JP4070403B2 - 光情報記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光情報記録媒体、より具体的には、CD−R(Compact Disk Recordable),CD−RW(Compact Disk Rewritable)メディア等の光情報記録媒体に関し、特に予めプリピットが設けられたROM領域と案内溝が設けられた記録可能領域とを有する光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−Rと呼ばれる追記可能なコンパクトディスク(CD)は、オレンジブックと呼ばれる規格書で規定されている。通常のCD−Rには、その全面にプリグルーブが配されている。このプリグルーブは蛇行(ウォブリング)していて、このウォブリングの周期の変動により、ATIP(Absolute time in pre-groove)と呼ばれる時間情報が記録されている。CD−Rは、内周側から、光量設定を行うPCA(power calibration Area)、追記時の位置を記録するPMA(Program memory Area)、目次情報(Table of contents)を記録するLIA(Lead-in Area)、データを記録する情報領域(Program Area)等の領域に区分され、CDライターを用いてプリグルーブに沿ってピットを記録することにより情報が記録される。
【0003】
CD−Rは、情報を記録後に、記録された位置情報(ATIP時間)をPMAに記録することにより追記できる。よって、追記後のCD−Rは、情報領域の一部及びPMAの一部にピットが形成される。また、CD−Rには、一部に予めプリピットが記録されたものもあり、ハイブリッドディスクと呼ばれていて、情報領域とPMAの一部がプリピットで形成される。プリピットもプリグルーブと同様に蛇行している。
【0004】
図9及び図10は、ハイブリッドCD−Rの作成方法の一例を説明するための図である。図9(A)のレジスト形成工程では、円盤状のガラス板10を用意し、このガラス板上に中間層12を間に挟んで2層のフォトレジスト11,13を形成する。図9(B)の露光工程では、露光装置で回転させながらレーザ光lをフォトレジスト膜11,13に照射して、フォトレジスト膜11、13にらせん状の潜像iを形成する。そして図9(C)の現像工程において潜像部分を溶解させる。このとき得られる深いプリピット1と浅いグルーブ(ピット間溝)2は、上記の露光工程における露光光量の制御により作り分けられる。なお、図9(C)においてI1は記録領域、I2はROM領域、Iは情報領域を示す。
【0005】
そして図9(D)の電鋳工程でスタンパ14となる電鋳層を形成し、図10(E)のガラス剥離工程でガラス板10を剥離し、図10(F)のレジスト除去・スタンパ化工程により残存しているフォトレジスト11,13を除去して、上層フォトレジスト13の上面から下層フォトレジスト11の下面までの深さを有する深いピット形成部1′と、上層フォトレジスト13の上面から下層フォトレジスト11の上面までの深さを有する浅いグルーブ形成部2′とを有するスタンパ14を作成する。
【0006】
図10(G)の成形工程では、得られたスタンパ14を用いて成形を行い、成形板15を多量に複製する。そして図10(H)の記録剤塗布工程で、成形板15の全面に記録剤16を塗布し、さらに図10(I)の反射層・保護層形成工程で反射層17と保護層18とを形成する。以上の工程により、露光装置により一部に情報が予め記録されたハイブリッドCD−Rが作成される。
【0007】
次に、具体的な従来例について説明する。従来、プリピットで形成されたROM領域は、プリグルーブで形成された記録可能領域に比べトラッキングエラー信号(push-pull信号)が小さくなるという問題があった。これを改善するために、例えば、特開平5−6578号公報では、情報記録媒体のアドレスピットとアドレスピットの間にプリグルーブよりも広く浅いピット間溝を形成し、プリピット領域のトラッキングエラーを改善している。
【0008】
また特開平5−12680号公報のものは、上記ハイブリッドディスクのプリピットとプリピットの間にプリグルーブと同じ深さと幅を持つピット間溝を形成し、プリピット領域とプリグルーブ領域の反射率の変動をなくしている。また、特開平6−131701号公報では、記録再生可能領域と再生専用領域が混在したパーシャルROMで、プリグルーブが形成された記録再生可能領域とプリピットが形成された再生専用領域のトラッキングエラー信号が同等になるようなピット間溝をプリピットとプリピットの間に形成している。
