JP4067822B2 - 塗布栓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は塗布栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の塗布栓として、本出願人は既に計量操作を簡易とした塗布栓を提案している(特願2001-55165)。
【0003】
この塗布栓は、内部を計量室としたケーシングの下部周縁部より容器体の口頸部外周に嵌合させた装着筒を垂設するとともに、ケーシング底壁を貫通して有底のシリンダを垂設し、且つ、計量室内に突出したシリンダの外側を環状の計量皿部とした本体と、シリンダ内に嵌合させたピストンを外周より突設して上方付勢状態に設けるとともに、ケーシングの頂壁に設けたノズル筒へ上端を突出しての液密な嵌着が可能に、且つ、突出部分の押し込みによる連通が可能に設けた棒栓と、該棒栓を押し込んでノズル筒に密嵌した押圧突起を頂壁裏面より垂設するとともに、着脱可能に装着したキャップとを備え、該キャップ装着時には、シリンダの所定位置に穿設した連通孔を介して容器体内と計量室内とが連通し、キャップ離脱時には容器体内と計量室内とが遮断される如くピストンと連通孔を配設してなるものである。
【0004】
上記塗布栓は、キャップ嵌合状態で容器体を倒立させた後、正立に戻すだけで計量でき、該計量状態からキャップを外すだけで計量液体を容器体内液体から分離し、計量液体だけを塗布し尽くすことができ、また、キャップ取り外し状態においては容器体が倒れる等してもノズル筒上面から上方突出する棒栓上面を押し下げない限り計量液体が漏れることがない等の優れた効果を発揮するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この種の塗布栓を使用した容器に収納される液体として、例えば、揮発性があり、装着した容器を振ったり、或いは容器を持った手の体温で容器体内圧が増加するものがしばしば使用される。
【0006】
この様な収納液の場合には、内圧が高まった状態で液体の塗布を行うと、棒栓が押し込まれた最初の連通状態で液が暴出するという不都合が生じる場合がある。
【0007】
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、いろいろな事情でたとえ内圧が高まったとしても、塗布時には内圧を減少して塗布液の暴出を生じることのない優れた塗布栓を提案することを課題とする。また、その構造も簡単で組み付けも容易な塗布栓を提案することを課題とする。
【0008】
また、本発明の課題の一つとして、極めて簡単な操作により液の計量及び計量した定量液の塗布を行え、塗布時には同様に塗布液の暴出を生じることがなく、正確な定量液の塗布を行える塗布栓を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として以下の通り構成した。即ち、容器体2の口頸部3に装着して使用するとともに、上端のノズル筒4内へ上端部を突出して上方付勢状態で液密に棒栓6を嵌着し、且つ、突出部分の棒栓を押し込むことにより内外を連通する如く構成した塗布栓に於いて、上記棒栓6中央を貫通する通気路11を設けるとともに、正立状態及び倒立状態で通気路11を閉塞し、正立状態と倒立状態との間の状態移行時には通気路11を介して内外を連通させる弁体12を設けた。
【0010】
第2の手段として以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記弁体12が、上記通気路11内周下部に突設した弁座13上に気密に当接する第一弁部12a と、該第一弁部下面より垂設するとともに、弁座13内方の弁口に上下動可能に挿通させた棒状の基部12b と、該基部下面に連結するとともに、倒立状態で弁座13下面に気密に当接する第二弁部12c とからなる弁体である。
