JPH0679749B2 - スプリングユニツトの枠線取付け装置 - Google Patents

スプリングユニツトの枠線取付け装置

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JPH0679749B2
JPH0679749B2 JP62074169A JP7416987A JPH0679749B2 JP H0679749 B2 JPH0679749 B2 JP H0679749B2 JP 62074169 A JP62074169 A JP 62074169A JP 7416987 A JP7416987 A JP 7416987A JP H0679749 B2 JPH0679749 B2 JP H0679749B2
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coil spring
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安次 岩田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F33/00Tools or devices specially designed for handling or processing wire fabrics or the like
    • B21F33/02Mounting of wire network on frames
    • B21F33/025Mounting of mattress innersprings on borderframes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明はスプリングユニットの上下面周縁に枠線をク
リップ止めするための枠線取付け装置に関する。
(従来の技術) たとえばマットレスなどに用いられるスプリングユニッ
トは、多数のコイルスプリングをヘリカル線によって平
板状に結合するとともに、その上下面周縁に枠線を取付
けて構成されている。上記枠線は、コイルスプリング相
互の連結度合が少ない周辺部のコイルスプリングを補強
したり、スプリングユニットの外形を整えるなどの機能
を有し、スプリングユニットには必要不可欠な部品であ
る。そして、この枠線はスプリングユニットの周辺部に
位置するコイルスプリングにクリップによって結合され
ている。
ところで、従来上記枠線をコイルスプリングにクリップ
によって結合する作業は特公昭48-39296号公報に示され
るような装置を用いて作業者が手動で行なっていた。そ
のため、作業性が非常に悪いということがあった。ま
た、クリップ止めに際しては、枠線とコイルスプリング
の端面とを単にアンビルの爪に係合させた状態でプラン
ジャを作動させてクリップをかしめるようにしている。
そのため、枠線とコイルスプリングとの端面とをアンビ
ルの爪に係合させたのち、作業者が装置を動かしてしま
うことがあり、すると枠線に対してコイルスプリングが
正規の位置からずれて固定されてしまうということが生
じる。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来はクリップ止めを手動で行なうために
作業性が悪かったり、またコイルスプリングが枠線に正
確に位置決めして結合されないということがあった。
この発明は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、クリップ止めを自動で行なえ、しか
もコイルスプリングが枠線に対して位置ずれすることな
く結合できるようにしたスプリングユニットの枠線取付
け装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記問題点を解決するためにこの発明は、多数のコイル
スプリングを行列状に連結して形成されその上下面の周
縁にそれぞれ枠線が仮止めされたスプリングユニットが
載置される載置部と、この載置部の少なくとも一側に上
記スプリングユニットの周辺部の上面側と下面側とに対
向して配設され上記枠線とこれに接するコイルスプリン
グの上下端面とをクリップで結合するクリップ止め機構
と、開閉駆動される一対の挟持片を有し上記クリップ止
め機構によるクリップ止めに先立ち上記枠線にクリップ
止めされるコイルスプリングの端面を上記一対の挟持片
で挟持してその動きを規制する保持機構と、上記クリッ
プ止め機構あるいは上記載置部の少なくとも一方を所定
間隔で間欠的に駆動する駆動機構とを具備する。そし
て、上記保持機構によってコイルスプリングの位置ずれ
を阻止しながらクリップ止めを行なう。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図乃至第12図を参照し
て説明する。第1図に示す枠線取付け装置は架台1を備
えている。この架台1は一対の脚体2を一対の連結杆3
で連結して構成されている。上記一対の連結杆3上には
矩形板状のテーブル4が載置固定されている。このテー
ブル4の長手方向一端上面には固定ストッパ体5が取付
