JP4064953B2 - 優先的酸化触媒の製造方法およびprox反応用触媒 - Google Patents

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Description

本発明は、特に蒸気改質後に一酸化炭素の優先的酸化に使用される改善された優先的酸化触媒およびその触媒を製造する方法に関する。さらに詳しくは、本発明は一酸化炭素の濃度を低減して約50ppm未満の一酸化炭素を含む処理された燃料ガスの流れを生成するための安定な優先的酸化触媒およびその触媒を製造する方法に関する。また、本発明は、一酸化炭素の優先的酸化における触媒の使用に関する。
燃料セルは、反応によって生成された化学エネルギを直接、電気エネルギに変換する電気化学装置である。例えば、一種の燃料セルは、陽子のみを燃料セルの陽極と陰極との間に通過させるポリマー電解膜(PEM)を含む。陽極で、2原子水素(燃料)は反応されてPEMを通過する陽子を生成する。この反応によって生成された電子は、燃料セルの外側で電流を形成する回路を通過する。陰極で、酸素は還元され、陽子と反応して水を形成する。
典型的な燃料セルは、約1DCボルトまでの端子電圧を有する。さらに大きな電圧を生成する目的で、数個の燃料セルを結合させて燃料セル積層という配列を形成してもよい。
燃料セルシステムは、炭化水素(例えばメタン)を燃料セル積層用の燃料の流れに変換する燃料加工装置を含めてもよい。具体例としての燃料加工システムは、特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されている。
炭化水素燃料を水素に変換するために一般的に使用される2つの反応は、式(1)および(2)に示されている。
(1) 1/2O+CH→2H+CO
(2) HO+CH→3H+CO
式(2)に示されている反応は一般に蒸気改質と呼ばれている。反応は両方ともプラチナのような触媒(触媒改質)の存在下で約600℃〜1,100℃の温度で行われる。これらの反応によって生成されたCOは一般に10,000ppmよりも多い量で存在する。燃料加工装置が高温で操作されるので、このCOは一般に、燃料加工装置における触媒に影響を及ぼさない。しかしながら、この改質物が、より低い温度で(例えば、100℃未満)作動する従来技術による燃料セルシステムに通されると、COは、自身が触媒部位に結合することによって燃料セルにおける触媒を損ない、セルにおける水素の反応を妨げる。このようなシステムにおいては通常、COレベルを100ppm未満に低減して燃料セル触媒への損傷を回避する必要がある。このような理由で、燃料加工装置は、生成されたCOを低減するために追加の反応および処理を採用してもよい。例えば、この目的を達成するために使用可能な2つの追加反応は式(3)および(4)に示されている。式(3)に示されている反応は一般的にシフト反応と呼ばれ、式(4)に示されている反応は一般的に優先的酸化(PROX)と呼ばれている。
(3) CO+HO→H+CO
(4) CO+1/2O→CO
シフト反応を達成するための様々な触媒および操作条件が公知となっている。例えば、反応は、担持されたプラチナの存在下で約300〜600℃の温度で行われてもよい。その他の触媒および操作条件も公知である。この温度範囲で作動するこのようなシステムは通常、高温シフト(HTS)システムと呼ばれている。シフト反応は、遷移金属酸化物に担持された銅のような他の触媒の存在下で、100〜300℃の低温で行われてもよい。この温度範囲で作動するシステムは通常、低温シフト(LTS)システムと呼ばれている。他の触媒および操作条件も公知である。実用的な意味では、通常、シフト反応を使用してCOレベルを約1,000〜10,000ppmまで低減してもよいが、平衡反応において、COレベルをさらに低くすることは理論的に可能である。
さらにCOを低減するためにPROX反応を使用してもよい。PROX反応は一般的に、100〜200℃のようなシフト反応よりも低い温度で行われる。PROX反応は、プラチナまたはアルミナ上に(例えばAl−O−Ptの形式で)担持されたプラチナ等の酸化触媒の存在下で行われてもよい。後者の触媒の作成は、例えば、(a)スラリー状のアルミナ(Al)でハニカムを洗浄し、乾燥させ、次に被膜をプラチナに含浸させてアルミナ上に担持された触媒プラチナを生成するステップと、ステップ(a)から得られたアルミナ上に担持された触媒プラチナを300〜700℃でか焼するステップとを備える。この触媒は、使用されたプラチナの量およびその作成によって、PROX反応における一酸化炭素の濃度を低減する能力に大きな違いを示す。それにもかかわらず、これらの触媒では、Hの存在下で約1〜6%の一酸化炭素を50ppm未満まで安定して低減することができなかった。このように、PROX反応においては、一酸化炭素の濃度を安定して低減可能であることによって約50ppm未満の一酸化炭素を含む処理された燃料ガスの流れを生成するPROX反応触媒が必要とされている。
