JP4061123B2 - モジュラージャックコネクタ - Google Patents
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、対撚線配線システムに好適なモジュラージャック及びモジュラージャックコネクタに係り、特に、モジュラージャック内外の結合を抑えるモジュラージャックコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
LAN(ローカルエリアネットワーク)や電話等の情報通信のための配線システムにおいて、配線の分岐、延長に用いられるモジュラージャックは、米国配線システム規格TIA/EIA568Bや日本工業規格JISX5150に規定されている。
【0003】
昨今のオフィスにおいては、LANの導入が非常に盛んに行われており、このオフィスにおける配線システムの多数に、敷設や変更が比較的簡単なTP(対撚線)が使用されている。このTPを使用し、データ系と電話系とを統括した配線システムを図6に示す。
【0004】
この配線システムでは、MDF(Main Distribution Frame)61に対して集中配線される複数のIDF(Intermeditate Distribution Panel)62を、例えば、ビルのフロア毎に配置し、フロア各所にはIDF62に対して配線される1乃至複数のコンセントボックス63を設け、必要に応じてコンセントボックス63に次段のコンセントボックス64を接続し、コンセントボックス63,64に各端末65を接続する。
【0005】
TPを集中配線するためのモジュラーコネクタ型パッチパネルを図7に示す。また、コンセントボックスを図8に示す。これらの図に示されるように、パッチパネルやコンセントボックスには、複数のモジュラーコネクタもしくはモジュラージャックコネクタ71,81が並べて配置される。
【0006】
図9にモジュラージャックを示す。モジュラージャック91は、モジュラーケーブル(図示せず)を挿入するための開口部92を有したハウジング93と、ハウジング内部に組み込まれている8個の導体ピン94とからなる。ただし、ここに図示したモジュラージャックは、本発明の実施形態によるものであり、従来のモジュラージャックは導体ピン配置が図とは異なる。
【0007】
図10にモジュラージャックコネクタを示す。モジュラージャックコネクタ101は、モジュラージャック91を基板102に実装し、その基板102にいわゆる110型と呼ばれる圧接端子アレイ103を実装したものである。このモジュラージャックコネクタ101は、本発明の実施形態によるものであり、従来は基板を用いてモジュラージャックと圧接端子アレイとを一体化したものはない。
【0008】
図11に示されるように、圧接端子111は、TPを挿入するためのブレード部112と、基板102に半田付けするためのリード部113とからなる。
【0009】
図12に、従来のモジュラージャックの内部構造を示す。図12(a)に示されるように、このモジュラージャック121は、図示左側一端が開口された略立方体状の中空ハウジング122を有し、そのハウジング122内に開口部123へ向かう方向(前方向とする)に凸な屈曲部124を有する8つの導体ピン125が左右方向に等間隔で配置されている。各導体ピン125の下部がハウジング122の底部を貫通する導体ピン脚126になっており、図12(b)に示されるように、外から開口部123を見て右端より配置順に1番〜8番までの番号が付与されている。1番2番、3番6番、4番5番、7番8番の導体ピン125の組がそれぞれ対導体として使用される。対導体とは、同じ対撚線に接続される導体の組のことである。
【0010】
図示のように、従来のモジュラージャック121は、8つの導体ピン125の屈曲部124が全て前方向の同じ位置に並び、また、8つの導体ピン脚126のうち1番3番5番7番が前寄りの1列、2番4番6番8番が後寄りの1列という2列配置となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来の米国配線システム規格には、100MHzにおいて対間近端漏話減衰量が43dB以上とするカテゴリ5eまでしか規定されていない。しかし、2002年に米国配線システム規格で250MHzの周波数帯域までを定義するカテゴリ6がTIA568委員会にて制定を予約されている。カテゴリ6では、100MHzにおいてカテゴリ5eより11dB向上させた54dB以上、250MHzにおいて46dB以上の近端漏話減衰量を持つことがコネクタに要求され、モジュラージャック内の結合(電磁的結合のこと)やモジュラージャック以外の部品(基板、圧接端子等)による結合をキャンセルすることが必要になる。モジュラージャック内の結合としては、特に3番6番の導体ピンが4番5番の導体ピンを挟みんで配置され、しかも3番6番の対導体間が他の対導体の間隔に比べて大きく開いていることに起因するものが顕著であり、この結合が漏話特性の劣化の原因となっている。従って、この結合を減少させる工夫が望まれる。
