JP4069596B2 - カバー体取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、柱状のハウジングの長手方向端部を被覆するように有底筒状のカバー体を着脱自在に装着するカバー体取付構造に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、柱状のハウジング2の長手方向端部を被覆するように有底筒状のカバー体1を着脱自在に装着するにあたっては、上記カバー体1の底部に配置した上記カバー体1と別体の取付具を介してカバー体1をハウジング2に装着させるようなカバー体取付構造が採用されている。例えば、図6には縦長柱状のハウジング2、有底筒状のカバー体1を有した毛刈り機を示す。この毛刈り機の構造を簡単に説明すると、ハウジング2の内部に収納配置されたモータ12や駆動機構11によりハウジング2の先端に備えたトリマー刃10を駆動させるものであり、ハウジング2の基端部に設けた電池収納部13を有底筒状のカバー体1で被覆し、上記ハウジング2の先端部をキャップ15で覆って構成されている。このカバー体1及びキャップ15は着脱自在にハウジング2に装着されるものであり、カバー体1はハウジング2の電池収納部13に収納させる電源電池を取替可能にするものである。このカバー体1をハウジング2に装着するにあたっては、上述したように、有底筒状のカバー体1の底部に配置した取付具3’を介して行わせている。
【0003】
上記取付具3’は、図7に示すようなものであり、カバー体1の内底面1aに載置させる底面板4と上記底面板4からカバー体1の内側面1bに沿って立設させる上立片6とで主体が構成され、上記底面板4の側端縁からは複数個の爪片5を外方斜め上方に突設すると共に、上記上立片6にはハウジング2の外面に突設した係止突部8[図8(a)]に係止させる弾性係止部7を備えて構成されるものである。ここで、上記爪片5は突出先端部に頂角部5aを有した三角形状の板片であって、その突出先端径をカバー体1の内底面1aの外径よりも大きく形成しているものである。この取付具3’をカバー体1の底部に配置させるにあたっては、上記取付具3の底面板4をカバー体1の上方開口から押し込むように圧入させて行うものであり、上記爪片5の突出先端部をカバー体1の内側面1bに食い込ませて、図8(b),図9(b)のように、取付具3’をカバー体1の底部に固定させるものである。
【0004】
このようにカバー体1の底部には取付具3’が備えられるものであるが、このカバー体1をハウジング2に装着するには、カバー体1の筒内部にハウジング2の基端部を挿入させ、ハウジング2の基端部の外面に突設した係止突部8を取付具3’の弾性係止部7に係止させることで行われるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この取付具3’の底面板4をカバー体1の上方開口から圧入する際には、図9(a)に示すように、上記複数個の爪片5のうちいくつかの爪片5だけカバー体1の内側面1bに食い込むと共に他の爪片5はカバー体1の内側面1bに食い込まない状態で、底面板4がカバー体1の上方開口から圧入されてしまい、カバー体1の内底面1aの中心と取付具の底面板4の中心とがずれてしまって上立片6をカバー体1の内側面1bに沿わせて配置できなくなるといった取付具3’のカバー体1への配置不良が起き得るものである。そして、上立片6にはハウジング2の係止突部8が係止する弾性係止部7が設けられているので、所定位置に配置できなかった上立片6においては上記弾性係止部7とハウジング2の係止突部8との係止不良が起きてしまい、すなわち、カバー体1とハウジング2との装着不良が起きてしまうものであった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、取付具のカバー体への配置不良を生じさせないでカバー体をハウジングに確実に装着させ得るカバー体取付構造を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係るカバー体取付構造は、上方に開口した有底筒状のカバー体1の筒内部に柱状のハウジング2の長手方向端部を収納配置し、上記カバー体1の内底面1aに配置した底面板4の側端縁から外方に突設させた爪片5をカバー体1の内側面1bに食い込ませ、