米国特許明細書6,207,122号 米国特許明細書6,190,623号 米国特許明細書6,132,689号
従って、本発明の目的は、一酸化炭素の濃度を低減することによって、約50ppm未満の一酸化炭素を含む処理された燃料ガスの流れを300℃より低い温度で生成して触媒が不活性化することを抑制するための安定なPROX反応触媒を提供することである。
また、本発明の他の目的は、上述のPROX反応触媒を製造する方法を提供することである。
さらに、本発明のさらに他の目的は、含まれる一酸化炭素の濃度を50ppm未満まで低減するためのPROX反応における触媒を使用することである。
これらの目的を達成するために、本発明の一態様による安定なPROX反応触媒を製造する方法は、以下のステップを備える:
(a)アルミナ上に担持された触媒プラチナを製造し;
(b)ステップ(a)からの触媒を300〜600℃で2〜4時間か焼し;
(c)ステップ(b)から得られた触媒を水素と300℃〜600℃で2〜4時間接触させて触媒を還元し;そして
(d)ステップ(c)からの還元された触媒における温度を100℃未満に低下させて、次に触媒を予め定められた溶媒および/またはガスと接触させる一方で温度を300℃〜600℃に上げる。
ステップ(a)において、アルミナ上に担持された触媒プラチナは、例えば、スラリー状のアルミナでハニカムを洗浄し、100℃より高い温度で乾燥し、乾燥物にプラチナを含浸し、100℃より高い温度で乾燥することによって生成されてもよい。
また、ステップ(a)において、アルミナ上に担持された触媒プラチナは、例えばペレット、ビーズおよび粉を担体として使用することによって製造されてもよい。
ステップ(d)において使用される好ましい溶媒は、H−O結合および/またはC−H−O結合を有する。これらの溶媒は、水(HO)、アルコール(R−OH式中Rはアルキル基から選ばれる)、水酸化アンモニウム(NHOH)、ガソリン、過酸化水素(H)および塩酸(HCl)を含むが、それらに限定されない。これらの溶媒は、単独または組み合わせで使用可能である。
ステップ(d)において使用される好ましいガスは、H-O結合を有する。これらのガスは、例えば水素(H)、酸素(O)、オゾン(O)、メタン(CH)、プロパン(C)およびブタン(C10)を含むが、それらに限定されない。これらのガスは、単独または組み合わせで使用可能である。
本発明の他の態様において、本発明の方法によって製造された改善された安定なPROX反応触媒は、全体的に長円形のPt−Al配列を有し、Ptの含有率は0.5〜7重量%である。
本発明によるPROX反応触媒は、アルミナ担体上に分散されたプラチナ金属を含み、全体的に球状というよりも長円形を有する。結果として、優先的酸化触媒は、一酸化炭素に対するよりも酸素に対してより強い結合を有する。従って、プラチナに吸着された一酸化炭素は、酸素の存在下で容易に脱離されるが、これは一酸化炭素の代わりに酸素がプラチナに吸着されるからである。これは、図6を参照すれば当業者にとって明らかである。
本発明によって、プラチナはPt−Alの形状でアルミナ上に直接結合されるが、従来技術の触媒は、Pt−O−Alの形状で酸素元素によってアルミナに間接的に結合される。Pt−Al構造は、プラチナの安定性の増加を引き起こし且つ触媒の不活性化を抑制する。
また、本発明によると、約0.1〜2%の水素がアルミナ上に吸着されることによって、アルミナ上の酸化されたプラチナが容易に還元可能な状況を与える。
本明細書で使用されているように、記号「LR5Pt/Al」または「5Pt/Al」は、例えば上述の方法を含む従来の方法によって製造された従来のPROX反応触媒を表す。
本明細書で使用されているように、記号「W5Pt/Al」は、本発明によるPROX反応触媒を表す。
本明細書で使用されているように、「低温」なる表現は、特に明記しない限り、約300℃より低い温度として理解されるべきである。
本明細書で使用されているように、「高温」なる表現は、特に明記しない限り、約300℃より高い温度として理解されるべきである。
