JP4063173B2 - ヘッドスライダならびにそれを用いたヘッド支持装置およびディスク装置 - Google Patents
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Description
Ni Sheng他,"SLIDER AND HGA DESIGNS FOR BOTH SMOOTH LOAD/UNLOAD OPERATION AND HIGH SHOCK RESISTANCE",The 2002 IEEE International Magnetics Conference予稿集、Netherland,RAI Congress Center,April28−May2,AD11.
前記ディスク状記録媒体を回転駆動させる駆動手段と、
浮上型ヘッドスライダと、
前記浮上型ヘッドスライダに対し、前記ベース面の前記第1の空気軸受部および前記第2の空気軸受部が設けられた側と反対側から、所定の付勢力を付与するサスペンションを備えたことを特徴とするヘッド支持装置と、
前記ヘッド支持装置の前記サスペンションを前記ディスク状記録媒体の半径方向に回動させる回動手段と、
前記駆動手段の回転駆動および前記回動手段の回動を制御する制御手段と、
を備えたディスク装置であって、
前記浮上型停ヘッドスライダは、
ベース面上の空気流入端側に設けられた、複数の段差面を有する第1の空気軸受部と、
前記ベース面上の空気流出端側に設けられた、ヘッド素子を有する第2の空気軸
受部とを備えており、
前記第2の空気軸受部の最表面の高さが、前記第1の空気軸受部の最表面の高さ
よりも低く、
さらには、前記第1の空気軸受部は、前記複数の段差面として、空気流入端側か
ら、第1の段差面、前記第1の段差面よりも高く構成された第2の段差面、および、前記第2の段差面よりも高く構成された最表面を有する構成によって、前記第1の空気軸受部と前記第2の空気軸受部との間に負圧発生部が設けられ、前記負圧発生部から発生する負圧の発生中心位置が、前記浮上型ヘッドスライダの重心よりも空気流入端側にあることを特徴とし、
前記ヘッド支持装置は、
前記浮上型ヘッドスライダに対し、前記ベース面の前記第1の空気軸受部および前記第2の空気軸受部が設けられた側と反対側から、所定の付勢力を付与するピボット部を有するサスペンションとを備え、
前記ヘッド支持装置の前記ピボット部と前記浮上型ヘッドスライダとが接する位置をピボット位置としたとき、前記浮上型ヘッドスライダの重心位置と前記ピボット位置とを前記ディスク状記録媒体面に対して投影した位置が一致することを特徴としている。
3.2×10-4L≦LA≦3.6×10-4L
で表わされる範囲にある構成であることにより、ヘッドスライダにディスク状記録媒体から離間する方向の慣性力が作用した場合の耐衝撃特性に優れた構成を実現できる。
2.9×10-2LA≦L2≦3.3×10-2LA
で表わされる範囲にある構成であることにより、小型化、高密度化(30GB/in2)されたディスク状記録媒体に記録再生可能なヘッドスライダを実現できる。
13.4×10-2LA≦L1≦14.5×10-2LA
で表わされる構成により、小型化、高密度化(30GB/in2)されたディスク状記録媒体に記録再生可能なヘッドスライダを実現できる。
まず、本発明の第1の実施の形態として、本発明の浮上型ヘッドスライダの構造について説明する。
400nm≦LA≦430nm
である。このとき、衝撃加速度Gの値は、
778(g)≦G≦788(g)
となる。約780(g)程度の衝撃加速度Gに耐えうるヘッドスライダ10を得ることができる。
13.0nm≦L2≦13.4nm
となる。
58.0nm≦L1≦61.0nm
となる。
LA=420nm
L1=59.9nm
L2=13.2nm
となるように設計を行うことにより、所望のヘッドスライダ10を得ることが可能となる。
58.0nm≦L1≦61.0nm
13.0nm≦L2≦13.4nm
400nm≦LA≦430nm
の範囲となるようにヘッドスライダの空気潤滑面を設計すれば、浮上量FH=20nmを実現し、最も高い耐衝撃特性を実現するヘッドスライダ10を得ることができる。
3.2×10-4L≦LA≦3.6×10-4L
2.9×10-2LA≦L2≦3.3×10-2LA
13.4×10-2LA≦L1≦14.5×10-2LA
の範囲を満たすヘッドスライダ10は耐衝撃特性に優れているといえる。
778(g)<G<788(g)
となる。
本発明の第2の実施の形態として、本発明のヘッドスライダを用いたヘッド支持装置およびディスク装置について、図面を用いて詳細に説明する。
3.2×10-4L≦LA≦3.6×10-4L
2.9×10-2LA≦L2≦3.3×10-2LA
13.4×10-2LA≦L1≦14.5×10-2LA
の関係を満たすヘッドスライダである。
2 第2の空気軸受部
3 ベース面
4 第1の段差面
