JP4062047B2 - コイルスプリング巻端位置修正装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、巻端が所定位置となるようにコイルスプリングの軸心回りでの向きを修正するコイルスプリング巻端位置修正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、特開昭63−235203号公報に示される如く、空芯コイルを所定の向きにして搬送路から取り出すことのできる搬送部品の停止装置は知られている。この搬送部品の停止装置にあっては、搬送路から取り出される最前端の次に後続する部品(空芯コイルだけでなくスプリングにも採用可能)を弾性的に押圧して停止させることができ、同部品が変形し易いものであっても変形させることなく確実に停止させることができる。そして、空芯コイルはその巻端が所定位置となる向きで搬送路から取り出されることになる。
【0003】
しかしながら、この場合、空芯コイルはその両端にリードが延出された特殊な形状のものであり、両リードが搬送路のガイドレール両側に係合摺接されることによって、この搬送路で同空芯コイルは所定の向きとなって搬送され、これにより、この空芯コイルが所定の向きで取り出されるものである。したがって、両端にリードが延出されない一般形状のコイルスプリングには採用することができないものであり、しかも、巻端となる両リードの位置は一定となり、これを修正することができないものであった。
【0004】
又、特公平3−41290号公報に示される如く、バネ掛け作業用装置に係るものであって、引っ張りコイルバネの両端のフック部を所定の向きに矯正することにより、確実にバネ掛け作業が行えるようにする技術も知られている。しかしながら、この技術は、両端にフック部を有した引っ張りコイルバネにしか採用することができないものであり、しかも、両フック部を同引っ張りコイルバネのねじり弾性に抗し強制的に所定の向きとするものであって、バネ掛けがなされなければ復元してしまうものであり、又、その向きは両フック部が同じ向きに揃えられるだけで、これを修正することはできないものであった。
【0005】
【特許文献1】
特開昭63−235203号公報
【0006】
【特許文献2】
特公平3−41290号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、図7に示す如く、コイルスプリングSがその軸心P回りで回動自在となるようにこのコイルスプリングSの一端部S1を保持する設置部1と、同コイルスプリングSの他端部S2にてその巻端SSを当接押圧することでこのコイルスプリングSをその軸心P回りで回動させる回動部2と、を備え、回動部2はコイルスプリングSの巻端SSを当接押圧するツール片3を有し、図8に示す如く、このツール片3によって回動変位される同巻端SSが所定位置Kとなるように同コイルスプリングSの軸心P回りでの向きを修正するコイルスプリング巻端位置修正装置が考えられた。
【0008】
この場合、図7に示す如く、90度ずつ間欠的に回動される設置台7上に、周方向で等間隔に四つの設置部1が配設されている。そして、設置台7が間欠的に回動されながら、A1の位置で回動停止される同設置台7にコイルスプリングSが投入設置され、A2の位置でコイルスプリングSの巻端SSの位置が確認され、この確認結果に基づき、A3の位置でコイルスプリングSは回動されてその巻端SSが所定位置Kとなるようにその向きが修正され、A4の位置で同巻端SSが所定位置KとなったコイルスプリングSは取り出されてワークWに装填され、このようなA1〜A4での一連の作業が繰り返し連続的に行われる。
【0009】
前記A2の位置での確認は、カメラ41でコイルスプリングSの巻端SSの位置を撮像することによって行われる。又、回動部2は操作軸体42の下端に板状のツール片3を一体的に設けることによって形成されており、同操作軸体42はパルスモータ43によって回動される。更に、操作軸体42とパルスモータ43とが一体的に昇降動作されるものであり、これによって、ツール片3を有する回動部2は回動だけでなく上下スライド動作(昇降動作)もなされる。
【0010】
