JP4072926B2 - 情報通信方法及びセンタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信方法及びセンタ装置に係り、特に、マルチメディア情報通信システムにおける、マルチメディア通信機器及びセンタ装置から構成されるシステムにおける個人識別情報毎のデータベース管理等に用いられる情報通信方法及びセンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の情報通信システムの構成を示す。
従来の情報通信システムは、通信網を介して接続された通信機器31と、当該通信機器31に情報を提供するセンタ装置32から構成される。
センタ装置32は、回線接続インタフェース部33、データ送信部34、データ受信部35、情報蓄積部36、及び制御部37から構成される。
【0003】
情報検索サービスを利用する際に、サービス利用者は、通信機器31よりセンタ装置32の制御部37へ情報の検索を指示する。センタ装置32の制御部37は、サービス利用者が要求した情報を情報蓄積部36より検索し、該当する情報をデータ送信部34と、回線接続インタフェース部33を介して送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法では、サービス利用者が使用する通信機器が多種多様(表示スペースの有無、表示スペースの大小、メディアの不一致、等)であるにも関わらず、センタ装置からは一定の形式しか情報が送信されず、サービス利用者の使用する通信機器によっては、情報を受信できないという問題がある。
【0005】
また、検索する同一情報に関する習熟度が個人間で大きく異なる場合にも、センタ装置からは、均一の情報しか送信されず、使用者の習熟度に適合した情報となり得ないという問題がある。
さらに、通信機器の移動を伴う使用時には、センタ装置では通信機器の位置の検出ができないため、通信機器の位置に適合した情報を提供できないという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その第1の目的は、通信機器に自通信機器の着信アドレス等の通信機器識別情報を記憶する手段を設け、さらに、センタ装置には、通信機器識別情報と通信機器の機器仕様とを対応付けて管理する手段を設け、情報を検索した通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換して送信することである。
【0007】
第2の目的は、個人識別情報が記憶された携帯形記憶媒体を用いて、通信機器がセンタ装置に接続した時には、個人識別情報をセンタ装置に送信する手段を通信機器に設け、センタ装置には、個人識別情報に対して情報項目別に習熟度を管理する手段を設け、個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度に適合する形態に情報を変換し、送信することである。
【0008】
第3の目的は、通信機器からのアクセス回数で習熟度を自動的に判断し、個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度を更新することである。
第4の目的は、通信機器には、位置または、方位検出手段と、センタ装置と接続時に位置または、方位情報を送信する手段を設け、センタ装置には、通信機器から受信した位置または、方位情報に基づいて、情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行い、変換された情報を通信機器へ送信することにより、個人の移動した場所に適合した情報を提供することである。
【0009】
第5の目的は、携帯形記憶媒体とセンタ装置間で認証手段を設けることによりセキユリティを高めることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置の情報通信方法であって、
前記センタ装置では、位置に関する情報を情報蓄積手段に蓄積し、前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理し、
前記通信機器からのアクセスがあると、当該通信機器の着信アドレス、及び当該通信機器の位置または方位情報を受信し、
前記通信機器から受信した位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行い、
受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定め、
座標変換された情報を、通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換して、前記通信機器に送信する。
【0011】
本発明は、通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置の情報通信方法であって、
前記センタ装置では、位置に関する情報を情報蓄積手段に蓄積し、前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理し、
個人識別情報に対して、前記情報蓄積手段に蓄積された情報の情報項目別に習熟度を管理し、
前記通信機器からのアクセスがあると、当該通信機器の着信アドレス、及び個人識別情報、及び当該通信機器の位置または方位情報を受信し、
前記通信機器から受信した位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行い、
受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定め、
