JP4078275B2 - 発電用燃料価格の決定支援方法および装置 - Google Patents

発電用燃料価格の決定支援方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、発電用燃料の価格決定を支援する技術に関する。
特許文献1には、電力需要家に対して所定の期間中において均一な電気料金を設定しながら、電気事業者等に対して燃料価格変動のリスクを軽減する技術が開示されている。
特開2003-6374号公報
平成12年春より、電力小売の自由化の一環として、電力会社以外の企業(発電事業者)が発電した電力を、電力需要者に販売することが可能となった。ところで、我国では、石油製品の生成過程で発生するオフガス等に副生物やバイオマス燃料等の一部の燃料を除いて、発電用燃料を多くを輸入に頼っている。特に、LNGおよび重油は、国内の需要に関係なく国際市況で価格が決定されるため、価格が不安定である。この価格の不安定さは、発電事業者および発電事業者に燃料を供給する燃料供給業者双方の事業を不安定なものとする要因になっている。したがって、発電用燃料の価格は、発電事業者および燃料供給事業者が納得できる合理的な価格、つまり、燃料供給業者が発電事業者へ継続して販売でき、発電事業者は燃料供給業者から継続して購入できる価格の範囲内で決定されることが好ましい。上記の特許文献1は、電力需要家に対して所定の期間中において均一な電気料金を設定するものであり、燃料の価格決定を支援するものではない。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、発電用燃料の価格として、発電事業者および燃料供給事業者が納得できる価格を提案することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、コンピュータシステムを用いて、発電用燃料のネットバック価格を算出し出力することで、当該燃料の価格の決定を支援する。
例えば、記憶装置に、発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による売電収入を示す売電収入データと、前記発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による利益を示す利益データと、前記発電事業者が発電所に搬入された前記発電用燃料を用いて発電するのに要したコストを示す発電コストデータと、前記発電用燃料が荷揚げ港に荷揚げされてから前記発電所に搬入されるまでに要したコストを示す国内搬入コストデータと、前記発電用燃料の産出国の積出し港から前記荷揚げ港までの輸入コストを示す輸入コストデータと、前記発電用燃料の原料が採取されてから燃料精製工場を経て前記積出し港へ搬出されるまでに要したコストを示す産出国搬出コストデータと、を記憶しておく。
そして、演算装置に、前記記憶装置に記憶されている売電収入データが示す額から、前記記憶装置に記憶されている利益データが示す額および発電コストデータが示す額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック総価値を算出するネットバック総価値算出ステップと、前記発電用燃料のネットバック総価値から、前記記憶装置に記憶されている輸入コストデータが示す額および産出国搬出コストデータが示す額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出するネットバック価格算出ステップと、前記発電用燃料のネットバック価格を前記コンピュータシステムの出力装置に出力するネットバック価格出力ステップと、を行なわせる。
本発明では、発電用燃料の価格として、発電事業者の発電による売電収入つまり電力料金にリンクしたネットバック価格を算出して出力するようにしている。このようにすることで、国際市況に左右されない安定した価格であって、かつ、発電事業者および燃料供給事業者が納得できる価格を、発電用燃料の価格として提案することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態において、発電事業者は発電所を所有しており、燃料供給事業者より購入した発電用燃料(重油やLNG等)を用いて発電所にて発電を行い、電力を電力需要家に供給するものとする。また、燃料供給事業者および/またはその関連業者は、発電用燃料の原料の産出国に燃料精製工場を所有しており、採取場(油田、ガス田等)から原料を採取し、燃料精製工場にて採取した原料を発電用燃料に精製し、精製した発電用燃料を積出し港から発電事業者の国へ向けて輸出し、それから、発電用燃料を発電事業者の国の荷揚げ港で荷揚げして発電事業者の発電所へ搬入するものとする。本実施形態の発電用燃料価格の決定支援システムは、このような経路を経て発電事業者に供給され、発電のために利用される発電用燃料の価格の決定を支援するのに用いられる。