したがって、この場合、カメラ42でコイルスプリングSの巻端SSの位置を撮像することによって、図8<修正前>に示す如く、同巻端SSの位置のズレ量αが測定され、この測定結果に基づいて、同ズレ量α分の角度だけツール片3は回動して同巻端SSを回動押圧する。これにより、図8<修正後>に示す如く、巻端SSが所定位置Kとなった向き(ズレ量α分の角度だけ回動された向き)でツール片3によるコイルスプリングSの回動は停止され、修正作業が完了して同コイルスプリングSはその向きのままで取り出される。
【0011】
又、ここでは、カメラ41の撮像確認結果に基づいてコイルスプリングSの巻端SSの位置も認識されるもので、回動部2が下降動作されてそのツール片3が同巻端SSに当接される際、この巻端SSの位置に適合する角度に予め同ツール片3を回動変位させておいて同回動部2を下降動作させるものであり、その後、同ツール片3は同巻端SSに当接されてこれを回動押圧する。なお、このような回動や昇降動作は、マイコンのような制御手段によって動作制御されるものである。
【0012】
しかしながら、この場合、図8に示す如く、ツール片3によりコイルスプリングSの巻端SSをズレ量α分の角度だけ回動押圧するものであるため、<修正前>には同ズレ量αがまちまちであって、これに対応するよう同ツール片3を回動させるには、前記の如く、カメラ41によって巻端SSを確認する作業工程(A2での作業工程)が必要で、変化する同ズレ量αに対応してこのズレ量α分の角度だけ回動させるためにはパルスモータ43も必要となる。
【0013】
しかも、操作軸体42の下端にツール片3が一体的に設けらた回動部2となっており、この回動部2は、前記カメラ41によるコイルスプリングSの巻端SS位置確認結果に基づいて、複雑に回動及び昇降動作されるものであり、この動作制御のために、前記の如く、制御手段が必要となる。このように、種々の機器を必要とし、動作制御や作業工程も複雑で、コスト高になるという問題が発生する。
【0014】
本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、巻端が所定位置となるようにコイルスプリングの軸心回りでの向きを修正することができ、この修正は簡単な動作で精度良く行われ、作業工程も簡略化されるコイルスプリング巻端位置修正装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明のコイルスプリング巻端位置修正装置は、コイルスプリングがその軸心回りで回動自在となるようにこのコイルスプリングの一端部を保持する設置部と、同コイルスプリングの他端部にてその巻端を当接押圧することでこのコイルスプリングをその軸心回りで回動させる回動部と、を備え、回動部はコイルスプリングの巻端を当接押圧するツール片を有し、このツール片によって回動変位される同巻端が所定位置となるように同コイルスプリングの軸心回りでの向きを修正するコイルスプリング巻端位置修正装置であって、ツール片が、コイルスプリングの軸心回りで略半円周分だけ回動し、その間に同コイルスプリングの巻端に当接してこれを回動押圧するものとなすと共に、同ツール片が略半円周分だけ回動されて停止する位置を同巻端の所定位置として設定したコイルスプリング巻端位置修正装置よりなり、それによって、コイルスプリングが軸心回りで回動自在となるように、その一端部を設置部に保持させた状態で、同コイルスプリングの他端部の巻端に回動部のツール片を当接押圧させることにより、この巻端が回動変位されて所定位置となるように同コイルスプリングの軸心回りでの向きを修正することができる。しかも、その際、ツール片がコイルスプリングの軸心回りで略半円周分の一定角度だけ回動して停止されることにより、このコイルスプリングの巻端が所定位置とされるので、同ルール片を有する回動部の動作は簡単であり、精度よく修正作業を行うことができる。またさらに、前記コイルスプリングの巻端に当接されるツール片の当接部を同コイルスプリングの軸心回りで点対称位置に二つ配設して、両当接部を同軸心に略沿った方向で進退自在となし、いずれか一方の当接部が同コイルスプリングの巻端に当接されるようになしたことにより、コイルスプリングの巻端に当接されるツール片の当接部が軸心回りで点対称位置に二つ配置され、両当接部は同軸心に略沿った方向で進退自在となっているので、いずれか一方の当接部を同巻端に当接させることにより、同ツール片を略半円周分だけ支障なく回動させることができるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1〜4は、本発明の請求項1〜6全てに対応した一実施形態であるコイルスプリング巻端位置修正装置を示している。このコイルスプリング巻端位置修正装置は、図1に示す如く、コイルスプリングSがその軸心P回りで回動自在となるようにこのコイルスプリングSの一端部S1を保持する設置部1と、同コイルスプリングSの他端部S2にてその巻端SSを当接押圧することでこのコイルスプリングSをその軸心P回りで回動させる回動部2と、を備えている。
