JP4071596B2 - フラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法並びにフラット電線組立体 - Google Patents
フラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法並びにフラット電線組立体 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラット電線を布線板上で捩れなく重ね合わせて車両等に捩れなく容易に配索できるようにしたフラット電線用配索治具構造及びフラット電線配索方法並びにフラット電線組立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の丸型電線のための配索治具と配索方法の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
【0003】
丸型電線(絶縁被覆電線)61,70は、布線板62上に立設されたUフォーク状や櫛歯状の配索治具63,64に引っ掛けられつつ、所要形状に屈曲ないしUターンされて配索されている。
【0004】
各配索治具63,64は金属で形成され、支柱部65,67とフォーク部66,68を有し、支柱部65,67の下端がナット締め等で水平又は傾斜状の布線板62に固定されている。各電線61,70は予め同一長さに切断されており、ワイヤハーネス(組電線)の設定長さに応じて電線61の余長部61’を配索治具64に引っ掛けつつUターンさせて、余長を吸収させている。電線61のUターン部分(余長部)61’はテープ69で他の電線70と共にばらつかないように固定している。Uターン部61’の長さを変えることで、車種(ワイヤハーネスの設定長さ)に応じて電線61の全長を調整可能である。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−208567号公報(第3頁、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電線配索治具や電線配索方法にあっては、丸型電線61,70はスムーズに配索できるものの、フラットワイヤハーネス等の可撓性のフラット電線については配索途中で捩れを生じやすく、スムーズな配索が困難であるという問題があった。
【0007】
また、フラット電線を車両等に配索する際に、フラット電線が捩れて配索作業性が悪いという問題があった。作業者はフラット電線が捩れないように常に気を使って作業をしなければならず、作業者の精神的負担が大きかった。
【0008】
本発明は、上記した点に鑑み、フラット電線を捩れることなく作業性良くスムーズ且つ確実に配索することのできるフラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法並びにフラット電線組立体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るフラット電線配索治具構造は、少なくとも二本の支柱と、各支柱から交差方向に突出した腕部とを含み、一方の腕部にフラット電線のフラットな表面を沿わせ、他方の腕部に該フラット電線のフラットな裏面を沿わせて、該フラット電線を両腕部に往復方向にUターンさせて配索して、両腕部の間で複数層に重ね合わせ可能としたことを特徴とする。
上記構成により、二本の支柱の間で例えば二本の腕部に対してフラット電線が二回のUターンを行って三層に重なって(各層の間には隙間を存する)捩れなく平行に配索される。複数層に重なって配索されることで、フラット電線の全長が短縮され、配索工程が省スペース化されると共に、配索中の捩れが容易に発見される。また、フラット電線を比較的短くUターンさせることで、フラット電線を捩れなく各腕部に配索することができる。また、フラット電線の重なり部(重ね部)を密着させた状態でテープ等で仮固定することで、配索治具から外した後のフラット電線の捩れが防止される。
【0010】
請求項2に係るフラット電線配索治具構造は、請求項1記載のフラット電線配索治具構造において、前記フラット電線を最初に掛ける側の腕部が次に掛ける側の腕部よりも低く位置していることを特徴とする。
上記構成により、フラット電線が平行に且つ水平に配索される。また、フラット電線を下側の腕部から掛け始めればよいので、配索作業が容易化する。
【0011】