座標変換された情報を、個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度に適合する形態に情報を変換すると共に、通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換して、前記通信機器に送信する。
【0012】
本発明は、前記センタ装置において、前記通信機器からのアクセス回数に基づいて習熟度を判断し、前記個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度を更新する。
【0013】
本発明では、以下に示すセンタ装置をもつ。
【0014】
本発明は、通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置であって、
前記通信機器とのデータを送受信するデータ送受信手段と、
位置に関する情報を蓄積する情報蓄積手段と、
前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理する通信機器仕様管理手段と、
前記データ送受信手段にて受信した当該通信機器の位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行う該当位置情報選択・座標変換手段と、
前記通信機器仕様管理手段を通して、前記データ送受信手段にて受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定める制御手段と、
前記該当位置情報選択・座標変換手段にて変換された情報を、前記制御手段にて定められた機器仕様に適合する形態に変換する情報変換手段と、
前記情報変換手段により変換された情報を前記通信機器へ送信する送信制御手段と、を有する。
【0015】
本発明では、通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置であって、
前記通信機器とのデータを送受信するデータ送受信手段と、
前記通信機器から個人識別情報を受信する受信手段と、
位置に関する情報を蓄積する情報蓄積手段と、
前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理する通信機器仕様管理手段と、
個人識別情報に対して、前記情報蓄積手段に蓄積された情報の情報項目別に習熟度を管理する習熟度管理手段と、
前記データ送受信手段にて受信した当該通信機器の位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行う該当位置情報選択・座標変換手段と、
前記通信機器仕様管理手段を通して、前記データ送受信手段にて受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定める制御手段と、
前記該当位置情報選択・座標変換手段にて変換された情報を、個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度に適合する形態に変換すると共に、前記制御手段にて定められた機器仕様に適合する形態に変換する情報変換手段と、
前記情報変換手段により変換された情報を前記通信機器へ送信する送信制御手段と、を有する。
【0016】
本発明では、前記通信機器からのアクセス回数に基づいて習熟度を判断し、前記個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度を更新する更新手段を有する。
【0017】
本発明は、通信機器において、自通信機器の着信アドレス等の通信機器の識別情報をセンタ装置へ送信し、センタ装置において、通信機器識別情報と通信機器の機器仕様とを対応付けて管理することにより、通信機器からの情報検索時に、センタ装置は、情報を検索した通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換して送信することが可能となる。
【0018】
本発明は、通信機器が、個人識別情報が記憶された外部形態形記憶媒体を利用することにより、個人識別情報をセンタ装置に送信し、センタ装置は、情報蓄積手段に蓄積された情報の項目別習熟度を個人識別情報毎に管理することにより、通信機器が情報検索要求を発行すると、センタ装置は、個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度を求め、情報蓄積手段に蓄積された情報を、情報変換手段において、個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換し、変換された情報を通信機器へ送信することが可能となる。
【0019】
また、通信機器からのアクセス回数で情報の項目別習熟度を自動的に判断し、個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度を更新することができる。
本発明は、通信機器において、自通信機器の通信機器識別情報と外部携帯形記憶媒体に記憶された個人識別情報をセンタ装置へ送信し、センタ装置は、通信機器識別情報と通信機器の機器仕様とを対応付けて管理する手段と、情報蓄積手段に蓄積された情報の項目別習熟度を個人識別情報毎に管理する手段により、通信機器が情報検索時、センタ装置は、個人識別情報毎に、管理された情報の項目別習熟度と、受信した通信機器識別情報に基づいて、通信機器の機器仕様を求め、情報蓄積手段に蓄積された情報を、情報変換手段により個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換すると共に、通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換し、変換された情報を通信機器へ送信することができる。
