JP4071072B2 - 遊技機用操作レバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技進行のために設けられ、基端がフレームに揺動自在に支持され、且つ、先端が、中立位置から、この中立位置の両側に設定された折り返し位置まで移動可能とされるとともに、前記折り返し位置から前記中立位置に復帰可能に設けられている遊技機用操作レバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スロットマシンやパチンコ遊技機等の遊技機は、人々に娯楽を提供するための手段として利用されている。このうち、スロットマシンは、複数種類の図柄が記されるとともに回転駆動可能に設けられた複数の回転リールを備えた遊技機である。このような遊技機では、メダルを投入して遊技を開始し、回転駆動させた複数の回転リールを適宜停止させ、これらの回転リールに表示された図柄が特定の組合せとなったときに入賞となる。そして、入賞すると、入賞した役に応じた数のメダルが遊技機から払い出されることとなる。
【0003】
このような遊技機には、回転リールの回転駆動を開始させる等、遊技機に所定の動作を開始させるための操作レバーが設けられている。操作レバーとしては、例えば、その基端がフレームに揺動自在に軸支されたものが採用できる。そして、この操作レバーの先端は、中立位置から、この中立位置の両側に設定された折り返し位置まで移動可能とされるとともに、折り返し位置から中立位置に復帰可能となっていることが好ましい。
【0004】
また、操作レバーを軸支するフレームには、操作レバーの先端が、揺動範囲から逸脱しないように、換言すれば、折り返し位置よりも外側に移動しないように、操作レバーの揺動範囲を規制する揺動範囲規制機構を設ける必要がある。例えば、折り返し位置で操作レバーと当接するストッパー部をフレームに形成すれば、このストッパー部で揺動範囲規制機構を形成することができる。
【0005】
そして、操作レバーの先端には、当該操作レバーを操作する操作力を受けるためのグリップ部が取り付けられている。このグリップ部としては、比較的硬い合成樹脂製のグリップ本体の内部に、ナットが埋め込まれているものが一般的である。そして、操作レバーとなる金属棒状部材にナットを強く螺合させることにより、グリップ部は、当該操作レバーに硬く一体化されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特願2002−111434号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような遊技機では、遊技者が操作レバーを操作するにあたり、グリップ部を握って緩やかに操作を行うこともあるが、グリップ部を強く叩いて操作を行うこともある。そして、グリップ部を強く叩くと、フレームに設けられたストッパー部等に操作レバーが勢いよく衝突し、これにより、大きな衝撃が生じる。このため、遊技者の手に痛みを感じさせる等、操作レバーを叩いて操作した際の操作感が良くないという問題があるうえ、発生する衝撃により、操作レバーの軸支部分等が破損しやすいという問題がある。
【0008】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、叩いて操作しても、良好な操作感が得られるうえ、破損しにくい遊技機用操作レバーを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0010】
第1の発明
(特徴点)
第1の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、第1の発明は、基端がフレーム(5)に揺動自在に支持され、且つ、先端が、中立位置から、この中立位置の両側に設定された折り返し位置まで移動可能とされるとともに、前記折り返し位置から前記中立位置に復帰可能に設けられている遊技機用操作レバーであって、前記先端には、当該操作レバー(6)を操作する操作力を受けるためのグリップ部(54)が螺合され、このグリップ部(54)には、前記操作レバー(6)を操作する操作力が加えられる本体(31)と、この本体(31)の内部に遊嵌されるとともに前記操作レバー(6)と螺合するナット部材(33)とが設けられ、且つ、前記本体(31)と前記ナット部材(33)との間に、弾性変形可能な緩衝部材(34)が充填されていることを特徴とする。
【0011】
(作用)
本発明によれば、グリップ部(54)の本体(31)とナット部材(33)との間に、弾性変形可能な緩衝部材(34)を充填し、この緩衝部材(34)で衝撃を吸収するようにしたので、グリップ部(54)を強く叩いても、大きな衝撃が生じることがなくなる。このため、グリップ部(54)を強く叩いても、遊技者が手に痛みを感じることはなく、良好な操作感が得られるようになるうえ、衝撃吸収により、操作レバー(6)が破損しにくくなる。
