JP4068490B2 - 消火栓装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は消火栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火災を消火する装置として、従来より消火栓装置がある(例えば特許文献1)。この消火栓装置は、人がノズルを持って火災を消火するものである。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−342707号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、火災時における死者の要因としては、煙による窒息死が上位を占めており、煙に巻き込まれずに消火又は避難することが望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、前面側が開放した箱状の本体と、該本体の前面側に回動自在に取り付けられた前面扉と、本体に設けられる発信機と、本体の背面板に取り付けられたホース収納体とを備えた消火栓装置において、ホース収納体内に収納される巻かれた状態の消火用ホースと、該消火用ホースの一端側に取り付けられ、ホース収納体の上部に設けられる消火用ノズルと、消火用ノズル、巻かれた状態の消火用ホース及び前記本体の側部との間に形成される空間で、本体の背面板に取り付けられた支持板上に設けられる防毒マスクと、発信機の押し釦を押すことにより、前面扉の前記本体への施錠を解錠する施錠装置とを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、前面扉を開放した状態を示す本発明の消火栓装置1の正面図である。消火栓装置1は、前面側が開放した箱状の本体4から構成され、本体4の前面側に左右方向に回動自在に取り付けられる前面扉9と、本体4によって消火栓箱が形成される。
【0007】
消火栓箱内には、本体4の背面板上に取り付けられ、上部に開口部を有するホース収納体2が設けられ、ホース収納体2内には、巻かれた状態の布製の消火用ホース1が収納されている。消火用ホース1の一端側には、消火用のノズル3が取り付けられ、他端側は消火栓弁6に接続されている。また本体4の背面板には、支持板8が取り付けられ、その支持板8上に設けたホルダ8aにノズル3は取り付けられている。
【0008】
10は本体4内に設けた防毒マスクである。ここで防毒マスク10とは、火災時における煙の吸い込みを防止するためのマスクである。防毒マスク10は、本体4内であればどこに設けてもよいが、目立ちやすい位置に設けることが好ましい。例えば消火時に取り出すノズル3の近傍、(図1ではノズル3の下側)や、消火栓弁6の近くなどである。防毒マスク10は、例えば支持板10Cを本体4の背面板に取り付け、その上に設けるようにすればよい。
【0009】
11は本体4の上部に設けた発信機で、12は赤色表示灯である。発信機11は、押し釦11Cを押すことで、図示しない火災受信機に信号線を介して火災信号を送出するものである。13は電気錠などから構成される施錠装置で、通常時は、前面扉9が開放しないように施錠している。この施錠装置13と発信機11は連動しており、発信機の押し釦11Cを押すことにより、前面扉9の施錠が解錠するように構成されている。なお、施錠装置13は、赤色表示灯11や発信機12と同様に、図示しない火災受信機から電源が供給されている。
【0010】
以上のように構成した消火栓装置は、建物の通路の側壁等に設置され、通常状態では、前面扉9が施錠装置13により施錠され、勝手に開放できないようになっている。このため本体内が悪戯されることもなく、高価な防毒マスク10が盗難されるのを防止できる。
【0011】
火災時には、火災発見者により発信機11の押し釦11Cが押され、火災通報がなされる。この押し釦11Cの押下により施錠装置13による前面扉9の施錠が解錠され、前面扉9が開放される。火災発見者は、消火栓弁6を開放し、ノズル3を取り出してホース1を引き延ばし消火活動を行う。この際、ノズル3の近傍に防毒マスク10があるので、その防毒マスク10の存在に気付きやすい。消火活動をするにあたって、防毒マスク10を着用の上、ノズル3から放水して火災を消火すれば、煙に巻き込まれたり、必要以上に煙を吸い込むことなく、消火活動を行うことができる。
【0012】
なお、前面扉9の表側(表面) には、本体4内に防毒マスクが入っていることを示すために、「防毒マスク入り」などと記載されたシールを貼っておくことが望ましい。このようにすると、例え、火災時に消火栓装置による消火活動をしなくても、発信機11の押し釦11Cを押して前面扉9を開放させ、防毒マスクを入手することができる。こうして防毒マスクを着用すれば、煙に巻きまれることなく、避難することが可能となる。
【0013】
【発明の効果】
本発明では、消火栓装置において、本体内に防毒マスクを設けたので、煙に巻き込まれたり、煙を吸い込むことなく、消火活動を行ったり、避難することができる。
【0014】
また、発信機の押し釦を押すことにより、前面扉の施錠を解錠させるようにしたので、火災でない通常時に、本体内が悪戯されるのを防止でき、また前面扉が開放されて防毒マスクが盗難されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消火栓装置の前面扉を開放させた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 消火栓装置、 2 ホース収納体、 3 ノズル、 4 本体、
6 消火栓弁、 8 支持板、 8a ホルダ、 9 前面扉、
10 防毒マスク、 10C 支持板、 11 発信機、 11C 押し釦
12 赤色表示灯、 13 施錠装置、
Claims (1)
- 前面側が開放した箱状の本体と、該本体の前面側に回動自在に取り付けられた前面扉と、前記本体に設けられる発信機と、前記本体の背面板に取り付けられたホース収納体とを備えた消火栓装置において、
前記ホース収納体内に収納される巻かれた状態の消火用ホースと、
該消火用ホースの一端側に取り付けられ、前記ホース収納体の上部に設けられる消火用ノズルと、
前記消火用ノズル、前記巻かれた状態の消火用ホース及び前記本体の側部との間に形成される空間で、前記本体の背面板に取り付けられた支持板上に設けられる防毒マスクと、
前記発信機の押し釦を押すことにより、前記前面扉の前記本体への施錠を解錠する施錠装置とを設けたことを特徴とする消火栓装置。
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