JP4074601B2 - 盗難防止ピース付ディスクケース - Google Patents

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本発明は、ディスク形状の情報記録媒体をその収納部から容易に取り出せなくするディスク盗難防止ピースが装着された盗難防止ピース付ディスクケースに関する。
コンパクトディスク(以降CDとする)やデジタルビデオディスク(以降DVDとする)等、ディスク形状の情報記録媒体は、そのディスクに納められた情報に関連する説明などを記載した冊子とともに、専用のディスクケースに入れられ、透明なフィルムで包装されて販売されている。ディスクケースは、読取り面を好適に保護した状態でCDやDVDを保管することができる。
また、パーソナルコンピュータのプログラムデータを収録したCDをその解説本に添付したり、写真集にその動画を収録したDVDを添付したり、雑誌の付録としてCDやDVDを添付したりする場合がある。このようなディスクを破損や盗難から守るため、本とともに製本される収納ケースがある(例えば、特許文献1参照。)。この収納ケースは、ディスクをボール紙の間に挟み込んでいる。最初にディスクを取り出す場合、ボール紙に設けられたミシン目に沿って切り裂いて開封される。
特開平8−2572号公報
ディスクケースをフィルムで包装している場合、包装しているフィルムを破って開封しない限りディスクケースからディスクのみを抜き盗られるということはないが、CDやDVDを購入する前に、ディスクケースに入れられた冊子を閲覧することはできない。
また、本や雑誌などに製本される収納ケースは、ボール紙に設けられたミシン目に沿ってうまく開封されなかった場合、その後の見栄えが悪くなる。また、紙面を捲り上げる方向に蓋部を起すので、開閉を繰り返すとボール紙に形が付いて蓋部の閉まりが悪くなり、ディスクの保護や保管の状態が悪くなる。
そこで、本発明は、刊行物の部分を閲覧することを妨げることなく、この刊行物に添付されるディスクの抜き盗りを防止する盗難防止ピース付ディスクケースを提供することを目的とする。
本発明に係る盗難防止ピース付ディスクケースは、収納部と保持爪と切欠部と塞ぎ部材と係止片と結合片とを備える。収納部は、ディスクの外形に合せて凹設される。保持爪は、収納部の外周縁から中央に向かって突出して収納部に収まったディスクの縁と係合する。切欠部は、収納部に収まったディスクの縁に指を掛けるべく収納部の外周縁から外側に形成される。塞ぎ部材は、切欠部を覆って取外し可能に装着される。係止片は、塞ぎ部材から収納部の内側に向かって延びてディスクの縁が収納部から持ち上がる取出方向の動きを止める。結合片は、収納部の外周縁よりも外側に向かって延びて塞ぎ部材の取出方向の動きを規制する。
この場合、開封操作を行なわない限り塞ぎ部材を切欠部から容易に取外せないようにするために、塞ぎ部材は、結合片と嵌合する枠部と、この枠部の開口部を遮る塞ぎ板とを備える。塞ぎ部材を切欠部から取外す開封操作を行ないやすくするために、開封操作中に摘まれる摘み部を塞ぎ部材の一部に備える。
開封操作を容易にするために、塞ぎ板は、2か所の傾転部で枠部の内周面に支持する。また、塞ぎ板の外周は、傾転部以外の少なくとも1か所の連結部で枠部と接続し、開封操作によって連結部が破断される構造にする。摘み部は、傾転部を結ぶ揺動軸線を境に塞ぎ板の一方に設け、塞ぎ板の他方を押し込むことで枠部から突出させる。塞ぎ板は、柔軟性を有し、摘み部から揺動軸線に近づくにつれて板厚を徐々に薄く形成する。
ディスクをより確実に保持するために、少なくとも1つの保持爪は、収納部に収まったディスクの半径方向に変位可能で収納部の内側に向かって付勢する支持部に設けられ、切欠部および塞ぎ部材は、収納部の内側に向かって半径方向に付勢される保持爪に対してディスクを介して対称となる範囲に配置する。また、収納部に収められたディスクに指を掛けられないようにするために、ディスクのセンターホールに封止片を装着する。封止片は、収納部側から装着されてこのセンターホールを塞ぐ。特に、ディスクに歪を与えないために、封止片は、センターホールに遊嵌させる。