図1は、本発明の一実施形態が適用された発電用燃料価格の決定支援システムの概略図である。図示するように、本実施形態の発電用燃料価格の決定支援システムは、燃料価格決定支援装置1が、インターネットなどのネットワーク3を介して、少なくとも1つのデータ管理装置2〜2に接続されて構成されている。
データ管理装置2〜2は、燃料価格決定支援装置1が発電用燃料の価格を決定するために必要な複数種のデータのうちの少なくとも1つを保持しており、燃料価格決定支援装置1からの要求に応じて保持データを燃料価格決定支援装置1に送信する。ここで、前記複数種のデータには、売電収入データ、利益データ、発電コストデータ、国内搬入コストデータ、輸入コストデータ、および、産出国搬出コストデータが含まれる。
売電収入データは、発電事業者が発電用燃料により得た電力を電力需要家に供給することにより、電力需要家から獲得した売電収入を示すデータである。売電収入は電力料金に依存する。利益データは、発電事業者が売電収入から確保したい利益を示すデータである。利益は例えば売電収入と発電事業の業界における標準的な利益率とに基づいて決定される。発電コストデータは、発電事業者が発電所に搬入された発電用燃料を用いて発電するのに要した発電コストを示すデータである。発電コストには、発電設備の償却コスト、発電設備導入のために金融機関等から借り入れた借入金の金利、発電設備の運転コスト、発電設備の補修コスト、発電用燃料以外の消費材(冷却水、薬品、純水、アンモニア等)の購入コスト、排水処理コスト、環境対策コスト、バックアップ電力購入コストなどが含まれる。発電コストは発電する時間、発電量、起動停止の回数などにより変動する。国内搬入コストデータは、発電用燃料が荷揚げ港に荷揚げされてから発電所に搬入されるまでに要した国内搬入コストを示すデータである。国内搬入コストには、荷揚げ港から発電所までの例えばタンクローリーによる陸送代などが含まれる。輸入コストデータは、発電用燃料の産出国の積出し港から荷揚げ港までの輸入コストを示すデータである。輸入コストには、積出し港から荷揚げ港までの例えばタンカーによる搬送代が含まれる。そして、産出国搬出コストデータは、発電用燃料の原料の産出国にて原料が採取されてから燃料精製工場を経て積出し港へ搬出されるまでに要した産出国搬出コストを示すデータである。産出国搬出コストには、採取場からの原料の採取コスト、原料から発電用燃料を精製するための精製コスト、発電用燃料の燃料精製工場から積出し港までの例えばタンクローリーによる陸送代などが含まれる。
燃料価格決定支援装置1は、ネットワーク3を介してデータ管理装置2〜2にアクセスし、データ管理装置2〜2から発電用燃料の価格を決定するために必要な複数種のデータを入手する。そして、入手したデータを用いて、発電用燃料の価格(ネットバック価格)を算出する。
次に、燃料価格決定支援装置1の詳細について説明する。なお、データ管理装置2〜2には例えばFTPサーバなどの既存の装置を利用できるので、本実施形態ではその詳細な説明を省略している。
図2は、燃料価格決定支援装置1の概略構成図である。
図示するように、本実施形態の燃料価格決定支援装置1は、演算部100と、記憶部120と、各種情報の入出力を行なう入出力部140と、ネットワーク3を介してデータ管理装置2〜2と通信を行なうためのネットワークIF(インターフェース)部160と、を有する。
記憶部120は、アドレス登録部121と、売電収入データ登録部122と、利益データ登録部123と、発電コストデータ登録部124と、国内搬入コストデータ登録部125と、輸入コストデータ登録部126と、産出国搬出コストデータ登録部127と、ネットバック総価値登録部128と、を有する。
