完情報テーブル190はメモリカード34のコピー未完情報格納領域に記憶される。
【0075】
図12の例で、未完コピー枚数としてフォルダKの4番目、5番目及び6番目の画像のコピー枚数「3」が未完コピー枚数欄193の細分領域191−4、191−5、191−6に記憶されている。
【0076】
図13、図15は印刷枚数設定モードにおけるGUIの一実施例を示す図であり、図13は保存記憶メモリが着脱可能なメモリカードの場合にメモリオーバー発生時に表示されるメッセージの一実施例を示し、図15は保存記憶メモリが固定メモリの場合にメモリオーバー発生時に表示されるメッセージの一実施例を示す。
また、図14、図16は画像選択/枚数設定動作時に保存記憶メモリの記憶容量が不足した場合のデジタルカメラの動作の一実施例を示すフローチャートであり、図14は保存記憶メモリが着脱可能なメモリカードの場合の動作例を示し、図16は保存記憶メモリがデジタルカメラ100に内蔵された固定メモリの場合の動作例を示す。
【0077】
(メモリオーバー発生時の動作):メモリカードの場合
保存記憶メモリ34が着脱可能に構成されたメモリカードの場合、第1の実施例又は第2の実施例の画像コピー動作時(図6のステップS6、図11のステップT10)にメモリオーバーが生じるとCPU21は図13に示すような告知画面160に警告メッセージ161と不足メモリ162を表示すると共に、メモリ内の不要な画像データ、例えば、コピー対象としていない画像データや印刷済みのコピー画像に、コピー画像を上書きすることの可否を問うメッセージ163、164及びカーソル165を表示する。なお、画面表示に代えて音声出力装置37から警告メッセージ等や不用画像上にコピー画像上書きの可否を問うメッセージを所定時間繰り返し出力するように構成してもよい。(ステップU1)。
【0078】
ユーザがカーソル165を「上書きNO」に移動させてシャッターボタン11を押すとステップU4に遷移する。また、カーソル165を「上書きOK」に移動させてシャッターボタン11を押すとCPU21はコピー対象としていない画像ファイルや印刷済みのコピー画像ファイルを撮影日時順に探して、コピー可能容量を算出し、図6のステップS6又は図11のステップT10と同様に、生成したフォルダに関連付けて上書き記憶する(ステップU2)。
【0079】
上記ステップU2で全てコピーできた場合は処理を終了し、メモリが不足している場合、すなわち、まだメモリオーバー状態の場合はステップU4に遷移する(ステップU3)。
【0080】
CPU21はメモリオーバーによって未だコピーフォルダに関連付けてコピーされていない画像に係わる情報を記憶したコピー未完情報テーブル190(図12)を生成し、メモリカード34のコピー未完情報テーブル格納領域に記憶する。ここで、第1の実施例の図6のフローチャートのステップS6から上記ステップU1に遷移した場合は、先ず、コピー未完情報テーブル190の未完コピー枚数欄193をゼロクリアし、図6のステップS4で選択された画像に対応する細分領域にステップS5で設定されたコピー枚数値を記憶し、ステップS7に遷移するように構成することによりコピー未完情報テーブル190を生成することができる。また、第2の実施例、つまり、図11のフローチャートのステップT10から上記ステップU1に遷移した場合は、図10に示したコピー情報テーブル110のコピー済フラグ欄112の値が「0」のフォルダに対応するテーブルデータを抽出し、コピー枚数欄113のコピー枚数のうちすでにコピーフォルダと対応付けてコピー済みの画像に対応する細分領域の値を「0」とし、その他の値をそのままコピーすることによりコピー未完情報テーブル190を生成することができる(ステップU4)。
【0081】
上記構成により、メモリオーバが生じても、メモリカード34にコピー未完情報テーブル190が記憶されるので、外部プリンタやプリントベンダ側のコントローラに、メモリカード34をデジタルカメラから取り外してプリンタやプリントベンダにセットして画像の印刷を行なった後、コピー未完情報テーブル190の未完コピー枚数欄193の未完コピー枚数が記憶されている細分領域に対応するレベル2の画像(コピー未完画像)ファイルを印刷済みの画像のコピー画像ファイル格納領域にコピーする機能(プログラム)を付加しておけば、コピー終了後、引き続いて画像の印刷を行なうことができる。つまり、保存記憶メモリの容量が不足していても、印刷時に所望のコピー枚数分の印刷を画像や枚数の指定操作なしに簡単に行なうことができる。
