JP4061739B2 - Excavation device for tunnel excavator and method of using the same - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬質の岩盤中に曲線のトンネルを掘削する際に用いるトンネル掘削機の余掘装置及びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、硬質の岩盤を掘削するための種々の形式のトンネル掘削機が提案されている。
【0003】
図3乃至図5はオープン型と呼ばれている岩盤掘削のためのトンネル掘削機の一例を示すもので、このトンネル掘削機の駆動部1の前側には、駆動モータ2によって回転駆動される円盤状のカッタヘッド3が設けられ、該カッタヘッド3の前面には、超硬金属からなる多数の前面ローラカッタ4が回転自在に設けられている。
【0004】
また、カッタヘッド3の外周部には、前記の前面ローラカッタ4と同様の構成を有する複数の外周部ローラカッタ5が設けられている。
【0005】
駆動部1には、図4に示すように上側と下部左右側において、前側ジャッキ6により、カッタヘッド3の外周面から外方へ突出する前側グリッパシュー7a,7b,7cが設けられている。
【0006】
また、駆動部1の後方には、メインビーム8が突設されており、該メインビーム8には、図3及び図5に示すように、スライドブロック9が前後方向にスライド可能に設けてある。
【0007】
スライドブロック9の左右側部には、後側ジャッキ10によって、左右へ張り出して前記のカッタヘッド3の外周面より外方に突出する後側グリッパシュー11a,11bが設けられている。
【0008】
更に、駆動部1とスライドブロック9との間は、掘進ジャッキ12によって連結されている。
【0009】
なお、図中、13は掘削物(破砕され粉塊状となった岩盤)を搬出するベルトコンベヤである。
【0010】
図3乃至図5に示すオープン型のトンネル掘削機によってトンネルの掘削を行なう場合には、後側ジャッキ10により後側グリッパシュー11a,11bを外側に張り出してトンネル内壁に押圧し、スライドブロック9をトンネルに固定した後、駆動モータ2によってカッタヘッド3を回転させた状態で、掘進ジャッキ12を伸張させる。
【0011】
掘進ジャッキ12を伸張させると、前記のスライドブロック9に反力を取りながら駆動部1、メインビーム8及びカッタヘッド3が前進し、回転しているカッタヘッド3に設けた前面ローラカッタ4及び外周部ローラカッタ5が岩盤に押し付けられ且つ転動することによって、岩盤の破砕が行なわれる。
【0012】
破砕された粉塊状の岩盤はベルトコンベヤ13によって後方へ搬出される。
【0013】
掘進ジャッキ12の伸張によって所定ストロークの掘削を行なった後は、前側ジャッキ6によって前側グリッパシュー7a,7b,7cを外側に張り出して、新しく掘削されたトンネル内壁に押圧することにより駆動部1をトンネルに固定し、後側ジャッキ10を縮小して後側グリッパシュー11a,11bのトンネルに対する固定を解除する。
【0014】
次いで、掘進ジャッキ12を縮小することにより、スライドブロック9を駆動部1側に引き寄せてから、再び、後側ジャッキ10により後側グリッパシュー11a,11bを外側に張り出し、スライドブロック9をトンネルに対して固定し、上述した操作を繰り返してトンネルの掘削を進める。
【0015】
図6及び図7はシールド型と呼ばれている岩盤掘削のためのトンネル掘削機の一例を示すもので、このトンネル掘削機の駆動部1の前側には、駆動モータ2によって回転駆動される円盤状のカッタヘッド3が設けられ、該カッタヘッド3の前面には、超硬金属からなる多数の前面ローラカッタ4が回転自在に設けられている。
【0016】
また、カッタヘッド3の外周部には、前記の前面ローラカッタ4と同様の構成を有する複数の外周部ローラカッタ5が設けられている。
【0017】
カッタヘッド3の外周後部には、前記の駆動部1の外周を包囲するように駆動部1に固定されたスキンプレートである前胴14と、該前胴14の後部に嵌合した中胴15と、該中胴15の後部に嵌合した後胴16とが備えられており、前胴14と中胴15との間は、掘進ジャッキ17によって連結され、中胴15と後胴16との間は、方向制御を行なうための中折れジャッキ18によって連結されている。