請求項3に係るフラット電線配索治具構造は、請求項1又は2記載のフラット電線配索治具構造において、前記各支柱の高さ方向に前記腕部が複数並列に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、フラット回路体が少なくとも四回Uターンされて五層の重なり部(密着はしていない)が平行に構成される。フラット電線を腕部に掛けた状態で、あるいは腕部から外してテープ等で仮固定することで、捩れのない多数層の重ね合わせ部(密着している)が構成される。
【0012】
請求項4に係るフラット電線配索治具構造は、請求項3記載のフラット電線配索治具構造において、下側の腕部が上側の腕部よりも漸次長く形成されたことを特徴とする。
上記構成により、例えば最初に下側の腕部にフラット電線を確実に引っ掛けて確実にUターンさせることができ、次いで上側の腕部に手等をぶつけることなくスムーズにフラット電線を配索することができる。上側の腕部に引っ掛ける際には、下側の腕部からのフラット電線の外れが防止される。
【0014】
請求項5に係るフラット電線配索方法は、請求項1又は2記載のフラット電線用配索治具を用い、フラット電線を一方の支柱の側方を通過して他方の支柱側の腕部でUターンさせ、次いで一方の支柱側の腕部でUターンさせて、複数層の重ね部を構成させることを特徴とする。
上記構成により、二本の支柱の間で例えば二本の腕部に対してフラット電線が二回のUターンを行って三層に重なって(各層の間には隙間を存する)捩れなく平行に配索される。複数層に重なって配索されることで、フラット電線の全長が短縮され、配索工程が省スペース化されると共に、配索中の捩れが容易に発見される。また、フラット電線を比較的短くUターンさせることで、フラット電線を捩れなく各腕部に配索することができる。また、フラット電線の重なり部を密着させた状態でテープ等で仮固定することで、配索治具から外した後のフラット電線の捩れが防止される。
【0015】
請求項6に係るフラット電線配索方法は、請求項5記載のフラット電線配索方法において、請求項1又は2記載のフラット電線用配索治具を少なくとも二組ないしそれ以上の組数でフラット電線の配索方向に配列し、一組目のフラット電線用配索治具にフラット電線を複数層に配索した後、次の組のフラット電線用配索治具に該フラット電線を連続して複数層に配索することを特徴とする。
上記構成により、複数層の重ね部がフラット電線の配索方向に複数形成される。これにより、長尺のフラット電線が短縮化され、配索工程が省スペース化される。各重ね部ごとにテープ等で仮固定し、配索治具から外した状態で車両ボディ等に各重ね合わせ部ごとに捩れなく効率的に配索することができる。
【0016】
請求項7に係るフラット電線配索方法は、請求項3又は4記載のフラット電線用配索治具を用い、一方の支柱側の各腕部と他方の支柱側の各腕部との間でフラット電線を順次往復方向にUターンさせて複数層の重ね部を構成させることを特徴とする。
上記構成により、フラット回路体が少なくとも四回Uターンされて五層の重なり部(密着はしていない)が平行に構成される。フラット電線を腕部に掛けた状態で、あるいは腕部から外してテープ等で仮固定することで、捩れのない多数層の重ね合わせ部(密着している)が構成される。
【0017】
請求項8に係るフラット電線配索方法は、請求項5〜7の何れか1項に記載のフラット電線配索方法にいて、前記フラット電線を下側の腕部から順次上側の腕部に配索していくことを特徴とする。
上記構成により、作業者がフラット電線の上側の層で視界を遮られたり、邪魔されたりすることなく、下側から順にスムーズ且つ容易に配索することができる。
【0019】
請求項9に係るフラット電線配索方法は、請求項5〜8の何れか1項に記載のフラット電線配索方法において、一方の支柱側の腕部と他方の支柱側の腕部とからフラット電線を180゜方向に延長導出させたことを特徴とする。
上記構成により、フラット電線を配索治具から外して車両ボディ等の配索面に配索する際に、一方の延長導出側を配索面に固定し、他方の延長導出側を引っ張ることで、フラット電線の重ね合わせ部が解かれつつ捩れなく効率的に配索が行われる。
【0020】
請求項10に係るフラット電線配索方法は、請求項5〜9の何れか1項に記載のフラット電線配索方法において、前記複数層の重ね部を厚さ方向に重ね合わせて結束部材で仮固定することを特徴とする。
上記構成により、複数層の重ね部が相互に密着ないし接触した状態で結束部材でばらけなく仮固定される。これにより、フラット電線が捩れがなく収束され、以後の取り扱いが容易化する。そして、結束部材を外してフラット電線の重ね合わせ部を解きつつ車両ボディ等に捩れなく効率的に配索することができる。
【0021】