【0030】
そして、回動部2はコイルスプリングSの巻端SSを当接押圧するツール片3を有し、図2に示す如く、このツール片3によって回動変位される同巻端SSが所定位置Kとなるように同コイルスプリングSの軸心P回りでの向きを修正するものである。この場合に、ツール片3が、コイルスプリングSの軸心P回りで略半円周分だけ回動し、その間に同コイルスプリングSの巻端SSに当接してこれを回動押圧するものとなすと共に、同ツール片3が略半円周分だけ回動されて停止する位置を同巻端SSの所定位置Kとして設定している。
【0031】
又、このコイルスプリング巻端位置修正装置では、コイルスプリングSの巻端SSに当接されるツール片3の当接部4を同コイルスプリングSの軸心P回りで点対称位置に二つ配設して、両当接部4a,4bを同軸心Pに略沿った方向で進退自在となし、いずれか一方の当接部4a(当接部4b)が同コイルスプリングSの巻端SSに当接されるようになしている。この場合、ツール片3を一体に形成してその両側に当接部4a,4bを配設し、図3に示す如く、同ツール片3の略中央部分をコイルスプリングSの軸心Pと略直交する中心軸Qで回動自在に軸支して、両当接部4a,4bを相反する方向で動作されるように進退自在となしてもいる。
【0032】
更に、ここでは、コイルスプリングSの外周に摺接してその回動を制動するブレーキ手段5を備えている。この場合、回動部2がコイルスプリングSの他端部S2を係合保持するものであり、ツール片3がこのコイルスプリングSの巻端SSに当接してこれを回動押圧するまでは同回動部2が同コイルスプリングSの他端部S2に対して摺接しながら回動するものとなし、この摺接による摩擦力Eと、同ツール片3による回動力Fと、前記ブレーキ手段5によるブレーキ力Gと、の力関係を、F>G>Eに設定している。又、図1に示す如く、回動部2がカム機構6により略半円周分だけ反転を繰り返して回動されるようになしている。
【0033】
以下、この実施形態のコイルスプリング巻端位置修正装置を、より詳細に説明する。図1に示す如く、このコイルスプリング巻端位置修正装置では、設置台7上でコイルスプリングSの巻端SS位置修正作業が行われる。設置台7は略円板形状で水平状態に設置され、略90度ずつ間欠的に回動される。設置台7上には周方向で略等間隔に四つの設置部1が配設されており、各設置部1にコイルスプリングSを嵌合設置することができる。
【0034】
そして、設置台7が間欠的に回動されながらA1の位置における停止状態で、コイルスプリングSは同設置台7に投入され、設置部1に同コイルスプリングSの一端部S1が嵌合されて設置される。次に、A2の位置における停止状態で、コイルスプリングSは回動部2により軸心P回りで回動されて、他端部S2の巻端SSが所定位置Kとなるようにその向きが修正される(図2参照)。
【0035】
最後に、A4の位置における停止状態で、巻端SSが所定位置KとなったコイルスプリングSは、その向きのまま取り出されてワークWに装填される。このようなA1〜A4での一連の作業が繰り返し連続的に行われる。なお、A3の位置では特に作業が行われないので、この場合、設置台7上に周方向で略等間隔に三つの設置部1を配設した形態とすることもできる。
【0036】
各設置部1に対応する位置では、設置台7にブレーキ手段5が配置固定されている。ブレーキ手段5は、A2の位置における巻端SS位置修正工程で、コイルスプリングSの外周に摺接してその回動を制動するものであるが、それ以外の工程においても、設置部1で回動自在に保持される同コイルスプリングSの不用意な回動を防止するために、このコイルスプリングSの外周に当接するよう動作させることが好ましい。ただ、A1の位置におけるコイルスプリングSの投入時と、A4の位置における同コイルスプリングSの取出時とには、ブレーキ手段5のブレーキ作用が解除される。
