JP4076847B2 - 管理符号形成方法および管理符号形成システム - Google Patents

管理符号形成方法および管理符号形成システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の印刷情報に対して関連付けられた管理符号を形成する管理符号形成方法および管理符号形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば帳票の作製においては顧客毎に印刷情報の異なる帳票を一連の印刷工程で行うようになってきている。その際、対象顧客と印刷情報とのマッチングを図るために当該帳票上の所定位置にバーコードや管理番号等の管理符号を印刷し、当該印刷された管理符号と情報とを読み取り、顧客名と印刷情報とが関連付けられたデータベース(DB)より対象のものを読み出して比較照合することが一般的に行われている。また、顧客毎に個別の印刷データを表裏印刷する場合において、表面に管理符号を付してそれを読み取って関連付けら得た裏面印刷することも行われている。さらに、複数の帳票を顧客毎に綴じ合わせたり、まとめ折りしたりすることで丁合する場合にも、丁合対象のマッチングを図るためにそれぞれの帳票に管理符号を予め印刷しておくことも行われている。
【0003】
一方、上記管理符号は、顧客にとっては本来不要なもので、帳票作製時や丁合時のみ必要なものである。そこで、このような管理符号を、不可視であり、所定波長の励起光を照射すると目視可能となるいわゆるステルスインキで印刷する技術が、以下の特許文献等で知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−18870号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ステルスインキによる管理符号の形成は、印刷情報の印刷とは別工程の印刷手段で形成されることから、同期タイミングのずれや、ジョブの切り替わり時のデータずれ等により、印刷情報と関連付けられていない管理符号が付される場合があるという問題がある。また、付された管理符号を後に目視で確認したい場合があり、上記ステルスインキによって付された管理符号ではブラックライト等の器具を用いなければならず、容易に目視確認を行うことができないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、形成される個別情報と管理符号とを確実に関連付けた形態で当該管理符号を形成対象物の意匠を損なわずに形成させることを可能とすると共に、後に目視確認を容易可能とする管理符号形成方法および管理符号形成システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号が同一工程、同一の印刷データで印刷インキにより形成された被印刷体に対し、少なくとも当該管理符号を含む部分を撮像させるステップと、前記撮像された撮像データに基づいて前記管理符号の形態および形成位置を認識させるステップと、前記管理符号の認識データに基づいて、前記被印刷体上の管理符号の印刷インキに対し、その形態に沿ってレーザ光を照射することにより当該印刷インキ部分を削取してハーフカットさせることで当該管理符号を目視困難とさせるステップと、を含む構成とする。
【0008】
請求項2の発明では、前記撮像データに基づいて認識する前記管理符号の形態は、当該管理符号の実体的形状、またはフォント若しくはフォントに対応する文字コードで特定される印刷データの形状とする構成である。
【0009】
請求項3の発明では、個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号が同一工程、同一の印刷データで印刷インキにより形成された被印刷体と、少なくとも前記管理符号を含む部分を撮像する撮像手段と、前記被印刷体に対し、レーザ光を照射することでハーフカット加工を行うレーザ照射手段と、前記撮像された撮像データに基づいて前記管理符号の形態および形成位置を認識した認識データにより、前記被印刷体上の管理符号の印刷インキに対し、その形態に沿ってレーザ光を照射することにより当該印刷インキ部分を削取してハーフカットさせることで当該管理符号を目視困難とさせる処理を制御するレーザ加工処理手段と、を有する構成とする。
【0010】
請求項4の発明では、前記レーザ加工処理手段による前記撮像データに基づいて認識する前記管理符号の形態は、当該管理符号の実体的形状、またはフォント若しくはフォントに対応する文字コードで特定される印刷データの形状とする構成である。
【0011】
