JP4067439B2 - インターネット常時接続サービス向けの複数プロバイダ利用装置 - Google Patents

インターネット常時接続サービス向けの複数プロバイダ利用装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数プロバイダ利用装置に係り、特に、ブロードバンドアクセスサーバを利用して複数のプロバイダの利用を可能とするインターネット常時接続サービス向けの複数プロバイダ利用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブロードバンドアクセスサーバ(BAS、Broadband Access Server)を経由するインターネット常時接続サービスにおいて、利用者は接続を希望するプロバイダを明示的にして接続の動作を行っている。例えば、PPPoE(Point−to−Point Protocol over Ethernet(登録商標))サーバが、クライアントから受け取ったパケットのユーザ名から加入しているプロバイダを割り出し、サーバと該当するプロバイダとの間でコネクションが張られ、IP通信を可能にするシステムが知られている(例えば、非特許文献1参照)。また、複数のプロバイダと契約している利用者は、接続する毎に利用するプロバイダのユーザID(識別子)及びパスワードを指定している。
【非特許文献1】
「日経バイト」、日経BP社発行、2002年10月号、p.128−129
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複数のプロバイダと契約している利用者は、接続動作を行う毎に自ら接続先プロバイダを決定する必要があった。また、複数のプロバイダと契約している利用者は、各プロバイダに利用料金をそれぞれ支払う必要があった。
【0004】
例えば、ある利用者が、プロバイダA、プロバイダB、プロバイダCの3社と契約しているとする。この場合、利用者がプロバイダAに接続する場合は、プロバイダA用のユーザIDとパスワードを利用者のコンピュータ又はルータに設定してアクセスする必要がある。また、利用者がプロバイダBに接続する場合は、プロバイダB用のユーザIDとパスワードを利用者のコンピュータ又はルータに設定してアクセスする必要があり、プロバイダCに接続する場合は、プロバイダC用のユーザIDとパスワードをコンピュータ又はルータに設定してアクセスする必要がある。さらに、利用者は、契約したプロバイダA、プロバイダB、プロバイダCにそれぞれのプロバイダの求める支払方法で料金を各々支払う必要があった。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、利用者の通信装置が同一の接続用ユーザIDを使用して、契約された複数のプロバイダのひとつに接続出来る複数プロバイダ利用装置を提供することを目的とする。また、本発明は、複数のプロバイダの内、帯域利用率に余裕のあるプロバイダに接続可能な複数プロバイダ利用装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は、利用者より一括して徴収したプロバイダ利用料金を利用者通信端末の利用時間に応じて各プロバイダに支払うための複数プロバイダ利用装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る装置は、利用者からの接続要求を受けて、利用者の契約済みのプロバイダ加入情報を自ら有するデータベースの中から抽出し、契約済みのプロバイダのネットワーク帯域利用率を採取する。また、本発明に係る装置は、帯域利用率を採取後、契約済みプロバイダの中から最も帯域利用率の低いプロバイダを接続プロバイダと決定し、利用者を接続プロバイダに接続するよう、指示信号をインターネット常時接続サービスで使用しているブロードバンドアクセスサーバに送信する。また、本装置を使用したシステムでは、利用者から予め各プロバイダの利用料金を徴収し、利用者が実際に接続したプロバイダの利用時間に応じて各プロバイダに接続料金を支払う。
