JP4064445B1 - 粒子測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 集光手段の集光角を最大限に利用して散乱光などをより多く検出することができるフローセルを用いた粒子測定装置を提供する。
【解決手段】 フローセル1に光Laを照射して粒子検出領域Mを形成し、この粒子検出領域Mを通過する試料流体に含まれる粒子が発する散乱光Lsなどを集光手段21で集光し、粒径などの情報を得る粒子測定装置において、フローセル1は、粒子検出領域Mを中心軸上に形成する第1流路2と、この第1流路2とほぼ直交し二方向に流れを分岐させる第2流路3を備え、第1流路2の中心軸と集光手段21の光軸を一致させると共に、この光軸に垂直な法線を有する第2流路3の内壁部3c,3dを、集光手段21の最外縁部に入射する散乱光Lsなどを妨げないように、第2流路3の内壁部3c,3dに平行な第1流路2の内壁部2c,2dより間隔を広げて形成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光を照射して試料流体に含まれる粒子が発する散乱光などを検出して粒径などの情報を得るために試料流体を流すフローセルを用いた粒子測定装置に関する。
図4(a)に示すように、従来の粒子測定装置に用いられるフローセル100は、透明部材から成り、所定長さの直線流路100aを有し、断面が四角形状であって、全体としてL型筒形状に形成されている。直線流路100aの中心軸は、集光レンズ系101による散乱光Lsの受光軸とほぼ一致している(例えば、特許文献1参照)。なお、102はレーザ光源、103は光電変換素子である。
特開平11‐211650号公報
しかし、従来の粒子測定装置に用いられるフローセル100においては、粒子検出領域Mを通過した粒子が発する散乱光Lsがフローセル100を形成する4つの内壁部b,c,d,eによってその進路が制限され、集光レンズ系101の集光角を最大限に利用できないという問題点を有している。即ち、散乱光Lsは、図4(b)に示すように、内壁部bと内壁部cによってその進路が制限され、また図4(c)に示すように、内壁部dと内壁部eによってその進路が制限されるので、集光レンズ系101の集光角を最大限に利用できない。
そこで、散乱光Lsの検出レベルを高めて粒子の検出精度を上げるためには集光レンズ系101の集光角を最大限に利用する必要がある。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、集光手段の集光角を最大限に利用して散乱光などをより多く検出することができるフローセルを用いた粒子測定装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく本発明は、フローセルに光を照射して粒子検出領域を形成し、この粒子検出領域を通過する試料流体に含まれる粒子が発する散乱光などを集光手段で集光し、粒径などの情報を得る粒子測定装置において、前記フローセルは、前記粒子検出領域を中心軸上に形成する第1流路と、この第1流路の端部流路中間でほぼ直交る第2流路を備え、前記第1流路の中心軸と前記集光手段の光軸を一致させると共に、この光軸に垂直な法線を有する前記第2流路の内壁部を、前記集光手段の最外縁部に入射する前記散乱光などを妨げないように、前記第2流路の内壁部に平行な前記第1流路の内壁部より間隔を広げて形成したものである。
本発明によれば、粒子検出領域を通過する試料流体に含まれる粒子が光源からの光を受けて発する散乱光などを、集光手段の集光角を最大限に利用して集光することができる。
また、フローセルの流路の形状を、光学的検出処理手段がその集光角を最大限に利用して散乱光を集光することができるように形成したので、検出レベルを上げることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1はフローセルの斜視図、図2は図1のA−A線断面図(a)とB−B線断面図(b)、図3は本発明に係る粒子測定装置の概略構成図である。
フローセル1は、図1と図2に示すように、透明部材で形成され、矢印方向に試料流体を流してレーザ光Laと粒子検出領域Mを形成する流路(第1流路)2と、この流路2と直交すると共に流路2と集光レンズLの間に位置して両端に出口を有する流路(第2流路)3からなる。
第1流路2は4つの内壁部2a,2b,2c,2dからなり、断面が四角形状に形成されている。また、第2流路3も4つの内壁部3a,3b,3c,3dからなり、断面が四角形状に形成されている。
粒子検出領域Mは、図2に示すように、散乱光Lsを集光する集光レンズLの集光角θを最大限に利用するため、第1流路2の4つの内壁部2a,2b,2c,2dの端部が集光レンズLの最外縁部に入射する散乱光Lsの妨げにならない位置に設定される。
