JP3547639B2 - コネクター・ジャック組立体 - Google Patents

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信システムのクロストーク低減に関し、特にそのようなシステムで使用されるコネクター及びコネクター・ジャックで生じるクロストーク低減に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信システム及びデータ伝送システムは、近年、非常に進化し複数のユーザーばかりでなくより高いデータ転送速度に適合するように設計されており、その結果、益々高い周波数が使用されるようになり、且つ、信号通信量が非常に増大している。今日のケーブル及び配線は、理論的にはそのような増大周波数量及びトラヒック量を取り扱うことは可能であるが、配線路自体が実質的には電磁輻射線の放射及び受信の双方を行うアンテナになり、その結果クロストーク問題を引き起こす。このクロストーク問題は局内ハードウエアが複数のワイヤー・ペアを必要とするとき、悪化される。異なるワイヤ・ペア間の信号結合(クロストーク)は、装置が入信信号を処理する性能を低下させる干渉原因である。このことは量的に低下した信号対雑音比として現われ、その結果、信号処理における誤り率が増加する。周波数の必要な増加が実行されるとき、クロストーク問題はますます重要な関心事になる。
【0003】
ケーブルでのクロストークを低減するために、個々のペアをシールドする方法やツイスト・ペアをらせん状に巻き上げる方法、あるいは、可能であれば各ペア間の物理的間隔を増大する方法のような様々な方法が使用されていた。しかし、クロストークはまた、局内ハードウエア及びそのケーブルへの結線でも生じる。経済性、使い勝手及び規格化などの理由により、局内ハードウエア構成部品、特にプラグ及びジャックの実用性を出来るだけ高い周波数あるいはデータ転送速度に広げ、既成の標準構成部品からの逸脱を最小にすることが望ましい。
【0004】
運悪く、プラグ及びジャックは、ケーブル及び配電モジュールのようなハードウエアを相互接続するために使用されるのが最も普通であり、一般的に8本までの必然的に互いに接近し且つ平行に配列されたワイヤ(4ペア)を含み、この状態はたとえ近距離であったとしても過大な漏話を起こし、信号の周波数あるいはデータ転送速度が増進されるにつれて悪化される。従って、プラグ及びジャックが概略的にワイヤー−端子間接続に対するANSI/EIA/TIA標準を適合する限りでは、好ましくないしばしば受け入れ難いクロストークが発生される。
【0005】
これまでに、標準化の制限の中で、クロストークを低減する構成部品を設計する多数の試みが存在した。
【0006】
Denkmann等の米国特許第5186647号には、特に、標準コネクターの一般的構成を抜本的に変更することなくクロストークを低減することを目的とする電気コネクター構成が示されている。その特許のコネクターは、誘電体スプリング・ブロック上に実装された1対のリード・フレームによって相互接続された数個の入力端子及び出力端子を具備する。各リード・フレームは複数個の平坦で細長い導電体を具備し、各導電体はその一端がスプリング接点によって終端され、他端が絶縁除去コネクターで終端されている。
【0007】
ANSI/EIA/TIA568標準に従って、どういった端子割り当てがワイヤー・ペアI(端子4及び5)に指定されるかはワイヤー・ペアIII(端子3及び6)に対する端子割り当てによって挟叉され、その状態は特に厄介な問題となるクロストークを発生する。このクロストークを補償あるいは減少させるために、1個のリード・フレームの導電体のうちの3個が指定された交差領域内で他のリード・フレームの導電体のうちの3個と重なり、それにより、それら導電体のうちの特定の導電体間で使用中に生じる補償クロストークが誘起される。そのような構成は、クロストークを低減するのにかなり良く機能することが見出されたが、それは既存のハードウエアを幾らか変更することを必要とし、その結果、それは一層の出費を表す。その結果、クロストーク問題に対する他の解決策が探し求められている。
【0008】