【0012】
このように、100MHzにおいて54dB以上、250MHzにおいて46dB以上の近端漏話減衰量とするカテゴリ6に適合させるためには、モジュラージャック内外の結合を抑えなければならない。また、本出願人は、モジュラージャックを対撚線の取り付け端子と複合・一体化した部品(モジュラージャックコネクタ)を提供しようとしているので、モジュラージャックコネクタ全体の中で結合を抑える工夫が必要となる。
【0013】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、モジュラージャック内外の結合を抑えるモジュラージャックコネクタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のモジュラージャックコネクタは、一端が開口された中空ハウジングを有し、そのハウジング内に開口部へ向かう方向(前方向とする)に屈曲部を有する8つの導体ピンが左右方向に所定間隔で配置され、各導体ピンの下部がハウジング底部を貫通する導体ピン脚になっており、これら導体ピンに右から順に1番から8番までの番号が付けられ、1番2番、3番6番、4番5番、7番8番の導体ピンの組がそれぞれ対導体として使用され、3番6番の導体ピンの屈曲部が他の導体ピンの屈曲部より前方向に位置し、3番6番の導体ピン脚が他の導体ピン脚より前方向に位置するモジュラージャックが設けられ、そのモジュラージャックは回路パターンが設けられた基板に上記導体ピン脚により実装され、上記基板に各導体ピン脚に導通する8つの圧接端子を有する圧接端子アレイが実装され、上記回路パターンは3番6番の導体ピンにそれぞれ導通する配線パターン中に互いに平行なパスを含み、4番5番の導体ピンにそれぞれ導通する配線パターン中に含まれるパスが上記平行なパスに挟まれて、上記モジュラージャックの導体ピンの形状による電気的な結合を上記基板の回路パターンでの電気的な結合により相殺するものである。
【0015】
上記8つの導体ピン脚が前から順に3番6番の列、2番5番7番の列、1番4番8番の列の3列に配列されていてもよい。
【0016】
1番8番の導体ピン脚が左右対称に配置され、2番7番の導体ピン脚が左右対称に配置されていてもよい。
【0017】
1番2番の導体ピン脚の並び方向と7番8番の導体ピン脚の並び方向とが前方では狭く後方では広い「ハ」の字状になっていてもよい。
【0019】
上記基板が上記導体ピン脚を挿通するための8つの穴を有し、これらの穴のうち3番6番の穴が他の穴より前方向に位置していてもよい。
【0020】
上記基板が両面プリント基板であってもよい。
【0021】
上記基板の導体ピン脚挿通用穴から上記圧接端子アレイのリード挿通用の穴までの配線パターン中に、左右対称のパスが含まれていてもよい。
【0023】
上記圧接端子アレイにおける8つの圧接端子の配列は、上記基板の右側と左側とに2分され、右側列が前から順に1番2番4番5番とされ、左側列が前から順に8番7番6番3番とされていてもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0025】
図1(a)に示されるように、本発明に係るモジュラージャック1は、図示左側一端が開口された略立方体状の中空のハウジング2を有し、そのハウジング2内に開口部3へ向かう方向(前方向とする)に凸な屈曲部(支点とも呼ぶ)4を有する8つの導体ピン5が前から見て左右方向に等間隔で配置されている。各導体ピン5の下部がハウジング2の底部を貫通する導体ピン脚6になっており、図1(b)に示されるように、外から開口部3を見て右端より配置順に1番〜8番までの番号が付与されている。1番2番、3番6番、4番5番、7番8番の導体ピン5の組がそれぞれ対導体として使用される。対導体とは、同じ対撚線に接続される導体の組のことである。
【0026】
本発明に係るモジュラージャック1は、TIA/EIA568B又はJISX5150の規定に従い、従来品と互換性を有するものであるが、導体ピン構造や脚配置について従来にない構成を有する。
【0027】
図2に、導体ピン5のみの構造を示す。各導体ピン5は、いずれもハウジング2内の奥部の上部(自由端という)7から前斜め下に向いて伸び、屈曲部4で曲がって水平に伸び、直角に下方へ折れて導体ピン脚6となっている。下方へ折れる部分を垂下部8という。各導体ピン5の屈曲部4の前後位置は番号によって異なる。自由端7から屈曲部4までの傾斜部9は、自由端7の上下位置及び前後位置、並びに屈曲部4の上下位置が番号によらずほぼ同じであるのに対して屈曲部4の前後位置が番号によって異なるために、番号によって傾斜角度が異なる。即ち、図1(a)でハッチングの入れてある導体ピン5(3番6番)と、ハッチングの入れてない他の導体ピン5とは、屈曲部4の位置が異なり、傾斜角が異なるので傾斜部9が互いに平行でない。また、屈曲部4から垂下部8までの水平部10の位置も番号によって異なる。即ち、図1(a)でハッチングの入れてある導体ピン脚6(3番6番)は、ハッチングの入れてない他の導体ピン5の屈曲部4のあたりから垂下しており、このハッチングの入れてある導体ピン5の水平部10は、ハッチングの入れてない他の導体ピン5の水平部10にほとんど隣り合わない。