【0037】
回動部2はツール片3を有してロッド軸8の下端部分に設けられており、このロッド軸8と共に上下スライド動作される。ロッド軸8の上端部分には結合部9が設けられ、中程部分には小ギヤ10aが設けられている。そして、カム機構6により(一方のカム板6a及び中支持カム片20を介して)上下往復動作される縦長連結棒11の上端が、リンク軸12aで軸支される直型リンク12の一端に枢支連結されており、この直型リンク12の他端には、前記ロッド軸8の結合部9が連結されている。それ故、カム機構6での動作が縦長連結棒11、直型リンク12、ロッド軸8を介し回動部2に伝達されて、この回動部2は上下スライド動作される。
【0038】
又、カム機構6の他方のカム板6aには、カム片軸13aで軸支される片支持カム片13の中程が係合されるもので、この片支持カム片13の先端には、縦短連結棒14の下端が枢支連結されている。この縦短連結棒14の上端は、リンク軸15aで軸支されるL型リンク15の一端に枢支連結されており、このL型リンク15の他端に横連結棒16の一端が枢支連結されている。そして、前記ロッド軸8の小ギヤ10aと噛合する大ギヤ10bのギヤ軸17aの下端に首振りリンク17が設けられ、この首振りリンク17は同大ギヤ10b及びギヤ軸17aと共に往復回動するものであり、同首振りリンク17の先端に前記横連結棒16の他端が枢支連結されている。
【0039】
それ故、カム機構6での動作(カム板6aから片支持カム片13へと伝達された動作)が、縦短連結棒14、L型リンク15、横連結棒16を介し首振りリンク17に伝達され、この首振りリンク17及びギヤ軸17a、大ギヤ10bで往復回動作に変換される。そして、大ギヤ10bに噛合する前記小ギヤ10aが往復回動されて、ロッド軸8の下端部分で回動部2はツール片3と共に往復回動される。
【0040】
ここで、このコイルスプリング巻端位置修正装置の全体構造を、具体的に説明する。図4に示す如く、カム機構6では二枚のカム板6a,6aが、カム軸6bを同軸としてこのカム軸6bと一体的に回転される。カム軸6bを回転させる駆動力は、モータ等の駆動手段18から得られる。この場合、駆動手段18の駆動プーリー18aから、ベルトやチェーン等の無端索状体19を介して得られる。
【0041】
一方のカム板6aの外周軌道には、カム片軸20aで軸支される中支持カム片20の一端が係合されるもので、この中支持カム片20の他端には、縦長連結棒11の下端が枢支連結されている。中支持カム片20のカム片軸20aより他端側には、引張スプリング21による上向きの弾発付勢力が付与されており、この弾発付勢力によって、同中支持カム片20の反対側の一端は下向きに弾性付勢され、一方のカム板6aの外周軌道に確実に係合される。そして、前記の如く、カム機構6での動作が中支持カム片20から、縦長連結棒11、直型リンク12、ロッド軸8を介して回動部2へと伝達されて、この回動部2は一回の巻端SS位置修正作業で一回だけ下降上昇動作される。
【0042】
この場合、前記小ギヤ10a及び大ギヤ10b(ギヤ軸17a)等は、支持ブロック22で支持固定されて上下動しないものであり、ロッド軸8が同小ギヤ10aを貫通して上下スライド動作される。ここで、小ギヤ10aとその中央に貫通係合されるロッド軸8とは、相互に上下スライド可能であるが回動不能となる係合関係とされている。
【0043】
又、他方のカム板6aの外周軌道には、前記の如く、片支持カム片13の中程が係合され、この片支持カム片13には縦短連結棒14を介してL型リンク15の一端が枢支連結されている。L型リンク15の縦短連結棒14が連結される一端側には、引張シリンダ23による下向きの弾発付勢力が付与されており、この弾発付勢力によって、片支持カム片13は下向きに弾性付勢され、その中程が他方のカム板6aの外周軌道に確実に係合される。
【0044】
そして、前記の如く、カム機構6での動作が片支持カム片13から、縦短連結棒14、L型リンク15、横連結棒16を介し、首振りリンク17及びギヤ軸17a、大ギヤ10b、小ギヤ10aへと伝達されて、ロッド軸8の下端部分に設けられる回動部2はツール片3と共に往復回動される。この場合、回動部2及びツール片3は、一回の巻端SS位置修正作業で一回略半円周分だけ往復回動される。
【0045】