【0007】
本発明の解決手段によると、
利用者識別子に従い、利用者通信装置を複数の契約プロバイダのひとつに選択的に接続するブロードバンドアクセスサーバを備えたインターネット常時接続システムにおいて、前記ブロードバンドアクセスサーバと接続された複数プロバイダ利用装置であって、
前記利用者通信装置を識別する利用者識別子に対応して、利用者パスワードと、前記利用者通信装置が契約するひとつ又は複数の契約プロバイダを特定する契約プロバイダ識別情報と、該契約プロバイダ識別情報毎の、契約プロバイダに接続するためのプロバイダ利用者識別子及びプロバイダパスワードとが記憶された利用者情報データベースと、
前記利用者通信装置が契約する契約プロバイダの中から接続する契約プロバイダを決定し、決定された契約プロバイダと前記利用者通信装置を接続させるための演算装置と
を備え、
前記演算装置は、
前記ブロードバンドアクセスサーバから前記利用者通信装置が送信した利用者識別子及び利用者パスワードを含む接続要求を受信し、
受信した利用者識別子及び/又は利用者パスワードと、前記利用者情報データベースに記憶されている利用者識別子及び/又は利用者パスワードとに基づき、利用者を認証し、
前記利用者情報データベースを参照して、受信した利用者識別子及び/又は利用者パスワードに対応するひとつ又は複数の契約プロバイダ識別情報を取得し、取得した契約プロバイダ識別情報に従い、前記ブロードバンドアクセスサーバと該当する契約プロバイダとの間に流れるデータ量に応じた帯域利用率情報を各契約プロバイダから採取し、
取得した契約プロバイダ識別情報が示す契約プロバイダの中から、採取した帯域利用率情報が最小の契約プロバイダ識別情報、又は、帯域利用率情報が所定範囲内にあるいずれかの契約プロバイダ識別情報を選択し、
前記利用者情報データベースを参照して、利用者識別子及び選択された契約プロバイダ識別情報に対応するプロバイダ利用者識別子及びプロバイダパスワードを取得し、
取得したプロバイダ利用者識別子及びプロバイダパスワードを前記ブロードバンドアクセスサーバに送信して、前記利用者通信装置と選択された契約プロバイダ識別情報が示す契約プロバイダとを接続させる前記複数プロバイダ利用装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、複数プロバイダ利用システムの全体構成図である。複数プロバイダ利用システムは、複数プロバイダ利用装置(101)と、利用者通信装置(102)と、ブロードバンドアクセスサーバ(以下BASと略す)(103)と、複数のプロバイダ接続用ルータ(104)と、複数のプロバイダ内に設置されるプロバイダ内ルータ(105)及び認証サーバ(106)とを備える。また、各プロバイダは、ルータ(例えば、プロバイダ内ルータ(105−a))経由でインターネット(107)に接続されている。
【0009】
複数プロバイダ利用装置(101)は、例えば、インターネット常時接続サービスを実施している通信事業者の設備内に設置される。複数プロバイダ利用装置(101)は、BAS(103)に接続され、利用者通信装置(102)が契約している複数のプロバイダの中から接続するプロバイダを決定し、利用者通信装置(102)と決定したプロバイダを接続させる。利用者通信装置(102)は、本システムを利用する者のコンピュータ又はルータ等を示す。
【0010】
BAS(103)は、利用者通信装置(102)からのPPPoEセッションを終端する。BAS(103)は、利用者通信装置(102)又は複数プロバイダ利用装置(101)から受け取ったユーザIDにより利用プロバイダを判断し、各プロバイダへ利用者通信端末(102)を接続するようルーティングし、各プロバイダの認証サーバ(106−a、106−b、106−c、106−x)へユーザID及びパスワードを伝える。
【0011】
