JP4071715B2 - ガラスフェルール製造用母材及びその製造方法並びにガラスフェルールの製造方法 - Google Patents

ガラスフェルール製造用母材及びその製造方法並びにガラスフェルールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は光フェルールを製造するのに用いられる母材とその製造方法に関し、特に2つの孔が形成されたガラス材質の2孔フェルールを製造するのに用いられる母材と、その母材を製造する方法、及びその母材を利用して2孔ガラスフェルールを製造する方法に関する。
光学分野で用いられる光フェルールは、光コネクタ部品の1つであって、光ファイバー同士を接続することや、光ファイバーの端部を各種素子に連結させることに用いられている。光ファイバーは光フェルールに形成された孔の内部に挿入され、この光ファイバーによって光通信が行われる。
光フェルールには大別してセラミック材質のフェルールとガラス材質のフェルールがある。そのうちセラミックフェルールは1つずつ成形して製造し、ガラスフェルールはガラスが加熱されれば粘性が生じて柔軟になる性質を利用して光ファイバーと同様の方法で製造する。
つまり、ガラスフェルールは、ガラス材質の母材を加熱軟化させた後、引出装置を利用してその母材を所望の直径になるまで引き出し、所望の長さに切断した後、両端と必要な部分を加工することによって製造される。この時、フェルールに形成された孔はフェルールの長さ方向中心軸と平行に存在しなければならず、したがって、このようなフェルールを製造するための母材に成形された孔も、母材の長さ方向中心軸と平行な直線形状に加工して使用する。
この時、孔が1つである単一孔フェルールの場合は、所望の直径を有する単一の孔が円筒型のガラス母材の中心軸上に形成された後、その母材が引出装置によって、所望のフェルールの外径及び孔の直径となるように調節しながら引き伸ばされる。
しかし、孔が2つである2孔フェルールの場合には、フェルールの外径及び孔の直径と共に、2つの孔の間隔も調節しなければならない。
図1及び図2は従来のガラスフェルール製造用母材を示した縦断面図及び横断面図である。これらの図に示すように、2つの孔2は、横断面図において母材1の外周を表す円の中心から同一距離を保ちつつ、それぞれ円筒型の母材1の長さ方向中心軸(X)と平行な直線形状となるように形成されている。
このような母材を引出装置を利用して適当な温度と速度で引き出せば、長さ方向中心軸と平行に2つの孔が形成されたフェルールを得ることができる。製造されたフェルールに形成された2つの孔の間隔は、母材に形成されていた孔の間隔から予測可能であるので、目標とする2つの孔の間隔仕様に合わせて母材の孔の間隔を調整すればよい。
つまり、より狭い間隔の孔を有するフェルールを製造しようとする時には、2つの孔の間隔をもとの間隔より狭くするように加工された新たな母材が使用されることになる。
このように、従来は目標とするフェルールの孔の間隔が変わるたびに異なる規格の母材に交替しなければならず、このような交替作業は煩雑であるだけでなく、経済的、時間的に多くの損失をもたらすという問題があった。
また、従来はフェルールの製造後に、フェルールを使用した光学素子の照度向上のために、孔の内面を研磨することが行われていたが、このような従来の方法は作業時間が長くかかって工程が複雑であるので、製造時間及び費用が多くかかるという短所があった。
本発明は前記のような問題点を解決するために案出されたものであって、その目的は、1つの母材を使用して様々な孔の間隔を有する多様な仕様の2孔フェルールを製造することにある。
本発明の他の目的は、簡単な工程で2孔ガラスフェルール用母材を製造することにある。
前記のような目的を達成するために本発明は、引き出して切断することによりフェルールを製造するための円筒型のガラス母材において、2つの孔が母材を貫通して母材の両端面に露出するように形成され、2つの孔が母材の直径方向では中心に対しては対称であり、母材の長さ方向では孔の間隔が変わるようにし、また、上記母材を使用して2孔ガラスフェルールを製造することを特徴とする。
この時、母材に形成された2つの孔は母材の長さ方向中心軸に対し傾いて中心軸と同一平面上に存在する形態又は母材の長さ方向中心軸に対し傾いて中心軸上の一点に対して回転した形態となっている。
