JP4065501B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、スキャナ、ファクシミリ装置等の画像読取装置に関し、特に、光走査部を停止させた状態で原稿を移動させながら原稿を読取る場合の原稿読取装置、すなわち光走査部の停止位置の設定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画像読取装置において、原稿に光を照射する光走査部を所定の原稿読取位置に停止させた状態で、自動原稿給送装置(ADF:Auto Document Feeder)により原稿を移動させながら原稿(原稿情報、原稿画像)を読取る所謂、流し読み機能を備えた装置が知られている。このADFは、一般にオプションで提供され、原稿読取装置本体に対して、着脱可能に構成されている。
【0003】
この種の画像読取装置では、ADFと原稿読取装置本体における原稿読取位置との位置関係はADFの取り付け位置や各構成部品のバラツキ等により、目標としている位置関係にならない場合がある。
【0004】
この位置を調整する手法としては、例えば、特開2000-151925号に開示されているように、ADF搬送ローラ(プラテンローラ)の近傍で光走査部を順次停止させて搬送ローラに光を照射し、その反射光を原稿読取装置本体内のCCDイメージセンサなどの光電変換手段により読取り、反射光が最大となった上記停止位置を原稿読取位置とする手法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら、上記従来の手法では、プラテンローラの汚れ、原稿読取装置本体の電気的なノイズ等の要因により原稿読取位置を誤検出してしまう可能性があり、原稿読取時の画像先端ズレ、ピンボケ等の画像劣化を招く場合があった。
【0006】
さらに、ADFプラテンローラの近傍で光走査部を順次停止させてプラテンローラに光を照射し、その反射光をCCDにより読取った時に、反射光の量がどの停止位置でも変化が少ない場合、誤検出する確率が大きくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1に記載の画像読取装置は、原稿を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラと近接して配置されたシート部材とを備えた原稿給送装置を着脱可能に構成された画像読取装置において、前記原稿を光学的に走査する光走査手段と、前記光走査手段の位置を移動させる移動手段と、前記光走査手段により得られた光学像を光電変換する光電変換手段と、前記移動手段により前記光走査手段の位置を移動させながら前記シート部材を走査し、前記光電変換手段により読取ることで前記シート部材の端部位置を検出する検出手段と、前記光走査手段を停止させた状態で前記プラテンローラにより搬送される前記原稿を前記光電変換手段により読取る場合の前記光走査手段の停止位置を、前記検出手段の検出結果に基づいて設定する設定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、本発明を適用した画像読取装置の概略構成を示す断面図であり、本画像読取装置は画像読取装置100、この画像読取装置100に対して着脱自在に構成されたADF200を有している。また、図2は、画像読取装置100の読取部の上視図、図3は、画像読取装置100の流し読み部の詳細断面図である。
【0011】
ADF200は、給紙トレー205にセットされた原稿を搬送ローラ203,204により、画像読取装置100の流し読みガラス122に搬送し、回収する。この際、原稿は、ADF200に取り付けられたプラテンローラ201と画像読取装置100の流し読みガラス122との間を通過し、その通過過程で画像読取装置100内のコンタクトイメージセンサ(以下、CISと記載)110により光学的に走査されて原稿画像情報が読取られる。
【0012】
図3に示すように、画像読取装置100に内蔵されたCIS110は、原稿面に対して光を照射するランプ111、前記ランプ111により照射された原稿からの反射光(又は透過光)を光電変換手段であるイメージセンサ113に導くためのレンズ112、及び前記イメージセンサ113を有し、それぞれがケーシング114の内部に一体に収められている。
【0013】
また、図2に示すように、CIS110は、タイミングベルト126によってモータ125と結ばれ、モータ125の回転駆動により原稿台ガラス121及び流し読みガラス122と平行に移動する。ポジションセンサ124は、CIS110のホームポジション位置を検知するためのセンサであり、ポジションセンサ124の位置を基準としてモータ125を正転、逆転することによりCIS110を移動し、原稿台ガラス121又は流し読みガラス台122上の原稿を光学的に走査する。
【0014】
モータ125は、ステッピングモータにより構成されている。このモータ125にはエンコーダ402(図4参照)が接続されており、このエンコーダ402に出力により、CIS110が何パルス分移動したかを認識できるようになっている。換言すれば、ポジションセンサ124の検出出力とエンコーダ402からのエンコーダパルスにより、CIS110の位置を検知することができる。
【0015】
原稿からの反射光(又は透過光)は、セルフォックレンズ112によって導かれ、イメージセンサ113に集光される。イメージセンサ113は、原稿情報を反映した上記反射光を光電変換し、電子的な画像信号として出力する。
【0016】
