JP4076836B2 - 複自由度駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータを複数の軸中心に回動駆動させる複自由度駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ロータを複数の軸中心に回動駆動させる超音波モータを使った複自由度駆動装置が提案されている。この複自由度駆動装置のステータには、ロータとの接触部に複数種類の振動を発生可能となるように圧電素子が設けられている。ロータは、加圧部材により前記接触部に対して複数の軸中心に回動可能に押圧接触される。上記加圧部材としては、複数の圧縮コイルばね(その伸びようとする力)を用いたものがある(特許文献1参照)。又、他の加圧部材としては、ネジ機構(ボルトとナット等)の締付け力を用いたものがある(特許文献2参照)。このように構成された複自由度駆動装置では、ロータがステータにて発生される振動の種類にそれぞれ基づいて複数の軸中心に回動する。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−219980号公報(図5〜図8)
【特許文献2】
特開平12−197376号公報(図14)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように加圧部材に複数の圧縮コイルばね(その伸びようとする力)を用いた場合、各圧縮コイルばねそれぞれのバランスをとることが困難(各圧縮コイルばねにてロータをまっすぐ接触部側に付勢することが困難)である。よって、効率(トルク)が低下してしまうといった虞があり、ひいては正常な動作が保証できなくなる虞がある。
【0005】
又、上記のように加圧部材にネジ機構(ボルトとナット等)の締付け力を用いた場合、そのネジの締付けトルク管理が困難(微妙)である(例えば、作業者の熟練を要する)という問題がある。
【0006】
本発明の目的は、容易に組み付けることができ、ロータを接触部に略均等に押圧接触させることができる複自由度駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、接触部を有し、その接触部に複数種類の振動を発生するステータと、略球面状の接触球面部を有しその接触球面部が前記接触部に押圧接触された状態で、前記ステータにて発生される振動の種類にそれぞれ基づいて複数の軸中心に回動するロータと、前記ステータに対して固定され前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させるための加圧部材とを備えた複自由度駆動装置において、前記ロータは、その一部が前記接触球面部とされる略球体形状に形成され、前記加圧部材は、前記接触部に略対向配置される略環状の弾性部を有した皿ばねと、前記弾性部の周方向に複数のボールと該ボールを回転可能に保持するボール保持部とを有し前記ボールが前記ロータに直接当接される転がり軸受とを備え、前記ボール保持部は、前記ロータの最大円周部で分割可能な第 1 及び第2ボール保持部からなり、それぞれが前記ボールを支持し、前記皿ばねは、前記ボール保持部を付勢することで前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、接触部を有し、その接触部に複数種類の振動を発生するステータと、略球面状の接触球面部を有しその接触球面部が前記接触部に押圧接触された状態で、前記ステータにて発生される振動の種類にそれぞれ基づいて複数の軸中心に回動するロータと、前記ステータに対して固定され前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させるための加圧部材とを備えた複自由度駆動装置において、前記加圧部材は、前記接触部に略対向配置される略環状の弾性部を有した皿ばねを備え、該弾性部の弾性により前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させるよう構成されており、前記ステータ側に配置され前記ステータに固定される第1ハウジングと、前記ロータ側に配置され前記ロータを略覆うように前記第1ハウジングに組み付けられ前記第1ハウジングと共に前記ステータ、前記ロータ、及び前記加圧部材を略収容する第2ハウジングとを備え、前記第2ハウジングには皿ばね支持部が設けられ、前記皿ばねは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに組み付けられることで、前記接触部の反対側への移動が規制されるように前記皿ばね支持部に支持されるとともに前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させる