中心軸上の一点は前記母材の内部又は外部に位置し、回転角度は180゜未満となっている。
また、母材に形成された2つの孔は母材の内部に位置する中心軸上の一点に対して回転し、母材の一端面における2つの孔の間隔と母材の他端面における2つの孔の間隔とは同一となっている。
また、本発明では、ガラス組成のゾルを準備する段階を含む、引き出して切断することによりフェルールを製造するためのガラスフェルール製造用母材の製造方法を提供する。すなわち、円筒型のモールド内に2つの棒を、モールドを貫通してモールドの両端面に出て来るように配置し、モールドの直径方向では中心に対して対称であり、モールドの長さ方向では棒の間隔が変わるように設置した後、2つの棒が設置されたモールド内部にゾルを投入してゲル化させ、乾燥、熱処理した上で棒とモールドを除去することによって2つの孔が形成された母材を製造する。
この時、2つの棒はモールドの長さ方向中心軸に対し傾いて中心軸と同一平面上に存在する形態又はモールドの長さ方向中心軸に対し傾いて中心軸上の一点に対して回転した形態となっている。
中心軸上の一点はモールドの内部又は外部に位置し、回転角度は180゜未満となっている。
また、2つの棒がモールドの内部に位置する中心軸上の一点に対して回転し、モールドの一端面における2つの棒の間隔とモールドの他端面における2つの棒の間隔とは同一となっている。
本発明によれば、母材内で長さ方向では間隔が変わるように2つの孔を形成するので、1つの母材を使用して広範囲な孔間隔を有する多様な仕様の2孔フェルールを製造するという効果が得られる。
以下、本発明によるガラスフェルール製造用母材及びその製造方法について添付した図面を参照して詳細に説明する。
図3乃至図6は本発明によるガラスフェルール製造用母材を示したものであり、これら図面に示されているように、本発明によるガラスフェルール製造用母材は円筒型のガラスを使用して加工されたものである。
母材ガラスの組成としては高純度シリカ、パイレックス(登録商標)又はバイコール(登録商標)を含んで一般的なガラス組成などを全て用いることができ、特にある1つの組成に限定されない。
また、母材として用いられる円筒型ガラスの大きさは一般に直径が1乃至10cm程度のものを使用するが、特別にこれに限定されることなく、引出装置に投入されて引き出すことができる程度の直径及び長さであればよい。
このような母材を使用して2つの孔が形成された2孔フェルールを製造するために、母材内部を貫通する2つの孔が母材の両端面に露出するように形成されている。この時、2つの孔は、母材の直径方向では中心に対して対称であり、母材の長さ方向では間隔が変わるように形成されている。
前記条件を満足させながら形成された2つの孔20は、図3に示すように、母材10の長さ方向中心軸(C)と同一平面上に存在しながら中心軸(C)に対して傾くように形成することもでき、図4乃至図6に示すように、中心軸(C)上の一点に対して回転し中心軸(C)と同一平面上に存在することなく傾くように形成することもできる。
回転する時には、図4と図5に示すように母材10内部の一点(A)を中心に回転することもでき、図6に示すように、母材10外部の一点(B)を中心に回転することもできる。また、回転角度が180゜以上になれば2つの孔が互いに交差するので2つの孔は180゜未満の角度で回転している形態である。
特に、母材10内部の一点(A)が母材10の中心点である時には母材の一端面(s)に形成された2つの孔の間隔(d)と前記母材の他端面(s´)に形成された2つの孔の間隔(d´)が同一であってもよく、この場合には中心軸を中心に平行な2つの孔を母材の中心点を中心にして回転した場合と同じ結果である。
前記のように2つの孔が形成された母材を引出装置に投入して引き出した後で所望の長さに切断すれば、1つの母材から様々な孔の間隔を有する多様な仕様の2孔フェルールを得る。
これは、母材内に母材の長さ方向に間隔が変わるように2つの孔が形成されているので、相対的に2つの孔の間隔が大きい母材の部分からは孔の間隔が大きい仕様の2孔フェルールを得ることができ、相対的に2つの孔の間隔が小さい母材の部分からは孔の間隔が小さい仕様の2孔フェルールを得ることができるためである。