【0020】
また、通信機器からのアクセス回数で情報の項目別習熟度を自動的に判断し、個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度を更新することができる。
本発明は、通信機器において、自通信機器の位置または、方位を検出する手段を有し、位置または、方位情報をセンタ装置に送信し、センタ装置は、通信機器から受信した位置または、方位情報に基づいて情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、通信機器の方位に対応するように該当情報の座標変換を行うことができ、通信機器がセンタ装置への情報検索時、通信機器より受信された位置または、方位情報に基づいて情報蓄積手段に蓄積された情報を該当位置情報選択・座標変換手段において、該当する位置に関する情報を選択し、通信機器の方位に対応するように該当情報の座標変換を行い、変換された情報を通信機器へ送信することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の情報通信システムの構成を示す。この通信システムは、通信網1に接続された通信機器2と、この通信機器2に情報を提供するセンタ装置3とを備える。
【0023】
通信機器2は、自通信機器の着信アドレス等の通信機器識別情報を記憶する通信機器識別情報記憶部4と、センタ装置3とデータを送受するデータ送受信部5と、制御部6と、サービス利用者が操作を行う操作入力部7と、表示を行う表示部8と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部9とを備え、制御部6は、センタ装置3へ接続した時、通信機器識別情報をセンタ装置3に通知する制御を行う。
【0024】
センタ装置3は、通信機器2とデータを送受するデータ送受信部10と、情報を蓄積する情報蓄積部11と、情報を変換する情報変換部12と、通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13と、制御部14と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部15とを備える。
【0025】
図2は、本発明の第1の情報通信システムの動作のフローチャートである。
ステップ101) サービス利用者は通信機器2の操作入力部7からセンタアクセス番号を入力すると、制御部6は、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由してセンタ装置3への接続を行う。
ステップ102) センタ装置3では、制御部14により、回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2からのアクセスに応答する。
【0026】
ステップ103) センタ装置3が応答すると通信機器2の制御部6は、通信機器識別情報記憶部4に記憶されている通信機器識別情報を読み出し、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由して、通信機器識別情報をセンタ装置3へ送信する。
ステップ104) センタ装置3は、この通信機器識別情報を回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10により受信する。
【0027】
ステップ105) 制御部14は通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13において、受信した通信機器識別情報から対応する通信機器2の機器仕様を求める。
ステップ106) 通信機器2がセンタ装置3への情報検索に対して、センタ装置3の制御部14は、情報蓄積部11に蓄積された情報を読み出す。
【0028】
ステップ107) 情報を変換する情報変換部12において、通信機器2の機器仕様に適合する形態に情報を変換する。
ステップ108) 回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2へ送信する。
ステップ109) 通信機器2は回線接続インタフェース部9とデータ送受信部5を経由して、センタ装置3からの情報を受信し、表示部8に表示する。
【0029】
これにより、通信機器2において、自通信機器の着信アドレス等の通信機器の識別情報をセンタ装置3へ送信し、センタ装置3において、通信機器識別情報と通信機器の機器仕様とを対応付けて管理することにより、通信機器2からの情報検索要求時に、センタ装置3は、情報を検索した通信機器2の機器仕様に適合する形態に情報を変換して送信することが可能となる。
【0030】
図3は、本発明の第2の情報通信システムの構成を示す。この通信システムは、通信網1に接続され携帯形記憶媒体16が装着される通信機器2と、この通信機器2に情報を提供するセンタ装置3とを備える。
携帯形記憶媒体16は例えばICカードにより構成され、個人識別情報(以下「個人ID」という)を記憶する個人ID記憶部17と機器インタフェース部18を備える。
【0031】
通信機器2は、センタ装置3とデータを送受するデータ送受信部5と、制御部6と、サービス利用者が操作を行う操作入力部7と、表示を行う表示部8と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部9と、携帯形記憶媒体16が装着されるカードインタフェース部19とを備え、制御部6は、センタ装置3へ接続した時、個人IDをセンタ装置3に通知する制御を行う。