設置台7は前記駆動手段18上に支持固定され、同駆動手段18によって間欠的に回転駆動される。設置台7の外周付近には設置部1が設けられ、この設置部1の内側にブレーキ手段5が配置固定されている。ブレーキ手段5では、取着ブロック24にブレーキ片25が内外方向でスライド自在に保持されており、このブレーキ片25の内側端は外方へ弾発付勢され、これにより、同ブレーキ片25の外側端がコイルスプリングSの外周に対して弾性的に摺接される。
【0046】
ここでは、設置台7に支持軸26aで軸支される略L字型の作動片26の一端が圧縮スプリング27により下方へ押圧回動されて、この作動片26の他端は同設置台7の上側へ突出して外方へ回動し、同他端に係合される前記ブレーキ片25の内側端が外方へ押圧回動され弾発付勢されている。そして、作動片26の一端側の下方には押圧シリンダ28が設けられており、ブレーキ手段5のブレーキ作用を解除する際には、この押圧シリンダ28が上昇動作されて同作動片26の一端は弾発付勢力に抗し上方へ押圧回動され、ブレーキ片25が内方へ退避動作される。
【0047】
又、このコイルスプリング巻端位置修正装置は、その全体を設置固定するために基台プレート29を備えており、この基台プレート29の下側に前記カム機構6が支持固定され、同基台プレート29の上側には前記駆動手段18が支持固定されると共に支柱体30が立設固定されている。そして、支柱体30には、前記支持ブロック22や引張スプリング21の一端等が取着固定されている。
【0048】
次に、本発明において要部となる設置部1及び回動部2を、より具体的に説明する。図3に示す如く、設置部1は支持板31と支持ピン32とを有し、この支持ピン32は同支持板31の略中央に突出立設されている。又、支持板31は設置台7に埋設固定されるベアリング33によってその上で回動自在に支持されており、支持ピン32と同支持板31とが一体となって回動される。そして、コイルスプリングSは支持ピン32に上方から外嵌され、このコイルスプリングSの下側の一端部S1が支持板31の上面に当止されて、同コイルスプリングSは設置部1と共にその軸心P回りで回動自在となるように嵌合保持される。
【0049】
回動部2はツール片3と保持ピン34とを有し、この保持ピン34は同回動部2の下端略中央に垂下突設されている。又、回動部2の下端部分には保持ピン34にもわたる凹溝35が形成されており、この凹溝35内には横長矩形状のツール片3が収容され中心軸Qで回動自在に軸支されている。この場合、中心軸QはコイルスプリングSの軸心Pと略直交するものであり、この中心軸Qで軸支されることによって、ツール片3はその両側の当接部4a,4bが相反する上下方向(軸心Pに略沿った方向)で進退自在となるように支持されている。
【0050】
そして、回動部2がツール片3と共に下降動作されると、前記設置部1で保持されたコイルスプリングSの上側の他端部S2に、まず、保持ピン34が挿入嵌合され、続いて、一方の当接部4bが同コイルスプリングSの巻端SSからのコイル巻線距離の短い位置で巻線に当たって上方へ退動作し、これに伴い同ツール片3が回動して、他方の当接部4aは下方へ進動作されて同巻端SSからのコイル巻線距離の長い位置で巻線に当たり、この他方の当接部4aが略半円周分だけ回動されてその間に同巻端SSを当接押圧する。
【0051】
その際、コイルスプリングSの外周には、ブレーキ手段5が弾性的に当接されて、同コイルスプリングSの回動はブレーキ作用で制動されており、ツール片3の下方への保持押圧力により、同コイルスプリングSが若干圧縮変形されて保持されている。又、当接部4aがコイルスプリングSの巻端SSに当接してこれを回動押圧するまでの間は、ツール片3の下端縁が同コイルスプリングSの巻線外面に弾性的に接触して摺動し、このコイルスプリングSは回動しない。その後、当接部4aがコイルスプリングSの巻端SSに当接してこれを回動押圧している間は、同コイルスプリングSが設置部1と共に回動される。
【0052】
すなわち、この場合、回動部2がコイルスプリングSの他端部S2をツール片3と保持ピン34とで係合保持するものであり、当接部4aがこのコイルスプリングSの巻端SSに当接してこれを回動押圧するまでの間は、同ツール片3の下端縁と保持ピン34の外周面が同コイルスプリングSの巻線外面に対して摺接しながら回動する。そして、この摺接による摩擦力Eとツール片3による回動力Fと前記ブレーキ手段5によるブレーキ力Gとの力関係が、F>G>Eに設定されている。