請求項11に係るフラット電線組立体は、請求項1〜4の何れかに記載のフラット電線配索治具を用いて、フラット電線を折り返して少なくとも三層ないしそれ以上の層に重ね合わせ、その重ね合わせ部を、車両への該フラット電線の配索時に容易に破断する結束部材を用いて仮固定して構成されることを特徴とする。
上記構成により、フラット電線の一方の延長導出側を配索面に固定し、他方の延長導出側を引っ張ることで、結束部材が破断して、フラット電線の重ね合わせ部が解かれつつ捩れなく効率的に車両ボディ等への配索が行われる。
【0022】
請求項12に係るフラット電線組立体は、請求項11記載のフラット電線組立体において、前記折り返し部に続く一方の電線延長部にマーク部を設けたことを特徴とする。
上記構成により、作業者がマーク部によりフラット電線の一方の延長導出側を正確に認識することができる。そして、マーク部を持って一方の延長導出側を引っ張ることで、フラット電線が捩れなく容易に且つ確実に配索される。
【0023】
請求項13に係るフラット電線配索方法は、請求項11又は12記載のフラット電線組立体を用い、前記フラット電線の重ね合わせ部の最下層に続く電線延長部を配索面に固定した後、該重ね合わせ部の最上層に続く電線延長部を引っ張って該フラット電線を該配索面上に配索することを特徴とする。
上記構成により、フラット電線の一方の延長導出側を配索面に固定し、他方の延長導出側を引っ張ることで、結束部材が破断して、フラット電線の重ね合わせ部が解かれつつ捩れなく効率的に車両ボディ等への配索が行われる。
【0024】
請求項14に係るフラット電線配索方法は、請求項13記載のフラット電線の配索方法において、前記配索面に接着層を設けておくことを特徴とする。
上記構成により、車両ボディ等の配索面の接着層にフラット電線の重ね合わせ部が解かれつつ効率的に固定される。
【0025】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は、本発明に係るフラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法の各実施形態をそれぞれ示すものである。
【0026】
図1の実施形態は、二本のフラット電線用配索治具(以下単に配索治具と言う)1,2を布線板(布線台)3の上に前後に並列に配設し、第一の配索治具1の垂直な支柱4から水平に突出した腕部5を、第二の配索治具2の垂直な支柱6から水平に突出した腕部7よりもやや高く位置させた状態で、可撓性のフラット電線8を水平な形態で第一の配索治具1の支柱4の横を通過させて第二の配索治具2の腕部7に下側から引っ掛けつつ上側で水平にUターンさせ、次いで第一の配索治具1の腕部5に下側から引っ掛けて上側で水平にUターンさせて、第二の配索治具2の支柱6の横を通過して延長させたものである。
【0027】
各配索治具1,2の腕部5,7は短い円柱状に形成され、長い円柱状の支柱4,6から横向きに直角に突き出している。腕部5,7は円柱状や円筒状等、断面円形ないし半円形であることが、フラット電線8をスムーズに湾曲させる上で好ましい。支柱4,6は円柱状に限らず、断面矩形状や板状等、種々の形態のものを使用可能である。
【0028】
各支柱4,6の基端(下端)は固定部9で布線板3に固定されている。本形態の固定部9は鍔状に突出し、スリット状の長孔にボルト10を挿通してナット(図示せず)で布線板3に締付固定される。固定部として支柱4,6の下端にボルト状の雄ねじ部(図示せず)を一体に設け、雄ねじ部を布線板3の孔(図示せず)に挿通してナットで締付固定することも可能である。
【0029】
第一の配索治具1の腕部5を第二の配索治具2の腕部7よりも高く位置させたのは、フラット電線8を腕部5に干渉することなく第二の配索治具2の腕部7にスムーズに配索させるためである。各腕部5,7の高さの差位は腕部7の外径にほぼ等しい。また、フラット電線8を下から上に配索するのは、作業者が上側のフラット電線層8b(8c)に邪魔されずに目視で確認しながら容易に且つ確実に配索できるためである。
【0030】
なお、明細書中で第一の配索治具1とはフラット電線8の配索方向手前側の配索治具を言い、第二,第三の配索治具2…とは例えば配索方向に並んだ順や、配索順で便宜上示している。また、特許請求の範囲においては少なくとも二本の配索治具1,2を含めてフラット電線用配索治具(治具群)としている。
【0031】
フラット電線8は高さ方向に三枚ほぼ等間隔に隙間11を存して重なって(幅方向の位置ずれなく)配索される。フラット電線8の最上層8cの真下に中間層8bが対向して位置し、中間層8bの真下に最下層8aが対向して位置する。三つの層8a〜8cで重なり部(重ね部)8’が構成されている。