【0082】
なお、図14のフローチャートではステップU1でメニューを選択し、U2でメモリ内の不要な画像ファイル格納領域に印刷設定された画像をコピーするように構成したが、ステップU1ではメニュー表示を行なわず、ステップU2、U3を省略してコピー未完情報テーブル190の生成のみを行なうよう構成してもよい。
【0083】
(メモリオーバー発生時の動作):固定メモリの場合
保存記憶メモリ34が固定メモリの場合に、第1の実施例又は第2の実施例の画像コピー動作時(図6のステップS6、図11のステップT10)にメモリオーバーが生じると、CPU21は図15に示すような告知画面170に警告メッセージ171と不足メモリ容量172を表示する。なお、この表示は次ステップ以降でメモリが空いて画像がコピーされるまで所定の時間間隔で表示される。また、画面表示に代えて音声出力装置37から警告メッセージ及びコピー画像を上書きの可否を問うメッセージを所定時間繰り返し出力するように構成してもよい。また、メモリが空くまでランプを点滅させるようにしてもよい(ステップV1)。
【0084】
CPU21は、図14のフローチャートのステップU4と同様の動作で、メモリオーバーによって未だコピーフォルダに関連付けてコピーされていない画像に係わる情報を記憶したコピー未完情報テーブル190(図12)を生成し、メモリカード34のコピー未完情報テーブル格納領域に記憶する(ステップV2)。
【0085】
デジタルカメラ100と外部プリンタやプリントベンダ等の外部画像印刷装置がインターフェイス36を介して所定のデータ授受方式で接続されていると、CPU21はコピー画像ファイル格納領域に記憶されているコピー画像1枚分の圧縮画像データを読み出し、インターフェイス36を介して外部画像印刷装置に送信し、コピー画像が1枚分送信されるとその画像分のコピー画像ファイル格納領域が空くのでステップV4に遷移する。また、前回ステップV4で未完コピー画像の全てについてコピーが終了した場合は処理を終了する(ステップV3)。
【0086】
CPU21はコピー未完情報テーブル190の未完コピー枚数欄193の未完コピー枚数が記憶されている細分領域に対応するレベル2の画像(コピー未完画像)ファイルを送信済みのコピー画像ファイル格納領域にコピー(上書き記憶)し、ステップV3に戻る(ステップV4)。
【0087】
上記構成により、固定メモリの場合にメモリオーバーが生じるとメモリ(カード)にコピー未完情報テーブルが記憶され、デジタルカメラと外部画像印刷装置が接続されてコピー画像が印刷されると空いた領域にコピー未完情報テーブルの情報を元にしてコピー未完画像が順次コピーされるので、保存記憶メモリの容量が不足しても印刷時に所望のコピー枚数分の印刷を画像や枚数の指定操作なしに簡単に行なうことができる。
【0088】
以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、画像データを複製する指定操作が簡単になり、複製した画像データを分類する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の一実施例の外観図である。
【図2】デジタルカメラの回路構成の一実施例を示すブロック図である。
【図3】保存記憶メモリのファイル構成の一実施例を示す図である。
【図4】枚数設定モード選択画面でのモード選択の一実施例を示す図である。
【図5】個別枚数設定モードが選択された場合に表示される画像選択/枚数設定画面の一実施例を示す。
【図6】印刷枚数設定モード時のデジタルカメラの画像選択/枚数設定動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図7】枚数設定モード選択画面の一実施例を示す図である。
【図8】一律枚数設定モードが選択された場合に表示される枚数設定画面の一実施例を示す図である。
【図9】一律枚数設定モードが選択された場合に表示される画像選択画面の一実施例を示す図である。
【図10】コピー情報テーブルの一実施例を示す図である。
【図11】印刷枚数設定モード時のデジタルカメラの画像選択/枚数設定動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図12】コピー未完情報テーブルの一実施例を示す図ある。