【0009】
また特開平8−7339号公報では、パーシャルROMで、プリピットが形成された再生専用領域のトラッキングエラー信号とCTS(cross track signal)信号を改善するため、プリピットとプリピットの間をプリピットよりも狭くλ/8nよりも浅いピット間溝を形成している。また、特開平5−36087号公報では、プリピットをウォブリングした場合、プリグルーブに比べWCN(wobble C/N比)が低く、ウォブル量を増やすとジッタが増えてしまう問題があり、これを解決手段として上記プリピットとプリピットの間のグルーブを設けている。
【0010】
図11及び図12は、上記のごとくのプリピットとプリピットとを連結するピット間溝を説明する図で、図11(A)はピット間溝を配さない従来のピット構成を概略的に示す部分拡大平面図で、図11(B)は図11(A)の断面(CD−Rの円周方向断面)の形状を概略的に示す図である。また図12(A)はピット間溝を配した従来のピット構成を概略的に示す部分拡大平面図で、図12(B)は図12(A)の断面(CD−Rの円周方向断面)の形状を概略的に示す図である。また、図13は、図12に示すごとくのプリピット1及びピット間溝2を形成したROM領域を示す部分斜視図である。
【0011】
図12に示すように、プリピット1と他のプリピット1との間をピット間溝2でつなぐと、そのピット間溝2の影響で、プリピット1がトラック方向に、伸びた形状となってしまい、かつその伸び方が一様でなく、またプリピット1のトラック方向断面の傾斜角が小さくなってしまい、プリピットのジッタが悪くなるという不具合があった。
【0012】
また、図14(A)及び図14(B)に示すように、プリピットをウォブリングした場合、プリグルーブに比べてWCN(Wobble C/N比)が低く、ウォブル量を増やすとジッタが増えてしまうという問題があった。この解決手段としても、上記プリピットとプリピットの間のグルーブが有効である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ピットのジッタを悪化させることなくピット部のトラッキングエラー信号とWCNを改善したROM領域と記録可能領域とを有する光情報記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、予めプリピットが設けられたROM領域を有する光情報記録媒体において、前記ROM領域のプリピットの列のプリピット間に該プリピットよりも浅いグルーブが形成され、該グルーブは、前記プリピットとの接続部における幅が該グルーブの他の領域の幅より狭くなっていることを特徴としたものである。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記プリピットの幅をWp、前記接続部の幅をWpg、該接続部を除くグルーブの幅をWgとするとき、Wpgは、1/2Wg≦Wpg<Wg、かつWpg<Wpを満足することを特徴としたものである。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記ROM領域のプリピットの列のプリピット間に、該プリピットよりも浅いグルーブが形成され、前記プリピット間のグルーブのウォブリング量が、前記プリピットのウォブリング量より大きいことを特徴としたものである。
【0024】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記ROM領域と、プリグルーブが設けられた記録可能なRAM領域とが形成された基板上に、記録層、反射層及び保護層がこの順に設けられてなる光情報記録媒体において、前記ROM領域のプリピット列に沿ってピット間グルーブが設けられ、前記プリピットと前記ピット間グルーブとの接続部に、前記基板の高さ方向に突起している突起部が形成されていることを特徴としたものである。
【0025】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、記録層が色素層であることを特徴としたものである。
【0026】
請求項6の発明は、請求項4または5の発明において、前記プリピットの底部から前記突起部の頂点までの高さをHp、前記ピット間グルーブの底部から前記突起部までの高さをHgとするとき、Hg/Hp>0.08の条件を満たすことを特徴としたものである。