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の複自由度駆動装置において、前記皿ばねは、略筒状でその一端が前記皿ばね支持部に支持される円筒部と、その円筒部の他端から径方向内側に延びる円盤部と、その円盤部の内縁から一端側斜め径方向内側に延びる前記弾性部とからなる
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の複自由度駆動装置において、前記加圧部材は、前記弾性部の周方向に複数のボールと該ボールを回転可能に保持するボール保持部とを有し前記ボールが前記ロータに直接当接される転がり軸受を備え、前記皿ばねは、前記ボール保持部を付勢することで前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させる
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は4に記載の複自由度駆動装置において、前記ボール保持部と前記皿ばねとは、前記ロータの回動中心と同じ中心で複数の軸中心に所定範囲で回動可能に当接された
【0013】
(作用)
請求項に記載の発明によれば、加圧部材は、ステータの接触部に略対向配置され略環状の弾性部を有した皿ばねを備える。そして、環状の弾性部の弾性により接触球面部が接触部に押圧接触されるため、例えば、従来技術のような微妙な組み付け作業を必要とせず、接触球面部を接触部に略均等に(バランス良く)押圧接触させることができる。
【0014】
請求項1及び4に記載の発明によれば、ロータは転がり軸受のボールと当接されて押圧されるため、ロータと加圧部材との抵抗が小さくなる
【0015】
請求項に記載の発明によれば、ロータは、その一部が接触球面部とされる略球体形状に形成され、ボール保持部は、ロータの最大円周部で分割可能な第1及び第2ボール保持部からなる。そして第1及び第2ボール保持部にはそれぞれボールが支持されるため、ロータが回転可能に確実に支持される。例えば、ロータの一部に設けられた出力軸に大きな負荷がかかっても、ロータの接触球面部がステータの接触部から外れて(ずれて)しまうことが防止される。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、皿ばねは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに組み付けられることで接触部の反対側への移動が規制されるように皿ばね支持部に支持されるとともに接触球面部を接触部に押圧接触させるため、煩雑な作業を要せず容易に組み付けることができる。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、皿ばねは、略筒状でその一端が皿ばね支持部に支持される円筒部と、円筒部の他端から径方向内側に延びる円盤部と、円盤部の内縁から一端側斜め径方向内側に延びる前記弾性部とからなるため、単純な形状で軸方向の小型化を図りながら、所望の荷重を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記ボール保持部と前記皿ばねとは、前記ロータの回動中心と同じ中心で複数の軸中心に所定範囲で回動可能に当接される。よって、前記ボールと前記ロータとの相対回動が不能となった地点から更にボール保持部と皿ばねとが相対回動することで、ロータの回動範囲が所定範囲広くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。本実施の形態の複自由度駆動装置1は、図示しない車両室内においてフロントウインド上方に配設され、バックミラー2(図3参照)の角度を調整するためのものである。
【0019】