【0012】
第2の発明
(特徴点)
第2の発明は、前述した第1の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第2の発明は、前記ナット部材(33)の前記本体(31)内部側の基端部分には、径方向に突出する鍔部(36)が設けられ、前記本体(31)には、前記ナット部材(33)を遊嵌させるための遊嵌部(32)が設けられ、前記本体(31)の表面に形成されている前記遊嵌部(32)の開口(32A) は、前記ナット部材(33)の前記鍔部(36)よりも寸法が小さく、当該鍔部(36)の挿通が不可能となっていることを特徴とするものである。
【0013】
(作用)
前述のように、グリップ部本体(31)の内部にナット部材(33)を遊嵌させるとともに、本体(31)とナット部材(33)との間に緩衝部材(34)を充填する構造では、ナット部材(33)を遊嵌させるために本体(31)に設けた遊嵌部(32)の内周面の形状、及び、ナット部材(33)の外周面の形状をともにストレートな円柱面にした場合、本体(31)からナット部材(33)を引き抜く力が加わると、緩衝部材(34)に剪断力が加わるうえ、剪断方向の変位を制限する機構が何ら存在しない。このため、緩衝部材(34)が容易に破損し、充分な耐久性が確保できない。
これに対し、本発明によれば、ナット部材(33)の鍔部(36)よりも遊嵌部(32)の開口(32A) の寸法を小さくし、これにより、本体(31)からナット部材(33)を引き抜く力が加わると、グリップ部本体(31)における開口(32A) を囲む部位と鍔部(36)との間に緩衝部材(34)が挟まれて圧縮されるようになり、緩衝部材(34)には圧縮力が加わるようになるうえ、前述の開口(32A) を囲む部位と鍔部(36)とにより、緩衝部材(34)の剪断方向における変位が制限される。このため、緩衝部材(34)が破損しにくくなり、充分な耐久性が確保されるようになる。
【0014】
第3の発明
(特徴点)
第3の発明は、前述した第2の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第3の発明は、前記ナット部材(33)には、その側面から外方に突出するフィン状部(37)が設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
(作用)
前述のように、グリップ部本体(31)の内部にナット部材(33)を遊嵌させるとともに、本体(31)とナット部材(33)との間に緩衝部材(34)を充填する構造では、ナット部材(33)を遊嵌させるために本体(31)に設けた遊嵌部(32)の内周面の形状、及び、ナット部材(33)の外周面の形状をともにストレートな円柱面にした場合、本体(31)に対してナット部材(33)を回転させる力が加わると、ナット部材(33)と緩衝部材(34)との境界面に大きな剪断力が加わる。この大きな剪断力により、ナット部材(33)が金属製の場合には、ナット部材(33)に接着された緩衝部材(34)がナット部材(33)から容易に剥離し、充分な耐久性が確保できない。
これに対し、本発明によれば、ナット部材(33)にフィン状部(37)を設け、このフィン状部(37)で、ナット部材(33)に加わる回転力を、緩衝部材(34)に伝達し、ナット部(33)材に加わる回転力で緩衝部材(34)を圧縮するようにしたので、本体(31)に対してナット部材(33)を回転させる力が加わっても、ナット部材(33)と緩衝部材(34)との境界面に大きな剪断力が加わることがない。このため、ナット部材(33)が金属製であっても、ナット部材(33)に加わる回転力により、ナット部材(33)に接着された緩衝部材(34)がナット部材(33)から容易に剥離することがなく、充分な耐久性が確保されるようになる。
【0016】
第4の発明
(特徴点)
第4の発明は、前述した第2又は第3の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第4の発明は、前記ナット部材(33)の先端部分が、前記遊嵌部(32)の開口(32A) が形成されている前記本体(31)の表面から、前記操作レバー(6)に向かって突出していることを特徴とするものである。
【0017】
(作用)
遊技機(1)の一般的な操作レバー(6)には、操作レバー(6)に螺合されるグリップ部(54)の軸方向における固定位置を決めるために、操作レバー(6)の先端部分に設けた雄ネジ部(52A) が終わる中程部分に段付部(6A)が設けられている。そして、この段付部(6A)以降は、雄ネジ部(52A) よりも大きな直径を有しているので、グリップ部(54)を操作レバー(6)に螺合していくと、グリップ部(54)が操作レバー(6)の段付部(6A)に当接し、これにより、グリップ部(54)の軸方向における固定位置が決まるようになっている。
