JP4066539B2 - ディーゼルエンジンの制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はNOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の同時低減をはかったディーゼルエンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼルエンジンから排出されるNOx(窒素酸化物)量を低減するために排気の一部を吸気中に再循環させる排気還流システム(EGR:Exhaust Gas Recircu1ationと称する)が有効である。
【0003】
しかし、排気を再循環させると、NOxが低減する反面、PM(粒子状物質)が増加する傾向にある。したがって、PMを抑制するため、排気還流率をそれほど大きくすることはできなかった。従来の排気還流システムとして、例えば特開明57−148048号公報、特開平2−11858公報に開示されたものがある。
【0004】
これに対して、トレードオフの関係にあるNOxとPMを同時に低減する技術として、低温予混合燃焼の有効性が提案されている。これは、低温燃焼によるNOx低減と予混合燃焼によるPM低減を同時に実現するものである。この低温予混合燃焼を実現するために、排気の一部を吸気中に還流させることで、シリンダ内のCO2,H2Oが増加することにより、気体の熱容量が増大し、燃焼ガスの最高温度を抑制し、NOxの発生を抑える一方で、燃焼室内でのガス流動の活性化と着火遅れ期間を拡大することによって燃料噴霧と空気(酸素)との接触機会を高め、かつ接触時間を長くし、PMの発生を抑えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、冷機時に低温予混合燃焼をさせようとした場合に、燃焼室壁の温度が低いことにより、冷機時の圧縮端圧力と圧縮端温度は、暖機後と比べ低いため、燃料の微粒化や気化率が悪化して、予混合燃料(空気と燃料のミキシング状態)の生成が、暖機後と同様にはかれない。また燃料噴霧と空気(酸素)との接触機会を高め、かつ接触時間を長くするために、初期噴射率を抑制し、噴射期間を延長すると不完全燃焼によるPMが増大してしまう。
【0006】
従って、冷機時に低温予混合燃焼を実現させようとした場合には、低温予混合燃焼が必要とする予混合燃料の生成と、着火遅れ期間の制御ができないことにより、低温予混合燃焼の実現が不十分となり、NOxとPMが増加するという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するために提案されたもので、冷機時にも低温予混合燃焼を実現させて、トレードオフの関係にあるNOxとPMを同時に低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、メイン噴射によって低温予混合燃焼を実現するディーゼルエンジンにおいて、エンジン温度を検出するエンジン温度検出手段と、エンジン温度に応じて目標パイロット噴射量を設定する目標パイロット噴射量設定手段と、エンジンの運転状態に応じて目標圧縮端圧力を演算する目標圧縮端圧力設定手段と、圧縮端圧力を検出する圧縮端圧力検出手段と、エンジン温度が所定値よりも低い冷機時に、パイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正して、圧縮端圧力を高めて目標圧縮端圧力に近づけることで、冷機時に圧縮端圧力を適正に維持して低温予混合燃焼を実現するパイロット噴射補正手段と、前記パイロット噴射補正手段によって補正されたパイロット噴射量又はパイロット噴射時期に基づいて、エンジンの運転状態に応じて排気管よりEGR通路を通って燃焼室内に還流される目標外部EGR量を補正して設定する目標外部EGR量設定手段と、前記設定された目標外部EGR量を実現するようにEGR弁を制御する外部EGR制御手段と、を備えるものとした。
【0009】
請求項2に記載の発明は、圧縮端圧力検出手段は圧縮圧力の変化率から圧縮端圧力を推定するものとした。
【0010】
請求項3に記載の発明は、パイロット噴射補正手段は、圧縮端圧力検出手段による圧縮端圧力検出時の次気筒または次回のパイロット噴射時に圧縮端圧力を高めて目標圧縮端圧力に近づけるようにパイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正するものとした。
【0011】