【0011】
第3の手段として以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記ノズル筒4が、開閉切替可能な液導入孔7を介して容器体2内と連通し且つ内部に計量凹部Bを有する計量室Aの上端部に設けてなるノズル筒であり、上記口頸部3に回動を防止して嵌着固定した固定部Dと、該固定部に回動可能に嵌合させた可動部Eとから全体を構成し、上記液導入孔7を、上記固定部Dの容器体2内と連通する固定壁部に穿設した外透孔7aと、上記可動部Eの計量室A内と連通し且つ上記固定壁部と摺動可能に密接する可動壁部に穿設した内透孔7bとで構成し、上記可動部Eの回動により外透孔7aの位置に対する内透孔7bの位置を移動させて液導入孔7を開閉する如く構成した。
【0012】
第4の手段として以下の通り構成した。即ち、前記第3の手段に於いて、上記固定部Dが、容器体2の口頸部3外周に回動を防止して嵌合した装着筒14より口頸部3上端開口を被覆する被覆板15を延設するとともに、被覆板15の中央部を円筒状に隆起形成した第一隆起部16を備え、且つ、容器体に液密に嵌着固定した固定部であり、上記可動部Eが、内部を上記計量室Aとするとともに、下部周縁部より延設した回動筒 17 を固定部外周に回動可能に嵌着し、且つ、上記第一隆起部 16 外周に摺動可能に嵌合させた第二隆起部 18 を底壁 19a 中央に隆起形成したケーシング 19 と、計量室A上端の上記ノズル筒4へ設けた上記棒栓6とからなる可動部であり、上記外透孔7aが、上記固定壁部としての上記第一隆起部16の周壁に穿設した外透孔であり、上記内透孔7bが、上記可動壁部としての上記第二隆起部18の周壁の外透孔対応位置に穿設した内透孔であり、上記計量凹部Bが、第二隆起部18外方の内透孔7b下方に環状に画成した計量凹部であり、上記可動部Eの回動が、液導入孔7の開状態から閉状態に至る間の所定幅の回動となる如く規制した回動規制機構23を設けた。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0014】
図面に示す如く、本発明の塗布栓1は、容器体2の口頸部3に装着して使用するものであり、上端のノズル筒4内部の塗布口5を開閉可能に閉塞する棒栓6を備えている。棒栓6は、ノズル筒4内へ上端を突出して上方付勢状態で液密に嵌着し、且つ、突出部分を押し込むことにより内外を連通する如く構成している。図示例の塗布栓1は計量室Aを備えたものであり、該計量室Aは、開閉切替可能な液導入孔7を介して容器体2内と連通し、且つ、内部に計量凹部Bを有するものであり、上端部に上記ノズル筒4を設けている。
【0015】
また、図示例の塗布栓は、倒立状態で計量室A内へ液導入孔7から液を導入後正立させて計量凹部Bに液を計量するとともに、過剰の液を容器体内に戻し、次いで液導入孔7を閉塞した後棒栓6を押し込んで計量液を塗布する如く構成している。
【0016】
図示例に於いて棒栓6は、ノズル筒4下面に形成したテーパ部8に液密に上面を係合させたスカート状部6aより柱状部6bを立設し、この柱状部6bをノズル筒4内面に、上端を突出させて摺動可能に密嵌させており、この柱状部6bの外周上部には、下端がノズル筒4内周上下方向中間部に至り、棒栓6をノズル筒4上端レベルまで押し込んだ際に内外を連通させる連通溝9を設けている。
【0017】
従って、図1に示す如く、棒栓6上端がノズル筒4より突出した状態では連通溝9形成部分下方の柱状部6bの密嵌により塗布口5は密閉されており、一方、棒栓6上端のノズル筒4より突出した部分を、上方付勢力に抗してノズル筒4上端レベルまで押し込んだ際には、連通溝9を介して内外が連通する如く構成している。
【0018】
また、棒栓6の上方付勢は種々の形態を採用できるが、図示例では、計量室A内の下端周縁部に下端部を固定した合成樹脂製の螺旋バネ10の上端に、棒栓6の下端部を一体に連結して上方付勢状態を現出している。