図1に示すように、複自由度駆動装置1は、第1及び第2ハウジング3,4と、ステータ5と、ロータ6と、加圧部材7とを備えている。第1ハウジング3は、略円筒形状に形成され、その一端側(図1中、上端側)には径方向外側に延びる第1固定部3aが形成されている。又、第1ハウジング3の他端側(図1中、下端側)には、径方向に貫通するネジ孔3bが形成され、前記第1固定部3aには軸方向に貫通する雌ねじ3cが形成されている。第2ハウジング4は、略円筒形状に形成され、その一端側(図1中、上端側)には径方向内側に延びるカバー部4aが形成され、その他端側(図1中、下端側)には径方向外側に延びる第2固定部4bが形成されている。又、第2ハウジング4の第2固定部4bには、第1ハウジング3の雌ねじ3cと対応して軸方向に貫通するネジ孔4cが形成されている。更に、第2ハウジング4の内周面における軸方向中間部には、内径が小さくされて段差が形成されることで、皿ばね支持部4dが形成されている。そして、第1及び第2ハウジング3,4は、ネジ孔4cを貫通して雌ねじ3cに螺合されるネジN1により固定されている。又、第1ハウジング3の他端側(図1中、下側)には、ステータ5が固定されている。
【0020】
詳述すると、ステータ5は、上段、中段及び下段ブロック8〜10と、第1〜第3圧電素子11〜13と、ボルト部材14とを備えている。
上段、中段及び下段ブロック8〜10は、導電性金属よりなり、本実施形態ではアルミ合金にて形成されている。上段、中段及び下段ブロック8〜10は略円柱体であって、その中心軸部には軸方向に貫通する貫通孔が形成されている。又、上段ブロック8の上部外周縁には円筒状に延びる突出部8aが立設されている。そして、上段ブロック8における突出部8a(ステータ5)の一端部(上端部)には、上方に設けられる球面と環状の面で接触するように設定された曲面状の接触部8bが形成されている。又、上段ブロック8の貫通孔には雌ねじが形成されている。又、下段ブロック10は、直径が前記第1ハウジング3の内径と同じに設定され、その外縁部には前記ネジ孔3bと対応して径方向内側に延びる雌ねじ10aが形成されている。
【0021】
第1〜第3圧電素子11〜13は、図2に示すように、それぞれ円盤状に形成された2枚の圧電素子11a,11b〜13a,13bが組み合わされてなり、その中心軸部には貫通孔が形成されている。
【0022】
第1圧電素子11を構成する一方の圧電素子11aの分極方向は、平面に対して垂直(厚み方向)で、かつ図2に破線で示すように、その平面の半分ずつで逆とされている。又、第1圧電素子11を構成する他方の圧電素子11bの分極方向は、一方の圧電素子11aの逆、即ち、前記合わせ面(組み合わせる面)に設けられる図示しない電極を中心として一方の圧電素子11aと対称とされている。
【0023】
第2圧電素子12を構成する一方の圧電素子12aの分極方向は、平面に対して垂直(厚み方向)で、かつ図2に破線で示すように、その平面の半分ずつで逆とされている。又、第2圧電素子12を構成する他方の圧電素子12bの分極方向は、一方の圧電素子12aの逆、即ち、前記合わせ面に設けられる図示しない電極を中心として一方の圧電素子12aと対称とされている。
【0024】
第3圧電素子13を構成する一方の圧電素子13aの分極方向は、平面に対して垂直な一方向とされている。又、第3圧電素子13を構成する他方の圧電素子13bの分極方向は、一方の圧電素子13aの逆、即ち、前記合わせ面に設けられる図示しない電極を中心として一方の圧電素子13aと対称とされている。尚、第1〜第3圧電素子11〜13の上面、及び下面には、図示しない電極がそれぞれ配設されている。
【0025】
そして、図1に示すように、下段ブロック10、第3圧電素子13、中段ブロック9、第2圧電素子12、第1圧電素子11、上段ブロック8は、この順で積層され、下段ブロック10から各貫通孔に挿通されるボルト部材14が上段ブロック8に螺合されることにより締結されている。そして、このステータ5は、第1ハウジング3のネジ孔3bを貫通して下段ブロック10の雌ねじ10aに螺合されるネジN2により、第1及び第2ハウジング3,4内部に収容されるように固定されている。
【0026】
ここで、第1圧電素子11と、第2圧電素子12とは、図2に破線で示す分極の境界線が、90°ずれるように(即ちお互い直角に分極されるように)配置されて締結される。即ち、第1圧電素子11の分極変化方向(分極の境界線直交方向)と第2圧電素子12の分極変化方向(分極の境界線直交方向)とが軸方向から見て互いに直角とされている。