【0028】
本発明にあっては、3番6番の導体ピン5の屈曲部4が他の導体ピン5の屈曲部4より前方向に位置している。これは、3番6番の導体ピン5と他の導体ピン5との静電結合及び電磁結合を少なくする意図でなされている。なお、3番6番の導体ピン脚6は屈曲部4の真下から垂下しても良い。また、本発明にあっては、3番6番の導体ピン脚6が他の導体ピン脚6より前方向に設けられている。これもまた、3番6番の導体ピン5と他の導体ピン5との静電結合及び電磁結合を少なくする意図でなされている。その結果、8つの導体ピン脚6が前から順に3番6番の列A、2番5番7番の列B、1番4番8番の列Cの3列に配列されている(図1(b)参照)。
【0029】
また、1番8番の導体ピン脚6はハウジング2の中央を対称軸として左右対称に配置されており、2番7番の導体ピン脚6もまた、ハウジング2の中央を対称軸として左右対称に配置されている。さらに、1番2番の導体ピン脚6の並び方向と7番8番の導体ピン脚6の並び方向とが前方では狭く後方では広い「ハ」の字状になっている。これらの導体ピン脚配置の特徴は、後述する基板の配線パターンによる電気的特性を得るうえで有利となっている。
【0030】
図3に示されるように、本発明に係るモジュラージャックコネクタ31は、図1のモジュラージャック1が導体ピン脚6により基板32に実装され、その基板32に各導体ピン脚6に導通する8つの圧接端子を有する圧接端子アレイ33が実装されているものである。
【0031】
図4、図5に示されるように、基板32は、両面プリント基板である。図4は部品面であって、図示上方がモジュラージャック1の開口部方向、即ち、前方であり、図示左方向が外から開口部123を見て右方向になる。図5は、半田面であって、部品面からの透視で示されている(裏面視ではない)。従って、図4と同様に図示上方がモジュラージャック1の前方、図示左方向がモジュラージャック1の右方向になる。
【0032】
基板32は、1番〜8番の導体ピン脚6を挿通するための8つの穴(スルーホール)11〜18(下一桁が番号に対応)を有する。これらの穴のうち3番6番の穴13,16が他の穴11,12等より前方向に位置している。この穴配置は、基板32にモジュラージャック1を実装するために、導体ピン脚6の配置と合致している。
【0033】
また、基板32は、圧接端子アレイのリードを挿通するための8つの穴(スルーホール)21〜28(下一桁が導体ピン5の番号に対応)を有する。これらの穴の配列は、圧接端子アレイにおける8つの圧接端子の配列と合致しており、左右2列に分けられ、各列の穴間隔は等間隔である。基板32の右側列(図4,5では左に描かれていることに注意)では前から順に1番2番4番5番の穴21,22,24,25が配置され、左側列では前から順に8番7番6番3番の穴28,27,26,23が配置されている。
【0034】
基板32は、以上の導体ピン脚挿通用穴11〜18から圧接端子アレイのリード挿通用の穴21〜28までをそれぞれ配線パターン41〜48(下一桁が導体ピン5の番号に対応)で導通させている。配線パターン41〜48は、主として部品面において前後方向に伸びることにより、導体ピン脚・リード用両穴間を結び、半田面においては左右方向に伸びることにより、配線パターン相互間のインピーダンスを調整している。
【0035】
部品面(図4)に注目すると、配線パターンには基板32の左右中央を対称軸として左右対称のパスが含まれている。ここでパスとは、配線パターンの一部分をなす直線部分のことである。例示すると、3番の配線パターン43のパスと6番の配線パターン46のパスとが基板32の前半部において左右対称である。また、7番の配線パターン47のパスと2番の配線パターン42のパスとが基板32の中半部において左右対称である。
【0036】
さらに、部品面の中央やや上寄りに注目すると、3番6番の配線パターン43,46中に互いに平行なパスP3,P6が含まれている。そして、4番5番の配線パターン44,45中に含まれるパスP4,P5が平行なパスP3,P6に挟まれている。しかも、この注目領域では、右から(図示左から)パスP3,P5,P4,P6の順で並んでいる。導体ピン5(或いは導体ピン脚6)の配置では3番4番5番6番の並びであったものが、この領域では、3番5番4番6番の並びになっている。即ち、4番の穴14からパスP4となる配線パターン44を基板後方(図示下方)にまっすぐ伸ばしているのに対して、4番の穴14より左(図示右)に位置する5番の穴15からの配線パターン45を基板後方へまっすぐには伸ばさず、斜めに伸ばして4番の穴14より右(図示左)に迂回している。これによって、4番5番の並び順が逆転している。これは、3番のパスP3と5番のパスP5とを隣接させることにより、3番5番両配線パターンの電気的な結合を図ったものである。同様に、4番のパスP4と6番のパスP6とを隣接させることにより、4番6番両配線パターンの電気的な結合も図っている。
