JP4062253B2 - 記録円盤収納用容器 - Google Patents
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ところで、CD−R/WやDVD−R/Wが広く普及する以前に、音楽情報や映画情報を記録したCD−ROMやDVD−ROMなどが合成樹脂の専用ケースに収容した状態で流通していたことから、このCD−R/WやDVD−R/Wなどにおいても同じ合成樹脂のケースに収められている。
一方、パソコンユーザーでのCD−R/WやDVD−R/Wの利用用途はデータ保存であって容易に書き込み、書き換えなどが行なえるようになってきていることから、パソコンユーザーが所持するCD−R/WやDVD−R/Wの枚数は多くなってきている。このような利用形態であるため、CD−R/WやDVD−R/Wなどの多くの記録円盤を取り扱う場合に合成樹脂のケース自体が嵩張り易く、また、これを廃棄物として処理する際には不燃物として取り扱わなければならないという不都合がある。そのため、これに代わる収容具が求められるようになってきている。
これに答えるものとして、包装袋の形態に折り上げることができる紙製のケース(特許文献1)や厚紙を重ね合わせてなるケース(特許文献2)が提案されている。
そこで本発明は上記事情に鑑み、紙製の容器でありながらもCD−R/WやDVD−R/Wなどの記録円盤の出し入れが容易に行なえるようにすることを課題とし、使い勝手がよいとともに処分も容易に行なえる容器を得ることを目的とするものである。
また、上記出し入れ口には、外フランジの収納凹部径方向に対向する二つの位置から収納凹部中心に向けて張り出されて折り起こし可能な案内板が設けられ、紙製容器に沿って上記記録円盤出し入れ口から伏した状態で収納凹部に差し入れられる記録円盤の周辺と前記案内板との摺接により、記録円盤が収納凹部に案内される構成とすることが可能である。
さらに、収納凹部の周辺には外フランジの領域に前記収納凹部と連続する深さの指掛け凹部が設けられているものとすることが可能であり、記録円盤を収納した収納凹部の開放上面は、透明フィルムにより覆われているものとすることが可能である。
図中1は記録円盤収納用容器で、該記録円盤収納用容器1は紙材をプレスモールドしてなりCD−R/WやDVD−R/Wなどの記録円盤Aを収納する紙製容器2とこの紙製容器2の前記記録円盤Aが位置する側を覆う透明フィルム3とで構成されている。
また、取付フランジ5は一ヶ所の張り出し量を大として略尖頭形状に形成され、その尖頭形状部分以外は同一の張り出し量に設けられている。そして、前記尖頭形状とした部分には収納凹部4と同一の深さに凹陥形成された凹部9が収納凹部4と連続するように設けられている。
このようにしてプレスモールドにより形成された容器本体6の上記取付フランジ5の上面に、同じく紙材からなる枠部材10が貼り合わされている。枠部材10はその外周形状を取付フランジ5の外周形状と同一にしているとともに、内周形状を収納凹部4と上記凹部9とに対応した開口を有するように打ち抜き形成されたものであり、この枠部材10を容器本体6の取付フランジ5に貼り付けたことによって、強度が高められた外フランジ11を、収納凹部4と前記凹部9との連続する外周から収納凹部4の径方向外方に向けて張り出させ、収納凹部4の外方に硬さの増した外フランジ11を備えたものとして紙製容器2が形成されている。
また、指掛け凹部12と対向する位置である収納凹部4の開口周辺の半分の領域には、枠部材10を収納凹部4の中心側に向けて若干偏重することにより、外フランジ11から収納凹部4の中心側に向けて内フランジ14を設けたものとしている。そして、この内フランジ14は、収納凹部4に記録円盤Aを配置したときのその記録円盤Aの周縁に対応する位置となる。
このように収納凹部4の開口周辺の半分の領域において内フランジ14を張り出させており、この部分を、内フランジ14と収納凹部4の周壁とから記録円盤Aの周縁を差し入れることのできる受け部15としている。
また、この記録円盤収納用容器1を上記指掛け凹部13が上となるように立てた場合でも上記受け部15により記録円盤Aが支持されるため、その記録円盤Aが収納凹部4から外れることはない。図中17はこのように記録円盤収納用容器1と立てた吊り状態で陳列するときに利用するフック孔である。