【0027】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、3Tピットの前記プリピットの底部のトラック方向長をLbpとし、3Tランドの前記ピット間グルーブの底部のトラック方向長をLbgとするとき、Lbg/Lbp>0.75の条件を満たすことを特徴としたものである。
【0028】
請求項8の発明は、請求項4から7のいずれかの発明において、前記突起部は、角状の形状を有することを特徴としたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態の構成は、予めプリピットが設けられたROM領域と、案内溝が設けられた記録可能領域とを有する光情報記録媒体において、基板に刻まれたプリピットと他のプリピットの間にグルーブ(ピット間溝)を形成し、さらに、プリピットとピット間溝の接合部の幅及び深さを、ピット間溝よりも狭くかつ浅くすることによって、ピット間溝とプリピットを分離し、プリピットがピット間溝の影響を受けないようにしたものである。
【0030】
本発明の第2の実施形態の構成は、予めプリピットが設けられたROM領域と、案内溝が設けられた記録可能領域とを有する光情報記録媒体において、基板に刻まれたプリピットとプリピットの間に浅いピット(ピット間ピット)をプリピットに連続して形成したものである。
【0031】
(実施例1)
図1は、本発明による光情報記録媒体の実施形態を説明するための図で、図1(A)はCD−R表面のピット構成を概略的に示す部分拡大平面図で、図1(B)は図1(A)のラインBにおける円周方向断面を概略的に示す図で、図1(C)は図1(A)のラインCにおける半径方向断面を概略的に示す図である。ROM領域には、3200Å深さのプリピット1が設けられており、これらのプリピットとプリピットの間には、深さ1800Åでプリピット1との接合部2aでくびれているピット間溝2が形成されている。
【0032】
本実施例では、3200Å深さのプリピット1と1800Å深さの案内溝(図示せず)とを有する基板を作成し、同様にハイブリッドCD−Rメディアを作成した。そしてピット間溝2におけるプリピット1とピット間溝2の接合部2aの寸法を、当該接合部2aを除くピット間溝2の他の部分(以下、“主要部”として説明する)より狭く(主要部の幅×1/2≦接合部の幅)、かつ浅く(主要部の深さ×1/2≦接合部の深さ)なるように形成して、プリピット1とピット間溝2の主要部とを分離した。図5の実施例1に示すように、本構成によりpush-pull信号を劣化させることなく、後述する従来技術による比較例2に比べジッタを約10nsec改善することができた。またピットを70nmウォブリングした場合のWCNは後述する比較例2とほとんど同じレベルを保つことができた。
【0033】
(実施例2)
本実施例は実施例1と同様に図1に示すごとくの構成を有するが、ピット間溝2におけるプリピット1との接合部2aの幅を主要部の幅の1/2より小さくし、また接合部2aの深さを主要部の深さの1/2より小さくして、ピット1とピット間溝2の主要部との分離を大きくした。本実施例の構成により、図5に示すように、WCNが低下した。
【0034】
(実施例3)
本実施例もまた実施例1及び2と同様に図1に示すごとくの構成を有するが、プリピット1のウォブリング量はそのままにして、ピット間溝のウォブリング量を110nmに増大させた。本実施例の構成により、実施例2に比してジッタは同等で、WCNは2dB大きくすることができた。
【0035】
(実施例4)
図2は、本発明による光情報記録媒体の他の実施形態を説明するための図で、図2(A)はCD−R表面のピット構成を概略的に示す部分拡大平面図で、図2(B)は図2(A)のラインBにおける円周方向断面を概略的に示す図で、図2(C)は図2(A)のラインCにおける半径方向断面を概略的に示す図である。本実施例のROM領域には3200Å深さのプリピット1が設けられ、これらプリピット1と他のプリピット1の間は、深さ1800Åのピット間ピット3で連結されている。上記のごとくのプリピット構造と、1800Åの案内溝(図示せず)とを有する基板を作成し、同様にハイブリッドCD−Rメディアを作成した。図5に示すように、実施例1と同様、ジッタ、WCN、push-pullとも仕様を満足した。また、ピット間ピット3とプリピット1との間に間隔を開けると、WCNが低下し、またプリピット信号の歪みも発生した。
【0036】
(実施例5)