また、BAS(103)は、利用者通信装置(102)から受け取ったユーザIDが複数プロバイダ利用装置(101)用のユーザIDである場合には、ユーザID及びパスワードを複数プロバイダ利用装置(101)へ伝える。複数プロバイダ利用装置(101)用のユーザIDであるかどうかの判断は、例えば、ユーザIDに対応して、複数プロバイダ利用装置(101)に接続することを示すフラグを記憶したメモリ等の適宜のメモリを参照すること、又は、複数プロバイダ利用装置(101)用の識別情報を送受すること等により行うことができる。なお、本実施の形態におけるユーザIDにはプロバイダ又は複数プロバイダ利用装置(101)を識別する識別子が含まれていてもよい。また、BAS(103)は、各プロバイダのプロバイダ接続用ルータ(104−a)、プロバイダ接続用ルータ(104−b)、プロバイダ接続用ルータ(104−c)、プロバイダ接続用ルータ(104−x)にそれぞれ接続される。
【0012】
プロバイダ接続用ルータ(104)は、例えば、利用者通信装置(102)とプロバイダを接続するためのルータである。また、プロバイダ接続用ルータ(104)は、プロバイダルータ(105)との間に流れるデータ量を示す帯域利用率情報を管理する。
【0013】
プロバイダA社内の設備は、例えば、プロバイダ内ルータ(105−a)及び認証サーバ(106−a)を有する。また、他のプロバイダも同様に、それぞれルータ(105−b)及び認証サーバ(106−b)、ルータ(105−c)及び認証サーバ(106−c)、ルータ(105−x)及び認証サーバ(106−x)を有する。プロバイダ内ルータ(105)は、例えば、プロバイダ内部と外部のネットワークを接続するためのルータである。認証サーバ(106)は、プロバイダが予め割り当てたユーザID及びパスワード等に基づき、利用者通信装置(101)を認証する。
【0014】
図2は、複数プロバイダ利用装置(101)の構成図である。複数プロバイダ利用装置(101)は、ネットワーク接続インターフェース(201)と、演算装置(202)と、利用者情報データベース(203)と、料金データベース(204)とを備える。
【0015】
ネットワーク接続インターフェース(201)はBAS(103)との接続部分であり、BAS(103)と演算装置(202)は、ネットワーク接続インターフェース(201)を介して情報を送受信する。
【0016】
演算装置(202)は、例えば、利用者通信端末(101)が契約するプロバイダの帯域利用率情報の収集、接続先プロバイダの決定、接続先プロバイダに接続するためのユーザID及びパスワードのBAS(103)への送信等の処理を実行する。なお、演算装置(202)の処理の詳細については後述する。
【0017】
利用者情報データベース(203)は、複数プロバイダ利用装置(101)を利用するための利用者ID及びパスワード、利用者情報装置(102)が契約しているプロバイダにより予め割り当てられたプロバイダに接続するための契約プロバイダユーザID(プロバイダ利用者識別子)及び契約プロバイダパスワード等が記憶されている。料金データベース(204)は、利用者ID毎に、契約したプロバイダへの接続時間及び接続料金が記憶される。
【0018】
図3は、利用者情報データベース(203)のデータ構成図である。利用者情報データベース(203)は、利用者ID(301)、利用者パスワード(302)、契約プロバイダ名等の契約プロバイダ情報(303)、契約プロバイダユーザID(304)、契約プロバイダパスワード(305)、接続時間(306)を含む。利用者ID(301)及び利用者パスワード(302)は、利用者通信装置(102)が複数プロバイダ利用装置(101)を利用するために予め割り当てられたID及びパスワードである。
【0019】
また、契約プロバイダ情報(303)は、利用者IDに対応する利用者通信装置(102)が契約しているひとつ又は複数のプロバイダを示す情報であり、例えば、契約プロバイダ名とすることが出来る。また、契約プロバイダ情報(303)は、契約プロバイダ名以外にも、契約プロバイダのアドレス情報等、契約プロバイダを特定する適宜の情報を用いることも出来る。契約プロバイダユーザID(304)、契約プロバイダパスワード(305)は、契約プロバイダ情報(303)毎に記憶される。接続時間(306)は、利用者IDに対応する利用者通信装置(101)が、該当するプロバイダに接続した時間である。