Vadeuの米国特許第5674093号では、概ね互いに平行であるスプリング接点が、それらの自由端と殆どのコネクター・スプリング接点の大きな湾曲特徴部との間を非平行に為されている電気コネクター構成が示されている。隣接接点が互いに平行でないので、それらの間のクロストーク誘起容量が低減され、従って減クロストーク特性を発生する。また、それら接点が一つおきに同じ形状を持ち、容量性非干渉化効果が存在する。そのような構成はクロストークを著しく低減するが、しかし以下に説明するようにペアIとペアIIIとの間の特に厄介な問題となるクロストークが依然として不所望な即ちとてつもない量に極めて近いことである。
【0009】
標準のモジュラー・プラグ−ジャック・インタフェースによって誘起されるクロストーク結合の影響を、それらが上記モジュラー・ジャックから引き出した後導電体を適切に配置し、プラグ及びジャックの内部で誘起されたクロストーク信号と逆位相のクロストーク信号を誘起することによって大幅に低減することが出来ることが見出された。導電体をそのように適切に配置することは、その導電体をモジュラー・ジャックから印刷配線ボードへ引き出すことによって達成することが出来、この場合正味のクロストーク低減が引き起こされるように印刷配線ボード上にワイヤーを引き廻すことができる。それら導電体ペアを形成する回路パターンは、ジャック及びプラグ内に生じるクロストークと逆極性のクロストークを発生するパターンに引き廻されることが好ましい。
【0010】
1996年9月6日に出願された、Pharney等の米国特許出願第08/711699号には、配電モジュールのような通信システムのコネクター・アレイと共に使用するためのクロストーク補償回路ボード部材が図示及び記載されている。その回路ボード部材は、コネクター・ジャック内の数対(通常、4対)のリードの各々に対する導電路が印刷された配線ボードを具備し、その配線ボードは幾つかのそのようなジャックに対応することが出来る。それらの導電路は、最大の相互作用を得るため実質的に互いに鏡像を成す対向する誘導ループを生成する方法で引き廻され、異なるペア組合わせ間に電磁的相互作用を引き起こす。それらの導電路はまた、誘導結合だけでなく、容量結合を実現するように引き廻されるようにすることも出来る。そのような構成はクロストークの有害な影響を低減するのに極めて有効である。しかし、それは標準のプラグ及びジャックに有効であるが、特殊な回路ボード構成を必要とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
1個以上の標準化された構成部品の抜本的な変更や、特殊な回路ボード構成あるいは誘電体スプリング・ブロック・コネクター・ジャックのような1つの構成部品の内部の異なる導電体ペアのクロストーク補償クロスオーバを必要とすることなく、正味のクロストーク低減を達成するための構成が必要であるが、従来技術では明らかに知られていなかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明はこれらの所望の目的を達成するための構成を提供する。特に、本発明の好適な実施例では、コネクター・ジャックの誘電体スプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャック組立体がスタガード構成(staggered configuration)のリード・フレームを有する。従って、4ペア構成では、ペアIIのリード(この構成では、リード1及び2)がスプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャックにその第1レベル、即ち、上部レベルに保持されて貫通し、ペアIVのリード(この構成では、リード7及び8)が互いに平行に且つリード1及び2とも平行にスプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャックにその第2レベル、即ち、下部レベルに保持されて貫通する。ペアIII(この構成では、リード3及び6)に関しては、リード3がスプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャックにその第2レベル、即ち、下部レベルに支持され、リード6がスプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャックにその第1レベル、即ち、上部レベルに支持される。従って、リード3及び6は互いに関してスタガード配列されている。