このような構成のもとで、本実施形態の原稿読取装置は、CIS110を原稿読取位置に停止させた状態で、ADF200により原稿を搬送させながら原稿画像情報を読取るADF原稿読取(流し読み)モードと、原稿を原稿台ガラス106上に固定的に載置して、CIS110を副走査方向に移動させながら原稿情報を読取る原稿ガラス台原稿読取(固定読み)モードの2つのモードで原稿情報を読取ることが出来る。
【0017】
図3は、本実施形態で使用するCIS110近傍の構成を示す図である。本実施形態のADF200は、プラテンローラ201の原稿搬送方向の上流側に、前記プラテンローラ201と近接して配置された白色のシート部材210を備えている。白色シート部材210としては、例えば、マイラー(帝人デュポンフィルム社の商品名)などのポリエステルフィルムが用いられる。この白色シート部材210は、流し読みガラス122と略平行に配置されている。なお、白色シート部材としては、ポリエステルフィルム以外の部材(例としては、白い紙)を用いてもかまわない。
【0018】
また、プラテンローラ201に最も近接する白色シート部材210の先端位置211は、プラテンローラ201と接触しないように、若干離して配置される。ここで、CIS110の読取り方向(すなわち、流し読みガラス122に垂直な方向)において、CIS110側からプラテンローラ201及び白色シート部材210を見た場合に、CIS110の主走査方向における画像読取り範囲の略全域において、白色シート部材210によりプラテンローラ201表面の一部が隠れるような位置に、白色シート部材210が配置される。
【0019】
ADF原稿読取(流し読み)モード時には、原稿が搬送されていない場合に、プラテンローラ201表面の白色シート部材210で覆われていない部分をCIS110により読取ることのできる位置に、CIS110の読取位置(停止位置)が設定される。なお、白色シート部材210の先端位置211が、プラテンローラ201に接触するように配置してもかまわない。
【0020】
ここで、本実施形態の白色シート部材210を設けたことによる輝度低下の軽減効果を、図3及び図4を用いて説明する。図4は、白色シート部材210を設けていない画像読取装置100の流し読み部の断面図である。図3及び図4では、原稿搬送方向の上流側(図面左側)にある照明手段111から照射され、原稿302を透過した光の経路を模式的に示してある。また、流し読みモードで読取りを行なう場合に、プラテンローラ201中心直下より原稿搬送方向の上流側にずれた位置において読取る例について示している。
【0021】
図3において、原稿302を透過した光は、白色シート部材210によりCIS110の方向に反射される。これに対し図4では、白色シート部材210が設けられていないため、原稿302を透過した光はプラテンローラ201によってCIS110が存在しない方向に反射されてしまう。図3のように、白色シート部材210を設けたことによって、より多くの光が原稿302を裏面から照射していることがわかる。このように白色シート部材210を設けることにより、流し読みモードにおける読取り位置が、プラテンローラ201中心直下から原稿搬送方向の上流側に離れた場合の輝度低下を軽減することができる。
【0022】
図5は、本実施形態における画像読取装置の制御系の概略構成を示すブロック図である。本画像読取装置は、原稿を搬送するためのプラテンローラ201、給紙ローラ202、搬送ローラ203,204を各々回転駆動するローラモータ300、CIS110を副走査方向に移動させるモータ125、原稿に光を照射するランプ111、原稿からの反射光(又は透過光)を光電変換するイメージセンサ113、イメージセンサ113の出力信号をA/D変換するA/D変換回路401、モータ125に接続されたエンコーダ402、CIS110をホームポジションに位置決めするためのポジションセンサ124、ADF原稿読取(流し読み)モードにおける正規の原稿読取位置を設定するためのバックアップRAM403、装置全体を制御するスキャナコントローラ404を有している。なお、スキャナコントローラ404は、後述するフローチャートを実行するためのプログラム等の各種プログラムが格納されたROM405を含んでいる。
【0023】
スキャナコントローラ404は、ポジションセンサ124の検出出力とエンコーダ402からのエンコーダパルスに基づいてCIS110の位置を検知するとともに、A/D変換回路401によってデジタル化されたCCDイメージセンサ113の出力信号に基づいて白色シート部材210のエッジ位置を検知し、検知した白色シート部材210のエッジ位置から所定距離移動した位置をADF原稿読取モードにおける正規の原稿読取位置としてバックアップRAM403に保存(設定)する。
【0024】
このADF原稿読取モードにおける原稿読取位置の検知、設定動作は、ADF200が画像読取装置100に取り付けられた際に行っても、ADF原稿読取モードでの読取動作をオペレータからの指示される毎に行っても良く、或いは本画像読取装置の電源が投入された際に行っても良い。何れの場合でも、1枚1枚の原稿を読取る毎に、それら各原稿の読取り動作に先立って、その都度原稿読取位置検知・設定を行うわけではないので、迅速に原稿読取を行うことが可能である。
【0025】
原稿読取位置の検知・設定のタイミングは、オペレータが任意に選択できるようにするのが望ましい。例えば、所定のキーを操作することにより、任意のタイミングで原稿読取位置の検知・設定を実行させることも可能である。このように構成することで、ADF200を手で触れた場合に、ADF200と画像読取装置100との接続機構が位置ズレを引き起こす可能性がある場合等に特に有効となる。
【0026】