本発明に係る盗難防止ピース付ディスクケースによれば、ディスクに指を掛けるべく収納部の外周縁に形成された切欠部を塞ぎ部材によって覆ってしまうので、ディスクを収納部から容易に取外すことができない。つまり、ディスクを抜き盗られることを防止することができる。また、収納部からディスクを取出す方向に塞ぎ部材の動きを規制する結合片を備える。つまり、塞ぎ部材と収納部とが構造的に係合している。したがって、収納部と塞ぎ部材との位置関係が安定して決まり、製品ごとにばらつくことが無い。
塞ぎ部材は、枠部と塞ぎ板とを備えるので、ディスク盗難防止ピースが切欠部にしっかりと固定されかつ開封操作を行なわない限り取外せない。塞ぎ板は、2か所の傾転部で枠部に支持されているので、傾転部を結ぶ揺動軸線を境に一方を押し込むと他方が容易に突出してくる。開封操作を行なう場合は、突出してくる側を摘み部として塞ぎ部材を切欠部から取除く。これにより、盗難防止ピース付ディスクケースは、ディスクを容易に取り出すことができる開封状態となる。
塞ぎ板は、傾転部以外の少なくとも1か所の連結部で接続されている。この連結部は、開封操作を行なうことによって切断されるので、不正行為が行なわれたかどうか判別することができる。また、塞ぎ板は、柔軟性を有し、摘み部から揺動軸線に近づくにつれて板厚が徐々に薄く形成されているので、開封操作によって、摘み部を突出させた後、さらに立て起こし、摘み部を摘み易くすることができる。また、塞ぎ板が柔軟性を有しているので、開封操作によって塞ぎ板を欠損させることなく塞ぎ部材を切欠部から取り外すことができる。
また、収納部に収められるディスクのセンターホールに収納部側から装着される封止片をさらに備える盗難防止ピース付ディスクケースによれば、切欠部が塞がれると共にディスクのセンターホールも塞がれる。つまり、ディスクを取り出すために指を掛けられる部分が無くなるので、ディスクを収納部から容易に取外すことができない。したがって、より確実にディスクの盗難を防止することができる。
本発明に係る盗難防止ピース付ディスクケースを備える刊行物は、ディスク盗難防止ピースを取外す開封操作をしない限りディスクを取外すことができない。したがって、ディスクを抜き取られる心配がないので、刊行物を自由に閲覧できるようにした状態で店頭に置くことができ、購入希望者が刊行物の部分を自由に閲覧することを妨げない。また、購入者は、開封操作によってディスク盗難防止ピースを取外すことで、ディスクを簡単に取り出せるようになるとともに、ディスクケースをディスクの保存場所として使用することができる。
本発明に係る一実施形態の盗難防止ピース付ディスクケースについて、製本された図書100の一部に形成されているディスクケース1を例に、図1から図9を参照して説明する。図1に示すディスクケース1は、収納部2と保持爪3a,3b,3cと切欠部4とディスク盗難防止ピース5とを備えている。
切欠部4及びディスク盗難防止ピース5は、収納部2の内側に向かって半径方向に付勢されている保持爪3aに対してディスク200を介して対称となる位置に配置されている。ディスク盗難防止ピース5は、図6から図9に示す一連の開封操作によって切欠部4から取除かれる。
収納部2は、図書100の表紙101の内側、いわゆる「表2」または「表3」に相当する紙面101a側から、ディスク200の外形に合せて凹設されている。なお、一実施形態において、図書100の表紙101は、ディスクケース1を内包する十分な厚さを有している。収納部2に入れられるディスク200は、収録された情報を光学式読取り手段で読取られる円板状の情報記録媒体であって、具体的には、コンパクトディスク(CD)、シングルCD、デジタルビデオディスク(DVD)などである。
保持爪3a,3b,3cは、収納部2の外周縁2aから中央に向かって突出しており、収納部2に入れられたディスク200の縁201と係合する。一実施形態では、保持爪3a,3b,3cは、3か所設けられており、そのうちの1つの保持爪3aは、半径方向に変位するとともに収納部2の内側に向かって付勢されている。これにより、ディスク200は、収納部2にがたつき無く保持される。切欠部4は、収納部2に納まったディスク200の縁201に指を掛けるべく収納部2の外周縁2aから収納部2の外側に向かって半径方向に形成されている。