【0018】
なお、図中、13は掘削物(破砕され粉塊状になった岩盤)を搬出するベルトコンベヤである。
【0019】
更に、駆動部1の外側(図6における上側及び下側)には、前側ジャッキ19によって、前胴14に穿設された開口を通して前胴14の外側に突出する前側グリッパシュー20a,20bが設けられている。
【0020】
また、後胴16の内方には、固定ブロック21が設けられており、該固定ブロック21には、後側ジャッキ22によって後胴16に穿設された開口を通して後胴16の外側に突出する後側グリッパシュー23a,23bが設けられている。
【0021】
図6及び図7に示すトンネル掘削機によってトンネルの掘削を行なう場合には、後側ジャッキ22により、後側グリッパシュー23a,23bを外側に張り出してトンネル内壁に押圧し、後胴16及び固定ブロック21をトンネルに固定し且つ中折れジャッキ18の伸縮を固定した後、駆動モータ2によってカッタヘッド3を回転させた状態で、掘進ジャッキ17を伸張させる。
【0022】
掘進ジャッキ17を伸張させると、前記の中胴15に反力を取りながら前胴14、駆動部1及びカッタヘッド3が前進し、回転しているカッタヘッド3に設けた前面ローラカッタ4及び外周部ローラカッタ5が岩盤に押し付けられ且つ転動することによって、岩盤の破砕が行なわれる。
【0023】
破砕された粉塊状の岩盤はベルトコンベヤ13によって後方へ搬出される。
【0024】
掘進ジャッキ17の伸張によって所定ストロークの掘削を行なった後は、前側ジャッキ19によって前側グリッパシュー20a,20bを外側に張り出して、新しく掘削されたトンネル内壁に押圧することにより駆動部1及び前胴14をトンネルに固定し、後側ジャッキ22を縮小して後側グリッパシュー23a,23bのトンネルに対する固定を解除する。
【0025】
次いで、掘進ジャッキ17を縮小することにより、中胴15、後胴16及び固定ブロック21を駆動部1側に引き寄せてから、再び、後側ジャッキ22により後側グリッパシュー23a,23bを外側へ張り出し、固定ブロック21をトンネルに対して固定し、上述した操作を繰り返してトンネルの掘削を進める。
【0026】
上述の図3乃至図5に示したオープン型のトンネル掘削機、あるいは図6及び図7に示したシールド型のトンネル掘削機によれば、硬質の岩盤を直線的に掘削して略直線状のトンネルを成形することができるが、工事条件によっては、曲がったトンネルの掘削、所謂、曲線掘削を要求されることがある。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したオープン型のトンネル掘削機において、左右の後側グリッパシュー11a,11bの張り出し量を変化させたり、あるいは、シールド型のトンネル掘進機において、中折れジャッキ18の突出量を調整することにより、駆動部1及びカッタヘッド3やカッタヘッド3及び前胴14を、たとえば、図7に示すように、転向させようとしても、これらの外周部に余裕がないと転向を行なうことができない。
【0028】
このために曲線掘削を行なう場合には、カッタヘッド3などの周囲に転向用の空間を開削するための余掘りを行なう必要がある。
【0029】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、曲線掘削を行なうときにのみ、必要な量の余掘りを容易に実施できるトンネル掘削機の余掘装置及びその使用方法を提供することを目的とするものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のトンネル掘削機の余掘装置では、トンネル掘削機のカッタヘッドと略等しい掘削半径を有し且つカッタヘッドの背面側に配置された余掘用カッタと、該余掘用カッタの回転中心をカッタヘッドの回転中心に対して偏心させ得る偏心手段と、前記の余掘用カッタを回転させ得る余掘用カッタ回転手段とを備えている。
【0031】