一方、前述のように、グリップ部本体(31)にナット部材(33)を遊嵌させ、その間に緩衝部材(34)を充填する構造では、ナット部材(33)の先端部分を、本体の遊嵌部内部に埋没させた場合、グリップ部(54)を回転操作して操作レバー(6)に螺合していくと、本体(31)あるいは緩衝部材(34)の方がナット部材(33)よりも先に操作レバー(6)の段付部(6A)に当接する。
この際、本体(31)とナット部材(33)との間に弾性変形可能な緩衝部材(34)が充填されているので、ナット部材(33)が操作レバー(6)の段付部(6A)に当接した状態でも、本体(31)を無理に回転操作すれば、ナット部材(33)の螺合をさらに進行でき、ナット部材(33)の螺合を必要以上に進行させると、ナット部材(33)を本体(31)から引き抜く力が生じる。すると、ナット部材(33)と緩衝部材(34)との境界面に大きな剪断力が加わり、ナット部材(33)に接着された緩衝部材(34)がナット部材(33)から剥離し、充分な耐久性が確保できない。
これに対し、本発明によれば、ナット部材(33)の先端部分が本体(31)の表面から突出しているので、回転操作によりグリップ部(54)を操作レバー(6)に螺合していくと、ナット部材(33)が本体(31)よりも先に操作レバー(6)の段付部(6A)に当接する。すると、ナット部材(33)の螺合は、それ以上進行不可能となるので、グリップ部(54)を操作レバー(6)に装着する作業において、ナット部材(33)を本体(31)から引き抜く力が発生せず、緩衝部材(34)がナット部材(33)から剥離することがなく、充分な耐久性が確保されるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
(図面の説明)
図1ないし図7は、本発明の実施の一形態を示すものである。図1は、本実施形態に係る遊技機を示す正面図、図2は、本実施形態に係るスタートスイッチを示す側面図、図3は、前記スタートスイッチの図2とは異なる状態を示す側面図、図4は、本第1実施形態の要部を示す拡大斜視図、図5は、本実施形態に係るグリップ部である握り玉を示す断面図、図6は、図5のVI−VI線における断面図、図7は、本実施形態に係るナット部材を示す斜視図である。
【0019】
(スロットマシン1)
本第1実施形態に係る遊技機であるスロットマシン1は、図1に示すように、直方体の箱状に形成された筐体2を備えている。この筐体2は、3個の回転リール30が横並びに設けられたリールユニット3を内蔵したものである。筐体2の前面部分には、そのほぼ中央に図柄表示窓20A を備えた前面パネル20が当該前面部分を覆うように設けられている。
【0020】
また、図柄表示窓20A は、3個すべての回転リール30の回転が停止した際に、縦横3個ずつ配列された計9個の図柄が表示できるように形成されている。
具体的には、左側の回転リール30の回転が停止すると、図柄表示窓20A の左側部分の上段、中段及び下段にそれぞれ1個ずつ、合計3個の図柄が表示されるようになっている。
中央及び右側の回転リール30についても同様に、上段、中段及び下段にそれぞれ1個ずつ、合計3個の図柄が表示されるようになっている。これにより、3個すべての回転リール30の回転が停止すると、図柄表示窓20A には、縦横各3個の計9個からなる図柄が表示可能となっている。
この際、図柄表示窓20A に表示された縦横各3個の計9個からなる図柄の配列パターンが、いわゆる「出目」である。
【0021】
また、図柄表示窓20A の下方には、貯留メダルを投入するためのベットスイッチ21や、貯留メダルを払い出すための精算スイッチ22や、回転リール30の回転を開始させるためのスタートスイッチ4や、回転リール30の回転を停止させるためのストップスイッチ24などが設けられている。
また、図柄表示窓20A の右方には、液晶ディスプレイ25が設けられ、また、図柄表示窓20A の上方には、演出用ランプ26が設けられている。
また、前面パネル20の下部には、払出口27が設けられている。この払出口27の下方には、受け皿28が設けられ、払出口27の図中右方には、演出音を発するスピーカ29が設けられている。
【0022】
(スタートスイッチ4)
スタートスイッチ4は、図2ないし図4に示すように、当該スタートスイッチ4を構成する部品を支持するフレーム5と、本発明に基づく部品であって、フレーム5に軸支される操作レバー6と、この操作レバー6を中立位置に復帰させるための中立復帰手段7と、オン又はオフの切り替えを行うためのスイッチング手段8とを備えている。
【0023】
(フレーム5)