以下に、本発明は、添付する図面および表を参照してより詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明のPROX反応触媒が、従来の触媒のPt−O−AlではなくPt−Al配列を有することは明らかである。LR5Pt/Al触媒は従来の触媒を表し、W5Pt/Alは本発明のPROX反応触媒を表す。図1の左側グラフはPt 4d XPSスペクトル(X線光電子分光)であり、右側グラフはPt4d5/2XPSスペクトルのデコンヴォルーションを表す。右側グラフにおいて、W5Pt/Al触媒におけるPt4d5/2電子の軌道の結合エネルギのグラフは、+方向の移動による金属PtLR5Pt/Alに類似している。これは、本発明のPROX反応触媒(W5Pt/Al)が、従来の触媒のPt−O−Alではなく、Pt−Al配列を有することを意味する。本発明のPROX反応触媒におけるPt−Al配列も、以下の表1に示されるXPS線データによって検証される。表1に示されているように、W5Pt/AlおよびLR5Pt/Alの点線の面積比はそれぞれ0.63および0.37である。このデータは、本発明のPROX反応触媒がPt−Al状の合金に非常に類似していることを示す。Pt−Al型のPROX反応触媒は、プラチナの結合安定性の増加を引き起こし且つPROX反応触媒が不活性化することを抑制する。
図2および3を参照すると、温度プログラムされた脱離(TPD)から、本発明のPROX反応触媒が、従来の触媒よりも多くの水素を吸着することは明らかである。このことは、周囲の水素が本発明のPROX反応触媒におけるアルミナ上にあふれたことを意味する。この吸着によって、アルミナ上に担持された酸化プラチナは容易に還元することができる。
また、図4および5を参照すると、本発明のPROX反応触媒が、温度プログラムされた還元(TPR)における従来の触媒よりも、本触媒のピークが高いので、Pt−Alのより安定な構造を有することはさらに明らかである。
図6を参照すると、本発明のPROX反応触媒は、一酸化物よりも酸素上に強い吸着を有する。
図7を参照すると、本発明のPt−Al合金型におけるPt金属は、2nm未満のサイズで分布される。
図8は、触媒のか焼温度がPROX反応における一酸化炭素の変換に影響を及ぼすことを示すグラフデータである。
図8を参照すると、本発明によるPROX反応触媒の製造における好ましいか焼温度は300℃と600℃との間であることがわかる。
本発明を以下の実施例でさらに説明する。これらの実施例は、本発明のみを例証するが、本発明の範囲を限定すると解釈されるものではない。
[実施の形態]
実施例1〜5は、溶媒ならびにガスの種類および該当する量を変化させて本発明の方法によってPROX反応触媒を製造するものであり且つPROX反応触媒の存在下で300℃より低い温度でCOレベルを低減するための優先的酸化を行うものである。使用された溶媒およびガスも以下の表2に示され、本発明の方法によって製造された触媒の評価が以下の表3に示される。
比較例1は、水およびガス処理を行わずに製造された触媒の性能を評価するものである。比較例1に使用された反応体は、4.0%の一酸化炭素(CO)、10%の二酸化炭素(CO)、1%のメタノール(CHOH)、4.1%の酸素(O)および残りのガスとしての水素(H)であった。PROX反応に使用された温度は20℃と200℃との間であった。
以下の実施例および比較例はすべて200時間連続して行われた。
ガンマアルミナ(200g)はボールミルで20時間水研ぎされてアルミナスラリー液を製造し、次に1インチあたり200個のガス連通セルを有するハニカム(15cm×15cm×10cm)はアルミナスラリーに湿潤させた。セルにおける過剰なスラリーは圧縮空気によって吹き飛ばされた。次に、これは120℃で12時間、乾燥され且つ10gのプラチナを含むクロロ白金酸塩水溶液に浸漬されて5重量%のプラチナ(C)がガンマアルミナに担持された。得られた触媒は120℃で12時間乾燥され、500℃で2時間か焼され、この温度で水素を使用して2時間還元された。還元された触媒を担持するハニカムは、10%の水(A)、1%の水素(B)および残りのガスとしての窒素を1時間通過させることによって接触される一方で80℃の開始温度から400℃まで温度を上昇させ次に1時間乾燥されて所望のPROX反応触媒を得た。得られた触媒を使用して、PROX反応は、表3に示された300℃よりも低い温度で行われた。結果は以下の表3に示されている。
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、成分(A)を10%の過酸化水素(H)に差し替え且つ成分(B)を1%のメタン(CH)に差し替えた。
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、成分(A)を10%のエタノール(COH)に差し替え且つ成分(B)を1%のプロパン(C)に差し替えた。
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、成分(A)を10%の水酸化アンモニウム(NHOH)に差し替え且つ成分(B)を1%のブタン(C10)に差し替えた。