図2(a)に示すように、第1流路3の両端を開口して、図4(b)において直線流路100aの内壁部cの散乱光Lsの進路を制限していた部分を取り去り、集光レンズLの最外縁部に入射する散乱光Lsの妨げにならないようにしている。
更に、図2(b)に示すように、第1流路3の2つの内壁部3c,3dが集光レンズLの最外縁部に入射する散乱光Lsの妨げにならないように、内壁部3cと内壁部3dの間隔を内壁部2cと内壁部2dの間隔よりも大きくしている。
以上のように構成したフローセル1においては、粒子検出領域Mを通過する試料流体に含まれる粒子が発する散乱光Lsは、集光レンズLの集光角θを最大限に利用して集光される。
なお、本発明の実施の形態では、第2流路3の両端を開口して出口としたが、第2流路3の一端だけ開口し他端を閉塞してもよい。その場合、閉塞する内壁部が集光レンズLの最外縁部に入射する散乱光Lsの妨げにならないように、内壁部を形成しなければならない。
フローセル1は、すべての部分が透明な部材である必要はなく、光の通らない部分は不透明な部材で形成してもよい。また、フローセル1は、一体化している必要はなく、複数の部材を組み合わせて同様の機能を有するようにしたものでもよい。
本発明に係る粒子測定装置は、図3に示すように、図1に示すフローセル1、レーザ光源20、集光レンズLを含む集光光学系21、光電変換素子22などを備えている。
レーザ光源20は、フローセル1の第1流路2の所定箇所にレーザ光Laを照射して粒子検出領域Mを形成する。ここで、レーザ光Laの光軸は、第1流路2内において第1流路2の中心軸とほぼ直交している。
集光光学系21は、フローセル1の第1流路2の中心軸と一致する光軸を有し、粒子検出領域Mにおいてレーザ光Laを受けた粒子が発する散乱光Lsを集光する。なお、集光光学系21は、必ずしもフローセル1の第1流路2の中心軸上に設ける必要はない。
光電変換素子22は、集光光学系21の光軸上に設けられ、集光光学系21により集光された散乱光Lsを受光し、散乱光Lsをその強度に応じた電圧に変換する。なお、集光光学系21以降の手段を光学的検出処理手段という。
以上のように構成した本発明に係る粒子測定装置の動作について説明する。レーザ光源20から出射したレーザ光Laが第1流路2の所定箇所に照射され、粒子検出領域Mを形成する。そこで、試料流体に含まれる粒子が粒子検出領域Mを通過すると、粒子にレーザ光Laが照射され、粒子が散乱光Lsを発する。
散乱光Lsは、フローセル1の流路2,3の形状により、集光光学系21がその集光角θを最大限に利用して光電変換素子22に集光される。すると、光電変換素子22に集光された散乱光Lsは、光電変換素子22により散乱光Lsの強度に応じた電圧に変換される。
従って、フローセル1の流路2,3の形状を、集光光学系21がその集光角θを最大限に利用して散乱光Lsを光電変換素子22に集光することができるように形成したので、検出レベルを上げることができる。
本願発明によれば、粒子検出領域を通過する試料流体に含まれる粒子が光源からの光を受けて発する散乱光などを、集光手段の集光角を最大限に利用して集光することができる。また、フローセルの流路の形状を、光学的検出処理手段がその集光角を最大限に利用して散乱光を集光することができるように形成したので、検出レベルを上げることができる。
フローセルの斜視図 図1のA−A線断面図(a)とB−B線断面図(b) 本発明に係る粒子測定装置の概略構成図 従来の粒子測定装置の概略構成図(a)、フローセルの縦断面図(b)、フローセルの横断面図(c)
符号の説明
1…フローセル、2…第1流路、3…第2流路、2a,2b,2c,2d,3a,3b,3c,3d…内壁部、20…レーザ光源、21…集光光学系、22…光電変換素子、M…粒子検出領域、L…集光レンズ、La…レーザ光、Ls…散乱光、θ…集光角。

Claims (1)

  1. フローセルに光を照射して粒子検出領域を形成し、この粒子検出領域を通過する試料流体に含まれる粒子が発する散乱光などを集光手段で集光し、粒径などの情報を得る粒子測定装置において、前記フローセルは、前記粒子検出領域を中心軸上に形成する第1流路と、この第1流路の端部流路中間でほぼ直交る第2流路を備え、前記第1流路の中心軸と前記集光手段の光軸を一致させると共に、この光軸に垂直な法線を有する前記第2流路の内壁部を、前記集光手段の最外縁部に入射する前記散乱光などを妨げないように、前記第2流路の内壁部に平行な前記第1流路の内壁部より間隔を広げて形成したことを特徴とする粒子測定装置。
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