JP4075250B2 - 送り装置およびこれを用いる無段変速機 - Google Patents

送り装置およびこれを用いる無段変速機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無段変速機における主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向に送るのに用いられる送り装置ならびにこれを用いた無段変速機に関する。この無段変速機は、エンジン出力を無段階に変速する乾式の無段変速機である。
【0002】
【従来の技術】
このような無段変速機には、エンジンからの入力軸に連結された主動側V溝プーリと、車輪への出力軸に連結された従動側V溝プーリとの間にVベルトを巻き掛けし、変速時に両プーリのVベルト巻き掛け径を変更してエンジン出力を無段階に変更して出力軸に伝達するようになっているものがある。
【0003】
主動側V溝プーリと従動側V溝プーリは、共に、固定フランジと可動フランジとでV溝を形成し、主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせて両プーリに対するVベルトの巻き掛け径を可変させるようになっている。
【0004】
従来の無段変速機において、こうした主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせるのに用いられる送り装置は、主動側V溝プーリと同軸状に配設され外周に螺旋溝を有する固定環と、この固定環の外周に配設され内周に螺旋溝を備える可動環と、この固定環と可動環との間に介装されて該可動環に付与される回転動力を軸方向推進力に変換するボール循環ユニットとから構成されている。
【0005】
このボール循環ユニットは、固定環と可動環それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、このボールを可動環と固定環それぞれの対向螺旋溝の一方側から他方側に循環させるサーキュレータチューブとから構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなサーキュレータチューブを用いた送り装置の構成は複雑かつ大掛かりなものであり、また、これを用いた無段変速機全体の構成を大型重量化させ、しかもその製造コストを高くつかせるものとなっている。
【0007】
したがって、本発明は、送り装置において、簡易な構成とすることを解決すべき課題としている。
【0008】
本発明はまた、無段変速機において、前記送り装置を用いて全体の構成を小型軽量で、かつ製造コスト的に有利となるようにすることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の送り装置は、各々固定フランジと可動フランジとでV溝を形成する主動側V溝プーリおよび従動側V溝プーリと、前記両プーリ間に巻き掛けられるVベルトとを有した無段変速機に用いられて、前記主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせて前記両プーリに対するベルトの巻き掛け径を可変させる送り装置であって、前記主動側V溝プーリと同軸状に固定配設が可能でかつ外周に螺旋溝が設けられる固定環と、前記固定環の外周に配設されて内周に螺旋溝が設けられる可動環と、前記可動環と固定環それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、前記ボールそれぞれを非分離状態に保持する複数のポケットが形成されている円環状の保持器とを有しているとともに、前記可動環と主動側V溝プーリとの間に可動環支持用のラジアル軸受が配置されており、前記可動環の前記螺旋溝は該可動環の軸方向一方側の内周に設けられ、前記可動環の軸方向他方側の内周面には前記可動環支持用のラジアル軸受を配備する部位が形成されていることを特徴としている。
【0010】
なお、この場合、前記スライドの意義は、移動、摺動、等を含む広い概念に解釈され、また、主動側V溝プーリと同軸状の意義は、このプーリそのものと同軸状の場合のみならずこれが軸に固定された場合、この軸に対して同軸状の場合も含む広い概念に解釈される。
【0011】
本発明に係る送り装置は、好ましくは、前記固定環と前記主動側V溝プーリの固定フランジが一体に設けられる軸との間で、かつ前記可動環の位置する側とは軸方向で反対側の箇所に固定環側のラジアル軸受が配置されている。
また、本発明係る送り装置は、好ましくは、前記保持器の所定以上の軸方向移動を規制する規制部材を備えている。
【0012】