【図13】保存記憶メモリの容量不足発生時に表示部に表示されるメッセージの一実施例を示す図である。
【図14】保存記憶メモリの記憶容量不足発生時のデジタルカメラの動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図15】保存記憶メモリの容量不足発生時に表示部に表示されるメッセージの一実施例を示す図である。
【図16】保存記憶メモリの記憶容量不足発生時のデジタルカメラの動作の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 シャッターキー(複製画像設定手段)
12 表示部(画像再生表示手段)
16 十字キー(複製画像設定手段、GUI)
17 セットキー(複製画像設定手段、GUI)
21 CPU(複製画像生成手段)
23 画像プロセッサ(画像データ生成手段)
24 JPEG圧縮部(保存記憶手段、画像再生表示手段)
25 メモリコントローラ(複製画像生成手段)
32 撮像部(撮像手段)
34 保存記憶メモリ、メモリカード(保存記憶手段)
37 音声出力装置(告知手段)
100 デジタルカメラ(撮像装置)
110 コピー情報テーブル(設定情報記憶手段)
130 画像選択/枚数設定画面(複製画像設定手段、GUI)
140 枚数設定画面(複製画像設定手段)
150 画像選択画面(複製画像設定手段)
160、170 告知画面(告知手段)
190 コピー未完情報テーブル(設定情報記憶手段)
Claims (5)
- 被写体像を撮像してその画像データを得る撮像手段と、
前記撮像手段で得た複数の画像データを格納する格納手段と、
予め前記格納手段に対して複製枚数を設定する第1設定手段と、
前記格納手段に前記第1設定手段により設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成手段と、
前記第1設定手段によって設定された複製枚数に基づいて前記格納手段に格納されている前記複数の画像データを一括して複製する複製手段と、
前記複製手段により複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御手段と
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記格納手段に格納されている複数の画像データの各々に対して複製を行うか否か設定する第2設定手段を更に備え、
前記複製手段は、前記第2設定手段によって複製を行うよう設定された画像データを、前記第1設定手段により設定された設定内容に基づいて複製すること
を特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記格納手段には複数のフォルダが形成されるとともに、前記複数の画像データはこれら複数のフォルダに格納され、
前記第1設定手段は、前記複数のフォルダごとに複製枚数を設定することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。 - 被写体像が撮像された複数の画像データを格納する格納部に対し予め複製枚数を設定する第1設定ステップと、
前記格納部に前記第1設定ステップにより設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成ステップと、
前記第1設定ステップにて設定された複製枚数に基づいて前記格納部に格納された前記複数の画像データを一括して複製する複製ステップと、
前記複製ステップにより複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御ステップと
を含むことを特徴とする画像印刷枚数の設定方法。 - 被写体像が撮像された複数の画像データを格納しておく格納部を備えたデジタルカメラが具備するコンピュータを、
予め前記格納部に対して複製枚数を設定する第1設定手段、
前記格納部に前記第1設定手段により設定された複製枚数に対応するコピーフォルダを生成するコピーフォルダ生成手段、
前記第1設定手段によって設定された複製枚数に基づいて前記複数の画像データを一括して複製する複製手段、
前記複製手段により複製された画像データを前記コピーフォルダに関連付けて記憶させる記憶制御手段、
として機能させることを特徴とする画像印刷枚数設定プログラム。
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