JP4077580B2 - 溝蓋 - Google Patents

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裕 岸田
卓嗣 濱田
耕 山本
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株式会社ダイクレ
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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、歩道や車道脇に埋設される側溝ブロックの上面長手方向に形成される開口部に装着されるゴム製の溝蓋に関する。
【0002】
【従来技術】
側溝ブロックの一種に図1に示すように、雨水等を排水するための円形水路1を構成する中空状のブロック本体2が知られる。図示する例は道路脇に埋設される側溝ブロックについて示すもので、上面長手方向に形成される開口部3には溝蓋として金属製のグレーチング4が装着されている。図中、5は歩車道の境界ブロックである縁石である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、側溝ブロックの開口部に装着される溝蓋をゴム製とし、これにより車両の走行や歩行が静粛に行えるようにし、またその上を歩行したときにソフトな感触が与えられるようにするものであるが、溝蓋をゴム製とした場合の問題の一つは、側溝ブロックの開口部の巾が側溝ブロックのメーカーごとに異なるため、各巾に対応するゴム製溝蓋を製造しようとすると、多種類の金型を必要とすることである。
【0004】
請求項1記載の発明の目的は、ゴムの特性を活かし、横方向に伸縮機能が生じるような蛇腹形状とすることにより金型を共通化することができるゴム製溝蓋を提供しようとするものである。
請求項2記載の発明の目的は、ゴム製溝蓋を蛇腹状にしたことによって生ずる次のような問題、すなわちゴム製溝蓋が装着時に変形し易く、側溝ブロックの開口部への装着が容易でない、という問題を解消することができるゴム製溝蓋を提供しようとするものであり、請求項3記載の発明の目的は、請求項2記載の発明の目的に加え、蛇腹部分を変形することなく、保形できるゴム製溝蓋を提供しようとするものである。
【0005】
更に請求項4記載の発明の目的は、図1に示すような車道脇に埋設される側溝ブロックの開口部に装着されるゴム製溝蓋において、請求項1ないし3記載の発明の目的に加え、夜間やトンネル内でも車道と歩道との境界を容易に識別することができるゴム製溝蓋を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】
請求項1記載の発明は、歩道や車道に埋設される中空状の側溝ブロックの上面開口部に装着される溝蓋であって、ゴム製で、両側の垂直部分と、両垂直部分を連結する蛇腹部分よりなり、垂直部分で上面開口部に面接触して支持され、蛇腹部分の各底部には通水孔を設けたことを特徴とする。本発明によると、溝蓋が伸縮機能を有することにより、巾の異なった開口部に装着が可能となる。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、溝蓋両側の側溝ブロックと接する部分に、該部を補強する補強板を添設したことを特徴とする。
本発明によると、溝蓋両側部分が補強され、保形されるため開口部への嵌め込みによる装着が容易となる。
本発明の補強板は、溝蓋の全長にわたって設けてもよいし、一か所或いは適当間隔で数か所に設けてもよい。いづれにしてもこの補強板は、好ましい発明では、溝蓋に容易に取付けられるように断面U形をなすか、或いは補強板と一定の間隔を存する把持部を有し、溝蓋に差込んで取着される。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、補強板に蛇腹部分を下側から支承する板ないしロッド状の支承部を設けたことを特徴とする。
本発明によると、蛇腹部分が下側から支承されるため、蛇腹形状が保形され、型崩れを防止することができる。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3記載の発明のゴム製溝蓋において、夜間やトンネル内において反射若しくは発光することを特徴とする。
【0009】
本発明によると、トンネル内や夜間でもゴム製溝蓋を容易に識別することができる。