【0020】
図4は、料金データベース(204)のデータ構成図である。料金データベース(204)は、利用者ID(401)、契約プロバイダ名等の契約プロバイダ情報(402)、接続時間(403)、接続料金(404)を含む。接続料金(404)は、演算装置(202)が、利用者からの徴収料金と各プロバイダへの接続時間に応じて算出した料金であり、各プロバイダへ支払われる料金を示している。また、料金データベース(204)には、例えば通信事業者が各契約プロバイダに支払われる料金を利用者から一括して徴収する徴収料金情報が記憶される。この徴収料金は一定料金であってもよいし、利用者に応じた料金であってもよい、利用者に応じた料金の場合、例えば、料金データベース204には利用者IDに対応して徴収料金を記憶する。
【0021】
図5は、複数プロバイダ利用装置の動作フローチャートである。また、図6は、データ及び信号の流れを示したシーケンス図である。図5及び図6を用いて、複数プロバイダ利用装置(101)によるプロバイダ接続の動作について説明する。
【0022】
図5のフローチャートにおいて、まず演算装置(202)は、利用者通信装置(102)から送信された接続要求を、BAS(103)より受信する(ステップ501)。接続要求は、予め通信事業者によって割り当てられた複数プロバイダ利用装置(103)を利用するための本装置(103)専用のユーザID(以下、専用ユーザIDと略す)とパスワード(以下、専用パスワードと略す)を含む。次に、演算装置(202)は、受信した専用ユーザIDを検索キーにして利用者情報データベース(203)を参照し、専用ユーザIDと利用者ID(301)が一致するエントリを検索する(ステップ502)。
【0023】
演算装置(202)は、該当するエントリの利用者ID(301)と利用者パスワード(302)と契約プロバイダ情報(303)とを抽出する(ステップ503)。また、演算装置(202)は、BAS(103)より受け取った専用パスワードが、利用者情報データベース(203)から取得した利用者パスワード(302)と一致するか比較し、利用者通信装置(102)の認証を行う(ステップ504)。
【0024】
なお、演算装置(202)は、上述のステップ502において、専用ユーザID及び専用パスワードを検索キーとして利用者情報データベース(203)を参照し、利用者ID(301)と専用ユーザIDが一致し、かつ、利用者パスワードと専用パスワードが一致するエントリを検索してもよい。この場合、上述のステップ504の認証の処理を省略することも出来る。また、演算装置(202)は、利用者情報データベース(203)から該当するエントリの利用者ID(301)及び/又は利用者パスワード(302)を抽出せずに、受信した専用ユーザID及び/又は専用パスワードを使用して後の処理を行ってもよい。
【0025】
演算装置(202)は、パスワードが異なっていた場合(ステップ504)、認証エラーの旨をBAS(103)に返信し(ステップ510)、処理を終了する。一方、演算装置(202)は、認証により専用ユーザIDと専用パスワードが確認された場合(ステップ504)、抽出した契約プロバイダ情報(303)に基づき、該当するプロバイダのプロバイダ接続用ルータ(104−a、104−b、104−c、104−x)より、帯域利用率情報を収集する(ステップ505)。
【0026】
帯域利用率情報とは、演算装置(202)がプロバイダ接続用ルータ(104−a、104−b、104−c、104−x)にアクセスした瞬間あるいは一定時間における、プロバイダ接続用ルータ(104−a、104−b、104−c、104−x)とプロバイダ内ルータ(105−a、105−b、105−c、105−x)との間に流れるデータ量のことを指す。このデータ量はプロバイダ接続用ルータ104−a、104−b、104−c、104−x)においてルータ標準搭載のコマンドを実行することによって採取可能である。また、帯域利用率情報としては、上述のデータ量に基づく適宜の情報であってもよい。