【0032】
センタ装置3は、通信機器2とデータを送受するデータ送受信部10と、情報を蓄積する情報蓄積部11と、情報を変換する情報変換部12と、制御部14と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部15と、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20を備える。
【0033】
図4は、本発明の第2の情報通信システムの動作のフローチャートである。
ステップ201) サービス利用者は個人IDが記憶された携帯形記憶媒体16を通信機器2に装着する。
ステップ202) サービス利用者は通信機器2に携帯形記憶媒体16が装着された状態で操作入力部7からセンタアクセス番号を入力すると、制御部6は、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由してセンタ装置3への発信を行う。
【0034】
ステップ203) センタ装置3では、制御部14により、回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2からのアクセスに応答する。
ステップ204) センタ装置3が応答すると通信機器2の制御部6は、携帯形記憶媒体16内の個人ID記憶部17から個人IDを読み出し、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由して、個人IDをセンタ装置3へ送信する。
【0035】
ステップ205) センタ装置3は、この個人IDを回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10により受信する。
ステップ206) 制御部14は、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20において、受信した個人IDに対応する情報の項目別習熟度を求める。
【0036】
ステップ207) 通信機器2がセンタ装置3への情報検索に対して、センタ装置3の制御部14は、情報蓄積部11に蓄積された情報を読み出す。
ステップ208) 情報を変換する情報変換部12において、個人IDに対応する情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換する。
ステップ209) 回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2へ送信する。
【0037】
ステップ210) このとき制御部14は、通信機器2からの該情報項目に対するアクセス回数から、個人ID毎の該情報の習熟度を自動判定し、個人毎項目別習熟度管理部20に記憶された個人ID毎の情報の項目別習熟度を更新する。
ステップ211) 通信機器2は回線接続インタフェース部9とデータ送受信部5を経由して、センタ装置3からの情報を受信し、表示部8に表示する.
このように、第2の構成によれば、通信機器2が、個人識別情報が記憶された外部携帯形記憶媒体16を利用することにより、個人識別情報をセンタ装置3に送信し、センタ装置3は、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人識別情報毎に管理することにより、通信機器2が情報検索時、センタ装置3は、個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度を求め、情報蓄積部11に蓄積された情報を、情報変換部12において、個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換し、変換された情報を通信機器2へ送信することが可能となる。
【0038】
図5は、本発明の第3の情報通信システムの構成図である。この通信システムは、通信網1に接続され携帯形記憶媒体16が装着される通信機器2と、この通信機器2に情報を提供するセンタ装置3とを備える。
携帯形記憶媒体16は例えばICカードにより構成され、個人IDを記憶する個人ID記憶部17と機器インタフェース部18を備える。
【0039】
通信機器2は、自通信機器の着信アドレス等の通信機器識別情報を記憶する通信機器識別情報記憶部4と、センタ装置3とデータを送受するデータ送受信部5と、制御部6と、サービス利用者が操作を行う操作入力部7と、表示を行う表示部8と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部9と、携帯形記憶媒体16が装着されるカードインタフェース部19とを備え、制御部6は、センタ装置3へ接続した時、通信機器識別情報と個人IDをセンタ装置3に通知する制御を行う。
【0040】
センタ装置3は、通信機器2とデータを送受するデータ送受信部10と、情報を蓄積する情報蓄積部11と、情報を変換する情報変換部12と、通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13と、制御部14と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部15と、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20を備える。
【0041】
図6は、本発明の第3の情報通信システムの動作のフローチャートである。
ステップ301) サービス利用者は個人IDが記憶された携帯形記憶媒体16を通信機器2に装着する。