このように、個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号が同一工程、同一の印刷データで印刷インキにより形成された被印刷体に対し、当該管理符号を含む部分を撮像させてその形態および形成位置を認識し、当該被印刷体上の管理符号の印刷インキに対してその形態に沿ってレーザ光を照射することにより当該印刷インキ部分を削取してハーフカット加工させることで当該管理符号を目視困難とさせる。すなわち、被印刷体は印刷情報と管理符号とが同一工程で形成されることからこれらがアンマッチングを生じることがなく確実に関連付けることが可能であり、また、この管理符号をレーザ光によるハーフカットで目視困難に加工することから対象物の意匠を損なわずに形成させることが可能になると共に、ハーフカット加工であることから後に器具等を使用せずに目視確認を容易とすることが可能となるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係る管理符号形成システムの構成図を示す。図1において、管理符号形成システム11は、レーザ照射手段12、撮像手段である撮像カメラ13およびレーザ加工処理手段15を適宜備える。そして、個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号(以下、「ID」と称す)16Aが同一工程で形成された被印刷体16に対してレーザ加工を行う。
【0013】
上記レーザ照射手段12は、被印刷体16に対してレーザ光を照射して加工するもので、当該被印刷体16に対してハーフカットさせるための出力がレーザ加工処理手段15により設定される。上記撮像カメラ13は、例えば一般的に使用されているCCDカメラが使用され、被印刷体16に対して少なくともID16Aを含む部分を撮像する。
【0014】
そして、上記レーザ加工処理手段15は、撮像カメラ13により撮像された撮像データに基づいてID16Aの形態および形成位置を認識した認識データにより、当該被印刷体16上のID16Aに対し、その形態に沿ってレーザ光を照射させてハーフカットさせることで当該ID16Aを目視困難とさせる処理を制御するもので、適宜、制御手段21、バス22、インタフェース(IF)23、撮像データ取得手段24、ID認識手段25、レーザ加工データ作成手段26およびレーザ照射制御手段27を備える。
【0015】
上記制御手段21は、当該システムの制御を統括するもので、そのためのプログラムが格納される。上記IF23は、少なくともレーザ照射手段12に対してレーザ照射の制御信号および撮像カメラ13に対して撮像制御信号を出力すると共に、撮像カメラ13より撮像データを入力する。上記撮像データ取得手段24は、入力される上記撮像データを一旦格納しておくもので、適宜ID認識のための作業領域としての役割をもなす。
【0016】
上記ID認識手段25は、上記撮像データに基づいてID16Aの形態および形成位置を認識する処理を行う。ここで、ID16Aの形態とは、撮像したビットマップデータに即した実体的な形状であり、または当該ビットマップデータよりOCR処理して得られたフォント(統一的に定められた大きさと字体)、若しくは当該フォントに対応する文字コード(統一的に定められたフォント対応コードデータ)で特定される印刷データ(例えばビットマップデータ)の形状である。ここでは、例えばビットマップデータに即した実体的な形状としている。
【0017】
上記レーザ加工データ作成手段26は、認識されたID16Aの形態と形成位置に対応してレーザ照射の制御データを作成する。そして、レーザ照射制御手段27は、レーザ照射手段12によるハーフカット加工のための出力設定データおよび上記作成された制御データに基づいて当該レーザ照射手段12に制御信号を出力する。
【0018】
そこで、図2に図1の管理符号形成システムにおける管理符号形成処理のフローチャートを示すと共に、図3に図2に係る管理符号形成処理の説明図を示す。ここで、上記被印刷体16は、図3(A)に示すように、例えば用紙(上質紙)上に個別毎の異なる印刷情報が印刷形成されるものとして、例えば左上部分に顧客名16Bと、略中央部分に当該顧客名に応じた請求金額等の対応情報16Cが印刷情報として印刷形成され、右下部分に当該印刷情報のうちの例えば顧客名16Bと関連付けられた管理符号としてのID(例えば「1234567890〜」)が上記印刷情報16B,16Cと同一工程で印刷形成されている。すなわち、当該印刷情報16B,16CとID16Aとは別工程ではなく、同一工程で同一の印刷データで印刷されることから確実に関連付けられた状態で形成されているものである。
【0019】
図2において、まず、撮像カメラ13により対象の被印刷体16を撮像させ、その撮像データをレーザ加工処理手段15の撮像データ取得手段24に一旦記憶させる(ステップ(S)1)。レーザ加工処理手段15では、ID認識手段25が上記撮像データに基づいてID16Aの形態および形成位置を認識する(S2)。このID16Aの形成位置の認識は、例えば被印刷体16の全体画像から予め定められた形成位置範囲より特定したり、また共通して使用されている文字(例えば(「様」の文字)を基準としてビットマップ上の位置を特定したりすることとしてもよいもので、適宜公知技術より選択的に適用できるものである。