【0027】
次に、演算装置(202)は、接続先プロバイダを決定し、利用者情報データベース(203)より接続先プロバイダのユーザID及びパスワードを取得する(ステップ506)。具体的には、演算装置(202)は、収集した各契約プロバイダの帯域利用率情報を比較し、例えば、最も帯域利用率情報の小さいプロバイダを今回接続する接続先プロバイダ(以下、決定プロバイダと記すこともある)と決定する。なお、接続するプロバイダを決定する条件は、これ以外にも、帯域利用率情報が所定範囲内にあるいずれかのプロバイダとする等、帯域利用率情報に基づく適宜の条件を用いる事が出来る。次に、演算装置(202)は、利用者ID(又は専用ユーザID)及び決定プロバイダの契約プロバイダ情報に対応する契約プロバイダユーザIDと契約プロバイダパスワードを利用者情報データベース(203)より取得する。演算装置(202)は、取得した決定プロバイダの契約プロバイダユーザIDと契約プロバイダパスワードをBAS(103)に返信する(ステップ507)。
【0028】
また、演算装置(202)は、ステップ507の処理の終了と同時に(又は、所定時間内に)、利用者通信装置(102)の接続時間の測定を開始する(ステップ508)。演算装置(202)は、BAS(103)より利用者通信装置(102)からの接続の切断要求を受信又は接続断を検出すると接続時間の測定を終了し、利用者ID及び接続されているプロバイダの契約プロバイダ情報に対応して、接続時間を利用者情報データベース(203)及び/又は料金データベース(204)に記憶する(ステップ509)。演算装置(202)は、利用者情報データベース203に既に記憶されている接続時間に測定した接続時間を加算して記憶するようにしてもよいし、今回の接続時間を記憶して、後に集計するようにしてもよい。
【0029】
図6に、データ及び信号の流れを示したシーケンス図を示す。インターネットに接続を希望する利用者通信装置(102)は、専用ユーザIDと専用パスワードを使用して、例えば利用者の宅内に設置される利用者通信装置(102)より、PPPoEプロトコルを使用してインターネット接続操作を行う。
【0030】
BAS(103)は、利用者通信端末(102)からのPPPoEセッションを終端し、利用者通信端末からのユーザIDが専用ユーザIDであった場合は、複数プロバイダ利用装置(101)利用のアクセスと判断して、該装置(101)へルーティングし、また、専用ユーザID及び専用パスワードを複数プロバイダ利用装置(101)の演算装置(202)に伝える。
【0031】
演算装置(202)は、BAS(103)より専用ユーザID及び専用パスワードを受け取ると、専用ユーザIDを検索キーにして利用者情報データベース(203)を参照し、利用者ID(301)と専用ユーザIDが一致するエントリを検索し、該当するエントリの利用者ID(301)と利用者パスワード(302)と契約プロバイダ情報(303)を抽出する(ステップ501・502・503に対応)。
【0032】
演算装置(202)は、BAS(103)より受け取った専用パスワードが、利用者情報データベース(203)から取得した利用者パスワード(302)と一致するか比較して認証を行う(ステップ504に対応)。なお、図6では、正しく認証された場合について示しているが、パスワードが異なっていた場合、演算装置(202)は認証エラーの旨をBAS(103)に返す(ステップ510に対応)。
【0033】
認証後、演算装置(202)は、抽出した契約プロバイダ情報(303)に基づき、該当するプロバイダのプロバイダ接続用ルータ(104−a、104−b、104−c、104−x)より、帯域利用率情報を採取する(ステップ505に対応)。例えば、演算装置(202)は、抽出した契約プロバイダ情報(303)がプロバイダA、B、C、Xを示していれば、プロバイダAのプロバイダ接続用ルータ(104−a)、プロバイダBのプロバイダ接続用ルータ(104−b)、プロバイダCのプロバイダ接続用ルータ(104−c)、プロバイダXのプロバイダ接続用ルータ(104−x)に帯域利用率情報採取を要求する信号を送信し、各ルータから帯域利用率情報を採取する。