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、成分(A)を10%の塩酸(HCl)に差し替え且つ成分(B)を1%の酸素(O)に差し替えた。
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、0.5重量%のプラチナ(C)を使用した。
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、7.0重量%のプラチナ(C)を使用した。
[比較例1]
ガンマアルミナ(200g)はボールミルで20時間水研ぎされてアルミナスラリー液を製造し、次に1インチあたり200個のガス連通セルを有するハニカム(15cm×15cm×10cm)はアルミナスラリーに湿潤させた。セルにおける過剰なスラリーは圧縮空気によって吹き飛ばされた。次に、これは120℃で12時間、乾燥され且つ10gのプラチナを含むクロロ白金酸塩水溶液に浸漬されて5重量%のプラチナ(C)がガンマアルミナに担持された。得られた触媒は120℃で12時間乾燥され、400℃で2時間か焼されることによって触媒処理されたハニカムが対照として使用された。このハニカムを使用して、優先的酸化は、より低い温度で行われた。結果は以下の表3に示されている。
[比較例2]
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、0.4重量%のプラチナ(C)を使用した。
[比較例3]
PROX反応は、実施例1の手順に従って製造された触媒を使用して行われたが、7.1重量%のプラチナ(C)を使用した。
本発明によるPROX反応触媒は、300℃よりも低い温度でPROX反応において一酸化炭素の高い変換率を有する。また、本発明によるPROX反応触媒は長く続く、200時間よりも長く続く活性を有する。
上記のように、本発明は実施例によって説明したが、当業者であれば、請求の範囲から逸脱することなく、本発明に種々の変化および修正がありうることを理解するであろう。
本発明の優先的酸化触媒(W5Pt/Al)がAl−O−Pt配列(LR5Pt/Al)ではなく、Al−Pt配列を有することを検証する実験データである。 本発明の優先的酸化触媒(W5Pt/Al)が従来の触媒(LR5Pt/Al)よりも強い水素の吸着性を有することを示す実験データである。 本発明の優先的酸化触媒(W5Pt/Al)が従来の触媒(LR5Pt/Al)よりも強い水素の吸着性を有することを示す実験データである。 本発明のPROX反応触媒(W5Pt/Al)の安定性を示す実験データである。 本発明のPROX反応触媒(W5Pt/Al)の安定性を示す実験データである。 本発明のPROX反応触媒が一酸化炭素よりもむしろ酸素に対して強い吸着性を有することを示すスペクトルデータである。 Pt―Al合金におけるPt金属の分布を示す顕微鏡写真である。 触媒のか焼温度がPROX反応における一酸化炭素の変換に影響を及ぼすことを示すグラフデータである。

Claims (6)

  1. 安定な優先的酸化触媒を製造する方法であって、
    (a)アルミナ上に担持された触媒プラチナを製造し、
    (b)上記ステップ(a)からの上記触媒を300〜600℃で2〜4時間か焼し、
    (c)上記ステップ(b)から得られた上記触媒を水素と300℃〜600℃で2〜4時間接触させて上記触媒を還元し、
    (d)上記ステップ(c)からの上記還元された触媒における温度を100℃未満に低下させて、次に上記触媒を予め定められた溶媒およびガスと接触させる一方で温度を300℃〜600℃に上げるステップを有することを特徴とする優先的酸化触媒の製造方法。
  2. 0.5〜7重量%のプラチナが前記アルミナ上に担持されていることを特徴とする請求項1に記載の優先的酸化触媒の製造方法。
  3. 上記ステップ(d)において使用されるガスは、水素(H)、酸素(O)、オゾン(O)、メタン(CH)、プロパン(C)およびブタン(C10)から成るグループより選ばれることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の優先的酸化触媒の製造方法。
  4. 請求項1に記載の方法によって製造されたPROX反応用触媒であって、上記触媒はPt−Al配列を有し、Ptの含有率は0.5〜7重量%であることを特徴とするPROX反応用触媒。
  5. 上記触媒は長円の全体的な形状を有することを特徴とする請求項に記載のPROX反応用触媒。
  6. 0.1〜2重量%の水素が前記アルミナ上に吸着されることによって、アルミナ上に担持された酸化プラチナを還元することを特徴とする請求項4または5に記載のPROX反応用触媒。
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