本発明の請求項2に記載のトンネル掘削機の余掘装置では、トンネル掘削機のカッタヘッドと略等しい掘削半径を有し且つカッタヘッドの背面側に配置された環状の余掘用カッタと、前記のカッタヘッドの背面から掘削機後方側へ同軸に延びるカッタヘッド駆動用のメインシャフトを周方向に取り囲み且つ余掘用カッタに接続された外殻シャフトと、該外殻シャフトをメインシャフトに対して偏心させ得る偏心手段と、前記の外殻シャフトを回転させ得る余掘用カッタ回転手段とを備えている。
【0032】
本発明の請求項3に記載のトンネル掘削機の余掘装置では、トンネル掘削機のカッタヘッドと略等しい掘削半径を有し且つカッタヘッドの背面側に配置された環状の余掘用カッタと、前記のカッタヘッドの背面から掘削機後方側へ同軸に延びるカッタヘッド駆動用のメインシャフトを周方向に取り囲み且つ余掘用カッタに接続された外殻シャフトと、該外殻シャフトに外嵌し且つ外殻シャフトを枢支する支持筒と、該支持筒をカッタヘッドに後続する掘削機胴部に対して偏心させ得る偏心手段と、前記の支持筒に取り付けられ且つ外殻シャフトを回転させ得る余掘用カッタ回転手段とを備えている。
【0033】
本発明の請求項4に記載のトンネル掘削機の余掘装置の使用方法では、曲線掘削を行うべき場所にトンネル掘進機のカッタヘッドが到達した際に、余掘用カッタ回転手段によって余掘用カッタをカッタヘッドよりも高速で回転させながら、当該余掘用カッタを偏心手段によって余掘り対象となる岩盤側へ偏寄させる。
【0034】
本発明の請求項1に記載のトンネル掘削機の余掘装置においては、余掘用カッタ回転手段から余掘用カッタへ回転力を伝達し、偏心手段により余掘用カッタの回転中心をカッタヘッドの回転中心に対して偏心させ、余掘用カッタの偏寄方向側に位置する岩盤を余掘用カッタで切り崩す。
【0035】
本発明の請求項2に記載のトンネル掘削機の余掘装置においては、余掘用カッタ回転手段から外殻シャフトを介して余掘用カッタへ回転力を伝達し、偏心手段により外殻シャフトをメインシャフトに対して偏心させ、余掘用カッタの偏寄方向側に位置する岩盤を余掘用カッタで切り崩す。
【0036】
本発明の請求項3に記載のトンネル掘削機の余掘装置においては、余掘用カッタ回転手段から外殻シャフトを介して余掘用カッタへ回転力を伝達し、偏心手段により支持筒を介して外殻シャフトを掘削機胴部に対して偏心させ、余掘用カッタの偏寄方向側に位置する岩盤を余掘用カッタで切り崩す。
【0037】
本発明の請求項4に記載のトンネル掘削機の余掘装置の使用方法においては、カッタヘッドよりも高速で回転する余掘用カッタを、偏心手段によって余掘り対象となる岩盤側へ偏寄させ、当該岩盤の切り崩し効率の向上を図る。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例と共に説明する。
【0039】
図1及び図2は本発明のトンネル掘削機の余掘装置の実施の形態の一例を示すものであり、このトンネル掘削機の余掘装置は、スキンプレートを形成する胴部24と、該胴部24に回転自在に支持されたメインシャフト25と、該メインシャフト25と一体的に形成されて胴部24の先端外側に位置し且つ複数の前面ローラカッタ4及び外周部ローラカッタ5を有するカッタヘッド26と、該カッタヘッド26の背面側に配置された環状の余掘用カッタ27と、カッタヘッド26の駆動用モータ32と、余掘用カッタ27を枢支する支持筒38と、略水平に延びる左右一対の偏心ジャッキ43a,43bと、余掘用カッタ27の駆動用モータ44とを備えている。
【0040】
メインシャフト25は、胴部24の先端寄り部分に同軸に配置されている。
【0041】
このメインシャフト25の後端寄り部分は、胴部24の先端寄り部分の隔壁28aと、該隔壁28aの掘進機後方側に隣接する隔壁28bとを貫通し、後方側の隔壁28bに取り付けた軸箱29に軸受30を介して枢支されている。
【0042】
また、メインシャフト25の後端寄り部分には、隔壁28a,28bの間に位置するように歯車31が外嵌固着されている。
【0043】
駆動用モータ32は、前記の歯車31に噛み合うピニオン33を有し、該ピニオン33、並びにメインシャフト25を介してカッタヘッド26を駆動し得るように、後方側の隔壁28bに取り付けられている。
【0044】
隔壁28a,28bの間には、歯車31及びピニオン33を取り囲むケーシング34が、両隔壁28a,28bに対して密接するように設けられている。