【0032】
フラット電線8は複数本の導体部12を並列に有し、各導体部12は表裏の絶縁シート13で覆われている。導体部12は銅箔等の薄型のものが好ましいが、断面円形等の細径な導線を用いることも可能である。導体部12の数は通常二本以上であるが一本であることも可能である。
【0033】
フラット電線8を重ね方向に二回Uターンさせることで、フラット電線8の始端側8dと終端側8eとが180゜ずれた方向に位置する。二本の配索治具1,2を用いてフラット電線8をUターンさせ、各Uターン部を板厚方向に重ね合わせて、例えば強度の弱いソフトテープ等で仮固定させることで、作業者がフラット電線8を車両等に配索する際に、テープを破りつつ、フラット電線8を下層8a、中層8b、上層8cというように順に捩れなくスムーズ且つ確実に配索することができる。
【0034】
また、布線板3へのフラット電線8の配索作業においては、フラット電線8を多層に且つ捩れなく配列させることで、布線板3の使用面積を小さくでき、配索工程の省スペース化を図ることができる。また、上記の如くフラット電線8の始端側8dと終端側8eとが180゜ずれた方向に位置することで、車両等への配索作業が容易化する。
【0035】
また、配索作業中にフラット電線8に捩れが生じた場合は、フラット電線8のUターン部が多層に且つ上下に配列されているから、作業者が目視で捩れを容易に発見して修正することができる。配索完了後に多層の重ね合わせ部をテープ等で仮止めしておくことで、フラット電線8を配索治具1,2から外した際やその後のフラット電線8の捩れが確実に防止される。これらの効果は後述の各実施形態においても同様である。
【0036】
図2の実施形態は、第一,第二の配索治具1,2に加えて、第三,第四の配索治具14,15を電線配索方向に順に配置したものである。第一,第二の配索治具1,2については図1と同用であるので同じ符号を付して詳細な説明を省略する。支柱4,6の固定部9(図1)は図示を省略する。
【0037】
第三の配索治具14は第二の配索治具2よりも腕部17の突出方向に少しずれて配置され、第一〜第三の配索治具1,2,14が平面視で高さの低い二等片三角形の頂点に位置する如く配置され、第四の配索治具15は第三の配索治具14よりも腕部19の突出反対方向に少しずれて配置され、第一と第三の配索治具1,14を結ぶ仮想線と、第二と第四の配索治具2,15を結ぶ仮想線とが平行になるように、四本の配索治具1,2,14,15が千鳥状に互い違いに配置されている。
【0038】
さらに、第一の配索治具1の腕部5は第二の配索治具2の腕部7よりも高く位置し、第三の配索治具14の腕部17は第一の配索治具1の腕部5と同じ高さに位置し、第四の配索治具15の腕部19は第二の配索治具2の腕部7と同じ高さに位置している。各腕部5,7,17,19は段違いで平行に位置している。各腕部5,7,17,19の長さは同じである。
【0039】
フラット電線20は水平な姿勢で第一の配索治具1の支柱4の横を通過して(20a)第二の配索治具2の腕部7に下側から引っ掛けられつつ上側で後向きにUターンされ(20b)、次いで第一の配索治具1の腕部5に下側から引っ掛けられつつ上側で前向きにUターンされて(20c)、第二,第三の配索治具2,14の支柱6,16の横を通過しつつ水平方向に延長され、次いで第四の配索治具15の腕部19に下側から引っ掛けられつつ上側で後向きにUターンされ(20d)、さらに第三の配索治具14の腕部17に下側から引っ掛けられて上側で前向きにUターンされつつ前方に延長される(20e)。
【0040】
図2の実施形態によれば、フラット電線20の二カ所の各Uターン部(重なり部)20’,20’で長手方向中間部に二つの重ね合わせ部を形成することができ、フラット電線20の長さを図1の形態よりもさらに短縮させて、布線板3の小型化・配索スペースの省スペース化を促進させることができると共に、長尺のフラット電線20を捩れなく取り扱うことができる。
【0041】
なお、図1の実施形態と図2の実施形態を組み合わせて用いることも可能である。この場合、計六本の配索治具1,2,1,2,14,15は等間隔ないし不等間隔に配置され、例えば図1の二本の配索治具1,2と図2の四本の配索治具1,2,14,15を遠く離間させて配置することも可能である。また、八本ないしそれ以上の数の配索治具を用いてフラット電線20に多くの重ね合わせ部を形成させることも可能である。
【0042】
図3の実施形態は、第一及び第二の配索治具21,22に各二本の腕部24,25、27,28を高さ方向に並列(平行)に設けて、フラット電線29を多層(五層)に折り返して重ね合わせできるようにしたものである。