アドレス登録部121には、発電用燃料の価格を決定するために必要なデータの種別毎に、当該データを管理するデータ管理装置2〜2にアクセスするためのアドレスが登録されている。売電収入データ登録部122には、売電収入データを管理するデータ管理装置2〜2から入手した過去の各期間における売電収入データが蓄積されている。利益データ登録部123には、利益データを管理するデータ管理装置2〜2から入手した過去の各期間における利益データが蓄積されている。発電コストデータ登録部124には、発電コストデータを管理するデータ管理装置2〜2から入手した過去の各期間における発電コストデータが蓄積されている。国内搬入コストデータ登録部125には、国内搬入コストデータを管理するデータ管理装置2〜2から入手した過去の各期間における国内搬入コストデータが蓄積されている。輸入コストデータ登録部126には、輸入コストデータを管理するデータ管理装置2〜2から入手した過去の各期間における輸入コストデータが蓄積されている。そして、産出国搬出コストデータ登録部127には、産出国搬出コストデータを管理するデータ管理装置2〜2から入手した過去の各期間における産出国搬出コストデータが蓄積されている。なお、データ管理装置2〜2は、例えば月や週などの期間を単位として、それまでの各期間における対象データを管理・保持しているものとする。
また、ネットバック総価値登録部128には、発電用燃料のネットバック総価値が登録される。ここで、ある指定期間における発電用燃料のネットバック総価値とは、当該期間に発電所で発電用燃料を用いて発電することにより得られた売電収入から、発電事業者が確保したい利益および当該発電用燃料を用いて発電するのに要した発電コストを差し引くことで得られる額のことである。
次に、演算部100は、売電収入データ取得部101と、利益データ取得部102と、発電コストデータ取得部103と、国内搬入コストデータ取得部104と、輸入コストデータ取得部105と、産出国搬出コストデータ取得部106と、ネットバック価格算出部107と、を有する。
売電収入データ取得部101は、売電収入データを示す種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、売電収入データを入手する。そして、入手した売電収入データを売電収入データ登録部122に登録する。利益データ取得部102は、利益データを示す種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、利益データを入手する。そして、入手した利益データを利益データ登録部123に登録する。売電コストデータ取得部103は、売電コストデータを示す種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、売電コストデータを入手する。そして、入手した売電コストデータを売電コストデータ登録部124に登録する。国内搬入コストデータ取得部104は、国内搬入コストデータを示す種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、国内搬入コストデータを入手する。そして、入手した国内搬入コストデータを国内搬入コストデータ登録部125に登録する。輸入コストデータ取得部105は、輸入コストデータを示す種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、輸入コストデータを入手する。そして、入手した輸入コストデータを輸入コストデータ登録部126に登録する。産出国搬出コストデータ取得部106は、産出国搬出コストデータを示す種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、産出国搬出コストデータを入手する。そして、入手した産出国搬出コストデータを産出国搬出コストデータ登録部127に記憶する。
そして、ネットバック価格算出部107は、入出力部140を介して操作者より受け付けた指示に従い、記憶部120に記憶されているデータを用いて、発電用燃料のネットバック総価値を算出し、ネットバック総価値登録部128に登録する。また、発電用燃料のネットバック価格を算出し、入出力部140から出力する。
上記構成の燃料価格決定支援装置1は、例えば図3に示すような、CPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、CD-ROMやDVD-ROM等の可搬性を有する記憶媒体904から情報を読み出す読取装置905と、キーボードやマウスなどの入力装置906と、ディスプレイなどの出力装置907と、ネットワークを介して相手装置と通信を行なうための通信装置908と、を備えた一般的なコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することで実現できる。
この所定のプログラムは、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、外部記憶装置903にダウンロードされ、それから、メモリ902上にロードされてCPU901により実行されるようにしてもよい。また、読取装置905を介して記憶媒体904から、あるいは、通信装置908を介してネットワークから、メモリ902上に直接ロードされ、CPU901により実行されるようにしてもよい。なお、この場合において、記憶部120には、メモリ902や外部記憶装置903や記憶媒体904が利用される。