【0019】
本発明ではこの種の計量塗布栓に於いて、内圧が高まった場合に自動的に減圧する目的で、上記棒栓6中央部を貫通する通気路11を設けるとともに、正立状態及び倒立状態で通気路11を閉塞し、正立状態と倒立状態との間の状態移行時には通気路11を介して内外を連通させる弁体12を設けている。
【0020】
図示例に於ける弁体12は、上記通気路11内周下部に突設したフランジ状の弁座13上面に気密に当接する第一弁部12a と、該第一弁部下面より垂設するとともに、弁座13内方の弁口に上下動可能に挿通させた棒状基部12b と、該基部下面に連結するとともに、倒立状態で弁座13下面に気密に当接する第二弁部12c とから構成している。弁体12は種々の材質で形成することができるが、密閉性、易装着性を考慮してエラストマーにより形成するとより好ましい。
【0021】
そして、容器体2の正立状態では第一弁部12a が弁座13上面と密接して計量室A内と外部とを連通する通気路11が遮断され、正立状態から容器体2を倒立させると、第二弁部12c が弁座13裏面に密接するまでの間に弁座13と棒状基部12b との隙間を介して計量室A内と外部とが通気路11を介して連通し、更に、第二弁部12c が弁座13裏面に密接すると再び計量室A内と外部とを連通する通気路11が遮断される如く構成している。また、倒立状態から正立状態に容器体2を戻す場合も同様に一時的に通気路11が連通する。
【0022】
図1に示す実施例は、全体を、口頸部3に回動を防止して嵌着固定した固定部Dと、該固定部に回動可能に嵌着させた可動部Eとから構成し、また、上記液導入孔7を、上記固定部Dの容器体2内と連通する固定壁部に穿設した外透孔7aと、上記可動部Eの計量室A内と連通し且つ上記固定壁部と摺動可能に密接する可動壁部に穿設した内透孔7bとで構成し、上記可動部Eの回動により外透孔7aの位置に対する内透孔7bの位置を移動させて液導入孔7を開閉する如く構成した例を示している。
【0023】
固定部Dは、上記容器体2の口頸部3外周に回動を防止して嵌合した装着筒14より口頸部3上端開口を被覆する被覆板15を延設するとともに、被覆板15の中央部を円筒状に隆起させた第一隆起部16を備え、且つ、容器体に液密に嵌着固定している。また、可動部Eは、固定部外周に回動可能に装着した回動筒17を下部周縁部より延設して内部を上記計量室Aとするとともに、上記第一隆起部16外周に摺動可能に嵌合させた第二隆起部18を底壁中央に隆起形成したケーシング19と、計量室A上端部の上記ノズル筒4へ設けた上記棒栓6とから構成している。
【0024】
更に具体的には、固定部Dの装着筒14は、その内周下端部に突設した突条を口頸部3外周に突設した突条に乗り越え係合させて上方への抜け出しを防止するとともに、内周面上部より周方向多数突設した係合突起を口頸部3外周に周方向多数突設した係止突起と係合させて回動防止を図る廻り止め機構20を設けている。また、装着筒14の上端縁より、中央部に円筒状の第一隆起部16を隆起形成した被覆板15を延設するとともに、被覆板15裏面周縁部より垂設したシール筒21を口頸部3内周に密嵌させてこの部分からの液の漏出を防止している。更に、被覆板15の上面外周縁部より短筒22を立設している。
【0025】
可動部Eは、底壁19a 周縁部より周壁19b を立設するとともに、周壁上端縁より頂壁19c を延設し、内部を上記計量室Aとしたケーシング19を備え、上記装着筒14と同様手段で抜け出しを防止し且つ回動可能に装着筒14外周に嵌合させた回動筒17を、周壁19b 外周下部より延設するとともに、底壁19a 中央部に上記第一隆起部16外周に摺動可能に嵌合させた第二隆起部18を隆起形成して固定部Dに回動可能に装着している。また、頂壁19c 中央に短筒状のノズル筒4を設けている。尚、ケーシング19は2部材で構成している。