【0045】
更に、前方側の隔壁28aには、前記のメインシャフト25の前後方向中間部分を周方向に取り囲むスリーブ42が固着されている。
【0046】
余掘用カッタ27は、カッタヘッド26と略等径かあるいは僅かに小径の掘削半径を得られる外周位置に、超硬金属からなる複数のローラカッタ35を枢支している。
【0047】
余掘用カッタ27の背面には、当該カッタ27に対して同軸に且つ掘削機後方側へ延びる筒状の外殻シャフト37が一体的に設けられており、該外殻シャフト37の後端部には、歯車36が外嵌固着されている。
【0048】
これら余掘用カッタ27及び外殻シャフト37の内径は、前記のメインシャフト25の外径に比べて大きく設定されている。
【0049】
支持筒38は、外殻シャフト37に軸受39を介して外嵌する外筒40と、外殻シャフト37に対して摺動を許容し得るように内接する内筒41とによって構成されており、内筒41と前記のスリーブ42との間には、胴部24に対する余掘用カッタ27の偏心量(余掘量)に応じたクリアランスが設定されている。
【0050】
外筒40の前端部には、環状の外側移動隔壁46が同軸に固着されており、該外側移動隔壁46の前面は、胴部24内の先端近傍に内接固着した環状の外側固定隔壁47の後面に装着のシール部材48に、摺動可能に当接している。
【0051】
内筒41の前端部には、環状の内側移動隔壁49が同軸に固着されており、該内側移動隔壁49の前面は、先に述べたスリーブ42の前端部に固着した環状の内側固定隔壁50に装着のシール部材51に、摺動可能に当接している。
【0052】
偏心ジャッキ43a,43bは、支持筒38の左右に位置するように胴部24内に配置されており、各偏心ジャッキ43a,43bのシリンダ基部は、胴部24内面に連結され、また、ロッド先端は、外筒40外面に連結されている。
【0053】
駆動用モータ44は、前記の歯車36に噛み合うピニオン45を有し、該ピニオン45、並びに外殻シャフト37を介して余掘用カッタ27を駆動し得るように、前記の支持筒38の掘削機後方端に取り付けられている。
【0054】
図1及び図2に示すトンネル掘削機によってトンネルの直線掘削を行なう場合には、余掘用カッタ27の各偏心ジャッキ43a,43bの伸縮量を調整して余掘用カッタ27の軸芯をカッタヘッド26の軸芯と一致させ、ローラカッタ35の外周面がカッタヘッド26外周面と同一あるいはそれより僅かに引き込まれた状態として、カッタヘッド26を回転させる。
【0055】
曲線掘削を行なうべき場所にトンネル掘削機のカッタヘッド26が到達したならば、余掘用カッタ27の駆動用モータ44を作動させ、余掘用カッタ27をカッタヘッド26よりも高速で回転させながら、余掘りを行なうべき岩盤側に位置する偏心ジャッキ43a(あるいは偏心ジャッキ43b)を縮小させるとともに、反対側の偏心ジャッキ43b(あるいは偏心ジャッキ43a)を伸張させて、余掘用カッタ27を余掘り対象の岩盤側に偏寄する方向へ移動させる。
【0056】
余掘用カッタ27が余掘り対象の岩盤側に偏寄すると、余掘用カッタ27の外周に枢支されているローラカッタ35が岩盤に押し付けられ且つカッタヘッド26の回転に伴って転動することにより、岩盤の破砕が行なわれる。
【0057】
このように、図1及び図2に示すトンネル掘削機の余掘装置では、駆動用モータ44の回転力を、外殻シャフト37を介して余掘用カッタ27へ伝達し、偏心ジャッキ43a,43bにより、支持筒38を介して外殻シャフト37を胴部24に対して偏心させ、余掘用カッタ27の偏寄方向側に位置する岩盤をローラカッタ35で切り崩すので、曲線掘削を行なうときのみに、必要な量の余掘りを効率よく行なうことができる。
【0058】
また、余掘用カッタ27をカッタヘッド26よりも高速で回転させることにより、余掘りの対象となる岩盤の切り崩し効率を向上させることができる。
【0059】
なお、本発明のトンネル掘削機の余掘装置及びその使用方法は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のトンネル掘削機の余掘装置及びその使用方法によれば、下記のような種々の優れた効果を奏しえる。
【0061】