上記底面板4の側端縁からカバー体1の内側面1bに沿って立設した上立片6に備えた弾性係止部7をハウジング2の外面に突設した係止突部8に係止させてなるカバー体取付構造において、取付具3の底面板4の形状及びカバー体1の内底面1aの形状をそれぞれ4つの辺と4つの角部とを有して形成すると共に、底面板4をカバー体1の内底面1aよりも小さく形成し、爪片5を底面板4の側端縁から外方斜め上方に突設し、底面板4の各角部20にカバー体1の内側面1bに沿わせる位置決め突片9をそれぞれ外方斜め上方に突設し、位置決め突片9の底面板4に対する傾斜角度θ1を爪片5の底面板4に対する傾斜角度θ2よりも小さくし、位置決め突片9をカバー体1の対応する角部20の内側面1bに係止したことを特徴とする。これにより、底面板4をカバー体1の内底面1aに配置させるにあたって、底面板4の角部20から突設した4つの位置決め突片9をカバー体1の対応する角部20の内側面1bに沿わせたことで底面板4をカバー体1の筒軸周りへのズレをも防止した上で所定位置に位置決めすることができ、上記位置決め突片9によって所定位置に位置された底面板4は上立片6も所定位置に配置させることができることから、上立片6の弾性係止部7をハウジング2の係止突部8に着実に係止させることができ、すなわち、カバー体1をハウジング2に確実に装着させることができる。
【0008】
また、位置決め突片9を底面板4の側端縁から外方斜め上方に突設したので、カバー体1の上方開口からカバー体1の内底面1aに向って底面板4を圧入させる際には、位置決め突片9はカバー体1の内側面1bから受ける力を流すことができるものであり、位置決め突片9をカバー体1の内側面1bに引っ掛けることなく底面板4をカバー体1にスムーズに圧入させることができるものである。
【0009】
また、爪片5を位置決め突片9と共に底面板4の側端縁から外方斜め上方に突設し、位置決め突片9の底面板4に対する傾斜角度θ1を爪片5の底面板4に対する傾斜角度θ2よりも小さくしたので、爪片5を位置決め突片9と共に底面板4の側端縁から外方斜め上方に突設したことで、カバー体1の上方開口からカバー体1の内底面1aに向って底面板4を圧入させる際には、上記爪片5及び位置決め突片9はカバー体1の内側面1bから受ける力を流すことができるものであり、上記爪片5及び位置決め突片9をカバー体1の内側面1bに引っ掛けることなく底面板4をカバー体1にスムーズに圧入させることができ、また、位置決め突片9の底面板4に対する傾斜角度θ1を爪片5の底面板4に対する傾斜角度θ2よりも小さくしたことで、カバー体1の上方開口から底面板4を挿入させる際に爪片5よりも先に位置決め突片9をカバー体1の内側面1bに当接させるものであって、底面板4をカバー体1の所定位置に位置決めさせた上で爪片5をカバー体1の内側面1bに食い込ませることができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0011】
図1乃至図5に本発明の実施の形態の例を示す。柱状のハウジング2を備えると共に上記ハウジング2の長手方向端部を被覆するカバー体1を備えたものとして、本例では、主に眉毛等を刈る毛刈り機を例に挙げる。図5に示すように、この毛刈り機は縦長柱状のハウジング2を有しており、上記ハウジング2の先端部にはトリマー刃10が外方に突出するように備えられると共に、上記ハウジング2の中央部にはそのハウジング2内に上記トリマー刃10を駆動させる駆動機構11や上記駆動機構11を駆動させるモータ12が収納され、また、上記ハウジング2の基端部には上記モータ12を駆動させる電源電池(図示せず)を収納する電池収納部13が形成され、そして、このハウジング2の中央部分には上記モータ12の駆動をオンオフする操作ハンドル14が備えられて構成されている。ここで、上記ハウジング2の先端及び中央部分においてはトリマー刃10やモータ12等を内部に収納させるために中空筒状に形成されているが、基端部の電池収納部13においては側方に開口した半筒状に形成されている。
【0012】