【0034】
演算装置(202)は、採取した各契約プロバイダの帯域利用率情報を比較し、例えば、最も帯域利用率情報の小さいプロバイダを今回接続するプロバイダ(決定プロバイダ)と決定する。なお、接続するプロバイダを決定する条件は、これ以外にも、帯域利用率情報が所定範囲内にあるいずれかのプロバイダとする等、帯域利用率情報に基づく適宜の条件を用いる事が出来る。
【0035】
演算装置(202)は、利用者ID(又は専用ユーザID)及び決定プロバイダの契約プロバイダ情報に基づき、当該契約プロバイダ情報に対応する契約プロバイダユーザIDと契約プロバイダパスワードを利用者情報データベース(203)より取得する(ステップ506に対応)。
【0036】
演算装置(202)は、取得した決定プロバイダの契約プロバイダユーザIDと契約プロバイダパスワードをBAS(103)に伝える(ステップ507に対応)。また、演算装置(202)は、ステップ507の処理の終了と同時に(又は所定時間内に)、利用者の接続時間の計算(測定)を開始する(ステップ508に対応)。
【0037】
BAS(103)は、利用者通信端末(102)が決定プロバイダへ接続されるようルーティングを行い、かつ、決定プロバイダの認証サーバ(106−a、106−b、106−c、106−xのいずれか)へ契約プロバイダユーザIDと契約プロバイダパスワードを伝える。プロバイダの認証サーバは、BAS(103)から送信された契約プロバイダユーザIDと契約プロバイダパスワードに基づきユーザ認証を行い、認証後、利用者通信装置(102)と決定プロバイダが接続される。
【0038】
利用者通信装置(102)からの接続の切断要求又は停電などによる接続断があると、BAS(103)は、切断要求又は接続断を示す信号を演算装置(202)に送信する。演算装置(202)は、BAS(103)より利用者からの接続の切断要求又は接続断を示す信号を受信(又は、接続断を検出)すると、接続されているプロバイダに接続断を通知する。また、演算装置(202)は、プロバイダから接続断確認を受信し、接続時間の計算(測定)を終了する。演算装置(202)は、利用者ID及び接続されたプロバイダの契約プロバイダ情報に対応して、接続時間を利用者情報データベース(203)に記憶する(ステップ509に対応)。
【0039】
以上の処理により、利用者は複数のプロバイダと契約を行いながらも、各プロバイダ用のユーザIDとパスワードをそれぞれ利用者のコンピュータやルータに設定する必要はなくなる。利用者は、同一のユーザIDとパスワードのみをコンピュータやルータに設定すればよい。
【0040】
次に、接続料金の計算について説明する。
本実施の形態における複数プロバイダ利用システムでは、例えば、料金の支払いについて、利用者は各プロバイダに対して各々支払っていた分を通信事業者に一括して支払い、通信事業者は、各プロバイダに対して利用者の接続時間に応じて演算装置(202)が計算した接続料金を支払うことが出来る。
【0041】
複数プロバイダ利用装置(101)を管理する通信事業者は、本複数プロバイダ利用装置を用いたインターネット常時接続サービス(ブロードバンドサービス)を利用する利用者から、接続を希望するプロバイダの業者名を予め複数指定させる。指定されたプロバイダのプロバイダ名等の情報は、利用者情報データベース203に契約プロバイダ情報(303)として利用者IDに対応して記憶されている。また、通信事業者は、利用者が接続を希望する(すなわち、指定した)プロバイダの接続料金を代行で徴収する。徴収した料金情報は、料金データベース204に記憶される。
【0042】
また、利用者の各プロバイダへの接続時間は、利用者情報データベース(203)及び/又は料金データベース(204)で記録されている。複数プロバイダ利用装置(101)の演算装置(202)は、料金データベース(204)及び/又利用者情報データベース(203)の記録に基づき、所定期間毎(例えば、1ヶ月単位)に利用者が接続した各プロバイダの接続時間を集計する。なお、接続時間を逐次加算して記憶していた場合は、集計の処理を省略することも出来る。
