JP4063535B2 - 面状照明装置及びそれを使用した液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、面状照明装置に関するものであり、更に詳しくは、液晶表示装置等のディスプレイのバックライト用等に使用される、面状照明装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような面状照明装置が用いられた従来の液晶表示装置の構造について説明する。図5は、従来の液晶表示装置の組立構造を示す分解斜視図である。同図に示すように、従来の液晶表示装置において、導光板9の側面には、例えば略コの字状をした冷陰極放電ランプ7が配置されている。冷陰極放電ランプ7は、その両端部にそれぞれ封装された一対の放電電極を有している。そして、この放電電極には、これに放電用電力を供給するリード線12がそれぞれ装着されている。また、放電電極とリード線との接続部は、絶縁のため周囲がホルダー13でそれぞれ覆われている。
【0003】
また、冷陰極放電ランプ7及び導光板9を下面及び側面より覆うようにして、光を特定の方向に反射する反射シート11が設けられており、更にその外側には、冷陰極放電ランプ7から発生する熱を均等に拡散,放熱するバックライトケース10が設けられている。このバックライトケース10は、冷陰極放電ランプ7,導光板9,反射シート11,及びホルダー13を保持する役目も果たしている。そして、導光板9の上面には、光学シートとして、拡散板1,プリズムレンズシート2,拡散板3が重畳されている。
【0004】
以上の構成のものが、上側よりフレーム5にて覆われ、保持されている。さらに、フレーム5の上側には液晶表示パネル4が配置され、これの保護及び電気的なシールドを目的としたシールドケース6によって覆われている。また、液晶表示パネル4の側部より、液晶表示パネル駆動信号伝達用のFPC(フレキシブル基板)8が延びている。
【0005】
このような液晶表示装置に使用する冷陰極放電ランプ7は、液晶表示装置の仕様により、輝度,使用数量等が決定される。また、フレーム5,冷陰極放電ランプ7,導光板9,バックライトケース10,リード線12,及びリード線引き回し経路の位置関係が、液晶表示装置の外形形状を決定づけている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、液晶表示装置の内部或いは外部に設けられたリード線引き回し経路には、金属部品との干渉やリード線の浮き上がりを防止するために、リード線固定部や保護部を設ける必要がある。ここで図6は、上記従来の液晶表示装置の下面図である。また図7は断面図であり、同図(a)は図6のa−a断面、同図(b)はb−b断面を示している。各図により示すように、リード線引き回し経路には、断面視略L字状のリード線固定部10aや、略平板状の保護部10bが設けられている。これらリード線固定部10a及び保護部10bは、安全対策の面から絶縁物(例えば樹脂材料)で構成する必要がある。
【0007】
ところが、金属材料より成るバックライトケース10に、絶縁物である樹脂部品を設けるには、配置可能場所に金型構造に起因する制約がある。或いは、樹脂材料より成るフレーム5にその一部分としてリード線固定部及び保護部を設けるためには、樹脂強度を確保するため、或る程度の大きさが必要である。このため、リード線径以上の空間、例えば線径+1.6mm以上の空間が余分に必要となり、液晶表示装置の大型化の要因となっていた。
【0008】
本発明は、以上のような問題点に鑑み、構造を簡略化して省スペース化を図った面状照明装置、及びこれを用いたより小形,軽量で信頼性の高い液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、導光板と、その導光板の側面に配置され、両端部にそれぞれ封装された一対の放電電極を有する冷陰極放電ランプと、前記放電電極に接続され、その放電電極に放電用電力を供給するリード線と、前記放電電極と前記リード線との接続部を被覆して絶縁するホルダーを有し、前記導光板並びに前記冷陰極放電ランプ及び前記ホルダーを保持する保持手段を備えた面状照明装置において、前記保持手段に相対して前記導光板並びに前記冷陰極放電ランプ及び前記ホルダーを保持する絶縁体のフレームを備え、前記ホルダーより延びて前記リード線と前記保持手段との間を絶縁する突起を設け、前記ホルダーより延びる突起と前記フレームより延びて前記リード線に隣接する突起との間で、前記リード線を固定することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記構成の面状照明装置において、前記ホルダーは弾性体より成ることを特徴とする。
【0011】
そして、前記面状照明装置における前記導光板の表面側に、液晶表示パネルを配置した液晶表示装置とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の面状照明装置を用いた液晶表示装置の組立構造を示す分解斜視図である。ここでは9.5型の液晶表示装置の場合を示している。また図2は、図1のA部拡大図であり、ホルダー及びその周辺の様子を示している。
【0013】
各図において、導光板9の側面(若しくは裏面)には、冷陰極放電ランプ7(ここでは不図示)が配置されている。冷陰極放電ランプ7は、その両端部にそれぞれ封装された一対の放電電極を有している。そして、この放電電極には、これに放電用電力を供給するリード線12がそれぞれ接続されている。また、放電電極とリード線12との接続部は、絶縁のためホルダー13でそれぞれ被覆されている。
【0014】
また、冷陰極放電ランプ7及び導光板9を下面及び側面より覆うようにして、光を特定の方向に反射する反射シート11(ここでは不図示)が設けられており、更にその外側には、冷陰極放電ランプ7から発生する熱を均等に拡散,放熱するバックライトケース10が設けられている。このバックライトケース10は、冷陰極放電ランプ7,導光板9,反射シート11,及びホルダー13を保持する役目も果たしている。そして、導光板9の上面には、光学シートとして、拡散板1,プリズムレンズシート2,拡散板3が重畳されている。