【0053】
それ故、図2に示す如く、<修正前>の状態から<修正後>の状態への動作において、ツール片3は常に同じ位置から略半円周分だけ回動されて所定位置Kで停止される。この場合、コイルスプリングSの巻端SSの位置に関係なくそのズレ量にも対応することなく、ツール片3は常に同じ位置から略半円周分だけ回動されて同巻端SSの位置修正作業が行われる。
【0054】
すなわち、図2(a)では、<修正前>にコイルスプリングSの巻端SSがいずれもツール片3の右側(図面左側のものは右下方、図面右側のものは右上方)に位置しているが、いずれにあってもツール片3の当接部4aが同巻端SSを当接押圧し、図2(b)では、<修正前>にコイルスプリングSの巻端SSがいずれもツール片3の左側(図面左側のものは左上方、図面右側のものは左下方)に位置しているが、いずれにあってもツール片3の当接部4bが同巻端SSを当接押圧し、同ツール片3は略半円周分だけ回動されて<修正後>の状態となる。なお、略半円周分だけの角度とは180度が理想ではあるが、ここでは、余裕をみて190度に設定している。
【0055】
ツール片3が略半円周分だけ回動されて所定位置Kで停止されると、コイルスプリングSはその巻端SSが同所定位置Kとなった向き(所定の向き)とされ、この状態で、前記の如く(図3参照)、回動部2と共に同ツール片3は上昇動作され、同コイルスプリングSの他端部S2から離脱されて、この巻端SSの位置修正作業が完了する。これ等一連の巻端SS位置修正作業は、前記カム機構6の駆動によって(ブレーキ手段5の動作は駆動手段18によって)行われる。そして、前記の如く(図1参照)、A4の位置における停止状態で、所定の向きとされたコイルスプリングSはその向きのまま取り出される。
【0056】
この場合、コイルスプリングSは、搬送チャック機構やフリーアームロボット等により所定の向きにして取り出され、ワークWに装填されるのであるが、ここで、同ワークWについて具体的に例示して説明する。図5に示す如く、この実施形態のコイルスプリング巻端位置修正装置によって巻端SS位置修正されるコイルスプリングSは、略矩形箱状のワークW内に装填される。なお、図5は、巻端SS位置修正されないでコイルスプリングSがワークW内に装填された状態を示している。
【0057】
ここで、巻端SSがB1或いはB2の位置となるように、コイルスプリングSをワークW内に装填することが要望されており、ズレ量αだけ同コイルスプリングSを予め回動させる同巻端SSの位置修正を行った後に、同コイルスプリングSを装填する組立作業を行うことになる。又、ワークWの底板部36の内面には係合固定部37が形成されており、この係合固定部37にコイルスプリングSの一端部が係合保持されるので、同コイルスプリングSの他端部における巻端SSの位置修正を行うことになる。
【0058】
図6に示す如く、前記ワークWは、略箱型の本体ケース38の開口部分に取着されるものであり、この本体ケース38と組立一体化されて、反転バネ式の電気スイッチを構成するものである。この電気スイッチには前記コイルスプリングSと連結される開閉素子39が内蔵されて、この開閉素子39の一方の可動端39aに前記コイルスプリングSの巻端SSが位置修正された側の端部を結合するものであり、他方の固定端39bを支持点として、同開閉素子39は同コイルスプリングSの反転動作に伴い揺動される。
【0059】
この場合、前記ワークWでなる部材の外面を押圧操作することにより、コイルスプリングSの反転動作で開閉素子39は揺動されるもので、この開閉素子39の揺動によって可動端子40aと固定端子40bとが着脱し、スイッチはON・OFF操作される。ここで、コイルスプリングSの巻端SSが前記B1或いはB2に位置しないと、前記開閉素子39の可動端39aと同コイルスプリングSの端部との結合部位で引っ掛かり抵抗を生じて反転感触は安定しなくなる。この電気スイッチの反転感触を安定化させるために、前記巻端SS位置修正作業を行うものである。
【0060】
したがって、この実施形態のコイルスプリング巻端位置修正装置においては、図1〜3に示す如く、コイルスプリングSが軸心P回りで回動自在となるようにその一端部S1を設置部1に保持させた状態で、同コイルスプリングSの他端部S2の巻端SSに回動部2のツール片3を当接押圧させることにより、この巻端SSが回動変位されて所定位置Kとなるように同コイルスプリングSの軸心P回りでの向きを修正することができる。
