JP4070010B2 - 包装装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々の物品を、物品の充填不良を生じることなく確実にブリスタ包装することができる包装方法及び包装装置に関し、特に錠剤やカプセル剤等の固形医薬品又は食品をPTP包装する際に好適に使用される包装方法及び包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来から、錠剤やカプセル剤等の固形医薬品又は食品の包装形態としてブリスタ包装の一種であるPTP(Press Through Package)包装が多用されている。
【0003】
例えば、錠剤のPTP包装は、図10に示した方法により行われている。即ち、シート送り用の搬送ローラ(図示せず)により帯状のプラスチックシートaをシートロール(図示せず)から繰り出して連続的に搬送し、その搬送中にこのプラスチックシートaに熱成形ドラムbで多数の収容凹部cを整列状態に熱成形し、この収容凹部c内に物品投入機dにより錠剤tを投入し、シール部eで易破断性フィルム(例えばアルミニウム箔)fをプラスチックシート(プラスチックトレー)aの表面に連続的に熱接着して上記収容凹部cを閉塞した後、図示しない裁断部によりプラスチックシートaを所定長さ及び所定形状に裁断して、PTP包装を行う方法が一般に採られている。
【0004】
この場合、プラスチックシートaに形成された収容凹部c内に錠剤tを投入する上記投入機としては、例えば、特開2001−294204号公報に記載された包装装置で用いられている投入機が挙げられる。この投入機は、図11,12に示したように、所定速度で回転する投入ドラムgの外周面の最上部に錠剤tが供給され、内部が減圧状態に保たれた投入ドラムgに形成された吸引孔hからの吸引力によってこの錠剤tが外周面に吸引保持されて該投入ドラムgの回転により搬送され、投入ドラムgの最下部でプラスチックシートaに形成された収容凹部cに錠剤tが挿入されると共に、このときノズルiから噴射される圧空により吸引保持状態が解除されて、錠剤tがプラスチックトレーaの収容凹部cに投入されるものである。
【0005】
しかしながら、上記従来の包装装置では、錠剤tの供給速度のずれや、投入ドラムgに供給される際の錠剤tの姿勢やその他の要因によって、投入ドラムgの外周面に吸引保持された錠剤tの位置に若干のズレが生じる虞があり、全く位置ズレを生じさせることなく、錠剤tを投入ドラムgの外周面に整列保持させることは実際上困難である。
【0006】
この場合、投入ドラムg上での錠剤tのズレが、プラスチックシートaに形成された収容凹部cの大きさにより許容できない場合には、錠剤tの投入時に錠剤tとプラスチックシートaの収容凹部cとの位置が合わず、錠剤tが収容凹部cからはみ出した状態になってしまい、包装不良が発生することとなる。また、収容凹部cからはみ出した錠剤tは、被覆材fを熱接着するシール部e(図10参照)でローラ等に噛み込まれて破砕し、その破片等が後続の錠剤tと共に包装されてしまうなどの問題を引き起こすことにもなる。また、プラスチックシートの収容凹部の搬送位置にずれが生じた場合にも同様の問題が発生する。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、投入ドラムからプラスチックトレーの収容凹部へと被包装物品を投入する際の、位置ズレに起因する包装不良の発生を可及的に防止して安定的かつ確実にPTP包装等のブリスタ包装を行うことができる包装装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、収容凹部が成形されたプラスチックトレーを一定速度で連続的に搬送し、その搬送途中で該プラスチックトレーに所定間隔に形成された収容凹部に被包装物品を投入収容した後、その下流側で該プラスチックトレーの表面に被覆材を熱接着して上記収容凹部を閉塞することにより、被包装物品をブリスタ包装する包装装置であって、収容凹部が成形されたプラスチックトレーを一定速