請求項4に記載の発明は、目標外部EGR量設定手段は、パイロット噴射補正手段によって補正されたパイロット噴射量又はパイロット噴射時期に基づき内部EGR量を演算するとともに、エンジンの運転状態に応じて要求される目標EGR量を演算し、目標外部EGR量を前記目標EGR量より前記内部EGR量を減算した値とするものとした。
【0012】
請求項5に記載の発明は、目標外部EGR量設定手段は、検出されるエンジン温度が所定値より低い冷機時に内部EGR量を大きく演算するものとした。
【0014】
請求項6に記載の発明は、目標圧縮端圧力設定手段は検出されるエンジン温度が所定値より低い冷機時に目標圧縮端圧力を高めるものとした。
【0016】
請求項7に記載の発明は、パイロット噴射制御手段はパイロット噴射量又はパイロット噴射時期の補正値に基づいて学習値を演算して記憶させ、その学習値を用いてパイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正するものとした。
【0017】
請求項8に記載の発明は、圧縮端圧力検出手段は筒内圧力を検出する筒内圧センサで構成するものとした。
【0018】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載の発明では、エンジン温度が所定値よりも低い冷機時に、パイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正して、圧縮端圧力を高めて目標圧縮端圧力に近づけることで、冷機時に圧縮端圧力を適正に維持して低温予混合燃焼を実現するパイロット噴射補正制御を実施することで、パイロット噴射による内部EGRガスが生成され、エンジンの運転状態に応じた目標圧縮端圧力が実現できる。従って、低温予混合燃焼に必要な予混合燃料が生成され、低温予混合燃焼を実現することによって、NOxとPMの同時低減が得られる。特に冷機時においては、目標圧縮端圧力と同時に圧縮端温度も適正に上昇するため、メイン噴射の燃料の微粒化と気化が適正に促進されることによって、これまで実現できなかった冷機時の低温予混合燃焼が実現でき、NOxとPMの同時低減が得られる。また、この内部EGR量に応じて、目標外部EGR量を補正することにより、適正な外部EGR量とすることができる。
また、検出される圧縮端圧力を目標圧縮端圧力に近づけるようにパイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正することにより、応答性に優れる。また、列型ポンプ、分配型ポンプ、ユニットインジエクタを用いた噴射システムやコモンレールを持つ蓄圧式噴射システムにおいても、容易に実施可能であり、適用される噴射システムの型式に束縛されることがないため、一般的な手段として実施できる。
【0019】
請求項2に記載の発明では、圧縮圧力の変化率より圧縮端圧力を推定して、パイロット噴射制御を行うため、圧縮端圧力の推定とパイロット噴射制御が同一の圧縮行程から実施でき、より早く低温予混合燃焼が実現できる。
【0020】
請求項3に記載の発明では、圧縮端圧力検出時の次気筒または次回のパイロット噴射時に圧縮端圧力を高めて目標圧縮端圧力に近づけるようにパイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正するため、確実な検出値に基づくパイロット噴射制御が実現できる。
【0021】
請求項4に記載の発明では、パイロット噴射補正手段によって補正されたパイロット噴射量又はパイロット噴射時期から内部EGR量を演算し、目標外部EGR量を目標EGR量より内部EGR量を減算した値とすることにより、外部EGR量の低減がはかれる。このことは、吸入負圧が得られにくく、外部EGRが燃焼室に入りにくいディーゼルエンジンにおいては、EGR制御精度の向上に繋がる。
【0022】
請求項5に記載の発明では、請求項4の発明をより具体的な手段として実施できる。
【0024】
請求項6の発明では、検出されるエンジン温度が所定値より低い冷機時には、目標圧縮端圧力を高めに演算することにより、目標EGRに対する内部EGR量割合を増加させ、外部EGR量割合を低減する。このことは、冷機時における外部EGRが影響すると考えられる硫酸腐食や硫黄成分の析出による偏摩耗の発生の可能性を低減できる。
【0026】
請求項7の発明では、同様なエンジンの運転状態において、実際の圧縮端圧力を目標圧縮端圧力に速やかに近づけることが可能となる。
【0027】
請求項8の発明では、圧縮端圧力検出手段を筒内圧力を検出する筒内圧センサで構成することにより、激しい圧力変化にも追従でき、かつエンジンにおける一般的な状態検出手段で実現できるため、コストの上昇を最小限に抑制できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0029】