ステップ302) サービス利用者は通信機器2に携帯形記憶媒体16が装着された状態で操作入力部7からセンタアクセス番号を入力すると、制御部6は、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由してセンタ装置3への発信を行う。
【0042】
ステップ303) センタ装置3では、制御部14により、回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2からのアクセスに対応する。
ステップ304) センタ装置3が応答すると通信機器2の制御部6は、通信機器識別情報記憶部4に記憶されている通信機器識別情報と、携帯形記憶媒体16内の個人ID記憶部17から個人IDを読み出し、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由して、通信機器識別情報と個人IDをセンタ装置3へ送信する。
【0043】
ステップ305) センタ装置3は、この通信機器識別情報と個人IDを回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10により受信する。
ステップ306) 制御部14は、通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13において、受信した通信機器識別情報から対応する通信機器の機器仕様を求める。
【0044】
ステップ307) 情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20において、受信した個人IDに対応する情報の項目別習熟度を求める。
ステップ308) 通信機器2がセンター装置3への情報検索に対して、センタ装置3の制御部14は、情報蓄積部11に蓄積された情報を読み出す。
【0045】
ステップ309) 情報を変換する情報変換部12において、個人IDに対応する情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換する。
ステップ310) さらに、通信機器2の機器仕様に適合する形態に情報を変換する。
ステップ311) 回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2へ送信する。
【0046】
ステップ312) このとき制御部14は、通信機器2からの該情報項目に対するアクセス回数から、個人ID毎の該情報の項目別習熟度を自動判定し、個人毎項目別習熟度管理部20に記憶された個人ID毎の情報の項目別習熟度を更新する。
ステップ313) 通信機器2は回線接続インタフェース部9とデータ送受信部5を経由して、センタ装置3からの情報を受信し、表示部8に表示する。
【0047】
このように、第3の構成によれば、通信機器2において、自通信機器の通信機器識別情報と外部携帯形記憶媒体16に記憶された個人識別情報をセンタ装置3へ送信し、センタ装置3は、通信機器識別情報と通信機器の機器仕様とを対応付けて管理し、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人識別情報毎に管理することにより、通信機器2が情報検索時、センタ装置3は、個人識別情報毎に、管理された情報の項目別習熟度と、受信した通信機器識別情報に基づいて通信機器2の機器仕様を求め、情報蓄積部11に蓄積された情報を、情報変換手段により個人識別情報毎に管理された情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換すると共に、通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換し、変換された情報を通信機器2へ送信することができる。
【0048】
図7は、本発明の第4の情報通信システムの構成を示す。この通信システムは、通信網1に接続され携帯形記憶媒体16が装着される通信機器2と、この通信機器2に情報を提供するセンタ装置3とを備える。
携帯形記憶媒体16は例えばICカードにより構成され、個人IDを記憶する個人ID記憶部17と機器インタフェース部18を備える。
【0049】
通信機器2は、自通信機器の着信アドレス等の通信機器識別情報を記憶する通信機器識別情報記憶部4と、センタ装置3とデータを送受するデータ送受信部5と、制御部6と、サービス利用者が操作を行う操作入力部7と、表示を行う表示部8と、通信網1に接続する回転接続インタフェース部9と、携帯形記憶媒体16が装着されるカードインタフェース部19と、自通信機器の位置または方位を検出する位置方位情報検出部21を備え、制御部6は、センタ装置3へ接続した時、通信機器識別情報と個人IDをセンタ装置3に通知する制御と、位置方位情報検出部21において位置または方位情報が更新されたとき個人IDと位置または方位情報を送信する制御を行う。
【0050】
センタ装置3は、通信機器2とデータを送受するデータ送受信部10と、情報を蓄積する情報蓄積部11と、情報を変換する情報変換部12と、通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13と、制御部14と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部15と、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20と、通信機器2から受信した位置または方位情報を基に、情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、通信機器2の方位に対応するように該当情報の座標変換を行う該当位置情報選択・座標変換部22を備える。