度で連続的に搬送する搬送部と、該搬送部により搬送される上記プラスチックトレーの上面に外周面が近接した状態に配設され、外周面に上記被包装物品を突出した状態に保持し、上記プラスチックトレーよりも速い周面速度で回転する投入ドラムと、該投入ドラムの外周面に、周方向に沿って上記プラスチックトレーの収容凹部の間隔よりも広い間隔で等間隔に離間して形成された所定個数の吸引孔と、被包装物品を整列させて所定の速度で上記投入ドラム外周面へと供給することにより、該被包装物品を投入ドラムの上記各吸引孔上に吸引保持させて、上記プラスチックトレーに設けられた収容凹部の間隔よりも広い間隔をもって整列した状態で上記投入ドラム表面に保持させる供給部とを具備し、
上記供給部により被包装物品を上記投入ドラムの外周面に所定速度で供給し、該被包装物品を上記各吸引孔上に吸引保持して、上記プラスチックトレーに設けられた収容凹部の間隔よりも広い間隔をもって整列した状態で該投入ドラム表面に保持し、該投入ドラムの回転によりこれを搬送して、上記搬送部により搬送されるプラスチックトレーの収容凹部内に挿入し、該被包装物品を収容凹部内の搬送方向前端壁に当接させて位置合わせを行い、この状態で上記吸引孔による吸引保持状態を解除することにより、上記プラスチックトレーの収容凹部に被包装物品を投入するように構成したことを特徴とする包装装置を提供する。
【0009】
本発明の包装装置は、上述した従来の包装装置と同様に、複数の収容凹部が所定間隔で形成されたプラスチックトレーを上記搬送部により一定速度で連続的に搬送し、このプラスチックトレーの上面に近接して配設された上記投入ドラムに上記供給部から錠剤等の被包装物品を整列させて所定速度で供給し、該被包装物品を投入ドラム外周面の上記各吸引孔上に吸引保持して該被包装物品が外周面から突出した状態で搬送し、この被包装物品を上記収容凹部内に挿入してこの状態で保持状態を解除することにより、被包装物品をプラスチックトレーの収容凹部内に投入するものである。
【0010】
この場合、本発明の包装装置では、上記投入ドラムがプラスチックトレーの搬送速度よりも速い周面速度で回転するようになっていると共に、上記供給部により、プラスチックトレーに設けられた収容凹部の間隔よりも広い間隔をもって整列した状態に被包装物品を該投入ドラム表面に保持させるようになっているため、この投入ドラムからプラスチックトレーの収容凹部に投入される被包装物品は、該投入ドラム外周面に保持された状態で上記プラスチックトレーの収容凹部内に挿入され、収容凹部内の搬送方向前端壁に当接して位置合わせが行われ、この状態で保持状態が解除されることにより、該収容凹部内に投入されることになる。
【0011】
即ち、本発明の包装装置では、プラスチックトレーに設けられた収容凹部の間隔よりも広い間隔で投入ドラムの外周面に保持され、プラスチックシートよりも速い速度で搬送される錠剤等の被包装物品は、収容凹部の後方、つまりプラスチックトレーの搬送方向上流側から収容凹部を追いかけるようにして該収容凹部に挿入され、収容凹部内の前端壁に被包装物品が当接して位置合わせが行われることになり、収容凹部への被包装物品投入位置を比較的広い許容範囲をもって設定することができる。従って、投入ドラムの外周面に保持された被包装物品の位置ズレや収容凹部の搬送位置のズレなどをある程度の範囲で許容することができ、プラスチックトレーの収容凹部に被包装物品を確実に投入して、位置ズレに起因する投入不良による包装不良の発生を可及的に防止することができ、確実かつ安定的にPTP包装等のブリスタ包装を行うことができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、実施例を示して本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる包装装置を構成する錠剤投入機部分を示すものであり、この包装装置は錠剤をPTP包装するもので、上述した図10の包装装置における投入機dとして、投入ドラム1と、該投入ドラム1に錠剤tを連続的に供給する供給部2とを具備した錠剤投入機を用いたものである。なお、図1において錠剤投入機以外の部分は、上述した図10の包装装置と同様であるため省略する。