図1は全体的な構成を示すもので、51はディーゼルエンジン本体、52は排気通路、53は吸気通路である。後述するように、排気の一部を吸気通路53に還流するための排気還流通路54が設けられ、その途中には排気還流量を制御するためのEGR弁55が介装される。なお、57は吸気を加圧する過給機である。
【0030】
エンジン燃焼室56に直接的に燃料を噴射する燃料噴射弁1が設けられる。この燃料噴射弁1には、後述するように、コモンレール(高圧燃料蓄圧室)26に蓄圧され高圧燃料が供給される。
【0031】
排気の一部を吸気中に還流しつつ低温予混合燃焼を実現するために、図示しないが、燃焼室56内において燃料と空気の混合を促進するためのガス流動を生起させるスキッシュやスワールの制御手段等が設けられる。
【0032】
この低温予混合燃焼時の着火遅れ期間が燃料噴射期間よりも大きく(長く)なるように制御するため、メイン噴射の燃料噴射時期と燃料噴射量が運転状態に応じて予め定められている。
【0033】
コントローラ60は燃料噴射弁1の燃料噴射時期、噴射量をエンジンの運転状態に応じた最適値に制御するものでもある。運転状態を検出するため、アクセル開度やエンジン回転数信号、冷却水温信号、燃料噴射弁1のリフトセンサ61からの信号と、筒内圧力センサ62からの信号等が入力する。また、運転状態に応じて前記EGR弁55の開度を制御し、部分負荷域等で排気還流量を大きく、高負荷域で排気還流量を小さくまたは停止させる。
【0034】
次に図2に燃料噴射弁1、図3に燃料噴射システムのそれぞれ詳細を示すが、これ自体は本出願人により特願平9−322955号として、既に提案されている。
【0035】
図2において、燃料噴射弁1は、噴射ノズルホルダ2、噴射ノズル3および噴射弁駆動部4から構成されており、リテーニングナット5により、噴射ノズルホルダ2と噴射ノズル3が一体化されている。噴射ノズル3内には針弁摺動孔6及び燃料溜まり室7が形成され、先端には燃料溜まり室7に連通するノズル孔8が形成されている。
【0036】
針弁摺動孔6には、針弁9の大径部10が摺動自在に嵌合される。この針弁9の大径部10には連結部11が形成されるとともに、下方先端部には小径部12及び弁体部13が一体形成されている。そして、この弁体部13によって、シート部Xが開閉され、ノズル孔8からの燃料噴射がオン・オフされる。
【0037】
針弁9の連結部11の先端にはプッシュロッド14が当接し、さらにバネ16により閉弁方向に付勢される。また、ピン17は噴射ノズル3と噴射ノズルホルダ2の位置決めを行う。前記プッシュロッド14は噴射ノズルホルダ2に形成されたシリンダ15内に摺動自在に嵌合されている。
【0038】
噴射ノズルホルダ2の上部には、針弁9及びプッシュロッド14を駆動する噴射弁駆動部4が配設され、噴射弁駆動部4内には電磁弁22が配設され、コネクタ部23を介して制御電流が供給される。
【0039】
電磁弁22は通電状態に応じて弁体22aが変位し、プッシュロッド14の背圧室38を燃料出口24側の低圧室20と連通する連通路39を開閉する。電磁弁22の通電が解除されると、リターンスプリング21により弁体22aが引き上げられ、連通路39が開かれる。これにより、プッシュロッド14の背圧室38の圧力が解放される。
【0040】
噴射ノズルホルダ2には高圧燃料の燃料供給通路19が形成され、その一端が噴射ノズルホルダ2のインレット18に接続し、他端が前記燃料溜まり室7に連通すると共に前記背圧室38にも連通する。前記コモンレール26の高圧燃料は、前記インレット18、燃料供給通路19を介して燃料溜まり室7、背圧室38に供給される。燃料噴射弁1内のリーク燃料は燃料出口24より、燃料タンク内に戻される
なお、燃料噴射弁1内のリーク燃料は燃料出口24より、燃料タンク内に戻される。
【0041】
通常、針弁9は背圧室38の圧力を受けるプッシュロッド14により閉方向に付勢されているが、電磁弁22への通電を解除すると、連通路39が開かれて背圧室38の圧力が低下し、プッシュロッド14は背部からの押圧力が減るため、燃料溜まり室7に付加されている燃料圧力により針弁9がリフトして開弁し、燃料が噴射される。
【0042】
電磁弁22への通電を停止すると、弁体22aが連通路39を閉じ、背圧室38の圧力が上昇し、このときプッシュロッド14を押し下げる方向の受圧面積が大きいために、バネ16に抗して針弁9が押し下げられて閉弁し、燃料の噴射が停止する。
【0043】