【0043】
第一の配索治具21の下側の腕部24は第二の配索治具22の下側の腕部27よりも高く位置し、第一の配索治具21の上側の腕部25は第二の配索治具22の上側の腕部28よりも高く位置し、第二の配索治具22の上側の腕部28は第一の配索治具21の上下の腕部24,25のほぼ中間の高さに位置している。また、各配索治具21,22の下側の腕部24,27は上側の腕部25,28よりも長く突出形成されている。下側の二本の腕部24,27の長さは同じで、上側の二本の腕部25,28の長さは同じである。二本の配索治具21,22における上下の腕部24〜25、27〜28の間隔は同程度である。
【0044】
フラット電線29は第一の配索治具21の支柱23の横を水平に通過して第二の配索治具22の下側の長い腕部27に下側から引っ掛けられつつ上側で後向きにUターンされ、次いで第一の配索治具21の下側の長い腕部24に下側から引っ掛けられつつ上側で前向きにUターンされ、次いで第二の配索治具22の上側の短い腕部28に下側から引っ掛けられつつ上側で後向きにUターンされ、次いで第一の配索治具21の上側の短い腕部25に下側から引っ掛けられつつ上側で前向きにUターンされて前方へ延長される。
【0045】
配索に際して下側の腕部24,27が上側の腕部25,28よりも長いから、作業者がフラット電線29を楽に下側の腕部24,27に引っ掛けることができ、配索性が高まると共に、上下の腕部24〜25,27〜28の識別を容易に行うことができて、誤配索が防止される。また、下側の腕部24,27にフラット電線29を掛けた後、上側の腕部25,28に掛けるまでの間で、フラット電線29が下側の腕部24,27から外れることが防止される。
【0046】
なお、上下二本の腕部24〜25,27〜28は同じ長さであっても配索作業は可能である。また、上下二本に限らず上下三本ないしそれ以上の数で腕部を設けることも可能である。この場合、下に向かうにつれて腕部の長さが順次長くなっていることが好ましい。
【0047】
図3においてフラット電線29の五層(最下層29a、中間層29b〜29d,最上層29e)の重なり部(重ね部)29’を配索治具21,22から外しつつテープ等で仮止めすることで、長尺のフラット電線29の長さを短縮して、捩れなく楽に取り扱うことができる。また、布線板3の使用面積も縮小され、高密度な配索が可能となる。
【0048】
図3の実施形態を図1や図2の実施形態と組み合わせて同時に使用することも可能である。例えば、図2の第四の配索治具15の次に図3の第一の配索治具21を配置したり、反対に図3の第二の配索治具22の後に図2の第一の配索治具1を配置してもよい。
【0049】
図4の実施形態は、垂直な二本の円柱状の配索治具31,32を用いて、あるいは図1の二本の配索治具1,2の支柱4,6の上部を用いて、フラット電線33を縦置きの(垂直に立てた)姿勢で各配索治具31,32の支柱に沿ってUターンさせるものである。各配索治具31,32の固定部は図示を省略している。
【0050】
第一の配索治具31は電線配索方向に対して第二の配索治具32よりも第二の配索治具32のほぼ外径寸法分だけ内側に位相ずれしている。これにより、フラット電線33が略S字状にスムーズに屈曲される。
【0051】
フラット電線33は第一の配索治具31の横を通過して、第二の配索治具32の上部に外側から引っ掛けられつつ内側へUターンされ、次いで第一の配索治具31の上部に内側から引っ掛けられつつ外側へUターンされて前方へ延長される。フラット電線33の厚さ方向外側の左右の層33a,33cと中間層33bとで三層の重なり部(重ね部)33’が構成される。
【0052】
配索治具31,32にはその外周に電線滑り落ち止めの突部や鍔部(図示せず)を設けてもよい。また、第三の配索治具(図示せず)を第二の配索治具32の近くに平行に配置し、第四の配索治具(図示せず)を第一の配索治具31の近くに平行に配索して、複数の配索治具を千鳥状に配置して、図3の形態のようにフラット電線を多数層に折り返し対向させることも可能である。また、図4の実施形態を図1や図2あるいは図3の実施形態と組み合わせて使用することも可能である。これにより、複雑な配索形態に容易に対応することができる。
【0053】
図5の実施形態(参考例)は、水平な腕部を有する配索治具と、垂直な腕部を有する配索治具との組み合わせで、フラット電線をUターンさせるのみならず、上下方向にも傾斜状に配索させることができるものである。
【0054】