【0026】
また、液導入孔7は、上記第一隆起部16の周壁上部に穿設した外透孔7aと、第二隆起部18の周壁の上部の外透孔対応位置に穿設した内透孔7bとで構成している。更に、第二隆起部18外方の内透孔7b下方を環状の計量凹部Bとして構成している。尚、各外透孔7a及び内透孔7bはそれぞれ一箇所であっても複数箇所であっても良い。
【0027】
また、本発明の塗布栓では可動部Eの回動規制機構23を設けても良い。この回動規制機構23は、可動部Eの回動が、液導入孔7の開状態から閉状態へ至る間の所定幅の回動となる如く規制したもので、例えば、図2に示す如く、固定部Dの上記短筒22外面所定位置に所定幅の切欠凹部24を形成するとともに、可動部Eの回動筒17内面所定位置に切欠凹部24内を往復動可能な突起25を突設し、この突起25が切欠凹部24の一側端面から他側端面に至るまでの可動部Eの回動を可能に構成し、この一側端面に於いて液導入孔7が開状態であり、他側端面に於いて液導入孔7が閉状態となる如く構成したものが挙げられる。
【0028】
上記の如く構成した塗布栓1を使用する場合についてその一例を説明する。図1の状態では、液導入孔7が開口しており容器体2内と計量室A内とが連通しており、また、塗布口5は棒栓6により閉塞されている。
【0029】
そして、図1の状態から容器1を倒立させると、図3に示す如く、計量室A内に容器体2内の液が液導入孔7を介して導入される。この際、計量室A内の内圧が高くなっている場合には、弁体12の状態移行時に通気路11を介して減圧される。次いで、この状態から容器体2を正立させると、図4に示す如く、計量凹部B内に液が計量され、残りは液導入孔7を介して容器体2内へ戻される。
【0030】
次いで、可動部Eを所定方向に回動させて図5に示す如く液導入孔7を閉塞した後、図6に示す如く、容器体2を倒立して被塗布部26に対して棒栓6を押し付け計量液の塗布を行う。棒栓6の押し込みにより連通溝9を介して計量された液が塗布口5より塗布される。この際液導入孔7は閉塞されているため計量された液のみが塗布される。
【0031】
尚、上記実施例では定量の液を塗布できる計量塗布栓について説明したが、本発明の塗布栓はこれに限らず、上記した如き弁体付きの棒栓を有するものであれば計量栓でない通常の塗布栓であっても採用できることは当然である。また、上記実施例に於いて、各部材は種々の材質により形成することが可能であるが、特にことわりの無い限り、合成樹脂により形成すると良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の塗布栓は、既述構成としたことにより、いろいろな事情でたとえ内圧が高まったとしても、塗布時には内圧を減少することができ、塗布液の暴出を生じる虞がなく、しかも、塗布操作の一環として自動的にガス抜きを行うことができる。
【0033】
また、第2の手段の塗布栓は、内圧減少用の弁体が単純構造であり、組み付けも容易に行える利点を兼ね備えている。
【0034】
また、第3の手段の塗布栓は、容器体を倒立させた後正立に戻すだけで計量でき、該計量状態から可動部Eを回すだけで計量液体を容器体内液体から分離し、計量液体だけを塗布し尽くすことができ、また、容器体が倒れる等してもノズル筒4上面から上方突出する棒栓6上面を押し下げない限り計量液体が漏れることがない等の優れた効果を同様に発揮するものである。
【0035】
また、第4の手段の塗布栓は、液導入孔の開閉に際し余分に可動部を回動させることなく手の感触により開閉を確認できるため、更に取り扱いが便利となる利点を兼ね備える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す半断面図である。
【図2】同実施例の回動規制機構の説明図である。