フレーム5は、図2ないし図4に示すように、遊技機の筐体に固定するための筐体固定部41と、操作レバー6を軸支するための軸支部42と、後述する復帰バネ61の付勢されるバネ受け部材62の押圧面64に押圧される被押圧面43と、コネクターのソケットや直流抵抗素子等の電気部品が取り付けられたプリント基板71を固定するための基板固定部44とを有している。
【0024】
筐体固定部41は、スロットマシン1の図示しない筐体に固定される部分である。筐体固定部41の前面には、四角板状の化粧板90が取り付けられている。この化粧板90の前面には、円筒状の装飾体91が取り付けられている。
軸支部42は、操作レバー6を支持する支持軸80を回転可能に支持する部分であり、筐体固定部41の後方に設けられている。また、軸支部42は、互いに対向する2枚の平板を備えた断面U字形状に形成されている。軸支部42には、支持軸80を受ける軸受穴45が設けられている。
【0025】
被押圧面43は、バネ受け部材62の押圧面64が圧接する面であり、軸支部42の後方に設けられている。
基板固定部44は、被押圧面43の後方に設けられている。この基板固定部44に固定されているプリント基板71は、長方形の平面形状を有する平板状のものとなっている。また、プリント基板71の前面には光学式センサー72が装着され、また、プリント基板71の背面にはコネクター75が装着されている。
【0026】
(操作レバー6)
操作レバー6は、本発明に基づく遊技機用操作レバーであり、図2ないし図4に示すように、円柱棒状に形成されており、中立位置(図2参照)から、この中立位置の両側に設定された折り返し位置(図3参照)まで移動可能とされるとともに、折り返し位置から中立位置に復帰可能に設けられている。
この操作レバー6には、フレーム5に軸支される軸支部51と、軸支部51から前方へ向けて突出する前方突出部52と、軸支部51から後方へ向けて突出する後方突出部53とが備えられている。
軸支部51は、フレーム5に軸支される部分である。この軸支部51は、操作レバー6の長手のほぼ中央に位置している。また、この軸支部51には、支持軸80が取り付けられている。
【0027】
また、支持軸80の長手の略中央には、円孔状の支持穴81が設けられている。支持穴81には、操作レバー6が挿入されている。支持穴81の内部に、操作レバー6の軸支部51が配置されるようになっている。これにより、操作レバー6が支持軸80に対して垂直に取り付けられている。
以上において、操作レバー6は、支持軸80を介してフレーム5に取り付けられたことにより、操作レバー6の端部がフレーム5に対して図中上下に揺動可能となっている。なお、操作レバー6は、僅かな範囲ではあるが当該操作レバー6の長手方向にも移動可能となっている。
【0028】
前方突出部52は、軸支部51から前方へ向けて突出する部分である。前方突出部52の先端は、装飾体91よりも前方に突出している。前方突出部52の先端には、球形に成形されたグリップ部である握り玉54が取り付けられている。この握り玉54については、後で詳述する。なお、前方突出部52よりも先端側の部分は、図4の如く、握り玉54を螺合させるために、雄ねじが形成された雄ネジ部52A となっている。そして、操作レバー6に螺合される握り玉54の軸方向における固定位置を決めるために、操作レバー6の先端部分に設けた雄ネジ部52A が終わる中程部分に段付部6Aが設けられている。
後方突出部53は、軸支部51から後方へ向けて突出する部分である。この後方突出部53の後端は、被押圧面43よりも後方に突出しているが、プリント基板71にまでは達しないようになっている。そして、この後方突出部53には、中立復帰手段7としての復帰バネ61やバネ受け部材62などが取り付けられている。
【0029】
(中立復帰手段7)
中立復帰手段7は、操作レバー6を中立位置に復帰させるためのものである。この中立復帰手段7は、図2ないし図4に示すように、操作レバー6の後方突出部53に取り付けられる復帰バネ61とバネ受け部材62とを備えている。
【0030】
バネ受け部材62は、図2ないし図4に示すように、復帰バネ61よりも軸支部51に近い位置に取り付けられている。このバネ受け部材62は、円形状の取付穴63を有しており(図4にのみ示す。)、取付穴63の内部に操作レバー6の後方突出部53を挿通させた状態で、操作レバー6の後方突出部53に取り付けられている。また、このバネ受け部材62は、取付穴63の内径を後方突出部53の外径よりもわずかに大きく形成されることにより、操作レバー6の長手方向に沿って摺動可能となっている。
【0031】
また、このバネ受け部材62の背面からは、後方へ向けて四角棒状の後方突出片65が突出している。また、この後方突出片65の後端には、図4の如く、光学式センサー72の発光部73から発射された光が受光部74に届かないようにするための遮光部66が設けられている。