このハウジング2にはその基端部の電池収納部13を被覆するように有底筒状のカバー体1が着脱自在に装着される。このカバー体1は通常ハウジング2に装着されていて、電池収納部13に収納する電源電池の取替え時にハウジング2から取り外されるものである。また、上記ハウジング2の先端部分には外方突出したトリマー刃10を保護するようにハウジング2の先端部分を被覆するようにキャップ15が着脱自在に装着されている。なお、ハウジング2の中央部分に備えた操作ハンドル14は縦方向にスライド自在に装着されていて上記操作ハンドル14のスライド移動によりモータ12の駆動のオンオフが操作されるものであるが、ハウジング2にキャップ15を装着した際にはキャップ15の下端部分が上記操作ハンドル14の上端に当接するようにしてあり、操作ハンドル14の誤作動を抑えてモータ12の電源が入らないような構造にしているものである。つまり、毛刈り機の使用時にはキャップ15はハウジング2から取り外されるものであり、毛刈り機の不使用時にキャップ15はハウジング2に装着されるものである。
【0013】
ここで、先に言うがカバー体1とハウジング2とは取付具3を介して装着されるものであり、以下に、取付具3の構造や上記取付具3のカバー体1への配置構造、そして、カバー体1のハウジング2の基端部への取付構造につき説明していく。
【0014】
この取付具3は、図2に示すように、平板状の底面板4と上記底面板4の側端縁から略垂直上方に突設した1対の上立片6とで主体が構成されるものである。上記底面板4はカバー体1の内底面1aの形状と略同型形状にするが上記カバー体1の内底面1aよりも小さく形成されている。本例では、カバー体1の内底面1a及び上記底面板4は、上面視で左右端部に1対の直線部分22を有すると共に上記対向した直線端面部を外方に凸である1対の円弧部分21で連結し、直線部分22と円弧部分21との角部20を有して形成された左右方向に長い略楕円形状に形成されている。この底面板4においては、角部20における直線部分22側の位置にそれぞれ位置決め突片9を外方斜め上方に突設させている。つまり底面板4には4つの角部20に対応して位置決め突片9が4つ設けられている。なお、この位置決め突片9は略矩形状の板片であって、その突出先端部をカバー部1の内底面1aの端縁に対応した位置に配置させるように形成したものである。また、上記角部20における円弧部分21側の位置にはそれぞれ爪片5を外方斜め上方に突設させており、また、円弧部分21の左右方向の中央位置にも爪片5を外方斜め上方に突設させている。つまり、底面板4には4つの角部20及び1対の円弧部分21に対応して爪片5が6つ設けられている。なお、この爪片5は突出先端部に頂角部5aを有した三角形状の板片であって、その突出先端部をカバー部1の内底面1aの端縁よりも外方位置に配置させるように形成したものである。また、爪片5及び位置決め突片9にあってはいずれも底面板4から外方斜め上方に突設させているが、位置決め突片9の底面板4に対する傾斜角度θ1は爪片5の底面板4に対する傾斜角度θ2よりも小さくしてあるものである。また、上立片6においては、底面板4の直線部分22の略中央部、つまり、一つの直線部分22に設けた1対の位置決め突片9の間の位置に設けられている。この上立片6は上下に長い板棒状片であるが、この上立片6の上部には板棒状片を内方に凸状に屈曲させて形成した弾性係止部7が設けられている。この弾性係止部7はハウジング2の外面に形成した係止突部8[図8(a)参照]に係止させるものである。
【0015】
上述した構成の取付具3のカバー体1への配設構造は、図1及び図4に示すように、位置決め突片9の突出先端部をカバー体1の内側面1bのうち直線部分22に沿わせて位置させると共に爪片5の突出先端部である頂角部5aをカバー体1の内側面1bのうち円弧部分21に食い込ませ、底面板4をカバー体1の内底面1aに載置させると共に上立片6をカバー体1の内側面1bに沿わせるようにしてカバー体1の底部に配置されるものである。このように底面板4の側端縁から突設した位置決め突片9をカバー体1の内側面1bに沿わせたことで、底面板4を所定位置に位置決めすると共に爪片5をカバー体1の内側面1bに食い込ませ、取付具3をカバー体1の底部の所定位置に固定できるものとしている。なお、本例ではカバー体1の内底面1aの形状及び取付具3の底面板4の形状を角部20を有した略楕円状のものに形成しており、取付具3の位置決め突片9をカバー体1の内側面1bの角部20に係止させることができ、カバー体1の筒軸周りへの取付具3のズレをも防止しているものである。
【0016】