図4は、燃料価格決定支援装置1の動作フロー図である。
先ず、ネットバック価格算出部107は、入出力部140を介して操作者より、発電用燃料のネットバック価格の算出対象期間の指定を受け付ける(S101)。指定期間が過去(例えば先月)ならば(S102でYES)、売電収入データ登録部122、利益データ登録部123、発電コストデータ登録部124、国内搬入コストデータ登録部125、輸入コストデータ登録部126および産出国搬出コストデータ登録部127の各々について、登録済みの過去の各期間のデータの中に指定期間のデータが含まれているか否かを調べる(S103)。データ登録部122〜127の全てに指定期間のデータが含まれているならば、S106に進む。一方、指定期間のデータが含まれていないデータ登録部122〜127があるならば、当該データ登録部122〜127に対応する(登録データを取得する)データ取得部101〜106に対して、指定期間のデータの取得を指示する。該指示を受けたデータ取得部101〜106は、取得対象データの種別に対応付けられてアドレス登録部121に登録されているアドレスを特定し、ネットワークIF部160を介して該アドレスを持つデータ管理装置2〜2にアクセスし、指定期間の取得対象データを入手する。そして、入手した指定期間の取得対象データを、自身のデータ取得部101〜106に対応するデータ登録部122〜127に登録する(S104)。それから、S106に進む。
一方、操作者より受け付けた指定期間が過去でない(例えば今月)場合(S102でNO)、ネットバック価格算出部107は、売電収入データ登録部122、利益データ登録部123、発電コストデータ登録部124、国内搬入コストデータ登録部125、輸入コストデータ登録部126および産出国搬出コストデータ登録部127に登録されている過去の各期間のデータに基づいて、指定期間における売電収入データ、利益データ、発電コストデータ、国内搬入コストデータ、輸入コストデータおよび産出国搬出コストデータを推定する(S105)。例えば、今月(例えば今年の9月)の売電収入データを推定する場合、ネットバック価格算出部107は、売電収入データ登録部122に登録されている過去の各期間の売電収入データの中から、過去の同月(前年以前の9月)の売電収入データを抽出してその平均値を算出し、算出結果を今月の売電収入データと推定する。あるいは、過去の同月より1つ前の月(前年以前の8月)の売電収入データの平均値を算出し、この平均値と過去の同月の売電収入データの平均値との比率を求める。そして、前月(今年の8月)の売電収入データに算出した比率を乗算し、乗算結果を今月の売電収入データと推定する。売電収入データ以外のデータ(利益データ、発電コストデータ、国内搬入コストデータ、輸入コストデータおよび産出国搬出コストデータ)も、同様に算出する。以上のようにして、指定期間における売電収入データ、利益データ、発電コストデータ、国内搬入コストデータ、輸入コストデータおよび産出国搬出コストデータを推定したならば、S106に進む。
次に、S106において、ネットバック価格算出部107は、指定期間における発電用燃料のネットバック総価値を算出する。そして、算出結果をネットバック総価値登録部128に登録する。具体的には、指定期間の売電収入データが示す売電収入額から、指定期間の利益データが示す利益額および発電コストデータが示す発電コスト額を差し引くことで、指定期間における発電用燃料のネットバック総価値を算出する。ここで、指定期間が過去の場合は、売電収入データ登録部122、利益データ登録部123および発電コストデータ登録部124に登録されている指定期間の売電収入データ、利益データおよび発電コストデータを用いる。一方、指定期間が過去でない場合は、S105で推定した指定期間の売電収入データ、利益データおよび発電コストデータを用いる。
さて、ネットバック価格算出部107は、指定期間における発電用燃料のネットバック総価値をネットバック総価値登録部128に登録したならば、入出力部140を介して操作者より、ネットバック価格の算出対象となる発電用燃料の指定を受け付ける(S107)。本実施形態では、ネットバック価格の算出対象となる発電用燃料として、原料採取前つまり埋蔵資源の状態での発電用燃料、積出し港搬出時点における発電用燃料、および、発電所搬入時点における発電用燃料の中から指定を受け付けるようにしている。
