JP2677640B2 - 光ファイバカプラの製法 - Google Patents

光ファイバカプラの製法

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    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、広い波長範囲において使用可能な広帯域
の光ファイバカプラを製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
いわゆる広帯域型光ファイバカプラを製造する方法に
は、コア径、屈折率分布、カットオフ波長などの特性の
異なる2本の光ファイバを用意し、これらを添接し、融
着、延伸する方法や同一の2本の光ファイバのうち一方
を予め加熱、延伸して細径化したのち、これを他方の光
ファイバに添接し、融着、延伸する方法が知られてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、特性の異なる2本の光ファイバを添接
し、融着、延伸するものでは、それぞれ光ファイバの特
性が光ファイバ母材が異なると微妙に異なり、これによ
って得られるカプラの結合度波長特性の再現性が低下す
る不都合がある。すなわち、それぞれの光ファイバとし
て同一の特性を有するものを用いても出発材料の光ファ
イバ母材が異なれば、特性に微かの差異があり、カプラ
の結合度の再現性が低下することになる。
これに対して、一方の光ファイバを予め加熱、延伸し
て細径化したのち、他方の光ファイバに添接し、融着、
延伸するものでは、融着、延伸時において細径の光ファ
イバが大きく変形して融着部の両端付近で曲がりが生
じ、この曲がりに起因して放射損失が生じ、挿入損失が
大きくなる問題がある。
よって、この発明の目的は低挿入損失でかつ再現性の
高い広帯域型光ファイバカプラの製法を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明では、1本の光ファイバ母材を二分して2本
の母材とし、これらの母材から互にコア径が異なる2種
の光ファイバを作り、この2種の光ファイバを添接し、
融着、延伸してカプラとすることにより、上記課題を解
決するようにした。
以下、この発明を詳しく説明する。
初めに、請求項2に記載の製法について説明する。
まず、1本の光ファイバ母材を用意する。この光ファ
イバ母材は、その長手方向のすべての位置において、十
分に均質で、その径も均一なものが用いられる。この光
ファイバ母材をその長手方向に切断して、2本の切断母
材とする。以下、2本の切断母材のうち、一方を切断母
材Aと呼び、他方を切断母材Bと呼ぶ。
ついで、切断母材Aの外周面にガラスを堆積してその
外径を太くする。このガラスの堆積はいわゆる外付け法
よって行うことができる。すなわち、切断母材Aをガラ
ス旋盤に回転可能に取り付ける。ガラス生成用のバーナ
にSiCl4,H2,O2などの原料ガスを供給して燃焼させ、こ
のバーナを切断母材Aの軸方向に平行に往復移動(トラ
バース)させて、SiO2などのガラス微粉末(ガラススー
ト)を切断母材Aの外周面に均一に堆積させる。つい
で、このガラス微粉末を堆積した切断母材Aを加熱炉で
加熱し、ガラス微粉末を透明ガラス化すれば、太径とな
った切断母材Aが得られる。この際、堆積するガラスの
屈折率は初めの光ファイバ母材のクラッド部分の屈折率
と同一とされ、ファイバ母材の屈折率分布に変化が生じ
ないようにされる。また、切断母材Aの径の増大率は、
初めの光ファイバ母材の径の1.03倍〜2倍程度とされ
る。この増大率が1.03倍未満では、実質的にカットオフ
波長の異なった光ファイバが得られず、2倍を越えると
得られる光ファイバの特性の差が大きくなりすぎ、カプ
ラとしたときの結合度等が低下しすぎることになる。
ついで、太径化された切断母材Aと切断母材Bのそれ
ぞれを線引(溶融紡糸)し、光ファイバとする。この
際、太径化された切断母材Aから得られる光ファイバA
と切断母材Bから得られる光ファイバBとの外径を同一
とすることが必要となる。例えば、外径を国際標準径で
ある125μmとする場合には、いずれの光ファイバA,Bも
外径が125±0.5μmの範囲に収まるように、線引き条件
を定める。このようにして得られた光ファイバAは、そ
のコア径が光ファイバBに比較して小さくなっているだ
けであり、したがってカットオフ波長が異なるだけで他
の特性、例えば屈折率分布、比屈折率差などは両者同一
となっている。ついで、光ファイバAおよび光ファイバ
Bを所定の長さに切断し、これらを常法にしたがって添
接し、融着、延伸して、広帯域型の光ファイバカプラと
する。
このような光ファイバカプラの製造方法にあっては、
同一の光ファイバ母材を出発材料としていることから、
光ファイバAと光ファイバBとの差異はそのコア径すな
わち、カットオフ波長のみとなり、他の特性および外径
はまったく同一のものとなる。このため、この光ファイ
バAと光ファイバBとから得られる広帯域型光ファイバ
カプラは、結合度の波長特性などの特性が均一であっ
て、特性の再現性が極めて良くなるとともに、両光ファ
イバA,Bの外径が等しいので、融着、延伸の時に一方の
みが湾曲することがなく、これによる放射損失が生じ
ず、挿入損失が低く、融着、延伸作業も容易となる。
請求項3に記載の製法は、前述の請求項2に記載の製
法において、切断母材Aの外周面を機械的または化学的
手法により研磨またはエッチングして、切断母材Aの外
径を小さくするものである。この際、切断母材Aの外周