ペアIのリード(この構成では、リード4及び5)は、リード4が第1レベルにあり、リード5が第2レベルにあり、同様に互いに関してスタガード配列されている。上記誘電体スプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャック組立体は下部分と上部分の2個の実質的に同一のパーツから成り、各パーツは或る間隔を置いた直立リッジ即ちランドとそれらランド間のグルーブ即ち谷部とを有する。下部分のランドはリードを第1レベルに支持し、グルーブはリードを第2レベルに支持する。上部分のランドは下部分のランド即ちリッジ間に嵌まるように隔てられ、第2レベルのリードに突き当たる。この結果、上部分と下部分とが噛み合わされると、リードが決まった位置にしっかりと保持される。
【0013】
稼動中、リード3と6(ペアIII)のスタガード配列された間隔取りはそれらリード間に誘導ループを生成し、リード4と5(ペアI)のスタガード配列された間隔取りはそれらリード間に誘導ループを生成する。前出のPharney等の出願第08/711,699号に開示されているように、対向する誘導ループが互いに電磁的且つ静電的に作用するように配置されている結果、ペアIとペアIIIとの間にそれらの間の総合有効クロストークを低減する補償クロストークが発生される。その結果、クロストークは、信号が過度に大きな誤り比を持つ点への信号伝送品質をもはや低下させない。上記Pharney等の出願では、それら誘導ループが最大効果を得るために互いに鏡像を成すべきであることが指摘されている。本発明では、それらループは鏡像を成していないが、しかし、それらは互いに充分に近接しており、それらの電磁的及び静電的相互作用によって高度のクロストーク補償を達成する。
【0014】
本発明の、スプリング・ブロック内のリード・フレームのスタガード配列により、例えば配電モジュールのような、スプリング・ブロックが使用されている装置の他の部分を何れも変更することなく、更に交差を必要とせずに、目的とする所望のより低いクロストークが達成される。また、リードはプラグ即ち信号ソースにより近くに補償手段を持ち、それにより効果を増進する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、標準モジュラー・プラグ(図示せず)を受け入れる複数のプラグ・コンセント13を持つ前面枠12を具備する配電盤用配電モジュール11を示す。プラグ・コンセント13は前面枠12を貫通し、その後面に、正しい位置に在るときこれらモジュラー・プラグと接続する複数のコネクター・ジャック14を受けるように適用されている。
【0016】
図2は、本例示実施例における、便宜のため、ペアI、ペアII、ペアIII及びペアIVとして指定される4つのワイヤ・ペアの各ワイヤーの位置割り付けを示す図である。4対のプラグ及びジャックを持つコネクターの標準構成は、図2に示すように、8つの位置を有し、ペアIIの1つのワイヤーは、例示目的のため、チップ・ワイヤーは位置1を占め、その対応するリング・ワイヤーが位置2を占めている。ペアIのチップ・ワイヤーは位置5を占め、その対応するリング・ワイヤーが位置4を占めている。ペアIIIのチップ・ワイヤーは位置3を占め、その対応するリング・ワイヤーが位置6を占め、その結果、ペアIIIがペアIと挟叉するように為されている。ペアIVのチップ・ワイヤーは位置7を占め、その対応するリング・ワイヤーが位置8を占めている。ここでの説明のため、チップ・ワイヤーは正方向進行状況即ち正と考えられ、リング・ワイヤーは負方向進行状況即ち負と考えられる。図2に示されるワイヤー配置構成はプラグからコネクター・ジャック14までに通用し、図1の構成の部分の内、クロストークが誘起される箇所である。
【0017】
図2に示されるワイヤー配置はTIA/EIA568A、タイプBを指定されている。TIA/EIA568A、タイプAに関しては、配線ペアIIとIIIとが入れ替えられている。以下、この説明は、簡単化のため、タイプBに宛てられているが、タイプAも容易に使用することが可能であり、本発明の特徴を容易にタイプAに適用することが出来る。コネクター・ジャック14は誘電体スプリング・ブロック15とその中に実装されているワイヤー・フレームとを具備し、4ペア構成では各ワイヤー・フレームが誘電体スプリング・ブロック15の後部から突出し、回路ボード18のピン・ホール17に挿入することが出来る8本のジャック・ピン16を有する。回路ボード18は、続いて絶縁除去コネクター19のような適当な手段により、図1に簡単にケーブル・コネクターのような、そのような関連する回路を包含する配電モジュール11の背面部材21によって表されている関連回路に接続されている。先に指摘されているように、不要クロストークの大部分は上記モジュラー・プラグとプラグ・コンセント13内の配線で発生する。