【図3】同実施例の計量時の倒立状態の半断面図である。
【図4】同実施例の計量時の再正立状態の半断面図である。
【図5】同実施例の計量時の再正立状態において液導入孔を閉じた際の半断面図である。
【図6】同実施例の計量液を塗布する状態の半断面図である。
【符号の説明】
2…容器体,3…口頸部,4…ノズル筒,6…棒栓,7…液導入口,
7a…外透孔,7b…内透孔,11…通気路,12…弁体,12a …第一弁部,
12b …棒状基部,12c …第二弁部,13…弁座,14…装着筒,15…被覆板,
16…第一隆起部,17…回動筒,18…第二隆起部,19…ケーシング,
20…廻り止め機構,23…回動規制機構,A…計量室,B…計量凹部,
D…固定部,E…可動部
Claims (4)
- 容器体(2) の口頸部(3) に装着して使用するとともに、上端のノズル筒(4) 内へ上端部を突出して上方付勢状態で液密に棒栓(6) を嵌着し、且つ、突出部分の棒栓を押し込むことにより内外を連通する如く構成した塗布栓に於いて、上記棒栓(6) 中央を貫通する通気路(11)を設けるとともに、正立状態及び倒立状態で通気路(11)を閉塞し、正立状態と倒立状態との間の状態移行時には通気路(11)を介して内外を連通させる弁体(12)を設けてなることを特徴とする塗布栓。
- 上記弁体(12)が、上記通気路(11)内周下部に突設した弁座(13)上に気密に当接する第一弁部(12a) と、該第一弁部下面より垂設するとともに、弁座(13)内方の弁口に上下動可能に挿通させた棒状の基部(12b) と、該基部下面に連結するとともに、倒立状態で弁座(13)下面に気密に当接する第二弁部(12c) とからなる弁体である請求項1記載の塗布栓。
- 上記ノズル筒(4) が、開閉切替可能な液導入孔(7) を介して容器体(2) 内と連通し且つ内部に計量凹部(B) を有する計量室(A) の上端部に設けてなるノズル筒であり、上記口頸部(3) に回動を防止して嵌着固定した固定部(D) と、該固定部に回動可能に嵌合させた可動部(E) とから全体を構成し、上記液導入孔(7) を、上記固定部(D) の容器体(2) 内と連通する固定壁部に穿設した外透孔(7a)と、上記可動部(E) の計量室(A) 内と連通し且つ上記固定壁部と摺動可能に密接する可動壁部に穿設した内透孔(7b)とで構成し、上記可動部(E) の回動により外透孔(7a)の位置に対する内透孔(7b)の位置を移動させて液導入孔(7) を開閉する如く構成した請求項1記載の塗布栓。
- 上記固定部(D) が、容器体(2) の口頸部(3) 外周に回動を防止して嵌合した装着筒(14)より口頸部(3) 上端開口を被覆する被覆板(15)を延設するとともに、被覆板(15)の中央部を円筒状に隆起形成した第一隆起部(16)を備え、且つ、容器体に液密に嵌着固定した固定部であり、上記可動部(E) が、内部を上記計量室 (A) とするとともに、下部周縁部より延設した回動筒 (17) を固定部外周に回動可能に嵌着し、且つ、上記第一隆起部 (16) 外周に摺動可能に嵌合させた第二隆起部 (18) を底壁 (19a) 中央に隆起形成したケーシング (19) と、計量室(A) 上端の上記ノズル筒(4) へ設けた上記棒栓(6) とからなる可動部であり、上記外透孔(7a)が、上記固定壁部としての上記第一隆起部(16)の周壁に穿設した外透孔であり、上記内透孔(7b)が、上記可動壁部としての上記第二隆起部(18)の周壁の外透孔対応位置に穿設した内透孔であり、上記計量凹部(B) が、第二隆起部(18)外方の内透孔(7b)下方に環状に画成した計量凹部であり、上記可動部(E) の回動が、液導入孔(7) の開状態から閉状態に至る間の所定幅の回動となる如く規制した回動規制機構(23)を設けてなる請求項3記載の塗布栓。
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