【0020】
認識されたID16Aは、レーザ加工データ作成手段26において当該ID16Aの形態および形成位置に対応したレーザ照射の制御データが作成される(S3)。そして、レーザ照射制御手段27において、被印刷体16の用紙厚さに対してハーフカット加工させるためのレーザ照射の出力が設定され(S4)、上記の制御データに基づいて、当該設定された出力でレーザ照射手段12よりレーザ照射させる。
【0021】
すなわち、図3(A)に示すように、被印刷体16上に印刷形成されているID16Aの印刷フォント上をなぞるようにレーザ照射手段12よりハーフカットする出力でレーザ光12Lを照射させることで当該ID16Aのインキ部分を削取する(S5)。その一例として、図3(B)に示されるように、例えばID16Aの「1」の文字をなぞらせて当該部分をハーフカット加工させるもので、ID16Aの他の文字においても同様にハーフカット加工するものである。
【0022】
すなわち、当初、被印刷体16には目視可能にID16Aが印刷形成され、これをなぞるようにレーザ加工することで目視困難なID16Aの形成状態となるものである。また、ハーフカットであることから、下方から光を当てることでその透過量が他の部分と異なることから目視可能であり、また光の反射加減で微かに陰影部分を視認することができるものである。
【0023】
このように、被印刷体16は印刷情報16B,16CとID16Aとが同一工程で形成されることからこれらがアンマッチングを生じることがなく確実に関連付けさせることができ、また、このID16Aをレーザ光によるハーフカットで目視困難に加工することから被印刷体16の意匠を損なわずに形成させることができると共に、ハーフカット加工であることから後に、器具等を使用せずに目視確認を容易とすることができるものである。
【0024】
次に、図4に、本発明に係る管理符号形成システムが適用される印刷システムのブロック構成図を示す。図4において、印刷システム31は、上述のレーザ照射手段12および撮像カメラ13の他に、第1印刷手段32、第2印刷手段33、印刷処理手段34および印刷DB35を適宜備える。第1印刷手段32は、印刷対象としての被印刷体(後述の被印刷連続体51)の表面に個別対象毎の印刷情報16B,16Cとこれに関連されたID16Aを、後述の印刷DB35に格納されている印刷データに基づいて印刷を行う。また、第2印刷手段33は、上記印刷データ基づいて当該被印刷体の裏面に、表面に印刷されたID16Aに関連付けられる個別対象者の情報の印刷を行う。
【0025】
上記印刷DB35は、一例として総ての印刷対象者(例えば請求書発行の顧客)に関して、当該顧客に付されたID、顧客名、印刷データファイル(ファイル名)が格納されると共に、当該印刷データファイルに対応した印刷データ(例えば表面用の第1印刷データ、裏面用の第2印刷データ等)が例えば別個に、または階層的に格納されるものである。
【0026】
上記印刷処理手段34は、上述のレーザ加工処理手段15を備え、制御手段41、バス42、IF43、印刷データ取得手段44、印刷ファイル作成手段45、第1印刷制御手段46および第2印刷制御手段47を適宜備える。なお、レーザ加工処理手段15は、図1と同様であり、説明を省略する。
【0027】
上記制御手段41は、この印刷システム31を統括的に制御するもので、そのためのプログラムを格納する。上記IF43は、第1および第2印刷手段32,33、レーザ照射手段12および撮像カメラ13に対して駆動制御信号を送出すると共に、撮像カメラ13からの撮像データを入力し、また印刷DB35より読み出した所定の印刷に関するデータを入力する。上記印刷データ取得手段44は、被印刷体(後述の被印刷連続体51)の表面の印刷データを所定のタイミングにしたがって印刷DB35より取得すると共に、レーザ加工処理手段15において認識されたID16Aに基づいて裏面に印刷する対応の印刷データを印刷DB35より取得する。
【0028】
上記印刷ファイル作成手段45は、上記印刷データ取得手段44により印刷DB35から取得した印刷データに基づいて印刷のための印刷ファイルを作成する。上記第1印刷制御手段46は、第1印刷手段32を駆動制御するもので、印刷ファイル作成手段45で作成された印刷ファイルに基づいて印刷手段対応の方式による印刷データを送出する。そして、第2印刷制御手段47は、第2印刷手段33を駆動制御するもので、印刷ファイル作成手段45で作成された印刷ファイルに基づいて印刷手段対応の方式による印刷データを送出するものである。
【0029】