【0051】
図8は、本発明の第4の情報通信システムの動作のフローチャートである。
ステップ401) サービス利用者は個人IDが記憶された携帯形記憶媒体16を通信機器2に装着する。
ステップ402) サービス利用者は通信機器2に携帯形記憶媒体16が装着された状態で操作入力部7からセンタアクセス番号を入力すると、制御部6は、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由してセンタ装置3への接続を行う。
【0052】
ステップ403) センタ装置3では、制御部14により、回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2からのアクセスに応答する。
ステップ404) センタ装置3が応答すると通信機器2の制御部6は、通信機器識別情報記憶部4に記憶されている通信機器識別情報と、携帯形記憶媒体16内の個人ID記憶部17から個人IDと、位置方位情報検出部21において検出位置または方位情報を読み出し、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由して、通信機器識別情報と個人IDと位置または方位情報をセンタ装置3へ送信する。
【0053】
ステップ405) センタ装置3は、この通信機器識別情報と個人IDと位置または方位情報を回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10により受信する。
ステップ406) 制御部14は、該当位置情報選択・座標変換部22において、該当する位置に関する情報を情報蓄積部11から選択し読み出す。
【0054】
ステップ407) 通信機器2の方位に対応するように該当情報の座標変換を行う。
ステップ408) 通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13において、受信した通信機器識別情報から対応する通信機器2の機器仕様を求める。
【0055】
ステップ409) 情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20において、該当情報について個人IDに対応する情報の項目別習熟度を求める。
ステップ410) 通信機器2がセンタ装置3への情報検索に対して、センタ装置3の制御部14は、座標変換された該当情報を、該当位置情報選択・座標変換部22から読み出す。
【0056】
ステップ411) 情報を変換する情報変換部12において、個人IDに対応する情報の項目別習熟度に適合する形態に情報を変換する。
ステップ412) さらに、通信機器2の機器仕様に適合する形態に情報を変換する。
ステップ413) 回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2へ送信する。
【0057】
ステップ414) このとき制御部14は、通信機器2からの該情報項目に対するアクセス回数から、個人毎の該情報の項目別習熟度を自動判定し、個人毎項目別習熟度管理部20に記憶された個人ID毎の情報の項目別習熟度を更新する。
ステップ415) 通信機器2は回線接続インタフェース部9とデータ送受信部5を経由して、センタ装置3からの情報を受信し、表示部8に表示する。
【0058】
ステップ416) 通信機器2が情報検索中に、位置方位情報検出部21において検出した位置または方位情報が更新されたとき、通信機器2はその位置または方位情報を読み出し、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由して、通信機器識別情報と個人IDと位置または方位情報をセンタ装置3へ送信する。
【0059】
ステップ417) 以下、ステップ505からステップ516の繰り返しを行う。
上記のように第4の構成によれば、通信機器2において、自通信機器の位置または、方位を検出し、位置または、方位情報をセンタ装置3に送信し、センタ装置3は、通信機器2から受信した位置または、方位情報に基づいて情報蓄積部11に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、通信機器2の方位に対応するように該当情報の座標変換を行うことができ、通信機器2から検索要求が発行された際に、センタ装置3は、通信機器2より受信された位置または、方位情報に基づいて情報蓄積部11に蓄積された情報を該当位置情報選択・座標変換部22において、該当する位置に関する情報を選択し、通信機器2の方位に対応するように該当情報の座標変換を行い、変換された情報を通信機器2へ送信することができる。
【0060】
図9は、本発明の第5の情報通信システムの構成を示す。この通信システムは、通信網1に接続され、携帯形記憶媒体16が装着される通信機器2と、この通信機器に情報を提供するセンタ装置3とを備える。
携帯形記憶媒体16は例えばICカードにより構成され、個人IDを記憶する個人ID記憶部17と、機器インタフェース部18と、センタ装置3と認証を行う認証制御部23を備える。
【0061】