面の研磨またはエッチングは、当然そのクラッド部分に
限られる。ついで、この小径とされた切断母材Aと切断
母材Bとをそれぞれ線引きし、等しい外径を有する光フ
ァイバAおよび光ファイバBを得る。このようにして得
られた光ファイバAは先の例とは逆にそのコア径が光フ
ァイバBに比較して大きくなっているだけであり、他の
特性は同一となっている。つぎに、これらの光ファイバ
Aおよび光ファイバBを用いて同様に光ファイバカプラ
を作成する。
次に、請求項4に記載の製法を説明する。この製法で
は、同様に1本の均質な光ファイバ母材をその長手方向
に二分割して切断母材Aと切断母材Bを得る。ついで、
一方の母材を延伸してその外径を細くする。この時の延
伸の度合は元の外径の0.97〜0.5程度となるように調節
される。ついで、ついで、この延伸され細径とされた切
断母材Aの外周面にガラスを堆積してその外径を太く
し、最初の母材の太さと等しくする。これにより、切断
母材Aのコア部分の径が切断母材Bのコア部分の径より
も小さくなる。
ついで、切断母材Aおよび切断母材Bをそれぞれ線引
(溶融紡糸)し、等しい外径を有する光ファイバAおよ
び光ファイバBを作成する。かくして得られた光ファイ
バAは、そのコア径が光ファイバBに比較して小さくな
り、それぞれのカットオフ波長が異なるものとなる。
次に、これらの光ファイバAおよび光ファイバBを用
いて、同様にカプラを作成する。
以上のいずれの製造法においても、一方の切断母材A
から得られる光ファイバAのカットオフ波長が種々異な
る。すなわち、コア径が異なる光ファイバAを作成して
おけば、光ファイバのカットオフ波長によってカプラの
結合度が異なるので、目的とする結合度を有するカプラ
を容易に製造することができる。
〔実施例〕
ステップインデックス型の屈折率分布を有する長さ40
0mm、太さ25mmの光ファイバ母材を用意した。これを長
手方向に二等分し、長さ200mmの切断母材A,Bを2本得
た。この切断母材の一方Aに外付け法でクラッド部分と
同一の屈折率を有するガラスを堆積し、その径を25mmか
ら28.75mm(1.15倍)とした。ついで、これらの切断母
材A,Bをそれぞれ線引きし、外径125μm±0.5μmの光
ファイバA,Bとした。この2種の光ファイバA,Bの諸元を
第1表に示す。
これらの光ファイバA,Bを一本づつ取り、添接し、融
着、延伸して第1図に示すような光ファイバカプラ1を
得た。このカプラ1の結合特性を第2図に示す。第2図
に示した結合特性は、第1図に示す光ファイバカプラ1
のポート1からポート4への結合度の波長依存性を示す
もので、1.2〜1.6μmの波長範囲で15〜30%の結合度が
得られることがわかる。
また、光ファイバA,Bから同様の光ファイバカプラを1
00個製造し、これらのカプラについての挿入損失のバラ
ツキおよび波長1.3μmにおける結合度のバラツキを求
めたところ、第3図および第4図に示した結果が得ら
れ、高い再現性が得られることが認められた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の光ファイバカプラの
製法は、1本の光ファイバ母材を二分して2本の母材と
し、これらの母材から互にコア径の異なる2種の光ファ
イバを作り、この2種の光ファイバを添接し、融着、延
伸してカプラとするものであるので、得られる光ファイ
バカプラは広帯域で、個々の特性の揃った再現性のよい
ものとなり、かつ挿入損失の低いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の製法で得られた光ファイバカプラの
例を示す斜視図、第2図は同じく得られた光ファイバカ
プラの結合度の波長依存性を示すグラフ、第3図および
第4図はこの発明で得られた光ファイバカプラの挿入損
失および結合度の再現性をそれぞれ示すヒストグラムで
ある。 1……光ファイバカプラ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本の光ファイバ母材を二分して2本の母
    材とし、これらの母材から互にコア径が異なる2種の光
    ファイバを作り、この2種の光ファイバを添接し、融
    着、延伸してカプラとすることを特徴とする光ファイバ
    カプラの製法。
  2. 【請求項2】1本の光ファイバ母材を二分して2本の母
    材とし、一方の母材の外径を大きくしたのち、他方の母
    材ともども線引きして同一の外径を有する2種の光ファ
    イバを作ることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
    カプラの製法。
  3. 【請求項3】1本の光ファイバ母材を二分して2本の母
    材とし、一方の母材の外径を小さくしたのち、他方の母
    材ともども線引きして同一の外径を有する2種の光ファ
    イバを作ることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
    カプラの製法。
  4. 【請求項4】1本の光ファイバ母材を二分して2本の母
    材とし、一方の母材の外径を延伸したのち、その外周に
    ガラスを堆積したのち、他方の母材ともども線引きして
    同一の外径を有する2種の光ファイバを作ることを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバカプラの製法。
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