次に、ADF原稿読取(流し読み)モードにおける原稿読取位置(CIS110の停止位置)の検知・設定処理を、図6のフローチャートに基づいて説明する。スキャナコントローラ404は、ROM405に格納されたプログラムに従ってこのフローチャートを実行する。
【0027】
まず、モータ125を駆動制御することにより、ホームポジションセンサ124により検出されたホームポジション位置にCIS110が位置する状態から予め設定されたパルス数分、プラテンローラ201の方向に(すなわち図1、図3の左方向に向かって)CIS110が白色シート部材210を読取ることのできる位置までCIS110を移動させた後、停止させる(ステップS1)。
【0028】
次に、スキャナコントローラ404は、ランプ111を点灯させてプラテンローラ201及び白色シート部材210を照射し(ステップS2)、イメージセンサ113により読取らせる。イメージセンサ113から出力され、A/D変換回路401にてデジタル信号に変換された信号を読取る(ステップS3)。そして、その1ライン分のデータにおける主走査方向中央付近のn画素を平均し、その検知ポイントとリンクさせて保存する(ステップS4)。
【0029】
そして、モータ125にmパルス供給することで、CIS110を原稿搬送部の下流側へ(図1、図3の右方向に向かって)移動させ(ステップS5)、移動したポイントが検知終了ポイントでなければ(ステップS6)、ステップS3に戻り、同様にステップS4、S5を実行する。ステップS6において検知終了ポイントまで達している場合には、ランプ111を消灯する(ステップS7)。
【0030】
図7は、ステップS4において保存されているデータ、すなわちイメージセンサ113から出力された主走査n画素分のデータを平均し、検知ポイントとリンクさせたデータを示す図である。このデータの中から最小値(MIN値)を検出し(ステップS8)、MIN値が検出された位置から原稿搬送部上流側で部材先端検出用閾値(閾値1)を超える位置を検出する。そして、その検出ポイントを部材先端位置Y1とする(ステップS9)。
【0031】
ここで、部材先端位置Y1から原稿読取位置Yまでの距離X1は予め設定されており、検出された部材先端位置Y1と予め設定された距離X1とを用いて原稿読取位置YをY=Y1-X1の式より求め、バックアップRAM403に保存することでADF原稿読取(流し読み)モードにおける原稿読取位置(CIS110の停止位置)の設定処理を終了する(ステップS10)。原稿読取位置YをY=Y1-X1のY、Y1はHPセンサを基準とした値である。
【0032】
このように、白色シート部材211の先端を検出することによって、原稿読取位置Yを設定することで、副走査方向の読取位置によってプラテンローラ201からの反射光量の変化が少ない場合であっても、適切に原稿読取位置Yを設定することが出来、原稿読取時の画像先端ズレやピンボケ等の画像劣化を防止することが出来る。
【0033】
なお、先端検出時の行うときの移動方向は検知スタートポイントと検知終了ポイントをいれかえて、上記の逆方向にスキャンしてもよい。
【0034】
(第2の実施形態)
図8は、ADF原稿読取(流し読み)モードにおける原稿読取位置(CIS110の停止位置)の検知・設定処理を実行する第2の実施形態のフローチャートである。スキャナコントローラ404は、ROM405に格納されたプログラムに従ってこのフローチャートを実行する。なお、原稿読取装置の構成は第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
【0035】
まず、モータ125を駆動制御することにより、ホームポジションセンサ124により検出されたホームポジション位置にCIS110が位置する状態から予め設定されたパルス数分、プラテンローラ201の方向に(すなわち図1、図3の左方向に向かって)CIS110が白色シート部材210を読取ることのできる位置までCIS110を移動させた後、停止させる(ステップS1)。
【0036】
次に、スキャナコントローラ404は、ランプ111を点灯させてプラテンローラ201及び白色シート部材210を照射し(ステップS2)、イメージセンサ113により読取らせる。イメージセンサ113から出力され、A/D変換回路401にてデジタル信号に変換された信号を読取る(ステップS3)。そして、その1ライン分のデータにおける主走査方向中央付近のn画素を平均し、その検知ポイントとリンクさせて保存する(ステップS4)。
【0037】
そして、モータ125にmパルス供給することでCIS110を原稿搬送部下流側へ(図1、図3の右方向に向かって)移動させ(ステップS5)、移動したポイントが検知終了ポイントでなければ(ステップS6)、ステップS3に戻り、同様にステップS4、S5を実行する。ステップS6において検知終了ポイントまで達している場合には、ランプ111を消灯する(ステップS7)。
【0038】
図9は、ステップS4において保存されているデータ、すなわちイメージセンサ113から出力された主走査n画素分のデータを平均し、検知ポイントとリンクさせたデータを示す図である。このデータの中から最小値(MIN値)を検出し(ステップS8)、MIN値が検出された位置から原稿搬送部上流側で部材先端検出用閾値(閾値1)を超えた値を検出する。そして、その検知ポイントを部材先端位置Y1とする(ステップS9)。
【0039】
次に、検出したMIN値の上流側、下流側それぞれにおいて、白色シート部材210とプラテンローラ201間の距離検出用閾値(閾値2)以下の区間を検知し、白色シート部材先端位置Y1からプラテンローラ201の白色シート側端部位置Y2までの距離X2を検出する(ステップS10)。