【0017】
上記投入ドラム1は、図2,3に示されているように、内筒11の外側に外筒12が回転可能に配設されたもので、外筒12は図1,2中反時計回り方向(図中矢印方向)に、内筒11の外周に沿ってプラスチックトレーaの搬送方向と同一方向にプラスチックトレーaの搬送速度よりも速い所定速度で連続回転するようになっている。
【0018】
上記内筒11には、図2に示されているように、錠剤tの搬送領域とほぼ一致する約半周部分、即ち、投入ドラム1の最上部よりやや上流側から最下部やや上流側までの領域には周方向に沿って貫通溝111が形成され、更にこの貫通溝111に隣接して投入ドラム1の最下部位置には圧空噴射孔112が形成されている。また、上記外筒12には、図3に示されているように、その外周面に複数(図では6本)の吸引溝121が周方向に沿って形成されていると共に、該吸引溝121内に所定個数の吸引孔122が、プラスチックトレーaに形成された収容凹部cの間隔よりも広い間隔で等間隔に離間して周方向に沿って形成されており、更に各吸引溝121の両側縁部に沿って断面T字状のゴムリング(環状弾性体)123が上記吸引孔122を挟んで装着されている。
【0019】
上記内筒11内は、常時吸引されて減圧状態となっており、錠剤tの搬送領域において、上記貫通溝111を通して上記外筒12の吸引孔122から上記各吸引溝121内を吸引するようになっている。そして、図2,3及び図6に示されているように、この吸引力により、錠剤tは上記各吸引孔122に対応した位置で外筒12外周面の貫通溝111上に上記ゴムリング123間に跨った状態で吸引保持され、この外筒12の外周面に吸引保持された錠剤tは外筒12の外周面から突出した状態となる。
【0020】
上記投入ドラム1は、図1に示されているように、複数の搬送ローラ(図示せず)により所定速度で搬送されるプラスチックシート(プラスチックトレー)aの上方に、その外周面をプラスチックトレーaの上面に近接させた状態に配設され、上記外筒12がプラスチックトレーaの搬送速度よりも速い周面速度で連続的に回転するようになっている。そして、この投入ドラム1の最上部よりもやや上流側において、上記供給部2から錠剤tを受け取り、これを上記外筒12外周面の上記各吸引孔122上に保持して該外筒12の回転により図中反時計回りに下方へと搬送し、プラスチックトレーaに形成された収容凹部c内に錠剤tを挿入して最下部で吸引保持状態を解除することにより錠剤tを上記収容凹部cへと投入するものである。
【0021】
この場合、図2に示されているように、上記内筒11の内側最下部には上記圧空噴射孔112と連通する圧空通路13が配設され、錠剤tを保持した吸引孔122が圧空噴射孔112と連通すると、錠剤tにこの圧空通路13から圧空噴射孔112を経由して圧空が噴射され、これにより錠剤tが投入ドラム1の外周面からプラスチックトレーaの収容凹部cへと確実に移行するようになっている。
【0022】
一方、プラスチックトレーaは、錠剤tの保持が解除される位置、即ち、錠剤tを吸引保持した吸引孔122が投入ドラム1の内筒11に形成された圧空噴射孔112と連通して圧空の噴射が開始されるときに、プラスチックトレーaの収容凹部cがその直下に位置するように搬送される。
【0023】
即ち、上記投入ドラム1からプラスチックトレーaへの錠剤tの受け渡しは、図7(A)〜(C)に示したように、投入ドラム1の外筒12外周面に吸引保持された錠剤tが投入ドラム1により搬送されてプラスチックトレーaの収容凹部c内に挿入され、錠剤tがプラスチックトレーaの収容凹部c前端壁と接触した状態で、圧空噴射孔112から圧空が噴出し、この圧空により錠剤tが投入ドラム1の外周面から放出されてプラスチックトレーaの収容凹部cに受け渡されるものである。
【0024】