け固定され、他端側には可動ストッパ体6が軸7によっ
て回動自在に設けられている。上記軸7の一端は互いに
歯合した一対の歯車8を介して回転ロータ9により90度
の範囲で回動駆動されるようになっている。そして、上
記テーブル4上には後述するスプリングユニット11がそ
の一端を上記固定ストッパ体5に接合させて載置される
と、回転ロータ9が作動して他端が上記可動ストッパ体
6によって押圧されて保持されるようになっている。
上記スプリングユニット11は第11図に示すように多数の
コイルスプリング12を長手方向に沿って密に、幅方向に
おいては所定の間隔で配置し、隣り合うコイルスプリン
グ12の端面をヘリカル線13で結合し、さらにその上下面
周縁に枠線14をクリップ15で結合して構成されている。
なお、上記テーブル4上に載置されるスプリングユニッ
ト11は上記枠線13が仮止めされた状態、つまりスプリン
グユニット11に対して枠線14が4個程度のクリップ15で
固定された状態にあり、第11図に示すごとくスプリング
ユニット11の周辺部に位置するコイリスプリング12の全
てが枠線14にクリップ15で結合されてはいない。
上記テーブル4の両側には上記架台1の脚体2間にそれ
ぞれ支持部材16が架設されている。すなわち、上記脚体
2には第4図に示すように受け板17が固着され、この受
け板17には第1のレール18が上記テーブル4の一側に対
して直交する方向に設けられている。この第1のレール
18には上記支持部材16の端部下面に設けられた受け具19
がスライド自在に係合している。また、上記受け板17に
は支持部材16のスライド方向に沿って第1のシリンダ20
が配設されている。この第1のシリンダ20のロッドは上
記支持部材16に設けられた連結片20aに連結されてい
る。したがって、この第1のシリンダ20によって上記支
持部材16はテーブル4の一側に接離する方向に駆動され
るようになっている。
上記支持部材16の上面には第2のレール21が敷設されて
いる。また、上記支持部材16の外側の長手方向両端には
それぞれ支持板22が設けられ、これら支持板22には固定
部材23が両端を固定して設けられている。この固定部材
23の外側には断面U字状の複数の受け具24が設けられ、
これら受け具24には可動部材25がスライド自在に支持さ
れている。この可動部材25と上記固定部材23とにはこれ
らの上面に開放した多数の係合孔25a、23aが所定の間隔
で形成されている。
一方、上記第2のレール21にはクリップ止め機構125の
本体26が移動自在に設けられている。この本体26は第2
図に示すように垂直部27と、この垂直部27の両端に形成
された一対の水平部28とを有し、この水平部28の端部に
はシリンダ29に形成されている。このシリンダ29にはピ
ストン31が収容され、このピストン31には駆動軸32が連
結されている。この駆動軸32は上記水平部28から垂直部
27にわたって形成された空間部33に突出し、その突出端
には連結軸34の一端が枢着されている。この連結軸34の
他端は上記空間部33に垂直方向にスライド自在に設けら
れたプランジャ35の上端に枢着されている。上記空間部
33は上記垂直部27の中途部で開放し、この開放端に上記
プランジャ35の下端部が臨んでいる。このプランジャ35
の下端部は逆J字状の凹部36が形成され、この凹部36と
対向する上記垂直部27の中途部にはほぼJ字状をなした
受け部材37が取着されている。上記垂直部27に設けられ
た一対の受け部材37の間隔は上記スプリングユニット11
の高さよりもわずかに小さな間隔で設けられている。し
たがって、クリップ止め機構25を上記第1のシリンダ20
を作動させてテーブル4に接近する方向に駆動すれば、
第2図に示すようにそのテーブル4に載置されたスプリ
ングユニット11の枠線14が上記一対の受け部材37に対向
位置するようになっている。
一方、上記クリップ止め機構125の本体26には、その垂
直部27の内面側に一対のクリップ供給機構41が上下方向
に離間して設けられている。このクリップ供給機構41は
第5図と第6図および第10図に示すように線材42によっ
て連結された多数のクリップ15が巻装されたドラム44を
有する。このドラム44は取付体45に軸46により回転自在
に設けられている。この取付体45は支軸47にスライド自
在に設けられている。この支軸47は上記テーブル4の一
側の両端に対応して立設された一対の支柱48に架設され
ている。
上記ドラム44から送り出されたクリップ15は上記本体26
にほぼ水平に設けられた受け面49に供給される。この受
け面49の一側には第6図に示すように取付板51が立設さ
れている。この取付板51には第1のアーム52の中途部が
枢着されている。この第1のアーム52の一端には送りシ
リンダ53のロッドが連結され、他端にはばね54によって
第6図に矢印で示す方向に付勢された送り爪55の中途部
が枢着されている。したがって、上記送りシリンダ53の
ロッドが第6図に示す突出した状態から没入方向に付勢
されると、第1のアーム52が矢示方向に回動するから、