通信機器2は、自通信機器の着信アドレス等の通信機器識別情報を記憶する通信機器識別情報記憶部4と、センタ装置3とデータを送受するデータ送受信部5と、制御部6と、サービス利用者が操作を行う操作入力部7と、表示を行う表示部8と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部9と、携帯形記憶媒体16が装着されるカードインタフェース部19と、自通信機器2の位置または方位を検出する位置方位情報検出部21を備え、制御部6は、センタ装置3へ接続した時、通信機器識別情報と個人IDをセンタ装置3に通知する制御と、位置方位情報検出部21において位置または方位情報が更新されたとき個人IDと位置または方位情報を送信する制御を行う。
【0062】
センタ装置3は、通信機器2とデータを送受するデータ送受信部10と、情報を蓄積する情報蓄積部11と、情報を変換する情報変換部12と、通信機器識別情報と通信機器2の機器仕様を対応づけて管理する通信機器機器仕様管理部13と、制御部14と、通信網1に接続する回線接続インタフェース部15と、情報蓄積部11に蓄積された情報の項目別習熟度を個人ID毎に管理する個人毎項目別習熟度管理部20と、通信機器2から受信した位置または方位情報を基に、情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、通信機器2の方位に対応するように該当情報の座標変換を行う該当位置情報選択・座標変換部22、携帯形記憶媒体の正当性を判定する携帯形記憶媒体認証部24を備える。
【0063】
図10は、本発明の第5の情報通信システムの動作のフローチャートである。
ステップ501) サービス利用者は個人IDが記憶された携帯形記憶媒体16を通信機器2に装着する。
ステップ502) サービス利用者は通信機器2に携帯形記憶媒体16が装着された状態で操作入力部7からセンタアクセス番号を入力すると、制御部6は、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由してセンタ装置3への発信を行う。
【0064】
ステップ503) センタ装置3では、制御部14により、回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10を経由して通信機器2からのアクセスに応答する。
ステップ504) センタ装置3が応答すると、センタ装置3の携帯形記憶媒体認証部24は接続された携帯形記憶媒体の正当性を判定するため、携帯形記憶媒体16の認証制御部23との間で認証制御を行う。
【0065】
ステップ505) 携帯形記憶媒体認証部24は、認証結果を制御部14に通知する。
ステップ506) 制御部14は、データ送受信部10と回線接続インタフェース部15を経由して認証結果を通信機器2に送信する。
ステップ507) 通信機器2の制御部6は、この認証結果を回線接続インタフェース部15とデータ送受信部10により受信する。
【0066】
ステップ508) 携帯形記憶媒体16の正当性が立証されたとき、制御部6は、通信機器識別情報記憶部4に記憶されている通信機器識別情報と、携帯形記憶媒体16内の個人ID記憶部17から個人IDと、位置方位情報検出部21において検出した位置または方位情報を読み出し、データ送受信部5と回線接続インタフェース部9を経由して、通信機器識別情報と個人IDをセンタ装置3へ送信する。
【0067】
ステップ509) 以降はステップ405からステップ417と同様である。
上記のように、第5の構成によれば、通信機器2がセンタ装置3に接続時において、外部携帯形記憶媒体の情報についてセンタ装置3との認証を行うものであり、外部携帯形記憶媒体の正当性を判断することができる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能である。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、従来の通信システムに比べ、通信機器の機器仕様に適合した情報の供給を可能とする通信システムを提供することが可能となる。
また、本発明によれば、個人の習熟度に適合した情報や個人の位置または方位に関係した情報の供給を可能とする通信システムを提供することができ、利用者に対してより良い情報検索サービスを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の情報通信システムの構成図である。
【図2】本発明の第1の情報通信システムの動作のフローチャートである。
【図3】本発明の第2の情報通信システムの構成図である。
【図4】本発明の第2の情報通信システムの動作のフローチャートである。
【図5】本発明の第3の情報通信システムの構成図である。
【図6】本発明の第3の情報通信システムの動作のフローチャートである。
【図7】本発明の第4の情報通信システムの構成図である。
【図8】本発明の第4の情報通信システムの動作のフローチャートである。
【図9】本発明の第5の情報通信システムの構成図である。
【図10】本発明の第5の情報通信システムの動作のフローチャートである。
【図11】従来の情報通信システムの構成図である。
【符号の説明】
1 通信網
2 通信機器
3 センタ装置
4 通信機器識別情報記憶部
5 データ送受信部
6 制御部
7 操作入力部
8 表示部
9 回線接続インタフェース部
10 データ送受信部
11 情報蓄積部
12 情報変換部
13 通信機器機器仕様管理部
14 制御部
15 回線接続インタフェース部
16 携帯形記憶媒体
17 個人ID記憶部
18 機器インタフェース部
19 カードインタフェース部
20 個人毎項目別習熟度管理部
21 位置方情報検出部
22 該当位置情報選択・座標変換部
23 認証制御部
24 携帯形記憶媒体認証部
31 従来の通信機器
32 従来の通信機器
33 回線接続インタフェース部
34 データ送信部
35 データ受信部
36 情報蓄積部
37 制御部