したがって、電磁弁22への通電間隔、時期を制御することにより、燃料噴射量、噴射時期を自由に制御でき、またメイン噴射とは別にパイロット噴射についても、1サイクルの通電回数を複数にすることで自由に制御できる。
【0044】
次に図3において、各気筒毎の燃料噴射弁1は噴射管27を介して各気筒共通の高圧蓄圧配管、いわゆるコモンレール26に接続されている。このコモンレール26には供給管28、チェック弁29を介して高圧供給ポンプ30が接続される。この高圧供給ポンプ30は燃料タンク31から燃料フィルタ32を介して、燃料フィードポンプ33を経て吸入された燃料を所定の高圧にまで昇圧制御する。この場合、エンジン回転に同期してカムを有するドライブシャフト34が回転し、高圧供給ポンプ30内のピストンが往復運動し、燃料フィードポンプ33からの燃料が加圧され、コモンレール26に供給される。また、高圧供給ポンプ30には常にコモンレール圧を所望の圧力に制御するための吐出量制御用の電磁弁35を備えている。
【0045】
さらに、コモンレール内の燃料圧力(コモンレール圧)を検出する圧力センサ37がコモンレール26に配設され、前記コントローラ60はこの検出圧力が予め負荷やエンジン回転数に応じて設定した最適値となるように、電磁弁35を介して吐出量をフィードバック制御する。
【0046】
図4に排気還流システムの具体的な構成を示すが、これ自体は本出願人により特願平9−39395号として、既に提案されている。
【0047】
図4において、エンジンの排気通路52と吸気通路53のインテークマニホールド68を結ぶEGR通路54が設けられ、EGR通路54の途中にはEGR弁55が介装される。EGR弁55の開度が大きくなるほど、EGR通路54を介して吸気通路53に還流される外部EGR量(排気還流量)は増大する。EGR弁55はステップモータ65によって駆動される。ステップモータ65のステップ数がコントローラ60によりエンジン運転条件に応じて制御されることにより、EGR弁55の開度が調節される。
【0048】
吸気通路53にはEGR通路54の合流部より上流側にバタフライ式の吸気絞り弁69が介装される。吸気絞り弁69はダイヤフラム式アクチュエータ66を介して開閉作動する。吸気絞り弁69より下流側の吸気通路53には、吸気絞り弁69の開度が小さくなるのに伴って吸入負圧が発生し、EGR通路54を介して吸気通路53に還流される外部EGR量が増大する。
【0049】
ダイヤフラム式アクチュエータ66は、バキュームポンプ(図示せず)から電磁弁71を介して導かれる負圧と、電磁弁72とオリフィス75を介して導かれる負圧に応じて作動する。電磁弁71と電磁弁72の開度がコントローラ60によりエンジン運転条件に応じて制御されることにより、吸気絞り弁69の開度が調節される。
【0050】
吸気通路53の絞り弁69より上流側に熱線式のエアフロメータ72が介装される。通電により加熱されるホットワイヤ(発熱抵抗体)はその抵抗値が吸入空気量に応じて変化するので、吸入新気量Qacに応じた信号を出力する。
【0051】
吸気通路53の絞り弁69より下流側のインテークマニホールド68に吸気圧センサ73が介装される。吸気圧センサ73はインテークマニホールド68の吸気圧力Pmに応じた信号を出力する。
【0052】
排気通路52に排気圧センサ74が介装される。排気圧センサ74は排気通路52の排気圧力Pexhに応じた信号を出力する。
【0053】
コントローラ60は、図5に示すように、エンジン運転条件に応じて目標EGR量を設定する目標EGR量設定手段107と、目標EGR量と後述する内部EGR量に基づいて要求される目標外部EGR量TQeを設定する目標外部EGR量設定手段108とを備える。
【0054】
EGR差圧検出手段109は、吸気圧センサ73によって検出される吸気圧力Pmと、排気圧センサ74によって検出される排気圧力Pexhとに応じて、EGR差圧DlpをDlp=Pexh−Pmとして演算する。EGR差圧DlpはEGR通路54の前後差圧となるため、EGR差圧Dlpに応じて目標外部EGR量TQeに対する目標EGR弁開口面積Aevsを的確に算出することができる。
【0055】
吸気圧と排気圧は実際に脈動しているが、EGR差圧Dlpは両者を平均化した圧力差として演算することにより、コントローラ60における負担を軽減するとともに制御安定性を確保できる。
【0056】
目標EGR弁開口面積演算手段110は、目標外部EGR量TQeとEGR差圧Dlpに応じて、目標EGR弁開口面積Aevsを
Aevs=TQe/(2×ROU#×Dlp)-1/2
として演算する。ただしROU#は、排気ガスの粘性である。この目標EGR弁開口面積Aevsは、EGR弁55を通過する排気ガスの流れを非圧縮性定常流として、ベルヌーイの式から導かれる。