5 第2の段差面
6,8 最表面
7 段差面
9 サイドレール
10,20,30,50 ヘッドスライダ
11 磁気ヘッド
19 負圧発生部
31 主軸
32 ディスク
33 駆動手段
35 サスペンション
36 アクチュエータアーム
37 アクチュエータ軸
38 回動手段
39 筐体
40 ヘッド支持装置
41 スライダ保持部
42 舌状部
43 ビーム
44 ピボット
49 ディスク装置
Claims (10)
- ディスク状記録媒体と、
前記ディスク状記録媒体を回転駆動させる駆動手段と、
浮上型ヘッドスライダと、
前記浮上型ヘッドスライダに対し、前記ベース面の前記第1の空気軸受部および前記第2の空気軸受部が設けられた側と反対側から、所定の付勢力を付与するサスペンションを備えたことを特徴とするヘッド支持装置と、
前記ヘッド支持装置の前記サスペンションを前記ディスク状記録媒体の半径方向に回動させる回動手段と、
前記駆動手段の回転駆動および前記回動手段の回動を制御する制御手段と、
を備えたディスク装置であって、
前記浮上型停ヘッドスライダは、
ベース面上の空気流入端側に設けられた、複数の段差面を有する第1の空気軸受部と、
前記ベース面上の空気流出端側に設けられた、ヘッド素子を有する第2の空気軸
受部とを備えており、
前記第2の空気軸受部の最表面の高さが、前記第1の空気軸受部の最表面の高さ
よりも低く、
さらには、前記第1の空気軸受部は、前記複数の段差面として、空気流入端側か
ら、第1の段差面、前記第1の段差面よりも高く構成された第2の段差面、および、前記第2の段差面よりも高く構成された最表面を有する構成によって、前記第1の空気軸受部と前記第2の空気軸受部との間に負圧発生部が設けられ、前記負圧発生部から発生する負圧の発生中心位置が、前記浮上型ヘッドスライダの重心よりも空気流入端側にあることを特徴とし、
前記ヘッド支持装置は、
前記浮上型ヘッドスライダに対し、前記ベース面の前記第1の空気軸受部および前記第2の空気軸受部が設けられた側と反対側から、所定の付勢力を付与するピボット部を有するサスペンションとを備え、
前記ヘッド支持装置の前記ピボット部と前記浮上型ヘッドスライダとが接する位置をピボット位置としたとき、前記浮上型ヘッドスライダの重心位置と前記ピボット位置とを前
記ディスク状記録媒体面に対して投影した位置が一致することを特徴とするディスク装置。 - 前記第1の空気軸受部の空気流入方向に対する幅が、前記負圧発生部の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記第1の空気軸受部の、前記浮上型ヘッドスライダの短手方向の両端部から、空気流出端方向へ伸びるサイドレールが形成されたことを特徴とする請求項1から請求項2までのいずれか1項に記載のディスク装置。
- 前記第1の空気軸受部の前記最表面と前記ベース面との高さの差LAが、前記浮上型スライダの長手方向の長さをLとしたとき、
3.2×10-4L≦LA≦3.6×10-4L
で表わされる範囲にあることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のディスク装置。 - 前記第1の空気軸受部の前記最表面と前記第2の段差面との高さの差L2が、前記第1の空気軸受部の前記最表面と前記ベース面との高さの差をLAとしたとき、
2.9×10-2LA≦L2≦3.3×10-2LA
で表わされる範囲にあることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のディスク装置。 - 前記第1の空気軸受部の前記第1の段差面と前記第2の段差面との高さの差L1が、前記第1の空気軸受部の前記最表面と前記ベース面との高さの差をLAとしたとき、
13.4×10-2LA≦L1≦14.5×10-2LA
で表わされる範囲にあることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のディスク装置。 - 前記第2の空気軸受部が、複数の段差面を有することを特徴とする請求項1から請求項6でのいずれか1項に記載のディスク装置。
- 前記第2の空気軸受部は、前記複数の段差面として、空気流入端側から、前記ベース面よりも高く形成された段差面と、前記段差面よりも高く形成された最表面とを有することを特徴とする請求項7に記載のディスク装置。
- 前記第2の空気軸受部の前記複数の段差面が、空気流入端側から、前記ベース面よりも高く形成された段差面と、前記段差面よりも高く形成された最表面の2つの面からなることを特徴とする請求項7に記載のディスク装置。
- 前記第1の空気軸受部の前記第1の段差面と、前記第2の空気軸受部の前記段差面とが同じ高さであることを特徴とする請求項8または請求項9に記載のディスク装置。
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