本実施例は実施例4と同様に図2に示すごとくの構成を有するが、プリピット1のウォブリング量はそのままにして、ピット間ピット3のウォブリング量を110nmに増大させた。本実施例の構成により、実施例4に比してジッタは同等で、WCNは2dB大きくすることができた。
【0037】
(比較例1)
図3は、従来の構成による光情報記録媒体の比較例を説明するための図で、図3(A)はCD−R表面のピット構成を概略的に示す部分拡大平面図で、図3(B)は図3(A)のラインBにおける円周方向断面を概略的に示す図で、図3(C)は図3(A)のラインCにおける半径方向断面を概略的に示す図である。従来の技術の手法で、約3200Å深さのプリピット1と、1800Å深さの案内溝を有する基板を作成し、フタロシアニン色素を塗布し、反射膜を付与して、ハイブリッドCD−Rメディアを作成した。図5に示すように、この比較例1のメディアのジッタは27nsecと低いがpush-pull信号が小さく、記録可能領域のpush-pull信号0.13〜0.18との差が大きすぎるため、トラッキングが発振してしまった。また、ピットを70nmウォブリングした場合のWCNは30dBと必要とされる33dBを大きく下回った。
【0038】
(比較例2)
図4は、従来の構成による光情報記録媒体の他の比較例を説明するための図で、図4(A)はCD−R表面のピット構成を概略的に示す部分拡大平面図で、図4(B)は図4(A)のラインBにおける円周方向断面を概略的に示す図で、図4(C)は図4(A)のラインCにおける半径方向断面を概略的に示す図である。本比較例は、3200Å深さのプリピット1、及びそれらプリピット1間に形成した図示するごとくの形状の1800Å深さのピット間溝2によるピット構成と、1800Åの案内溝とを有する基板を作成し、同様にハイブリッドCD−Rメディアを作成した。図5に示すように、比較例2のメディアのpush-pull信号は、記録可能領域と大差ないが、ジッタは40nsec以上あり、仕様(35nsec)を大きくオーバーしてしまった(WCNは38dB)。
【0039】
次に本発明の第3の実施の形態及びその具体的な実施例と比較例について説明する。本発明の第3の実施形態の構成は、ROM領域のプリピットと他のプリピットとの間にピット間グルーブが形成された光記録情報媒体において、プリピットとピット間グルーブとの接合部を分離し、該接合部に高さ方向に突起する角状突起部が形成された状態とすることにより、トラック方向の断面形状の急峻度を大きくし、これにより、プリピット部のジッタを改善するようにしたものである。
【0040】
上記の接合部の角状突起部は、原盤露光時におけるレーザ駆動パルスのコントロールによって形成することができる。すなわち、ピット照射パルスの立ち下がり〜ピット間グルーブ照射パルスの立ち上がりの間隔(Tw)及びピット照射パルスの立ち上がり〜ピット間グルーブ照射パルスの立ち下がりの間隔(Tw’)をコントロールすることにより。上記の接合部がフラットになったり突起が形成されたりする。通常、3T〜11Tのピット、ピット間グルーブ切り替え時に同じTwで、かつTw=Tw’の条件で露光する。
【0041】
図6は、本発明の光情報記録媒体の第3の実施形態における基板のトラック方向の断面形状を概念的に示す図で、図中、1はプリピット、2はピット間グルーブ、5は角状突起部、Hpはプリピット1の底部から角状突起部5の頂点までの高さ、Hgはピット間グルーブ2の底部から角状突起部5の頂点までの高さ、Lbpはプリピット1の底部のトラック方向長さ、Lbgはピット間グルーブ2の底部のトラック方向長さである。
【0042】
図7は、Twを変化させて作成した各種基板を用いた光情報記録媒体のHg/Hpに対するジッタの値を示すグラフである。Hg/Hpが大きいほど、すなわち角状突起部5が大きい(高い)ほど、ジッタの値は良好となることがわかる。オレンジブックの規格である35ns以下を満足するためには、Hg/Hp>0.08を満足することが必要である。
【0043】
図8は、Twを変化させて作成した各種基板を用いた光情報記録媒体の3Tピット、3TランドのLbg/Lbpに対するWCNの値を示すグラフである。Lbpが大きいほどWCNが大きいオレンジブックの規格の26dB以上を満足するためには、Lbg/Lbp>0.75が必要である。このとき、3T〜11Tのピットとピット間グルーブとの露光切り替え時には同じTwで、かつTw=Tw’の条件で原盤露光しているので、図6におけるWは3T〜11Tの各ピット〜ピット間グルーブにおいてほぼ等しい。
【0044】
(実施例6)