【0057】
流量係数設定手段113は、エンジン回転数検出手段111として設けられる図示しないポンプ回転数センサによって検出されるエンジン回転数Neと、エンジン負荷検出手段112からの負荷信号として燃料噴射量Qfを入力し、燃料噴射量Qfに応じて流量係数aを演算する。
【0058】
また、補正係数設定手段114は、EGR弁55の開度に応じて補正係数bを設定する。
【0059】
そして、目標EGR弁開口面積演算手段115は、目標EGR弁開口面積AevをAev=a×Aevsbとして演算する。
【0060】
続いて、EGR弁面積リフト量変換手段116は、目標EGR弁開口面積Aevに応じてEGR弁55のリフト量Tliftを演算する。
【0061】
続いて、EGR弁駆動手段117はリフト量Tliftに応じてステップモータ5に出力するステップ数を演算する。
【0062】
EGR弁55の要求開口面積(差圧、EGR量とからベルヌーイの式から求まる)xと必要開口面積(幾何学的形状によって決まる)yの間にはy=a×xbの関係があり、係数aはエンジン回転数と負荷に応じて変化し、傾きbがEGR弁55の幾何学的形状とEGR通路54の管形状およびエンジンの吸・排気系の管形状に応じて変化する。したがって、係数aをエンジン回転数と負荷に応じて変化させ、傾きbをEGR弁55の開度(流路の幾何学的形状)に応じて変化させ、目標EGR弁開口面積AevをAev=a×Aevsbとして演算する構成により、外部EGR量を精密に制御できる。
【0063】
ところで、冷機時に低温予混合燃焼を実現しようとした場合、燃焼室壁の温度が低くなるのに伴って、着火遅れ期間は長くなるものの、圧縮端圧力が低くなる。圧縮行程で筒内に生じる最高圧力である圧縮端圧力が低くなると、燃料の微粒化が悪化するとともに気化率が低下して燃料と空気の混合が十分に行われず、低温予混合燃焼が必要とする予混合燃料の生成と着火遅れ期間の制御ができないことにより、低温予混合燃焼の実現が不十分となってしまい、NOxとPMが増加する。
【0064】
これに対処して、コントローラ60は筒内圧力センサ62からの信号を基に圧縮端圧力を検出し、検出される圧縮端圧力を目標値に近づけるように燃料のパイロット噴射量(初期噴射量)を制御するとともに、パイロット噴射量に基づいて内部EGR量を演算し、外部EGR量と演算された内部EGR量のトータルしたEGR量を要求される目標EGR量に近づけるようにEGR弁55の開度を制御するようになっている。
【0065】
コントローラ60は、図5に示すように、シリンダ内の圧力を検出する筒内圧力センサ62からの信号を基に圧縮端圧力を検出する圧縮端圧力検出手段103と、エンジンの運転状態に応じて要求される圧縮端圧力を設定する目標圧縮端圧力設定手段104と、水温センサによって構成されるエンジン冷却水温検出手段101と、検出される冷却水温Twに応じて目標パイロット噴射量を設定する目標パイロット噴射量設定手段102と、検出される圧縮端圧力を要求される圧縮端圧力に近づけるように目標パイロット噴射量を補正するパイロット噴射量補正手段105と、パイロット噴射量に基づいて内部EGR量を演算する内部EGR量演算手段106とを備える。目標外部EGR量演算手段108は、目標EGR量から後述する内部EGR量を減算した値を目標外部EGR量TQeとして演算する。
【0066】
以下コントローラ60で実行される上記した制御内容について、図6に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0067】
このフローチャートはエンジン回転に同期して繰り返されるもので、ステップS1でエンジン回転数Ne、冷却水温Tw等の各種エンジン運転条件を読み込む。
【0068】
ステップS2では目標圧縮端圧力を図7に示す特性に基づきエンジン回転数Ne、冷却水温Twに応じて算出する。図7において、目標圧縮端圧力はエンジン回転数Neが上昇するのにしたがって次第に高くなるとともに、冷却水温Twが上昇するのにしたがって低くなるように設定されている。
【0069】
ステップS3では目標パイロット噴射量を図8に示す特性に基づきエンジン回転数Ne、冷却水温Twに応じて算出する。図8において、目標パイロット噴射量はエンジン回転数Neが所定値を超えるまで一定であり、所定値を超えて上昇するのにしたがって次第に減るとともに、冷却水温Twが低下するのにしたがって増えるように設定されている。
【0070】
ステップS4では筒内圧センサ62の出力を読込み、この出力値から圧縮端圧力を算出する。算出方法は、この出力値(圧縮端圧力)の変化率とクランク角度位置より外挿(補外)して圧縮端圧力を推定して求める。