次に、上記投入ドラム1の外周面に錠剤tを供給する供給部2は、図1,図4に示されているように、錠剤tを径方向に沿って積重した状態で一列に供給する適宜な機構(図示せず)から送られた錠剤tを、積重した状態のままで降下させるシュート22と、シュート22の出口から投入ドラム1へ錠剤tを移動させる供給ローラ3とを具備しており、上記シュート22の下端部には供給ローラ3の外周部に沿って略円弧状に形成され、先端が上記投入ドラム1の表面近傍に位置したガイド部4が一体に設けられている。
【0025】
上記シュート22の上端部には、図4に示されているように、コイル挿入孔221が設けられており、このコイル挿入口221に、錠剤tを径方向に沿って積重した状態で供給する適宜な機構(図示せず)に接続されたコイルシュート21が連結されている。上記コイルシュート21には、その内側に、錠剤tが径方向を上下にした直立状態で流通し得る幅の流通路211が形成されている。一方、シュート22は、その内部にコイルシュート21と同様に錠剤tが直立状態で流通し得る幅の錠剤供給路222が形成されており、上記錠剤供給路222は一端が上記流通路211と連結するように上記コイル挿入口221で開口し、コイル挿入口221から下方に向けて垂直に形成され、そのほぼ中間で斜行して、他端が供給ローラ3近傍で開口するように形成されている。なお、上記シュート22には、上記錠剤供給路222が投入ドラム1の回転軸方向に複数(本例では6本)並列に設けられている。
【0026】
また、上記ガイド部4は上記シュート22の下端部に一体的に形成されており、上記供給ローラ3と対向する面が、供給ローラ3の外周部に沿ってシュート22の出口から供給ローラ3の最下部を経由して投入ドラム1の外周面近傍に達する略円弧状となっている。更に、この面には錠剤tの移動をガイドするガイド溝41が上記錠剤供給路222から連続して形成されており、その先端が投入ドラム1の外周面に近接した状態となっている。
【0027】
上記供給ローラ3は、図4に示されているように、その外周面に、多数の切出片31が形成されている。これら切出片31は、図5(A)に示されているように、所定間隔離間した一対の突起311,311からなり、両突起311,311間が円弧状に形成されていると共に、一対の突起311,311間の距離が錠剤tの直径よりもやや狭く形成されている。また、これら切出片31は、図4及び図5(B)に示されているように、錠剤tの直径とほぼ同じ間隔をもって供給ローラ3の周方向に沿って整列形成されており、更にこの周方向に沿った切出片31の列が複数列(本例では6列、図5にはそのうち3列を表示)形成されている。
【0028】
この供給ローラ3は、図4,5に示されているように、上記切出片31が上記シュート22のガイド部4に形成されたガイド溝41内に挿入された状態で回転可能に配設され、所定速度で間歇回転するようになっている。
【0029】
上記供給部2は、図4に示されているように、上記供給ローラ3が、投入ドラム1の最上部から該投入ドラム1の反回転方向(図中時計周り方向)へ約45度変位した位置に近接するように配設されており、この最上部から約45度変位した位置において、投入ドラム1の外周面に錠剤tを所定速度で供給するようになっている。
【0030】
即ち、上記供給部2は、錠剤tを積重した状態で一列に供給する適宜な機構(図示せず)から、コイルシュート21に導入された錠剤tを、コイルシュート21内の流通路211を移動させて、シュート22内に形成された錠剤供給路222に互いの外周面が接触した整列状態で移行させ、更に錠剤供給路222内を移動させてその出口で、ガイド部4上に形成されたガイド溝41内に移行させると共に、供給ローラ3の外周部に形成された上記切出片31により錠剤tを個々に切り出し、錠剤tを供給ローラ3の回転と共に切出片31で支持しながらガイド溝41内を移動させ、投入ドラム1の外周面へと順次移動させて、錠剤tを所定間隔で連続的に搬送投入ドラム1へと供給するものであり、これにより錠剤tを投入ドラム1の外周面に所定間隔離間させて供給するものである。
【0031】
次に、本例包装装置の動作について説明する。