第一の配索治具35は支柱36と直角な腕部37を斜め内向きに位置させ、第二の配索治具38は支柱39と直角な腕部40を外向きに位置させ、第三の配索治具41は、支柱42と直角な第一の腕部43と、支柱42の上端に直交する水平な第二の腕部44と、第二の腕部44から垂直に長く突出した第三の腕部45とを有して、アップダウン治具として作用する。第一の配索治具35の腕部37は第二の配索治具38の腕部40よりも腕部40のほぼ外径寸法分だけ高く位置している。また、第三の配索治具41の第三の腕部45は他の腕部43,44よりも長く突出形成されている。第三の腕部45の下端(付け根)は第一の配索治具35の腕部37と同程度の高さに位置する。
【0055】
フラット電線46は、第一の配索治具35の支柱36の横を通過して、第二の配索治具38の腕部40に下側から引っ掛けられて上側でUターンされ、次いで第一の配索治具35の腕部37に下側から引っ掛けられてほぼ直交する方向に屈曲され、次いで第三の配索治具41の上向きの第三の腕部45に引っ掛けられてほぼ直交しつつ斜め上向きに延長される。
【0056】
フラット電線46は第一〜第二の配索治具35,38,41において水平(断面横向き)に配索され(46a,46b)、第一,第三の配索治具35,41において断面傾斜状の姿勢で配索され(46c)、第三の配索治具41から図4と同じ縦置きに配索される(46d)。第三の配索治具41の腕部45に沿ってフラット電線46は上下に昇降可能であり、配索時のフラット電線46の強い引張や弛みに対応することができる。
【0057】
なお、第三の配索治具41において腕部45から斜め下向きにフラット電線46(46d)を延長することも可能であり、あるいは腕部45から図4と同様に水平方向に延長することも可能である。また、図3の如く複数段の腕部24,27,28を用いて四層の重ね部を形成した後、腕部25に代わる図5の腕部37から上向きの腕部45にフラット電線46を配索することも可能である。
【0058】
図6〜図7は、本発明に係るフラット電線組立体と車両等へのフラット電線配索方法の一実施形態を示すものである。
【0059】
図6の如く、フラット電線組立体47は、例えば上記図1〜図5の配索治具1,2等を用いてUターンされ、厚さ方向の重ね合わせ部48’を有するフラット電線48と、重ね合わせ部48’を仮固定する破断容易な紙テープ等のソフトテープ(結束部材)49と、重ね合わせ部49の最上層48cに続くフラット電線48の延長部48eに設けられたマーク部50とを備えるものである。
【0060】
重ね合わせ部48’は多層(本形態で上中下の三層)48a〜48cに重ね合わされてUターン屈曲基部48fを除く平坦部分が上下に捩れなく密着し、その状態で重ね合わせ部48’の中央がテープ49で仮止めされている。テープ49は破断容易なように細幅であってもよい。また、マーク部50はテープを巻いたもの等でよく、作業者が容易に認識できる色等のものが好ましい。フラット電線48の一方48dは重ね合わせ部48’の最下層48aに続き、フラット電線48の他方48eは重ね合わせ部48’の最上層48cに続いて、一方48dと他方48eは180度反対の方向に延びている。
【0061】
図7の如く、フラット電線48を車両ボディや車両パネル等の配索面51に配索するに際しては、配索面51に例えば両面テープや接着剤等により接着層52を形成し、図6のフラット電線組立体47の最下層48aに続く延長部分48dを重ね合わせ部48’の少し前方で押さえて接着層52に固定し、その部分を起点部48gとして、作業者がマーク部50を手で持って後方(電線配索方向)に引っ張ることで、図7の如くテープ49が破断して、重ね合わせ部48’の中間層48b、最上層48cの順で配索面51に沿って捩れなく配索されつつ、接着層52で接着されて固定される。これにより、長尺のフラット電線48を捩れなく作業性良く簡単に且つ確実に配索面51に配索固定させることができる。
【0062】
なお、マーク部50は重ね合わせ部48’の最上層48cに続く電線部分48eを認識させるためのものであり、作業者が習熟していれば省略しても構わない。また、フラット電線48の起点部48gを係止クリップ等で配索面51に固定させ、次いで上記同様にフラット電線48を引き延ばして配索面51に接着固定させたり、あるいは接着層52を用いずに係止クリップ(図示せず)で固定させたりすることも可能である。係止クリップは合成樹脂で形成され、可撓性の爪部を有して、配索面51の孔部(図示せず)に挿入係止されるものである。また、図6の形態のフラット電線組立体47は図1の形態の配索方法で製造したものであり、それ以外に図2〜図5の各形態で製造したフラット電線組立体を用いることも可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、フラット電線をUターンさせて複数層に平行に配索することで、配索工程を省スペース化できると共に、配索中の捩れを容易に発見でき、捩れを防止することができる。また、フラット電線の重なり部を密着させた状態でテープ等で仮固定することで、配索治具から外した後のフラット電線の捩れを確実に防止することができる。そして、重ね合わせ部を順に解いて車両ボディ等に順に配索することで、長いフラット電線を捩れなく容易に且つ確実に配索することができる。これらにより、配索作業性及び配索品質が向上する。