【0018】
本発明の構成部品の好適な実施例は、図3の(A)(B)及び(C)から成る展開斜視図に示されるように、本発明のスプリング・ブロック組立体即ちコネクター・ジャック14の構成部品を形成している。図から分かるように、スプリング・ブロック組立体即ちコネクター・ジャック14は上側誘電体ブロック22、下側誘電体ブロック23、第1リード・フレーム24及び第2リード・フレーム26の4個の基本的構成部品を具備する。用語“上”及び“下”は単に図中での位置づけを表し、必ずしも使用されている位置づけを表すものではない。上側誘電体ブロック22及び下側誘電体ブロック23は実質的に互いに同一であり、図3のほか図4及び図5からもより明らかになるように、噛み合うように設計されている。
【0019】
図2の構成を観察すると、第1リード・フレーム24はリード1,2,4及び6を具備し、第2リード・フレーム26はリード3,5,7及び8を具備する。それらリードは各々、ピン・ホール17を介してスプリング・ブロック組立体即ちコネクター・ジャック14を回路ボード18へ結合する圧入はと目部材(pressfit eyelet member)25中で終端している。それらリードの他の端部は、図示のように、塞がれていない。
【0020】
上側誘電体ブロック22はその上部に平行に縦方向に伸び、この上側誘電体ブロック22のフロント面28に続いている複数のグルーブ27を有する。下側誘電体ブロック23では、その底部にグルーブ27が形成されている。勿論、言うまでもなく、もし下側誘電体ブロック23が反転された場合には、それが上側誘電体ブロック22に相当することになり、逆の場合も同様である。図4及び図5から最も良く分かるように、各ブロックは、第1及び第2の或る間隔を置いた直立リッジ即ちランド29及び31、並びにより大きな直立リッジ即ちランド34を有し、ランド29及び31はそれぞれ平坦な縦方向に伸びた上面32及び33を有し、ランド34は切り込み38及び39が形成された縦方向に伸びたリッジ36及び37を有する。ランド29、31及び34は、導電体受け面を持つグルーブ35によって互いに離間されている。リッジ36及び37は、上側誘電体ブロック22及び下側誘電体ブロック23の端部までは伸びておらず、その結果、図示されるように、ランド34上に平坦な逃げ部41が残されている。上側誘電体ブロック22及び下側誘電体ブロック23は各々ランド29の側部へ伸びる平坦部42を有し、それらの上に、図6で最も良く分かるように、導電体リードを受けるするための縦方向のグルーブ48及び49を形成している互いに間隔を置いた隆起部43と44及び46と47を有する。
【0021】
図6はスプリング・ブロック組立体即ちコネクター・ジャック14を組み立てる第1段階を表している。見られる如く、リード1はリッジ36と37との間に形成されているグルーブ内に配置され、リード2はランド34の上面上に配置され、リード1からリッジ36によって離間されている。それらリードは、図3の(C)から最も良く分かるように、グルーブ27内でランド34の湾曲端縁を囲むように曲げられている。各グルーブ27はその中に位置合わせ兼保持用突起51を有し、リードがそれら個々のグルーブ内で固定されるようにすることによって位置合わせを容易にしている。リード4はランド31の縦方向の面33の上に配置され、リード1及び2と同様な方法で曲げられており、リード6はランド29の縦方向の上面32の上に配置され、やはり同じように曲げられている。リード3はランド34と31との間に形成されているグルーブ内の下部レベルに支持され、リード5はランド29と31との間で同じ下部レベルに支持され、リード7はトラック即ちグルーブ49中の平坦部42によって下部レベルに支持され、リード8はトラック即ちグルーブ48中の平坦部42によって同様に支持されている。
【0022】