本例の包装装置は、図10に示された包装装置と同様に、シート送り用の搬送ローラ(図示せず)により帯状のプラスチックシートaをシートロール(図示せず)から繰り出して連続的に搬送し、その搬送中にこのプラスチックシートaに熱成形ドラムbで多数の収容凹部cを整列状態に熱成形し、この収容凹部c内に錠剤投入機dにより錠剤tを投入し、シール部eで易破断性フィルムfをプラスチックシート(プラスチックトレー)aの表面に連続的に熱接着して上記収容凹部cを閉塞した後、図示しない裁断部によりプラスチックシートaを所定長さ及び所定形状に裁断して、錠剤tをPTP包装するものであり、この場合本実施例の装置では、錠剤投入機dとして、上記投入ローラ1と、シュート22、供給ローラ3及びガイド体4からなる供給部2とを用い、錠剤tをプラスチックシートaの収容凹部c内に投入するようにしたものである。
【0032】
本例包装装置における上記収容凹部cへの錠剤t投入は、次のようにして行われる。まず、図4に示されているように、錠剤tは、錠剤tを積重した状態で一列に供給する適宜な機構(図示せず)から、径方向に沿って直立して積重した状態で連続してコイルシュート21内の流通路211に導入され、互いの外周面を接触させた整列状態で、コイルシュート21に連結されたシュート22の錠剤供給路222に移行し、錠剤供給路222のほぼ中間で供給ローラ3の方に向かって斜めに向きを変えて更に降下して、供給ローラ3の近傍に配置された出口でガイド部4に形成されたガイド溝41に整列状態のまま移行する。
【0033】
ガイド溝41に到達した錠剤tは、図4に示されているように、上記供給ローラ3の切出片31により1つ1つ分離され、投入ドラム1へと順次供給される。即ち、図5(B)に示されているように、ガイド溝41に到達した錠剤tは、まずその前部がガイド溝41に進入したところで、供給ローラ3の外周部に形成された切出片31の2つの突起が、該錠剤tとその前を移動する錠剤t1との接触点の両脇の空隙に進入して前方の錠剤t1と隔離されて供給ローラ3の回転と共に移動する。次に、錠剤tの後端がガイド溝41に移行したところで、次の切出片31が、その錠剤tの後ろを移動する錠剤t2との接触点の両脇の空隙に進入して後方の錠剤t2と隔離して、この錠剤tが前後の錠剤t1,t2から切り出される。
【0034】
そして、切り出された錠剤tは、前後2つの切出片31,31の4つの突起に囲まれてガイド溝41内を移動し、供給ローラ3の最下部を経由して、供給ローラ3の最下部より高い位置で投入ドラム1の外周面に供給される。この場合、供給ローラ3は、上述のように、所定速度で間歇回転するようになっており、所定の間隔をもって、ちょうど投入ドラム1の外筒12に形成された吸引孔122上に錠剤tを供給するようになっている。
【0035】
次に、この投入ドラム1上に供給された錠剤tは、図2,3及び図6に示されているように、外筒12の外周に装着されたゴムリング123上に平伏状態で吸引保持され、投入ドラム1の外周面から突出した状態で保持され、外筒12の連続回転によって下方へと搬送される。この場合、投入ドラム1の外周面に保持されて搬送される複数の錠剤tは、プラスチックトレーaに設けられた各収容凹部cの間隔よりも大きな間隔をもって整列した状態で搬送され、またその搬送速度はプラスチックトレーaの搬送速度よりも速い速度で搬送され、投入ドラム1の最下部付近で、各錠剤tと収容凹部cとが一致するようになっている。なお、投入ドラム1の外周面に整列保持された錠剤tの間隔は、投入ドラム1の径、錠剤tの大きさ、プラスチックトレーaに設けられた収容凹部cの間隔等に応じて適宜設定され、特に制限されるものではないが、通常は収容凹部cの間隔よりも1〜5mm程度、特に2〜3mm程度大きくすることが好ましい。
【0036】
一方、プラスチックトレーaは、上述のように、投入ドラム1外周面に保持された錠剤tの吸引保持が解除される位置、即ち、錠剤tを吸引保持した吸引孔122が投入ドラム1の内筒11に形成された圧空噴射孔112と連通して圧空の噴射が開始されるときに、プラスチックトレーaの収容凹部cがその直下に位置するように搬送される。
【0037】