フェルールは引出装置を通して引き出されるため、フェルールに形成された2つの孔はほとんど平行であり、完全に平行にならなくてもその平行にならない程度が許容誤差範囲内にあるので使用上は全く問題がない。
また、フェルールに設けられた2つの孔は、フェルールの直径方向の中心に対して対称を維持しており、光を導く役割を果たす。
上述した本発明によるガラスフェルール製造用母材を製造する方法について説明すれば次の通りである。
図7は本発明によるガラスフェルール製造用母材の製造方法を示した断面図である。
まず、ガラス組成のゾルを準備するが、母材ガラスの組成としては高純度シリカ、パイレックス(登録商標)又はバイコール(登録商標)を含んで一般的なガラス組成などを全て用いることができ、特にある1つの組成に限定されない。
次に、内部空間が円筒型のモールド100内に2つの棒200を設置するが、製造しようとする母材ガラスの直径及びその母材ガラス内に形成される孔の直径に見合うようにモールド100及び棒200の直径を決める。この時、棒200はこの後フェルール内に形成される孔に該当するので、2つの棒200はモールド100の内部を貫通してモールド100の両端面に露出するようにし、モールド100の直径方向では中心に対して対称でありながら、モールド100の長さ方向では棒200の間隔が変わるように設置する。
この時、モールド100の大きさは製造される母材の大きさに該当するので、一般的に直径が1乃至10cm程度になるようにするが、特別にこれに限定されることはない。引出装置に投入されて引き出せる程度の直径及び長さであればよい。
前記条件を満足させながらモールド100内に2つの棒200を設置すれば、図3に示すように、母材10の長さ方向中心軸(C)と同一平面上に存在しながら中心軸(C)に対して傾くように形成することもでき、図4乃至図6に示すように、中心軸(C)上の一点に対して回転して中心軸(C)と同一平面上に存在することなく傾くように形成することもできる。
モールド内に設置する2つの棒が平行から外れる程度は、使用するモールドの直径と高さ及び製造しようとするフェルールの直径と長さによって変わる。一例として、フェルールに形成された2つの孔をより平行に近づければ、モールドに設置する棒の傾斜度は少なくなる。それに対して、フェルールに形成された2つの孔が平行から外れた程度が平行の誤差の許容範囲内ならば、モールドに設置する棒の傾斜度を大きくすることによって、1つの母材から、更に広範囲において様々な孔間隔を有する2孔フェルールを製造することができる。
また、回転角度が増加すれば棒間隔の分布が広くなるので、製造しようと目標にする2つの孔の間隔に応じて回転角度を調節することができる。
次に、2つの棒が設置されたモールド内部のうち、棒がある部分以外の部分にゾルを投入してゲル化させた後、乾燥、熱処理した上で棒とモールドを除去することによって2つの孔が形成された母材を得る。
これで、本発明による母材製造が完了し、前記のような方法で2つの孔が形成された母材を引出装置に投入して適当な温度及び速度に調節しながら引き出した後、切断してガラスフェルールを得る。
この時、2つの孔の間隔(孔間隔)が大きくなるように加工された母材側からは孔間隔の大きい仕様のフェルールを得ることができ、反対に、2つの孔の間隔が小さくなるように加工された母材側からは孔間隔が小さい仕様のフェルールを得ることができるので、1つの母材から広範囲な孔間隔を有する多様な仕様のフェルールを製造することができる。
以下、実施例を通じて本発明をさらに詳細に説明する。
(実施例1)
微粉粒子を含有しているシリカゾルを製造し、直径50mm、高さ300mmであるモールド内に直径が3.52mmである棒を2つ設置した。この時、モールドの一端面の中心から棒中心までの距離が各々10mmになるように棒の中心位置を決め、2つの棒間隔が20mmとなるようにした。
次に、モールドの他端面における2つの棒の位置を、棒の中心がモールドの長さ方向中心軸を通る一平面上に位置するようにした上で、上記他端面の中心から棒中心までの距離が各々2.5mmになるように棒の中心位置を決め、2つの棒間隔が5mmになるようにした。
次に、モールド内部のうち2つの棒がある部分以外の部分に、準備したシリカゾルを投入してゲル化させた後、乾燥、熱処理した上で、モールド及び棒を除去することによって、2つの孔が形成された母材を得た。