【0037】
さて、以上の構成により、本発明に係るモジュラージャックコネクタ31は、モジュラージャック内外の結合を抑えることができる。その理由を本発明(図1、図2)と従来技術(図12)との比較において詳しく説明する。
【0038】
従来技術では、例えば、2番の導体ピン125と3番の導体ピン125との間で、屈曲部124が前方向の同じ位置に並び、傾斜部も互いに平行であり、水平部が隣り合っている区間の長さが長いため、導体ピン125同士の距離が短く、かつ、距離が近い区間が長い(以下、これらの事項を包括して近接と呼ぶ)。このため、静電結合、電磁結合が強く、1番2番の対導体と3番6番の対導体との間の近端漏話減衰量は小さかった(=漏話が大きかった)。同様に、7番の導体ピン125と6番の導体ピン125との近接に起因して、7番8番の対導体と3番6番の対導体との間の近端漏話減衰量も小さかった。さらに、4番5番の対導体と3番6番の対導体との間では、4番の導体ピン125と3番の導体ピン125との近接に加えて、5番の導体ピン125と6番の導体ピン125との近接もあるため、いっそう近端漏話減衰量が小さかった。
【0039】
これに対して本発明では、上段落に述べた不具合の主要因となっている3番6番の導体ピンの形状を改良した。即ち、3番6番の導体ピン5の屈曲部4を他の導体ピン5の屈曲部4より前方向に位置させ、かつ、3番6番の導体ピン脚6を他の導体ピン脚6より前方向に位置させている。これにより、従来より導体ピン間の空間的距離が大きくなり、前述した近接が緩和されて相互キャパシタンスが減少している。よって、近端漏話減衰量が大きくなる。
【0040】
さらに、本発明では、上記導体ピン形状の改良では解消しきれない結合を基板の配線パターンによる電気的特性によって解消している。即ち、図4に示したパスP3,P5,P4,P6の並びにより、3番5番両配線パターンの結合及び4番6番両配線パターンの結合を図っている。これによって、導体ピンにおける3番4番の結合及び5番6番の結合が相殺される。
【0041】
パスP3,P5,P4,P6の並ぶ長さは、導体ピンにおける結合を鑑みて設定するとよいが、本発明では、圧接端子アレイ33の圧接端子配列において3番6番4番5番の圧接端子を基板32の最も後方に配置したので、パスP3,P5,P4,P6の並ぶ長さを自在に設定することができて好適である。
【0042】
本実施形態では、導体ピン形状やパス配置で解消しきれない結合を解消するために、基板32にインピーダンスコントロールパターン(調整パターンという)を設けている。即ち、半田面(図5)には、導体ピン脚挿通用穴、リード挿通用穴、或いは配線パターンの途中から伸びた調整パターンが設けられている。異なる番号の調整パターンによる櫛状の分岐が交互に近接し合っている。例示すると、8番の穴18からの調整パターン58と6番の穴16からの調整パターン56とが組み合わされている。また、6番の穴26からの調整パターン56aと配線パターン45中のスルーホール55aからの調整パターン55とが組み合わされている。これらの調整パターンによる漏話補正技術は、「有線伝送工学」(笠原芳郎著、共立出版、1968年発行)などに記載されている公知技術であるが、これまで述べた導体ピン形状やパス配置による漏話補正技術と複合使用することによって、調整パターンの作成が容易になるという効果が得られる。
【0043】
図13に、本発明のモジュラージャックコネクタについて実測した対間近端漏話減衰特性を示す。横軸は周波数、横軸は減衰量であり、図の下方が減衰量が大きい。cat5e規格値131はカテゴリ5eで要求される特性、cat6規格値132はカテゴリ6で要求される特性である。36/45は3番6番の対導体と4番5番の対導体との間の特性を意味し、以下同様に対導体の番号を/の両側に記入してある。4組の対導体相互間の全6通りの対間近端漏話減衰量(NEXT;Near End Cross Talk)が曲線群133で示されている。なお、曲線群133のうちわけは、36/45が曲線134、36/12が曲線135、36/78が曲線136、45/12が曲線137、45/78が曲線138、12/78が曲線139である。この図から分かるように、本発明のモジュラージャックコネクタは、カテゴリ6の要求を十分に満たしている。
【0044】
【発明の効果】
本発明は次の如き優れた効果を発揮する。
【0045】
(1)導体ピンの形状を多様にしたので、相互キャパシタンスが減少し、漏話を抑えることができる。