S107において、原料採取前つまり埋蔵資源の状態での発電用燃料が指定された場合、ネットバック価格算出部107は、ネットバック総価値登録部128に登録されている指定期間における発電用燃料のネットバック総価値から、指定期間の輸入コストデータが示す輸入コスト額および産出国搬出コストデータが示す産出国搬出コスト額を差し引くことで、指定期間における原料採取前の発電用燃料のネットバック価格を算出する。そして、算出したネットバック価格を入出力部140から出力して、操作者に提示する(S108)。ここで、指定期間が過去の場合は、輸入コストデータ登録部126および産出国搬出コスト登録部127に登録されている指定期間の輸入コストデータおよび産出国搬出コストデータを用いる。一方、指定期間が過去でない場合は、S105で推定した指定期間の輸入コストデータおよび産出国搬出コストデータを用いる。
また、S107において、積出し港搬出時の状態での発電用燃料が指定された場合、ネットバック価格算出部107は、ネットバック総価値登録部128に登録されている指定期間における発電用燃料のネットバック総価値から、指定期間の輸入コストデータが示す輸入コスト額を差し引くことで、指定期間における積出し港搬出時点の発電用燃料のネットバック価格を算出する。そして、算出したネットバック価格を入出力部140から出力して、操作者に提示する(S109)。ここで、指定期間が過去の場合は、輸入コストデータ登録部126に登録されている指定期間の輸入コストデータを用いる。一方、指定期間が過去でない場合は、S105で推定した指定期間の輸入コストデータを用いる。
また、S107において、発電所搬入時の状態での発電用燃料が指定された場合、ネットバック価格算出部107は、ネットバック総価値登録部128に登録されている指定期間における発電用燃料のネットバック総価値に、指定期間の発電コストデータが示す発電コスト額を足すことで、指定期間における発電所搬入時点の発電用燃料のネットバック価格を算出する。そして、算出したネットバック価格を入出力部140から出力して、操作者に提示する(S110)。ここで、指定期間が過去の場合は、発電コストデータ登録部124に登録されている指定期間の発電コストデータを用いる。一方、指定期間が過去でない場合は、S105で推定した指定期間の発電コストデータを用いる。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
本実施形態において、燃料価格決定支援装置1は、発電用燃料の価格として、発電事業者の発電による売電収入つまり電力料金にリンクしたネットバック価格を算出して出力する。このようにすることで、国際市況に左右されない安定した価格であって、かつ、発電事業者および燃料供給事業者が納得できる価格を、発電用燃料の価格として提案することができる。また、燃料価格決定支援装置1は、操作者よりの指示に従い、算出対象として指定された状態の発電用燃料(原料採取前の発電用燃料、積出し港搬出時点における発電用燃料、および、発電所搬入時点における発電用燃料のいずれか)のネットバック価格を算出する。このようにすることで、発電事業者および燃料供給業者間の取り決めに応じた発電用燃料のネットバック価格を算出することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、操作者にネットバック価格の算出対象を原料採取前の発電用燃料、積出し港搬出時点における発電用燃料、および、発電所搬入時点における発電用燃料の中から選択させているが本発明はこれに限定されない。例えば、荷揚げ港搬入時点における発電用燃料もネットバック価格の算出対象として指定できるようにしてもよい。なお、ネットバック価格の算出対象として荷揚げ港搬入時点における発電用燃料が指定された場合は、ネットバック総価値登録部128に登録されている発電用燃料のネットバック総価値が、ネットバック価格として入出力部140から出力される。
また、上記の実施形態では、記憶部120のデータ登録部122〜127に登録する各種データを、ネットワークIF部160を介してデータ管理装置2〜2から入手する場合を例にとり説明した。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、入出力部140を介してCD-ROM、DVD-ROM等の記憶媒体から各種データを読み込み、データ登録部122〜127に登録するようにしてもかまわない。
また、上記の実施形態では、燃料価格決定支援装置1に1つのコンピュータシステムを用いているが、複数のコンピュータシステムを用いて実現するようにしてもよい。
海路に変わりに空路を利用して輸入される発電用燃料や、輸入以外の発電用燃料の価格の決定支援にも適用できる。