【0027】
前記ステータ5の接触部8bには、加圧部材7によりロータ6が押圧接触される。詳述すると、ロータ6は、ステンレス鋼等の剛体よりなる。ロータ6は、略球体形状に形成され、その一部(図1中、下側)に前記接触部8bと環状の面で接触する接触球面部6aがあり、また同一径で後述するボール23と接触する押圧球面部6bがあり、さらに接触球面部6aの反対側に出力軸6cが突設されている。そして、ロータ6は、前記第2ハウジング4に支持された加圧部材7に直接当接されて押圧(付勢)されることで接触球面部6aが前記接触部8bに押圧接触される。尚、このとき、出力軸6cは、第2ハウジング4のカバー部4aの中央孔から外部に突出する。そして、この出力軸6cの先端には、図3に示すようにバックミラー2が固定されることになる。
【0028】
本実施の形態の加圧部材7は、転がり軸受21と皿ばね22とからなる。転がり軸受21は、複数のボール23とボール23を回転可能に保持するボール保持部24とを有する。ボール保持部24は、前記出力軸6cを避けて前記ロータ6(押圧球面部6b)と対向する環状に形成され、そのロータ6との対向面側にボール23を周方向に複数(本実施の形態では6個であって、図1中、2つのみ図示する)保持している。又、ボール保持部24においてロータ6との非対向面側は、曲面(ロータ6と中心(円の中心)が同じ球形状の一部分形状)とされている。皿ばね22は、略筒状でその一端(図1中、上端)が前記皿ばね支持部4dに支持される円筒部22aと、その円筒部22aの他端から径方向内側に延びる円盤部22bと、その円盤部22bの内縁から前記一端側斜め径方向内側に延びる環状の弾性部22cとからなる。この弾性部22cは、弾性を有し、前記接触部8bに対向配置されるとともに、前記ボール保持部24におけるロータ6との非対向面と対応した湾曲形状に形成されている。尚、この弾性部22cは、皿ばね22が配置された状態でボール保持部24におけるロータ6との非対向面と当接されて撓められた状態とされている。そして、弾性部22cの弾性によりボール保持部24におけるロータ6の非対向面が付勢され、ボール23にてロータ6(押圧球面部6b)が付勢され、接触球面部6aが接触部8bに押圧接触される。即ち、皿ばね22は、第2ハウジング4が第1ハウジング3に組み付けられることで、接触部8bの反対側(図1中、上側)への移動が規制されるように皿ばね支持部4dに当接支持されるとともに接触球面部6aを接触部8bに押圧接触させる。尚、この状態で、弾性部22c(皿ばね22)とボール保持部24とは、ロータ6(接触球面部6a)の回動中心と同じ中心で複数の軸中心に所定範囲で回動可能に当接(押圧接触支持)されている。
【0029】
上記のように構成された複自由度駆動装置1の第1〜第3圧電素子11〜13(それらの電極)には、図示しない制御装置から高周波電圧が供給される。この制御装置は、例えば、車両室内に設けられるバックミラー操作スイッチの操作等に基づいて第1〜第3圧電素子11〜13の内の2つに高周波電圧を供給する。
【0030】
尚、制御装置は、第1圧電素子11の上面の電極と合わせ面の電極間、第1圧電素子11の下面の電極と合わせ面の電極間に同じ高周波電圧を供給する。すると、第1圧電素子11に合わせ面の電極を共通として上下に対称な高周波電圧が供給されることと一方の圧電素子11aと他方の圧電素子11bの分極方向が合わせ面を中心として対称とされていることから、第1圧電素子11で大きな(圧電素子11a,11bの振動を足算した)振動が発生される。この振動は、圧電素子11a,11bの分極方向がそれぞれ平面の半分ずつで逆であることから、その分割した一方(図2中、X軸方向の一方)が厚み方向に伸びるときには他方(X軸方向の他方)が厚み方向に縮み、逆に一方が縮むときには他方が伸びる振動となり、全体としてX軸方向の曲げ振動となる。
【0031】
又、制御回路は、第2圧電素子12の上面の電極と合わせ面の電極間、第2圧電素子12の下面の電極と合わせ面の電極間に同じ高周波電圧を供給する。すると、第2圧電素子12に合わせ面の電極を共通として上下に対称な高周波電圧が供給されることと一方の圧電素子12aと他方の圧電素子12bの分極方向が合わせ面を中心として対称とされていることから、第2圧電素子12で大きな(圧電素子12a,12bの振動を足算した)振動が発生される。この振動は、圧電素子12a,12bの分極方向がそれぞれ平面の半分ずつで逆であることから、その分割した一方(図2中、Y軸方向の一方)が厚み方向に伸びるときには他方(Y軸方向の他方)が厚み方向に縮み、逆に一方が縮むときには他方が伸びる振動となり、全体としてY軸方向の曲げ振動となる。