【0071】
ステップS5ではパイロット噴射量補正量を図9に示す特性に基づき算出された圧縮端圧力と目標圧縮端圧力の差に応じて算出する。図9において、パイロット噴射量補正量は(圧縮端圧力−目標圧縮端圧力)が高くなるのにしたがって次第に減少するように設定されている。
【0072】
ステップS6では内部EGR量を図10に示す特性に基づきパイロット噴射量に応じて算出する。図10において、内部EGR量はパイロット噴射量が増えるのにしたがって次第に増加するように設定されている。
【0073】
ステップS7では現在の運転条件により要求される目標EGR量を図11に示す特性に基づきエンジン回転数Neとエンジンの発生トルク(燃料噴射量Qf)に応じて算出する。図11において、要求される目標EGR量はエンジン回転数Neが上昇するのにしたがって次第に減少し、エンジンの発生トルクが増えるのにしたがって段階的に減少するように設定されている。
【0074】
そして、ステップS8では、目標外部EGR量をステップS7で算出された目標EGR量からステップS6で算出された内部EGR量を減算して求め、制御を終了する。
【0075】
以上のように構成され、次に全体的な作用について説明する。
【0076】
冷機時に低温予混合燃焼を実現しようとした場合、燃焼室壁の温度が低くなるのに伴って、着火遅れ期間は長くなるものの、圧縮端圧力が低くなる。圧縮行程で筒内に生じる最高圧力である圧縮端圧力が低くなると、燃料の微粒化が悪化するとともに気化率が低下して燃料と空気の混合が十分に行われず、低温予混合燃焼が必要とする予混合燃料の生成と着火遅れ期間の制御ができないことにより、低温予混合燃焼の実現が不十分となってしまい、NOxとPMが増加する。
【0077】
燃焼室壁の温度が低くなる冷機時に、パイロット噴射された燃料が燃焼することにより圧縮端圧力を高められる。検出される圧縮端圧力を目標値に近づけるように燃料のパイロット噴射量を制御することにより、冷機時にも圧縮端圧力が適正に維持され、燃料の微粒化と気化が促されて燃料と空気の混合がはかれ、予混合燃料の生成が十分に行われて低温予混合燃焼を実現する。
【0078】
また、パイロット噴射された燃料が燃焼することによって不活性な内部EGRガスがつくられるが、内部EGRガス量に対応してEGR通路54から導かれる外部EGR量を減らすことにより、メイン噴射された燃料が燃焼するまでの間に燃焼室56に存在する不活性なEGRガス量を適正にし、燃焼温度を下げて良好な低温予混合燃焼を実現する。パイロット噴射量に基づいて内部EGR量を演算し、この内部EGR量と外部EGR量を合わせたEGR量を目標値に近づけるようにEGR弁55の開度を制御することにより、トータルしたEGR量を的確に調節することができ、NOxとPMのトレードオフの関係を改善できる。
【0079】
検出される圧縮端圧力を目標値に近づけるフィードバック制御を、検出される冷却水温が所定値より低い冷機時に限定して行ってもよい。この場合、冷機時に圧縮端圧力が適正に維持され、良好な低温予混合燃焼が実現され、NOxとPMを同時に低減できる。暖機後は圧縮端圧力を目標値に近づけるフィードバック制御を止めても、圧縮端圧力が十分に確保され、良好な低温予混合燃焼を実現できる。
【0080】
また、筒内圧センサ62で検出された実際の圧縮端圧力を目標圧縮端圧力に近づけるように、次気筒または次回のパイロット噴射時にパイロット噴射制御を行ってもよい。
【0081】
さらに、冷機時を判定するのに設けられるエンジン温度検出手段として、エンジン冷却水温度を検出するセンサのかわりにエンジン潤滑油温度を検出するセンサを設けてもよい。
【0082】
他の実施の形態として、図12に示すように、パイロット噴射時期を運転条件に応じて設定し、圧縮端圧力を目標値に近づけるようにパイロット噴射時期を補正してもよい。これにより、冷機時に圧縮端圧力が適正に維持され、良好な低温予混合燃焼が実現され、NOxとPMを同時に低減できる。
【0083】
さらに他の実施の形態として、パイロット噴射量またはパイロット噴射時期の補正値に基づいて学習値を演算して記憶させ、学習値を用いてパイロット噴射を行ってもよい。この場合、実際の圧縮端圧力を目標値に速やかに近づけられる。
【0084】
また、さらなる実施の形態として、図13に示すように、コモンレール噴射システムにおいては、コモンレール圧を調節して目標圧縮端圧力が得られるようにパイロット噴射を制御してもよい。この場合、噴射圧が補正されるため、燃料の微粒化や気化においてより一層の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体構成図。