そして、上記取付具3を備えたカバー体1のハウジング2への装着構造は、カバー体1の筒内部に挿入したハウジング2の基端部の外面に突設した係止突部8を取付具3の弾性係止部7に係止させ、カバー体1がハウジング2の基端部を被覆するように装着されるものである。ここで、係止突部8と弾性係止部7との係止においては、カバー体1に挿入したハウジング2の係止突部8と弾性係止部7とが縦方向に直線位置にあることが前提とされるが、ハウジング2の基端部における底面2aやハウジング2の中央部における側外面2bをカバー体1の内側面に沿わせ得る形状にして、ハウジング2をカバー体1の筒軸周りにズレのないように挿入できるようにしてあり、一方、カバー体1には上述したように位置決め突片9により取付具3、ひいては上立片6及び弾性係止部7が所定位置に配置されていることから、係止突部8と弾性係止部7との係止を確実に行わせることができるようになっている。なお、本例では上記カバー体1の内底面1aの形状及び取付具3の底面板4の形状が上面視で左右対称の形状になっているが、底面板4にはその左右端縁部から1対の上立片6を備えており、つまり、カバー体1の筒軸周りにおける取付具3の挿入方向を気にしなくとも、所定位置に確実に上立片6を配置できるものとしている。
【0017】
なお、係止突部8と弾性係止部7との係止構造につき詳述すると、カバー体1の筒内部に挿入したハウジング2はハウジング2の外面に突設した係止突部8をカバー体1の内側面1bに沿わせて挿入されるものであり、この係止突部8はある位置で弾性係止部7を押圧するものである。この弾性係止部7は上記係止突部8による押圧を受けるとその凸形状を潰すように弾性変形をするものであり、係止突部8が弾性係止部7を通過した後に弾性係止部7は元の突形状に戻ることで、係止突部8と弾性係止部7とが係止するようになっている。このように、弾性係止部7を弾性変形させる程の力でハウジング2をカバー体1の筒内部に挿入または引き抜いたときのみ係止突部8を弾性係止部7に係止させたり係止を解除させたりできるようにして、すなわち、カバー体1がむやみにハウジング2から外れたりすることを避けると共にカバー体1のハウジング2への装着を着脱自在にさせているのである。
【0018】
ここで、取付具3をカバー体1の底部に配置する際の取付作業は、図3に示すように、カバー体1の上方開口からカバー体1の内底面1aに向けて取付具3の底面板4を圧入させて行うものである。このとき、カバー体1の内側面1bには爪片5及び位置決め突片9を擦るようにして底面板4はカバー体1の筒内部に圧入されるが、上記爪片5及び位置決め突片9は底面板4の側端縁から外方斜め上方に突設されているので、カバー体1の内側面1bから受ける力を流すことができてカバー体1の内側面1bに引っ掛かることなく、底面板4をカバー体1にスムーズに圧入させることができるようにしているのである。また、カバー体1の上方開口から底面板4を挿入させる際には、位置決め突片9の底面板4に対する傾斜角度θ1が爪片5の底面板4に対する傾斜角度θ2よりも小さくしているので、爪片5よりも先に位置決め突片9をカバー体1の内側面1bに当接させることができ、位置決め突片9により底面板4をカバー体1の所定位置に位置決めさせた上で爪片5をカバー体1の内側面1bに食い込ませることができるようにしているのである。すなわち、カバー体1の底部の所定位置に取付具3を固定させることができて、カバー体1とハウジング2との確実な装着が図られているのである。
【0019】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、上方に開口した有底筒状のカバー体の筒内部に柱状のハウジングの長手方向端部を収納配置し、上記カバー体の内底面に配置した底面板の側端縁から外方に突設させた爪片をカバー体の内側面に食い込ませ、上記底面板の側端縁からカバー体の内側面に沿って立設した上立片に備えた弾性係止部をハウジングの外面に突設した係止突部に係止させてなるカバー体取付構造において、取付具の底面板の形状及びカバー体の内底面の形状をそれぞれ4つの辺と4つの角部とを有して形成すると共に、底面板をカバー体の内底面よりも小さく形成し、爪片を底面板の側端縁から外方斜め上方に突設し、底面板の各角部にカバー体の内側面に沿わせる位置決め突片をそれぞれ外方斜め上方に突設し、位置決め突片の底面板に対する傾斜角度を爪片の底面板に対する傾斜角度よりも小さくし、位置決め突片をカバー体の対応する角部の内側面に係止したことにより、底面板をカバー体の内底面に配置させるにあたって、底面板の角部から突設した4つの位置決め突片をカバー体の対応する角部の内側面に沿わせて底面板をカバー体の筒軸周りへのズレをも防止した上で所定位置に位置決めすることができ、上記位置決め突片によって所定位置に位置された底面板は上立片も所定位置に配置させることができることから、上立片の弾性係止部をハウジングの係止突部に着実に係止させることができ、すなわち、カバー体をハウジングに確実に装着させることができる。