【0032】
さらに、制御回路は、第3圧電素子13の上面の電極と合わせ面の電極間、第3圧電素子13の下面の電極と合わせ面の電極間に同じ高周波電圧を供給する。すると、第3圧電素子13に合わせ面の電極を共通として上下に対称な高周波電圧が供給されることと一方の圧電素子13aと他方の圧電素子13bの分極方向が合わせ面を中心として対称とされていることから、第3圧電素子13で大きな(圧電素子13a,13bの振動を足算した)振動が発生される。この振動は、圧電素子13a,13bの分極方向がそれぞれ平面全体で一方向であることから、上面から下面までが一様に伸び縮みする縦振動となる。
【0033】
よって、制御装置から高周波電圧が供給される第1〜第3圧電素子11〜13の組み合わせにより接触部8bにバックミラー操作スイッチの操作等に基づいた振動が発生し、ロータ6が所望の回動を行い、出力軸6cとともにバックミラー2が傾動される。
【0034】
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)加圧部材7は、ステータ5の接触部8bに略対向配置される環状の弾性部22cを有した皿ばね22を備える。そして、環状の弾性部22cの弾性によりロータ6の接触球面部6aが接触部8bに押圧接触されるため、例えば、加圧部材にネジ機構の締付け力を用いた従来技術のように微妙な組み付け作業(締付けトルク管理)を必要としない。しかも、例えば、複数の圧縮コイルばねを用いた従来技術に比べて、接触球面部6aを接触部8bに略均等に(バランス良く)押圧接触させることができる。これにより、効率(トルク)や正常な動作を保証することができる。
【0035】
(2)加圧部材7は転がり軸受21を備え、ロータ6は転がり軸受21のボール23と当接されて押圧されるため、ロータ6と加圧部材7との抵抗(回動時の摩擦抵抗)が小さくなる。よって、効率(トルク)を更に向上させることができる。
【0036】
(3)ボール保持部24と皿ばね22とは、ロータ6の回動中心と同じ中心で複数の軸中心に所定範囲で回動(摺動)可能に当接される。よって、ボール保持部24とロータ6(出力軸6c)との相対回動が干渉により不能となった地点から更にボール保持部24と皿ばね22とが相対回動することで、ロータ6の回動範囲が所定範囲広くなる。
【0037】
(4)皿ばね22は、第2ハウジング4が第1ハウジング3に組み付けられることで接触部8bの反対側(図1中、上側)への移動が規制されるように皿ばね支持部4dに支持されるとともに接触球面部6aを接触部8bに押圧接触させる。よって、煩雑な(例えば、撓ませながら組み付けるといった)作業を要せず容易に組み付けることができる。
【0038】
(5)皿ばね22は、略筒状でその一端(図1中、上端)が皿ばね支持部4dに支持される円筒部22aと、その円筒部22aの他端から径方向内側に延びる円盤部22bと、その円盤部22bの内縁から一端側斜め径方向内側に延びる環状の弾性部22cとからなる。このようにすると、円筒部22aは、弾性部22cと軸方向に重なる範囲に配置されることと薄肉ながら全体の剛性を高めることなどから、単純な形状で軸方向の小型化を図りながら、所望の荷重を得ることができる。
【0039】
(6)ステータ5は、積層されて締結された第1及び第2圧電素子11,12を備え、第1及び第2圧電素子11,12の分極変化方向が互いに直角とされて、それぞれが独立して駆動されることで接触部8bに複数種類の振動を発生する。このようにすると、ロータ6を複数の軸中心に回動させるべく接触部8bに容易に複数種類の振動を発生させることができる。
【0040】
