JP4068498B2 - 浄水器のシール構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の浄水器のシール構造は、例えば、図6に示すように、ケーシング101の上端を外向き水平方向に鍔状に延設し、この鍔状延設部102の上面に周凹溝103を穿設し、この周凹溝103内に、Oリング104を入れ込み、ヘッドキャップ105の外向き水平方向に延設された鍔状部106を前記ケーシング101の鍔状延設部102に上側から重ね合わせ、この重ね合わせた部分の周縁をクランプ治具107の締め付け力で押さえ付けていた。
ところが、このクランプ治具107の締め付け力が弱いと、ケーシング101の内部の水がこの重ね合わせた部分から外部に漏れるという問題があった。
【0003】
また、図7に示すように、互いに重ね合わせたケーシング101の鍔状延設部102とヘッドキャップ105の鍔状部106を複数個のボルト108とナット109の螺合によって締め付けするようにしたものもあるが、これも上記と同様に、ボルト108とナット109の締め付け力が弱いと、ケーシング101の内部の水がこの重ね合わせた部分から外部に漏れるという問題があった。
更に、このボルト108とナット109を使用したものにおいては、ヘッドキャップ105をケーシング101から脱着するときに、複数個のボルト108とナット109を螺合したり、外したりしなくてはならないので、手数が掛るという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ヘッドキャップの脱着が簡単で且つ狭いスペースでも脱着を容易に行なうことができ、また、ケーシング内部から外部への水漏れを防ぐことができ、しかもシール部分の耐圧性を向上させることができるようにした上記浄水器のシール構造を提供する事を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造であって、前記ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、前記ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれ、前記浄水器内部から外側に水が漏れないようにしたシール構造において、前記ヘッドキャップの外周縁と前記ケーシングの上部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ヘッドキャップと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成したことを発明の基本構成とするものである。
【0006】
請求項2の発明は、浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造であって、前記ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、前記ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれ、前記浄水器内部から外側に水が漏れないようにしたシール構造において、前記ベースの外周縁と前記ケーシングの下部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ベースと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成したことを発明の基本構成とするものである。
【0007】
請求項3の発明は、浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造において、前記ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、前記ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれ、前記浄水器内部から外側に水が漏れないようにしたシール構造において、前記ヘッドキャップの外周縁と前記ケーシングの上部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ヘッドキャップと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成とすると共に、前記ベースの外周縁と前記ケーシングの下部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ベースと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成したことを発明の基本構成とするものである。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の発明に於いて、前記ヘッドキャップの輪状突出片に複数列の周溝が穿設され、これらの各周溝にOリングがそれぞれ嵌め込まれるようにしたものである。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3の発明に於いて、前記ベースの輪状突出片に複数列の周溝が穿設され、これらの各周溝にOリングがそれぞれ嵌め込まれるようにしたものである。
【0010】
請求項6の発明は、請求項2又は請求項3の発明に於いて、前記ベースの外周縁の突設部分と本体部分との間に周凹溝が形成され、前記断面コ字形の輪状のクランプ治具の下片部がこの周凹溝に入り込むようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る浄水器のシール構造の実施の形態について、図を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施形態の浄水器のシール構造を備えた浄水器全体を示す縦断面図、図2は同シール構造のケーシングとヘッドキャップ部分のシール部分を示す要部の拡大断面図、図3は同シール構造のベースとケーシング部分のシール部分を示す要部の拡大断面図、図4は同シール構造におけるケーシングとヘッドキャップの重ね合せ部分及びベースとケーシングの重ね合わせ部分に嵌められるクランプ治具の一部切り欠きした平面図、図5は同シール構造を備えた浄水器の外観を示す正面図である。
【0012】
先ず、この実施形態の浄水器のシール構造を備えた浄水器の全体の構造について説明する。図1に於いて、1はベース、2はケーシング、3はヘッドキャップであり、浄水器本体は、下部に設けたベース1と、このベース1の上部に取り付けた筒状のケーシング2と、このケーシング2の上部に脱着可能に取付けたヘッドキャップ3とから形成されている。
そして、ケーシング2内には、外側から内部に向けて順に、不織布などからなる濁度フィルター4、繊維状活性炭フィルター5、セラミックフィルター6が配設されている。
【0013】