【0020】
また、位置決め突片を底面板の側端縁から外方斜め上方に突設させたので、カバー体の上方開口からカバー体の内底面に向って底面板を圧入させる際には、位置決め突片はカバー体の内側面から受ける力を流すことができるものであり、位置決め突片をカバー体の内側面に引っ掛けることなく底面板をカバー体にスムーズに圧入させることができるものである。
【0021】
また、爪片を位置決め突片と共に底面板の側端縁から外方斜め上方に突設したので、カバー体の上方開口からカバー体の内底面に向って底面板を圧入させる際には、上記爪片及び位置決め突片はカバー体の内側面から受ける力を流すことができるものであり、爪片及び位置決め突片をカバー体の内側面に引っ掛けることなく底面板をカバー体にスムーズに圧入させることができるものであり、また、位置決め突片の底面板に対する傾斜角度を爪片の底面板に対する傾斜角度よりも小さくしたので、カバー体の上方開口から底面板を挿入させる際に爪片よりも先に位置決め突片をカバー体の内側面に当接させることができ、底面板をカバー体の所定位置に位置決めさせた上で爪片をカバー体の内側面に食い込ませることができ、カバー体のハウジングへの装着不良を無くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すものであって、取付具を配置したカバー体の上面図である。
【図2】同上の取付具を示すものであり、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
【図3】同上の取付具をカバー体に配置する際の取付作業を説明する正面断面図である。
【図4】同上の取付具を配置したカバー体の正面断面図ある。
【図5】同上のカバー体及びキャップをハウジングに装着した状態の毛刈り機を示すものであり、(a)は左側面図であり、(b)は縦断面図であり、(c)は右側面図である。
【図6】従来技術の例を示す毛刈り機であって、(a)は左側面図であり、(b)はキャップを外した状態の縦断面図であり、(c)は右側面図である。
【図7】同上の取付具の正面図である。
【図8】同上の毛刈り機であって、(a)はハウジングの正面図であり、(b)は取付具を備えたカバー体の一部切り欠き正面図である。
【図9】同上の取付具を配置したカバー体を示すものであって、(a)は取付不良のある取付具を備えたカバー体の上面図であり、(b)は取付不良のない取付具を備えたカバー体の上面図である。
【符号の説明】
1 カバー体
1a 内底面
1b 内側面
2 ハウジング
3 取付具
4 底面板
5 爪片
5a 頂角部
6 上立片
7 弾性係止部
8 係止突部
9 位置決め突片
Claims (1)
- 上方に開口した有底筒状のカバー体の筒内部に柱状のハウジングの長手方向端部を収納配置し、上記カバー体の内底面に配置した底面板の側端縁から外方に突設させた爪片をカバー体の内側面に食い込ませ、上記底面板の側端縁からカバー体の内側面に沿って立設した上立片に備えた弾性係止部をハウジングの外面に突設した係止突部に係止させてなるカバー体取付構造において、取付具の底面板の形状及びカバー体の内底面の形状をそれぞれ4つの辺と4つの角部とを有して形成すると共に、底面板をカバー体の内底面よりも小さく形成し、爪片を底面板の側端縁から外方斜め上方に突設し、底面板の各角部にカバー体の内側面に沿わせる位置決め突片をそれぞれ外方斜め上方に突設し、位置決め突片の底面板に対する傾斜角度を爪片の底面板に対する傾斜角度よりも小さくし、各位置決め突片をカバー体の対応する角部の内側面に係止したことを特徴とするカバー体取付構造。
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