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、上段ブロック8(ステータ5)の上部外周縁に突出部8aを立設しその突出部8aに接触部8bを形成することで、変位(振幅)の大きいステータ5の振動を利用するようにしたが、図4に示すように、上段ブロック31の貫通孔に隣接して接触部31aを形成するようにしてもよい。詳しくは、この上段ブロック31は、上記実施の形態の上段ブロック8に比べ突出部8aが形成されず、貫通孔と連続して、上方に設けられる球面(接触球面部6a)と環状の面で接触するように設定された曲面状の接触部31aが形成されている。このようにしても、上記実施の形態の効果と同様の効果を得ることができる。しかも、上記実施の形態に比べてステータ5(上段ブロック31)の形状を単純にすることができる。
【0041】
・上記実施の形態の加圧部材7は、接触部8bに略対向配置され略環状の弾性部を有した皿ばねを備え、該弾性部の弾性により接触球面部6aを接触部8bに押圧接触させることができれば、他の構成に変更してもよい。
【0042】
例えば、図5に示すように変更してもよい。図5に示すように、加圧部材41は、転がり軸受42と皿ばね43とからなる。転がり軸受42は、複数のボール44とボール44を回転可能に保持するボール保持部45とを有する。ボール保持部45は、ロータ6の最大円周部(直径の部分)で分割可能な第1及び第2ボール保持部46,47がネジN3にて固定されてなる。尚、この例では、ボール保持部45には、前記ステータ5の軸方向に3段、1段につき周方向に6個(図5中、2個のみ図示する)のボール44が保持されている(即ち18個保持されている)。又、この例では、第1ボール保持部46に支持される上方から1段目と2段目のボール44がロータ6を接触部8b側に付勢可能とされている(ロータ6の上半分より上方に配置されている)。又、この例では、各ボール44の各間隔が保持部材48にて保持されている。又、ボール保持部45は、ステータ5に対して固定されたハウジング49に対して前記軸方向(接触球面部6aと接触部8bの接触方向)の直交方向に移動不能、且つ前記軸方向に移動可能に当接支持されている。そして、転がり軸受42は、そのボール保持部45(第1ボール保持部46)が、ハウジング49のカバー部49aに上方への移動が規制されるように支持された皿ばね43にて下方に付勢され、上方から1段目と2段目のボール44にてロータ6が付勢され、接触球面部6aが接触部8bに押圧接触される。尚、この例では、皿ばね43全体が環状の弾性部を構成している。
【0043】
このようにすると、ロータ6の最大円周部で分割可能な第1及び第2ボール保持部46,47にそれぞれボール44が支持されるため、ロータ6が最大円周部を挟んで(包まれるように)回転可能に確実に支持される。例えば、ロータ6に設けられた出力軸6cに大きな負荷がかかっても、ロータ6の接触球面部6aがステータ5の接触部8bから外れて(ずれて)しまうことが防止される。又、ボール保持部45は、ハウジング49に対して前記軸方向の直交方向に移動不能に当接支持されるため、例えば、出力軸6cに大きな負荷がかかっても、ロータ6の接触球面部6aがステータ5の接触部8bから外れて(ずれて)しまうことが更に防止される。
【0044】
又、ボール保持部45には、ロータ6を接触部8b側に付勢可能なボール44が前記軸方向に複数(2段)支持されるため、ロータ6を接触部8b側に付勢するボール44の個数が多くなる(この例では12個となる)。よって、各ボール44及びロータ6の各ボール44が当接する部分の各面圧が小さくなる。これにより、耐久性が向上される。言い換えると、所定の耐久性を維持しながら、ボール44やロータ6自身の耐摩耗性を低く設定することができる。
【0045】
・上記実施の形態では、加圧部材7は、転がり軸受21と皿ばね22とからなるとしたが、図6に示すように、ステータ5(第1及び第2ハウジング51,52)に対して固定(支持)され、ロータ6と摺動可能に直接当接され接触部31a側に付勢する皿ばね53としてもよい。皿ばね53は、略筒状でその一端(図6中、上端)が第2ハウジング52に当接支持される円筒部53aと、その円筒部53aの他端から径方向内側に延びる円盤部53bと、その円盤部53bの内縁から前記一端側斜め径方向内側に延びロータ6と摺動可能に直接当接される環状の弾性部53cとからなる。尚、この例では、第1ハウジング51の開口部に皿ばね53を収容するための皿ばね収容部51aが形成されている。そして、皿ばね収容部51aに皿ばね53が略収容された状態で第1ハウジング51に第2ハウジング52が組み付けられることで、皿ばね53は接触部31aの反対側(図6中、上側)への移動が規制されるように第2ハウジング52に支持されるとともに接触球面部6aを接触部31aに押圧接触させる。このようにすると、上記実施の形態に比べて、部品点数が少なく簡単な構成とすることができる。