また、後方突出片65及び遮光部66は、バネ受け部材62と一体的に形成されている。そして、図3に示すように、操作レバー6を上下に揺動させると、バネ受け部材62も上下に揺動し、これに伴って、後方突出片65及び遮光部66も上下に揺動することとなっている。
【0032】
(復帰バネ61)
復帰バネ61は、図2ないし図4に示すように、コイル状に形成されたものである。復帰バネ61の内部に操作レバー6の後方突出部53が挿通された状態で、バネ受け部材62よりも後方に位置する操作レバー6の後方突出部53に復帰バネ61が取り付けられている。
ここで、操作レバー6の後方突出部53の所定位置には、外周面を一周する溝が形成され、この溝には、係止リング67が係止されている。操作レバー6の係止リング67よりも前方の位置には、バネ受けリング68が配置されている。係止リング67は、操作レバー6の後方突出部53からバネ受けリング68が後方へ抜けないように、バネ受けリング68を所定位置に留める抜け止め部材となっている。そして、バネ受けリング68には、復帰バネ61の後端が当接されている。復帰バネ61は、その前端がバネ受け部材62に圧接するように形成され、バネ受け部材62を軸支部51方向へ向けて付勢するようになっている。
そして、この復帰バネ61がバネ受け部材62を軸支部51方向へ向けて付勢することにより、バネ受け部材62の押圧面64がフレーム5の被押圧面43に圧接するようにし、これにより、操作レバー6が中立位置に復帰可能となっている。
【0033】
(スイッチング手段8)
スイッチング手段8は、オン又はオフの切り替えを行うためのものであって、プリント基板71に装着した光学式センサー72と、バネ受け部材62と一体的に形成した遮光部66とによって構成されている。
光学式センサー72は、図4の如く、所定の光を発射するための発光部73と、発光部73から発射された光を受けるための受光部74とを有している。
そして、スイッチング手段8は、図2に示すように、操作レバー6が中立位置にあるときには、発光部73と受光部74との間の光路を遮光部66が塞ぎ、発光部73から投光された光を受光部74が受光しないようになっている。一方、図3に示すように、操作レバー6を揺動させ、操作レバー6が折り返し位置にあるときには、遮光部66が光路から退き、発光部73から投光された光を受光部74が受光するようになっている。
【0034】
光学式センサー72は、発光部73から投光された光が受光部74に届かずに受光されない状態では、出力端子からHiレベルの信号を連続的に出力するようになっている。一方、光学式センサー72は、発光部73から投光された光が受光部74に受光されている状態では、出力端子からLoレベルの信号を連続的に出力するようになっている。
すなわち、このスイッチング手段8は、発光部73から発射された光が受光部74に届くか否かによって出力端子から出力する信号を切り替え、これにより、オン又はオフの切り替えを行っているのである。
【0035】
(握り玉54)
握り玉54は、操作レバー6を操作する操作力を受けるための部位である。この握り玉54は、図5及び図6に示すように、操作レバー6を操作する操作力が加えられる略球状の本体31と、この本体31に形成された遊嵌部32の内部に遊嵌されるとともに操作レバー6と螺合するナット部材33と、本体31とナット部材33との間に充填されるとともに弾性変形可能となった緩衝部材34とを備えている。
【0036】
ナット部材33は、図5ないし図7の如く、細長く形成された金属製の筒状部35を備えたものである。筒状部35の内周面には、雌ねじが設けられており、この雌ねじにより、ナット部材33が操作レバー6と螺合可能となっている。
【0037】
筒状部35の本体31内部側の基端部分には、径方向に突出するとともに、全体が円盤状となった鍔部36が設けられている。
筒状部35の側面には、当該側面から外方に突出する三角形状のフィン状部37が複数設けられている。これらのフィン状部37は、筒状部35の周方向に等間隔に、かつ、径方向放射状となるように配置されている。そして、各フィン状部37は、鍔部36側に向かって広がった三角形状のものとなっている。
【0038】
また、筒状部35の先端部分、換言すると、鍔部36とは反対側となる端部35A は、図5の如く、遊嵌部32の開口32A が形成されている本体31の表面31A から、操作レバー6に向かって突出している。この筒状部35の端部35A には、スパナ等の回転操作用の工具と係合するための平面からなる係合部38が形成されている。
【0039】