【0015】
以上の構成のものが、上側より絶縁体のフレーム5にて覆われている。さらに、フレーム5の上側(表面側)には液晶表示パネル4が配置され、これの保護及び電気的なシールドを目的としたシールドケース6によって覆われている。また、液晶表示パネル4の側部より、液晶表示パネル駆動信号伝達用のFPC(フレキシブル基板)8が延びている。なお、ホルダー13から出た直後のリード線12は、バックライトケース10のリード線固定部10aに固定されている。
【0016】
図3は、ホルダーの構造を示す図である。同図(a)は正面図、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面図、同図(d)は平面図、同図(e)は下面図をそれぞれ示している。但し、同図の正面は、図1或いは図2においては平面となっている。上記ホルダー13は、例えば合成ゴムなどの弾性体を素材として構成されたものであり、図3に示したような構造を採っている。即ち、正面視逆L字形を成し、右側面には冷陰極放電ランプ7の端部を挿入,支持する2つの孔14が開けられている。また、下面にはリード線12が導出する孔15が開けられており、平面端部(図1或いは図2においては側面下端)より突起13aが延びている。
【0017】
図4は、本液晶表示装置をランプ側から見た断面図である。同図に示すように、ホルダー13に上述した突起13aを設けることによって、その内側にリード線12が配置されることとなり、リード線直径が占める空間のみでリード線12の配置,保護が可能となる。また、フレーム5周縁部より下方に延びる突起5a(ハッチングで示す)を設け、これをリード線12を挟んで突起13aと相対する位置に配置し、更にホルダー13と嵌合するバックライトケース10にて側面より取り囲むことにより、リード線12の位置固定が可能となる。
【0018】
さらに、本実施形態のように冷陰極放電ランプ7が2本縦置きにて配置される場合、特に下側の冷陰極放電ランプ7は導光板9より一段下げて配置されるので、バックライトケース10に樹脂材料より成るリード線固定部10a及び保護部10bを設けることは困難であり、本実施形態を採ることにより、金型費や製造コストの低減を図ることができる。
【0019】
ここで、本実施形態で用いた各部品のサイズ及び材質を以下にまとめておく。
【0020】
なお、本発明はあらゆるサイズの液晶パネルに適用可能であり、本実施形態で示したような9.5型の液晶表示装置に限定されるものではない。また、本発明の面状照明装置は、フロントライトとしても適用可能である。
【0021】
また、特許請求の範囲で言う保持手段は、実施形態におけるバックライトケースに対応している。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、構造を簡略化して省スペース化を図った面状照明装置、及びこれを用いたより小形,軽量で信頼性の高い液晶表示装置を提供することができる。
【0023】
具体的には、本発明では、冷陰極放電ランプを支持するホルダーが、冷陰極放電ランプの放電電極と給電用リード線接続部の絶縁を行うだけでなく、給電用リード線とバックライトケースとの間の絶縁も行う構成を採っている。つまり、リード線引き回し経路をそのリード線を取り巻く部材の材質によらず配置することが可能となる。
【0024】
即ち、フレームやバックライトケース上にリード線保護部を設けるなどの手間が省け、且つその分、構成の簡略化が図れるとともに、給電用リード線径の空間でリード線の保護,固定機能が達成されるため、液晶表示装置の省スペース化も併せて図ることができる。従って、より小形,軽量で信頼性の高い液晶表示装置の提供に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の組立構造を示す分解斜視図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】ホルダーの構造を示す図。
【図4】本発明の液晶表示装置をランプ側から見た断面図。
【図5】従来の液晶表示装置の組立構造を示す分解斜視図。
【図6】従来の液晶表示装置の下面図。
【図7】図6の所定部分の断面図。
【符号の説明】
1,3 拡散板
2 プリズムレンズシート
4 液晶表示パネル
5 フレーム
6 シールドケース
7 冷陰極放電ランプ
8 FPC
9 導光板
10 バックライトケース
11 反射シート
12 リード線
13 ホルダー
Claims (3)
- 導光板と、
該導光板の側面に配置され、両端部にそれぞれ封装された一対の放電電極を有する冷陰極放電ランプと、
前記放電電極に接続され、該放電電極に放電用電力を供給するリード線と、
前記放電電極と前記リード線との接続部を被覆して絶縁するホルダーと、
を有し、
前記導光板並びに前記冷陰極放電ランプ及び前記ホルダーを保持する保持手段を備えた面状照明装置において、
前記保持手段に相対して前記導光板並びに前記冷陰極放電ランプ及び前記ホルダーを保持する絶縁体のフレームを備え、
前記ホルダーより延びて前記リード線と前記保持手段との間を絶縁する突起を設け、
前記ホルダーより延びる突起と前記フレームより延びて前記リード線に隣接する突起との間で、前記リード線を固定することを特徴とする面状照明装置。 - 前記ホルダーは弾性体より成ることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
- 請求項1または請求項2に記載の面状照明装置における前記導光板の表面側に、液晶表示パネルを配置したことを特徴とする液晶表示装置。
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