本発明の無段変速機は、各々固定フランジと可動フランジとでV溝を形成する主動側V溝プーリおよび従動側V溝プーリと、前記両プーリ間に巻き掛けられるVベルトと、前記主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせて前記両プーリに対するベルトの巻き掛け径を可変させる操作ユニットとを備え、前記操作ユニットが、動力源と、送り装置とを備え、前記動力源は、前記送り装置に回転動力を付与するものであり、前記送り装置は、前記主動側V溝プーリと同軸状に固定配設されかつ外周に螺旋溝が設けられる固定環と、前記固定環の外周に配設されて前記動力源から回転動力を付与されるものであってその内周に螺旋溝が設けられる可動環と、前記可動環と固定環それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、前記ボールそれぞれを非分離状態に保持する複数のポケットが形成されている円環状の保持器とを有しているとともに、前記可動環と主動側V溝プーリとの間に可動環支持用のラジアル軸受が配置されており、前記可動環の前記螺旋溝は該可動環の軸方向一方側の内周に設けられ、前記可動環の軸方向他方側の内周面には前記可動環支持用のラジアル軸受を配備する部位が形成されていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細について図1ないし図4で示される実施形態を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の乾式の無段変速機の要部の縦断面図、図2は、図1の送り装置における高速回転状態の拡大断面図、図3は、図1の送り装置における低速回転状態の拡大断面図、図4は、図1の送り装置が備える保持器の拡大斜視図、図5は、図4の断面図である。
【0015】
これらの図に示される実施形態の無段変速機は、径方向に互いに平行に配置された入力軸1と出力軸2とを備える。入力軸1は、不図示のエンジン出力に応じた回転数で回転される一方、出力軸2は、不図示の車輪に動力を伝達する。
【0016】
主動側V溝プーリ3は、入力軸1に連結されている。
【0017】
従動側V溝プーリ4は、出力軸2に連結されている。
【0018】
Vリブドベルト(ベルトと略称)5は、両プーリ3,4それぞれのV溝6,7間に巻き掛けられる。
【0019】
両プーリ3,4のベルト5の巻き掛け径は、変速時に変更され、これによって、エンジン出力が無段階に変更されて出力軸2に伝達されるようになっている。
【0020】
主動側V溝プーリ3は、入力軸1に固定された固定フランジ8と、入力軸1に同軸状に配設されその基端部9aが固定フランジ8の基端部8aとスプライン嵌合して軸方向移動可能かつ固定フランジ8と一体回転可能に配設された可動フランジ9とを有する。両フランジ8,9は互いの対向面が円錐面になっていて、両対向面間で前記V溝6が構成されている。
【0021】
従動側V溝プーリ4は、出力軸2に固定された固定フランジ10と、出力軸2に同軸状に配設されその基端部11aが固定フランジ10の基端部10aとスプライン回転して軸方向移動可能かつ固定フランジ10と一体回転可能に配設された可動フランジ11とを有する。両フランジ10,11は互いの対向面が円錐面になっていて、両対向面間で前記V溝7が構成されている。可動フランジ11はまた、不図示のバネ部材で固定フランジ10に向けて常時付勢されている。
【0022】
操作ユニット13は、主動側V溝プーリ3の可動フランジ9を軸方向にスライドさせて両プーリ3,4に対するVベルト5の巻き掛け径を可変させて無段変速操作を行うためのものであり、動力源14と、送り装置15とを含む。
【0023】
動力源14は、変速用アクチュエータモータ16と、このモータ16の軸に固定された第1ギヤ17、この第1ギヤ17に噛合する第2ギヤ18および第2ギヤ18に噛合する第3ギヤ19からなるギヤ列とからなる。
【0024】
第3ギヤ19は軸方向に延び、軸方向一端側外周のギヤ部分19aが第2ギヤ18に噛合する一方、軸方向他端側外周のギヤ部分19bは軸方向に長くなっている。
【0025】
送り装置15は、固定環20、可動環21および動力変換ユニット22から構成されている。
【0026】
固定環20は、軸方向に大径部23と小径部24とからなる異径の環状をなしており、その大径部23が入力軸1とハウジング25との間に軸受26を介して取り付けられることで主動側V溝プーリ3と同軸状に固定配設され、小径部24は軸方向に延びてその外周に螺旋溝27が設けられている。固定環20はまた、動力変換ユニット22の保持器28の軸方向一方の所定以上の移動を規制する規制部材としてのストッパ29を有している。
【0027】