それによって上記送り爪55が受け面49上のクリップ43を
矢印で示す方向、つまり上記クリップ止め機構125のプ
ランジャ35の方向に送るようになっている。
また、上記取付板51には上記第1のアーム52よりもクリ
ップ43の送り方向前方に第2のアーム56が一端を枢着し
て設けられている。この第2のアーム56はばね57によっ
て矢示方向に付勢されているとともに、その中途部に係
合したピン58によってその方向への回動が規制されてい
る。さらに、この第2のアーム56の他端にはラチェット
59がワンウエイクラッチ61によって矢示方向にだけ回転
するように設けられている。したがって、上記送り爪55
が回動してこれによりクリップ15が送られたのち、上記
送り爪55が戻るときに、この送り爪55によって上記クリ
ップ15が戻されるのを上記ラチェット59が阻止するよう
になっている。
上記構成のクリップ供給機構41によって送られるクリッ
プ15は、第2図と第9図に示すように上記垂直部27の中
途部に幅方向に貫通して形成された供給孔61から受け部
材37と対応する位置に送り出される。この状態で上記水
平部28の端部に設けられたシリンダ29が作動すると、そ
の駆動軸32が水平方向に駆動されることにより連結軸34
を介してプランジャ35が空間部33から突出する方向に駆
動されるから、このプランジャ35の端部に形成された凹
部36によって上記供給孔61から突出した1つのクリップ
15が押圧され、他のクリップ15から切離されて上記凹部
36と受け部材37とでかしめられることになる。そのと
き、上記受け部材37とわずかに離間した位置には上記ス
プリングユニット11の上下面周縁に連結された枠線14
と、この枠線14に接するコイルスプリング12の端面を形
成する線材とが位置するから、これらの接合部分が上記
プランジャ35によってかしめられるクリップ15によって
固定されることになる。
上記クリップ止め機構125の本体26の垂直部27の外面の
上下端部にはそれぞれ保持機構62が設けられている。こ
の保持機構62は第7図と第8図とに示すように下面が開
放した箱形状の枠体63を有する。この枠体63は上記垂直
部27の外面に固着されているとともに、内部には枠体63
と同様下面が開放したスライド枠体64がスライド自在に
収容されている。このスライド枠体64の両側にはそれぞ
れピン65が突設され、これらピン65は上記枠体63の両側
に穿設された溝66にスライド自在に挿入され、それによ
ってスライド枠体64が枠体63から抜出するのを阻止して
いる。なお、上記枠体63とスライド枠体64との間には、
このスライド枠体64を抜出方向に付勢したばね67が収容
されている。
上記スライド枠体64内には押し体68が収容されている。
この押し体68にはその下端面に開放した円錐状の凹部69
が形成されている。この押し体68の凹部69によって上記
スライド枠体64の下端部内に設けられた挟持体71が開閉
されるようになっている。この挟持体71は中途部が枢着
された一対の挟持片72からなり、上記押し体68がスライ
ド枠体64から抜出する方向にスライドすると、一対の挟
持片72の一端側が上記凹部69の傾斜面によって閉じる方
向に押圧されるから、他端側も閉じることになる。な
お、一対の挟持片72の一端側はばね73によって開方向に
付勢されている。上記枠体63の上面には把持シリンダ74
が軸線を垂直にして設けられている。この把持シリンダ
74のロッド74aは上記枠体63内に突出し、上記スライド
枠体64の上面に連結されている。したがって、この把持
シリンダ74が作動すれば、そのロッド74aによってスラ
イド枠体64が駆動される。スライド枠体64が第7図に示
すように枠体63から抜出する方向に駆動され、ピン65が
溝66の末端に当接したのち、さらに上記ロッド74aが突
出方向に駆動されると、スライド枠体64内に押し体68が
スライドし、第8図に示すようにその凹部69によって挟
持体71が閉方向に付勢されることになる。このような構
造の保持機構62は、上記クリップ止め機構125が作動す
る前に作動してクリップ止めされるコイルスプリング12
と、これに隣接したコイルスプリング12との端面、すな
わち第12図にAで示す部分を挟持する。したがって、上
記保持機構62によって保持されたコイルスプリング12が
クリップ止めされるので、そのときにコイルスプリング
12がずれ動くのを防止することができるようになってい
る。
なお、上記クリップ止め機構125のプランジャ35の軸線
と、保持機構62の把持シリンダ74の軸線とは第3図に示
す寸法a、すなわちコイルスプリング12の半径に相当す
る寸法だけずれている。
一方、上記支持部材16の外側に設けられた可動部材25に
は第4図に示すように軸線をこの可動部材25と平行にし
て配設された第2のシリンダ81のロッドが連結片82を介
して連結されている。この第2のシリンダ81が作動する
と、可動部材25はこれに形成された係合孔25aのピッチ
と同じ距離だけ往復駆動されるようになっている。上記
クリップ止め機構125の本体26には上記固定部材23と可
動部材25との上方に位置する板材82が取着されている。