(1)本発明の請求項1乃至請求項3に記載のトンネル掘削機の余掘装置のいずれにおいても、余掘用カッタ回転手段から余掘用カッタへ回転力を伝達し、偏心手段により余掘用カッタの回転中心をカッタヘッドの回転中心に対して偏心させ、余掘用カッタの偏寄方向側に位置する岩盤を余掘用カッタで切り崩すので、曲線掘削を行なうときのみに、岩盤に対する余掘を効率よく行うことができ、よって、岩盤中に屈曲半径が小さいトンネルを容易に掘削できる。
【0062】
(2)本発明の請求項4に記載のトンネル掘削機の余掘装置の使用方法においては、余掘用カッタをカッタヘッドよりも高速で回転させるので、余掘りの対象となる岩盤の切り崩し効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトンネル掘削機の余掘装置の実施の形態の一例を示す構成図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】従来のオープン型のトンネル掘削機の一例を示す構成図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図3のV−V矢視図である。
【図6】従来のシールド型のトンネル掘削機の一例を示す構成図である。
【図7】図6のトンネル掘削機により曲線掘削を行なう状態を示す概略図である。
【符号の説明】
24 胴部(掘削機胴部)
25 メインシャフト
26 カッタヘッド
27 余掘用カッタ
37 外殻シャフト
38 支持筒
43a 偏心ジャッキ(偏心手段)
43b 偏心ジャッキ(偏心手段)
44 駆動用モータ(余掘用カッタ回転手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an excavation device for a tunnel excavator used when excavating a curved tunnel in hard rock, and a method of using the excavation apparatus.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various types of tunnel excavators for excavating hard rock have been proposed.
[0003]
FIG. 3 to FIG. 5 show an example of a tunnel excavator for rock excavation called an open type, and a disk that is rotationally driven by a
[0004]
A plurality of outer
[0005]
As shown in FIG. 4, the
[0006]
A
[0007]
[0008]
Further, the
[0009]
In the figure,
[0010]
When excavating a tunnel with the open type tunnel excavator shown in FIGS. 3 to 5, the
[0011]
When the
[0012]
The crushed powdery rock mass is carried out backward by the
[0013]
After the
[0014]
Next, by reducing the
[0015]
FIGS. 6 and 7 show an example of a tunnel excavator for rock excavation called a shield type, and a disk that is rotationally driven by a
[0016]
A plurality of outer
[0017]
At the rear rear part of the
[0018]
In addition, in the figure, 13 is a belt conveyor which carries out excavated material (the bedrock which was crushed into the shape of a lump).