【図2】同じく燃料供給系統の構成図。
【図3】同じく燃料噴射弁の断面図。
【図4】同じく排気還流系統の構成図。
【図5】同じく制御系の構成図。
【図6】同じく制御内容を示すフローチャート。
【図7】同じく目標圧縮端圧力とエンジン回転数および冷却水温の関係を示す特性図。
【図8】同じく目標パイロット噴射量とエンジン回転数および冷却水温の関係を示す特性図。
【図9】同じくパイロット噴射量補正量と(圧縮端圧力−目標圧縮端圧力)の関係を示す特性図。
【図10】同じく内部EGR量とパイロット噴射量の関係を示す特性図。
【図11】同じくEGR量とエンジン回転数およびトルクの関係を示す特性図。
【図12】同じくパイロット噴射時期と(圧縮端圧力−目標圧縮端圧力)の関係を示す特性図。
【図13】同じくコモンレール圧補正量と(圧縮端圧力−目標圧縮端圧力)の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1 燃料噴射弁
22 電磁弁
26 コモンレール
51 ディーゼルエンジン
55 EGR弁
60 コントローラ
61 リフトセンサ
62 筒内圧力センサ
Claims (8)
- メイン噴射によって低温予混合燃焼を実現するディーゼルエンジンにおいて、
エンジン温度を検出するエンジン温度検出手段と、
エンジン温度に応じて目標パイロット噴射量を設定する目標パイロット噴射量設定手段と、
エンジンの運転状態に応じて目標圧縮端圧力を演算する目標圧縮端圧力設定手段と、
圧縮端圧力を検出する圧縮端圧力検出手段と、
エンジン温度が所定値よりも低い冷機時に、パイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正して、圧縮端圧力を高めて目標圧縮端圧力に近づけることで、冷機時に圧縮端圧力を適正に維持して低温予混合燃焼を実現するパイロット噴射補正手段と、
前記パイロット噴射補正手段によって補正されたパイロット噴射量又はパイロット噴射時期に基づいて、エンジンの運転状態に応じて排気管よりEGR通路を通って燃焼室内に還流される目標外部EGR量を補正して設定する目標外部EGR量設定手段と、
前記設定された目標外部EGR量を実現するようにEGR弁を制御する外部EGR制御手段と、
を備えることを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記圧縮端圧力検出手段は、圧縮圧力の変化率から圧縮端圧力を推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記パイロット噴射補正手段は、前記圧縮端圧力検出手段による圧縮端圧力検出時の次気筒または次回のパイロット噴射時に圧縮端圧力を高めて目標圧縮端圧力に近づけるようにパイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記目標外部EGR量設定手段は、
前記パイロット噴射補正手段によって補正されたパイロット噴射量又はパイロット噴射時期に基づき内部EGR量を演算するとともに、
前記エンジンの運転状態に応じて要求される目標EGR量を演算し、
前記目標外部EGR量を前記目標EGR量より前記内部EGR量を減算した値とする、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記目標外部EGR量設定手段は、検出されるエンジン温度が所定値より低い冷機時に前記内部EGR量を大きく演算する、
ことを特徴とする請求項4に記載のディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記目標圧縮端圧力設定手段は、検出されるエンジン温度が所定値より低い冷機時に前記目標圧縮端圧力を高める、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記パイロット噴射補正手段は、前記パイロット噴射量又はパイロット噴射時期の補正値に基づいて学習値を演算して記憶させ、その学習値を用いてパイロット噴射量又はパイロット噴射時期を補正する、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの制御装置。 - 前記圧縮端圧力検出手段は、筒内圧力を検出する筒内圧センサで構成した、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のディーゼルエンジンの制御装置。
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