【0064】
請求項2記載の発明によれば、フラット電線を平行に且つ水平に配索できるので、捩れの発見精度が高まり、フラット電線を下側の腕部から掛け始めればよいので、配索作業が容易化する。
【0065】
請求項3記載の発明によれば、フラット回路体を各腕部で多層に重ねることで、配索工程を省スペース化することができる。また、フラット電線を多層に重ね合わせてテープ等で仮固定することで、長いフラット回路体が短縮化されて、取り扱いが容易化され、捩れも防止される。
【0066】
請求項4記載の発明によれば、下側の腕部から上側の腕部にかけて、あるいは上側の腕部から下側の腕部にかけてフラット電線を干渉等なくスムーズ且つ確実に配索することができ、配索作業性が向上する。
【0068】
請求項5記載の発明によれば、フラット電線をUターンさせて複数層に平行に配索することで、配索工程を省スペース化できると共に、配索中の捩れを容易に発見でき、捩れを防止することができる。また、フラット電線の重なり部を密着させた状態でテープ等で仮固定することで、配索治具から外した後のフラット電線の捩れを確実に防止することができる。そして、重ね合わせ部を順に解いて車両ボディ等に順に配索することで、長いフラット電線を捩れなく容易に且つ確実に配索することができる。これらにより、配索作業性及び配索品質が向上する。
【0069】
請求項6記載の発明によれば、複数層の重ね部をフラット電線の配索方向に複数形成でき、長尺のフラット電線を一層短縮化し、配索工程を一層省スペース化することができる。また、フラット電線組立体を配索治具から外した状態で車両ボディ等に各重ね合わせ部ごとに捩れなく効率的に配索することができる。
【0070】
請求項7記載の発明によれば、フラット回路体を各腕部で多層に重ねることで、配索工程を省スペース化することができる。また、フラット電線を多層に重ね合わせてテープ等で仮固定することで、長いフラット回路体が短縮化されて、取り扱いが容易化され、捩れも防止される。
【0071】
請求項8記載の発明によれば、フラット電線の上側の層で邪魔されることなく作業性良くスムーズ且つ確実に捩れなくフラット電線を配索することができる。
【0072】
請求項9記載の発明によれば、フラット電線を配索治具から外して車両ボディ等の配索面に配索する際に、一方の延長導出側を配索面に固定し、他方の延長導出側を引っ張ることで、フラット電線の重ね合わせ部を解きつつフラット電線を捩れなく効率的に配索することができる。
【0073】
請求項10記載の発明によれば、フラット電線を捩れなく収束して、取り扱いを容易化させることができ、結束部材を外してフラット電線の重ね合わせ部を解きつつ車両ボディ等に捩れなく効率的に配索することができる。
【0074】
請求項11記載の発明によれば、フラット電線の重ね合わせ部に続く一方の延長導出側を配索面に固定し、他方の延長導出側を引っ張ることで、結束部材が破断して、フラット電線の重ね合わせ部を解きつつ捩れなく効率的に配索を行なうことができる。
【0075】
請求項12記載の発明によれば、作業者がマーク部でフラット電線の引張部を間違いなく容易に認識でき、それにより、車両ボディ等への配索を一層作業性良く行うことができる。
【0076】
請求項13記載の発明によれば、フラット電線の重ね合わせ部に続く一方の延長導出側を配索面に固定し、他方の延長導出側を引っ張ることで、結束部材が破断して、フラット電線の重ね合わせ部を解きつつ捩れなく効率的に配索を行なうことができる。
【0077】
請求項14記載の発明によれば、車両ボディ等の配索面にフラット電線の重ね合わせ部を解きつつ接着させて効率的に固定することができ、配索及び固定作業性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法の第一の実施形態を示す斜視図である。
【図2】フラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法の第二の実施形態を示す斜視図である。