この板材82には上記固定部材23と対応する位置と可動部
材25に対応する位置にそれぞれに第3のシリンダ83と第
4のシリンダ84とが軸線を垂直にして立設されている。
これらシリンダ83、84のロッドは上記板材82を貫通して
いる。そして、第3のシリンダ83が作動すると、そのロ
ッドが固定部材23の係合孔23aに係合し、第4のシリン
ダ84が作動するとそのロッドか可動部材25の係合孔25a
に係合するようになっている。第4のシリンダ84のロッ
ドが可動部材25の係合孔25aに係合した状態で第2のシ
リンダ81が作動してそのロッドが突出方向に駆動される
と、クリップ止め機構125の本体26は第4図に矢印で示
す方向に上記可動部材25と一体にピッチpの距離だけ移
動する。また、第3のシリンダ83が作動してそのロッド
が固定部材23の係合孔23aに係合すれば、本体26がスラ
イド不能に固定される。本体26が固定された状態で第4
のシリンダを作動させてそのロッドを可動部材25の係合
孔25aから外すとともに、第2のエアシリンダ81のロッ
ドを没入方向付勢して可動部材25を戻せば、この可動部
材25によって上記本体25を再度矢示方向に送ることがで
きる状態になる。すなわち、第2のシリンダ81と第4の
シリンダ84とを交互に作動させれば、可動部材25を介し
て本体26をピッチ送りすることができ、また第3のシリ
ンダ83によって上記本体26をスライド不能に固定できる
ようになっている。
なお、上記本体26には上記第2のレール21が敷設された
支持部材16の上面に転接するローラ85が設けられてい
る。
つぎに、上記構造の枠線取付装置の動作について説明す
る。まず、枠線14が仮止めされたスプリングユニット11
をテーブル4上に載置して可動ストッパ体5によって保
持するとともに、テーブル4の両側に位置する一対のク
リップ止め機構125を第1のレール18の一端側に移動さ
せる。さらに、第1のシリンダ20を作動させて支持部材
16をテーブル4に接近する方向に駆動し、第2図に示す
ようにスプリングユニット11の上下面周縁に仮止めされ
た枠線14を受け具24に対応するよう上記クリップ止め機
構125を位置決めする。この状態で図示しない制御装置
のスタートスイッチをオンにすると、最初にクリップ止
め機構25の本体に設けられた上下一対の保持機構62の把
持シリンダ74が作動し、そのスライド枠64と押し体68が
第7図に示す状態から第8図に示すように枠体63から抜
出する方向にスライドする。すると、スライド枠体64の
下端部内に設けられた挟持体71が押し体68の凹部69によ
って押圧されて閉じ、上記スプリングユニット11の両側
に位置する隣り合う一対のコイルスプリング12の端面を
挟持する。
つぎに、クリップ止め機構125の本体26の水平部28に設
けられたシリンダ29が作動してその本体26の空間部33に
スライド自在に設けられたプランジャ35をスライドさせ
る。すると、上記本体26の供給孔61から突出した先端の
クリップ15が上記プランジャ35の端部に形成された凹部
36によって押圧される。したがって、そのクリップ15が
上記プランジャ35の凹部36と上記受け具19とでかしめら
れるとともに、このときに受け具19に対応する箇所に位
置する枠線14およびこの枠線14に接したコイルスプリン
グ12の端部が上記クリップ15によって一体的に固定され
る。すなわち、一対の本体26に設けられた4つのクリッ
プ止め機構125によって一度に4か所のクリップ止めが
行われる。そして、そのときクリップ止めされるコイル
スプリング12は保持機構62の挟持体71によって保持され
ているので、そのコイルスプリング12が確実に位置決め
された状態で上記枠線14に固定される。
このようにしてスプリングユニット11の両端側の4か所
のクリップ止めが終了すると、第3のシリンダ83による
本体26の固定が解除され、第4のシリンダ84が作動して
そのロッドが可動部材25の係合孔25aに係合するととも
に、ついで第2のシリンダ81のロッドが没入した状態か
ら突出する方向に付勢される。すると、この第2のシリ
ンダ81によって上記本体26が1ピッチ送られ、上記クリ
ップ止め機構125がクリップ止めしたコイルスプリング1
2の隣のコイルスプリング12に対向する箇所に位置す
る。この位置で再び上述したクリップ止め動作が繰返さ
れることになる。
このように、スプリングユニット11の両側の枠線14とコ
イルスプリング12とのクリップ止めが行われると、その
スプリングユニット11は第1図に示す装置とほぼ同様の
装置に移載され、そこでスプリングユニット11の長手方
向両端側の枠線14とこれに接するコイルスプリング12と
がクリップ止めが行われる。この場合、スプリングユニ
ット11の幅方向のコイルスプリング12は所定間隔で配置
されているから、保持機構62の挟持体71は1つのコイル
スプリング12だけを挟持し、その状態でクリップ止め機
構125によるクリップ止めが行われる。
なお、上記一実施例ではクリップ止め機構125をスプリ
ングユニット11に対して移動させるようにしたが、第13