【0046】
(2)配線パターンにおいて導体ピンとは逆極性の結合を図ったので、漏話を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すモジュラージャックの図であり、(a)は右側面図、(b)は下から見た底面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す導体ピンの斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すモジュラージャックコネクタの斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す基板の部品面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す基板の部品面図である。
【図6】情報通信における配線システムの回路図である。
【図7】パッチパネルの正面図である。
【図8】コンセントボックスの斜視図である。
【図9】本発明の一実施形態を示すモジュラージャックの斜視図である。
【図10】本発明の一実施形態を示すモジュラージャックコネクタの斜視図である。
【図11】圧接端子アレイの部分断面側面図である。
【図12】従来のモジュラージャックの図であり、(a)は右側面図、(b)は下から見た底面図である。
【図13】本発明による対間近端漏話減衰特性の図である。
【符号の説明】
1 モジュラージャック
2 ハウジング
3 開口部
4 屈曲部
5 導体ピン
6 導体ピン脚
11〜18 導体ピン脚挿通用穴
21〜28 リード挿通用穴
31 モジュラージャックコネクタ
32 基板
33 圧接端子アレイ
41〜48 配線パターン
P3,P4,P5,P6 パス
Claims (8)
- 一端が開口された中空ハウジングを有し、そのハウジング内に開口部へ向かう方向(前方向とする)に屈曲部を有する8つの導体ピンが左右方向に所定間隔で配置され、各導体ピンの下部がハウジング底部を貫通する導体ピン脚になっており、これら導体ピンに右から順に1番から8番までの番号が付けられ、1番2番、3番6番、4番5番、7番8番の導体ピンの組がそれぞれ対導体として使用され、3番6番の導体ピンの屈曲部が他の導体ピンの屈曲部より前方向に位置し、3番6番の導体ピン脚が他の導体ピン脚より前方向に位置するモジュラージャックが設けられ、
上記モジュラージャックは回路パターンが設けられた基板に上記導体ピン脚により実装され、上記基板に各導体ピン脚に導通する8つの圧接端子を有する圧接端子アレイが実装され、上記回路パターンは3番6番の導体ピンにそれぞれ導通する配線パターン中に互いに平行なパスを含み、4番5番の導体ピンにそれぞれ導通する配線パターン中に含まれるパスが上記平行なパスに挟まれて、上記モジュラージャックの導体ピンの形状による電気的な結合を上記基板の回路パターンでの電気的な結合により相殺することを特徴とするモジュラージャックコネクタ。 - 上記8つの導体ピン脚が前から順に3番6番の列、2番5番7番の列、1番4番8番の列の3列に配列されていることを特徴とする請求項1記載のモジュラージャックコネクタ。
- 1番8番の導体ピン脚が左右対称に配置され、2番7番の導体ピン脚が左右対称に配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のモジュラージャックコネクタ。
- 1番2番の導体ピン脚の並び方向と7番8番の導体ピン脚の並び方向とが前方では狭く後方では広い「ハ」の字状になっていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のモジュラージャックコネクタ。
- 上記基板が上記導体ピン脚を挿通するための8つの穴を有し、これらの穴のうち3番6番の穴が他の穴より前方向に位置していることを特徴とする請求項1記載のモジュラージャックコネクタ。
- 上記基板が両面プリント基板であることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載のモジュラージャックコネクタ。
- 上記基板の導体ピン脚挿通用穴から上記圧接端子アレイのリード挿通用の穴までの配線パターン中に、左右対称のパスが含まれていることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載のモジュラージャックコネクタ。
- 上記圧接端子アレイにおける8つの圧接端子の配列は、上記基板の右側と左側とに2分され、右側列が前から順に1番2番4番5番とされ、左側列が前から順に8番7番6番3番とされていることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載のモジュラージャックコネクタ。
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