【0040】
ここで、プラテンローラ201の白色シート部材側端部位置Y2から原稿読取位置Yまでの距離X3は予め設定されており、検出された部材先端位置Y1と、Y1からプラテンローラ201の端部位置Y2までの距離X2とを用いて原稿読取位置YをY=Y1-X2-X3の式より求め、バックアップRAM403に保存することでADF原稿読取(流し読み)モードにおける原稿読取位置(CIS110の停止位置)の設定処理を終了する(ステップS11)。
【0041】
原稿読取位置YをY=Y1-X2-X3のY、Y1はHPセンサを基準とした時の値である。
【0042】
なお、ここでは、部材先端検出用の閾値1と距離検出用の閾値2は同じ値であるものとして説明したが、異なる閾値を設定するようにしてもかまわない。
【0043】
また、先端検出時の行うときの移動方向は検知スタートポイントと検知終了ポイントをいれかえて、上記の逆方向にスキャンしてもよい。
【0044】
(第3の実施形態)
上記した各実施形態の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0045】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プラテンローラの汚れや原稿読取装置本体の電気的なノイズ等に左右されること無く、また、プラテンローラを光走査手段で走査した際に、反射光量の変化が少ない場合でも、光走査手段の停止位置(原稿読取位置)を適切に設定することが可能になる。また、原稿給送装置の取り付け位置にバラツキが生じた場合であっても、原稿読取位置を適切に設定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における画像読取装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態における画像読取装置の読取部の上視図である。
【図3】本発明の実施形態における画像読取装置の流し読み部の詳細断面図である。
【図4】従来の画像読取装置の流し読み部の詳細断面図である。
【図5】図1の画像読取装置における制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態による原稿読取位置の設定処理を示すフローチャートである。
【図7】第1の読取位置検知方法を説明するための読取信号を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態による原稿読取位置の設定処理を示すフローチャートである。
【図9】第2の読取位置検知方法を説明するための読取信号を示す図である。
【符号の説明】
100 画像読取装置
110 コンタクトイメージセンサ(CIS)
111 キセノン管
112 セルフォック・レンズ・アレイ
113 イメージセンサ
114 ケーシング
121 原稿台ガラス
122 流し読みガラス
123 ジャンプ台
124 ポジションセンサ
125 モータ
126 ベルト
200 ADF
201 プラテンローラ
202 給紙ローラ
203 搬送ローラ
204 搬送ローラ
205 給紙トレー
206 排紙トレー
210 白色シート部材
211 白色シート部材先端位置

Claims (6)

  1. 原稿を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラと近接して配置されたシート部材とを備えた原稿給送装置を着脱可能に構成された画像読取装置において、
    前記原稿を光学的に走査する光走査手段と、
    前記光走査手段の位置を移動させる移動手段と、
    前記光走査手段により得られた光学像を光電変換する光電変換手段と
    前記移動手段により前記光走査手段の位置を移動させながら前記シート部材を走査し、前記光電変換手段により読取ることで前記シート部材の端部位置を検出する検出手段と、
    前記光走査手段を停止させた状態で前記プラテンローラにより搬送される前記原稿を前記光電変換手段により読取る場合の前記光走査手段の停止位置を、前記検出手段の検出結果に基づいて設定する設定手段と、
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記シート部材は、ポリエステルフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記シート部材は、前記プラテンローラによる原稿搬送方向の上流側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記設定手段は、前記検出手段により検出された前記シート部材の端部位置から所定距離だけ離れた位置を前記光走査手段の停止位置として設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記検出手段は、前記光走査手段により前記プラテンローラ及び前記シート部材を走査し、前記光電変換手段により読取ることで得られたデータを所定の閾値と比較することで、前記シート部材の端部位置を検出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記シート部材は、前記原稿に対して前記光走査手段が設けられた側とは反対側から光を反射する輝度低下防止部材であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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