このように製造されたガラス母材を引出装置から直径1.80mmになるように引き出した後、7mm長さで切断して、2つの孔の間隔が720μmであるものから180μmであるものまで多様な仕様のフェルールを得た。製造されたフェルールに形成された2つの孔が平行から外れた程度は1μm以下で、許容誤差範囲内であることを確認した。
(実施例2)
実施例2におけるフェルールは、実施例1のフェルールと同様の製造方法によって製造されるが、モールド内に設置する2つの棒の間隔を変更した。すなわち、モールドの両端面における孔間隔を各々15mm及び5mmとした。その結果、製造されたモールドから製造されたフェルールは孔間隔が540μmから180μmまでの範囲において多様な仕様で製造され、フェルールに形成された2つの孔が平行から外れた程度は1μm以下であり、許容誤差範囲内であることを確認した。
特に、本実施例においてフェルールに形成された2つの孔が平行から外れた程度は0.2から0.3μm以内であった。
(実施例3)
実施例3におけるフェルールは、実施例1のフェルールと同様の製造方法によって製造されるが、モールド内に棒の位置が異なるように設置した。すなわち、モールドの両端面において2つの棒の間隔をそれぞれ20mmになるようにし、中心点に対する対称性を保ちつつ、モールドの長さ方向中心軸上の一点を中心にして90度回転した形態に設置した。
その結果、製造された母材を使用してフェルールの直径を1.80mmで引き出して7mmの長さで切断した結果、フェルールに形成された2つの孔の間隔は720μmから509μmまでの範囲であって、フェルールに形成された2つの孔が平行から外れた程度は1μm以内であり、許容誤差範囲内であることを確認した。
(実施例4)
実施例4におけるフェルールは、実施例1のフェルールと同様の製造方法によって製造されるが、モールド内に棒の位置が異なるように設置した。すなわち、モールドの両端面において2つの棒の間隔をそれぞれ20mmになるようにし、中心点に対する対称性を保ちつつ、モールドの長さ方向中心軸上の一点を中心にして120度回転した形態に設置した。
その結果、モールドの両端面における2つの棒の間隔は20mmから10mmまでの範囲であり、フェルールにおける2つの孔の間隔は720μmから360μmまでの範囲となった。また、フェルールに形成された2つの孔が平行から外れた程度は1μm以内であり、許容誤差範囲内であることを確認した。
フェルールに形成された孔間隔をさらに狭く製造しようとする場合には回転角度を120゜以上にすればよい。
上述したように、本発明では母材における2つの孔の間隔を母材の長さ方向において変更することから、1つの母材から、様々な孔間隔を有する多様な仕様の2孔フェルールを製造することが可能となる。本発明では、多様な仕様のフェルールを一度の製造工程により生産するので、母材交替に必要な時間と経費を節減することができ、生産原価を節減するという効果が得られる。
また、上記の効果に加えて、本発明ではモールド内に棒を設置し、棒を除いたモールドの内部にゾルを投入してゲル化させることによってガラス母材を製造するので、ガラス内に孔を成形した従来に比べて、その工程が簡素化されるという効果が得られる。
従来のガラスフェルール製造用母材を示した縦断面図である。 従来のガラスフェルール製造用母材を示した横断面図である。 本発明の一実施例によって製造されたガラスフェルール製造用母材を示した断面図である。 本発明の他の実施例によって製造されたガラスフェルール製造用母材を示した断面図である。 図4に示されたガラスフェルール製造用母材の斜視図である。 本発明の他の実施例によって製造されたガラスフェルール製造用母材を示した斜視図である。 図3に示すガラスフェルール製造用母材の製造方法を示した断面図である。

Claims (12)

  1. 引き出して切断することによりフェルールを製造するための円筒型ガラス母材に、2つの孔が前記母材を貫通して前記母材の両端面に露出するように形成され、前記2つの孔が前記母材の直径方向では中心に対して対称であり、前記母材の長さ方向では孔の間隔が変わるように構成されたことを特徴とするガラスフェルール製造用母材。
  2. 前記2つの孔は次の(a)又は(b)のいずれか1つの形態となるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載のガラスフェルール製造用母材。