ディスク盗難防止ピース5は、図2および図3に示すように、塞ぎ部材6と係止片7とを備える。塞ぎ部材6は、切欠部4を覆って取外し可能に装着されている。係止片7は、塞ぎ部材6から収納部2の内側に向かって延びており、ディスク200の縁201が収納部2から持ち上がる取出方向の動きを止めている。ディスクケース1は、収納部2とディスク盗難防止ピース5と嵌合する結合片15を有している。結合片15は、収納部2の外周縁2aよりも外側に向い切欠部4の内側面に沿って延びている。結合片15は、ディスクケース1が広がる平面に沿ってかえし状の係止部15aを外側面に有しており、切欠部4の内側面に嵌着する。また、結合片15は、ディスクケース1が広がる平面に沿って内側面に凹部15bが形成されている。
塞ぎ部材6は、枠部8と塞ぎ板9とを備える。枠部8は、図2に示すように、切欠部4および結合片15の内面に沿う形に形成されている。結合片15と隣合う枠部8の外面8aには、図4に示すように、凹部15bに係合する係止凸部8bが設けられている。凹部15bと係止凸部8bとが嵌合することによって、塞ぎ部材6は、取出方向Rの動きが規制される。なお、凹部15bと係止凸部8bとの関係は、逆に形成されていても良い。つまり、結合片15に係止凸部が形成され、枠部8に凹部が形成されていても良い。
塞ぎ板9は、図3に示すように表紙101の内側の紙面101a寄りで枠部8の開口部10を遮って設けられている。塞ぎ板9は、ディスク200の縁201に沿う方向の2か所に設けられている傾転部11によって枠部8の内周面8cに支持されている。
2つの傾転部11を結ぶ揺動軸線12を境にディスク200側には、摘み部13が設けられている。塞ぎ板9の外周9aにおいて、揺動軸線12に対して摘み部13と反対側の端部9bは、開封操作によって破断される連結部14によって枠部8と接続されている。また、塞ぎ板9は、摘み部13から揺動軸線12に近づくにつれて板厚が徐々に薄く形成されている。
ディスク盗難防止ピース5を形成する材料は、開封操作によって傾転部11がねじ切れたり塞ぎ板9に亀裂が走ったりしない程度に柔軟性(靱性)を有し、かつ、摘み部13を摘んで引抜かなければ取除けない程度に剛性を有していることが好ましい。具体的には、ポリプロピレン、ポリスチレンにゴム性の樹脂を混合させたもの、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリメチルメタアクリルレート、ポロメチルスチロール、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリオキシメチレン等を使用することができる。また、ディスク盗難防止ピース5は、射出成形で一体に成形するとより安価に作ることができる。
以上のように構成されたディスクケース1は、図5に示すように結合片15にディスク盗難防止ピース5が装着されて切欠部4が塞がれる。したがって、収納部2に収められたディスク200の縁201に指を掛けることができない。収納部2とディスク盗難防止ピース5とは、結合片15によって連結されるので、互いの位置決め精度が良い。また、係止片7は、保持爪3aに対してディスク200を挟んで対称となる位置に設けられ、保持爪3aの変位量よりも長く形成されているので、ディスク200を付勢力に逆らって保持爪3aの方向に片寄せても、ディスク200が収納部2から脱落しない。
つまり、ディスク200を取出すことができない。また、このディスクケース1は、図書100の表紙101の内側に設けられ、ディスク200を収納部2から抜き盗り難くしているだけであるので、この状態で図書100を開いて中を自由に閲覧することができる。このように、ディスク盗難防止ピース5が取り付けられたディスクケース1は、図書100を閲覧することを妨げることなく、ディスク200を抜き盗ることを防止することができる。