基板の表面上に、TOC(Table Of Contents)部から基板半径35mm部の内側まで、深さ3100Å、幅0.6μm、トラックピッチ1.6μmのプリピットと、これらプリピットを繋ぐ深さ1700Å、幅0.4μmのピット間グルーブとを設けた。さらにその外側に、深さ1700Å、幅0.7μm、トラックピッチ1.6μmの案内溝を設けた。
【0045】
原盤露光時には、ROM部プリピット照射パルスの立ち下がり〜ピット間グルーブ照射パルスの立ち上がりの間隔(Tw)を150ns、ROM部プリピットの3T露光時間を403ns、4T〜11Tの露光時間をN×231−290ns、ROM部プリピット及びピット間グルーブのウォブル幅を70nm(peak to peak)とした。
【0046】
そしてフタロシロシアニン色素からなる光吸収層を、エチルシクロヘキサンからなる混合溶媒を用いた塗布液としてスピンコートすることにより設けた。光吸収層を塗布した後、100℃、30分で熱処理を行い、その後スパッタ法によりAgを約1400Åの厚さに設けてこれを反射層とした。そしてその上に紫外線硬化樹脂をスピナにより塗布し、紫外線で硬化させ約5μmの保護層とし、さらにその上に紫外線硬化インクをスクリーン印刷法により塗布し、紫外線で硬化後約10μmの上部保護層とした。以上の加工によってCD−R光情報記録媒体を得た。
【0047】
上記の光情報記録媒体を780Åのピックアップを有する記録再生装置で該記録媒体のROM部を再生したところ、ジッタは29ns、WCNは28dBの結果が得られた。このとき、Hg/Hpは0.33、Lbg/Lbpは0.78であった。
【0048】
(比較例3)
Twの値を80nsとした以外は、上記実施例6と同様の条件で原盤露光して光情報記録媒体を作成した。この光情報記録媒体のROM部を780Åのピックアップを有する記録再生装置で再生したところ、ジッタは38ns、WCNは33.5dBの結果が得られ、WCNはオレンジブックの規格を満たしたが、ジッタは同規格の35nswを満たさなかった。このとき、Hg/Hpは0.04、Lbg/Lbpは0.95であった。
【0049】
(比較例4)
Twの値を200nsとした以外は、上記実施例6と同様の条件で原盤露光して光情報記録媒体を作成した。この光情報記録媒体のROM部を780Åのピックアップを有する記録再生装置で再生したところ、ジッタは28ns、WCNは25.5dBの結果が得られた。このとき、Hg/Hpは0.58、Lbg/Lbpは0.66であった。
【0050】
【発明の効果】
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、プリピットとプリピットの間をピット間溝またはピット間ピットで繋ぐことにより、トラッキングエラー信号、WCN等を改善し、さらにピット間溝によるジッタの悪化を防ぐことができる。
【0051】
さらに本発明によれば、プリピットとグルーブの配置寸法を規定することにより、プリピットとピット間溝の間隔が広くなることによるWCNの悪化を防止することができる。
請求項5及び10の発明によれば、ジッタを悪化させることなく、WCNを向上させることができる。
【0053】
さらに本発明によれば、プリピットとピット間グルーブの接合部に基板の高さ方向に突起する突起部を有しているので、ピット間グルーブの影響によるプリピットのトラック方向への不要な伸びをなくし、ROM部のジッタを低減させることができる。
【0054】
さらに本発明によれば、CD−Rメディアの構成において、プリピットとピット間グルーブの接合部に基板高さ方向に突起する突起部を有しているので、ピット間グルーブの影響によるプリピットのトラック方向への不要な伸びをなくし、ROM部のジッタを低減させることができる。
【0055】
さらに本発明によれば、プリピットの底部から突起部の頂点までの高さHpと、ピット間グルーブの底部から突起部の頂点までの高さHgの関係を規定しているので、ROM部のジッタ低減をさらに確実に実行することができる。
【0056】
さらに本発明によれば、プリピット底部のトラック方向長Lbpと、ピット間グルーブ底部のトラック方向長Lbgとの関係を規定しているので、ROM部のWCNが低下することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光情報記録媒体の一実施形態の構成を説明するための図である。
【図2】 本発明による光情報記録媒体の他の実施形態の構成を説明するための図である。