リード3、5、7及び8は各々、リード1、2、4及び6が曲げられた方法と同様にして下側誘電体ブロック23のフロント・エンドを囲むように曲げられ、その結果、8本のリードの端部30が実質的に同一の面に在る。従来技術での如く、それらリードの自由端部は平面アレイで下側誘電体ブロック23の前部から後部へ降下し、それらの降下角で、プラグ・コンセント13の1つに挿入されたプラグと接続するスプリング接点を生成している(図1参照)。
【0023】
図6に示される組立て段階が完了した後、上側誘電体ブロック22が図5に示されるように横方向軸の回りに矢印方向に回転される。換言すると、上側誘電体ブロック22が縦にして回転され、下側誘電体ブロック23と噛み合わされる。切り込み38及び39が隆起部43及び44に嵌合し、平坦な逃げ部41が隆起部46及び47に突き当たり、その結果、リード1と2及び7と8が正しい位置に維持される。上側誘電体ブロック22のランドの上面32と33がリード3及び5に突き当たり、リード4及び6が上側誘電体ブロック22のランド29と端部30との間のグルーブ及びランド31と34との間のグルーブの底によって正しい位置に保持される。
【0024】
図7はプラグ組立体即ちスプリング・ブロック組立体(コネクター・ジャック)14の後部即ち回路ボード接続側の斜視図であり、図8はコネクター・ジャック14の前部即ちジャック・プラグ接続側の斜視図である。これら2つの誘電体ブロック22及び23は、下側誘電体ブロック23上に示されランド34の開口部53と噛み合うラッチ部材52によって一体に保持され、ラッチ部材52と開口部53とが逆の場合も同様である。
【0025】
図9には、コネクター・ジャック14の種々のリード、及び、図7並びに図8に示されるようなコネクター・ジャック14に実装されるときの互いの位置づけが示されている。ペアIIIのリード3と6のスタガード配列関係により、それらリードに信号が存在するとき、それらリード間に破線で示されるような誘導ループ56が生成される。同様にして、一点鎖線で示されるような誘導ループ57がペアIのリード4と5との間に形成される。
【0026】
図から分かるように、それら2つの対向する誘導ループは接近しており、その結果それらの間に電磁的及び静電的相互作用が存在する。誘導ループ56及び57は、最大の相互作用を引き起こす平行面には無いが、第1レベルと第2レベルとの間の上記間隔取りによって実質的な相互作用が存在し、顕著な量の補償クロストークが発生される。この相互作用により、ペアIとペアIIIとにそれらペア間に存在しているクロストークを打ち消す補償クロストークが発生される。もし主にそのプラグに生じている既存のクロストークが負であれば、それらループ間の結合により正の補償クロストークが発生され、その結果、ペアIとペアIIIとの間に存在する総クロストークが低減される。
【0027】
図2に示されるリード配置構成のため、過去にはペアIとペアIIIとは最も厄介な問題であり、ペアIIとペアIVとは多くの問題を起こさないことが判明していた。標準657Cジャックと本発明のスタガード配列で組合わされたジャックの100MHzで測定されたクロストーク特性の表である図10に示されるように、本発明の構成により、ペアIとペアIIIとの間のクロストークが著しく低減される。
【0028】
別々のペア間に存在するクロストークがマイナス40dB(−40dB)より低いときのクロストーク特性は一般的に許容可能であると考えられている。ここで取り扱う値が負である限り、マイナス60dBはマイナス40dBより低い(−60dB<−40dB)。図10の表から、ペアIとペアIIとの間及びペアIとペアIVとの間の近端クロストークはほんの僅か改善されるが、しかしそれらペアが通常クロストークによって最も悪影響を受けるペアIとペアIIIとの間のクロストークが激烈に低減されている。残るペア組合わせは標準プラグより大きなクロストークであることを示しているが、しかし測定されたクロストークは全てのケースで−40dBより低い。複数のペアを持つジャックでは、各ペアに悪影響を与える全ての他のペアからの幾らかのクロストークが存在する。従って、図9の表はまた、各ペアに対する、それらに存在する全クロストークのパワー総量を表示する。図から分かるように、ペアIとペアIIとの双方に、それらによって誘導ループ56及び57が形成されてクロストークの減少が有り、ペアIIとペアIVのクロストークは実質的に変わらないが、しかしそれらは−40dBの限度を超過していない。