次に、ディスクケース1の開封操作について図6から図9を参照して説明する。図6に示す状態では、切欠部4は、ディスク盗難防止ピース5によって完全に覆われており、ディスク200の縁201に指を掛けることができない。開封操作は、図7に示すように、まず揺動軸線12に対してディスク200から遠い側の塞ぎ板9の端部9bを図7の矢印で示すように表紙101の板厚方向に指で押し込む。すると、連結部14が破断され、傾転部11を支点に塞ぎ板9が傾倒するとともに摘み部13が枠部8から持ち上がる。持ち上がった摘み部13を指でさらに図8に示すように立て起す。最後に、摘み部13を指で摘んで図9に示すようにディスク盗難防止ピース5を切欠部4から引抜く。
このように、図7から9に示した一連の開封操作は、片手で容易に行なえる。また、一度開封されると、連結部14が破断されるので、未開封のものとの区別は、一目瞭然である。さらに、ディスク盗難防止ピース5は、残渣物を残すことなく切欠部4から完全に取除かれる。また、ディスク盗難防止ピース5は、切欠部4と係合しておらず、収納部2から延びる結合片15と嵌合している。したがって、ディスク盗難防止ピース5は、引抜いたことで、切欠部4の内周面に傷をつけることがない。切欠部4は、ディスク200の縁201に指を掛けるために設けられる部分であるので、外観を損なうことが無い。そして、開封後においてもディスクケース1は、ディスク200の保存場所としての機能を損なうことなく、ディスク200を好ましい状態で保存することができる。
ところで、本実施形態において、ディスク200は、縁201が保持爪3a,3b,3cで係止されて収納部2に保持されており、ディスク200の中央に設けられているセンタホール202が、開口した状態になっている。そこで、開封されるまでセンタホール202にも指を掛けられないように、取外し可能な封止片16を、図10に示すように取り付ける。封止片16は、ハット形に形成されており、収納部2に面する側からディスク200に装着される。特に、DVDに装着する封止片16は、ディスク200に歪を与えないように、センタホール202に対して遊嵌する程度のものが好ましい。このように、封止片16をセンタホール202に装着することによって、さらにディスク200を収納部2から取出しにくくなり、盗難防止になるので良い。
なお、本実施形態において、切欠部4が複数か所設けられる場合は、各切欠部4に収納部2から延びる結合片15を設けディスク盗難防止ピース5を取り付ける。また、ディスクを外周でクランプするタイプの収納部2にディスク盗難防止ピース5を装着した盗難防止ピース付ディスクケースを例に説明した。しかしながら、ディスク200のセンタホール202と嵌合するセンタクランプタイプの収納部にディスク盗難防止ピース5を装着した盗難防止ピース付ディスクケースであっても良い。
この場合でも、ディスクケース1は、収納部2の外周縁2aから外方向に設けられる切欠部4にディスク盗難防止ピース5を取り付けることで、ディスク200が抜き盗られることを防止することができる。また、摘み部13は、揺動軸線12よりもディスク200から遠い側の塞ぎ板9の一部に設けても良い。この場合、揺動軸線12よりもディスク200に近い側の塞ぎ板9の端部を押し込むことで、摘み部13が枠部8よりも持ち上がるので、これをさらに立て起こし、この摘み部13を摘んで、ディスク盗難防止ピース5を切欠部4から取外しても良い。
なお、摘み部13は、当該部を摘んでディスク盗難防止ピース5を取除けるように塞ぎ部材6に形成されていれば、上述のように傾転部11を結ぶ揺動軸線12を中心に傾倒する塞ぎ板9以外の形状でも良い。例えば、枠部8に沿ってリングが設けられており、そのリングに指を掛けてディスク盗難防止ピース5を引抜いても良い。