ゴム製溝蓋を夜間やトンネル内において反射若しくは発光させるには、例えば蛍光剤、蓄光剤、夜光剤等を表面に塗布するか、或いは溝蓋の成形時にこれらの剤を混入するとよい。
上述のゴム製溝蓋は、好ましい発明では、歩車道の境界に設けられる。これにより歩車道の境界を容易に識別できるようになり、境界に縁石がある場合には、車両が縁石にぶつかる事故を防ぐことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図2は垂直部分11aと、その間の蛇腹部分11bよりなるゴム製溝蓋11について示すもので、蛇腹部分の各底部には通水孔12が一定間隔で形成され、夜間やトンネル内で反射若しくは発光できるように蛍光剤、蓄光剤又は夜光剤が混入されている。
図3は、金属又は硬質樹脂よりなる補強板14について示すもので、補強板14には、該補強板14と垂直部分11aの厚みに相当する間隔を存する一対のロッド状をなす把持部16が上向きに突設され、各把持部16にはそれぞれ蛇腹部分11bを下側から支承するロッド状の支承部15が側方に突設されている。
【0011】
図4は、補強板18に垂直部分11aの厚みに相当する巾の溝を有して断面U形をなし、一側には蛇腹部分11bを下側から支承する板状の支承部19を側方に突設している。
図1に示すような円形水路1を備えた側溝ブロックの開口部3にゴム製溝蓋11を装着するときには、ゴム製溝蓋11の垂直部分11aに適当間隔で補強板14又は18を下側から差込んで取付け、垂直部分11aを両側より押し込んで蛇腹部分11bを縮め、支承部15又は19で支承した状態で側溝ブロックの開口部3内に押込んで装着する。装着後、ゴム製溝蓋11は蛇腹部分11bでの復元力により補強板14又は18が開口部3に密着する。図5はゴム製溝蓋11を取付けた状態を示す。
【0012】
図5に示す例では、支承部15は互いに接合しないような長さに形成され、ゴム製溝蓋11に取付けて開口部3に装着したとき、支承部間に隙間ができ、その間の蛇腹部分は支承部15によって支持されないようになっているが、支承部15を長く延ばしても例えば、補強板18の取付位置をずらして支承部が突き当たらないようにしたり、或いは支承部15を櫛歯状に形成して互いに噛み合わせるようにすれば、蛇腹部分全体を支承することが可能となる。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の溝蓋によれば、ゴム製としたことにより、その上を走行する車両の走行や歩行者による歩行が静粛に行われ、歩行時にソフトな感触が与えられるほか、側溝ブロックの巾の異なる開口部に装着が可能となり、したがってゴム製溝蓋を成形する金型を開口部の巾に合わせて数種類用意する必要がない。
【0014】
請求項2記載の発明の溝蓋によれば、ゴム製溝蓋の両側部が補強かつ保形されるため、開口部へのきちんとした装着が容易となる。
請求項3記載の発明の溝蓋によると、蛇腹部分を下側から支承して保形し、蛇腹部分が垂れ下がって型崩れを生ずるのを防ぐことができる。
請求項4記載の発明の溝蓋によると、ゴム製溝蓋の設置箇所がトンネル内や夜間でも容易に識別可能であり、したがって歩車道の境目に設置した場合、歩車道の識別が容易にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グレーチングを装着した側溝ブロックの斜視図。
【図2】ゴム製溝蓋の断面図。
【図3】補強板の斜視図。
【図4】補強板の別の例の斜視図。
【図5】補強板を取付けたゴム製溝蓋を装着した側溝ブロックの要部拡大断面図。
【符号の説明】
11・・ゴム製溝蓋 11a・・垂直部分
11b・・蛇腹部分 12・・通水孔
14、18・・補強板 16・・把持部
15、19・・支承部

Claims (4)

  1. 歩道や車道に埋設される中空状の側溝ブロックの上面開口部に装着される溝蓋であって、ゴム製で、両側の垂直部分と、両垂直部分を連結する蛇腹部分よりなり、垂直部分で上面開口部に面接触して支持され、蛇腹部分の各底部には通水孔を設けたことを特徴とする溝蓋。
  2. 溝蓋両側の側溝ブロックと接する部分に、該部を補強する補強板を添設したことを特徴とする請求項1記載の溝蓋。
  3. 補強板に蛇腹部分を下側から支承する板ないしロッド状の支承部を設けたことを特徴とする請求項2記載の溝蓋。
  4. 夜間やトンネル内において反射若しくは発光することを特徴とする請求項1ないし3のいづれかの請求項に記載の溝蓋。
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