そこで、図5に図4に係る印刷システムの動作フローチャートを示すと共に、図6に図5に係るシステム動作の説明図を示す。ここで、被印刷体を図6(A)、(B)に示すように、連続の被印刷連続体51としている。この被印刷連続体51は、搬送手段に応じたマージナル部51A,51Bがミシン目線等により分離自在に設けられ、対応の顧客毎に断裁させるための断裁線52が形成される。この断裁線52で区分けされる領域の表裏に、それぞれの顧客毎に対応する印刷情報が印刷されされるものである。そして、所定の処理工程の後に、これら断裁線52で断裁されることで図3(A)に示すような被印刷体16となるものである。
【0030】
図5において、まず、印刷処理手段34の印刷データ取得手段44が上記被印刷連続体51の一方面(表面)に印刷する第1印刷データを印刷DB35より取得し、印刷ファイル作成手段45が、取得した第1印刷データに基づいて第1の印刷ファイルを作成して第1印刷手段32に送出し、図6(A)に示すように第1印刷手段32により当該被印刷連続体51の一方面(表面)上に上記顧客名16Bおよび対応情報16Cの印刷情報と共に、一体的にID16Aを順次印刷させる(S11)。
【0031】
続いて、図6(B)に示すように、レーザ加工処理手段15が撮像カメラ13により対象の被印刷連続体51の表面を撮像させ、その撮像データを撮像データ取得手段24に一旦記憶し、ID認識手段25が上記撮像データに基づいてID16Aの形態および形成位置を認識する(S12)。上記印刷データ取得手段44が認識されたID16Aにより印刷DB35から他方面(裏面)用の第2印刷データを取得し(S13)、印刷ファイル作成手段45が印刷ファイルを作成して第2印刷手段33に送出することにより、当該被印刷連続体51の裏面に表面に対応した印刷情報を印刷させる(S14)。
【0032】
一方、レーザ加工処理手段15では、レーザ加工データ作成手段26において認識されたID16Aの形態および形成位置に対応したレーザ照射の制御データが作成される(S15)。そこで、レーザ照射制御手段27において、被印刷体16の用紙厚さに対してハーフカット加工させるためのレーザ照射の出力が設定され(S16)、上記の制御データに基づいて、当該設定された出力でレーザ照射手段12よりID16A部分にレーザ照射させる。
【0033】
そして、被印刷連続体51の表面上に印刷形成されているID16Aの印刷フォント上をなぞるようにレーザ照射手段12よりハーフカットする出力でレーザ光12Lを照射させることにより当該ID16Aのインキ部分を削取するもので、目視困難なID16Dとさせるものである(S17)。
【0034】
このように、上記印刷システム31において、被印刷連続体51の表面に所定の印刷情報16B,16CとID16Aとを同一工程で印刷形成させることからこれらの関連付けが確実であり、裏面の印刷情報を当該認識したID16Bに基づいて印刷DB35より取得して印刷することから、表面の印刷情報と裏面の印刷情報との関連付けを確実とさせて印刷品質を向上させることができるものである。また、表裏印刷後には、レーザ加工により目視困難なID16Aの形成状態とさせることで意匠を損なわせずに被印刷体を作製することができ、一方で、ハーフカット加工により、後に器具等を使用せずに、容易に目視確認することができるものである。
【0035】
次に、図7に、本発明に係る管理符号形成システムが適用される丁合システムの概略構成図を示す。図7に示す丁合システム61は、例えば製本システムや封入封緘システムに適用されるものとして示している。図7において、丁合システム61は、第1丁合体供給手段62、第2丁合体供給手段63、搬送手段64および丁合処理手段66を適宜備る。
【0036】
また、例えば搬送手段64であって、後述の第1丁合体が供給される位置の上方に第1レーザ照射手段12Aおよび第1撮像カメラ13Aが配置され、第2丁合体供給手段63上であって、後述の第2丁合体が供給される位置の上方に第2レーザ照射手段12Bおよび第2撮像カメラ13Bが配置され、後述の第3丁合体が供給される位置の上方に第3レーザ照射手段12Cおよび第3撮像カメラ13Cが配置される。
【0037】
上記第1丁合体供給手段62は、例えば3種類の丁合体を丁合するものとしてそれぞれ枚葉の第1〜第3丁合体68A〜68Cが所定数ずつ積み重ねられる。これら第1〜第3丁合体68A〜68Cには、それぞれ個別対応の第1〜第3ID69A〜69Cが対応の印刷情報と関連付けられて同一工程で形成され、各丁合対象の各丁合体には同一のIDが形成されもので、これらが丁合順に積み重ねられる。
【0038】