可動環21は、主動側V溝プーリ3の外周に軸受30を介して取り付けられた軸方向に一様な径の環状をなしており、固定環20の小径部24外周に径方向に対向配設されて内周に螺旋溝31が設けられているとともに、その外周の途中部における径方向突出環状部32の外周にギヤが設けられている。
【0028】
この径方向突出環状部32は、可動環本体21aと一体の内径側環状部32aと、この内径側環状部32aの外周端部にスプライン嵌合等により回り止めされた外径側環状部32bとからなり、この外径側環状部32bの外周端部にギヤが形成されている。そして、互いに一体の可動環本体21aと内径側環状部32aは耐摩耗性およびコスト低減の観点から例えばSCM415などの浸炭用鋼またはSUJ2などの軸受鋼を素材としている。
【0029】
また外径側環状部32bは第3ギヤ19との噛合による噛合音発生の低減、軽量化、および無潤滑化の観点から、樹脂、好ましくはポリアミド樹脂、最も好ましくはポリアセタールを素材としている。
【0030】
なお、可動環21は、動力変換ユニット22の保持器28の軸方向他方の所定以上の移動を規制する規制部材としてのストッパ33を有している。
【0031】
可動環21の径方向突出環状部32の外周のギヤは、動力源14の第3ギヤ19のギヤ部分19bと噛合して回転動力を付与されるようになっている。
【0032】
動力変換ユニット22は、固定環20の小径部24外周の螺旋溝27と可動環21の内周の螺旋溝31との間に介装され可動環21に与えられる回転動力を軸方向推進力に変換するものであり、複数のボール34と、これら各ボール34を個別に非分離状態に保持する複数のポケット35を有する円環状の前記保持器28とを有している。
【0033】
保持器28は、前記両ストッパ29,33で軸方向両方向それぞれに対して所定以上の移動が規制される。
【0034】
上記構成において、図2の高速回転状態または図3の低速回転状態とする変速時には、操作ユニット13の動力源14におけるモータ16を駆動してギヤ列17〜19を介して送り装置15にそのモータ16の動力を伝達する。この伝達は、送り装置15の可動環21の径方向突出環状部32外周のギヤが、動力源14の第3ギヤ19のギヤ部分19bと噛合することで行われる。
【0035】
送り装置15は、前記噛合で、可動環21がその変速量に対応した回転量だけ回転駆動させられる。この場合、可動環21の回転方向に応じてV溝6,7の巻き掛け径を大きくまたは小さくして、変速量を大小に変更することができる。
【0036】
そして、可動環21は、その回転量だけ回転させられるに伴い、固定環20とは動力変換ユニット22のボール34を介して互いの螺旋溝27,31で連結されているので、動力変換ユニット22から軸方向推進力を受けて前記回転量に見合う距離分、軸方向に移動させられる。
【0037】
この場合、主動側V溝プーリ3の可動フランジ9は、この可動環21と軸受30を介して連結されているので、可動フランジ9は、可動環21と一体に軸方向に移動する。その結果、主動側V溝プーリ3における可動フランジ9と固定フランジ8との間のV溝6は、その可動環21の移動量に対応した巻き掛け径を有したものとなる。また、主動側V溝プーリ3におけるV溝6の変更に応じて、従動側V溝プーリ4の可動フランジ11も自動的に軸方向に移動する結果、従動側V溝プーリ4における可動フランジ11と固定フランジ10との間のV溝7も、主動側V溝プーリ3におけるV溝6と対応したものとなり、Vベルト5の巻き掛け径が変更される。これによって、変速が行われる。
【0038】
以上の実施形態の動力変換ユニット22の場合、循環型のように複雑な構成とは異なり、単に、ボール34とそれの保持器28とからの簡易な構成で、小型軽量なものとなっている。
【0039】
なお、上述の実施形態では保持器28のポケット35をボール34一つだけ収納する形状にしていたが、軸方向に長穴形状として、複数のボール34を収納する形態にしたものも本発明に含む。
【0040】
【発明の効果】
以上のように本発明の送り装置は、各々固定フランジと可動フランジとでV溝を形成する主動側V溝プーリおよび従動側V溝プーリと、前記両プーリ間に巻き掛けられるVベルトとを有した無段変速機に用いられて、前記主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせて前記両プーリに対するベルトの巻き掛け径を可変させるのに、前記主動側V溝プーリと同軸状に固定配設可能でかつ外周に螺旋溝が設けられる固定環と、前記固定環の外周に配設されて内周に螺旋溝が設けられる可動環と、前記固定環と可動環それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、前記ボールそれぞれを非分離状態に保持する複数のポケットとが形成されている円環状の保持器とを有した構成であるので、従来のボール循環ユニットを用いた送り装置と比較して簡易な構成で、かつ小型軽量となり、したがって、製造コストも安価なものとなる。