【0043】
演算装置(202)は、各利用者IDについて、例えば、料金データベース204から徴収した料金を読み出し、また、利用者情報データベース203から利用者IDに対応する各契約プロバイダの接続時間を読み出し、以下の計算式を用いて各プロバイダ別に接続料金を算定する。
各プロバイダへ支払う接続料金=(1ヶ月に利用者から徴収した料金全額)×(1ヶ月に利用者がそのプロバイダを利用した時間)÷(1ヶ月に全プロバイダを利用した時間の合計)
【0044】
また、演算装置(202)は、算定した接続料金を、利用者ID及び契約プロバイダ情報に対応して、料金データベース(204)に記憶する。なお、接続料金の計算方法は、上述の例以外にも接続料金に基づいた適宜の方法を用いる事が出来る。また、上述の例では1ヶ月単位で計算しているが、1ヶ月に限らず適宜の期間又は計算する時期を定めることが出来る。通信事業者は、料金データベース(204)記憶された接続料金に基づき、利用者より代行徴収した料金を各プロバイダに支払う。
【0045】
なお、本実施の形態における複数プロバイダ利用システム及び装置は、PPPoEプロトコルに限らず、PPPoA(PPP over ATM)プロトコル、PPPを応用した適宜のプロトコルを用いることが出来る。
【0046】
【発明の効果】
本発明によると、利用者の通信装置が同一の接続用ユーザIDを使用して、契約された複数のプロバイダのひとつに接続出来る複数プロバイダ利用装置を提供することができる。また、本発明によると、複数のプロバイダの内、帯域利用率に余裕のあるプロバイダに接続可能な複数プロバイダ利用装置を提供することができる。本発明よると、利用者より一括して徴収したプロバイダ利用料金を利用者通信端末の利用時間に応じて各プロバイダに支払うための複数プロバイダ利用装置を提供することができる。
【0047】
また、本発明によると、利用者は料金を通信事業者にのみ支払えば良く、支払いの手間が省くことが出来る。さらに、本発明によると、各プロバイダは、空いている帯域に対して利用者通信端末を割り当てることが出来るので、帯域を有効に活用出来る。各プロバイダは、帯域利用率に余裕のあるときに利用者を自社ネットワークに誘導することが出来、かつ、その利用時間分に応じて料金を受け取ることが出来る。また、通信事業者は、本装置及びシステムを利用することにより、常時接続型インターネット接続サービスを提供する他の通信事業者と比較して、付加価値を有するサービスを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数プロバイダ利用システムの全体構成図。
【図2】複数プロバイダ利用装置の構成図。
【図3】利用者情報データベースのデータ構成図。
【図4】料金データベースのデータ構成図。
【図5】複数プロバイダ利用装置のフローチャート。
【図6】データ及び信号の流れを示したシーケンス図。
【符号の説明】
101 複数プロバイダ利用装置
102 利用者通信装置
103 Broadband Access Server(BAS)
104−a プロバイダ接続用ルータ(プロバイダA社用)
104−b プロバイダ接続用ルータ(プロバイダB社用)
104−c プロバイダ接続用ルータ(プロバイダC社用)
104−x プロバイダ接続用ルータ(プロバイダX社用)
105−a プロバイダ内ルータ(プロバイダA社用)
105−b プロバイダ内ルータ(プロバイダB社用)
105−c プロバイダ内ルータ(プロバイダC社用)
105−x プロバイダ内ルータ(プロバイダX社用)
106−a プロバイダ内認証サーバ(プロバイダA社用)
106−b プロバイダ内認証サーバ(プロバイダB社用)
106−c プロバイダ内認証サーバ(プロバイダC社用)
106−x プロバイダ内認証サーバ(プロバイダX社用)
107 インターネット
201 ネットワーク接続インターフェース
202 演算装置
203 利用者情報データベース
204 料金データベース
301 利用者ID