この案内板19は、紙製容器2に対して伏した状態の記録円盤Aを記録円盤出し入れ口18から収納凹部4に差し入れるとき、記録円盤Aの周辺と摺接して記録円盤Aを収納凹部4に案内させるものであり、伏した状態の記録円盤Aが収納凹部4に対して折り上がることなく適正に移動するようになる。このとき、案内板19はそれぞれ折り罫20が設けられているので、その折り罫20の位置から若干折り起こされた状態となり、差し入れるときの抵抗とならず、スムーズに記録円盤Aを移動させることができる。
図示の例では上記案内板19と受け部15を形成している内フランジ14とが連続しているが、一対の案内板19が記録円盤出し入れ口18の最大幅となる位置であればよく、内フランジ14と連続していなくとも記録円盤Aの伏したスライド姿勢が維持されるため、記録円盤Aの周縁が受け部15に適正に差し入れられる。
さらにこの記録円盤出し入れ口18における上記案内板19に近接した位置で枠部材10を切り欠いてなる逃げ部21が設けられて外フランジ11の厚さを部分的に小さくしており、厚みのある記録円盤Aの周縁と、案内板直近の枠部材10の内縁との摺接度合いが大きくならないようにして、記録円盤Aのスムーズな移動が得られるようにしている。
上記案内板19は記録円盤Aを収納凹部4から取り出すときにも、記録円盤出し入れ口18から適正に抜け出るように案内するものであり、また逃げ部21も記録円盤Aを取り出すときの抵抗を軽減するようになる。
2…紙製容器
3…透明フィルム
4…収納凹部
5…取付フランジ
6…容器本体
7…周壁
9…凹部
10…枠部材
11…外フランジ
13…指掛け凹部
14…内フランジ
15…受け部
18…記録円盤出し入れ口
19…案内板
20…折り罫
21…逃げ部
A…記録円盤
Claims (5)
- CDやDVDなどの記録円盤の外周形状に対応して該記録円盤を配置可能にした収納凹部の周りに、収納凹部の径方向外方に張り出る形状とした外フランジを設けた紙製容器であり、
前記収納凹部に配置した記録円盤の周縁に対応する位置に、前記外フランジから収納凹部の中心側に向けて張り出る形状とした内フランジを設けて、該内フランジと収納凹部の周壁とからなり、記録円盤の周縁が差し入れられて記録円盤を取り出し可能に支持する受け部を備え、前記収納凹部の開放上面の半分を、前記内フランジが非存在状態である記録円盤出し入れ口としたことを特徴とする記録円盤収納用容器。 - 上記収納凹部には、記録円盤の中央の非記録領域を受けて記録円盤の周縁を内フランジに当てる凸部が設けられている請求項1に記載の記録円盤収納用容器。
- 上記出し入れ口には、外フランジの収納凹部径方向に対向する二つの位置から収納凹部中心に向けて張り出されて折り起こし可能な案内板が設けられ、
紙製容器に沿って上記記録円盤出し入れ口から伏した状態で収納凹部に差し入れられる記録円盤の周辺と前記案内板との摺接により、記録円盤が収納凹部に案内される構成とした請求項1または2に記載の記録円盤収納用容器。 - 収納凹部の周辺には外フランジの領域に前記収納凹部と連続する深さの指掛け凹部が設けられている請求項1から3の何れか一項に記載の記録円盤収納用容器。
- 記録円盤を収納した収納凹部の開放上面は、透明フィルムにより覆われている請求項1から4の何れか一項に記載の記録円盤収納用容器。
Priority Applications (1)
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JP2003435492A JP4062253B2 (ja) | 2003-12-26 | 2003-12-26 | 記録円盤収納用容器 |
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JP (1) | JP4062253B2 (ja) |
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JP2005193916A (ja) | 2005-07-21 |
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