すなわち、第1丁合体供給手段62より、第1丁合体68Aが第2丁合体供給手段63を介して搬送手段64に供給され、当該第1丁合体68Aが第2丁合体68Bの丁合位置に搬送される。第2丁合体68Bは、第1丁合体供給手段62より第2丁合体供給手段63を介して搬送手段64上の第1丁合体68A上に丁合されるように供給され、第1および第2丁合体68A,68Bは第3丁合体68Cの丁合位置に搬送される。そして、第3丁合体68Cが、第1丁合体供給手段62より第2丁合体供給手段63を介して搬送手段64上の第1および第2丁合体68A,68B上に丁合されるように供給されることで丁合体群68とされ、所定位置に搬送されるものである。
【0039】
ここで、図8に、図7における丁合処理手段のブロック構成図を示す。図8において、丁合処理手段66は、上述のレーザ加工処理手段15を備え、例えばホストコンピュータの顧客DB71とアクセス自在(内部に含む構成としてもよい)であり、適宜、制御手段81、バス82、IF83、丁合データ取得手段84、照合手段85、搬送制御手段86および丁合体供給制御手段87を備える。ここで、顧客DB71は、例えば上述の印刷DB35と同様な顧客名、ID、印刷データファイル(ファイル名)が別個に、または階層的に格納されるものである。なお、レーザ加工処理手段15は、図1と同様であり、説明を省略する。
【0040】
上記制御手段66は、この丁合システム61の制御を統括するもので、そのためのプログラムを格納している。上記IF83は、上記第1および第2丁合体供給手段62,63、各レーザ照射手段12および各撮像カメラ13に対して駆動制御信号を送出すると共に、各撮像カメラ13からの撮像データを入力し、また顧客DB71より読み出した丁合データを入力する。上記丁合データ取得手段84は、顧客DB71より読み出した少なくとも丁合データを一旦格納するもので、例えば後述の照合手段85により照合処理の作業領域としての役割をもなす。
【0041】
上記照合手段85は、丁合時に各第1〜第3撮像カメラ13A〜13Cで撮像させて認識した各第1〜第3ID69A〜69Cが丁合対象として一致しているか否かを比較照合する。上記搬送制御手段86は、搬送手段64の搬送を制御する駆動制御信号を生成して出力する。そして、丁合体供給制御手段87は、上記第1および第2丁合体供給手段62,63の丁合体供給を制御する駆動制御信号を生成して出力するものである。
【0042】
そこで、図9に、図8における丁合処理のフローチャートを示す。図9において、まず、それぞれ個別の印刷情報および第1〜第3ID69A〜69Cが同一工程で印刷されている所定数の丁合体68A〜68Cが丁合順に第1丁合体供給手段62にセットされ、丁合データ取得手段84が顧客DB71より各丁合体68A〜68Cの丁合データを取得する(S21)。第1丁合体供給手段62より、第1丁合体68Aが第2丁合体供給手段63を介して搬送手段64に供給され、レーザ加工処理手段15において第1撮像カメラ13Aにより撮像した撮像データに基づいて第1ID69Aの形態および形成位置を認識し、取得した丁合データで確認した後、第1レーザ照射手段12Aにより当該第1ID69A上をレーザ加工して目視困難な第1ID70Aとして第2丁合体68Bの丁合位置に搬送させる(S22)。
【0043】
第1丁合体供給62からは、第2丁合体68Bが第2丁合体供給手段63上に供給され、ここでレーザ加工処理手段15において第2撮像カメラ13Bにより撮像させて第2ID69Bの形態および形成位置を認識した後、照合手段85が上記認識した第1丁合体68Aの第1ID69Aと当該第2ID69Bを比較照合する(S23)。照合の結果(S24)、一致していれば当該第2丁合体68Bに対し、レーザ加工処理手段15で作成されたレーザ加工データに基づいて第2ID69B上を第2レーザ照射手段12Bによりレーザ加工させて目視困難な第2ID70Bとして搬送手段64上の第1丁合体68A上に供給して丁合させ、当該第1および第2丁合体68A,68Bを第3丁合体68Cの丁合位置に搬送させる(S25)。
【0044】
第1丁合体供給62からは、第3丁合体68Cが第2丁合体供給手段63上に供給され、ここでレーザ加工処理手段15において第3撮像カメラ13Cにより撮像させて第3ID69Cの形態および形成位置を認識した後、照合手段85が上記認識した第1丁合体68Aの第1ID69Aと当該第3ID69Cを比較照合する(S26)。照合の結果(S27)、一致していれば当該第3丁合体68Cに対し、レーザ加工処理手段15で作成されたレーザ加工データに基づいて第3ID69C上を第3レーザ照射手段12Cによりレーザ加工させて目視困難な第3ID70Cとして搬送手段64上の第1および第2丁合体68A,68C上に供給して丁合させて丁合体群68とし、当該丁合体群68を所定位置に搬送させるものである(S28)。
【0045】
一方、S24およびS27において、照合手段85による比較照合の結果、一致しなければその時点でシステムの各駆動機構に停止信号を出力し、適宜警告を発生させて終了するものである(S29)。
【0046】