【0061】
しかも、その際、ツール片3がコイルスプリングSの軸心P回りで略半円周分の一定角度(ここでは190度)だけ回動して停止されることにより、このコイルスプリングSの巻端SSが所定位置Kとされ、常に一定の位置から一定角度だけ単純に回動されるだけなので、同ツール片3を有する回動部2の動作は簡単であり、精度良く修正作業を行うことができる。
【0062】
更に、ツール片3が略半円周分だけ回動される間にコイルスプリングSの巻端SSに当接されるので、この巻端SSの位置を確認する必要はなく、前記回動部2の動作が簡単となることもあって、作業工程は簡略化され、上記従来の技術におけるように、カメラ41やパルスモータ43、回動部2を巻端位置に応じて動作制御するためのマイコンのような制御手段、等を必要とせず、高価な機器を採用することなく製作することができる。
【0063】
又、この実施形態のコイルスプリング巻端位置修正装置においては、コイルスプリングSの巻端SSに当接されるツール片3の当接部4が軸心P回りで点対称位置に二つ配設され、両当接部4a,4bは同軸心Pに略沿った上下方向で進退自在となっているので、いずれか一方の当接部4a(当接部4b)を進動作させて同巻端SSに当接させることができ、これにより、同ツール片3は略半円周分だけ支障なく回動されるものとなっている。更に、この場合、両側に当接部4a,4bが配設された一体のツール片3の略中央部分をコイルスプリングSの軸心Pと略直交する中心軸Qで回動自在に軸支することにより、両当接部4a,4bは簡単な軸支構造で進退自在となっている。
【0064】
しかも、両当接部4a,4bは相反する上下方向で動作されるように進退自在となるので、ツール片3が下降動作されてコイルスプリングSの他端部S2に軸心P方向で近接される際、このコイルスプリングSの巻端SSからのコイル巻線距離の短い位置で一方の当接部4b(当接部4a)が同巻線に当たって退動作し、これに伴い他方の当接部4a(当接部4b)は相反する方向に進動作されて同巻端SSからのコイル巻線距離の長い位置で同巻線に当たり、この他方の当接部4a(当接部4b)が支障なく略半円周分だけ回動されてその間に同巻端SSを当接押圧することができるものである。
【0065】
又、この実施形態のコイルスプリング巻端位置修正装置においては、ブレーキ手段5をコイルスプリングSの外周に摺接させてその回動を制動することができるので、これにより、このコイルスプリングSを振れ動きなく安定した状態で回動させることができる。しかも、この場合、コイルスプリングSの巻端SSは慣性で回り過ぎることなく所定位置Kにて正確に停止され、より精度良く修正作業を行うことができる。
【0066】
しかも、この場合に、回動部2がコイルスプリングSの他端部S2を係合保持するものであるため、このコイルスプリングSはより振れ動きなく安定した状態で回動される。その際、回動部2はコイルスプリングSの他端部S2に対して摺接しながら回動されるものであるが、ここでは、この摺接による摩擦力Eとツール片3による回動力Fと前記ブレーキ手段5によるブレーキ力Gとの力関係がF>G>Eに設定されているため、摩擦力Eやブレーキ力Gよりも大きな回動力Fによって、同ツール片3は支障なく略半円周分だけ確実に回動される。
【0067】
更に、ブレーキ力G>摩擦力Eの力関係により、ブレーキ作用が有効に発揮される。すなわち、ツール片3がコイルスプリングSの巻端SSに当接してこれを回動押圧するまでは、ブレーキ作用により同コイルスプリングSの回動が停止された状態にあり、それ故、このコイルスプリングSの他端部S2に対して摺接されながら回動部2が支障なく回動され、同ツール片3は略半円周分だけ回動される間に同巻端SSへと至って確実に当接される。
【0068】
又、この実施形態のコイルスプリング巻端位置修正装置においては、回動部2がカム機構6により略半円周分だけ反転を繰り返して確実に回動されて、簡単な構造で精度良く動作され、同回動部2の往復回動により巻端SS位置修正作業は連続的に行われるものとなって、組立ラインにおける作業効率が向上される。
【0069】
【発明の効果】