【0041】
この送り装置における保持器に対して所定以上の軸方向移動を規制する規制部材を備えた場合、保持器が可動環と固定環との間から脱落するのを防止できる。
【0042】
また、本発明の無段変速機によれば、それが備える送り装置が、固定環と、可動環と、それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、前記ボールそれぞれを非分離状態に保持する複数のポケットとが形成されている円環状の保持器とからなるので、従来のボール非循環ユニットを用いた送り装置と比較して簡易な構成の送り装置となり、結果、全体を小型軽量化するのに適し、かつ製造コストも安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無段変速機の要部の縦断面図
【図2】図1の送り装置における高速回転状態の拡大断面図
【図3】図1の送り装置における低速回転状態の拡大断面図
【図4】図1の送り装置が備える保持器の拡大斜視図
【図5】図4の断面図
【符号の説明】
1 入力軸
2 出力軸
3 主動側V溝プーリ
4 従動側V溝プーリ
5 Vベルト
6,7 V溝
8 主動側V溝プーリの固定フランジ
9 主動側V溝プーリの可動フランジ
10 従動側V溝プーリの固定フランジ
11 従動側V溝プーリの可動フランジ
13 操作ユニット
14 動力源
15 送り装置
16 モータ
17〜19 ギヤ
20 固定環
21 可動環
22 動力変換ユニット
27,31 螺旋溝
28 保持器
34 ボール
35 ポケット

Claims (3)

  1. 各々固定フランジと可動フランジとでV溝を形成する主動側V溝プーリおよび従動側V溝プーリと、前記両プーリ間に巻き掛けられるVベルトとを有した無段変速機に用いられて、前記主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせて前記両プーリに対するベルトの巻き掛け径を可変させる送り装置であって、
    前記主動側V溝プーリと同軸状に固定配設が可能でかつ外周に螺旋溝が設けられる固定環と、
    前記固定環の外周に配設されて内周に螺旋溝が設けられる可動環と、
    前記可動環と固定環それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、
    前記ボールそれぞれを非分離状態に保持する複数のポケットが形成されている円環状の保持器とを有しているとともに、
    前記可動環と主動側V溝プーリとの間に可動環支持用のラジアル軸受が配置されており、
    前記可動環の前記螺旋溝は該可動環の軸方向一方側の内周に設けられ、前記可動環の軸方向他方側の内周面には前記可動環支持用のラジアル軸受を配備する部位が形成されている、
    ことを特徴とする送り装置。
  2. 請求項1に記載の送り装置において、
    前記固定環と前記主動側V溝プーリの固定フランジが一体に設けられる軸との間で、かつ前記可動環の位置する側とは軸方向で反対側の箇所に固定環側のラジアル軸受が配置されている、
    ことを特徴とする送り装置。
  3. 各々固定フランジと可動フランジとでV溝を形成する主動側V溝プーリおよび従動側V溝プーリと、前記両プーリ間に巻き掛けられるVベルトと、前記主動側V溝プーリの可動フランジを軸方向にスライドさせて前記両プーリに対するベルトの巻き掛け径を可変させる操作ユニットとを備え、
    前記操作ユニットが、動力源と、送り装置とを備え、
    前記動力源は、前記送り装置に回転動力を付与するものであり、
    前記送り装置は、
    前記主動側V溝プーリと同軸状に固定配設されかつ外周に螺旋溝が設けられる固定環と、
    前記固定環の外周に配設されて前記動力源から回転動力を付与されるものであってその内周に螺旋溝が設けられる可動環と、
    前記可動環と固定環それぞれの螺旋溝間に介装される複数のボールと、
    前記ボールそれぞれを非分離状態に保持する複数のポケットが形成されている円環状の保持器とを有しているとともに、
    前記可動環と主動側V溝プーリとの間に可動環支持用のラジアル軸受が配置されており、
    前記可動環の前記螺旋溝は該可動環の軸方向一方側の内周に設けられ、前記可動環の軸方向他方側の内周面には前記可動環支持用のラジアル軸受を配備する部位が形成されている、
    ことを特徴とする無段変速機。
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