【0046】
又、上記第1及び第2ハウジング51,52(図6参照)は、図7に示すような第1及び第2ハウジング61,62に変更してもよい。この例では、第2ハウジング62に皿ばね53を収容し接触部31aの反対側(図7中、上側)への移動を規制するように当接する皿ばね収容部62aが形成されている。そして、皿ばね収容部62aに(図7中、下方から)皿ばね53が略収容された状態で第1ハウジング61に第2ハウジング62が組み付けられることで、皿ばね53は第2ハウジング52に支持されるとともに接触球面部6aを接触部31aに押圧接触させる。このようにしても、上記実施の形態に比べて、部品点数が少なく簡単な構成とすることができる。尚、これらの例(図6及び図7参照)では、ステータ5の上段ブロック31を上記別例(図4参照)のものとしたが、勿論、上記実施の形態(図1参照)の上段ブロック8に変更してもよい。
【0047】
・上記実施の形態では、ボール保持部24と皿ばね22とは、ロータ6の回動中心と同じ中心で複数の軸中心に所定範囲で回動可能に当接されるとしたが、ボール保持部と皿ばねとを回動不能に固定してもよい。このようにしても、上記実施の形態の効果(1)、(2)、(4)〜(6)と同様の効果を得ることができる。又、このようにすると、加圧部材(ボール)は、ロータ6の回動角度に関わらず、ステータ5に対して不変の所定位置でロータ6と当接する。よって、接触球面部6aが接触部8bに常に一定の押圧力で押圧接触される。これにより、ロータ6が常に安定して回動する。
【0048】
・上記実施の形態のステータ5は、ロータ6(接触球面部6a)が接触される接触部を有し、その接触部にロータ6を複数の軸中心に回動させるべく複数種類の振動を発生することができれば、他の構成に変更してもよい。
【0049】
・上記実施の形態では、複自由度駆動装置1をバックミラー2の角度を調整するためものとしたが、他の用途に用いられるものとしてもよい。
上記各実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
【0050】
(イ)前記ボール保持部には、前記ロータを前記接触部側に付勢可能な前記ボールが前記弾性部の軸方向に複数支持されたことを特徴とする。このようにすると、ロータを接触部側に付勢するボールの個数が多くなる。よって、各ボール及びロータの各ボールが当接する部分の各面圧が小さくなる。これにより、耐久性が向上される。言い換えると、所定の耐久性を維持しながら、ボールやロータ自身の耐摩耗性を低く設定することができる。
【0051】
(ロ)前記ボール保持部は、前記ステータに対して固定されるハウジングに対して前記接触球面部と前記接触部の接触方向の直交方向に移動不能に当接支持されることを特徴とする。このようにすると、例えば、ロータの一部に設けられた出力軸に大きな負荷がかかっても、ロータの接触球面部がステータの接触部から外れて(ずれて)しまうことが更に防止される。
【0052】
(ハ)前記ステータは、積層されて締結された第1及び第2圧電素子を備え、前記第1及び第2圧電素子の分極変化方向が互いに直角とされて、それぞれが独立して駆動されることで前記接触部に複数種類の振動を発生することを特徴とする。このようにすると、ロータを複数の軸中心に回動させるべく接触部に容易に複数種類の振動を発生させることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、容易に組み付けることができ、ロータを接触部に略均等に押圧接触させることができる複自由度駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の複自由度駆動装置の模式図。
【図2】本実施の形態の第1〜第3圧電素子を説明するための説明図。
【図3】複自由度駆動装置とバックミラーの取付状態を示す模式図。
【図4】別例の複自由度駆動装置の模式図。
【図5】別例の複自由度駆動装置の模式図。
【図6】別例の複自由度駆動装置の模式図。
【図7】別例の複自由度駆動装置の模式図。
【符号の説明】