本発明のコイルスプリング巻端位置修正装置は、コイルスプリングがその軸心回りで回動自在となるようにこのコイルスプリングの一端部を保持する設置部と、同コイルスプリングの他端部にてその巻端を当接押圧することでこのコイルスプリングをその軸心回りで回動させる回動部と、を備え、回動部はコイルスプリングの巻端を当接押圧するツール片を有し、このツール片によって回動変位される同巻端が所定位置となるように同コイルスプリングの軸心回りでの向きを修正するコイルスプリング巻端位置修正装置であって、ツール片が、コイルスプリングの軸心回りで略半円周分だけ回動し、その間に同コイルスプリングの巻端に当接してこれを回動押圧するものとなすと共に、同ツール片が略半円周分だけ回動されて停止する位置を同巻端の所定位置として設定したコイルスプリング巻端位置修正装置よりなり、それによって、コイルスプリングが軸心回りで回動自在となるように、その一端部を設置部に保持させた状態で、同コイルスプリングの他端部の巻端に回動部のツール片を当接押圧させることにより、この巻端が回動変位されて所定位置となるように同コイルスプリングの軸心回りでの向きを修正することができる。しかも、その際、ツール片がコイルスプリングの軸心回りで略半円周分の一定角度だけ回動して停止されることにより、このコイルスプリングの巻端が所定位置とされるので、同ルール片を有する回動部の動作は簡単であり、精度よく修正作業を行うことができる。
またさらに、前記コイルスプリングの巻端に当接されるツール片の当接部を同コイルスプリングの軸心回りで点対称位置に二つ配設して、両当接部を同軸心に略沿った方向で進退自在となし、いずれか一方の当接部が同コイルスプリングの巻端に当接されるようになしたことにより、コイルスプリングの巻端に当接されるツール片の当接部が軸心回りで点対称位置に二つ配置され、両当接部は同軸心に略沿った方向で進退自在となっているので、いずれか一方の当接部を同巻端に当接させることにより、同ツール片を略半円周分だけ支障なく回動させることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるコイルスプリング巻端位置修正装置の要部構造を示す概略斜視図。
【図2】同コイルスプリング巻端位置修正装置における要部の(a)、(b)各々異なる動作状態を示す下方からみた概略平面図。
【図3】同コイルスプリング巻端位置修正装置の要部を示す(a)は縦断面図、(b)は(a)におけるX矢視図。
【図4】同コイルスプリング巻端位置修正装置の全体構造を示す一部断面側面図。
【図5】コイルスプリングがワークに装填された状態を示す概略斜視図。
【図6】同ワークが組み込まれた製品の要部構造を示す概略縦断面図。
【図7】従来に考えられたコイルスプリング巻端位置修正装置の要部構造を示す概略斜視図。
【図8】同コイルスプリング巻端位置修正装置における要部の動作状態を示す下方からみた概略平面図。
【符号の説明】
1 設置部
2 回動部
3 ツール片
4 当接部
4a 当接部
4b 当接部
5 ブレーキ手段
6 カム機構
S コイルスプリング
S1 一端部
S2 他端部
SS 巻端
P 軸心
K 所定位置
Q 中心軸
Claims (1)
- コイルスプリングがその軸心回りで回動自在となるようにこのコイルスプリングの一端部を保持する設置部と、同コイルスプリングの他端部にてその巻端を当接押圧することでこのコイルスプリングをその軸心回りで回動させる回動部と、を備え、回動部はコイルスプリングの巻端を当接押圧するツール片を有し、このツール片によって回動変位される同巻端が所定位置となるように同コイルスプリングの軸心回りでの向きを修正するコイルスプリング巻端位置修正装置であって、ツール片が、コイルスプリングの軸心回りで略半円周分だけ回動し、その間に同コイルスプリングの巻端に当接してこれを回動押圧するものとなすと共に、同ツール片が略半円周分だけ回動されて停止する位置を同巻端の所定位置として設定したコイルスプリング巻端位置修正装置よりなり、
前記コイルスプリングの巻端に当接されるツール片の当接部を同コイルスプリングの軸心回りで点対称位置に二つ配設して、両当接部を同軸心に略沿った方向で進退自在となし、いずれか一方の当接部が同コイルスプリングの巻端に当接されるようになしたことを特徴とするコイルスプリング巻端位置修正装置。
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