図乃至第16図に示すようにスプリングユニット11を駆動
するようにしてもよい。すなわち、スプリングユニット
11は載置部としてのベルトコンベア101上にストッパ102
によって位置決めされて載置されている。このベルトコ
ンベア101は第16図に示すようにスプロケット103によっ
て無端駆動されるチェーン104によって駆動されるよう
になっている。上記スプロケット103には第1の歯車105
が同軸に連結され、この第1の歯車105には外周面の一
部にだけ歯が形成された第2の歯車106が歯合してい
る。この第2の歯車106には第1のプーリ107が同軸に設
けられ、この第1のプーリ107とモータ108の回転軸に嵌
着された第2のプーリ109とにはベルト111が張設されて
いる。したがって、モータ108が作動して第2の歯車106
が1回転すると、第1の歯車105が所定角度回転させら
れるから、それによってベルトコンベア101が一定の距
離だけ間欠的に駆動されるようになっている。
上記ベルトコンベア101の両側にはそれぞれ架台112が設
けられ、その架台112の上面の両端にはベルトコンベア1
01の走行方向に対して直交する方向にレール113が設け
られている。このレール113には支持部材114が両端に設
けられた受け具115をスライド自在に係合させて設けら
れ、この支持部材114に上記一実施例と同様のクリップ
止め機構125が設けられている。すなわち、クリップ止
め機構125はスプリングユニット11に対して接離する方
向にだけ駆動され、このクリップ止め機構125によるク
リップ止めは上記スプリングユニット11がベルトコベア
101で搬送されることによって位置決めされるようにな
っている。
このような構造によれば、ベルトコンベア101上にスプ
リングユニット11を所定間隔で載置し、そのベルトコン
ベア101を駆動することによって多数のスプリングユニ
ット11に対してクリップ止めを連続的に行なうことがで
きるから、作業性の向上を計ることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明は、スプリングユニットが載
置される載置部あるいは上記スプリングユニットの枠線
とコイルスプリングとをクリップ止めするクリップ止め
機構のいずれかを間欠的に駆動して上記枠線とコイルス
プリングとのクリップ止めを行なうとともに、その際に
クリップ止めされるコイルスプリングを保持機構の一対
の挟持片で挟持するようにした。したがって、従来手動
で行なっていた枠線とコイルスプリングとのクリップ止
めを自動で行なうことができるばかりか、クリップ止め
の際にコイルスプリングが位置ずれするのが防止される
から、組立て精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図はこの発明の一実施例を示し、第1図
は全体の構成の斜視図、第2図はクリップ止め機構の側
面図、第3図は同じく正面図、第4図はクリップ止め機
構をピッチ送りする機構の斜視図、第5図はクリップ供
給機構の斜視図、第6図は同じく側面図、第7図は保持
機構の断面図、第8図は同じく動作状態の斜視図、第9
図はクリップがクリップ止め機構によってかしめられた
状態の断面図、第10図はクリップの斜視図、第11図はス
プリングユニットの斜視図、第12図は同じく一部分の平
面図、第13図乃至第16図はこの発明の他の実施例を示
し、第13図は装置全体の平面図、第14図は同じく側面
図、第15図は一方の架台の斜視図、第16図は駆動機構の
斜視図である。 4……テーブル(載置部)、11……スプリングユニッ
ト、14……枠線、125……クリップ止め機構、62……保
持機構、101……ベルトコンベア(載置部)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のコイルスプリングを行列状に連結し
    て形成されその上下面の周縁にそれぞれ枠線が仮止めさ
    れたスプリングユニットが載置される載置部と、この載
    置部の少なくとも一側に上記スプリングユニットの周辺
    部の上面側と下面側とに対向して配設され上記枠線とこ
    れに接するコイルスプリングの上下端面とをクリップで
    結合するクリップ止め機構と、開閉駆動される一対の挟
    持片を有し上記クリップ止め機構によるクリップ止めに
    先立ち上記枠線にクリップ止めされるコイルスプリング
    の端面を上記一対の挟持片で挟持してその動きを規制す
    る保持機構と、上記クリップ止め機構あるいは上記載置
    部の少なくとも一方を所定間隔で間欠的に駆動する駆動
    機構とを具備したことを特徴とするスプリングユニット
    の枠線取付け装置。
JP62074169A 1987-03-30 1987-03-30 スプリングユニツトの枠線取付け装置 Expired - Lifetime JPH0679749B2 (ja)

Priority Applications (1)

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