図1は、本発明の一実施形態が適用された発電用燃料価格の決定支援システムの概略図である。 図2は、燃料価格決定支援装置1の概略構成図である。 図3は、燃料価格決定支援装置1のハードウエア構成例を示す図である。 図4は、燃料価格決定支援装置1の動作フロー図である。
符号の説明
1:燃料価格決定支援装置、2〜2:データ管理装置、3:ネットワーク、100:演算部、101:売電収入データ取得部、102:利益データ取得部、103:発電コストデータ取得部、104:国内搬入コストデータ取得部、105:輸入コストデータ取得部、106:産出国搬出コストデータ取得部、107:ネットバック価格算出部、120:記憶部、121:アドレス登録部、122:売電収入データ登録部、123:利益データ登録部、124:発電コストデータ登録部、125:国内搬入コストデータ登録部、126:輸入コストデータ登録部、127:産出国搬出コストデータ記憶部、128:ネットバック総価値記憶部

Claims (5)

  1. コンピュータシステムが行う、発電用燃料の価格の決定を支援する発電用燃料価格の決定支援方法であって、
    前記コンピュータシステムは、
    演算装置と、記憶装置と、入出力装置と、ネットワークを介してデータ管理装置からデータを取得するためのネットワークインターフェース部とを備え、
    前記記憶装置は、前記データ管理装置にアクセスするためのアドレスを登録するためのアドレス登録部と、発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による売電収入額を含む売電収入データを登録するための売電収入登録部と、前記発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による利益額を含む利益データを登録するための利益データ登録部と、前記発電事業者が発電所に搬入された前記発電用燃料を用いて発電するのに要した発電コスト額を含む発電コストデータを登録するための発電コストデータ登録部と、前記発電用燃料が荷揚げ港に荷揚げされてから前記発電所に搬入されるまでに要したコストである国内搬入コスト額を含む国内搬入コストデータを登録するための国内搬入コストデータ登録部と、前記発電用燃料の産出国の積出し港から前記荷揚げ港までのコストである輸入コスト額を含む輸入コストデータを登録するための輸入コストデータ登録部と、前記発電用燃料の原料が採取されてから燃料精製工場を経て前記積出し港へ搬出されるまでに要したコストである産出国搬出コスト額を含む産出国搬出コストデータを登録するための産出国搬入コストデータ登録部と、ネットバック総価値を登録するためのネットバック総価値登録部とを備え、
    前記コンピュータシステムの演算装置は、
    ネットバック価値の算出に必要なデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が取得したデータを用いてネットバック価格を算出するネットバック価格算出部とを有し、
    前記データ取得部は、
    ネットバック価値の算出に必要な各データを示す種別に対応付けられたアドレス登録部に登録されているアドレスを特定し、前記ネットワークインターフェース部を介して、当該アドレスを持つデータ管理装置にアクセスし、データ管理装置が保持するデータを入手し、入手したデータを、その種別に対応する前記データ登録部に登録し、
    前記ネットバック価格算出部は、前記データ登録部に登録されたデータを用いて、
    前記売買収入額から、前記利益額および前記発電コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック総価値を算出するネットバック総価値算出ステップと、
    前記ネットバック総価値算出ステップで算出された発電用燃料のネットバック総価値から、前記輸入コスト額および前記産出国搬出コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出するネットバック価格算出ステップと、
    前記発電用燃料のネットバック価格を前記入出力装置に出力するネットバック価格出力ステップと、を行うこと
    を特徴とする発電用燃料価格の決定支援方法。
  2. 請求項1記載の発電用燃料価格の決定支援方法であって、
    前記データ登録部には、過去の各期間における前記売電収入データ、前記利益データ、前記発電コストデータ、前記国内搬入コストデータ、前記輸入コストデータ、および、前記産出国搬出コストデータが登録されており、
    前記演算装置は、