本体31は、金型の内部にナット部材33及び緩衝部材34を装着した状態で溶融樹脂の射出を行うインサート成形法等により成形された合成樹脂製のものである。ここで、本体31の遊嵌部32は、図5及び図6に示すように、内部にナット部材33及び緩衝部材34を収納するために本体31に形成された空洞部分である。さらに具体的に説明すると、遊嵌部32は、ナット部材33に応じた形状を有するとともに、ナット部材33よりもひとまわり大きなサイズを有する空洞部分となっている。遊嵌部32には、ナット部材33の鍔部36を収納する鍔収納部32B と、ナット部材33のフィン状部37を収納するフィン収納部32C とが設けられている。
ナット部材33の表面に形成されている遊嵌部32の開口32A 内径は、ナット部材33の鍔部36の外形よりも寸法が小さくなっている。これにより、ナット部材33の鍔部36は、遊嵌部32の開口32A に挿通することが不可能となっている。
【0040】
緩衝部材34を構成する弾性体としては、例えば、ウレタン樹脂やオレフィン系熱可塑性エラストマ等からなる衝撃吸収力に優れた弾性体が採用されている。これにより、緩衝部材34で衝撃が効率よく吸収され、握り玉54を強く叩いても、遊技者が手に痛みを感じなくなっているとともに、操作レバー6が破損しにくくなっている。
【0041】
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、操作レバー6の先端に取り付けられた握り玉54の本体31とナット部材33との間に、弾性変形可能な緩衝部材34を充填し、この緩衝部材34で衝撃を吸収するようにしたので、握り玉54を強く叩くことによっても、大きな衝撃が生じることがない。このため、握り玉54を強く叩いても、遊技者が手に痛みを感じることはなく、良好な操作感を得ることができるうえ、衝撃吸収により、操作レバー6の破損を未然に防止することができる。
【0042】
また、ナット部材33の鍔部36の外径よりも遊嵌部32の開口32A の内径を小さくしたので、本体31からナット部材33を引き抜く力が加わると、本体31における開口32A を囲む部位と鍔部36との間に緩衝部材34が挟まれて圧縮されるので、剪断力に対して脆弱な緩衝部材34に、大きな剪断力が加わることがない。このため、本体31からナット部材33を引き抜く力が加わっても、緩衝部材34が破損することがなく、操作レバー6に充分な耐久性を確保することができる。
【0043】
さらに、ナット部材33にフィン状部37を設け、このフィン状部37で、ナット部材33に加わる回転力を緩衝部材34に伝達し、ナット部材33に加わる回転力で緩衝部材34を圧縮するようにしたので、本体31に対してナット部材33を回転させる力が加わっても、ナット部材33と緩衝部材34との境界面に大きな剪断力が加わることがない。このため、ナット部材33が金属製であっても、ナット部材33に加わる回転力により、ナット部材33に接着された緩衝部材34がナット部材33から容易に剥離することがなく、充分な耐久性を確保することができる。
【0044】
また、ナット部材33の先端部分である端部35A を、本体31の表面31A から突出させ、回転操作により、握り玉54を操作レバー6に螺合していくと、本体31よりも先にナット部材33が操作レバー6の段付部6Aに当接するようにしたので、ナット部材33の螺合が必要以上に進行せず、本体31から引き抜く力がナット部材33に加わることがない。このため、ナット部材33に接着された緩衝部材34がナット部材33から剥離することがなく、充分な耐久性を確保することができる。
【0045】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、復帰バネを操作レバーの所定位置に係止させる手段としては、平面形状E字形に形成された、いわゆるEリング等の係止リングに限らず、操作レバーを貫通するピン、あるいは、溶接でもよい。
また、スイッチング手段としては、光の遮断及び透過を検出することで動作する光学式センサーに限られず、機械的に電気接点を駆動させる機械式スイッチでもよい。
さらに、遊技機としては、スロットマシンに限らず、CRTディスプレイや液晶ディスプレイを有するテレビゲーム機、或いは、景品をクレーンで把持して獲得するクレーンゲーム機等、各種のアーケードゲームが採用できる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
第1の発明の効果)
第1の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、第1の発明によれば、グリップ部の本体とナット部材との間に、弾性変形可能な緩衝部材を充填し、この緩衝部材で衝撃を吸収するようにしたので、グリップ部を強く叩いても、大きな衝撃が生じることがなくなる。このため、グリップ部を強く叩いても、遊技者が手に痛みを感じることはなく、良好な操作感を得ることができるうえ、衝撃吸収により、操作レバーを破損しにくい丈夫なものとすることができる。