302 利用者パスワード
303 契約プロバイダ情報
304 契約プロバイダユーザID
305 契約プロバイダパスワード
306 接続時間
401 利用者ID
402 契約プロバイダ情報
403 接続時間
404 接続料金

Claims (3)

  1. 利用者識別子に従い、利用者通信装置を複数の契約プロバイダのひとつに選択的に接続するブロードバンドアクセスサーバを備えたインターネット常時接続システムにおいて、前記ブロードバンドアクセスサーバと接続された複数プロバイダ利用装置であって、
    前記利用者通信装置を識別する利用者識別子に対応して、利用者パスワードと、前記利用者通信装置が契約するひとつ又は複数の契約プロバイダを特定する契約プロバイダ識別情報と、該契約プロバイダ識別情報毎の、契約プロバイダに接続するためのプロバイダ利用者識別子及びプロバイダパスワードとが記憶された利用者情報データベースと、
    前記利用者通信装置が契約する契約プロバイダの中から接続する契約プロバイダを決定し、決定された契約プロバイダと前記利用者通信装置を接続させるための演算装置と
    を備え、
    前記演算装置は、
    前記ブロードバンドアクセスサーバから前記利用者通信装置が送信した利用者識別子及び利用者パスワードを含む接続要求を受信し、
    受信した利用者識別子及び/又は利用者パスワードと、前記利用者情報データベースに記憶されている利用者識別子及び/又は利用者パスワードとに基づき、利用者を認証し、
    前記利用者情報データベースを参照して、受信した利用者識別子及び/又は利用者パスワードに対応するひとつ又は複数の契約プロバイダ識別情報を取得し、取得した契約プロバイダ識別情報に従い、前記ブロードバンドアクセスサーバと該当する契約プロバイダとの間に流れるデータ量に応じた帯域利用率情報を各契約プロバイダから採取し、
    取得した契約プロバイダ識別情報が示す契約プロバイダの中から、採取した帯域利用率情報が最小の契約プロバイダ識別情報、又は、帯域利用率情報が所定範囲内にあるいずれかの契約プロバイダ識別情報を選択し、
    前記利用者情報データベースを参照して、利用者識別子及び選択された契約プロバイダ識別情報に対応するプロバイダ利用者識別子及びプロバイダパスワードを取得し、
    取得したプロバイダ利用者識別子及びプロバイダパスワードを前記ブロードバンドアクセスサーバに送信して、前記利用者通信装置と選択された契約プロバイダ識別情報が示す契約プロバイダとを接続させる前記複数プロバイダ利用装置。
  2. 前記利用者情報データベースは、利用者識別子及び契約プロバイダ識別情報に対応して、該契約プロバイダ識別情報が示す契約プロバイダと前記利用者通信装置との接続時間がさらに記憶され、
    前記演算装置は、
    契約プロバイダと前記利用者通信装置との接続時間を測定し、
    測定した接続時間を前記利用者情報データベースの利用者識別子及び契約プロバイダ識別情報に対応させて記憶し、
    予め定められた料金算出時又は所定期間毎に、該接続時間に応じて接続料金を算出する請求項1に記載の複数プロバイダ利用装置。
  3. 利用者から徴収する徴収料金情報が予め記憶され、及び、利用者識別子に対応して契約プロバイダ識別情報と、該契約プロバイダ識別情報毎の接続時間及び接続料金が記憶される料金データベース
    をさらに備え、
    前記演算装置は、
    予め定められた料金算出時又は所定期間毎に、各利用者識別子について、前記料金データベースから徴収料金情報を読み出し、及び、前記利用者情報データベースから利用者識別子に対応する各契約プロバイダへの接続時間を読み出し、読み出した徴収料金情報に基づき接続時間に応じて各契約プロバイダへ支払われる接続料金を算出し、
    利用者識別子及び契約プロバイダ識別情報に対応して、算出した接続料金及び/又は接続時間を前記料金データベースに記憶する請求項2に記載の複数プロバイダ利用装置。
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