そして、図2に示されているように、この投入ドラム1の外筒12外周面に吸引保持された錠剤tは、外筒12の回転により下方へと整列状態のまま搬送され、最下部でプラスチックトレーaの収容凹部cへと投入される。
【0038】
投入ドラム1からプラスチックトレーaの収容凹部cへの錠剤tの移行は次のようにして行われる。即ち、図7(A)に示されているように、投入ドラム1の外周面に吸引保持された錠剤tは、外筒12の回転により投入ドラム1の下方に搬送されて、プラスチックトレーaの収容凹部cに挿入され、プラスチックトレーaよりも速い速度で搬送される錠剤tは、図7(B)に示されているように、収容凹部cの前部壁に当接した状態となり、錠剤tとプラスチックトレーaの収容凹部cとの位置合わせが行われる。
【0039】
そして、錠剤tは収容凹部c内に挿入された状態でこの収容凹部cと共に更に前方へと搬送され、図7(C)に示されているように、錠剤tを保持した吸引孔122が投入ドラム1の内筒11に形成された圧空噴射孔112と連通したとき、内筒11内に配設された圧空通路13から圧空噴射孔112を経由して噴射される圧空により、錠剤tの保持状態が完全に解除されると共に、錠剤tがプラスチックシートaの収容凹部c内に押し込められ、これにより錠剤tがプラスチックシートaの収容凹部cに投入される。
【0040】
なお、図7(B)には、錠剤tが所定位置、即ち、その中心軸と吸引孔122の中心軸とが一致する位置に吸引保持されている場合を示したが、錠剤tの吸引保持位置が投入ドラムの移動方向下流側にずれている場合(プラスチックトレーaの収容凹部cが後方にずれて搬送された場合も同様)は、図8(A)に示されているように、錠剤tが所定位置に吸引保持されている場合よりも投入ドラムの移動方向上流側で錠剤tがプラスチックトレーaの収容凹部cに挿入されてその前端壁に当接することになり、逆に、錠剤tの吸引保持位置が投入ドラムの移動方向上流側にずれている場合(プラスチックトレーaの収容凹部cが前方にずれて搬送された場合も同様)は、図8(B)に示されているように、錠剤tが所定位置に吸引保持されている場合よりも投入ドラムの移動方向下流側で錠剤tがプラスチックトレーaの収容凹部cに挿入されてその前端壁に当接することになり、いずれの場合も錠剤tが所定位置に吸引保持されている場合と同様に、錠剤tと収容凹部cとの位置合わせが行われ、その後に錠剤tの保持状態が解除されて錠剤tがプラスチックシートaの収容凹部cに投入される。
【0041】
以降、シール部e(図10参照)で易破断性フィルムfをプラスチックシートaの表面に連続的に熱接着して上記収容凹部cを閉塞した後、図示しない裁断部によりプラスチックシートaを所定長さ及び所定形状に裁断して、錠剤tを連続的にPTP包装するものである。
【0042】
このように、本発明の包装装置では、被包装物品の錠剤tを上記プラスチックトレーaに設けられた収容凹部cの間隔よりも広い間隔をもって整列した状態で該投入ドラム1の外周面に保持すると共に、該投入ドラム1を上記プラスチックトレーaの搬送速度よりも速い周面速度で回転させて、投入ドラム1の最下部で錠剤tをプラスチックトレーaの収容凹部cに投入するものである。これにより、投入ドラム1の外周面に保持された状態で収容凹部c内に挿入された錠剤tが、収容凹部c内の搬送方向前端壁に当接して位置合わせが自動的に行われ、この状態で保持状態が解除されることにより、上記プラスチックトレーaの収容凹部cに錠剤tが投入されることになる。
【0043】
即ち、本実施例の包装装置では、プラスチックトレーaに設けられた収容凹部cの間隔よりも広い間隔で投入ドラム1の外周面に保持され、プラスチックシートaよりも速い速度で搬送される錠剤tは、収容凹部cの後方、つまりプラスチックトレーaの搬送方向上流側から収容凹部cを追いかけるようにして該収容凹部cに挿入され、収容凹部c内の前端壁に錠剤tが当接して位置合わせが行われることになり、収容凹部cへの錠剤投入位置を比較的広い許容範囲をもって設定することができる。従って、投入ドラム1の外周面に保持された錠剤tの位置ズレや収容凹部cの搬送位置のズレなどをある程度の範囲で許容することができ、プラスチックトレーaの収容凹部cに錠剤tを確実に投入して、位置ズレに起因する投入不良による搬送不良及び包装不良の発生を可及的に防止することができるものである。