このように、上記丁合システム61において、各第1〜第3丁合体68A〜68Cには、それぞれ所定の印刷情報と第1〜第3ID69A〜69Cとを同一工程で印刷形成させることからこれらの関連付けが確実であり、当該第1〜第3ID69A〜69Cで丁合させることから各第1〜第3丁合体68A〜68C間の丁合を確実とさせることができるものである。また、各第1〜第3ID69A〜69Cの認識後には、レーザ加工により目視困難な第1〜第3ID70A〜70Cの形成状態とさせることで意匠を損なわない丁合体群68を作製することができ、一方で、ハーフカット加工により、後に器具等を使用せずに、容易に目視確認することができるものである。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号が同一工程、同一の印刷データで印刷インキにより形成された被印刷体に対し、当該管理符号を含む部分を撮像させてその形態および形成位置を認識し、当該被印刷体上の管理符号の印刷インキに対してその形態に沿ってレーザ光を照射することにより当該印刷インキ部分を削取してハーフカット加工させることで当該管理符号を目視困難とさせる構成とすることにより、印刷情報と管理符号とを確実に関連付けることができ、当該管理符号を対象物の意匠を損なわずに形成させることができると共に、後に目視確認を容易とすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管理符号形成システムの構成図である。
【図2】図1の管理符号形成システムにおける管理符号形成処理のフローチャートである。
【図3】図2に係る管理符号形成処理の説明図である。
【図4】本発明に係る管理符号形成システムが適用される印刷システムのブロック構成図である。
【図5】図4に係る印刷システムの動作フローチャートである。
【図6】図5に係るシステム動作の説明図である。
【図7】本発明に係る管理符号形成システムが適用される丁合システムの概略構成図である。
【図8】図7における丁合処理手段のブロック構成図である。
【図9】図8における丁合処理のフローチャートである。
【符号の説明】
11 管理符号形成システム
12 レーザ照射手段
13 撮像カメラ
15 レーザ加工処理手段
16 被印刷体
16A,69 ID(管理符号)
31 印刷システム
32 第1印刷手段
33 第2印刷手段
34 印刷処理手段
35 印刷データベース(DB)
51 被印刷連続体
61 丁合システム
62 第1丁合体供給手段
63 第2丁合体供給手段
64 搬送手段
66 丁合処理手段
68 丁合体

Claims (4)

  1. 個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号が同一工程、同一の印刷データで印刷インキにより形成された被印刷体に対し、少なくとも当該管理符号を含む部分を撮像させるステップと、
    前記撮像された撮像データに基づいて前記管理符号の形態および形成位置を認識させるステップと、
    前記管理符号の認識データに基づいて、前記被印刷体上の管理符号の印刷インキに対し、その形態に沿ってレーザ光を照射することにより当該印刷インキ部分を削取してハーフカットさせることで当該管理符号を目視困難とさせるステップと、
    を含むことを特徴とする管理符号形成方法。
  2. 請求項1記載の管理符号形成方法であって、前記撮像データに基づいて認識する前記管理符号の形態は、当該管理符号の実体的形状、またはフォント若しくはフォントに対応する文字コードで特定される印刷データの形状であることを特徴とする管理符号形成方法。
  3. 個別毎に異なる印刷情報および関連する個別対象毎の管理符号が同一工程、同一の印刷データで印刷インキにより形成された被印刷体と、
    少なくとも前記管理符号を含む部分を撮像する撮像手段と、
    前記被印刷体に対し、レーザ光を照射することでハーフカット加工を行うレーザ照射手段と、
    前記撮像された撮像データに基づいて前記管理符号の形態および形成位置を認識した認識データにより、前記被印刷体上の管理符号の印刷インキに対し、その形態に沿ってレーザ光を照射することにより当該印刷インキ部分を削取してハーフカットさせることで当該管理符号を目視困難とさせる処理を制御するレーザ加工処理手段と、
    を有することを特徴とする管理符号形成システム。
  4. 請求項3記載の管理符号形成システムであって、前記レーザ加工処理手段による前記撮像データに基づいて認識する前記管理符号の形態は、当該管理符号の実体的形状、またはフォント若しくはフォントに対応する文字コードで特定される印刷データの形状であることを特徴とする管理符号形成システム。
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