【0029】
パワー総量は、複数の信号を伝えるケーブル接続のための近端クロストーク(Near End Crosstalk;NEXT)を特徴づけるために一般的に使用されているASTM D4566測定及び計算方法である。試験対象のペア以外の全てのペアが通電され、同時に不要なクロストーク・エネルギーを上記試験対象のペアに結合すると想定する。この特徴づけは、ペア間NEXT(近端クロストーク)要求基準よりもっと厳重である。“パワー総量”性能はリンクあるいはチャネルで使用されている全ての構成部品に渡り、全体的に維持されることが重要である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、1個以上の標準化された構成部品の抜本的な変更や、特殊な回路ボード構成あるいは誘電体スプリング・ブロック・コネクター・ジャックのような1つの構成部品の内部の異なる導電体ペアのクロストーク補償クロスオーバを必要とすることなく、正味のクロストーク低減を達成する効果が得られる。
【0031】
なお、特許請求の範囲に記載した参照符号は発明の理解を容易にするためのものであり、特許請求の範囲を制限するように理解されるべきものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリング・ブロック、即ち、コネクター・ジャックが一緒に使用されている配電盤配電モジュールの展開斜視図。
【図2】図1の配電モジュールの、標準の導電体ペア位置づけを例示する、一方のジャック・フレーム開口部を示す図。
【図3】本発明のスプリング・ブロック組立体、即ち、コネクター・ジャック組立体の展開斜視図。
【図4】本発明の誘電体ブロックを構成する下部ブロックの斜視図。
【図5】本発明の誘電体ブロックを構成する上部ブロックの斜視図。
【図6】本発明のスプリング・ブロック組立体、即ち、コネクター・ジャック組立体の一段階の斜視図。
【図7】本発明のスプリング・ブロック組立体、即ち、コネクター・ジャック組立体を後方から見た斜視図。
【図8】本発明のスプリング・ブロック組立体、即ち、コネクター・ジャック組立体を前方から見た斜視図。
【図9】スプリングと、I−IIIペアの有効に対向する補償ループとの関係を示す図。
【図10】標準スプリング・ブロック若しくはジャックと本発明のスタガード配列スプリング・ブロック若しくはジャックの近端クロストークの測定値とを比較した表。
【符号の説明】
1 2 3 4 5 6 7 8 リード(導電体)
11 配電モジュール
12 前面枠
13 プラグ・コンセント
14 コネクター・ジャック
15 誘電体スプリング・ブロック
16 ジャック・ピン
17 ピン・ホール
18 回路ボード
19 絶縁除去コネクター
21 背面部材
22 上側誘電体ブロック
23 下側誘電体ブロック
24 第1リード・フレーム
25 圧入はと目部材
26 第2リード・フレーム
27 グルーブ
28 フロント面
29 ランド
30 端部
31 ランド
32 33 上面
34 ランド
35 グルーブ
36 37 リッジ
38 39 切り込み
41 逃げ部
42 平坦部
43 44 46 47 隆起部
48 49 グルーブ
51 突起
52 ラッチ部材
53 開口部
56 57 誘導ループ

Claims (16)

  1. 複数の入力端子と複数の出力端子及びそれら入力端子と出力端子とを電気的に相互接続するため相互接続装置を有するコネクター・ジャック組立体において、
    該コネクター・ジャック組立体が、フロント・エンドとリヤ・エンドとを持つ誘電体ブロック部材であって、前記誘電体ブロック部材が、2つのコネクタレベルを形成するように共に組み合わされる、実質的に同一の第1と第2の部材からなる、誘電体ブロック部材を具備し、
    前記相互接続装置が、個々に1個の所定の入力端子を1個の所定の出力端子に接続する複数の導電体を各々が持つ第1と第2の導電体リード・フレームを具備し、
    前記第1の導電体リード・フレームの各導電体を第1レベルに支持するための第1導電体サポートが前記誘電体ブロック部材上に形成され、