3,51,61…第1ハウジング、4,52,62…第2ハウジング、4a…皿ばね支持部、5…ステータ、6…ロータ、6a…接触球面部、7,41…加圧部材、8b,31a…接触部、21,42…加圧部材の一部を構成する転がり軸受、22,43…加圧部材の一部を構成する皿ばね、22a,53a…円筒部、22b,53b…円盤部、22c,53c…弾性部、23,44…ボール、24,45…ボール保持部、46,47…第1及び第2ボール保持部、53…加圧部材としての皿ばね。

Claims (5)

  1. 接触部を有し、その接触部に複数種類の振動を発生するステータと、
    略球面状の接触球面部を有しその接触球面部が前記接触部に押圧接触された状態で、前記ステータにて発生される振動の種類にそれぞれ基づいて複数の軸中心に回動するロータと、
    前記ステータに対して固定され前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させるための加圧部材と
    を備えた複自由度駆動装置において、
    前記ロータは、その一部が前記接触球面部とされる略球体形状に形成され、
    前記加圧部材は、
    前記接触部に略対向配置される略環状の弾性部を有した皿ばねと、
    前記弾性部の周方向に複数のボールと該ボールを回転可能に保持するボール保持部とを有し前記ボールが前記ロータに直接当接される転がり軸受とを備え、
    前記ボール保持部は、前記ロータの最大円周部で分割可能な第 1 及び第2ボール保持部からなり、それぞれが前記ボールを支持し、
    前記皿ばねは、前記ボール保持部を付勢することで前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させることを特徴とする複自由度駆動装置。
  2. 接触部を有し、その接触部に複数種類の振動を発生するステータと、
    略球面状の接触球面部を有しその接触球面部が前記接触部に押圧接触された状態で、前記ステータにて発生される振動の種類にそれぞれ基づいて複数の軸中心に回動するロータと、
    前記ステータに対して固定され前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させるための加圧部材と
    を備えた複自由度駆動装置において、
    前記加圧部材は、前記接触部に略対向配置される略環状の弾性部を有した皿ばねを備え、該弾性部の弾性により前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させるよう構成されており、
    前記ステータ側に配置され前記ステータに固定される第1ハウジングと、前記ロータ側に配置され前記ロータを略覆うように前記第1ハウジングに組み付けられ前記第1ハウジングと共に前記ステータ、前記ロータ、及び前記加圧部材を略収容する第2ハウジングとを備え、
    前記第2ハウジングには皿ばね支持部が設けられ、
    前記皿ばねは、前記第2ハウジングが前記第1ハウジングに組み付けられることで、前記接触部の反対側への移動が規制されるように前記皿ばね支持部に支持されるとともに前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させることを特徴とする複自由度駆動装置。
  3. 請求項2に記載の複自由度駆動装置において、
    前記皿ばねは、略筒状でその一端が前記皿ばね支持部に支持される円筒部と、その円筒部の他端から径方向内側に延びる円盤部と、その円盤部の内縁から一端側斜め径方向内側に延びる前記弾性部とからなることを特徴とする複自由度駆動装置。
  4. 請求項2又は3に記載の複自由度駆動装置において、
    前記加圧部材は、
    前記弾性部の周方向に複数のボールと該ボールを回転可能に保持するボール保持部とを有し前記ボールが前記ロータに直接当接される転がり軸受を備え、
    前記皿ばねは、前記ボール保持部を付勢することで前記接触球面部を前記接触部に押圧接触させることを特徴とする複自由度駆動装置。
  5. 請求項1又は4に記載の複自由度駆動装置において、
    前記ボール保持部と前記皿ばねとは、前記ロータの回動中心と同じ中心で複数の軸中心に所定範囲で回動可能に当接されたことを特徴とする複自由度駆動装置。
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