    前記ネットバック総価値算出ステップに先立って、前記コンピュータシステムの入力装置を介して操作者より、前記発電用燃料のネットバック価格の算出時期の指定を受け付ける算出時期受付ステップと、
    前記記憶装置に記憶されている過去の各期間における前記売電収入データ、前記利益データ、前記発電コストデータ、前記国内搬入コストデータ、前記輸入コストデータ、および、前記産出国搬出コストデータを用いて、各データに含まれる額の平均値をそれぞれ求めることにより、指定された算出時期における売電収入額、利益額、発電コスト額、国内搬入コスト額、輸入コスト額、および、産出国搬出コスト額を算出する推定額算出ステップと、をさらに行い、
    前記ネットバック総価値算出ステップは、前記推定額算出ステップにより算出された売電収入額、利益額、および、発電コスト額を用いて、指定された算出時期における前記発電用燃料のネットバック総価値を算出し、
    前記ネットバック価格算出ステップは、指定された算出時期における前記発電用燃料のネットバック総価値と、前記推定額算出ステップにより算出された国内搬入コスト額、輸入コスト額、および、産出国搬出コスト額を用いて、指定された算出時期における前記発電用燃料のネットバック価格を算出すること
    を特徴とする発電用燃料価格の決定支援方法。
  3. 請求項1記載の発電用燃料価格の決定支援方法であって、
    前記演算装置は、
    前記コンピュータシステムの入力装置を介して操作者より、ネットバック価格の算出対象として、原料採取前の前記発電用燃料、前記積出し港搬出時点の前記発電用燃料、および、前記発電所搬入時点の前記発電用燃料の中から選択を受け付ける選択受付ステップを、さらに行い、
    前記ネットバック価格算出ステップは、
    ネットバック価格の算出対象として原料採取前の前記発電用燃料が選択された場合は、前記発電用燃料のネットバック総価値から、前記輸入コストデータに含まれる輸入コスト額および前記産出国搬出コストデータに含まれる産出国搬出コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出し、
    ネットバック価格の算出対象として前記積出し港搬出時点の前記発電用燃料が選択された場合は、前記発電用燃料のネットバック総価値から、前記輸入コストデータに含まれる輸入コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出し、そして、
    ネットバック価格の算出対象として前記発電所搬入時点の前記発電用燃料が選択された場合は、前記発電用燃料のネットバック総価値に、前記発電コストデータに含まれる発電コスト額を足すことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出すること
    を特徴とする発電用燃料価格の決定支援方法。
  4. 発電用燃料の価格の決定を支援する発電用燃料価格の決定支援装置であって、
    演算装置と、記憶装置と、入出力装置と、ネットワークを介してデータ管理装置からデータを取得するためのネットワークインターフェース部とを備え、
    前記記憶装置は、前記データ管理装置にアクセスするためのアドレスを登録するためのアドレス登録部と、発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による売電収入額を含む売電収入データを登録するための売電収入登録部と、前記発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による利益額を含む利益データを登録するための利益データ登録部と、前記発電事業者が発電所に搬入された前記発電用燃料を用いて発電するのに要した発電コスト額を含む発電コストデータを登録するための発電コストデータ登録部と、前記発電用燃料が荷揚げ港に荷揚げされてから前記発電所に搬入されるまでに要したコストである国内搬入コスト額を含む国内搬入コストデータを登録するための国内搬入コストデータ登録部と、前記発電用燃料の産出国の積出し港から前記荷揚げ港までのコストである輸入コスト額を含む輸入コストデータを登録するための輸入コストデータ登録部と、前記発電用燃料の原料が採取されてから燃料精製工場を経て前記積出し港へ搬出されるまでに要したコストである産出国搬出コスト額を含む産出国搬出コストデータを登録するための産出国搬入コストデータ登録部と、ネットバック総価値を登録するためのネットバック総価値登録部とを備え、
    前記演算装置は、