【0044】
なお、本発明の包装装置は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々変更して差し支えない。
例えば、上記実施例では、錠剤をPTP包装する装置を示したが、錠剤以外にもソフトカプセル剤、ハードカプセル剤や、タブレット状又はカプセル充填した健康食品、キャンディー、粒ガムなどの菓子やその他の食品類などをPTP包装する場合にも本発明を好適に適用し得るものであり、更にPTP包装に限定されるものでもなく、包装物品によっては被覆材として厚紙等を用いたブリスタ包装を行う場合にも好適に適用し得、この場合にはプラスチックシートに代えて、予め所定の形状に成形された多数のプラスチックトレーを連続的に搬送してそのプラスチックトレーに投入ドラムにより被包装物品を投入するようにしてもよい。
【0045】
また、包装装置の構成も、被包装物品の種類等に応じて適宜変更することができ、例えば、投入ドラム1へと錠剤tを供給する供給部2の構成を、図9に示したように、ソフトカプセル剤uを収容して切り出す切出凹部32を供給ローラ3の外周面に形成すると共に、シュート2を供給ローラ3の外周面最上部上方に配設して、ソフトカプセル剤uが供給ローラ3の外周面最上部上方で上記切出凹部32により切り出されるように構成し、ソフトカプセル剤uを投入ドラム1の外周面に供給し、これをPTP包装するようにすることもできる。なお、図9において、その他の構成及び作用効果は、上記実施例と同様であるので、同一の構成部分に同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0046】
更に、上記実施例では圧空通路13から圧空噴射孔112を経由して噴射される圧空により投入ドラム1の外周面に保持された錠剤tをプラスチックシートaの収容凹部c内へと移行させるようにしたが、単に吸引を解除して錠剤tを収容凹部c内へと自然落下させるようにしてもよく、その他の構成についても本発明の要旨を逸脱しない限り適宜変更して差し支えない。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の包装方法及び包装装置によれば、投入ドラムからプラスチックトレーの収容凹部へと被包装物品を投入する際の、位置ズレに起因する包装不良の発生を可及的に防止して安定的かつ確実にPTP包装等のブリスタ包装を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる包装装置の要部を示す部分概略図である。
【図2】同包装装置を構成する投入ドラムの構成及び動作を示す概略断面図である。
【図3】同投入ドラムを示す断面図である。
【図4】同投入ドラムの外周面に錠剤を供給する供給部の構成及び動作を示す部分拡大断面図である。
【図5】同供給部を構成する供給ローラ及びガイド体を示すものであり、(A)は供給ドラム及びガイド体の部分断面図、(B)は供給ローラに形成された切出片の錠剤間への進入状態を示す概略断面図である。
【図6】同投入ドラムの外周面に錠剤を吸引保持した状態を示す部分斜視図である。
【図7】同投入ドラムからプラスチックシートの収容凹部へと錠剤を投入する動作を示す説明図であり、(A)は所定位置に吸引保持された錠剤を搬送する状態、(B)は同錠剤がプラスチックシートの収容凹部内に挿入され、収容凹部の前端壁に当接した状態、(C)は同錠剤がプラスチックシートの収容凹部に投入される状態を示す。
【図8】同投入ドラムからプラスチックシートへと錠剤を搬送して投入する動作を示す説明図であり、(A)は錠剤の吸引保持位置が所定位置よりも投入ドラムの移動方向下流側にずれている場合に同錠剤がプラスチックシートの収容凹部の前端壁に当接した状態、(B)は錠剤の吸引保持位置が所定位置よりも投入ドラムの移動方向上流側にずれている場合に同錠剤がプラスチックシートの収容凹部の前端壁に当接した状態を示す。