    (a)前記2つの孔が前記母材の長さ方向中心軸に対し傾いて前記中心軸と同一平面上に存在する形態。
    (b)前記2つの孔が前記母材の長さ方向中心軸に対し傾いて前記中心軸上の一点に対し回転した形態。
  3. 前記(b)形態における前記中心軸上の一点は前記母材の内部及び外部のうちのいずれかに位置するものであり、
    前記回転の角度は180゜未満であることを特徴とする請求項2に記載のガラスフェルール製造用母材。
  4. 前記2つの孔が前記母材の内部に位置する中心軸上の一点に対して回転し、前記母材の一端面における2つの孔の間隔と前記母材の他端面における2つの孔の間隔とが同一であることを特徴とする請求項3に記載のガラスフェルール製造用母材。
  5. 引き出して切断することによりフェルールを製造するためのガラスフェルール製造用母材の製造方法において、
    ガラス組成のゾルを準備する段階と、
    円筒型のモールド内に、2つの棒を、前記モールドを貫通して前記モールドの両端面に出て来るように配置し、前記モールドの直径方向では中心に対して対称であり、前記モールドの長さ方向では棒の間隔が変わるように設置する段階と、
    前記2つの棒が設置されたモールドの内部に前記ゾルを投入してゲル化させた後、乾燥、熱処理した上で前記棒とモールドを除去することによって2つの孔が形成された母材を得る段階と、
    を含むことを特徴とするガラスフェルール製造用母材の製造方法。
  6. 前記2つの棒は次の(a)又は(b)のいずれか一方の形態となるように設置されることを特徴とする請求項5に記載のガラスフェルール製造用母材の製造方法。
    (a)前記2つの棒が前記モールドの長さ方向中心軸に対し傾いて前記中心軸と同一平面上に存在する形態。
    (b)前記2つの棒が前記モールドの長さ方向中心軸に対し傾いて前記中心軸上の一点に対して回転した形態。
  7. 前記(b)の形態における前記中心軸上の一点は前記モールドの内部及び外部のうちのいずれか一方に位置するものであり、
    前記回転の角度は180゜未満であることを特徴とする請求項6に記載のガラスフェルール製造用母材の製造方法。
  8. 前記2つの棒が前記モールドの内部に位置する中心軸上の一点に対して回転し、前記モールドの一端面に形成された2つの棒の間隔と前記モールドの他端面に形成された2つの棒の間隔とが同一であることを特徴とする請求項7に記載のガラスフェルール製造用母材の製造方法。
  9. 2孔ガラスフェルールを製造する方法において、
    ガラス組成のゾルを準備する段階と、
    円筒型のモールド内に、2つの棒を、前記モールドを貫通して前記モールドの両端面に出て来るように配置し、前記モールドの直径方向では中心に対して対称であり、前記モールドの長さ方向では棒の間隔が変わるように設置する段階と、
    前記2つの棒の内部を除いたモールド内部に前記ゾルを投入してゲル化させた後、乾燥、熱処理した上で前記棒とモールドを除去することによって2つの孔が形成された母材を得る段階と、
    前記2つの孔が形成された母材を引出装置に投入して引き出した後、切断してガラスフェルールを得る段階と、
    を含むことを特徴とする2孔ガラスフェルールの製造方法。
  10. 前記2つの棒は次の(a)又は(b)のいずれか一方の形態となるように設置されることを特徴とする請求項9に記載の2孔ガラスフェルールの製造方法。
    (a)前記2つの棒が前記母材の長さ方向中心軸に対し傾いて前記中心軸と同一平面上に存在する形態。
    (b)前記2つの棒が前記母材の長さ方向中心軸に対し傾いて前記中心軸上の一点に対して回転した形態。
  11. 前記(b)の形態における前記中心軸上の一点は前記母材の内部及び外部のうちのいずれか一方に位置するものであり、
    前記回転の角度は180゜未満であることを特徴とする請求項10に記載の2孔ガラスフェルールの製造方法。
  12. 前記2つの棒が前記母材の内部に位置する中心軸上の一点に対して回転し、前記母材の一端面における2つの棒の間隔と前記母材の他端面における2つの棒の間隔とが同一であることを特徴とする請求項11に記載の2孔ガラスフェルールの製造方法。
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