    前記第2の導電体リード・フレームの各導電体を第1レベルから或る間隔を置いた第2レベルに支持するための第2導電体サポートが前記誘電体ブロック部材上に形成され、
    前記第1及び第2の導電体リード・フレームの導電体が少なくとも2個の導電体ペアを形成し、それら2個の導電体ペアの各ペアの一方の導電体が前記第1レベルに支持され、それら2個の導電体ペアの各ペアの他方の導電体が前記第2レベルに支持されて対応する導電体ペアの前記一方の導電体に関して誘導ループを形成するようにし、
    前記第1の導電体リード・フレームの2個の追加導電体が第3の導電体ペアを形成して、それら導電体の双方が前記第1レベルに支持されるようにし、
    前記第2の導電体リード・フレームの2個の追加導電体が第4の導電体ペアを形成して、それら導電体の双方が前記第2レベルに支持されるようにしている、
    ことを特徴とするコネクター・ジャック組立体。
  2. 前記第1の導電体サポートが前記誘電体ブロック上に少なくとも2個の或る間隔を置いたランドを具備し、各ランドが導電体支持面を有し、前記第2の導電体サポートが前記ランド間に前記導電体支持面から或る間隔を置いたグルーブを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクター・ジャック組立体。
  3. 前記第1の導電体リード・フレームがそれに沿って伸びる4個の平行に或る間隔を置いた導電体(1,2,3,6)を有し、且つ、前記第2の導電体リード・フレームがそれに沿って伸びる4個の平行に或る間隔を置いた導電体(3,5,7,8)を有し、導電体(1)と導電体(2)とが導電体ペアIIを形成し、導電体(3)と導電体(6)とが導電体ペアIIIを形成し、導電体(4)と導電体(5)とが導電体ペアIを形成し、導電体(7)と導電体(8)とが導電体ペアIVを形成し、
    導電体(3)が前記第2レベルに支持され且つ導電体(6)が前記第1レベルに支持されてペアIII内に誘導ループを生成し、導電体(4)が前記第1レベルに支持され且つ導電体(5)が前記第2レベルに支持されてペアI内にペアIII内の前記誘導ループと相互に作用する誘導ループを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクター・ジャック組立体。
  4. 導電体(1)と導電体(2)とが前記第1レベルに支持されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のコネクター・ジャック組立体。
  5. 導電体(7)と導電体(8)とが前記第2レベルに支持されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のコネクター・ジャック組立体。
  6. 複数の入力端子と複数の出力端子及びそれら入力端子と出力端子とを電気的に相互接続するため相互接続装置を有し、該相互接続装置が、1個の所定の入力端子を1個の所定の出力端子に個々に接続する複数の導電体を各々が有する、第1及び第2のコネクター・ジャック組立体を具備する、コネクター・ジャック組立体で使用するための、
    第1のブロック部材及びそれと実質的に同一の第2のブロック部材を有し、
    前記第1のブロック部材及び前記第2のブロック部材が各々複数の平行に或る間隔を置いたリッジを有して、それらリッジの各々がその上に、前記第1及び第2のリード・フレームの少なくとも幾つかの導電体が接触するように適合されている導電体接触面を有するようにされ、
    前記平行に或る間隔を置いたリッジが導電体受け面を有するグルーブによって互いに離間され、
    前記第1及び前記第2のブロック部材が噛み合って前記誘電体ブロック組立体を形成し、各ブロック部材のリッジが他方のブロック部材のグルーブに嵌まるように適合されている、
    ことを特徴とする誘電体ブロック組立体。
  7. 更に、前記第1のブロック部材と前記第2のブロック部材とを一緒にラッチする手段を包含する
    ことを特徴とする請求項6に記載の誘電体ブロック組立体。
  8. 前記リッジのうちの1つが、前記一方のリード・フレームの導電体のうちの2個を受け、それらを平行に或る間隔を置いた関係に維持する面を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の誘電体ブロック組立体。