【0047】
第2の発明の効果)
第2の発明によれば、上記した第1の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第2の発明によれば、ナット部材の鍔部よりも遊嵌部の開口の寸法を小さくし、これにより、本体からナット部材を引き抜く力が加わると、グリップ部本体における開口を囲む部位と鍔部とに緩衝部材が挟まれて圧縮されるようにしたので、緩衝部材には圧縮力が加わるようになるうえ、前述の開口を囲む部位と鍔部とにより、緩衝部材の剪断方向における変位が制限される。このため、緩衝部材が破損しにくい丈夫なものとなり、充分な耐久性を確保することができる。
【0048】
第3の発明の効果)
第3の発明によれば、上記した第2の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第3の発明によれば、ナット部材にフィン状部を設け、このフィン状部で、ナット部材に加わる回転力を緩衝部材に伝達し、ナット部材に加わる回転力で緩衝部材を圧縮するようにしたので、本体に対してナット部材を回転させる力が加わっても、ナット部材と緩衝部材との境界面に大きな剪断力が加わることがない。このため、ナット部材が金属製であっても、ナット部材に加わる回転力により、ナット部材に接着された緩衝部材がナット部材から容易に剥離することがなく、この点からも、充分な耐久性を確保することができる。
【0049】
第4の発明の効果)
第4の発明によれば、上記した第2又は第3の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第4の発明によれば、ナット部材の先端部分が本体の表面から突出しているので、回転操作によりグリップ部を操作レバーに螺合していくと、ナット部材が本体よりも先に操作レバーの段付部に当接する。すると、ナット部材の螺合は、それ以上進行不可能となるので、グリップ部を操作レバーに装着する作業において、ナット部材を本体から引き抜く力が発生せず、ナット部材に接着された緩衝部材がナット部材から剥離することがなく、この点からも、充分な耐久性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る遊技機を示す正面図である。
【図2】 前記実施形態に係るスタートスイッチを示す側面図である。
【図3】 前記スタートスイッチの図2とは異なる状態を示す側面図である。
【図4】 前記第1実施形態に係るスタートスイッチを示す拡大斜視図である。
【図5】 前記実施形態に係るグリップ部である握り玉を示す断面図である。
【図6】 図5のVI−VI線における断面図である。
【図7】 前記実施形態に係るナット部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 遊技機としてのスロットマシン
5 フレーム
6 操作レバー
31 (グリップ部)本体
32 遊嵌部
32A 遊嵌部の開口
33 ナット部材
34 緩衝部材
36 鍔部
37 フィン状部
54 グリップ部としての握り玉

Claims (2)

  1. 基端がフレームに揺動自在に支持され、且つ、先端が、中立位置から、この中立位置の両側に設定された折り返し位置まで移動可能とされるとともに、前記折り返し位置から前記中立位置に復帰可能に設けられている遊技機用操作レバーであって、
    前記先端には、当該操作レバーを操作する操作力を受けるためのグリップ部が螺合され、
    このグリップ部には、前記操作レバーを操作する操作力が加えられる本体と、この本体の内部に遊嵌されるとともに前記操作レバーと螺合するナット部材とが設けられ、且つ、前記本体と前記ナット部材との間に、弾性変形可能な緩衝部材が充填され、
    前記ナット部材の前記本体内部側の基端部分には、径方向に突出する鍔部が設けられ、前記本体には、前記ナット部材を遊嵌させるための遊嵌部が設けられ、前記本体の表面に形成されている前記遊嵌部の開口は、前記ナット部材の前記鍔部よりも寸法が小さく、
    前記本体から前記ナット部材を引き抜く力が加わると、前記本体における開口を囲む部位と前記鍔部との間に前記緩衝部材が挟まれて圧縮されるように形成されていることを特徴とする遊技機用操作レバー。
  2. 前記ナット部材には、その側面から外方に突出するフィン状部が設けられ、
    前記フィン状部で、前記ナット部材に加わる回転力を、前記緩衝部材に伝達し、前記ナット部材に加わる回転力で前記緩衝部材を圧縮するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技機用操作レバー。
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