【図9】同投入ドラムの外周面に他の被包装物品(ソフトカプセル)を供給する際の供給部の構成及び動作を示す部分拡大断面図である。
【図10】錠剤をPTP包装するための包装装置の一例を示す概略図である。
【図11】従来の投入ドラムの構成及び動作を示す概略断面図である。
【図12】同投入ドラムからプラスチックシートへと錠剤を投入する部分を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 投入ドラム
11 内筒
111 貫通溝
112 圧空噴射孔
12 外筒
121 吸引溝
122 吸引孔
123 ゴムリング(環状弾性体)
13 圧空通路
2 供給部
21 コイルシュート
211 流通路
22 シュート
221 コイル挿入孔
222 錠剤供給路
3 供給ローラ
31 切出片
311 一対の突起
4 ガイド部
41 ガイド溝
a プラスチックトレー(プラスチックシート)
c 収容凹部
t 錠剤
u ソフトカプセル剤
Claims (4)
- 収容凹部が成形されたプラスチックトレーを一定速度で連続的に搬送し、その搬送途中で該プラスチックトレーに所定間隔に形成された収容凹部に被包装物品を投入収容した後、その下流側で該プラスチックトレーの表面に被覆材を熱接着して上記収容凹部を閉塞することにより、被包装物品をブリスタ包装する包装装置であって、
収容凹部が成形されたプラスチックトレーを一定速度で連続的に搬送する搬送部と、
該搬送部により搬送される上記プラスチックトレーの上面に外周面が近接した状態に配設され、外周面に上記被包装物品を突出した状態に保持し、上記プラスチックトレーよりも速い周面速度で回転する投入ドラムと、
該投入ドラムの外周面に、周方向に沿って上記プラスチックトレーの収容凹部の間隔よりも広い間隔で等間隔に離間して形成された所定個数の吸引孔と、
被包装物品を整列させて所定の速度で上記投入ドラム外周面へと供給することにより、該被包装物品を投入ドラムの上記各吸引孔上に吸引保持させて、上記プラスチックトレーに設けられた収容凹部の間隔よりも広い間隔をもって整列した状態で上記投入ドラム表面に保持させる供給部とを具備し、
上記供給部により被包装物品を上記投入ドラムの外周面に所定速度で供給し、該被包装物品を上記各吸引孔上に吸引保持して、上記プラスチックトレーに設けられた収容凹部の間隔よりも広い間隔をもって整列した状態で該投入ドラム表面に保持し、該投入ドラムの回転によりこれを搬送して、上記搬送部により搬送されるプラスチックトレーの収容凹部内に挿入し、該被包装物品を収容凹部内の搬送方向前端壁に当接させて位置合わせを行い、この状態で上記吸引孔による吸引保持状態を解除することにより、上記プラスチックトレーの収容凹部に被包装物品を投入するように構成したことを特徴とする包装装置。 - プラスチックシートに上記収容凹部を熱成形する熱成形ドラムと、このプラスチックシートを連続的に搬送する搬送ローラと、収容凹部内に被包装物品が収容されたプラスチックシートの表面に被覆材を連続的に熱接着するシール部と、該被覆材が熱接着されたプラスチックシートを所定長さに切断する裁断部とを具備し、
シートロールから上記プラスチックシートを連続的に繰り出して、上記搬送ローラで連続的に搬送すると共に、その搬送中に、上記熱成形ドラムによって収容凹部を熱成形し、該収容凹部内に上記投入ドラムから被包装物品を投入し、上記シール部で被覆材を熱接着し、上記裁断部で裁断するように構成した請求項1記載の包装装置。 - 上記熱成形ドラムによってプラスチックシートに多数の収容凹部を成形してPTPシートを成形し、被包装物品を投入した後、上記シール部で易破断性フィルムを熱接着して、PTP包装を行う請求項2記載の包装装置。
- 錠剤又はカプセル剤等の固形医薬品又は食品を包装するための装置である請求項1〜3のいずれか1項に記載の包装装置。
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