本発明に係る一実施形態のディスクケースを示す斜視図。 図1に示したディスク盗難防止ピースの平面図。 図2中に示したF3−F3に沿うディスク盗難防止ピース周辺の断面図。 図2中に示したF4−F4に沿う結合片およびディスク盗難防止ピースの断面図。 図1に示したディスクケースのディスク盗難防止ピース周辺の分解斜視図。 図1に示したディスク盗難防止ピース及びその周辺を拡大した斜視図。 図6に示した状態のディスク盗難防止ピースから開封操作によって塞ぎ板の端部を押し込んだ状態の斜視図。 図7に示した状態のディスク盗難防止ピースからさらに摘み部を立て起こした状態の斜視図。 図8に示した状態において立て起した摘み部を摘んでディスク盗難防止ピースを切欠き部から取外した状態の斜視図。 図1に示したディスクケースに封止片をさらに加えた分解斜視図。
符号の説明
1…ディスクケース、2…収納部、2a…外周縁、3a,3b,3c…保持爪、4…切欠き部、5…ディスク盗難防止ピース、6…塞ぎ部材、7…係止片、8…枠部、9…塞ぎ板、9a…外周、10,10a,10b…開口部、11…傾転部、12…揺動軸線、13…摘み部、14…連結部、15…結合片、16…封止片、200…ディスク、201…縁、R…取出方向。

Claims (5)

  1. ディスクの外形に合せて凹設された収納部(2)と
    記収納部(2)に収まったディスクの縁に指を掛けるべく前記収納部(2)の外周縁(2a)から外側に形成され切欠部(4)と、
    前記切欠部(4)を覆って取外し可能に装着される塞ぎ部材(6)を有しかつ前記塞ぎ部材(6)から前記収納部(2)の内側に向かって延びて前記ディスクの縁が前記収納部(2)から持ち上がる取出方向の動きを止める係止片(7)を有する盗難防止ピース(5)と、
    前記収納部(2)の外周縁(2a)よりも外側に向かって延びて前記塞ぎ部材(6)の前記取出方向の動きを規制する結合片(15)とを備えたディスクケースであって、
    前記塞ぎ部材(6)は、前記結合片(15)と嵌合する枠部(8)と、この枠部(8)の開口部(10)を遮る塞ぎ板(9)と、前記塞ぎ部材(6)を前記切欠部(4)から取除く開封操作中に摘まれる摘み部(13)とを備え、
    前記塞ぎ板(9)は、一対の傾転部(11)で前記枠部(8)の内周面(8c)に支持され、
    前記塞ぎ板(9)の外周(9a)は、前記傾転部(11)以外の少なくとも1か所の連結部(14)で前記枠部(8)と接続されており、
    前記摘み部(13)は、前記傾転部(11)を結ぶ前記揺動軸線(12)を境に前記塞ぎ板(9)の一方に設けられ、前記塞ぎ板(9)の他方を押し込む開封操作によって前記連結部(14)が破断されかつ前記摘み部(13)が前記枠部(8)から突出することを特徴とする盗難防止ピース付ディスクケース。
  2. 前記塞ぎ板(9)は、柔軟性を有し、前記摘み部(13)から前記揺動軸線(12)に近づくにつれて板厚が徐々に薄く形成されていることを特徴とする請求項に記載の盗難防止ピース付ディスクケース。
  3. 前記収納部(2)の外周縁(2a)から中央に向かって突出して前記収納部(2)に収まったディスクの縁と係合する保持爪(3a,3b,3c)を有し、
    少なくとも1つの前記保持爪(3a)は、前記収納部(2)に収まった前記ディスクの半径方向に変位可能で前記収納部(2)の内側に向かって付勢する支持部に設けられ、
    前記切欠部(4)および前記塞ぎ部材(6)は、前記収納部(2)の内側に向かって半径方向に付勢される前記保持爪(3a)に対して前記ディスクを介して対称となる範囲に配置されることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止ピース付ディスクケース。
  4. 前記収納部(2)に収められたディスクのセンターホール(202)に前記収納部(2)側から装着されてこのセンターホール(202)を塞ぐ封止片(16)を備えることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止ピース付ディスクケース。
  5. 前記封止片(16)は、前記センターホール(202)に遊嵌することを特徴とする請求項に記載の盗難防止ピース付ディスクケース。
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