【図3】フラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法の第三の実施形態を示す斜視図である。
【図4】フラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法の第四の実施形態を示す斜視図である。
【図5】フラット電線配索治具構造及びフラット電線配索方法の第五の実施形態(応用例)を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るフラット電線組立体の一実施形態を示す側面図である。
【図7】同じく車両ボディ等へのフラット電線配索方法の一形態を示す側面図である。
【図8】従来の電線配索治具と電線配索方法の一形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1,2,14,15,21,22,31,32 フラット電線用配索治具
4,6,16,18,23,26 支柱
5,7,17,19,24,25,27,28 腕部
8,20,29,33,48 フラット電線
8′,20′,29′,33′ 重なり部(重ね部)
49 ソフトテープ(結束部材)
50 マーク部
51 配索面
52 接着層
Claims (14)
- 少なくとも二本の支柱と、各支柱から交差方向に突出した腕部とを含み、一方の腕部にフラット電線のフラットな表面を沿わせ、他方の腕部に該フラット電線のフラットな裏面を沿わせて、該フラット電線を両腕部に往復方向にUターンさせて配索して、両腕部の間で複数層に重ね合わせ可能としたことを特徴とするフラット電線配索治具構造。
- 前記フラット電線を最初に掛ける側の腕部が次に掛ける側の腕部よりも低く位置していることを特徴とする請求項1記載のフラット電線配索治具構造。
- 前記各支柱の高さ方向に前記腕部が複数並列に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のフラット電線配索治具構造。
- 下側の腕部が上側の腕部よりも漸次長く形成されたことを特徴とする請求項3記載のフラット電線配索治具構造。
- 請求項1又は2記載のフラット電線配索治具を用い、フラット電線を一方の支柱の側方を通過して他方の支柱側の腕部でUターンさせ、次いで一方の支柱側の腕部でUターンさせて、複数層の重ね部を構成させることを特徴とするフラット電線配索方法。
- 請求項1又は2記載のフラット電線配索治具を少なくとも二組ないしそれ以上の組数でフラット電線の配索方向に配列し、一組目のフラット電線用配索治具にフラット電線を複数層に配索した後、次の組のフラット電線用配索治具に該フラット電線を連続して複数層に配索することを特徴とする請求項6記載のフラット電線配索方法。
- 請求項3又は4記載のフラット電線用配索治具を用い、一方の支柱側の各腕部と他方の支柱側の各腕部との間でフラット電線を順次往復方向にUターンさせて複数層の重ね部を構成させることを特徴とするフラット電線配索方法。
- 前記フラット電線を下側の腕部から順次上側の腕部に配索していくことを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のフラット電線配索方法。
- 一方の支柱側の腕部と他方の支柱側の腕部とからフラット電線を180゜方向に延長導出させたことを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載のフラット電線配索方法。
- 前記複数層の重ね部を厚さ方向に重ね合わせて結束部材で仮固定することを特徴とする請求項5〜9の何れか1項に記載のフラット電線配索方法。
- 請求項1〜4の何れかに記載のフラット電線配索治具を用いて、フラット電線を折り返して少なくとも三層ないしそれ以上の層に重ね合わせ、その重ね合わせ部を、車両への該フラット電線の配索時に容易に破断する結束部材を用いて仮固定して構成されることを特徴とするフラット電線組立体。
- 前記折り返し部に続く一方の電線延長部にマーク部を設けたことを特徴とする請求項11記載のフラット電線組立体。
- 請求項11又は12記載のフラット電線組立体を用い、前記フラット電線の重ね合わせ部の最下層に続く電線延長部を配索面に固定した後、該重ね合わせ部の最上層に続く電線延長部を引っ張って該フラット電線を該配索面上に配索することを特徴とするフラット電線配索方法。
- 前記配索面に接着層を設けておくことを特徴とする請求項13記載のフラット電線配索方法。
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