Claims (6)

  1. 通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置の情報通信方法であって、
    前記センタ装置では、位置に関する情報を情報蓄積手段に蓄積し、前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理し、
    前記通信機器からのアクセスがあると、当該通信機器の着信アドレス、及び当該通信機器の位置または方位情報を受信し、
    前記通信機器から受信した位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行い、
    受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定め、
    座標変換された情報を、通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換して、前記通信機器に送信する
    ことを特徴とする情報通信方法。
  2. 通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置の情報通信方法であって、
    前記センタ装置では、位置に関する情報を情報蓄積手段に蓄積し、前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理し、
    個人識別情報に対して、前記情報蓄積手段に蓄積された情報の情報項目別に習熟度を管理し、
    前記通信機器からのアクセスがあると、当該通信機器の着信アドレス、及び個人識別情報、及び当該通信機器の位置または方位情報を受信し、
    前記通信機器から受信した位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行い、
    受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定め、
    座標変換された情報を、個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度に適合する形態に情報を変換すると共に、通信機器の機器仕様に適合する形態に情報を変換して、前記通信機器に送信する
    ことを特徴とする情報通信方法。
  3. 前記センタ装置において、前記通信機器からのアクセス回数に基づいて習熟度を判断し、前記個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度を更新する請求項2記載の情報通信方法。
  4. 通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置であって、
    前記通信機器とのデータを送受信するデータ送受信手段と、
    位置に関する情報を蓄積する情報蓄積手段と、
    前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理する通信機器仕様管理手段と、
    前記データ送受信手段にて受信した当該通信機器の位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行う該当位置情報選択・座標変換手段と、
    前記通信機器仕様管理手段を通して、前記データ送受信手段にて受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定める制御手段と、
    前記該当位置情報選択・座標変換手段にて変換された情報を、前記制御手段にて定められた機器仕様に適合する形態に変換する情報変換手段と、
    前記情報変換手段により変換された情報を前記通信機器へ送信する送信制御手段と、
    を有することを特徴とするセンタ装置。
  5. 通信網を介して接続された通信機器に情報提供を行うセンタ装置であって、
    前記通信機器とのデータを送受信するデータ送受信手段と、
    前記通信機器から個人識別情報を受信する受信手段と、
    位置に関する情報を蓄積する情報蓄積手段と、
    前記通信機器の着信アドレスと該通信機器の機器仕様とを対応付けて管理する通信機器仕様管理手段と、
    個人識別情報に対して、前記情報蓄積手段に蓄積された情報の情報項目別に習熟度を管理する習熟度管理手段と、
    前記データ送受信手段にて受信した当該通信機器の位置または方位情報に基づいて、前記情報蓄積手段に蓄積された情報から該当する位置に関する情報を選択し、該通信機器の方位に対応するように、該当情報の座標変換を行う該当位置情報選択・座標変換手段と、
    前記通信機器仕様管理手段を通して、前記データ送受信手段にて受信した着信アドレスに対応する通信機器の機器仕様を定める制御手段と、
    前記該当位置情報選択・座標変換手段にて変換された情報を、個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度に適合する形態に変換すると共に、前記制御手段にて定められた機器仕様に適合する形態に変換する情報変換手段と、
    前記情報変換手段により変換された情報を前記通信機器へ送信する送信制御手段と、
    を有することを特徴とするセンタ装置。
  6. 前記通信機器からのアクセス回数に基づいて習熟度を判断し、前記個人識別情報毎に管理された情報項目別の習熟度を更新する更新手段を有する請求項5記載のセンタ装置。
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