  9. 前記導電体接触面が第1の導電体レベルを規定し、前記導電体受け面が第2の導電体レベルを規定している
    ことを特徴とする請求項6に記載の誘電体ブロック組立体。
  10. 前記各ブロック部材が、前記第2の導電体レベルに前記リード・フレームの一方の導電体のうちの2個を収容し、それらを平行に或る間隔を置いた関係に維持する面を有する
    ことを特徴とする請求項9に記載の誘電体ブロック組立体。
  11. 電気コネクターで使用するための、
    第1及び第2の端部を有する誘電体ブロック部材であって、前記誘電体ブロック部材が、2つのコネクタレベルを形成するように共に組み合わされる、実質的に同一の第1と第2の部材からなる、誘電体ブロック部材と、
    前記誘電体ブロック部材上に実装され、且つ、実質的に互いに平行に前記第1の端部から前記第2の端部へ伸び、各々が第1の導電体と第2の導電体とを有する、少なくとも4個の導電体ペアを具備する複数の導電体と、
    を具備し、
    前記ペアのうちの第1のペアの第1及び第2の導電体が、第1レベル、即ち、上部レベルに前記ブロックに沿って伸び、
    前記ペアのうちの第2のペアの第1の導電体が、前記第1レベルに前記ブロックに沿って伸び、且つ、前記ペアのうちの第2のペアの第2の導電体が第2レベル、即ち、下部レベルに前記ブロックに沿って伸び、前記第2のペアの前記第1及び第2の導電体が誘導ループを形成することが出来るように、前記第1レベル及び前記第2レベルが互いに充分に隔てられている、
    ことを特徴とするコネクター・ジャック組立体。
  12. 前記第3のペアの第1の導電体が前記第1レベルに前記ブロックに沿って伸び、且つ、前記第3のペアの第2の導電体が前記第2レベルに前記ブロックに沿って伸びて、誘導ループを形成し、前記第2及び第3のペアが前記ブロック上に配置されて前記誘導ループが相互に作用するようにしていることを特徴とする請求項11に記載のコネクター・ジャック組立体。
  13. 前記ペアのうちの別の1つのペアの前記第1及び第2の導電体が、前記第2レベルに前記ブロックに沿って伸びている
    ことを特徴とする請求項11に記載のコネクター・ジャック組立体。
  14. 前記ペアのうちの第4のペアの前記第1及び第2の導電体が、前記第2レベルに前記ブロックに沿って伸びている
    ことを特徴とする請求項12に記載のコネクター・ジャック組立体。
  15. 電気コネクターで使用するための、
    第1及び第2の端部を有する誘電体ブロック部材であって、前記誘電体ブロック部材が、2つのコネクタレベルを形成するように共に組み合わされる、実質的に同一の第1と第2の部材からなる、誘電体ブロック部材と、
    前記誘電体ブロック部材上に実装され、且つ、実質的に互いに平行にそれらの長さの少なくとも一部を覆って前記第1の端部から前記第2の端部へ伸び、各々が第1の導電体と第2の導電体とを有する、少なくとも4対の導電体を具備する複数の導電体と、を具備し、
    前記ペアのうちの第1のペアの第1の導電体が第1レベルに前記ブロックに沿って伸び、且つ、前記ペアのうちの前記第1のペアの第2の導電体が第2レベルに前記ブロックに沿って伸び、前記第1のペアの前記第1及び第2の導電体が誘導ループを形成することが出来るように、前記第1レベル及び前記第2レベルが互いに充分に隔てられており、
    前記ペアのうちの第2のペアの第1の導電体が、前記第1レベルに前記ブロックに沿って伸び、且つ、前記ペアのうちの前記第2のペアの第2の導電体が前記第2レベルに前記ブロックに沿って伸びて、誘導ループを形成し、前記第1及び第2のペアが前記ブロック上に配置されて前記誘導ループが互いに作用するようにしており、
    第3の導電体ペアの第1及び第2の導電体が前記ブロックに沿って伸び、且つ、前記第1の導電体が前記第1レベルに在り、前記第2の導電体が前記第2レベルとは異なるレベルに在る、
    ことを特徴とするコネクター・ジャック組立体。
  16. 更に、第4の導電体ペアを包含し、該第4の導電体ペアの第1の導電体が前記第1レベルに在り、第2の導電体が前記第1レベルとは異なるレベルに在る
    ことを特徴とする請求項15に記載のコネクター・ジャック組立体。
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