[0019]
Further,
[0020]
Further, a
[0021]
When excavating a tunnel with the tunnel excavator shown in FIGS. 6 and 7, the rear jack 22 projects the
[0022]
When the
[0023]
The crushed powdery rock mass is carried out backward by the
[0024]
After the
[0025]
Next, by reducing the
[0026]
According to the open-type tunnel excavator shown in FIG. 3 to FIG. 5 or the shield-type tunnel excavator shown in FIG. 6 and FIG. Although a tunnel can be formed, depending on construction conditions, excavation of a bent tunnel, so-called curved excavation, may be required.
[0027]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described open type tunnel excavator, the amount of protrusion of the left and right
[0028]
For this reason, when performing curved excavation, it is necessary to perform extra excavation for excavating a turning space around the
[0029]
The present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances, and an object thereof is to provide a tunnel excavator surplus digging apparatus and a method of using the same capable of easily performing a necessary amount of surplus digging only when performing curved excavation. It is what.
[0030]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a surplus excavator for a tunnel excavator according to
[0031]
In the excavation device for a tunnel excavator according to
[0032]
In the excavation device for a tunnel excavator according to
[0033]
In the method for using the excavator for a tunnel excavator according to
[0034]
In the surplus excavator of the tunnel excavator according to
[0035]
In the after-excavation device for a tunnel excavator according to
[0036]
In the after-excavation apparatus for a tunnel excavator according to
[0037]
In the method for using the excavation device for a tunnel excavator according to
[0038]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0039]
FIG. 1 and FIG. 2 show an example of an embodiment of a surplus excavator for a tunnel excavator according to the present invention. The surplus excavator of this tunnel excavator includes a
[0040]
The
[0041]
The rear end portion of the
[0042]
Further, a
[0043]
The
[0044]
A
[0045]
Further, a
[0046]
The
[0047]
A cylindrical
[0048]
The inner diameters of the
[0049]
The
[0050]
An annular outer
[0051]
An annular inner
[0052]
The
[0053]
The drive motor 44 has a
[0054]
When the tunnel excavator shown in FIGS. 1 and 2 is used to perform straight excavation of the tunnel, the amount of expansion and contraction of the
[0055]
When the
[0056]
When the
[0057]
As described above, in the surplus excavator of the tunnel excavator shown in FIGS. 1 and 2, the rotational force of the driving motor 44 is transmitted to the
[0058]
Further, by cutting the
[0059]
It should be noted that the excavation apparatus for a tunnel excavator and the method of using the excavator of the present invention are not limited to the above-described embodiments, and various changes can be made without departing from the scope of the present invention. is there.
[0060]
【The invention's effect】
As described above, according to the after-excavation device for a tunnel excavator and the method of using the same according to the present invention, the following various excellent effects can be obtained.
[0061]
(1) In any of the excavation devices for tunnel excavators according to
[0062]
(2) In the method of using the excavation apparatus for a tunnel excavator according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing an example of an embodiment of a surplus excavator for a tunnel excavator according to the present invention.
FIG. 2 is a view taken in the direction of arrows II-II in FIG.
FIG. 3 is a block diagram showing an example of a conventional open type tunnel excavator.
4 is a view taken along arrow IV-IV in FIG. 3;
5 is a VV arrow view of FIG. 3;
FIG. 6 is a block diagram showing an example of a conventional shield type tunnel excavator.
7 is a schematic view showing a state where curved excavation is performed by the tunnel excavator of FIG. 6; FIG.
[Explanation of symbols]
24 trunk (excavator trunk)
25
43b Eccentric jack (Eccentric means)
44 Drive motor (cutter rotating means for surplus excavation)
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JP2000110487A (en) | 2000-04-18 |
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