前記ケーシング2と濁度フィルター5との間には間隙7が、また濁度フィルター4と繊維状活性炭フィルター5との間には間隙8が、更に繊維状活性炭フィルター5とセラミックフィルター6との間には間隙9が夫々設けられている。
【0014】
ここで、浄水器内での水道水が浄化される過程について、図1を参照しつつ概略説明する。
水道本管(図示略)からベース1の流入側配管接続部10を経て浄水器Z内に流入した水は、ベース1の上面に設けられた環状溝11を経て、SUS305製板金からなる筒状のケーシング2と不織布などからなる濁度フィルター4との間の環状の間隙7に流入する。間隙7内の水は、間隙7内を上昇するとともに徐々に内側へも流入して濁度フィルター4を通過し、濁度フィルター4と繊維状活性炭フィルター5との間の環状の間隙8へ流入する。間隙8内の水は、間隙8内を上昇するとともに徐々に内側へも流入して繊維活性炭フィルター5を通過し、繊維活性炭フィルター5とセラミックフィルター6との間の環状の間隙9へ流入して上昇する。
【0015】
濁度フィルター4および繊維活性炭フィルター5を通過し、環状の間隙9を上昇した水は、上方からセラミックフィルター6内を下降してベース1内の中央部分に流入し、このベース1の流出側配管接続部12を経て水道管(図示略)に流れ込む。
【0016】
次に、上記のように構成されて水道水が浄化されるようにした浄水器Zにおいて、浄水器Z内の水が外部に漏れるのを防ぐようにした本実施形態の浄水器のシール構造について、詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、上部に位置するヘッドキャップ3の外周部分に下向きに突出する輪状突出片3aが設けられ、この輪状突出片3aの外面にOリング13が嵌め込まれる上下2列の周溝3b、3bが穿設されている。これら上下2列の周溝3b、3bにOリング13がそれぞれ嵌め込まれた状態で、ケーシング2の内面が輪状突出片3aの外面に当接するように、ケーシング2の上部にヘッドキャップ3の輪状突出片3aが挿着されている。
【0017】
また、図1及び図3に示すように、ベース1の外周部には上向きに突出する輪状突出片1aが設けられ、この輪状突出片1aの外面にOリング14が嵌め込まれる上下2列の周溝1b、1bが穿設されている。これら上下2列の1b、1b周溝にOリング14がそれぞれ嵌込まれた状態で、ケーシング2の内面が輪状突出片1aの外面に当接するように、ケーシング2の下部にベース1の輪状突出片1aが挿着されている。
【0018】
また、ヘッドキャップ3の外周縁3cとケーシング2の上部外周縁2cとが夫々外向きに突設されていて、両縁端が同一面になるように形成されている。これらの外周縁2c、3cには、両者を重ねた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具15が嵌められ、ヘッドキャップ3とケーシング2が取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定されるようになっている。更に、ベース1の外周縁1cとケーシング2の下部外周縁2dとが夫々外向きに突設されていて、両縁が同一面になるように形成されている。これらの外周縁1c、2dには、両者を重ねた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具15が嵌められ、ベース1とケーシング2が取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定されるようになっている。しかも、ベース1の外周縁1cの突設部分と本体部分との間に周凹溝1dが形成され、断面コ字形の輪状のクランプ治具15の下片部がこの周凹溝1dに入り込むようにしている。
【0019】
このクランプ治具15は、図4に示すように、一端が開閉可能に枢支された二つ割りの円弧状部15a、15aの他端に外向きで水平向きに取付固定片15b、15bが延設されていて、この取付固定片15b、15bにボルト挿入孔15c、15cが穿設されたものである。
そして、互いに重ねられたヘッドキャップ3の外周縁3cとケーシング2の上部外周縁2c及びケーシング2の下部外周縁2dとベース1の外周縁1cとにクランプ治具15の断面コ字形の両円弧状部15a、15aが被さるようにして嵌められて、他端の取付固定片15b、15bを合わした状態で、ボルト挿入孔15c、15cに片方からボルト(図示略)が挿入されて他方でナット(図示略)が螺合されることによって、重ね合わせ部分を締め付け固定する。
【0020】
上記のように構成された浄水器Zにおいて、周溝3b、3bにOリング13が嵌め込まれたヘッドキャップ3の外周部分の輪状突出片3aが、ケーシング2の上部に嵌め込まれているので、ケーシング2内の水道水がこの部分から外部に漏れることを完全に防止できる。
また、周溝1b、1bにOリング14が嵌め込まれたベース1の輪状
突出片1aが、ケーシング2の下部に嵌め込まれているので、ケーシング2内及びベース1内の水道水がこの部分から外部に漏れることを完全に防ぐことができる。
【0021】
また、Oリング13、14は、それぞれ上下二列ずつ各周溝1b、1b,3b、3bに嵌め込まれているので、漏水防止効果を高めることができる。
更に、ヘッドキャップ3とケーシング2及びケーシング2とベース1とは、夫々二つ割りのクランプ治具15で取付固定されているので、クランプ治具15の他端の取付固定片15b、15bの一箇所を一本のボルトとナットで締め付けだけで取り付けることができる。そのため、ヘッドキャップ3とケーシング2の脱着及びケーシング2とベース1の脱着を夫々簡単に行なうことができ、部品点数も最小限に抑えることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の発明は、浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造において、ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれて、浄水器内部から外側に水が漏れないように構成したので、ケーシング内部から外部への水漏れを完全に防ぐことができ、しかもシール部分の耐圧性を向上させることができる。
また、ヘッドキャップの外周縁とケーシングの上部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、ヘッドキャップとケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定されるようにしたので、ケーシングに対するヘッドキャップの脱着を容易に行なうことができる