【図3】 従来の構成による光情報記録媒体の比較例を説明するための図である。
【図4】 従来の構成による光情報記録媒体の他の比較例を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施例及び比較例において得られた性能を示す表である。
【図6】 本発明による光情報記録媒体の他の実施形態のトラック方向の断面形状を概念的に示す図である。
【図7】 図6の形態においてTwを変化させて作成した光情報記録媒体のHg/Hpに対するジッタの値を示したグラフである。
【図8】 図6の形態においてTwを変化させて作成した光情報記録媒体のLbg/Lbpに対するWCNの値を示したグラフである。
【図9】 ハイブリッドCD−Rの作成方法の一例を工程に従って示す図である。
【図10】 ハイブリッドCD−Rの作成方法の一例を工程に従って示す図で、図9に続く工程を示す図である。
【図11】 プリピットの構成例を説明するための図である。
【図12】 プリピットを連結するピット間溝の構成例を説明するための図である。
【図13】 プリピットを連結するピット間溝の構成例を示す部分斜視図である。
【図14】 プリピットのウォブリング量とWCN(Wobble C/N比)との関係、及びウォブリング量とWCNとの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…プリピット、1′…ピット形成部、2…ピット間溝、2′…グルーブ形成部、2a…接合部、3…ピット間ピット、4…ピット間溝、5…角状突起部、10…ガラス基板、11,13…フォトレジスト膜、12…中間層、14…スタンパ(Niスタンパ)、15…成形板、16…記録剤、17…反射層、18…保護層、I…潜像、l…レーザ光、I…情報領域、I1…記録領域、I2…ROM領域。
Claims (8)
- 予めプリピットが設けられたROM領域を有する光情報記録媒体において、前記ROM領域のプリピットの列のプリピット間に該プリピットよりも浅いグルーブが形成され、該グルーブは、前記プリピットとの接続部における幅が該グルーブの他の領域の幅より狭くなっていることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項1に記載の光情報記録媒体において、前記プリピットの幅をWp、前記接続部の幅をWpg、該接続部を除くグルーブの幅をWgとするとき、Wpgは、1/2Wg≦Wpg<Wg、かつWpg<Wpを満足することを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
- 前記ROM領域のプリピットの列のプリピット間に、該プリピットよりも浅いグルーブが形成され、前記プリピット間のグルーブのウォブリング量が、前記プリピットのウォブリング量より大きいことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
- 前記ROM領域と、プリグルーブが設けられた記録可能なRAM領域とが形成された基板上に、記録層、反射層及び保護層がこの順に設けられてなる光情報記録媒体において、前記ROM領域のプリピット列に沿ってピット間グルーブが設けられ、前記プリピットと前記ピット間グルーブとの接続部に、前記基板の高さ方向に突起している突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光情報記録媒体。
- 請求項4に記載の光情報記録媒体において、記録層が色素層であることを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項4または5に記載の光情報記録媒体において、前記プリピットの底部から前記突起部の頂点までの高さをHp、前記ピット間グルーブの底部から前記突起部までの高さをHgとするとき、Hg/Hp>0.08の条件を満たすことを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項6に記載の光情報記録媒体において、3Tピットの前記プリピットの底部のトラック方向長をLbpとし、3Tランドの前記ピット間グルーブの底部のトラック方向長をLbgとするとき、Lbg/Lbp>0.75の条件を満たすことを特徴とする光情報記録媒体。
- 請求項4から7のいずれかに記載の光情報記録媒体において、前記突起部は、角状の形状を有することを特徴とする光情報記録媒体。
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