    ネットバック価値の算出に必要なデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が取得したデータを用いてネットバック価格を算出するネットバック価格算出部とを有し、
    前記データ取得部は、
    ネットバック価値の算出に必要な各データを示す種別に対応付けられたアドレス登録部に登録されているアドレスを特定し、前記ネットワークインターフェース部を介して、当該アドレスを持つデータ管理装置にアクセスし、データ管理装置が保持するデータを入手し、入手したデータを、その種別に対応する前記データ登録部に登録し、
    前記ネットバック価格算出部は、前記データ登録部に登録されたデータを用いて、
    前記売買収入額から、前記利益額および前記発電コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック総価値を算出するネットバック総価値算出処理と、
    前記発電用燃料のネットバック総価値から、前記輸入コスト額および前記産出国搬出コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出するネットバック価格算出処理と、
    前記発電用燃料のネットバック価格を前記入出力装置に出力するネットバック価格出力処理と、を行うこと
    を特徴とする発電用燃料価格の決定支援装置。
  5. 発電用燃料の価格の決定を支援するためのコンピュータシステムで読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータシステムは、
    演算装置と、記憶装置と、入出力装置と、ネットワークを介してデータ管理装置からデータを取得するためのネットワークインターフェース部とを備え、
    前記記憶装置は、前記データ管理装置にアクセスするためのアドレスを登録するためのアドレス登録部と、発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による売電収入額を含む売電収入データを登録するための売電収入登録部と、前記発電事業者の前記発電用燃料を用いた発電による利益額を含む利益データを登録するための利益データ登録部と、前記発電事業者が発電所に搬入された前記発電用燃料を用いて発電するのに要した発電コスト額を含む発電コストデータを登録するための発電コストデータ登録部と、前記発電用燃料が荷揚げ港に荷揚げされてから前記発電所に搬入されるまでに要したコストである国内搬入コスト額を含む国内搬入コストデータを登録するための国内搬入コストデータ登録部と、前記発電用燃料の産出国の積出し港から前記荷揚げ港までのコストである輸入コスト額を含む輸入コストデータを登録するための輸入コストデータ登録部と、前記発電用燃料の原料が採取されてから燃料精製工場を経て前記積出し港へ搬出されるまでに要したコストである産出国搬出コスト額を含む産出国搬出コストデータを登録するための産出国搬入コストデータ登録部と、ネットバック総価値を登録するためのネットバック総価値登録部とを備え、
    前記演算装置は、
    ネットバック価値の算出に必要なデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が取得したデータを用いてネットバック価格を算出するネットバック価格算出部とを有し、
    前記データ取得部は、
    ネットバック価値の算出に必要な各データを示す種別に対応付けられたアドレス登録部に登録されているアドレスを特定し、前記ネットワークインターフェース部を介して、当該アドレスを持つデータ管理装置にアクセスし、データ管理装置が保持するデータを入手し、入手したデータを、その種別に対応する前記データ登録部に登録し、
    前記ネットバック価格算出部は、前記データ登録部に登録されたデータを用いて、
    前記売買収入額から、前記利益額および前記発電コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック総価値を算出するネットバック総価値算出処理と、
    前記発電用燃料のネットバック総価値から、前記輸入コスト額および前記産出国搬出コスト額を差し引くことで、前記発電用燃料のネットバック価格を算出するネットバック価格算出処理と、
    前記発電用燃料のネットバック価格を前記入出力装置に出力するネットバック価格出力処理と、を行うように、前記演算装置を機能させる
    を特徴とするコンピュータシステムで読み取り可能なプログラム。
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