【0023】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1の発明と同様にケーシング内部から外部への水漏れを完全に防ぐことができると共に、シール部分の耐圧性を高めることができる。また、ベースの外周縁とケーシングの下部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、ベースとケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定されるようにしたので、ベースに対するケーシングの脱着を容易に行なうことができる。
【0024】
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2に記載の発明が奏する効用を全て奏することができる。
【0025】
請求項4に記載の発明は、ヘッドキャップの輪状突出片に複数列の周溝が穿設され、これらの各周溝にOリングがそれぞれ嵌め込まれるようにしたので、ケーシング内からの漏水防止効果をより一層高めることができる。
【0026】
請求項5に記載の発明は、ベースの輪状突出片に複数列の周溝が穿設され、これらの各周溝にOリングがそれぞれ嵌め込まれるようにしたので、これら複数のOリングによって、ベース及びケーシング内からの外部への漏水をより一層防止することができる。
【0027】
請求項6に記載の発明は、ベースの外周縁の突設部分と本体部分との間に周凹溝が形成され、断面コ字形の輪状のクランプ治具の下片部がこの周凹溝に入り込むようにしたので、ベースに対するクランプ治具の納まり状態をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る浄水器のシール構造を備えた浄水器全体を示す縦断面図である。
【図2】 同シール構造のケーシングとヘッドキャップ部分のシール部分を示す要部の拡大断面図である。
【図3】 同シール構造のベースとケーシング部分のシール部分を示す要部の拡大断面図である。
【図4】 同シール構造におけるケーシングとヘッドキャップ及びベースとケーシングの重ね合わせた部分に嵌められるクランプ治具の一部切り欠きした平面図である。
【図5】 同シール構造を備えた浄水器の外観を示す正面図である。
【図6】 従来の浄水器のシール構造の第1例を示す概略部分断面図である。
【図7】 従来の浄水器のシール構造の第2例を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
Z 浄水器
1 ベース
1a 輪状突出片
1b 周溝
1c 外周縁
1d 周凹溝
2 ケーシング
2c 上部外周縁
2d 下部外周縁
3 ヘッドキャップ
3a 輪状突出片
3b 周溝
3c 外周縁
4 濁度フィルター
5 繊維状活性炭フィルター
6 セラミックフィルター
7 間隙
8 間隙
9 間隙
10 流入側配管接続部
11 環状溝
12 流出側配管接続部
13 Oリング
14 Oリング
15 輪形状のクランプ治具
15a 二つ割りの円弧状部
15b 取付固定片
15c ボルト挿入孔

Claims (6)

  1. 浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造であって、前記ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、前記ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれ、前記浄水器内部から外側に水が漏れないようにしたシール構造において、前記ヘッドキャップの外周縁と前記ケーシングの上部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ヘッドキャップと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成したことを特徴とする浄水器のシール構造。
  2. 浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造であって、前記ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、前記ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれ、前記浄水器内部から外側に水が漏れないようにしたシール構造において、前記ベースの外周縁と前記ケーシングの下部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ベースと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成したことを特徴とする浄水器のシール構造。
  3. 浄水器内部を保護するためのケーシングとヘッドキャップとの間及びケーシングとベースとの間を、内部から水漏れしないようにシールした浄水器のシール構造において、前記ヘッドキャップの外周部分に下向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの上部に前記ヘッドキャップの輪状突出片が嵌め込まれるとともに、前記ベースに上向きに突出する輪状突出片が設けられ、この輪状突出片の外面にOリングが嵌め込まれる周溝が穿設されて、この周溝にOリングが嵌め込まれた状態で、ケーシングの内面が前記輪状突出片の外面に当接するようにケーシングの下部に前記ベースの輪状突出片が嵌め込まれ、前記浄水器内部から外側に水が漏れないようにしたシール構造において、前記ヘッドキャップの外周縁と前記ケーシングの上部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外周縁に嵌められ、前記ヘッドキャップと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成とすると共に、前記ベースの外周縁と前記ケーシングの下部外周縁が外向きに突設されて両縁端が同一面になるように形成され、これらの外周縁が重ねられた状態で、外側から断面コ字形で二つ割りに形成された輪形状のクランプ治具が前記上下に重ねられた両外 周縁に嵌められ、前記ベースと前記ケーシングが取り外し可能に且つ一体的に取り付け固定される構成したことを特徴とする浄水器のシール構造。
  4. 前記ヘッドキャップの輪状突出片に複数列の周溝が穿設され、これらの各周溝にOリングがそれぞれ嵌め込まれるようにした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の浄水器のシール構造。
  5. 前記ベースの輪状突出片に複数列の周溝が穿設され、これらの各周溝にOリングがそれぞれ嵌め込まれるようにした請求項1、請求項2又は請求項3に記載の浄水器のシール構造。
  6. 前記ベースの外周縁の突設部分と本体部分との間に周凹溝が形成され、前記断面コ字形の輪状のクランプ治具の下片部がこの周凹溝に入り込むようにした請求項2又は請求項3に記載の浄水器のシール構造。
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